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2024年07月04日 22:12
女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・上谷沙弥(27)が復調気配だ。 6月22日の代々木大会で行われた「大江戸隊」との最終決戦で「クイーンズ・クエスト(QQ)」が敗北。AZM、妃南、レディ・C、天咲光由がQQから強制追放され、上谷は1人QQとなった。 4日の東京・後楽園ホール大会では若手時代にフューチャー王座を奪い合ってきた黄金世代の舞華、飯田沙耶と組み、JUST TAP OUTの稲葉ともか、壮麗亜美、元QQのレディ・C組と対戦した。 レディにジャイアントスイングで投げ飛ばされた上谷だったが、舞華、飯田のアシストで圧倒。好連係を連発しQQの代名詞であるトリプルドロップキックを炸裂させ観客を沸かせた。最後は上谷がレディにスタークラッシャーを決め完璧な3カウントを奪った。 試合後、レディに近寄った上谷は「レディ、QQの『誰を信じるかは自分で決めろ』って言葉、あるでしょ。これからはレディの信じた道を突き進んでいってね。今までありがとう」と感謝を述べた。 すると大号泣のレディは「上谷さん、こちらこそ大好きなQQ、大好きなリーダーになってくれて本当にありがとうございました。本当はもっと一緒に試合したかったし、もっと隣で戦っていきたかった。でも今日でQQへの未練は断ちます」と宣言。おもむろにハサミを取り出し「私はショートカットでデビューして、伸びた分の髪の毛はQQとの思い出です。これが私の決意です。ありがとうございました!」と自身の髪の毛を切って土下座した。驚いた表情の上谷はレディと握手を交わし、健闘をたたえ合った。 バックステージでは舞華、飯田からそれぞれのユニットに勧誘された上谷だったが「まだ1人で頑張りますよ! 私はQQ!」とQQの旗を掲げ、「最後はみんなでQQドロップキックも決めたし、みんなQQの一員かな?」と2人を誘う場面も。2人には断られたが、ご機嫌な様子の上谷は笑顔のまま控室へ消えていった。
2024年07月07日 18:18
WWEのPLE「マネー・イン・ザ・バンク」(6日=日本時間7日、カナダ・トロント)に登場した元WWE世界王者のジョン・シナ(47)が引退を表明し、話題を呼んでいる。大会後には会見を開き、ラストマッチは来年4月の祭典「レッスルマニア41」(ネバダ州ラスベガス)ではなく、同年12月まで試合出場を望んでいることを明かした。
会見で引退後のプランを問われたシナは「お別れツアーの詳細を説明しよう。来年のレッスルマニアが僕の最後のレッスルマニアになるだろうけれど、計画通りにいけば、1月から12月までぶっ通しでやることになる」とし、引退ロードは2025年12月まで行いたいという。となれば、ラストマッチは来年12月ということになる。
ただそのプランは「長い日程をこなしたいと思っているけれど、今は30〜40%くらいかな」といい、1年かけて試合出場を続けたい様子。それでも「WWEは僕のホームだし、大好きな場所だ。長い間可能な限りベストな形でリングに上がり、これからしばらくの間、WWEファミリーでいられることを楽しみにしている」と語っていた。
この日の「マネー・イン・ザ・バンク」は「ABEMA PPV」にて生中継された。
2024年07月07日 17:48
「ボクシング・6回戦」(7日、両国国技館)
2022年全日本ボクシング選手権バンタム級王者の横山葵海(22)=ワタナベ=がプロデビュー戦を鮮烈なTKO勝ちで飾った。
53・0キロ契約6回戦でプロ2戦2勝(2KO)のワン・ハオ(20)=中国=と対戦。1ラウンドから鋭い左ボディー、右ストレートを決めていき、左ボディーを効かせると、右ストレートをキレイに入れて最初のダウンを奪う。
2ラウンドに入ると右ストレートを効かせ、左ジャブ4連打で2度目のダウンを奪取。レフェリーがノーカウントで試合を止めた。
横山は「ホッとしてます」と笑顔。「そこまで緊張はなかった。冷静にやることだけ集中した。スパーリング通り、練習通りという課題を持ってやっていた。(パンチを)もらわないで自分だけ打つという課題でした」と試合を振り返った。
会見中、拓殖大とワタナベジムの大先輩で元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志氏が「会長(会見に同席していた渡辺均会長)、めっちゃ強いですね!」と声をかけると、横山は「ちょっと緊張しますね」と照れ笑いだ。
