2024年07月04日 17:28
「広島−阪神」 <7月4日 マツダスタジアム 13回戦> 試合開始 18:00 先攻:阪神 後攻:広島 ◆ 広島東洋カープ (中)秋山 (遊)矢野 (三)小園 (一)坂倉 (右)野間 (捕)石原 (二)菊池 (左)堂林 (投)アドゥワ ◆ 阪神タイガース (中)近本 (二)中野 (左)前川 (一)大山 (三)佐藤輝 (右)島田 (捕)梅野 (遊)小幡 (投)村上
2024年07月07日 10:00
2点リードの8回、佐藤都志也に痛恨の逆転打を浴びた
■ロッテ 4ー3 西武(6日・ベルーナドーム)
パ・リーグ最下位に低迷する西武は6日のロッテ戦(ベルーナドーム)に3-4で逆転負け。ロッテに今季10戦全敗を喫し、両リーグ最速の50敗となった。なぜ、ここまで同じ相手に勝てないのだろうか。
継投は裏目に出た。3-1とリードして迎えた8回の守り。好投していた先発・隅田知一郎投手が1死から3連打を浴び1点差に迫られ、なおも1死一、三塁のピンチを招いた。渡辺久信GM兼監督代行は、来日1年目左腕のジェフリー・ヤン投手にスイッチ。しかし、佐藤都志也捕手に154キロ速球を右翼線へ運ばれ、逆転2点二塁打となって、手中にしかけていた勝利を逃した。
「佐藤くんはそれまで全打席で隅田にタイミングが合っていたので、嫌な感じがしてヤンに代えましたが、結果的に逆転打を許してしまった。継投ミスで私の責任かなというところです」と渡辺監督代行。隅田の投球数はまだ99球だったが、佐藤には4回に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びており、一方リリーフしたヤンは、6月5日から今月2日まで11試合連続無失点。継投のタイミングが誤りだったとも思えない。
ただ、ヤンの連続試合無失点は、前日(5日)の同カードでの2失点(自責1)で途切れ、いい流れが止まっていた。佐藤とは初対戦だったが、ストレートに的を絞りやすい状況に追い込まれていた。初球と2球目はいずれも、スライダーがストライクゾーンを大きく外れた。150キロのストレートで1ストライクを取るも、4球目はまたもやスライダーが外れ、ボールが先行。5球目に外角高めの154キロのストレートで空振りを奪い、フルカウントに持ち込んだが、もはや変化球でストライクを取れる確率が低いのは、はた目にも明らかだった。
それでも勝負を分けた6球目に、古賀悠斗捕手は変化球のサインを出していた。古賀は「最悪の場合、歩かせて(1死満塁でネフタリ・ソト内野手と勝負)もいいと思いました」と言うが、ヤンが首を横に振り、結果的に真ん中やや内寄りに行った154キロのストレートをとらえられた。バスターエンドラン決まるも、一走が二塁ストップ「十分、三塁まで行けた」
平石洋介ヘッド兼打撃戦略コーチは「シーズン序盤に苦しんでいたヤンが、11連続無失点に抑えることができたのは、変化球でストライクが取れるようになったからです。ただ今日に関しては、ストライクを取りにくそうでしたね」と悔やんだ。紙一重の攻防だった。
一方、西武打線は今季ずっと得点力不足に悩まされているが、特にロッテ戦となると10試合で17得点。1試合平均1.7点しか取れていない。この日は相手先発の種市篤暉投手から、3回に岸潤一郎外野手の右前適時打と栗山巧外野手の右犠飛で2点を先行したが、その後に追加点のチャンスを逃している。渡辺代行が「前半に、もうちょっと点を取れたと思うが、細かいミスが出たりした」と無念の表情で振り返る。
4回、先頭の松原聖弥外野手が右前打で出塁し、続く古賀は“バスターエンドラン”を決め、打球を右前に運んだ。しかし、一塁走者の松原はスタートを切った際に少し足を滑らせ、二塁にストップ。平石ヘッドは「(足を滑らせていたとしても)十分、三塁まで行けたと思います。松原には試合後に『あそこは仮に五分五分のタイミングだったとしても、三塁を狙ってほしい場面だった』と、こちらの考えを伝えました」と明かす。続く児玉亮涼内野手の送りバントも、強めに投前へ転がり、二塁走者が三塁で封殺され、チャンスは広がらなかった。平石ヘッドは「あそこで勢いが止まってしまいましたね」と振り返った。
