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2024年07月04日 16:20
頸髄完全損傷でリハビリ中の帝王・郄山善廣(57)の支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」(9月3日、後楽園ホール)のメインイベントとして、鈴木みのる(56)と柴田勝頼(44=AEW)のシングルマッチが決定した。 郄山は17年5月4日のDDT大阪大会の試合中、回転エビ固めを仕掛けた際に頸髄を損傷。プロレス界の有志による支援大会が2回開催されたが、2019年8月26日に後楽園で行われた「EMPIRE 2」を最後に、コロナ禍の影響で開催が見送られていた。 この日の会見には、郄山所属会社社長の石原真氏とみのるが出席。石原氏から「体の麻痺が以前よりよくなっているということは正直ない状態です。ですが、本人は元気です。現在も前向きにリハビリに進んでいる状況です。本人からは『頑張っている』とか、そういう言葉を使わないでくれと言われてます。普通に黙々とリハビリをやっていると伝えてくれと言われています」と郄山の現状が報告された。妻・奈津子さんの運転で外食や映画、江ノ島の海を見に行ったりしているが、長時間の外出はまだできていないという。 同大会のポスターには「帝王降臨」の文字もあるが、郄山の来場に関しては「体調(次第)じゃないですかね。本人はいつでも来たいという気持ちは常々あるのですけど、今ここでお約束はできないです」(石原氏)と説明された。 大会は全5試合とトークショーが行われる。メインでは2017年3月の新日本尼崎大会以来となるみのると柴田とのシングルマッチが実現。みのるは「メインベントに関しては、俺がぜひ郄山に見せたい試合だし、見てほしい試合だし、郄山に俺と柴田の試合を見せつけたいというのが一番大きな点かなと。郄山に『どうだ、俺元気だろ』って自慢してやろうと思います」と盟友への思いをのぞかせつつ「俺と柴田のシングルマッチをやるしかないんだろうなというちょっと運命めいた気はしてます。すげえプロレスをやらなければいけないなという」と闘志を燃やした。 5年ぶり3回目の支援大会へ向けみのるは「哀れんでほしくてこういうことを発表してるわけじゃないし、かわいそうだなと思ってほしくていろいろ言っているわけではない。みんなの声で郄山に生きる活力を与えたくてやっているので」と強調。「プロレスファン、郄山ファンの人たちに言いたいのは『俺の力で郄山を立ち上がらせてあげよう』、『俺の気持ちで郄山に生きる元気を与えてあげよう』、『郄山VSドン・フライですごい勇気をもらったからちょっと返そう』、『郄山VS小橋(建太)で感動したからちょっと返そう』、そんな気持ちでいい」と支援を呼びかけていた。
2024年07月07日 06:00
バルセロナ五輪柔道銀メダルの元暴走王小川直也氏(56)が、自身のユーチューブチャンネル「小川直也のハッスルch」を更新。元テレビ朝日アナウンサーで現在はフリーアナの辻よしなり氏(63)がゲスト出演し、破壊王 vs 暴走王の大抗争を振り返った。
辻アナは新日本プロレス中継「ワールドプロレスリング」のメイン実況を務めたことで知られる。1999年1・4東京ドーム事変はもちろんのこと、2000年4月7日の「橋本真也34歳、小川直也に負けたら即引退! スペシャル」まで、破壊王こと故橋本真也さん(享年40)と小川氏の抗争も名実況で盛り上げた。
当時を回顧した辻によると、小川氏は師匠の故アントニオ猪木さんによって取材規制が敷かれており、小川氏の取材を申し込んでも「小川の取材はナシにしてください」と周囲からNGをくらっていたという。「橋本の取材はできても。小川の取材はできない。それをできないと言ったら、完全にアナウンサー失格みたいなところがある。その怒りというか、ストレスというか、そういったものをぶちまけようみたいなところも(実況に)自然と出ちゃったと思う」として、小川氏の当時の印象は「いいわけないでしょ」と苦笑いする。
「プロレスは戦いだ」の信念を貫いた猪木さんは、リング外でも徹底。新日本側に立たざるを得なかった辻アナを敵とみなして、小川氏に近づけなかった。当時の新日本側も小川氏に強烈な敵対心を抱いており「何でそんなに怒りが込みあげちゃうんだろうぐらい」敵視していたという。辻アナは、そうした殺伐とした空気をリング外でもつくり出した「猪木さんはさすがだと思う」と話す。
