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2026年02月21日 19:00
ブラジル代表MFカゼミロが今シーズン限りで退団するマンチェスター・ユナイテッドは夏の移籍市場で中盤の補強に熱心であり、現在様々な選手の名前が挙げられている。 クリスタル・パレスのアダム・ウォートン、ノッティンガム・フォレストのエリオット・アンダーソン、ブライトンのカルロス・バレバ、ニューカッスルのサンドロ・トナーリなどが候補として噂されているが、英『Football Insider』によると、アストン・ヴィラのベルギー代表MFアマドゥ・オナナもリストに名を連ねているようだ。 24歳の同選手は2024年夏にエヴァートンから5000万ポンドでアストン・ヴィラへ完全移籍。今シーズンは怪我に悩まされているが、ここまで公式戦24試合に出場して2ゴールを挙げており、ウナイ・エメリのチームで存在感を発揮している。 ユナイテッドは長年オナナを高く評価しており、ヴィラへ移籍する前は度々獲得の噂が浮上していたが、再び関心を寄せ始め、監視している模様。主要ターゲットを逃した場合にオナナ獲得へ動くと見られているようだ。 しかし、かつてマンチェスター・ユナイテッドのチーフスカウトとしても活躍したミック・ブラウン氏はこの移籍の実現は簡単ではないと考えており、オナナを引き抜くためにはビッグオファーが必要だと主張している。 オナナだけではなく、現在候補に挙がっている選手らはライバルも多く、高額な移籍金が必要になることは間違いないが、ユナイテッドはカゼミロの後釜として誰を獲得できるだろうか。
2026年02月21日 22:23
本拠地のNACK5スタジアム大宮で開幕2連勝と勢いに乗るRB大宮アルディージャ。前節は北海道コンサドーレ札幌との死闘を、後半アディショナルタイムのゴールで劇的な逆転勝利を収めていた。その大宮は、3連勝を懸けて福島ユナイテッドFCを迎えた。
ホーム3連戦を締めくくる一戦で、宮沢悠生監督は先発メンバーを変更。大卒ルーキーのFW松井匠を先発で起用したほか、最終ラインにDF茂木力也を起用。メンバー変更の意図について「レギュラーが決まっていないということを選手たちにもしっかり伝えたかった」とコメント。「レギュラーは固定ではなく、しっかりと自分の良さを出して、チームが何をしたいかというのを理解している選手たちが出るから上手く機能するということを伝えたい」と語り、日頃のアピールがメンバー交代の要因であり、チーム内の競争意識を煽った。
試合は、小島幹敏のミドルシュートで大宮が幸先良く先制すると、山本桜大が開幕3試合連続ゴールを叩き込む。後半はややペースが落ちかけた中、泉柊椰が左サイドから個人技で2人を抜き去り3点目を奪うと、途中出場のカプリーニが70分から18分間で3ゴールを奪う圧巻のパフォーマンス。守備陣も福島の反撃を凌ぎ、6ー0で快勝。見事に開幕3連勝を収めた。
開幕からの快進撃について宮沢監督は「選手の質の高いプレー」、「自分たちがやろうというサッカーを、選手・スタッフ一丸となってやってくれていること」、「新加入選手が色を出していること」と3つのポイントを挙げ、「(市原)吏音や(津久井)匠海などが海外やJ1に出て行った中で、穴を埋めるではなく、RB大宮らしいサッカーを表現しようとしてくれていて、それができていることが要因だと思う」と、チームとしてのサッカーが浸透しつつあると、一定の手応えがあると語った。
途中出場から圧巻のハットトリックを達成したカプリーニについては、「まずは守備で要求していることをやってくれたことが1つ評価できる。攻撃はJ2トップクラスの予測であったり、ゴールを狙う能力があるので、インパクトがあったと思う」と言及。「本当にフィットしようとやってくれている姿勢は見えている。彼だけではなく、素晴らしい選手がたくさんいて、競争が生まれているのはチームにとってポジティブだと思う」と、熾烈なフォワードのポジション争いが良い形で出ているとした。
次節はシーズン初のアウェイゲーム、AC長野パルセイロ戦だ。宮沢監督は選手たちに伝えていることを明かし、「自分の姿勢としてアウェイまで来てくれているサポーターはありがたいですし、アウェイでは姿勢を絶対に見せなければいけない。それだけお金を使っていただいて、アウェイまで来てくださるサポーターにプロとして残せるのは、戦う姿勢、走る姿勢。そこは大事にしたい」と、3連勝を驕らずに兜の緒を締め、しっかりとプレーして4連勝を目指すと意気込んだ。
