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2025年12月11日 12:27
MLB公式サイトが伝えた村上宗隆と岡本和真の可能性 メッツからFAとなっていたピート・アロンソ内野手のオリオールズ加入の報せは、メジャー移籍を目指す村上宗隆内野手(ヤクルト)、岡本和真内野手(巨人)に影響を与えるかもしれない。MLB公式サイトは、アロンソの移籍がメッツに与える“選択肢”について言及した。 MLBは10日(日本時間11日)、アロンソのオリオールズとの契約が各球団に与える影響を取り上げた記事を公開。「アロンソがボルチモアに向かい、ブランドン・ニモをレンジャーズにトレードしたことで、メッツの打線には一塁手と外野手に2つの明白なニーズができた」と、メッツ内野陣に生まれた“空白”を紹介した。 「FA市場に残っている一塁と三塁の最高の選択肢はアレックス・ブレグマン(レッドソックスからFA)とエウへニオ・スアレス(マリナーズからFA)だが共に三塁手なので、ぴったりとははまらない。先日ポスティングされた2人の日本人スターがFA選手の中では一塁の選択肢になりうる」と、メッツの一塁手の候補に村上と岡本の名前をあげた。 メッツの一塁手として活躍したアロンソは今季162試合に出場し、打率.272、38本塁打、126打点をマークし、打線の中軸を担ってきた。打率、打点はチーム1位、本塁打もチーム2位を記録した主砲の流出は痛いが、裏を返せば、村上と岡本を含めた選手にチャンスが生まれたこととなる。 ウインターミーティング開始以降、カイル・シュワーバー外野手がフィリーズと5年1億5000万ドル(約232億円)で再契約、メッツからFAのエドウィン・ディアス投手がドジャースと3年6900万ドル(約107億円)で契約するなど、FA注目選手の去就が次々と米メディアによって伝えられている。 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、アロンソは5年1億5500万ドル(約241億4000万円)でオリオールズとの契約に合意したと言及。メッツで通算264発を放った主砲の流出は、村上と岡本の移籍を加速させる可能性を秘めているだけに、今後の動向に注目が集まる。(Full-Count編集部)
2026年03月03日 08:05
大谷は公称193センチだが…
野球日本代表「侍ジャパン」は2日、「2026 ワールドベースボールクラシック 東京プール presented by ディップ 強化試合(大阪)」に臨んだ。試合前練習では、対戦相手であるオリックスの新助っ人、ショーン・ジェリー投手が「やっぱりデカすぎる」「存在感えぐい」と大きな注目を集めた。
練習中のグラウンドは、多くのメディア関係者や両軍の選手、スタッフたちで溢れかえっていた。そんな中、ひと際異彩を放っていたのが球界最高身長213センチを誇るジェリーだ。周囲の選手と比較しても文字通り「頭一つ分」抜けている。
侍ジャパンの大谷翔平投手も193センチと長身だが、ジェリーはそれをさらに20センチも上回る。昨季のNPB最長身だったタイロン・ゲレーロ(元ロッテ)の203センチをも超え、現役最長身右腕となった。
試合前から凄まじい存在感を放つ28歳に対し、X(旧ツイッター)上では「飛び抜けてる」「人混みの中でも異次元の存在感」「でっかぁ!」「ジェリー目立ちすぎw」「どこにいるか一目で分かる」「え? やばすぎ」といった驚きの声が止まらなかった。(Full-Count編集部)
2026年03月03日 08:00
広島・林晃汰内野手(25)が2日、全体練習終了後、居残りで40分間、打撃練習を行った。前日1日の楽天戦では、「5番・DH」でスタメン出場したが、2打席凡退後に交代を告げられた。「悔しかった」。1軍生き残りへ、自らの形を取り戻すため振り込んだ。