橋本 vs 小川の決着戦となった「負けたら即引退」はゴールデンタイムで生中継され、「瞬間(最高視聴率)24%を超えた。ものすごい数字をたたき出した」(辻アナ)ほど大きな反響を呼んだ。辻アナら中継陣も「みんなに見てもらいたいという気持ちがすごく強かった。プロレスファンじゃない人も社会現象になってくると、いろんな方が見てくれるので。そのムーブメントをもう一発起こしたいなというときだった」と並々ならぬ決意で臨んだという。
試合は、小川が橋本の猛攻で肩を脱臼しながらもSTO連発でTKO勝ちを収め、橋本を引退に追い込んだ。辻アナは壮絶な死闘に感情移入するあまり、実況中に「泣きながらやっていました」。その上で、数日後に人気の深夜番組「タモリ倶楽部」に出演した際の秘話を明かした。撮影に入る前に、番組の司会を務めるタモリから「辻ちゃん、泣きすぎだよ」と言われたのだという。
辻アナは「タモリさんは、いつも別にプロレスをめちゃくちゃ見ているわけではないですから。タモリさんも見てくださるぐらい、いろんな方が見てくださったと。社会現象にちょっとなったなと。小川と橋本の戦いがプロレスファンじゃない方にも認められたんだと、すごくうれしい一瞬でした」。これには小川氏も「辻さんの実況がなかったら、橋本戦がここまで盛り上がることがなかった」と涙の実況に感謝を述べていた。
橋本さんは11日に19回目の命日を迎える。
2024年07月07日 06:00
女子プロレス「スターダム」のなつぽい(28)が、7月いっぱいで引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)のプロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で涙を流した。
この日は2015年にアクトレスガールズでデビューした同期が集結。なつぽいは安納サオリと組み、角田&本間多恵と対戦した。4人が揃うのは18年12月のアクトレス新木場大会で、安納&角田 vs 万喜なつみ(なつぽい)&本間で試合をして以来、約5年半ぶりとなった。
試合では角田とエルボー合戦で向き合ったなつぽいが最後、はなむけのフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を投下して決着。試合後は泣きながら「うちらが何年後かに引退する時は、1日復帰してよ」と語りかけ引退する角田と約束を交わした。
角田とはプロレスデビュー前の13年に舞台で共演して以来の仲で、アクトレスでは練習生時代から苦楽をともにした。角田について「アクトレスのデビュー戦の時も、前日にみんなから『なつみは絶対に遅刻するから、奈穂ちゃんの家に泊まれ!』って言われて家に転がり込みました。奈穂ちゃんが夜ご飯も朝ご飯もつくって、おもてなししてくれたんです。なんでも話せるお姉ちゃんみたいな存在」と語った。
18年12月にアクトレスを退団して東京女子に参戦し始め、20年9月に同団体との契約を満了。入れ替わるように角田が同年11月に東京女子に参戦となり、同じリングで再会することはかなわなかった。なつぽいは「私が東京女子にいる時に『奈穂ちゃんは東京女子、合うと思うよ』って話をしてたんです。実際すごい輝いてたので、よかったなって」と明かし「東京女子で一緒に戦いたかった気持ちもあったけど、入れ違いになっちゃって。でも、初期メンみんながそれぞれの場所で頑張ってる姿に、活力をもらってました」と振り返った。
今大会は元アクトレス戦士が勢ぞろいし、大盛況で幕を閉じた。「今日素敵な時間を過ごせたのは、人望の厚い奈穂ちゃんのおかげ。感謝ですね」と笑顔を見せ「これからも奈穂ちゃんが見守っててくれてると思うと頑張れる。だからまだまだぽいは頑張る」と決意を示した。
2024年07月07日 06:00
ムッキムキの筋肉女子コンビ、ビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルがWWE女子タッグ王座奪回を宣言した。
元WWE女子王者のビアンカと元AEWのジェイドのスーパーパワーコンビは、4月の祭典「レッスルマニア40」でアスカ&カイリ・セインの「カブキ・ウォリアーズ」からタッグ王座を奪取。ムッキムキの肉体から繰り出すパワーを武器に連勝街道を突っ走ったが、6月の英スコットランド大会でのトリプルスレット王座戦で、地元出身のアンホリー・ユニオン(アルバ・ファイア&アイラ・ドーン)にベルトを奪われた。筋肉女子コンビが直接フォールを取られたわけではなかったものの、ジェイドのキャリアの浅さを露呈する結果ともなっていた。
5日(日本時間6日)のスマックダウンでは、キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルと激突。ジェイドがキャンディス&インディの巧みな連係に捕まり、ローンバトルを強いられた。それでも何とかビアンカに交代すると、元女子王者はキャンディスを後ろに放り投げ、インディにボディープレスをくらわせる破天荒な攻撃を披露。代わったジェイドも、キャンディスにジャンピングキックを見舞ってペースを譲らない。