取材・文=菅野剛史(サッカーキング編集部)
2026年02月21日 22:09
今季クラブ史上初めてJ2に挑戦するヴァンラーレ八戸。明治安田J2・J3百年構想リーグ第3節、昨季までJ1を戦った湘南ベルマーレを相手に善戦したが、0-1で惜しくも敗れた。
「選手たちは湘南さんとできることをすごく楽しみにしていました。『思い切って表現してこい!』と送り出しました」という高橋勇菊監督の言葉通り、八戸はキックオフから局面局面での強度や出足の速さで湘南を上回り、相手陣内で優位にゲームを進めていく。チームの矢印は常に前向き。積み上げてきた八戸のスタイルで真っ向勝負を挑んだ。敵将の長澤徹監督も「ずっと勝ってきていますし、あのスタイルをやり込んできているメンバーと、そのままやり合ったら負ける」と試合後の会見で述べるほど、鮮烈な前半45分間だった。
「相手コートでサッカーをすること。守備から入ってボールを奪ったらゴールに向かうことは表現できていた」と手応えを得た一方で、「それをした上でゴールの中にボールを入れなければならない」とは指揮官の弁。結果的に湘南ゴールを割ることができずスコアレスで折り返すと、70分に痛恨の被弾。0-1で敗れ、高橋監督は「我々が狙いとしていた守備や攻撃はある程度出せましたし、良い入りもできましたが、やはりゴール前の質の差が出た」と総括した。
期限付き移籍期間を延長し、今季も八戸の一員としてプレーする中野誠也は71分まで出場した。「百年構想リーグですけど、J2に上がったことを実感できるゲームでした。自分たちのらしさをどこまで出せるのか。それをチャレンジするゲームだったと思うので、強い気持ちで入りました。仕留められなかったことは課題ですけど、良い形を何度も作れたことはポジティブかなと思います」と前向きに振り返った。
昨季はJ3リーグ36試合に出場し、5得点2アシストをマーク。快足を生かした裏抜けと優れた得点感覚に加え、前線からの激しいチェックも光る。八戸が志向するスタイルにおいて、欠かせない存在だ。収穫も課題もあった一戦、ストライカーの中野は「自分や澤上(竜二)選手がもっとシュートするシーンを作りたいというのはありますけど、自分が潰れ役になって2列目、3列目の選手が打てるのもポジティブに捉えています」と語る。2トップの澤上&中野、2列目の佐藤碧&永田一真。前線の顔ぶれに変化はなく、互いを信頼しているからこそ出てきた言葉だろう。
「もちろん得点は取りたいですし、アシストもしていきたいですけど、チームとしてどう機能するかが大事。(攻守で)スイッチの入れ役になることも役割だと思っています。いろいろな部分で貢献できるように。もちろん結果も残していきたいです」と中野。“フォア・ザ・チーム”の姿勢を体現するストライカーは、己の役割を全うしながら、勝利という最大の結果を追い求め続ける。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
2026年02月21日 22:02
セリエAのローマとユヴェントスはボーンマスに所属するアルゼンチン代表DFマルコス・セネシの獲得を目指しているようだ。21日。イタリアメディア『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。
現在28歳のセネシは母国のサン・ロレンソでプロキャリアをスタート。その後フェイエノールトを経由し、2022年8月にボーンマスに完全移籍で加入。今シーズンは、ディーン・ハウセン(現レアル・マドリード)とイリア・ザバルニー(現パリサンジェルマン)の抜けた穴を埋め、ここまで公式戦27試合に出場し、ボーンマスのDFラインを支えている。
そのセネシの現行契約は2026年6月30日までと今シーズン限り。ボーンマスは2季続けて、主力DF流出の可能性が高まっている。『コリエレ・デロ・スポルト』は、同選手はボーンマスと新契約を締結する可能性は低いとしつつ、現在はローマとユヴェントスがフリートランスファーでの獲得に興味を示していると報道。両クラブは堅実なマーク能力とビルドアップ能力を兼ね備えたアルゼンチン人DFを真剣に評価している模様だ。
また、イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、ユヴェントスが2029年もしくは2030年までの契約で年俸400万ユーロ(約7億3000万円)〜500万ユーロ(約9億1000万円)の年俸を提示する予定とも報じており、セリエA第27節に直接対決を控えているユヴェントスとローマが獲得の有力候補になっているという。
