2024年07月05日 09:24
パリ五輪に挑むU-23日本代表のメンバーに選出されたFW斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)がオンラインで取材に応じ、大会にかける思いを語った。 イギリスに滞在中の斉藤は7月3日、現地の朝6時に起床して日本で行なわれたメンバー発表会見を視聴。「本当ドキドキでした」としたドリブラーは、選ばれた心境をこう明かした。 「(選出を)本当に知らなかったんで、ドキドキの状態で見たんすけど、三戸(舜介)ちゃんがミッドフィルダー登録で呼ばれてて、俺がミッドフィルダーで呼ばれなかったんで、ちょっと『えっ!』と思った。でもフォワードで呼ばれて良かったっていう感じでした。 とりあえずほっとしています。でも選ばれるだけじゃ意味ないので、しっかり活躍できるようにしっかりとコンデションを上げていきたいです」 【PHOTO】パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 目ざしてきたオリンピックの舞台へ。今年4月のパリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップではメンバー外だった斉藤は、その時の悔しさにも触れたうえで、選ばれなかった選手のためにも責任を果たしたいと意気込む。 「五輪のメンバーに選んでもらってすごくワクワクしてますし、それこそ、選ばれなかった人、来たくても来れなかった人たちのためにも、しっかりと責任持って戦いたいなと。来れなかった人たちのもどかしさや悔しさは、自分のアジアカップの時よりも感じると思うので、そういう人たちが見ている中で、恥じないプレーを全員がしなきゃいけないと思います」 背番号は10番。小学生時代や横浜FCのジュニアユース時代につけたことのある番号で、代表では久しぶり。斉藤は、「日本代表の10番はプレッシャーもかかるし、みんなの期待もすごくあると思うので、その期待をしっかり背負いながらやりたい」とエースナンバーをつける覚悟を示した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月08日 02:18
マジョルカへの加入が決まった日本代表FW浅野拓磨が、同クラブに加わる喜びを語った。7日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
現在29歳の浅野は、2013年にサンフレッチェ広島へと入団してプロキャリアをスタートした。2016年7月にはプレミアリーグの名門アーセナルに完全移籍するが、労働許可が下りず、シュトゥットガルトとハノーファーへのレンタル移籍を経験。パルチザンでプレーした後、2021年6月にボーフムに完全移籍で加入した。新天地ではすぐさま主力に定着すると、公式戦通算90試合に出場し14ゴール7アシストを記録。在籍3年目の2023−24シーズンは7ゴールをマークしてクラブの1部残留に貢献したが、5月にボーフムからの退団が決まった。
そんななか、マジョルカは6日に浅野の加入を発表。7日の朝にマヨルカ島へと到着してチームのトレーニングに合流した同選手は、「ここに来られてとても嬉しい。スペインでプレーしたかったし、マジョルカは素晴らしいクラブだ。とても幸せで、チームと一緒にプレーし、ここで生活することを楽しみにしている」と地元テレビ局の取材で述べたという。
また、浅野は「久保建英から必要なことは何でも彼に聞くように言われている」と日本代表チームメイトとのやりとりを告白。同紙も、浅野がクラブにとって大久保嘉人氏、家長昭博(川崎フロンターレ)、久保建英(レアル・ソシエダ)に続く、4人目の日本人選手であると紹介した。
2024年07月08日 00:00
サッカー選手の人生は短いもので、遅くても40代にはスパイクを脱ぐ者がほとんどだ。それからのセカンドキャリアも非常に重要になる。
今回は『Give me Sport』から「現役を引退したあとで裕福になったサッカー選手たち」をご紹介する。ホタ
プレーしたクラブ:セルタ、ブレントフォード、バーミンガム・シティ、アストン・ヴィラ、アラベスなど
セルタ・デ・ビーゴでプロデビューし、その後レアル・マドリー・カスティージャでもプレーしたスペイン人MF。2014年にはイングランドにわたり、ブレントフォードやバーミンガム・シティ、アストン・ヴィラに所属した。
ピッチ上ではそれほど活躍することができなかったが、2022年に31歳で現役引退してからは実業家として大きな成功を収めている。
引退直後に農業会社のGroinnに数億円を投資したところ、オンラインで作物や畑の監視を行えるシステムの事業が大成功を収めた。会社は2026年までに30億ポンド(およそ5200億円)もの価値になり、ホタら株主は巨額の利益を得ることになる。マイケル・オーウェン