ここでジェイドとビアンカが連係攻撃。ビアンカがインディを必殺のKOD(変型フェースバスター)叩きつけるのと同時に、ジェイドがキャンディスをジェイデット(同)一発で沈めて、筋肉女子軍が圧勝した。
試合後は、得意のマッスルポーズを2人で決めてアピール。インタビューでは、ビアンカは「ここ何か月は不調だったけれど、この調子でやってやるわ。アルバとアイラからタッグ王座を取り戻す」と力強く宣言。ジェイドも「私たちが勝つのは必然。すぐにタッグ王座に返り咲く」と、ビルドアップされた肉体でスコットランドコンビから早期の王座奪還を誓っていた。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年07月07日 05:01
「ボクシング・ライトフライ級10回戦」(6日、後楽園ホール)
WBC・WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(帝拳)がジャージール・トリニダード(フィリピン)に快勝し、世界前哨戦をクリアした。
2024年07月07日 05:01
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)
WBA王者の井岡一翔(35)=志成=とIBF王者のフェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=が6日、都内で公式計量に臨み、井岡は52・0キロ、マルティネスは52・1キロで、ともにリミット(52・16キロ)をクリアした。この日は井岡の同門で元WBA世界スーパーライト級王者、元WBA世界ライト級暫定王者のロランド・ロメロ(28)=米国=も応援に駆けつけ、井岡は「明日は日本人の強さと闘志を見せて、必ずベルトを統一したい」と勝利を誓った。
両雄はフォトセッション前に、いきなりフェイスオフを始めた。緊張感が一瞬高まったが、マルティネスが陣営の大合唱に合わせて体を動かし始め、改めてのフォトセッションでは井岡のアゴに右拳を向けてみせたり、井岡の背中に手を回したりとノリノリで、井岡は小さく苦笑いだ。
終始、落ち着いた雰囲気だった井岡陣営に対し、マルティネス陣営は会場入りの際から大合唱でお祭り騒ぎと、対照的だった両雄。井岡は記者会見で「明日は圧倒的な強さを見せて統一する、それだけです。必ず勝ちたい」と言い切った。
力強いサポーターも現れた。井岡と同じくトレーナーのイスマエル・サラス氏に師事するロメロが初来日し、計量会場に姿を見せた。
井岡は「ローリー(ロメロの愛称)は今回、ただ僕の試合を応援で来てくれたという形です。ラスベガスに行った時に彼とも同じ時間にトレーニングしたりしたので、その関係で今回、応援に駆けつけてくれてました」と、純粋な友情からの来日だと説明した。
井岡の世界戦は今回で25回目。経験値は圧倒的に上だが「過去の経験より、これからの挑戦の方が大事だと思っている」ときっぱり。「やってきたことにとらわれずに、次の挑戦へ向けての気持ちをより強く持って挑んでいきたい」と、さらなる高みを目指すつもりだ。
2024年07月07日 05:01
「大相撲名古屋場所」(14日初日、ドルフィンズアリーナ)
大相撲の横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が6日、愛知・熱田神宮で奉納土俵入りを行った。約5000人の参拝客の前で力強い不知火型を披露。大きな拍手を浴びた。
腰や脇腹のケガで2場所連続途中休場中。名古屋場所の出場に向けては「もちろん、最善を尽くしてやっている。いい成績を残せるように」と強い意欲を示した。
5日には今場所前初の出稽古で新小結平戸海と11番とり、貫禄を示した。「徐々に仕上がってきているんじゃないかな」とうなずいた横綱。名古屋開催の本場所では優勝しておらず「できることを精いっぱいやるだけ。しっかり盛り上げたい」と抱負を語った。
2024年07月06日 22:32
WWE悪女ユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイが、PLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(6日=日本時間7日、カナダ・トロント)のMITB女子ラダー戦連覇へ向けて大乱闘となった。
