2024年07月04日 17:10
「日本ハム−ロッテ」(4日、エスコンフィールド) 試合前練習中のブルペンに、新庄監督が足を向け、ピッチングする山本拓への指導が始まった。教えたのは投球術。「次、カーブ投げて」。「次はクイックでストレート」。最後には「十分、十分」とうなずいてグラウンドに戻った。 身長167センチと小柄な山本拓。打者目線から真っ直ぐは下から伸びてくるイメージになる。新庄監督はヘッドアップした打撃フォームをしながら、「真っ直ぐの後にカーブを投げると目線が上がる」と体格を生かした投球術を伝授。「カーブと、力感のないシュートでファウル打たせて、でクイックで、アウトコースに伸びていくまっすぐ。まっすぐが150キロの腕の振り、カーブが155キロの腕の振り。まあ、打てない」と話した。 山本拓は「新庄監督は『一個目線を変えるカーブがあればすごい有効な球種になる』っていう話しはされたので、意識して。監督が言っていることなのでどんどんやっていきたいなと思います」とやりとりを明かす。 これまでのスタイルを「リリーフでどうしてもストレート速いカットボール、速い変化球になりがちだった」と明かす。とはいえカーブは「自信がないわけじゃないボール」と持ち球の一つ。「勇気を持って緩いボールを投げることで投球の幅も広がりますし、もっと楽に抑えられるようになるよと言われました」。緩急を生かす投球で、レベルアップを狙う。
2024年07月07日 09:00
● ヤクルト 1 − 4 巨人 ○
<13回戦・神宮>
6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた江本孟紀氏が、ヤクルト先発・高橋奎二について言及した。
高橋は初回二死一塁から4番・岡本和真に2ランを浴びた。江本氏はこの投球に「今のなんかでも変化球を投げようとしているんですけど、緩いボールはストライクからボールにしないとね。今のはちょうど真ん中に入ってきて、あたりは完璧じゃなかったんですけど、配球を含めてもったいない。いつも同じ失敗をしている」とチクリ。
また、江本氏は「球質の問題。球は速いけど球質が悪い。もう一つは動かすボールがかっこいいと思って一生懸命変化球を投げたがる。これだけ速いボールを投げられるのだから。ちゃんとしたストライクを取れる変化球があれば十分なんですよ」とアドバイス。
0−2の2回、村上宗隆の打席での巨人・グラフィンの投球について江本氏は「強打者村上に投げている配球、高橋に参考になる攻め方をしている」と解説。「他人の(配球)を見て真似していかないとね。入り方、ピッチングの組み立てというかね、そこに見合った球を投げている。ピッチャーとしては完璧な攻め方。こういうデータを見せて研究した方がいい。今のグリフィンの入り方、そうするとちょっとわかってくる。完璧に意図を持って攻めている」と話した。
なお、この日の高橋は6回・109球、6被安打、9奪三振、3与四死球、2失点だった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月07日 08:40
◆ 「あとはもう故障だけなんですよ」
巨人は6日、ヤクルトとの試合(神宮)に4−1で勝利。先発・グリフィンが8回4安打1失点の快投を見せ、最後は守護神・大勢が締めくくった。
復帰後2試合目の登板となった大勢は、3点リードの9回から登板。先頭の西川遥輝を空三振に仕留めると、続く宮本丈は遊ゴロに打ち取り、最後は山田哲人を三球三振に抑え、3人でピシャリ。ケガの影響を全く感じさせない圧巻の投球を見せ、今季9セーブ目をマークした。
完璧な投球を見せた大勢について、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の平松政次氏は「ボールは速いし、変化球はあるしなかなか打てないですもんね。あとはもう故障だけなんですよ。ケガをいかにしないか、これが課題でしょうね」とコメント。
また同番組に出演した解説者の館山昌平氏は「前回登板は全球ストレートのみでいきましたけど、この試合ではフォーク、スライダーと色んな球種を投げ分けながら抑えていたので、これで完全復活と言って良いんじゃないでしょうかね」と見解を述べた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年07月07日 08:35