2026年02月21日 21:30
来季はどのクラブでプレイしているのだろうか。
2026年02月21日 21:02
2月21日、湘南ベルマーレはJ2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンド第3節でヴァンラーレ八戸とホームで対戦。70分の山田寛人のゴールを守り切り、1−0で勝利した。
湘南にとっては、新時代の幕開けとなるゲームだった。2月20日付けでRIZAPグループが経営から撤退。以前の親会社である株式会社フジタをはじめとする計6団体に全株式を売却した。なお、新たな経営体制は3月に開催予定の臨時株主総会で決定される。
RIZAP体制から市民クラブとしての形に回帰し、その初陣を勝利で飾ったが、選手はクラブの動きをどう捉えているのか。12年から13年と、18年から現在まで湘南に在籍し、以前の市民クラブ時代と、RIZAP時代の両方を知る大野和成は、次のように語る。
「僕はお金や経営のことはまったく分からないので、ピッチで結果を残すだけだと、シンプルに考えています。勝ってサポーターのみんなに喜んでもらいたいという想いだけでやっているので、どんな状況でも、湘南の選手としてそのために頑張るのは当たり前。(親会社の件は)気にせずに、といったら変かもしれないけど、引っ張られずにやりたいです」
選手間でも、体制変更に関する会話は少ないという。
「みんな、正直分からないでしょ(笑)。僕ぐらいじゃないですかね、市民クラブ時代を知っていて、ライザップが入った時の変化も知っているのは。そんな僕が楽観的なので、みんな大丈夫だと思います。監督が変わればサッカーも変わるように、時代は変わるもので。結果的に、自分たちはサッカーで示すしかない。
体制が変わっても、強いチームになることや、楽しいサッカーをすることで、たくさんの人が観に来てくれるという根本的な部分は変わらないはずです。僕が最初に在籍した当時(12〜13年)は観客数も少なかったけど、走るサッカーで結果を残して、たくさんの人が観てくれるようになったのを実感しました。
僕は湘南のために走る、戦うというのは、ライザップがいてもいなくても変わらないし、サポーターのために、勝つためにやるのが一番大事だと信じて、これからもやり続けます」
今のチームの中で最も湘南を知る36歳がこのスタンスで取り組めば、他に不安を抱える選手がいたとしても、大きな問題にはならないだろう。
むしろ、大野の心強い言葉で、今後の湘南が楽しみになった。市民クラブとしての湘南の新たな歩みに注目したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
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2026年02月21日 21:01
ブラックバーンを率いるマイケル・オニール監督が劇的勝利を収めたプレストン戦を振り返った。20日、イギリスメディア『ランカシャー・テレグラフ』が同指揮官のコメントを伝えている。
チャンピオンシップ第33節が20日に行われ、ブラックバーンは本拠地でプレストンと対戦した。MF森下龍矢がスタメン出場した一戦は、0−0で迎えた後半アディショナルタイムに途中出場のFW大橋祐紀がヘディングシュートで試合の均衡を破る。この得点が決勝点となり、ブラックバーンはオニール体制で連勝を達成。暫定ながら順位を19位に上げている。
オニール監督は試合後、「今シーズン、このような勝利はあまりなかったと思うので、素晴らしい勝ち方だと思う。連勝を続けて、今後のシーズンに少しでも勢いをつけられたらと思う」と土壇場での勝ち点3獲得を喜んだ。
また、残留争いに巻き込まれていることで今後も現実的なスタイルを貫くことを示唆し、「ビルドアップなど、ボール保持時のプレーにはあまり力を入れていない。より負けにくいチーム作りを目指している。無失点で終えたこともプラスだった」とコメントを残している。
さらに68分から途中出場を果たし、決勝ゴールを決めた大橋は、今シーズンのリーグ戦7点目を記録。『ランカシャー・テレグラフ』は大橋に10点中8点の好評価を与え、「決勝点を奪う前にも、出場直後から好印象だった。ニアポストへのシュートは阻まれたが、試合終了間際にネットを揺らし、観客に興奮の渦を巻き起こした」と評価した。