ここまで勝てないと、ロッテへの苦手意識も強まる。渡辺代行は「同じ相手だし、同じプロだけれど、変なバッテリーミスも出るしね(8、9回の守りで2暴投)」と首をひねる。8日の同カードでは、トレードでソフトバンクから獲得したばかりの野村大樹内野手を出場選手登録する予定だ。嫌な流れを変えるきっかけになるか。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2024年07月07日 10:00
左大胸筋の筋損傷から戦列復帰し、6月27日のソフトバンク戦(京セラ)で5回2安打無失点の好投で復活星を挙げたオリックス・宮城大弥投手(22)。久々にスポットライトを浴びた一戦を振り返るとともに、復帰登板にたどり着くまでの裏側や心情を明かした。
「いや〜恥ずかしかったですね」。ソフトバンク戦で今季3勝目を挙げ、4月13日・日本ハム戦以来のお立ち台に上がった宮城は、久々のヒーローインタビューをこう振り返った。ただ、1軍に復帰できたからこそ見られた光景があった。壇上からスタンドを見渡すと、笑顔で拍手、声援をくれるファンの姿がうれしかった。
5月8日・楽天戦(秋田)先発後、左大胸筋の筋損傷を負った。そこからしばらくキャッチボールできなかった日々が何よりも辛かった。「暇が増えすぎて普段、あまり見ないドラマを見たり映画を見たりしていました」。自宅で治療器具を使用しながら視聴し、気を紛らわせていたという。
自炊する時間もできたため、簡単に調理のできる「男の料理」に挑戦。レパートリーは多くないが、「胸をケガしたので鶏胸肉を食べていました」と、食事面でも復帰に向けて力を蓄えた。
宮城いわく試合で投げた日よりも喜びを感じたのは、キャッチボールができた瞬間だ。「久々に再開した時が、投げられる喜びが一番大きかったかなと」。昨季までのプロ4年間は、大きな故障での離脱を経験したことがなかった。今後の野球人生を考えた上で、今回の故障をあえてプラスに捉えている。
「自分の中ではそういう経験ができて良かったなというか、若いうちに経験できたことが今後につながる可能性が高いので。ケガしたのは準備不足だと思います。同じ環境で投げられている人もいれば、ケガをする人もいる。もうちょっとそこは準備しなきゃいけない。それがプロとしての行動だと思いますので」
50日ぶりの1軍戦先発マウンドは、60球の球数制限があった。四回時点で70球に到達。それでも中嶋監督に続投を志願した。「先発して投げるからには最低限、5回以上を投げたいですし」とエースとしてのプライドが許さなかった。意地の85球だった。
次回は9日からの首位・ソフトバンク2連戦中に先発する可能性が高い。宮城は強い気持ちで、残り68試合を戦うつもりだ。「本当に投げる試合は全部勝ちたいので」。リハビリ期間を経て、より一層、自覚と覚悟が増したように映る。(デイリースポーツ・関谷文哉)
2024年07月07日 09:23
ウォードはカブス戦で頭部付近への投球にヘルメットを飛ばしながら避けた
【MLB】エンゼルス 7ー0 カブス(日本時間7日・シカゴ)
エンゼルスのテイラー・ウォード外野手を、またしても“悪夢”が襲った。頭部死球からわずか1週間で、再び剛速球が頭部付近へ。これにはファンも「ウォードにまた当たりそうになったの怖すぎ」「ウォードの頭に投げるのいい加減にしろよ」と怒り心頭だ。
6日(日本時間7日)に敵地で行われたカブス戦。3回先頭で打席に入ったウォードは、元阪神のコルテン・ブルワーが投じた7球目、93.9マイル(約151.1キロ)が高めに向け、驚いたようにしゃがんでヘルメットを飛ばしながら避けた。幸い当たることはなかったが、球場はどよめきに包まれた。
米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は「94マイルがちょうどウォードの頭があった場所に」として映像を公開。ファンは「ウォードに何をする」「危ない なんで、ウォードさん、ばっかり」「ほんとウォードの顔辺りにボール投げるのやめて…(涙)」「ウォードに顔付近の球いく度にブチ切れてしまう やめてください本当に」「ブルワーズは最悪だ」と心配した。
ドジャースに移籍した大谷翔平投手と昨季までともにプレーしたウォードは、ここまで85試合の出場で打率.236、14本塁打、44打点。トラウト、レンドンらが離脱している中、苦しむチームの中で30歳は奮闘を続けている。(Full-Count編集部)