「実戦に入ってきて、投手にしっかり対応できていない」。現状をこう振り返った。特打で意識したのが、球の見方だ。自身の感覚と、実際の見え方に差異が生じているため、捉える確率が上がってこないと自己分析し、修正に取り組んだ。
「めちゃくちゃささいなことなんで」。詳細は明かさなかったが、「何度も何度も考えて打ち込みました」。構え方など細部にまで気を配り汗を流した。
春季キャンプを2軍で迎え、沖縄キャンプと同時に1軍に昇格。思い切りの良いスイングが期待された。だが、オープン戦は4試合で11打数1安打、打率・091と精彩を欠く。1日の楽天戦後、新井監督は交代を命じた理由を「内容が悪い」と説明し、厳しい表情を浮かべた。
開幕1軍争いは、激しい。ドラフト1位・平川(仙台大)を筆頭に、二俣や佐藤啓、渡辺らの若鯉はアピールを続ける。
「結果を残すだけ。しっかりと結果を残すために、やっていきたい」。チームにとって貴重な長距離砲は、シンプルな言葉に強い思いを込めた。
2026年03月03日 08:00
広島市は2日、広島・秋山翔吾外野手(37)が社会貢献活動を行うことを発表した。広島市母子寡婦福祉連合会、および広島県ひとり親家庭等福祉連合会を通じ、会員の親子をマツダスタジアムでの公式戦4試合に合計120人を招待する。
西武時代から行い、広島移籍後は4度目となる。秋山は広島市を通じ、「皆さんの記憶に残るような1日になるよう準備をしてお待ちしています。思い出に残る親子の時間をマツダスタジアムで過ごしてください」とコメントした。
申し込みは広島市母子寡婦福祉連合会、または広島県ひとり親家庭等福祉連合会まで。FAX、郵送、各ホームページの応募フォームから応募可能。2日から23日必着分まで受け付ける。対象試合は4月19日・DeNA戦、5月10日・ヤクルト戦、6月28日・阪神戦、8月2日・中日戦。
2026年03月03日 08:00
3月5日ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026が開幕する。
2026年03月03日 06:50
「まずはバッティングでしっかり長打を出していけるようにやっていきたいと思います」。
ロッテの上田希由翔は練習試合、オープン戦に向けて、このように意気込んでいたが、その言葉通り、1日の韓国・ロッテとの練習試合でライトスタンドに一発を放つなど、ここまで対外試合9試合に出場して、打率.421(19−8)、1本塁打、5打点とバットでアピールしている。
上田は昨年秋の取材で「西岡さんに指導していただいて、ポイントが前すぎて、それによってポイントが前だと見る時間も少なくなってしまいます。見極められるボールはあるけど、振ってしまったりというのがあるって言っていただいたので、都城ではポイントを近くしながら、その中でもパワーを出せるところを教えていただきながら、バッティングはやっていました」と話していたが、一冬を超えて、「パワーもついてきたなというところがありますし、打球にうまくつながっていないなという時もあるので、そこは色々(西岡)剛さん、栗原(健太)さんにも教えていただいているので、それをしっかり繋げていけたらいいなと思います」と都城春季キャンプの時に話していた。
また、今季に向けて“OPS上げていきたい”と目標に掲げているが、「昨年も苦手なボールを振って、四球を取れるなというのがたくさんありました。単打を狙いにいって、もっと長打を打っていけば良かったなという時もあった。そういうところかなと思っています」と、OPSを上げるために必要になってくることを自己分析した。
二塁打、本塁打を増やしていきたい考えなのか訊くと、「そうですね、増やしていきたいと思います」と力強く宣言した。
◆ 守備力も向上
都城春季キャンプの守備練習を見ると、サードの守備がとても上手くなったように見える。特に三塁線の打球に対する守備は非常に良かった。