プレーしたクラブ:リヴァプール、レアル・マドリー、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッドなど
資産:3600万ポンド(およそ73.67億円)
リヴァプールで若くしてデビューし、快速を生かしたストライカーとして活躍したマイケル・オーウェン。引退後は解説者として活動する一方、趣味であった競馬関係のビジネスで成功を収めている。
チェシャー州にある彼の農場では多くのサラブレッドが育てられており、それを売って多くの額を稼いでいる。非常に堅実な投資をしており、順調にビジネスを拡大しているそうだ。ルイ・サア
プレーしたクラブ:メス、ニューカッスル、フラム、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートン、トッテナムなど
資産:43億ポンド(およそ8800億円)
フラム時代には稲本潤一とチームメイトだったことで知られ、後にマンチェスター・ユナイテッドでもスーパーサブとして活躍したルイ・サア。彼は引退後に大きなビジネスをスタートさせた。
スポーツ選手とブランドのマッチングサービスである「AxisStars」は、550人のアスリートを含む数千人のユーザーで賑わっており、サアの資産は43億ポンドまで増加しているとのことだ。アサモア・ギャン
プレーしたクラブ:ウディネーゼ、レンヌ、サンダーランド、アル・アインなど
資産:1700万ポンド(およそ34.79億円)
アフリカ、そしてガーナの英雄として知られるストライカー。現役時代から様々なビジネスを行っていたことで知られ、さらにUAEと中国でのプレーで巨額の報酬を得ていた。
引退後にはガーナでボクシングのプロモーター、バス会社、航空会社、不動産会社、ミネラルウォーター、米や麺類などの食品会社、ガソリンスタンドチェーンなど様々な分野に手を広げている。孫継海
プレーしたクラブ:大連万達、クリスタル・パレス、マンチェスター・シティ、シェフィールド・ユナイテッドなど
資産:2000万ポンド(およそ40.93億円)
中国人として初めてイングランド・プレミアリーグで活躍を見せた伝説的なディフェンダー。今も彼を超える選手は出てきていない。そして引退後のビジネスでも存在感を見せている。
彼は自身のメディア会社を設立し、シティ・グループの株式を所有している大企業からの支援もあって急成長。特に有名人とファンを繋げる「MiaoHi」というアプリが成功しており、資産を増やしているとか。ロビー・ファウラー
プレーしたクラブ:リヴァプール、リーズ、マンチェスター・シティなど
資産:3000万ポンド(およそ61.39億円)
リヴァプールで若くしてゴールを量産し、「ゴッド」と呼ばれた名ストライカー。現役時代はトラブルメーカーの一人でもあり、引退後は指導者をしていることから、あまりビジネスには縁がないようにも見える。
しかしその影で彼は堅実に不動産投資を進め、現在ではイングランドに100以上の物件を所有していると言われている。トーマス・グラヴェセン
プレーしたクラブ:エヴァートン、レアル・マドリー、セルティックなど
資産:1億ポンド(およそ204.64億円)
エヴァートンで活躍したスキンヘッドの無骨なボランチは、クロード・マケレレの後釜という期待を受けてレアル・マドリーに移籍したものの、あまり活躍できず「最悪の補強」の一つとして評価された人物だ。
しかしその堅実なプレーぶりは現役引退後にも生きているようだ。32歳でスパイクを脱いだあと、アメリカに移住してポーカーで賞金を稼ぎ、それを元に投資を行った。大成功を収めた彼は現在1億ポンドの資産を保有しているそう。
2024年に「世界で最もお金を稼ぐアスリート王」TOP20 マテュー・フラミニ
プレーしたクラブ:マルセイユ、アーセナル、ACミランなど
資産:100億ポンド(およそ2兆464億円)
アーセナルで長くプレーし、アーセン・ヴェンゲル監督から信頼を受けたフランス代表ボランチのフラミニ。彼はACミランに所属していたときに出会ったビジネスパートナーのパスクアーレ・グラナタとともに「GFバイオケミカルズ」という会社を立ち上げた。
プラスチック製造の廃棄物から生まれる燃料レブリン酸を世界で初めて量産することに成功し、環境活動を行う実業家として知名度を高めた。現在の資産は100億ポンドを超える。
2024年07月07日 22:08
新たにリヴァプールの指揮官に就任したアルネ・スロット監督が、チームの引き継ぎについて自身の考えを示した。6日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。