町田主計トレーナーは「100点かなって感じですね。いいボクシングをしてくれました」と褒め、渡辺会長は次戦について「許可が出れば8回戦をやらせたい。年内はあと2試合、チャンスがあれば3試合やらせたい」と方針を示した。階級はスーパーフライ級で行くという。
横山は8回戦について「全然大丈夫です」と請け合い、今後について「理想は(パンチを)もらうことなくきれいな顔で終わりたい。その中で倒せたらいいな。上を目指すとかまだまだなんで、一戦一戦勝っていくことが大事だと思っています。冷静にずっと戦い続けたい」と話していた。
2024年07月07日 17:13
女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・上谷沙弥(27)が、舞華&白川未奈率いる「イーネクサスヴィー(EXV)」と初共闘した。
6月22日の代々木大会で行われた「大江戸隊」との最終決戦で「クイーンズ・クエスト(QQ)」が敗北。AZM、妃南、レディ・C、天咲光由がQQから強制追放され、上谷は1人でQQを守っていくことを誓い奮闘している。
7日の東京・後楽園ホール大会では舞華、白川とトリオを組み、岩谷麻優、羽南、飯田沙耶の「STARS」と激突。序盤から自軍の2人と好連係を披露した上谷は、白川とダブルのドロップキックを命中させ好調な滑り出しを切った。
10分過ぎ、STARSの勢いに押されてしまった上谷だったが、羽南に白川とサンドイッチ攻撃をお見舞いし流れを奪取。最後は得意のスタークラッシャーを羽南に決め3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った上谷は「代々木大会から2週間、いろいろなことがありましたが、私はQQとしてスターダムの頂点に立ち続けます」と宣言。初参戦しているWAVEのリーグ戦「CATCH THE WAVE」では決勝トーナメント(14日、後楽園)進出を決めており、「スターダムを背負って出ているので、必ず優勝して、またここに戻ってきます」と会場に集まったファンに誓った。
舞華も「上谷、お前なら優勝は絶対だと思ってる」とエールを送り「私だって15日のJUST TAP OUTの後楽園大会で必ずこのベルトを防衛して、スターダムをこれからもどんどん上に上にあげていきたいと思います!」と、稲葉ともかとのV6戦に向け気合を入れ直した。
最後には全員で「QQ&EXV ARE HERE!」と絶叫し大会を締めた。
2024年07月07日 16:53
女子プロレス「スターダム」は7日、スタッフへの暴行行為と素行不良により、極悪ユニット「大江戸隊」のテクラ(31)に3大会の出場停止と減給処分を科したと発表した。
2024年07月07日 16:11
女子プロレス「スターダム」の岡田太郎社長(37)が7日の東京・後楽園ホール大会で、札幌2連戦(27、28日、シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ)で、ワールドとワンダーの2大王座戦を開催すると発表した。
大会前に岡田社長がリングに登場。23日の後楽園大会でNEW BLOODタッグ王座&ゴッデス王座戦、27日の札幌初日にはワンダー王座、2日目にワールド王座を開催することが決定した。
NEW BLOODタッグ王座戦は王者の羽南&飯田沙耶に吏南&JUST TAP OUT(JTO)の稲葉あずさが挑戦する。またゴッデス王者の「ゴッズアイ」朱里&小波は極悪ユニット「大江戸隊」の渡辺桃&テクラを迎え撃つ。
札幌初日のワンダー王座戦は15日のセンダイガールズ後楽園大会(昼)で行われる王者・岩田美香vs挑戦者・安納サオリの勝者が、かねて挑戦表明をしていたなつぽいと激突。ワールド王座戦は15日のJTO後楽園大会(夜)での王者・舞華vs挑戦者・稲葉ともかの勝者が、大江戸隊のリーダー・刀羅ナツコと対戦する。
さらに、札幌2連戦ではフューチャー&ハイスピードのタイトルマッチ開催も決定。フューチャー王者の吏南が八神蘭奈と、ハイスピード王者の上谷沙弥は元王者の星来芽依とベルトを争う。
最後はこの日、負傷箇所治療のため欠場となったHANAKOが、8月から1か月間の米国修行を敢行することを発表。岡田社長は「スターダム初の試みとして、HANAKO選手に大きな期待と成長をお願いするためにアメリカの遠征を決定いたしました」と報告した。遠征に向け治療に専念するため、HANAKOは当面の間欠場するという。
2024年07月07日 16:02