上田は「自主トレでも中村奨吾さんに教えていただきましたし、しっかりそれをやっていきたいと思う中で、松井稼頭央さんに教えて頂いたり、根元さんにも聞いたりしているので、ノックの打球ですけど、実戦になった時の打球でしっかり対応できたらいいなと思います」と話していた。その中で、3月1日の韓国ロッテとの練習試合で、2−4の7回二死走者なしで右打者のハン・テヤンが放った強烈な三塁線の打球を倒れ込みながら、逆シングルでキャッチし一塁へ送球してアウトにする好守備を見せた。
サードのレギュラーポジションを勝ち取るために、「一番はバッティングでアピールすることだと思いますし、その中でも年間通して使っていただけるような状態にしていけたらいいなと思っています。バッティングでアピールですけど、守備の面でもチームとしても走塁ができるようにと思います」と誓った。
サードのレギュラー争いは熾烈だが、決まった存在は誰もいない。上田はレギュラーを掴み取るチャンスである。それは、上田以外の選手にも言えることだ。上田がサードのポジションを勝ち取るために、打って、打って打ちまくる。
取材・文=岩下雄太
2026年03月03日 06:50
元近鉄・太田氏を襲った右肩痛「キャッチボールもできなかった」
どうしようもなかった。元近鉄主力投手の太田幸司氏(野球評論家)はプロ10年目の1979年に右肩痛を発症した。シーズン終盤に調子を上げ、10月9日の南海戦(大阪)で7勝目をマーク。前期優勝の近鉄と後期優勝の阪急が激突するプレーオフに向けて意気込んでいたところで“悪夢”に襲われた。「朝起きたら……」。青森・三沢高時代も、近鉄に入ってからも“ハードワーク”をこなしてきた右肩がついに悲鳴を上げたのだった。
無念のリタイアだった。“さぁ、これから”という時にまさかの事態に陥った。「プレーオフに向けての練習の朝でした。起きたら何か……。顔を洗おうと思ったら、もう“アレ”って感じでね」。右肩に異変を感じたという。「何も手に持っていなければ(肩は)全然回るんですけど、何か持ってクッと力を入れたらピーンとなって……。球場には行ったけど、キャッチボールもできなかった。何か負荷がかかるともう駄目でした」。
その前年(1978年)に太田氏は、原因不明の不調で1勝9敗と成績が大幅にダウン。節目となる10年目の1979年は、そこからの復活を目指してのシーズンだった。4月29日の阪急戦(西宮)と5月4日の阪急戦(日生)で2試合連続2失点完投勝利を挙げるなど、この時点では3勝0敗。だが、その後、調子を落とした。近鉄が前期優勝を成し遂げた中、太田氏の状態は後期に入っても、なかなか戻らず、6月からの3か月で0勝4敗と苦しんだ。
「もう以前のようにローテーションに入って、という感じではなく、谷間で先発したり、リリーフしたりでしたね」。チーム内での立場も変わったが、そこから意地を見せた。9月に入って巻き返した。9月1日の日本ハム戦(後楽園)に4安打完封で5月4日以来の4勝目。さらに中4日で9月6日のロッテ戦(日生)に先発すると3失点完投で5勝目をあげた。9月と10月の2か月は4勝0敗と結果を出した。
最終成績は31登板(20先発)で7勝4敗、防御率3.31。シーズン中盤に数字を伸ばせなかったものの、終盤は復活を感じさせる内容だった。太田氏も後期優勝の阪急とのプレーオフに向けて意気込んでいた。そんな時に右肩痛に襲われたわけだ。「シーズン最後の(10月9日の)南海戦に(先発して5回無失点投球で)勝って、7勝して“これでプレーオフも”って、なっていたんですけどね……」。大事な時期での戦線離脱だった。広島と日本シリーズで対戦も、太田氏は治療に専念