「1球1球初回から全力で行って、ゾーンでしっかり勝負して長いイニング投げられるように頑張りたいと思います!」。
ロッテの中森俊介は17時から行われる西武戦に先発する。
中森は前回登板の6月26日の楽天戦、「調子はそこまでよくなかったんですけど、勝てて良かった」と、5回2/3・89球を投げ、5被安打、3奪三振、0与四球、1失点で先発投手では初勝利を手にした。
5回2/3で降板した6月12日のDeNA戦、翌日の取材で「6回を投げ切りたかった」と話していたが、前回登板の楽天戦は4−1の6回に先頭の辰己涼介を投ゴロ、続く浅村栄斗を遊ゴロに打ち取り簡単に2アウトとしたが、2安打されていた鈴木大地を迎えたところで降板となった。
中森は「代える代えないの判断はベンチ。僕はそこで代えられるようなピッチングをしていただけなので、圧倒的なピッチングというか、しっかり投げていれば代えられることはない。そこは自分の力不足なので、そこはどんどん補えるように頑張っていきたいと思います」と“代えられないような投球”することを誓った。
投げる体力については、「球速帯的にはそこまで最初から出ていなかったので、大幅に落ちることはなかったんですけど、もう少しまっすぐで押せた方がピッチング的には楽に進めていける。そこはメカニック、フォームのところもありますし、投げる体力、どんどん投げて根本的な体力をつけないといけないですし、やることがたくさんありますね」と課題点を挙げた。
前回登板では失点した5回、一死二塁から太田光を2ストライクから左安、続く小郷裕哉も2ボール2ストライクから5球目のストレートを左犠飛と、追い込みながらも安打と犠飛で失点した場面はもったいなかった。
「太田さんがその前のファウルの感じから見て変化球外マークしているなというイメージがあった。それでインコースのまっすぐを投げたんですけど、もうちょっと球威があったら差せてたと思いますし、コース的にはいいところ行ったんですが、自分の力不足」。
「小郷さんは最後インコースを詰まらせてポップフライで打ち取りたいなと言われたんですけど、ちょっと中に入っちゃったので、その分外野まで運ばれた。要所のコントロールは大事だと思っています」。
反省の言葉が並んだが、4−1の6回に辰己を2ボール2ストライクから投じた6球目のインコースで投ゴロに仕留めた投球は良かった。「あれは勝手にマッスラしてくれたので自分の持ち味は出せたかなと思います」と振り返った。
◆ フォーク
前回は落ち球にチェンジアップではなく、フォークを選択。
「前々回の試合の時に(チェンジアップが)あまり扱えていなくて、キャッチボールをやっていたんですけど、手首が寝る分、その後の球に影響が出るというのを考えるとフォーク。チェンジアップを消したわけではないですけど、フォークが一番扱えていたので、フォークを選択した形ですね」。
6月5日の日本ハム二軍戦で握りを変えたチェンジアップに手応えを掴んでいたが、その日によって感覚が良かったり、悪かったりというのがあるのだろうかーー。
「そうですね、バッターにもよりますけど、本当に自分のその日の感覚の良い球を投げるという形にしています」。
前回登板から1度登録を抹消し、再昇格をしての先発となる。中森本人は中6日で投げたいという思いはあるのだろうかーー。
「それは、もちろん投げたいです。僕は1試合1試合結果を出していかないといけない立場。1試合1試合アピールしてまずは、中6日というよりかは目の前の1試合1試合という形で頑張りたいと思います」。
中6日で先発するためにも、とにかく今は結果を残し、チームからの信頼を勝ち取りたい。
取材・文=岩下雄太
2024年07月07日 08:30
◆ 「羽月選手だからこそスタートが切れた」
広島は中日に連敗し3カード連続の負け越し。
2024年07月07日 08:20
◆ 「もったいなかった…」
日本ハムは6日、オリックスとの試合(ほっと神戸)に1−4で敗戦。3連敗で4位に後退した。
2回に先頭の田宮裕涼が四球を選び出塁すると、続く万波中正の打席で一塁走者・田宮が盗塁を試み成功。しかし、その後二死二塁となると二塁走者の田宮は、捕手・森友哉のけん制球でタッチアウトとなりチャンスを活かせず。