6日(日本時間7日)にカナダ・トロントのスコティアバンク・アリーナで開催された、WWEのPLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」は、驚きの連続となった。
第1試合のMITB男子ラダー戦はジェイ・ウーソ、ドリュー・マッキンタイア、LAナイト、アンドラデ、チャド・ゲイブル、カーメロ・ヘイズの6人が出場。マッキンタイアがラダー上のジェイにラダーを投げつけて叩き落とし、いつでもどこでも最高峰王座に挑戦できる権利証の入ったブリーフケースをゲットした。
第3試合の世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストとセス・ロリンズの王座戦は、ロリンズがファルコンアローを決め、3カウントが入ったかに思われた。だがレフェリーは、プリーストの肩が上がったと判断して試合続行。ここで前王者のマッキンタイアが入場し、何とキャッシュイン(挑戦権行使)だ。試合はトリプルスレット王座戦に変更になり、4月の祭典「レッスルマニア40」で起きたベルトをめぐる3人の争いが形を変えて再現された。
ところが…やはりあの男が黙っていなかった。マッキンタイアと遺恨抗争を続けるCMパンクがリングに乱入。マッキンタイアをパンチでボコボコにすると、場外では背中にイス攻撃を連発し、コードで首を絞め上げた。6月21日の地元シカゴ大会でマッキンタイアに襲われ病院送りにされており、報復に出たのだ。
さらに世界ベルトでマッキンタイアを殴りつけてKO。すかさずプリーストがサウスオブへブンで叩きつけ、マッキンタイアから3カウントを奪い、王座を防衛した。哀れマッキンタイアは、屈辱のキャッシュイン失敗となった。一方、タイトル戦に介入してきたパンクに対して、ロリンズが激高。昨年11月にパンクが10年ぶりにWWE復帰を果たした際にも不満をぶちまけたが、遺恨が再燃していた。
メインの統一王者コーディ・ローデス&ランディ・オートン&ケビン・オーエンズと、ソロ・シコア&タマ・トンガ&ジェイコブ・ファトゥの「ザ・ブラッドライン」の遺恨決着戦は大激闘に。コーディがクロスローズ連発でシコアを追い込むも、ファトゥがシコアを救出。最後はシコアが必殺のサモアンスパイク(親指突き)を繰り出して、コーディから3カウントを奪った。前々回のスマックダウンではブラッドライン特別顧問のポール・ヘイマンに暴行を加えた非道の男が、統一WWE王座の次期挑戦者に浮上した。
また、王者セミ・ゼインvsブロン・ブレイカーのインターコンチネンタル王座戦は大方の予想を裏切り、ゼインがヘルヴァキックで王座防衛。WWE殿堂者リック・スタイナーの息子で勢いに乗るブレイカーの挑戦を、持ち前のガッツと気合で退け、地元カナダで万雷の拍手を浴びた。
この日の「マネー・イン・ザ・バンク」は「ABEMA PPV」で生中継された。
2024年07月07日 15:32
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)
ラウンドガールを務める宇佐美なお、三橋くん、沙弓理、葵くみが試合前、取材に応じた。
宇佐美は「ヘルシーさんを表現できたら」、ラウンドガール初挑戦の三橋くんは「初々しさを見てほしい」、沙弓理は「ブロッコリーと胸肉を主食にして体を頑張って作ってきたので見てほしい」、元プロ野球のチアリーダーという葵は「チアリーダーらしく姿勢良く歩きたい」と、チャームポイントを訴え、側転も披露した。
また、沙弓理は12日から配信されるABEMAの恋愛リアリティー番組「#シャッフルアイランド season5」に出演するとあって「南国でいろいろな水着を着ています。来週から私の戦いが始まります」とアピールしていた。
2024年07月07日 12:24
WWEのPLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(6日=日本時間7日、カナダ・トロントのスコティアバンク・アリーナ)のMITB女子ラダー戦で、悪女ユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイは惜しくも連覇を逃した。
2024年07月07日 10:46
WWEのPLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」が6日(日本時間7日)、カナダ・トロントのスコティアバンク・アリーナで開催され、元WWE世界王者のジョン・シナ(47)が、現役を引退すると発表した。