三沢高時代は1967年の1年秋から3年の最後まで、公式戦はすべて一人で投げ切った。近鉄入団後も1軍に定着してからは中3日が当たり前の短い登板間隔で先発し、リリーフもこなしてきた。それがついに……。「地肩が高校時代からずっと強かったんでね。肩なんか、それまで痛めたこともなかったんですよ。でも、どこかで、やっぱりジワジワときていたんでしょうねぇ。それがいっぺんにプチーンと……」と話した。
近鉄は阪急とのプレーオフを3勝0敗で突破、広島との日本シリーズは激闘の末に3勝4敗で終わったが、太田氏は右肩治療に専念するしかなかった。「治療といっても、昔は鍼を打つとか、そんな感じでしたからね。そのオフはずっとそういう治療をして『まあまあ、年を越したら大丈夫やろ』とか言っていたら、ちょっとはよくなったんですよ。そしたら放るでしょ。でも、ある程度は放れるようになっているんだけど、ちょっと投げすぎたら、すぐにまたワーっとなって……」。
太田氏のプロ野球人生は、11年目の1980年以降、この右肩痛との“戦い”になっていく。「今日はいい球がいっているなと思ったら、次の日になったら“あれ? またちょっと引っかかるな”とか……。毎日、朝起きてみないと、どうなのか分からない感じにもなりだして。朝起きるのも不安みたいな、そんな日が続いたんです」。
投げるのが当たり前だったし、投げさせてもらえるのが喜びでもあったのだから、投げたくても、投げられないのはあまりにも辛すぎた。もちろん、もう一度輝きを取り戻そうと必死になったが、なかなかうまくいかなかった。すべては1979年10月の右肩痛発症から始まった。「極端にガクンという感じですからねぇ。ホント、あの時に肩を痛めていなかったら、って思いますよ」と、太田氏は悔しそうにつぶやいた。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年03月03日 06:20
◆ 齊藤明雄氏「狭い球場と割り切ってどんどん攻める投球をした方がいい」
ホームランウイングが新たに設置されたバンテリンドームで1日、中日−DeNAのオープン戦が行われ、9−2で中日が勝利した。
外野フェンスが4.8mから3.6m、本塁から右中間・左中間が116mから110mとなったバンテリンドームでの初戦。2日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』の解説・大矢明彦氏は「2回表、無死一・三塁で京田陽太の右犠飛、バンテリンドームでこういう飛球はなかなか見なかったですよね。これでフェンスまで届くようになってしまうと、打者は本当にいいですよね、本塁打は出やすくなる」と分析した。
もう1人の解説・齊藤明雄氏は「ホームランウイングができるのは本塁打が増えていいが、右中間・左中間がこれだけ狭くなると二塁打や三塁打が少なくなってくるのかなという感じもある」と語るも「(先発の)涌井秀章も全然飛んでないように見ているのがあそこまで飛んでいるので、球を低く集めなければいけない。そうすると球数が増えて、早めの交代になってしまう。狭い球場と割り切ってどんどん攻める投球をした方がいい、あまり考えない方がいいかもしれない」と見解を述べた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年03月03日 06:10
◆ 新フォームで復活へ!大矢明彦氏「もう1回自分の力を全部振り絞って打撃ができるチャンス」
古巣・日本ハムに復帰した西川遥輝が2月23日、阪神とのオープン戦で第1号本塁打を放った。
2026年03月03日 06:00
広島は2日、マツダスタジアムで全体練習を行った。侍ジャパンのサポートメンバーに選出されていた佐々木泰内野手(23)がチームに再合流。同じ右の長距離砲として交流を待ちわびていたカブス・鈴木誠也外野手(31)と2桁本塁打達成の約束を交わしたことを明かし、シーズンでの飛躍を誓った。