奪った得点は6回の内野ゴロの間に挙げた1点のみと、オリックス投手陣に3安打に抑えられ、今季5度目の3連敗。今季ワーストの借金「2」となり、楽天に抜かれ4月以来の4位転落となった。
3連敗の日本ハムについて、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の館山昌平氏は「攻撃面・守備面ともに詰めが甘いと言いますか…」とバッサリ。
続けて「初回のノーアウト三塁から点が入らないのは仕方ないとは思うんですけど、2回の牽制飛び出しアウトですよね。少しでも大きなリード、良いスタートを切るのもあるとは思うんですけど…試合を動かしていく中で、少しもったいなかったなと思いますね」と田宮の牽制アウトについて言及。
さらに「あとは5回裏の紅林選手の犠牲フライの場面なんですけども、二塁走者が飛び出していたので、レフトからセカンドへとすぐに送球していれば、(本塁生還よりも先にアウトとなり)この失点も無かったんですよね…。これを良いきっかけに、また細かい面を再確認して欲しいなと思いますね」と5回裏の守備についてコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年07月07日 08:10
◆ 7回1失点の力投に館山氏「ここから上がってくるのではないか」と期待
昨日延長戦の末敗れた阪神は6日、DeNAとの第2戦目を2−1で勝利した。阪神先発は6月7日以来の勝ち星を狙う伊藤将司。立ち上がりから無失点の好投を続けるも4回、オースティンに先制の第9号ソロを浴びる。しかしその後は走者を許すも安定した投球を続け、7回83球・5安打3奪三振1四球1失点で4勝目を手にした。
力投が実った伊藤に対し、6日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』の解説・平松政次氏は「昨年は勝ち頭だったが、今年は内容的に昨年より良くない。しかしエース格だから、そういう意味ではよく頑張っている」と評価した。
館山昌平氏は伊藤の投球内容について「4回に本塁打を打たれた後は、次の1点はやらないというように投げていた」と称賛。「試合の流れも非常に読める投手だし、軸になっていかなければいけない。勝てない時期が一か月近くあったが、ここから上がってくるのではないか」と今後の投球にも期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年07月07日 08:08
● マリナーズ 4−5 ブルージェイズ ○
<現地時間7月6日 T-モバイル・パーク>
トロント・ブルージェイズが接戦を逃げ切り連敗ストップ。先発したジャリエル・ロドリゲス投手(27)がMLB初勝利を挙げた。
今季7戦目のロドリゲスは初回、先頭打者から連続三振を奪う好スタートを切ると、3回裏まで打者一巡をパーフェクト投球。4回裏には連続四球で一死一、二塁のピンチを背負うも、4番フランスの打球を左翼手ダールトン・バーショがダイビングキャッチ。素早い送球でライナーゲッツーを奪い、無失点で切り抜けた。
5回裏には先頭打者に安打を許すも、後続を打ち取り無失点。6回裏はわずか9球で三者凡退とし、6回82球を投げて1安打、2四球、6奪三振、無失点という内容。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
ブルージェイズは4回表、ロドリゲスとバッテリーを組む女房役のアレハンドロ・カークが適時二塁打を放って先制。カークは7回表にも犠飛で追加点を挙げ、ロドリゲスを援護。リリーフ陣が1点差まで迫られながらもリードを守り抜き、連敗を3でストップ。ロドリゲスが今季1勝目を手にした。
WBCキューバ代表のロドリゲスは2020年から3シーズン中日でプレー。昨季オフに自由契約となり、今季からブルージェイズと5年契約。背中の故障によりスプリングトレーニングに出遅れ、今季は3Aバッファローで開幕。現地時間4月13日のロッキーズ戦でMLBデビューを果たすも、同30日から胸椎の炎症により負傷者リストへ入り、同6月21日に復帰。今季7先発で28回1/3を投げて1勝3敗、防御率3.68をマークしている。
2024年07月07日 08:07