WWE殿堂者のトリッシュ・ストラタスによって紹介されたシナは、リングに上がり「今夜、正式にWWEからの引退を発表する」と表明した。元エースの電撃発表に、観衆は大ブーイングとともに「ノー!」の大チャントを送った。
さらに引退ロードとして、2025年のPLE「ロイヤル・ランブル」と同「エリミネーション・チェンバー」に出場した後、来年4月19、20日にネバダ州ラスベガスのアレジアント・スタジアムで開催されるプロレスの祭典「レッスルマニア41」でラストマッチの引退試合を行うことも明かした。
シナは02年6月のスマックダウンのカート・アングル戦でWWEデビュー。パワー殺法を武器に、エースの座に上り詰めた。WWE世界ヘビー級王座など最高峰王座は16度獲得。猪突猛進のパワーファイトには賛否両論があったが、そうした声をバネに世界的な人気レスラーとなった。現在はハリウッドスターとして活躍。「ワイルド・スピード」シリーズや、「ザ・スーサイド・スクワッド極悪党、集結」など人気作に出演している。
今年4月の祭典「レッスルマニア40」では、ローマン・レインズの統一WWE王座に挑戦したコーディ・ローデスの助っ人として登場。翌日のロウでは6人タッグ戦にも出場していた。数々の伝説を築いた賛否両論の男が、リングを去ることになった。
この日の「マネー・イン・ザ・バンク」は「ABEMA PPV」で生中継された。
2024年07月07日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】7月28日はプロレスの神様と称されたカール・ゴッチ(享年82)の命日。先月30日、X(旧ツイッター)で中嶋勝彦がゴッチのお墓を掃除している動画を投稿した。丁寧な掃除で好感が持てた。
さて、ゴッチのお墓は東京・荒川区南千住の回向院(えこういん)にある。没後10年たった2017年(平成29年)に建立された。ゴッチの遺骨は火葬された後、ゴッチの遺言で弟子たちによりフロリダ州タンパの北部にある湖に、亡きゴッチ夫人の遺骨とともに散骨されたが、分骨された遺骨を保管していたジョー・マレンコが日本に持参して一部を墓に納めた。
7月28日の納骨式には、墓の建立に尽力したアントニオ猪木と西村修、藤原喜明、前田日明、木戸修、タイガー服部レフェリー、ブル中野ら大勢が参列した。
猪木は「新日本プロレスを作る時、圧力があった中でゴッチさんが協力してくれた。これをきっかけに、レスリングに本来ある強さという原点を忘れないようにしてくれれば」と神妙な表情で語った。
墓石にはゴッチの教えが刻まれている。「Never lie , never cheat , never quit. 技術と精神は常に一緒だ 決して嘘をつくな 決してごまかすな 決して放棄するな」
墓の建立は回向院の住職、水野佳昭さん(58)の英断にあった。以下、水野さんに聞いた。
――ゴッチさんの墓が建立された経緯は
僕がプロレス好きだったっていうだけでしょうね。「炎のファイター」というファンクラブに入っていて、新日本派でした。交流があった藤波辰巳(現・辰爾)ファンクラブのSさんという女性が西村さんを連れて来ました。あるお寺に当たったら3000万円かかると言われたそうです。「とんでもない!」って、他にもいくつか当たって、八方ふさがりでウチに来たようです。格好よくいえば恩返しじゃないですけど、プロレスには世話になったと思っているので。ほかで建てるんだったらウチでという感じです。
――金額的には安い値段で
ほとんどタダに近いです。普通、檀家になると永代使用料とかもらうんですが、ウチはもらってないです。ただ、石(墓)は自分たちで持ってくださいねって。だからウチにとって、ウマい話でもなんでもないんです。
――維持費とかは
なんにももらってないです。
――お寺にお墓を持つ場合は一般的にそのお寺の檀家であること、といわれますが檀家は
誰でもないです。ウチは刑場の跡に建っているので史蹟のお墓があるんですよ(※吉田松陰を始めとする幕末の志士たちの墓など)。その史蹟エリアに入れたっていうことです。
――特にゴッチが好きだったわけではないんですね
晩年のエキシビション(1982年の藤原喜明、木戸修戦)でしか見てないですからね。
――いつ頃からのプロレスファンなんですか。「ワフー」と呼ばれファンには知られた存在でしたが
小学校低学年からです。5年生の時に「マニアックス」(※西馬込にあったウォーリー山口さんのプロレスショップ)の8ミリ大会のゲームで勝ち、ワフー・マクダニエルのTシャツをもらいました。それを着て会場に行ってたから、そう呼ばれるようになりました。家がお寺で和風だからって、そういう理由じゃないですよ(笑い)。