【ハイライト動画】大橋祐紀が後半AT5分に劇的決勝弾! vsプレストン
2026年02月21日 21:00
[J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第2節]鹿島 2−0 柏/2月21日/メルカリスタジアム
鹿島アントラーズは2月21日、J1百年構想リーグの地域リーグラウンド第3節で柏レイソルと対戦。36分にレオ・セアラ、53分に植田直通が得点し、2−0の勝利を収めた。
勝負の明暗を分けた1つの要素は、鹿島の鬼木達監督も「PKが入っていれば流れは違ったかもしれません」と指摘する25分の柏のPKだろう。
キッカーの細谷真大がゴール正面を狙って放ったPKを、鹿島の守護神・早川友基が冷静にキャッチ。それまで柏がやや有利に進めていた試合のペースを一変させたビッグプレーだった。
PKを失敗した細谷は、「ゲームを崩してしまったと思いますし、自分たちのペースだったのに、相手のペースにさせてしまった」と悔しさを滲ませる。
コースについては、「色々駆け引きがあるなかでそういう判断になりましたけど、止められているので。何も言えないです」と振り返った。
一方で、窮地を救った早川は、「予測して飛ぶ時もあるし、真ん中で止まっている時もある。いろいろとやっています」と話し、90分間で決着がつかなければPK戦に突入するという百年構想リーグのレギュレーションにも触れ、以下のようにコメントした。
「正直、この大会(百年構想リーグ)はPKがたくさんあるので、いくらでも研究できると思う。そういった意味では、蹴る側もプレッシャーがかかるし、止める側も(相手が)真ん中に蹴ってくる可能性がかなり高いというのを考えると、いろんな駆け引きがあった」
一見すれば、正面に飛んできたボールをキャッチしただけにも見えるPKだが、両者の間では様々な駆け引きがあったようだ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
【動画】細谷のパネンカ→GK早川は正面でしっかりキャッチ
2026年02月21日 20:51
佐野海舟と川崎颯太が所属するマインツは現地2月21日、ブンデスリーガ第23節でハンブルクとホームで対戦。
2026年02月21日 20:42
完璧に読まれてしまった。
柏レイソルは2月21日、J1百年構想リーグの地域リーグラウンド第3節で鹿島アントラーズと対戦した。
スコアレスで迎えた25分にビッグチャンス。PKを獲得し、FW細谷真大がキッカーを務める。背番号9は正面にチップキック。いわゆる“パネンカ”を試みた。
鹿島GK早川友基は予想していたのか、ほぼ動かず、難なくキャッチした。
勇気あるチャレンジは失敗。先制のチャンスをフイにしてしまった。SNS上では「ど真ん中に蹴ったボールを微動だにせずど真ん中でキャッチしたPK初めて見たかも」「助走がパネンカすぎるんよ」「早川の読みが神様すぎて細谷でさえもひれ伏す」「先に動かない早川にパネンカは相性悪いだろうなぁ」「早川にパネンカは、、、蹴った勇気を賞賛したい」といった声があがった。
柏はその後、36分と53分に失点。0−2で敗れた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】細谷のパネンカ→GK早川は正面でしっかりキャッチ
2026年02月21日 20:37
RB大宮アルディージャは2月21日、J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンド第3節(EAST-B)で福島ユナイテッドFCとホームで対戦。6−0で大勝した。
序盤からゲームを支配し、前半を2点リードで終えた大宮。後半も勢いを緩めず、4点を奪取し、無傷の開幕3連勝を飾った。
この一戦でリーグ3試合目にして、ついにプロデビューを果たしたのが、昨年度の選手権王者の神村学園から加入した日郄元だ。ここまでベンチ入りはしていたものの、出番はなかった。
日郄は82分にMF山本桜大と交代で途中出場。限られたプレータイムのなか、積極的にドリブルで仕掛けてクロスを供給するなど、存在感を示した。
試合後に日郄は「嬉しい部分もあるし、悔しい部分もある」とデビューを振り返り、「ボールを持った時に周りを見られていなくて、すぐに潰されてしまった。ポジション取りもあまり良くなくて、ボールを受ける回数も少なかった。やっぱりゴールできなかったのが一番悔しかった」と唇を噛んだ。
プロとしての第一歩を踏み出した日郄。次への目標を語ってくれた。