MITB戦で天井からつるされたブリーフケースを奪取すれば、いつでもどこでも最高峰王座に挑戦できる。連覇がかかるイヨはライラ・ヴァルキュリア、ティファニー・ストラットン、ナオミ、チェルシー・グリーン、ゾーイ・スタークの5人とブリーフケースを争うが、決戦前日5日(同6日)のスマックダウン(トロント)に姿を見せた。
この日はダメージCTRL前リーダーのWWE女子王者ベイリーが、パイパー・ニブンと一騎打ち。イヨはベルトを奪われた因縁の相手とあって、不機嫌そうな表情で観客席最前列に陣取った。ベイリーにはナオミ、パイパーにはチェルシーがセコンドに就く中、いつの間にか観客席にはライラとゾーイの姿もあった。ベイリーとパイパーが場外乱闘になると、今度はティファニーが花道を歩いてきた。
MITB女子ラダー戦の出場者6人がリング外にそろったのだから、ただでは済まない。まずはナオミとチェルシーが乱闘を始めると、イヨが場外バリケードを乗り越えて実力者ナオミの後頭部を殴りつけた。さらに鉄階段に叩きつけてダウンさせた。続けて花道の新星ティファニーにも襲いかかった。
だが、ティファニーもV候補の一角。イヨをリング横に叩きつけると、すかさずコーナーポスト上段に上がった。場外のイヨ、ライラ、ゾーイにめがけてムーンサルトアタックを発射。ムーンサルトの使い手イヨも口あんぐりとなった鮮やかな一撃で、3人まとめてなぎ倒してみせた。
試合でベイリーがローズプラントでパイパーを下すと、PLE「サマースラム」(8月3日、オハイオ州クリーブランド)での王座挑戦権を手にしているナイア・ジャックスがベイリーを襲撃。ナイアと遺恨のあるミチンも乱入して、WWE女子戦線の混とんぶりを表したが…。
イヨは自身の「X」に、ラダーの絵文字を並べて「私はこれをどう使うべきか、よくわかっている。イヨ・スカイ、2度目のMS.MITB!!! 2023→2024」と記し、2連覇への自信を示していた。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年07月06日 21:56
「ボクシング・10回戦」(6日、後楽園ホール)
WBC・WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(28)=帝拳=が世界前哨戦として、WBPアジアパシフィック(AP)11位、フィリピン1位のジャージール・トリニダード(27)=フィリピン=とメインイベントのライトフライ級10回戦で対戦した。
2024年07月06日 18:11
7月いっぱいで現役を引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)が、自身のプロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で元アクトレスガールズの同期と再会を果たした。
この日、角田は本間多恵と組み、スターダムのなつぽい&安納サオリと激突。4人は2015年にアクトレスでデビューした同期で苦楽を共にした仲間だ。18年12月のアクトレス新木場大会で、安納&角田vs万喜なつみ(なつぽい)&本間で試合をして以来、約5年半ぶりに4人がそろってリングに立った。
試合が始まると、なつぽいと腕を取り合い、互いの力を確かめると、敵軍をコーナーに投げつけ圧倒。だが、次の瞬間、セコンドに就いていた選手全員から串刺し攻撃を食らいピンチを迎えた。
15分過ぎ、本間と合体技を炸裂させ流れを引き寄せた角田は、なつぽいに誉(クロスアーム式DDT)を決め仕留めにかかった。だが、なつぽい&安納の好連係に翻弄され再び窮地に。最後は安納のフィッシャーマンからのなつぽいのフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)で3カウントを献上した。
試合後、マイクを持った角田は「大勢の方から温かい声援をもらえて、こんなすごいメンツに集まってもらえて、力を貸してくださった皆さん本当にありがとうございます」と感謝を述べ、3人に向けて「プロレスラー人生というか、これからの人生においても本当に大切な仲間なので、これからも3人を応援していくよ。みんなも応援していこうね」とファンに呼びかけた。
すると目に涙を浮かべたなつぽいから「この4人でいろんなこと乗り越えたからさ…やっぱり寂しいなって。うちらが、いつか、何年後か引退する時は1日復帰してよ」と語りかけられた角田は「今の聞いたね? ウソつかないでよ? それまでスリムで頑張るわ」と約束した。
安納も「うちら4人は友達とか仲間とか親友って言葉が似合わんくない? やっぱりうちらは初期メンなんや。これからもよろしく」と笑顔を向けられ、本間からは「3人が卒業した後すごく寂しかったけど、今まで諦めないでやり続けて、今日という日を迎えられてうれしい。すべての方に感謝でいっぱいです。最後ケガなく、角田奈穂らしく大泣きして10カウントを迎えてください。ありがとう!」とエールを送られ抱き合った。