約9年間にわたって指揮官を務め上げたユルゲン・クロップ監督の後任として、新たにリヴァプールを率いることになったスロット監督。オランダの地で確かな実績を積み上げてきた同監督は、新天地で初の記者会見に出席し、前任指揮官が築き上げた長期政権からの引き継ぎについて持論を展開した。
クロップ監督の後任を務める不安を抱いているか問われたスロット監督は、「まったくそうではない」と懸念を一蹴。「両方の見方ができる。大きな穴を埋める義務があるが、勝利の文化を持つ組織とチームを引き継ぐという見方もできる。私はプレースタイルを完全に変えなければならないような監督から引き継ぐことはない」とポジティブな捉え方を口にしている。
また、「前に率いていたフェイエノールトでも、(就任時の)プレースタイルは私が導入したかった方針とまったく違っていた」とすでにチームの引き継ぎを成功させた経験があることを強調。続けて、「もちろん私はユルゲンのクローンではない」と述べつつ、「私たちにはいくつかの違いがあり、選手たちはそれを感じると思うが、同時にいくつかの共通点もある」と語った。
一方で、「理想はEUROやコパ・アメリカがないシーズンにスタートしたかったが、状況はそうではない」とプレシーズンが短縮されることに対しての苦悩も明かしている。
現在45歳のスロット監督は、現役時代にズウォレやスパルタ・ロッテルダムなどでプレー。2013年夏に引退すると、ズウォレのユースチームで指導者に転身を果たし、以降はカンブールのアシスタントコーチや代行監督を経て、2017年夏にAZのアシスタントコーチに就任した。2019年夏には同クラブの監督へと昇格すると、初年度の2019−20シーズンはパンデミックによりリーグ戦が途中で打ち切られるなか、難しいシーズンを2位でフィニッシュ。2020年12月に解任されたものの、2021年夏から率いるフェイエノールトでは、1年目の2021−22シーズンにヨーロッパカンファレンスリーグ準優勝、2年目の翌シーズンはクラブにとって6シーズンぶりとなるエールディヴィジ優勝を成し遂げた。3年目の2023−24シーズンはKNVBカップで優勝を果たし、リーグ戦を2位で終えて来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏を獲得した。
2024年07月07日 21:56
ラストワンプレーで決着をつけた。
2024年07月07日 21:07
2024明治安田J1リーグ第22節が7日に行われ、アビスパ福岡と京都サンガF.C.が対戦した。
福岡は直近6戦で5勝1敗と好調を維持。一方、降格圏の京都は今季初の連勝を目指す一戦となる。残留争いのライバルであるサガン鳥栖と湘南ベルマーレが6日に揃って勝利しており、勝ち点で離されるわけにはいかない。
前半は福岡が押し込む展開に。何度か京都のゴールを脅かしたものの、序盤のうちに先制点を奪うことはできない。対する京都も攻撃の時間では原大智を中心に得点を目指したが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。福岡はウェリントン、京都は福田心之助が負傷するアクシデントも発生した前半は、スコアレスで折り返す。
試合の均衡が破れたのは後半開始早々の47分、京都が先制に成功する。右サイドからマルコ・トゥーリオが送ったグラウンダークロスは相手に阻まれたが、クリアする前に原がマイボールにする。原はペナルティエリア右から右足を振り抜くと、ニアを撃ち抜いてゴールに突き刺した。
その後は先手をとった京都が落ち着いて試合を運べるようになる。56分には一美和成の折り返しにマルコ・トゥーリオが頭で合わせたものの、枠をとらえていたシュートは相手GK村上昌謙の好セーブに阻まれた。
まずは追いつきたい福岡も終盤にかけてパワープレーを増やしてゴールを狙っていく。80分にはジャハブ・ザヘディがゴール前のこぼれ球に反応したものの、フィニッシュに力なく相手GKク・ソンユンにキャッチされた。
京都は守備の枚数を増やして1点を守り抜こうとしたものの、後半アディショナルタイム3分に福岡が試合を振り出しに戻す。右サイドから小田逸稀が柔らかいクロスを送り、前線に上がっていた田代雅也がヘディングシュートを叩き込んだ。
試合はこのまま終了するかに思われたが、最後の最後にドラマが待っていた。ボックス中央で平賀大空の落としを受けた宮本優太が冷静に流し込み、京都が土壇場で勝ち越しに成功。福岡は7試合ぶり敗戦、京都は今季初の2連勝となった。
次節は天皇杯3回戦を挟んで14日に行われ、福岡は敵地でサンフレッチェ広島と、京都はホームで浦和レッズと対戦する。
【スコア】
アビスパ福岡 1−2 京都サンガF.C.
【得点者】
0−1 47分 原大智(京都)
1−1 90+3分 田代雅也(福岡)
1−2 90+10分 宮本優太(京都)
【ゴール動画】京都FW原大智が豪快な先制弾!