「今日は少ない時間だったので、もう少し早い時間帯から試合に絡んで、ゴールだったりアシストだったり、数字で結果を出したい」
大宮を率いる宮沢悠生監督は、俊英の船出をこう評した。
「デビュー戦は、ほろ苦いものもある。これはゴールじゃなくて、彼にとってスタート。ベンチの座も保証されていない選手がほとんどなので、競争が激しくなってくる。そのレギュラー争いに勝って、周りを黙らせてゴールを取り続ける。アシストし続ける。ボールを刈り続けるところにフォーカスして、一日一日精進していってほしい」
日郄の挑戦は始まったばかりだ。
取材・文●沖野楓弥(サッカーダイジェストWeb編集部)
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2026年02月21日 20:28
浦和レッズは2月21日、J1百年構想リーグ第3節で、横浜F・マリノスと敵地・日産スタジアムで対戦。55分に関根貴大が先制点、84分に早川隼平が追加点を挙げ、2−0で快勝した。アウェー横浜FM戦での勝利は、2018年9月(2−1)以来だ。
攻守ががっちり噛み合った。前節のFC東京戦は78分に渡邊凌磨が先制点を奪うも、90+3分に痛恨の失点。PK戦の末に敗れていたなか、1週間前に出た課題をきっちりと修正して掴んだ勝点3でもある。
39歳のGK西川周作は試合後、手応えをこう示した。
「本当にみんながハードワークした結果。久しぶりにこのスタジアムで勝って帰れるのは、理想的な結果だったかな。FC東京戦が活かされたところがたくさんあった。途中から出てくる選手もそうだし、全体としても時間の使い方とか。ただ守るだけじゃなくて、相手のミスを突いた得点もできたので、本当にFC東京戦が活かされた試合になったと思う」
百年構想リーグの大きな特徴として、90分で決着がつかなかった場合はPK戦があり、そこで勝てば勝点2、負ければ勝点1となる。極めて異例のレギュレーションであり、J1歴代2位の660試合に出場している百戦錬磨の守護神にとっても、初めての経験だ。
開幕3戦を通して、だいぶ慣れてきたのか。尋ねると、西川は「僕たちにとっては目の前の1試合が、公式戦の1試合に違いはない」と答えた上で、PK戦に関する次のような思いを明かしてくれた。
「PK戦があるところだけは、普段のリーグとは違うけど、見てる方がすごく楽しめると思う。僕たちもやっぱり、勝点1で終わるのか2で終わるのかでまた変わってくるので、勝点にこだわりながら、そこを上手く利用しながら上に向かっていきたい。理想は今日みたいにしっかり勝つこと。1番目ざしているところでもあるので、そこはこだわりながら、引き分けオッケーじゃなくて、勝ち切ることを前提に戦っていきたい」
この日もキャッチやキックといったプレー面だけでなく、流れが悪い際に上手く間を作るなど、随所で抜群の円熟味を発揮した西川。百年構想リーグを制し、アジア・チャンピオンズリーグエリート参戦を目ざすレッズの中心には、背番号1がいる。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【画像】日向坂や乃木坂の人気メンバー、ゆうちゃみ、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jリーグのスタジアムに華を添えるゲストを特集
2026年02月21日 20:23
スポルティングを率いるルイ・ボルジェス監督がタイトル争いの行方について語った。
2026年02月21日 20:17
[J1百年構想リーグEAST第3節]川崎 1−2 FC東京/2月21日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
重い空気が広がるような敗戦だった。
百年構想リーグの3節で、“多摩川クラシコ”としてホームでFC東京と対戦した川崎は、1−2と今季初黒星を突き付けられた。
特に前半は後方からの組織だったポゼッションを展開するFC東京に対し、後手を踏み続け、右SB山原怜音のスーパーゴールで一時は同点に追いついたものの、7分後には勝ち越され、最後まで追いつくことはできなかった。
何より不安に映るのは、今の川崎はどんな戦いをしたいのかが見えにくいことにある。
長谷部茂利監督が就任した昨季は、より守備面にフォーカスし、攻撃は素早い展開から伊藤達哉、エリソン、マルシーニョらの個の力を活かし、リーグ最多得点を誇った。だが、失点数はリーグワースト3位タイ。