最後には3人から背中を叩かれた角田が「本日はありがとうございました!」と絶叫し大会を締めた。気合を注入された角田が25日の引退興行(新木場)まで突っ走る。
2024年07月06日 17:16
東京女子プロレスのインターナショナル・プリンセス王者でアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(25)が、7月いっぱいで引退する角田奈穂(37)プロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で大暴れした。
練習生時代から面倒を見てもらっていた先輩の引退が近づく中、この日荒井は角田のコスチュームを身にまとい、オーバー・ザ・トップ・ロープ(OTR)が採用された「角田奈穂だらけのバトルロイヤル」に出場。角田のコスチュームを着用し角田になりきった瑞希、鈴芽、遠藤有栖、原宿ぽむと対戦した。
先発で入場した荒井は遠藤の髪をつかみ、角田の姑息(こそく)な動きを完全再現すると「私が角田だ!」と絶叫し、けん制し合った。
終盤では瑞希と鈴芽に同時にスタナーを決められ、意識をもうろうとさせると遠藤に投げ飛ばされ、OTRで失格となった。最後は全員をOTRに追い込んだ遠藤が勝利し、本物の角田であることを証明した。
試合後、「私が角田だ」と主張する荒井は「今日試合してみて、やっぱり私が角田だなという気持ちは強くなりました。コスチュームのポイント? それはもう入場の時に着けてたガスマスクですよ。強くなった気がしました」と笑った。
角田との思い出を問うと素に戻った荒井は「一番最初から私のことを気にかけてくださってたんです。初めてのオンラインサイン会とかでもたくさん話かけてくださって本当に優しい先輩でした。引退してしまうのは寂しいですね」と残念そうな表情を浮かべたが「でも今日同じ場所にいられたことで、寂しいだけじゃなくて、すてきな思い出も持った状態で見送れそうです。なので今日は呼んでいただけてありがたかったです」と感謝を述べた。
荒井は角田の引退ロードを見届けつつ、20日の後楽園ホール大会で宮本もかとのタッグで鈴芽&遠藤が保持するプリンセスタッグ王座に挑戦する。「シングルとタッグの2冠王になって、奈穂さんに成長した姿を見てもらいたいです」と意気込んみ「最後まで奈穂さんらしくやり切って笑顔で引退されるのが一番だと思うので、楽しく元気で駆け抜けられるように祈ってます」とエールを送った。
2024年07月06日 15:39
7月で現役を引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)のプロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で昨年引退した元スターダムのひめかが、特別レフェリーとして1日限定復帰を果たした。
角田はアクトレスガールズ時代にお世話になった先輩。この日の第1試合で行われたチェリー対関口翔戦で人生で初めてレフェリーを務めた。
昨年5月に引退したひめかにファンからは大きな歓声が上がる中、現役並みの堂々とした風格で入場。チェリーの反則を指摘し、丸め込み合戦では右手が腱鞘炎になるほどリングを叩き続け、見事にこなした。
だが、6分過ぎ、チェリーと関口にいちゃもんをつけられたひめかはプッツン。ラリアートで2人を吹き飛ばすとコーナーに投げ串刺しラリアートを狙った。これは避けられたものの、最後は小競り合いをする2人を一気に丸め込みまさかの勝利。
試合後、取材に応じたひめかは「勝っちゃいました…。引退してから、久しぶりにリングに上がったので楽しいなって思う反面、めっちゃ疲れた。手も痛いし…。レフェリーと選手のすごさを感じました」と達成感に満ちた表情を浮かべた。
ファンからの大声援をには「ファンの人が『待ってたよ』って言ってくれて嬉しいなと思いましたし、リングって本当に病みつきになるなって。でも私はこれからも裏でみんなを応援します」と笑った。
人生初レフェリーを終えて「自分の右手に選手の運命がかかってる。『そんな重いことある?』って。改めてレフェリーありきだと思いましたね。それは現役の時に知りたかった」と語り「練習? してないです。舞華の家で練習しようとしたら舞華に怒られたんですよ。『床叩いたらうるさい。下の人に迷惑でしょ』って。なので脳内でいろんなシミュレーションしてました」と裏話まで明かした。