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角度のない所から
豪快に決めた👏👏
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原大智が角度のない位置から
豪快にニアサイドをぶち抜く💥
🏆明治安田J1リーグ第22節
🆚福岡×京都
📺 #DAZN ライブ配信中#福岡京都 pic.twitter.com/b478xrfdCj— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 7, 2024
2024年07月07日 21:00
ボローニャに所属するDFリッカルド・カラフィオーリ(22)は今夏の去就が注目されている選手の1人だ。
カラフィオーリは23-24シーズン、5位に躍進したボローニャの守備を支えた1人であり、公式戦37試合に出場し2ゴール5アシストをマークしていた。イタリア代表としてEUROにも出場していた同選手は様々なビッグクラブが今夏の獲得に興味を持っていると考えられているが、現段階ではアーセナルが争奪戦をリードしているようだ。
そんななか、『TBR Football』によると、ユヴェントスはアーセナルでプレイするポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)をローン移籍で獲得することを視野に入れているという。ユヴェントスもカラフィオーリ獲得に動いているクラブの1つではあるが、前述した通りアーセナルへの移籍が濃厚だと考えられている。アーセナルにカラフィオーリが加入した場合、同選手のポジションである左SBやCBをこなすことができる選手を少なくとも1人を売却する可能性が高く、キヴィオルは候補の1人となり得るだろう。
またユヴェントスの新監督チアゴ・モッタはスペツィア時代にキヴィオルを指導しており、同選手を育て上げた恩師とも言える存在だ。そんなモッタがキヴィオルを欲しがっていても不思議ではない。伊『La Gazzetta dello Sport』でもカラフィオーリの代替案としてキヴィオルの名前が挙がっていることを伝えており、同選手は今夏恩師と再会する可能性もあるようだ。
去就注目のカラフィオーリがアーセナルに加入すれば、それに伴って退団を強いられる選手も出てくるだろう。ユヴェントスが興味を示しているようだが、キヴィオルの今夏の去就に注目だ。
2024年07月07日 20:56
2024明治安田J2リーグ第23節が7日に行われ、愛媛FCとザスパ群馬が対戦した。
愛媛は前節熊本戦の大敗を払拭したい一戦。対する群馬は3連敗中の15戦未勝利。ここまでわずか1勝にとどまり、ライバルに大きな差をつけられて最下位に沈んでいる。
前半は群馬が主導権を握り、何度も好機を生み出す。そして36分、左サイドから中塩大貴が送ったピンポイントクロスに川上エドオジョン智慧が合わせ、群馬が先制に成功する。
さらに前半アディショナルタイム1分、ゴール前のこぼれ球に反応した佐藤亮が追加点を挙げ、群馬は今季初の複数得点となった。
2点リードで折り返した群馬は、57分に大きな3点目を獲得す。左サイドの深い位置から菊地健太が送ったクロスにゴール前の佐藤が合わせ、ヘディングシュートを叩き込んだ。
勢いが止まらない群馬は71分、川上が鋭いミドルシュートを突き刺したものの、これはオフサイドポジションにいた味方のプレー関与でゴールが認められなかった。群馬は74分から瀬畠義成と樺山諒乃介を投入。逆転残留に向けて獲得した2人の切り札が早速デビューを飾った。
すると76分、群馬が4点目を獲得する。ゴール前でこぼれ球に反応した天笠泰輝が押さえの効いたボレーシュートをねじ込んだ。
最後の最後まで群馬は愛媛を寄せ付けずに圧勝。愛媛は2試合連続の4失点で連敗、群馬は16試合ぶりの白星で今季2勝目となった。群馬は勝ち点「12」となり、残留圏の17位水戸ホーリーホックとの勝ち点差を「10」に縮めた。
次節は13日に行われ、愛媛は敵地で藤枝MYFCと、群馬は敵地で鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。
【スコア】
愛媛FC 0−4 ザスパ群馬
【得点者】
0−1 36分 川上エドオジョン智慧(群馬)
0−2 45+1分 佐藤亮(群馬)
0−3 57分 佐藤亮(群馬)
0−4 76分 天笠泰輝(群馬)
2024年07月07日 20:30
先日ナポリを退団したピオトル・ジエリンスキが、インテルの公式チャンネルで入団の喜びを語った。
2024年07月07日 20:28
2024明治安田J3リーグ第20節が7日に行われた。