全体練習の輪の中に、一回りたくましくなった背番号10の姿があった。侍ジャパンのサポートメンバーに選出されていた佐々木が、チームに再合流。「トッププレーヤーの方とプレーさせてもらって、高いレベルを肌で感じることができた。そのレベルにいけるように、一日一日を大切にやっていきたい」と、決意を新たにした。
2月25日から侍ジャパンに合流。同27、28日の中日との壮行試合に2戦フル出場し、27日には柳から“プロ1号”を左翼席へたたき込んだ。ベンチ前で大谷、吉田らとハイタッチを交わし、「夢のようでした」と笑顔。「早く1本ほしかったので、少し楽になった。ここからいいイメージを持って打席に入って、本数を重ねていけるのがベスト。この1本を弾みにしたい」と、シーズンでのアーチ量産を誓った。
憧れの先輩とは“男の約束”を交わした。同じ右の長距離砲として、交流を待ちわびていた鈴木と初対面。「2桁(本塁打)打ちますと約束しました。頑張りたいと思います」と明かした。
さらに「一番の収穫」と語るのが、連絡先を手に入れたこと。「シーズン中、分からないことがあったら聞かせてくださいと言ったら、『分かったよ』と返ってきた。本当にうれしい」と、海を越えてつながった師弟関係に声を弾ませた。
この日、新井監督からも「技術的な部分だけじゃなく、マインド的な部分もすごく参考になるよ」と、鈴木がカープ時代から積み上げてきた野球への姿勢を伝え聞いた。「カープの時から凡退したら人一倍悔しがっていたと(監督から)聞いた。練習するところは見させてもらって、スイッチの入り方は本当にすごい。それくらいの思いを持って自分も取り組んでいきたいし、完璧を求めてやっていきたい」と“誠也マインド”を継承し、ストイックに理想を追い求めていく。
飛躍が期待される2年目のシーズンは開幕まで1カ月を切った。日本を代表する選手と共闘し、日の丸への思いを強めた一方で、「カープでしっかり主軸を張れる打者になることが最優先。まずカープでリーグ優勝、日本一に貢献できるようにやっていきたい」と佐々木。カープから世界へと羽ばたいた偉大な背中を追いかけ、“誠也級”の成長曲線を描いていく。
2026年03月03日 05:00
「WBC東京プール presented by ディップ 強化試合、阪神3−3韓国代表」(2日、京セラドーム大阪)
阪神は韓国代表に引き分けた。
先発の才木浩人投手は初回に1死一、二塁のピンチを招くと連続適時打を浴び、3回5安打5奪三振2失点でマウンドを降りた。打線は二回、中川勇斗捕手の右前打で一、三塁の好機に高寺望夢内野手が中堅犠飛、小野寺暖外野手の左翼適時二塁打、伏見寅威捕手が中前適時打を放ち3点を奪った。藤川球児監督は「ありがたいゲームになった」と話した。
◇ ◇
(会見)
−試合を振り返って。
「全体的に阪神タイガース、韓国チームも球際で、ギリギリのプレーでの粘り強さを感じたゲームになりましたね」
−李政厚の印象は。
「コンタクトする時の打球音はさすがの強さだと感じました。中前、左前、どちらも素晴らしい反応だったなという印象。ウチの打者も見習うべきところが多い打者だなと思いました」
−日本代表とも試合。
「本戦が始まれば非常に緊張感のあるゲームになる。明日は日本代表が気持ちよく、本戦に向かっていただけるように、できる限りのプレーをしたい。あの緊張感を考えますと『頑張ってください』と思います」
(囲み取材)
−途中から出た若手選手も今後につながる。
「阪神球団と選手たちですね。せっかくこんな素晴らしい肉体を持った選手たちを見ていますから。自分たちが未来にどうなっていくか。普段から言っていますが、今じゃない。野球選手は野球のキャリアを通じて伸びていくことが重要。ありがたいゲームになったんじゃないですかね」
2026年03月03日 05:00
「WBC東京プール presented by ディップ 強化試合、阪神3−3韓国代表」(2日、京セラドーム大阪)