最後には25日の新木場大会で引退する角田に対し「奈穂さんの引退は悲しいですね。でも自分も引退した身なので、悲しいよりも笑顔で見送ってほしいはず。だからみんなも笑顔で、そして奈穂さんにはケガせず最後まで走り抜けてほしいです」とエールを送った。
2024年07月06日 15:31
「超RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)
メインイベントで、MMAルール66・0キロ契約5分3回戦で対戦する朝倉未来(31)=ジャパントップチーム=と平本蓮(26)=剛毅會=が6日、東京・五反田で行われたフェイスオフイベントに登場した。
2024年07月06日 12:47
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)
WBA王者の井岡一翔(35)=志成=とIBF王者のフェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=が6日、都内のホテルで公式計量と記者会見を行った。
マルティネスは母国のサッカー選手リオネル・メッシのユニホーム姿で「コーヒー・ルンバ」に乗って登場し、それまでもお祭り騒ぎだった陣営も大合唱した。
井岡は52・0キロ、マルティネスは52・1キロで、ともに公式計量をクリア。いずれもスーパーフライ級のリミット(52・16キロ)を下回った。また、予備検診では、両雄の体調に問題はなかった。
両雄はフォトセッションの前にいきなりフェイスオフを始めて緊張感が一瞬、高まったが、マルティネスが陣営の大合唱に合わせて体を動かし始め、フォトセッションでは井岡のアゴに右拳を向けたり、井岡の背中に手を回したりとノリノリで、井岡は苦笑いだ。
記者会見では井岡が「試合に向けてこれからの時間を自分のプロセスの中で抜かりなくやっていきたい。明日は圧倒的な強さを見せて統一する、それだけです。必ず勝ちたいと思っています」、マルティネスが「明日は戦争になる。2人は偉大なチャンピオンなので、いい試合ができると思う」と意気込みを述べた。
この試合の模様はABEMAで午後3時45分から無料生配信される。
2024年07月06日 07:18
◆新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2024」(5日、東京武道館)観衆2423
新日本プロレスは5日、東京武道館で「NEW JAPAN SOUL 2024」を開催した。
第3試合は「田口隆祐復帰戦」として、今年4月の交通事故以降、欠場中だった田口隆祐がタイガーマスク、本間朋晃、永田裕志、棚橋弘至と組んで金丸義信、SHO、成田蓮、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILと対戦。
田口は4月にバイク運転中に飛び出してきた犬を避けようとして単独転倒。病院での診断の結果、前額部挫滅傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷で同月20日の東京・町田大会から欠場していた。
4月6日の両国国技館大会以来、3か月ぶりの復帰戦で田口は先輩たちのアシストを受けて躍動。終盤には永田と腕固めの競演を見せ、白目の神を降臨させた。試合は本間がEVILに敗れたがバックステージで棚橋は「田口監督、お帰り! つねにコロナの時も、明るい話題を田口ジャパンで、ずーっと、エネルギーを出し続けた田口監督が帰ってきた。これからさらに、盛り上がっていきますよ!」と喜んだ。
田口は「何とかまたリングに戻ってこれて、そして、生きてリングを降りれたことは、まずは一歩ですね」とかみしめ「SHO 選手がね、俺を『犬以下だ』と。犬以下という発言がありましたけど、犬以下でいいですよ。犬以下で。犬を助けた私は、犬以下ですよ。犬を助けました、そんな命ですよ。虫ケラ……虫ケラって言ったら虫にも失礼ですけど。でも、何かの、誰かのために役に立つなら、この命、いくらでもなげうって助けますよ。今、新日本隊がピンチですから私の命をそこに捧げますよ。……うまくまとまりましたね」とコメントしていた。
◆7・5東京武道館全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○藤田晃生、ザック・セイバーJr.(6分20秒、Abandon Hope→エビ固め)外道●、KENTA
▼第2試合 20分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、グレート―Oカーン―、TJP(9分18秒、ファイヤーボール→エビ固め)TAKAみちのく●、上村優也、SANADA
▼第3試合 田口隆祐復帰戦 20分1本勝負