首位大宮アルディージャが7試合ぶりの黒星で今季2敗目を喫した。2位アスルクラロ沼津と敵地で対戦すると、序盤に立て続けの2失点。56分には川又堅碁にリードをさらに広げられた。後半アディショナルタイム6分に茂木力也が1点を返したものの、時すでに遅し。沼津と大宮の勝ち点差は「12」に縮まった。
ヴァンラーレ八戸は妹尾直哉の2試合連続ゴールで松本山雅FCを下し、今季初の3連勝を達成。ツエーゲン金沢はAC長野パルセイロを相手に3−0の快勝を収め、今季初の2連勝となった。ギラヴァンツ北九州はガイナーレ鳥取戦で逆転勝利を収め、こちらも今季初の連勝となった。
SC相模原はいわてグルージャ盛岡を1−0で破り、シュタルフ悠紀監督の就任後初白星。最下位の岩手は4試合連続の無得点で3連敗となった。
FC岐阜は退場者を出しながらもテゲバジャーロ宮崎を撃破。FC今治は福島ユナイテッドFCに2点を先行されたが、後半に近藤高虎の2ゴールなど3得点を奪って大逆転で勝利した。
FC琉球は15分に富所悠が挙げた先制点を守り抜き、敵地でカマタマーレ讃岐を破って4試合ぶり白星。Y.S.C.C.横浜は2点差を追いついて奈良クラブと勝ち点「1」ずつを分け合った。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第20節
▼7月6日(土)
ヴァンラーレ八戸 1−0 松本山雅FC
いわてグルージャ盛岡 0−1 SC相模原
ツエーゲン金沢 3−0 AC長野パルセイロ
アスルクラロ沼津 3−1 大宮アルディージャ
FC大阪 0−0 カターレ富山
ガイナーレ鳥取 1−2 ギラヴァンツ北九州
テゲバジャーロ宮崎 0−1 FC岐阜
▼7月7日(日)
福島ユナイテッドFC 2−3 FC今治
奈良クラブ 2−2 Y.S.C.C.横浜
カマタマーレ讃岐 0−1 FC琉球
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 大宮(46/+22)
2位 沼津(34/+13)
3位 金沢(33/+7)
4位 今治(33/+1)
5位 FC大阪(32/+9)
6位 相模原(32/+6)
7位 富山(30/+5)
8位 琉球(30/+2)
9位 福島(29/+8)
10位 岐阜(29/+3)
11位 北九州(29/+3)
12位 松本(27/+4)
13位 八戸(26/−1)
14位 長野(24/−3)
15位 奈良(21/−6)
16位 YS横浜(21/−10)
17位 鳥取(18/−16)
18位 宮崎(16/−10)
19位 讃岐(15/−9)
20位 岩手(13/−28)
■第21節の対戦カード
▼7月13日(土)
18:00 八戸 vs 鳥取
18:00 YS横浜 vs 福島
18:00 相模原 vs 沼津
18:00 長野 vs 岩手
18:00 富山 vs 琉球
19:00 大宮 vs 讃岐
19:00 岐阜 vs 奈良
▼7月14日(日)
18:00 松本 vs FC大阪
18:00 北九州 vs 宮崎
19:00 今治 vs 金沢
【試合ハイライト動画】沼津が川又堅碁のゴールなどで大宮撃破!
2024年07月07日 20:12
セレッソ大阪は7月7日、MF清武弘嗣がサガン鳥栖へ期限付き移籍すると発表した。
2010年に大分トリニータからC大阪に加入した清武は、1年目からレギュラーに定着。12年7月に欧州へ渡り、ニュルンベルク、ハノーファー、セビージャでプレーし、17年にC大阪へ復帰した。
その後は長らくチームの主力として活躍するも、近年は怪我の影響で出番が減少。今シーズンは、ここまでリーグ戦で6試合の出場にとどまっている。
【動画】清武弘嗣がセレッソ大阪サポーターへメッセージ
そんな34歳は、鳥栖に赴くことに。C大阪はクラブの公式Xで清武のコメント動画を公開。ファン・サポーターへ以下のように感謝を伝えた。
「この度、半年間の期限付き移籍でサガン鳥栖に移籍することになりました。約11年間、本当に皆さんのおかげでセレッソ大阪の選手としてプレーすることができました。
自分自身、辛いことも悲しいこともあったんですけど、皆さんから支えられてここまでやってこられたと思っています」
またC大阪に関しては「僕はこのクラブが大好きですし、離れるのは本当に寂しいです」と愛を語り、「もう1回、自分の価値を証明できるように頑張ってきます」と新天地での活躍を誓った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月07日 19:46
パリ五輪に挑む大岩ジャパンのメンバーがついに発表された。ここでは56年ぶりのメダル獲得を目ざすU-23日本代表の選ばれし18人を紹介。今回はMF川粼颯太(京都サンガF.C.)だ。
――◆――◆――