2024年07月07日 09:19
元中日監督の落合博満氏が7日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演。
2024年07月07日 09:12
◆ ダルビッシュ有が制限リスト入り
現地時間6日、サンディエゴ・パドレスはダルビッシュ有投手(37)が制限リストに入ることを発表した。
MLB13年目のダルビッシュは今季11試合に先発し、4勝3敗、防御率3.20という成績。現地時間5月19日のブレーブス戦では日米通算200勝を達成した。同6月1日から左鼠径部痛により負傷者リストへ入り、同18日に1Aフォートウェインでリハビリ登板。同24日のメジャー復帰が予定されていたが、右肘の炎症により延期となっていた。
今回の制限リスト入りに関して、マイク・シルト監督は「家族に関する個人的事情」によるものであると現地メディアに説明。復帰時期は未定としている。
2024年07月07日 09:00
● ヤクルト 1 − 4 巨人 ○
<13回戦・神宮>
6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた江本孟紀氏が、ヤクルト先発・高橋奎二について言及した。
高橋は初回二死一塁から4番・岡本和真に2ランを浴びた。江本氏はこの投球に「今のなんかでも変化球を投げようとしているんですけど、緩いボールはストライクからボールにしないとね。今のはちょうど真ん中に入ってきて、あたりは完璧じゃなかったんですけど、配球を含めてもったいない。いつも同じ失敗をしている」とチクリ。
また、江本氏は「球質の問題。球は速いけど球質が悪い。もう一つは動かすボールがかっこいいと思って一生懸命変化球を投げたがる。これだけ速いボールを投げられるのだから。ちゃんとしたストライクを取れる変化球があれば十分なんですよ」とアドバイス。
0−2の2回、村上宗隆の打席での巨人・グラフィンの投球について江本氏は「強打者村上に投げている配球、高橋に参考になる攻め方をしている」と解説。「他人の(配球)を見て真似していかないとね。入り方、ピッチングの組み立てというかね、そこに見合った球を投げている。ピッチャーとしては完璧な攻め方。こういうデータを見せて研究した方がいい。今のグリフィンの入り方、そうするとちょっとわかってくる。完璧に意図を持って攻めている」と話した。
なお、この日の高橋は6回・109球、6被安打、9奪三振、3与四死球、2失点だった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月07日 08:40
◆ 「あとはもう故障だけなんですよ」
巨人は6日、ヤクルトとの試合(神宮)に4−1で勝利。先発・グリフィンが8回4安打1失点の快投を見せ、最後は守護神・大勢が締めくくった。
復帰後2試合目の登板となった大勢は、3点リードの9回から登板。先頭の西川遥輝を空三振に仕留めると、続く宮本丈は遊ゴロに打ち取り、最後は山田哲人を三球三振に抑え、3人でピシャリ。ケガの影響を全く感じさせない圧巻の投球を見せ、今季9セーブ目をマークした。
完璧な投球を見せた大勢について、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の平松政次氏は「ボールは速いし、変化球はあるしなかなか打てないですもんね。あとはもう故障だけなんですよ。ケガをいかにしないか、これが課題でしょうね」とコメント。
また同番組に出演した解説者の館山昌平氏は「前回登板は全球ストレートのみでいきましたけど、この試合ではフォーク、スライダーと色んな球種を投げ分けながら抑えていたので、これで完全復活と言って良いんじゃないでしょうかね」と見解を述べた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年07月07日 08:35
「1球1球初回から全力で行って、ゾーンでしっかり勝負して長いイニング投げられるように頑張りたいと思います!」。
2024年07月07日 08:30