――誰のファンだったんですか
猪木さんです。納骨式の時、いっしょに写真を撮って感慨深いものがありました。(建立のための)資金集めの興行(7月24日、後楽園ホールで開催した猪木プロデュース「ISM.1」)で控室の猪木さんのところへ連れて行かれて、初めてお会いしました。立場がファンではなく、僧侶ということで立ててくれて…向こうから頭を下げられるって、想像したことないですから不思議な感じでした。
――中嶋がお墓を掃除してました。その投稿を見て、ゴッチの墓が日本にあることを知った人もいたようです
(お寺に)来た時に対応しました。なんか真っ赤なネクタイ(※マフラーも)で、どうなのかな?と思いましたけど。
――納骨式の後、お参りに来た人は
藤原さんは毎年来ますね、命日に。ドリー・ファンク(・ジュニア)は西村さんが連れて来たことがありました。フラッと来たのは里村(明衣子=センダイガールズ)さん。この何年かは、ほとんどないですね。今のところマナーの悪い人がお参りに来ることもないので、やっぱりプロレスファンなんだなと思います。
ゴッチ世代は減っていく一方。年が行くと体の自由もきかなくなり、墓参りもままならない。赤いネクタイとマフラーはマズかったが、中嶋のような若いレスラーがプロレス界の偉人を忘れず、発信するのは喜ばしい(敬称略)。
2024年07月07日 10:00
【昭和〜平成スター列伝】プロレスの祖・力道山は、ザ・デストロイヤー、ミスターXの正統派から、怪奇派まで多くのマスクマンと名勝負を残した。怪奇派で記憶に残るのは“シマ馬小僧”ゼブラ・キッドとの一戦だ。
キッドは1961年に初来日。劇画からそのまま出てきたようなシマ模様のマスクで、まだ覆面が珍しかった日本全国で大人気を呼んだ。覆面の額部分に凶器を入れて頭突きを放つ悪党だったが、実力はホンモノで“鉄人”ルー・テーズと6度引き分けている。
シマ馬小僧は初来日ながら、61年11月7日大阪で力道山のインターナショナルヘビー級王座に挑戦。本紙は1面で詳細を報じている。
「最初はアマレススタイルでスピーディーに勝負したキッドだが、反則の凶器入り頭突きを出したことで力道山の怒りをさそい、場外乱闘で覆面を引きちぎられ、頭をブチ割られて血だるまとなった。1、2本目ともにカウントアウトの2―0で力道山が12度目の防衛に成功した。力道山自身も語っていたが、苦しい展開になると予想された。ところがキッドは有利な立場にありながら反則で自ら破滅を招いてしまった。力道山にとっては幸運な試合だった。力道山は伝家の宝刀・空手チョップを一度も使わなかった。キッドに対して空手は効果はないと判断したからだろう。こんなことはあまり例がない。それだけに力道山の動きは慎重だった。1本目、お互いにイスをふるっての乱闘はタイトル戦にふさわしくないものだったが、2本目にキッドのフライングアタックをかわしたあたりは完全に計算された動きで、力道山の完勝だった。力道山は『プロレスはやはりお互いの得意技を十分出し合って戦うべき。今日はもの足りない。空手を出さないで防衛したのは初めてだよ』と語った」(抜粋)
力道山が初めて空手チョップを出さないで防衛したという点では、ある意味、歴史に残る試合だった。王者は不完全燃焼だったのか、試合後に覆面をはがして素顔(ジョージ・ボラス)をさらす制裁行為にも出ている。
キッドは2日後の11月9日名古屋でドン・マノキャンと組んで力道山、豊登組のアジアタッグ王座に挑むも、こちらも0―2で完敗を喫した。結局、ピークを過ぎていたせいか来日はこれが最初で最後だったが、昭和30年代のプロレスを語る上では欠かせない存在だった。 (敬称略)
2024年07月07日 06:00
バルセロナ五輪柔道銀メダルの元暴走王小川直也氏(56)が、自身のユーチューブチャンネル「小川直也のハッスルch」を更新。
2024年07月07日 06:00
女子プロレス「スターダム」のなつぽい(28)が、7月いっぱいで引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)のプロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で涙を流した。
この日は2015年にアクトレスガールズでデビューした同期が集結。なつぽいは安納サオリと組み、角田&本間多恵と対戦した。4人が揃うのは18年12月のアクトレス新木場大会で、安納&角田 vs 万喜なつみ(なつぽい)&本間で試合をして以来、約5年半ぶりとなった。