今季の開幕戦も柏に5ゴールを奪ったとはいえ3失点。そのため、続く千葉戦はよりブロックを引いて相手を迎え撃った印象だが、丁寧につなぐ昇格チームに対し、守勢のままスコアレスで90分を終え、PK戦でからくも勝利を掴む形であった。
千葉戦は改めて失点をしないことをテーマに掲げていたというが、ボランチの河原創が「攻守に(チームの)距離感が広すぎた」と振り返ったように、ミドルブロックでの守備は緩く、ボールの奪いどころも明確にできぬまま、シュートを浴び続け、個の力に頼ることの多かった攻撃もキーマンたちの調子の波によって浮き沈みが激しい状況。それは「セットして、ボールを相手に持たせても良いというプランでもありました」(谷口栄斗)というFC東京戦でも同様であった。
攻守は一体でバランスの問題になるが、守りに主眼を置くのであれば、今の川崎は守備意識が低すぎると言わざるを得なく、攻撃面もSBとサイドハーフを活かした“外回し”が多く、かつての川崎のような、相手を見て、立ち位置を変えながらボールを運ぶサッカーの香りはほぼ消えている。
“オーソドックスなスタイル”を掲げる長谷部監督はFC東京戦をこう振り返った。
「流れも含めて前半から安い失点と言いますか、簡単に失点してしまった。1失点目も2失点目も、そういう感想です。また得点の時の流れなど自分たちの色が出ていたところは非常に良かったと思います。ああいう時間をもう少し増やしたいですし、回数も時間も。それを前半から少しでき始め、後半もそこにトライするようにハーフタイムにも話し、トライしてくれましたが、最初からああいう形をもっと取らないといけないと思います。
数字でモノを語るのは私の仕事柄、ここで話すのは変な話だと思いますが、何試合も連続でシュート数を上回られている。非常に複雑な気持ちと言いますか、感情的に言うと嫌な気持ち。そうならないようにしなくちゃいけない、そういう想いです」
一方で、より重い言葉を残したのは今季加入したCBの谷口だ。チームを良くしたい、優勝争いをしたい、そんな熱い想いを抱え、自身のプレーの課題にもベクトルを向けながら魂の訴えを口にしたのだ。
「負けて必然かなと思います。練習からだいぶと言いますか、非常にぬるいチームなので、負けて必然かなと思います。
鹿島を見てもそうですし、戦わないチームは優勝なんて口にできないと思いますし、今のメンバーで優勝したのって、アキさん(家長昭博)、リョウタくん(大島僚太)、ユウさん(小林悠)ら、そういった選手だけで、僕もそうですが、優勝を口にするならそれなりの覚悟と言いますか、プレーで表現しないと、厳しいんじゃないかと思いますし、何も成しえていないメンバーが、泥臭く闘わないと何も残らない。そんなの口だけになってしまうので、非常に甘いチームかなと。開幕から見ても誰もが思うと感じます。負けて必然です。
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2026年02月21日 20:00
現在マンチェスター・ユナイテッドからアストン・ヴィラへレンタル移籍中のFWジェイドン・サンチョ(25)には多くのクラブが注目しているようだ。
2021年よりユナイテッドでプレイするサンチョだが、ここ数年はドルトムント、チェルシー、アストン・ヴィラへとレンタル移籍を繰り返しており、ユナイテッドでは構想外となっている。
サンチョの現行契約は今シーズン限り。ユナイテッドは1年間の延長オプションを保有しているが、これを行使するつもりはなく、今夏同選手をフリーで放出する見込みで、早くも去就が注目されている。
そんななか、英『TEAMTALK』によると、古巣であるドルトムントがサンチョ復帰を真剣に検討しているようだ。サンチョはユナイテッドへ移籍する前、4年間ドルトムントでプレイしており、さらに2024年冬にはレンタル移籍にて半年間復帰。ドイツではインパクトを残していた。そんなサンチョの獲得をドルトムントは望んでおり、呼び戻す準備を進めているようだ。
しかし、フリーで獲得できる可能性が高い同選手を注視しているクラブは他にもあり、ACミランやアタランタなどセリエAの複数クラブが強い関心を抱いている模様。さらに現在レンタル中のヴィラも今後の活躍次第では獲得を視野に入れる可能性があると考えられているようだ。
確かなポテンシャルを持ちながらもその実力を存分に発揮できていないサンチョだが、次のチームはどこになるのか、注目だ。
2026年02月21日 19:59