シルト監督「我々は彼のプライバシーを尊重したいと思っている」
パドレスのダルビッシュ有投手が制限リスト入りすることになる。
2024年07月07日 08:00
6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人打線について言及した。
江本氏は「ジャイアンツ打線が多少つながっているのは、見ていてもわかるように相手の失投を逃さなくなっていますよね。今までは打ち損じていたボールを、ほとんど甘い球をヒットにしている。そういうところは打線の好調さにつながっている」と分析した。
巨人打線は直近10試合で二桁安打が4度。5日のヤクルト戦が15安打10得点、6日のヤクルト戦も12安打4得点だった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月07日 08:00
「阪神2−1DeNA」(6日、甲子園球場)
阪神が連敗を2で止めて、再び貯金1とした。6月以降に勝率5割から借金生活突入を阻止するのは4度目となった。岡田監督は球団では歴代単独トップとなる通算515勝目を挙げた。元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏は「改めて思うのは投手陣の整備のうまさ」と祝福した。
◇ ◇
岡田監督が阪神監督最多となる通算515勝ということで、おめでとうございます。私が阪神に入団して、2軍の時から見てもらっていましたが、1軍の監督をされてから選手として一緒に戦わせてもらったのは、2004年からの3年間。改めて思うのは投手陣の整備のうまさでしょうか。
05年の優勝時で言うと、ウィリアムス投手、藤川投手、久保田投手の「JFK」が有名ですが、その勝利の方程式を確立させただけでなく、同時に、劣勢の展開などで投げる形として桟原投手、橋本投手、江草投手の「SHE」もつくった。リリーフ6人が強いという陣容でしたが、これはなかなかできることではないですね。
昨年からのつながりでは、ビーズリーを先発に転向させた見極めもですし、今年も雨天中止などもあった中で、安定して長いイニングを投げられる才木投手を日曜日から火曜日に持っていくとか。昔もそうでしたが、今も投手の運用に関しては、本当に細かく考えられているのが分かります。
おそらく岡田監督のことなので、515勝というのは特に意識されていなかったでしょうし、まだまだ続いていく通過点の数字だと思います。
2024年07月07日 08:00
「中日2−1広島」(6日、バンテリンドーム)
敗戦後のベンチ裏、広島・秋山翔吾外野手は後輩選手に対してプレーの助言を与えていた。にじみ出るチームを引っ張る責任感。打っても3戦連続マルチ安打としたリードオフマンは「1番で出ている以上、チームがもっと活気づく打席や走塁、何か訴えるものを出さないといけない」と現状打破への強い思いを吐露した。
初回は梅津の150キロ直球に詰まりながらも中前打。3戦連続初回の1打席目で安打を記録した。「とにかく早く…」。攻撃陣は絶好調の選手がいない苦しい状況だ。「先発も中継ぎも頑張ってくれている」と言うだけに、早く先制点を奪いに行こうとする必死のコンタクトだった。
2点を追う六回も先頭で中前打を放ち、犠打で二塁へ進塁。「僕にとっては難しい判断ではなかった」と暴投の間に、一気に本塁を陥れた。迷いなく三塁も蹴った積極的であり、冷静な判断。「セーフになる自信が自分の中ではあったし、0から1にしないとベンチが重苦しいから」と、36歳が先陣を切ってチームをもり立てた。
チームは貧打に苦しんでいる。秋山も自身の「結果が出ていることに関してはいいこと」と前を向きながらも「もうちょっとやれることないかなと思う」と唇をかみしめた。模索するベテランの姿はナインにも全体にも波及するはず。突破口は必ずどこかにある。
2024年07月07日 08:00
「中日2−1広島」(6日、バンテリンドーム)
首位・広島が2連敗で3カード連続の負け越しとなった。
2024年07月07日 08:00
楽天・古謝が6回2安打無失点で2勝目、登板5試合で4度のQSの安定感
■楽天 4ー0 ソフトバンク(6日・みずほPayPayドーム)