試合では角田とエルボー合戦で向き合ったなつぽいが最後、はなむけのフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を投下して決着。試合後は泣きながら「うちらが何年後かに引退する時は、1日復帰してよ」と語りかけ引退する角田と約束を交わした。
角田とはプロレスデビュー前の13年に舞台で共演して以来の仲で、アクトレスでは練習生時代から苦楽をともにした。角田について「アクトレスのデビュー戦の時も、前日にみんなから『なつみは絶対に遅刻するから、奈穂ちゃんの家に泊まれ!』って言われて家に転がり込みました。奈穂ちゃんが夜ご飯も朝ご飯もつくって、おもてなししてくれたんです。なんでも話せるお姉ちゃんみたいな存在」と語った。
18年12月にアクトレスを退団して東京女子に参戦し始め、20年9月に同団体との契約を満了。入れ替わるように角田が同年11月に東京女子に参戦となり、同じリングで再会することはかなわなかった。なつぽいは「私が東京女子にいる時に『奈穂ちゃんは東京女子、合うと思うよ』って話をしてたんです。実際すごい輝いてたので、よかったなって」と明かし「東京女子で一緒に戦いたかった気持ちもあったけど、入れ違いになっちゃって。でも、初期メンみんながそれぞれの場所で頑張ってる姿に、活力をもらってました」と振り返った。
今大会は元アクトレス戦士が勢ぞろいし、大盛況で幕を閉じた。「今日素敵な時間を過ごせたのは、人望の厚い奈穂ちゃんのおかげ。感謝ですね」と笑顔を見せ「これからも奈穂ちゃんが見守っててくれてると思うと頑張れる。だからまだまだぽいは頑張る」と決意を示した。
2024年07月07日 06:00
ムッキムキの筋肉女子コンビ、ビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルがWWE女子タッグ王座奪回を宣言した。
元WWE女子王者のビアンカと元AEWのジェイドのスーパーパワーコンビは、4月の祭典「レッスルマニア40」でアスカ&カイリ・セインの「カブキ・ウォリアーズ」からタッグ王座を奪取。ムッキムキの肉体から繰り出すパワーを武器に連勝街道を突っ走ったが、6月の英スコットランド大会でのトリプルスレット王座戦で、地元出身のアンホリー・ユニオン(アルバ・ファイア&アイラ・ドーン)にベルトを奪われた。筋肉女子コンビが直接フォールを取られたわけではなかったものの、ジェイドのキャリアの浅さを露呈する結果ともなっていた。
5日(日本時間6日)のスマックダウンでは、キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルと激突。ジェイドがキャンディス&インディの巧みな連係に捕まり、ローンバトルを強いられた。それでも何とかビアンカに交代すると、元女子王者はキャンディスを後ろに放り投げ、インディにボディープレスをくらわせる破天荒な攻撃を披露。代わったジェイドも、キャンディスにジャンピングキックを見舞ってペースを譲らない。
ここでジェイドとビアンカが連係攻撃。ビアンカがインディを必殺のKOD(変型フェースバスター)叩きつけるのと同時に、ジェイドがキャンディスをジェイデット(同)一発で沈めて、筋肉女子軍が圧勝した。
試合後は、得意のマッスルポーズを2人で決めてアピール。インタビューでは、ビアンカは「ここ何か月は不調だったけれど、この調子でやってやるわ。アルバとアイラからタッグ王座を取り戻す」と力強く宣言。ジェイドも「私たちが勝つのは必然。すぐにタッグ王座に返り咲く」と、ビルドアップされた肉体でスコットランドコンビから早期の王座奪還を誓っていた。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年07月07日 05:01
「ボクシング・ライトフライ級10回戦」(6日、後楽園ホール)
WBC・WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(帝拳)がジャージール・トリニダード(フィリピン)に快勝し、世界前哨戦をクリアした。
独特の軌道を持ち、これまでダウンのない相手から3回、左アッパーで最初のダウンを奪い、6回に左フックでダウンを追加。ラッシュするとレフェリーが試合を止めた。
岩田は「課題を含めてジムでしっかりやりつつ、ストロングポイントを伸ばせていければ世界を取る自信はあります」と、22年11月以来の世界挑戦をアピールした。