幼い頃のアイドルは当時、甲府で活躍していたMF柏好文(現・サンフレッチェ広島)。柏も所属したフォルトゥナSCで、川粼颯太も小学校3年生まで技を磨き、憧れの存在のようにドリブラーを目ざしていた。
今のプレースタイルを考えれば、まるで想像がつかないだろう。だが、ここから川粼は大きく変貌を遂げていく。
小学4年生で加わった甲府U-12でパスを配給する面白さに目覚め、U-15では10番タイプの司令塔として注目を集めた。山梨県では向かうところ敵なし――実力は県内トップクラスだった。
そして川粼は、さらに高いレベルでのプレーを志し、県外行きを決断する。家族も自身も文武両道をモットーとしていたなかで、候補として上がったのが京都のU-18。(京セラ、京都サンガ、学校法人立命館が核となって文武両道に励む)スカラーアスリートプロジェクトに惹かれ、15歳の春にひとりで見知らぬ土地へ行く道を選んだ。
あれから8年。「井の中の蛙だった」と話していた少年は、ひと回りもふた回りも逞しくなった。プレースタイルもさらに変化。パサーではなく、ボールを奪う力と運ぶプレーで勝負する中盤のコンダクターとして名を挙げた。
今やJリーグでも屈指のセントラルMFに成長を遂げたと言っても過言ではない。4−3−3の布陣であればアンカーとインサイドハーフに対応でき、4−4−2などではダブルボランチでも機能する。京都でも者貴裁監督からの信頼が厚く、プロ4年目となった昨シーズンからはキャプテンを任されるまでに。リーダーシップも魅力だ。
様々な経験を積み、ピッチ外でも今春にはプロ生活と並行して通っていた立命館大学を卒業。ただ、クラブレベルでは結果を残していた一方で、世代別代表では絶対的な存在になり切れず、ボーダーライン上の選手だった。
2019年の11月にはU-20アジアカップ予選に参加した経歴を持つが、中止となった21年のU-20ワールドカップが開催されていたとしても、メンバー入りできたかは分からない。
2022年3月に立ち上がったパリ五輪を目ざすチームでも、当初は当落線上にいた。3月下旬のドバイカップに参戦するメンバーに選ばれたが、アピールできず。同年6月のU-23アジアカップではメンバー外に。一時は序列を下げ、雲行きは怪しくなっていた。
それでもクラブで継続して試合に出ることで、再びパリ行きのレースに加わり、23年に入ってからはほとんどの遠征に名を連ねた。同年6月にはA代表に初招集。気がつけばパリ世代を牽引する選手のひとりとなった。
【PHOTO】悲願のメダル獲得へ!パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介!
勝負の年となった今季。開幕から好調を維持し、3月に行なわれたU-23日本代表の活動にも順当に招集された。しかし、マリ戦(1−3)で痛恨のミスを犯してしまう。慣れ親しんだサンガスタジアム by KYOCERAでの一戦にスタメン出場すると、1−1で迎えた53分に自陣で横パスを奪われる。その流れからゴールを割られ、凱旋試合で悔いを残した。
だからこそ、4月半ばから5月頭にかけて開催されたU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)では同じ過ちを繰り返せない。名誉挽回のチャンスを虎視眈々と狙うなか、UAEとのグループステージ第2戦(2−0)で結果を残す。
66分に左SB大畑歩夢(浦和)のクロスに反応。2列目から駆け上がり、ニアサイドで技ありのヘディングシュートを決めて、勝利を決定づけるチーム2点目を奪ったのだ。
「(マリ戦のミスは)悔しかったし、自分としても信頼を取り戻すというか、自分に対して自信がないところもあったので、そこはちょっとアグレッシブにいきたかった。ミスにビビるだけではなくて、チャレンジする気持ちが大きかったので、そこがうまくハマって出し切れて良かった」
勢いに乗った川粼はその後も攻撃力を発揮しつつ、黒子役としてチームに貢献。ノックアウステージ以降は途中出場がメインだったが、苦しい時にピッチに入って攻守のバランスを整えた。
パリ五輪の出場権獲得と優勝を勝ち取るだけではなく、自らの自信を取り戻す大会になったのは間違いない。借りを返したことで、過去の精算は終わった。次なるターゲットはパリ五輪の本大会となる。
中2日の連戦ではタフさを売りにする男の力が必要不可欠。56年ぶりのメダル獲得、そして初のファイナル進出を目ざす大岩ジャパンの懐刀として役割を全うする。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年07月07日 19:30
セリエAのフィオレンティーナが、チェコ代表でスパルタ・プラハに所属するDFマルティン・ヴィティクに対して獲得オファーを出したことがわかった。
2024年07月07日 19:30