◆ 「羽月選手だからこそスタートが切れた」
広島は中日に連敗し3カード連続の負け越し。最終回はまさかの幕切れで試合終了となった。
1点を追う9回、中日の守護神・マルティネスを攻め一死二・三塁の好機を作ると、代打・松山竜平の打球は三邪飛となり、中日の三塁手・福永裕基が背走しながらスライディングキャッチしたのを見て、三塁走者・羽月隆太郎はタッチアップで本塁へ突入。しかし、福永の正確な送球でタッチアウトとなり、最後は併殺でゲームセットとなった。
試合後、新井監督は「羽月は良くスタートを切った。でも、これは福永君のファインプレーだったと思います」とコメントした。
この一連のプレーに対し、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の館山昌平氏は「本当に難しいプレーなんですけども、羽月選手だからこそスタートが切れた。もっと言うと、一塁ランナーに羽月選手が入ったので、坂倉選手がフォアボールになったというのがあって、この展開が作れたわけなんですよ」とコメント。
続けて「福永選手が後ろの体勢からワンバウンドでストライク送球をするわけじゃないですか。ランナーと交錯するかもしれない、被るかもしれないという中で、あれはもう最高のプレーだったので仕方ないですよ」と新井監督と同じく三塁手・福永の好プレーだったと結論付けた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年07月07日 08:20
◆ 「もったいなかった…」
日本ハムは6日、オリックスとの試合(ほっと神戸)に1−4で敗戦。3連敗で4位に後退した。
2回に先頭の田宮裕涼が四球を選び出塁すると、続く万波中正の打席で一塁走者・田宮が盗塁を試み成功。しかし、その後二死二塁となると二塁走者の田宮は、捕手・森友哉のけん制球でタッチアウトとなりチャンスを活かせず。
奪った得点は6回の内野ゴロの間に挙げた1点のみと、オリックス投手陣に3安打に抑えられ、今季5度目の3連敗。今季ワーストの借金「2」となり、楽天に抜かれ4月以来の4位転落となった。
3連敗の日本ハムについて、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の館山昌平氏は「攻撃面・守備面ともに詰めが甘いと言いますか…」とバッサリ。
続けて「初回のノーアウト三塁から点が入らないのは仕方ないとは思うんですけど、2回の牽制飛び出しアウトですよね。少しでも大きなリード、良いスタートを切るのもあるとは思うんですけど…試合を動かしていく中で、少しもったいなかったなと思いますね」と田宮の牽制アウトについて言及。
さらに「あとは5回裏の紅林選手の犠牲フライの場面なんですけども、二塁走者が飛び出していたので、レフトからセカンドへとすぐに送球していれば、(本塁生還よりも先にアウトとなり)この失点も無かったんですよね…。これを良いきっかけに、また細かい面を再確認して欲しいなと思いますね」と5回裏の守備についてコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年07月07日 08:10
◆ 7回1失点の力投に館山氏「ここから上がってくるのではないか」と期待
昨日延長戦の末敗れた阪神は6日、DeNAとの第2戦目を2−1で勝利した。阪神先発は6月7日以来の勝ち星を狙う伊藤将司。立ち上がりから無失点の好投を続けるも4回、オースティンに先制の第9号ソロを浴びる。しかしその後は走者を許すも安定した投球を続け、7回83球・5安打3奪三振1四球1失点で4勝目を手にした。
力投が実った伊藤に対し、6日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』の解説・平松政次氏は「昨年は勝ち頭だったが、今年は内容的に昨年より良くない。しかしエース格だから、そういう意味ではよく頑張っている」と評価した。
館山昌平氏は伊藤の投球内容について「4回に本塁打を打たれた後は、次の1点はやらないというように投げていた」と称賛。「試合の流れも非常に読める投手だし、軸になっていかなければいけない。勝てない時期が一か月近くあったが、ここから上がってくるのではないか」と今後の投球にも期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年07月07日 08:08