北中米W杯で、4大会連続7度目の出場となるイランにとって、今大会は初めて決勝ラウンドに進出するビッグチャンスと言える。
これまですべてグループステージで敗退しているが、その戦いぶりは毎回のように称賛されており、特に2018年のロシアW杯はイランの健闘が目立った大会として記憶される。
初戦でモロッコに1−0で勝利すると、スペインを相手に接戦を演じて0−1の敗戦。第3戦はポルトガルと1−1で引き分け。勝点4を獲得したが、グループ3位で惜しくも敗退した。もし今大会であれば、3位の上位でラウンド32に進める成績だ。
前回カタールW杯では初戦でイングランドに2−6で敗れたが、ガレス・ベイルなどタレントを擁するウェールズに2−0で勝利。突破の可能性を残してアメリカ戦に臨んだが、0−1で敗戦して大会を終えた。
今回はG組でベルギー、エジプト、ニュージーランドと対戦する。現在のチーム力やこれまでの相手関係から考えても、十分に突破が期待できるだろう。
北中米W杯のアジア最終予選で、イランはウズベキスタン、UAE、カタールなどと同組になったが、安定したゲーム運びで首位を走り、2試合を残して本大会行きを決めた。2023年からチームを率いるアミル・ガレノイー監督は、過去2大会に出場しているメフディ・タレミ(オリンピアコス)やサルダル・アズムン(シャバブ・アル・アハリ)など、経験ある選手たちを中軸に据えながら、24歳の大型ボランチのモハメド・ゴルバニ(アル・ワフダ)や突破力のあるサイドアタッカーのアミロホセイン・ホセインザデー(トラークトゥール)などフレッシュな戦力を組み込んでいる。
しかしながら、やはり全体的に平均年齢が高く、世代交代がうまく進んでいない事実は否めない。ファーストセットと考えられる選手たちは軒並み30歳前後で、体力の消耗が激しい夏場の大会を考えても不安要素と見られる。
そんなメンバー構成の中で、希望の星は22歳のセンターバックであるモハマダミン・ハズバビ(セパハン)と右サイドバックのアルヤ・ユーセフィ(セパハン)だ。彼らがチームでより重要な戦力になってくることに加えて、近未来のスーパータレントとして期待される22歳のMFモハマド・ジャヴァド・ホセインネジャド(ディナモ・マハチカラ)あたりが、ここからグッと突き上げてくれば楽しみだ。
基本布陣は4−1−3−2で、オプションとしてイランの伝統的なシステムである4−1−4−1も使える。サイード・エザトラヒ(シャバブ・アル・アハリ)が支える中盤のバランスは相手や状況に応じて、攻撃的にも守備的にもシフトできる。
2トップはタレミとアズムンがメインと考えられるが、アリ・アリプール(ペルセポリス)も頼りになる存在だ。ホセインザデーやモハメド・モヘビ(ロストフ)がサイドから幅広く攻撃に関わるが、生命線となるのは左サイドバックのミラド・モハマディ(ペルセポリス)や右のダニエル・エスマエイリファル(トラークトゥール)による攻め上がりだ。
守備はアジア最終予選やその後の親善試合だと、激しいプレスをかける守備が目を引くが、本大会でも格上となるベルギーが相手となれば、ブロックを固めた粘り強い守備から、ロングボールでアタッカーを縦に走らせるような戦い方も想定される。
もちろん、前にパワーをかけられる時間帯では、相手がベルギーだろうとエジプトだろうと、勇敢に出ていく姿勢が見られるはず。特定の戦い方に固執しないのが、世界の舞台でイランが善戦できている理由でもあり、そこはガレノイー監督も踏襲しそうだ。
イランにとってネックはメインの開催国がアメリカであること。しかも、グループステージの3試合はすべてアメリカが会場となる。スポーツと政治は別という理念はともかく、実際は国際情勢に影響されてしまう側面もある。
2025年の夏に、アメリカで開催されたクラブワールドカップでは、当時インテルに所属していたタレミが、オフを家族と過ごすためイランに帰国していた。ちょうど、そのタイミングでイスラエルとの武力紛争が強まったことにより、アメリカへの渡航ができなかった。
ワシントンD.C.で行なわれた今大会の抽選会でも、一時イランがボイコットを表明。結局ガレノイー監督らが出席して事なきを得た。
イランの立場からも、アメリカの立場からも、色々な考え方があるだろう。そこの是非をここで語るつもりはないが、スポーツ的な観点で見れば、まずはチーム関係者や監督、スタッフが無事に入国し、開幕を迎えられることを願うばかりだ。
文●河治良幸
【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開!