総理大臣杯東北地区予選準決勝仙台大対東北大戦が6日に宮城・柴田町内で行われ、仙台大が延長戦の末に2-1で東北大を破って3大会連続37度目の総理大臣杯進出を決めた。東北では絶対王者の仙台大は前半25分にFW福田拳龍(4年、柏レイソルU-18)が右足で先制するも、後半24分に東北大からゴールを許して延長戦に突入。延長前半2分にMF新谷一真(3年、尚志高)が決勝点を挙げて試合を制した。
苦手東北大との接戦を制した。優れた技術とアイディアでボールを紡ぐ仙台大と堅牢なブロックと縦に早いカウンターで立ち向かう東北大との一戦は、一進一退の激しい試合となった。球際に厳しく迫る東北大イレブンをかわしながら、延長戦の末に仙台大は相手を打ち破った。
元日本代表FWの平山相太監督は「東北大とはいつも難しいゲームになりますけど、きょうもその覚悟をしました。ただ自分たちも目指してるものはもっと上なので、それでもそれを跳ね返す強い仙台大をお見せしたかったですね。それができなかったのがちょっと残念でしたね」と安堵(あんど)した表情を浮かべた。戦況を見つめる平山相太監督(右端)
直近5年は東北大との対戦成績は全勝を収める仙台大だが、1点差のゲームがあるほど肉薄した内容が繰り広げられてきた。全員守備を体現し、サボらず走って戦い続ける東北大は東北1部リーグでも難敵だ。
今季から仙台大サッカー部の指揮官に就任した平山監督は「ずっと今年難しいゲームというか、勝ったり負けたりする中で、こういった大事な総理大臣杯出場権がかかっている準決勝で勝ち切れるところは、みんなすごく成長していると思います」とイレブンの活躍を労った。
決勝では昨年の総理大臣杯で日本一となった富士大との対戦を控えている。昨年富士大は堅守速攻の全員サッカーで並みいる強豪大を打ち破って東北勢初の全国大会優勝に輝いた。そして全国大会で待つ数多くの強豪を打ち破るためには、チームの成長、課題の解決が必要不可欠だ。
「1番はセットプレーですね。特に攻撃面、今年は得点していないんじゃないかなと思うので、そこは(セットプレーが)ゴールの3割程度を占めてくるものなので、そこは改善しないければいけません。もう一つは守備面で強度が高い相手、強力なFWがいる相手に対する部分では、東北ではなかなか難しい部分がある。そこをどう慣れさせていくか。どういう守備力をできるかというのを見極める必要があるかなと思いました」と平山監督。
攻守の見直しを図り、全国の強豪たちと渡り合う構えを見せた。筑波大から得た経験を仙台大に還元
かつて高校選手権で2大会連続で得点王に輝いた平山監督はベガルタ仙台所属時の2018年1月に現役引退を表明し、指導者としてセカンドキャリアを歩むため仙台大へ入学した。仙台大卒業後は学生サッカーの名門筑波大の大学院へ進学してより深くサッカーを学び、筑波大のトップチームを指導した。
今季母校の監督として舞い戻ってきた指揮官は「筑波で相手を見て戦う部分にかなり特化してたので、そういった部分は面白かったです。いろんな指導者と出会って、相手を見てポジションだったり、プレーを変えられる選手は貴重だと思うので、そういった部分をここでもエッセンスとして入れているつもりです」と、大学院と日本屈指の強豪チームを指導した知見を仙台大に還元している。全国大会出場を決めた仙台大イレブン
総理大臣杯は来月上旬から中旬にかけて開催予定。最高成績は4強進出と東北の強豪として全国に存在感を見せてきた名門だが、新指揮官は謙虚に闘志を燃やす。
「今年からレギュレーションも変わって全チームが1回戦から参加するので、まず初戦突破を果たせれば、その後は勢いも出てくるだろうし、細かいことはあると思いますけど、まず初戦突破することが1番大事だと思っています」と意気込んだ。
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決勝は今月13日午後1時30分にみやぎ生協めぐみ野サッカー場Aグラウンドで開催される。富士大を打ち破って大会3連覇を果たし、全国大会で上位進出を目指す。
2024年07月07日 19:27
元日本代表MFの前園真聖氏が、フジテレビ系列で放送された情報・ワイドショー番組「ワイドナショー」で、パリ五輪に臨むU-23日本代表で選外になった松木玖生について語った。
7月3日に発表された大岩ジャパンのメンバー18人とバックアップメンバー4人のなかに、松木の名はなかった。前園氏は実力による落選を否定し、21歳MFの現状を説明する。
「中心だったので、今回選ばれなくて、ちょっと皆さんビックリされていたけど、彼はFC東京に所属していて、移籍の話が今、出ていると」
【PHOTO】悲願のメダル獲得へ!パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介!