楽天の古謝樹投手が、6日にみずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦で2勝目を挙げた。パ・リーグを独走中の“最強軍団”相手に6回89球を投げ2安打無失点の快投。空振り三振した山川が天を仰ぐほど“宝刀”も冴え「山川や近藤から三振をバンバン取れるのすごすぎる」「めちゃくちゃ打ちにくそうなモーションだな」など絶賛の声が上がっている。
初回は2四球を与えて1死一、二塁のピンチを招いたが、現在打点トップの山川を直球で空振り三振、打率&本塁打で2冠の近藤を左飛に封じて脱出した。さらに圧倒的だったのは3回だ。1死二塁から、山川に対して内角ツーシームで空振り三振。3度の本塁打王を誇る男は思わず天を仰ぎ「うわー」と吐き出した。さらに近藤からも外角に落ちるツーシームで空振り三振を奪った。
桐蔭横浜大からドラフト1位で入団した左腕は、ここまで登板5試合で4度のクオリティスタート(QS=6回自責点3以下)の安定感を誇る。勝ち星こそ恵まれていない(2勝3敗)が、勝負の夏場に向けて頼もしい戦力だ。
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「エグい!」「山川近藤を封じてるのまじ偉い」「ポテンシャルの高さを感じた」「ホークス打線を0点に抑えられたの本当にデカすぎるしよくやりすぎてる」「楽天に古謝あり!」「楽天の2023年ドラフト強すぎるだろ」と喜ぶコメントが並んだ。(Full-Count編集部)
2024年07月07日 07:50
◆ 7回まで1失点好投も平松氏「まあ気持ちだろうね」と指摘
今季9戦9敗のロッテから白星を挙げたい西武は6日、カード2戦目を3−4で落とした。西武先発は今季7勝目を狙う隅田知一郎。立ち上がりから安定した投球を続けるも4回、佐藤都志也に適時二塁打を浴び1点を失う。その後も好投を続けたが、8回に二者連続安打を許し一死一・二塁のピンチを背負うと、藤岡裕大に適時打を放たれ無念の降板。さらに2番手・ヤンが佐藤に2点適時二塁打を浴びた。隅田は7回1/3・8安打7奪三振1四球4失点で6敗目を喫した。
8回に力尽きた隅田に対し、6日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』解説・館山昌平氏は「非常に良い投球をしていた。8回の続投も意気に感じてマウンドに上がったと思う。走者を溜めた状態になったが、これからエースになる存在としてイニング途中に代わってしまうのは悔しかったと思う」と分析。
隅田自身もロッテ相手に1勝7敗と相性が悪い中、平松政次氏は「今日の投球を見ても、そんなに打たれて負けるような投手ではない。何か歯車がかみ合わないような…まあ気持ちだろうね」とメンタル面を指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年07月07日 07:40
◆ 平松氏感嘆「完投させてもよかった」粘投実り今季2勝目!
カード勝ち越しを狙う楽天は6日、ソフトバンクとの第2戦目を4−0で快勝した。楽天先発は、ドラフト1位ルーキー・古謝樹。初回は一死から2者連続四球でピンチを背負うも、山川穂高を空振り三振・近藤健介を左飛に打ち取り、無失点で立ち上がる。その後も走者を許すも粘投が光り、6回89球・2安打5三振4四死球無失点で今季2勝目を手にした。
強力打線を封じた古謝の堂々たる投球に、6日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも絶賛の嵐だった。
平松政次氏は「今日は6回までだったが、4−0ならルーキーであろうが自信をもたせるために完投させてもよかった。それくらいの投げ方をしていた。コントロールも良いし、いいルーキーがどんどん出てきてるね」と感嘆。さらにマウンドでの振る舞いも「度胸というよりも、備わったものだと見た方がいい」と称賛した。
館山昌平氏も古謝の投球内容について「特にフォークが良かった。山川・近藤がファールで何とか粘ろうと思っても当たらない。落とし所が非常に良いのだと思う。ストライクからボールに見える厳しい所に落とせる、この制球力が今日の投球で良かった」と高評価を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』