四回から2番手で登板した阪神・伊原陵人投手が1回を三者凡退に抑えた。春季キャンプMVP9選手の中でも、藤川監督が“最上級”に評価した左腕が韓国打線を見事に料理。当面は中継ぎ起用も考えられる中、準備は万全と言わんばかりの快投だった。
オープン戦とは異なる緊張感が充満するドーム内で、伊原は冷静だった。「正直、相手はあんまり関係ない」。状況に惑わされず、ただキャンプから積み上げてきたものを体現した。
「うまく変化球を交えながら、カウントを悪くすることなく投げられた」と、積極的に仕掛けてくる相手を打ち取っていった。1死後に迎えた7番・金慧成(ドジャース)からは外角の直球で見逃し三振。それでも「もう少し精度を高めていく必要がある。そんなに完璧な球だったとは思っていない」と、引き締まった表情で振り返った。
今春の対外試合は全て中継ぎで起用され、3試合で計5イニングを無失点。大量9選手が選ばれた春季キャンプMVPの中にあって、藤川監督が伊原について「一番の成長」と評した理由を、投球で示し続けている。
虎の“心臓”とも言える中継ぎ陣は今季、石井が左アキレス腱(けん)断裂で長期離脱。昨季、中継ぎを経験した伊原が当面、ブルペンに加わる可能性もある。ただ、どこで投げようともやることは変わらない。「少し甘い球もありましたけど、段階は踏めている」。流れるように言葉を紡ぐ裏側で、着々と準備を進める。
2026年03月03日 05:00
「WBC東京プール presented by ディップ 強化試合、阪神3−3韓国代表」(2日、京セラドーム大阪)
投手の足元を襲う鋭い打球が、瞬く間に二遊間を抜ける。
2026年03月03日 05:00
「WBC東京プール presented by ディップ 強化試合、阪神3−3韓国代表」(2日、京セラドーム大阪)
昨秋のトレードで日本ハムから新加入した阪神の伏見寅威捕手(35)は2日、WBC韓国代表との強化試合に「9番・捕手」で先発出場し、二回2死二塁から一時勝ち越しとなる安打を放ち、“移籍後初打点”を記録した。捕手としても韓国打線の一挙手一投足に目を光らせ、積極性を警戒。ライバル国のデータを吸収し、今後に向けた収穫とした。
虎の扇の要が攻守に渡って存在感を示した。スタメンマスクをかぶった伏見は自らのバットで劣勢をひっくり返した。
同点で迎えた二回2死二塁で打席へ。高寺、小野寺が連続打点を挙げ、押せ押せムードが漂う。3球目の151キロ直球を捉えた。「ボール先行だったので1球で仕留められたのは良かった」。打球は左中間を抜け、「球の速い投手というのは分かっていたので、力負けしないように打つことができた」と手応え十分。移籍後初打点は勝ち越し打となった。
守備では3度目となる才木とのバッテリー。レギュラーシーズンでも組む可能性は高い。「いろんなレパートリーを持ったピッチャーなので。チョイスはいろいろある」と、回ごとに投球に変化を持たせながらリードした。
初めての国際試合だった。貴重なスタメン機会を無駄にするつもりはない。マスク越しに韓国打線の特徴に目を光らせた。
「一番驚いたのはベンチで、韓国の方が座らず『ずっと前にいくぞ!』って姿勢が最後の回まで。それが積極的な姿勢を生んだのかと。プレッシャーを感じました」
強さの秘密を探ろうと、ベンチにも視線を移していた。「個人的には出た試合でいろんな情報を入手したいですし、無駄にしないように」。この日得た収穫について多くを語ることはなかったが、持ち前の視野の広さで情報をインプットした。
3日には日本代表との一戦が控える。侍ジャパンにとっては本戦前最後の強化試合となる。「韓国代表との試合はすごく緊張感があって、これがもし本戦ならとんでもない緊張感なんだろうなと。明日、何が正解かはわからないけど、自分たちの野球をやって日本代表を送り出すことができたら」。決戦がいよいよ始まる。日の丸打線からもデータを吸収し、シーズンへ役立てる。
2026年03月03日 05:00