五輪に出場するためにはチームの承諾が必要だとして、今後、移籍が実現した場合のリスクに言及する。
「今回18人に選んだとしても、『移籍が決まりました。じゃあ松木選手はチームから、18人のメンバーから出ます』となった場合に、この空いた1枠に、怪我か病気以外は他の選手を補填できない」
続けて「そういうリスクを考えると、最初から『呼びません』と」と結論づけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月07日 19:21
酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツの退団に伴い、浦和レッズの新キャプテンに就任したのが伊藤敦樹だ。ペア・マチィアス・ヘグモ監督は当初、西川周作を候補と考えていたようだが、浦和アカデミー出身で、日本代表経験もある25歳のボランチが最適と判断したのだろう。本人も「自分がチームを引っ張る」という強い気持ちを持って、新たなスタートを切ったところだ。
その初陣となったのが、6日の湘南ベルマーレ戦。すでに6月30日のジュビロ磐田戦でキャプテンマークは巻いていたが、正式就任後の公式戦は今回が初めて。リーグ12戦無敗で5連勝中というゲンのいい浦和駒場スタジアムでの一戦ということで、本人も気合が入ったことだろう。
すさまじい熱気に包まれた中、スタートしたこの試合。浦和の入り自体は悪くなかった。安居海渡とボランチを形成した伊藤自身も左右に幅広く動き、ダイナミックに攻守に絡む姿勢を披露。22分には渡邊凌磨からパスを受け、ペナルティエリア外側からミドルシュートをお見舞い。これは惜しくもGKソン・ボムグンに防がれたものの、いい動きを見せていた印象だった。
しかしながら、浦和は一瞬のスキを突かれてカウンターから田中聡に先制点を奪われる。前半を0−1のビハインドで折り返すのは想定外だったかもしれない。が、彼らはそこから巻き返し、後半に入って途中出場のチアゴ・サンタナが同点、逆転弾を立て続けに決める。
新キャプテンが大きな壁にぶつかったのはその後だ。高温多湿の気象条件もあって足が止まり始め、全体に間延びしてしまい、走力と粘り強さでタフにぶつかってくる湘南に球際で負けるシーンが目立ち始めたのだ。
空いたスペースも使われるようになって迎えた90分。浦和は自分たちが得たFKから西川周作が大きく蹴り出したボールを前田直輝が畑大雅に競り負け、そのまま持ち込まれて最終的には18歳の石井久継に決められた。伊藤も失点場面に絡んでしまい、悔しさを爆発させた。
「時間帯におけるプレー選択の経験不足が出たと言うのか、そこはピッチ上で自分がもっともっとやらないといけないと思います。一人ひとりが勝っている時の判断をしっかりやらないといけない。2失点目のところが顕著でしたけど、まずあの位置(浦和の右サイド)でファウルしても何も怖くなかった。広教はイエローをもらっていたから行けないのはわかりますけど、直輝くんや(佐藤)瑶大とかがまずファウルで行ければシュートまでは行かれなかった。そういう判断を自分含めて、細部まで突き詰めていかないといけない。チームとしていい攻撃ができているし、点は取れているので、そういうところに強くこだわらないといけない」と試合後、語気を強めたのだ。
2−2で終わっていればまだよかったが、最悪だったのが2分後の3失点目。田中聡に反転されてシュート性のパスを入れられたのも、ルキアンを止められなかったのも含めて、全てが後手に回り、決められるべくして決められた。勝ち点1すらも逃した浦和は順位こそ9位にとどまったが、首位のFC町田ゼルビアとの差を14に広げられ、タイトル争いからまた一歩後退した形になった。
新キャプテンの初陣はほろ苦いものとなったが、ここで諦めるわけにはいかない。伊藤自身も統率力や発信力、マネージメント力といった部分を伸ばしつつ、苦境を打開していかなければならないのだ。
「自分はキャプテンですし、ボランチとして真ん中にいる選手なので、まず試合をしっかりとコントロールしなければいけない。今回、それができなかったのが敗因なので、そこは自分の責任だと思います。そういう状況でチームをまとめられるようになったら、自分自身、もう1段階上にいけるし、チームも良くなる。そう仕向けていかなければいけない」と自戒を込めて語っていた。
2023年に森保ジャパン入りし、昨年9月のトルコ戦でゴールも奪ったスケールの大きなMFはここで足踏みしている時間などない。今季4ゴールという数字ももっと伸ばさないといけないし、存在感を高めることも重要だ。本人は「代表定着」も今季の目標として掲げていたが、ここから成長曲線をさらに引き上げない限り、海外移籍した川村拓夢や佐野海舟らを追い抜いていくことはできない。この悔しい湘南戦の敗戦を糧にして、どう課題と向き合っていくのか。それが何よりも重要なのである。
逆に言えば、伊藤が浦和の救世主になれれば、周りの見る目も一変する。この難局をチャンスと捉えて、新リーダーには新たな活力をチームに与えるべく、奮起してもらいたい。
取材・文=元川悦子