金丸義信、SHO、成田蓮、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILグ・オブ・ダークネス”EVIL(11分31秒、EVIL→片エビ固め)田口隆祐、タイガーマスク、本間朋晃●、永田裕志、棚橋弘至
▼第4試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○カラム・ニューマン(11分59秒、サムソンクラッチ)YOSHI―HASHI●
▼第5試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○ボルチン・オレッグ(16分27秒、カミカゼ→エビ固め)タイチ●
▼第6試合 内藤哲也&BUSHI凱旋試合 30分1本勝負
△BUSHI、鷹木信悟、内藤哲也(30分00秒、時間切れ引き分け)ティタン、高橋ヒロム、辻陽太△
▼第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権 60分1本勝負
○挑戦者・DOUKI(21分14秒、スープレックス・デ・ラ・ルナ)王者・エル・デスペラード●
2024年07月06日 06:25
◆新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2024」(5日、東京武道館)観衆2423
新日本プロレスは5日、東京武道館で「NEW JAPAN SOUL 2024」を開催した。
第4試合の「G1 CLIMAX 34」Aブロック出場者決定トーナメント決勝戦でYOSHI―HASHIとカラム・ニューマンが対戦。試合は、ニューマンがサムソンクラッチで3カウントを奪取。「G1初出場を決めた。試合後、21歳のニューマンは「俺は『G1 CLIMAX』の最後の出場者となった。G1史上最年少の出場者だ。今ここでG1制覇を約束することはしない。でも明日イギリスに帰って、両親と飼い犬を抱きしめたら、日本に戻ってくる。G1制覇とは言わない。俺は、G1史上、最強のスターになってやる」と見据えた。
第5試合は、「G1 CLIMAX 34」Bブロック出場者決定トーナメント決勝戦でボルチン・オレッグとタイチが激突。試合はオレッグが、F5からとカミカゼにつないで激勝。デビュー1年3か月で「G1」初参戦を手にした。オレッグは「G1に向けて、プレッシャーじゃないけど、自信になるし、これだけ強い先輩に勝って、(G1で)誰かに負けたらすごいイヤな気分になると思う、自分で。だから今は、G1で絶対勝たなきゃいけないと思うけど、あと2週間ぐらいしかないけど、ちゃんと調整して、相手の試合見て、G1に向けて、絶対優勝するように頑張ろうと思うんで。ここまで来たら優勝したいし、優勝したらとりあえず、カザフスタンの選手として、レスリングの選手として、ヤングライオンとして、先輩のおかげとして、勝つようにしたいです」と宣言した。
◆7・5東京武道館全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○藤田晃生、ザック・セイバーJr.(6分20秒、Abandon Hope→エビ固め)外道●、KENTA
▼第2試合 20分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、グレート―Oカーン―、TJP(9分18秒、ファイヤーボール→エビ固め)TAKAみちのく●、上村優也、SANADA
▼第3試合 田口隆祐復帰戦 20分1本勝負
金丸義信、SHO、成田蓮、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILグ・オブ・ダークネス”EVIL(11分31秒、EVIL→片エビ固め)田口隆祐、タイガーマスク、本間朋晃●、永田裕志、棚橋弘至
▼第4試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○カラム・ニューマン(11分59秒、サムソンクラッチ)YOSHI―HASHI●
▼第5試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○ボルチン・オレッグ(16分27秒、カミカゼ→エビ固め)タイチ●
▼第6試合 内藤哲也&BUSHI凱旋試合 30分1本勝負
△BUSHI、鷹木信悟、内藤哲也(30分00秒、時間切れ引き分け)ティタン、高橋ヒロム、辻陽太△
▼第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権 60分1本勝負
○挑戦者・DOUKI(21分14秒、スープレックス・デ・ラ・ルナ)王者・エル・デスペラード●