「WBC東京プール presented by ディップ 強化試合、阪神3−3韓国代表」(2日、京セラドーム大阪)
阪神は2日、WBC韓国代表との強化試合で引き分けた。藤川球児監督(45)が評価したのは“キャンプMVPトリオ”の躍動だ。一時逆転に成功した二回は中川勇斗捕手(22)、高寺望夢内野手(23)、小野寺暖外野手(27)が得点に絡んだ。春季キャンプから鍛錬を積んできた“球児チルドレン”たち。この一戦を糧に、レギュラー陣を脅かしていく。
臆することなく、果敢に挑んだ。格上に立ち向かう若虎の躍動に、球場の興奮が増していく。藤川監督は「胸を借りるつもりで、タイガースの若い選手を5番以降に起用しました。非常にキャンプから力強く立ち上がってきた選手たちがいいパフォーマンスを見せた、素晴らしいイニングでした」と韓国代表と互角に渡り合った点を称賛した。
ハイライトは2点を追う二回だ。1死一塁で中川がチーム初安打。151キロ直球に振り負けず、中前にはじき返した。一、三塁と好機が広がり、続く高寺が中犠飛。追い込まれながら155キロを外野に運んで、最低限の仕事を果たした。
なおも2死一塁で小野寺が魅せた。カウント2−2から捉えた打球は左翼後方への飛球。相手の左翼手が飛び込むも、白球は芝生で弾んだ。左越えへの適時二塁打で試合を振り出しに戻し、さらに伏見の適時打で勝ち越し。小野寺は「直球の強い投手なので、追い込まれてからもコンパクトに打つことを意識しました」と振り返った。
逆転に絡んだ中川、高寺、小野寺は春季キャンプで藤川監督がMVPに挙げた9人に入ったメンバー。沖縄で鍛錬を積んだ成果を、関西に場所を移した実戦で発揮した。
相手の韓国代表は1番の金倒永が左中間へ一発。米大リーグのジャイアンツで活躍する李政厚らも存在感を示した。指揮官は「やっぱりここに来ると、ナショナルチームの選手たちの体つきを見た時に、自分たちが今どの辺りかというのが見えるでしょうから。その辺りは勉強というか収穫は、球団と選手たちにはあるんじゃないですかね」と自軍の若手に目を向けた。
トップチームの主力選手を目の当たりにした空間は、飛躍への一助になる。「野球選手はキャリアを通じて伸びていくことが重要。ありがたいゲームになったんじゃないですかね」と藤川監督。次世代のチームを担う男たちはこの一戦を糧にして、春に向かって大きな花を咲かせていく。
2026年03月03日 05:00
「WBC東京プール presented by ディップ 強化試合、阪神3−3韓国代表」(2日、京セラドーム大阪)
強敵相手にしっかり収穫を得た。先発した阪神・才木浩人投手は立ち上がりこそ苦しむも、3回2失点で5奪三振。「フォークの感じも良かったし、真っすぐの微調整だけかなというところ。あとはイニングを投げながら」と納得のマウンドを振り返った。
改良してきたフォークが効いた。初回、2点を失い、なおも2死二、三塁の場面。ドジャースで大谷翔平のチームメートにあたる金慧成をフォークで三振に仕留めた。その後も落ち球で空振りを量産。奪った三振全てのウイニングショットになった。
初回は直球一本を狙われた中で、二回以降は変化球を効果的に使い、しっかり修正。藤川監督は「二回以降、コンビネーションが入りだして彼らしいところが見えた。日本の開幕を迎える立場として、非常に心強く感じた」と高く評価した。
ただ、同学年のメジャーリーガーには脱帽だった。3番に入ったジャイアンツの李政厚には、いずれも直球をはじき返され2安打を浴びた。右腕は「今まで対戦してきた中でも頭一つ抜けてる。ファウルも取れず、しっかり前に飛ばされて、悔しかったですね」と苦笑いを浮かべた。
31日に京セラドームで行われるホーム開幕戦での先発が濃厚の才木。「開幕まで2、3試合あるのでしっかり調整できたらいいかなと思います」。韓国打線に痛打された直球の強さを見直し、自信を持った完全体でシーズンに向かう。