● マリナーズ 4−5 ブルージェイズ ○
<現地時間7月6日 T-モバイル・パーク>
トロント・ブルージェイズが接戦を逃げ切り連敗ストップ。
2024年07月07日 08:07
シルト監督「我々は彼のプライバシーを尊重したいと思っている」
パドレスのダルビッシュ有投手が制限リスト入りすることになる。マイク・シルト監督が6日(日本時間7日)に明かしたと、地元ラジオ局「97.3 The Fan」が伝えた。
同局によれば、取材に応じたシルト監督は「彼はチームを少し離れることになる。制限リストに入ることになる。家族に関わる個人的な事情に対応しているところだ。我々は彼のプライバシーを尊重したいと思っている」と説明した。
また「フィジカル面ではいい状態だと、みんなに知ってもらいたいと彼は思っている。パドレスファミリーだから、彼のことを支えていくつもりだ。しかし現在は少し休むことになる」と話した。復帰時期については「無期限になるだろう。予定はわかっていない。我々がまずやっておきたいことは、ユウがチームに愛され、支えられていると感じられるようにしていくことだ」強調した。
ダルビッシュはここまで11試合に登板して4勝3敗、防御率3.20。5月29日(同30日)のマーリンズ戦に先発も3回66球で降板し、6月1日(同2日)に左足付け根の張りで15日間の負傷者リスト(IL)に入った。
その後、19日(同20日)に1Aで調整登板を行い、25日(同26日)の復帰が見込まれていたが延期となっていた。MLB公式のパドレス番AJ・カサベル記者は、シルト監督が「肘に軽い炎症がある」と説明したと報じていた。(Full-Count編集部)
2024年07月07日 08:00
6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人打線について言及した。
江本氏は「ジャイアンツ打線が多少つながっているのは、見ていてもわかるように相手の失投を逃さなくなっていますよね。今までは打ち損じていたボールを、ほとんど甘い球をヒットにしている。そういうところは打線の好調さにつながっている」と分析した。
巨人打線は直近10試合で二桁安打が4度。5日のヤクルト戦が15安打10得点、6日のヤクルト戦も12安打4得点だった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月07日 08:00
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
阪神が連敗を2で止めて、再び貯金1とした。6月以降に勝率5割から借金生活突入を阻止するのは4度目となった。岡田監督は球団では歴代単独トップとなる通算515勝目を挙げた。元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏は「改めて思うのは投手陣の整備のうまさ」と祝福した。
◇ ◇
岡田監督が阪神監督最多となる通算515勝ということで、おめでとうございます。私が阪神に入団して、2軍の時から見てもらっていましたが、1軍の監督をされてから選手として一緒に戦わせてもらったのは、2004年からの3年間。改めて思うのは投手陣の整備のうまさでしょうか。
05年の優勝時で言うと、ウィリアムス投手、藤川投手、久保田投手の「JFK」が有名ですが、その勝利の方程式を確立させただけでなく、同時に、劣勢の展開などで投げる形として桟原投手、橋本投手、江草投手の「SHE」もつくった。リリーフ6人が強いという陣容でしたが、これはなかなかできることではないですね。
昨年からのつながりでは、ビーズリーを先発に転向させた見極めもですし、今年も雨天中止などもあった中で、安定して長いイニングを投げられる才木投手を日曜日から火曜日に持っていくとか。昔もそうでしたが、今も投手の運用に関しては、本当に細かく考えられているのが分かります。
おそらく岡田監督のことなので、515勝というのは特に意識されていなかったでしょうし、まだまだ続いていく通過点の数字だと思います。