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2026年02月24日 05:00
「オープン戦、巨人3−0楽天」(23日、沖縄セルラースタジアム那覇) 巨人・坂本勇人内野手が今季実戦3打席目でオープン戦初安打を記録した。初回に楽天のドラフト1位・藤原(花園大)の147キロ直球を左前にはじき返し、「積極的に行こうって決めていたので、Hランプがつくことはいいんじゃないですか」と振り返った。 ここまでの仕上がりは順調そのもので、阿部監督も「すごく状態も良さそう。次の練習試合の時は守備も入ってもらおうかなと思っています」と予告した。
2026年02月24日 06:50
高卒1年目に球宴ファン投票選出…張本らの“神対応”に感謝
近鉄ドラフト1位右腕の太田幸司氏(野球評論家)は1970年の高卒1年目から開幕1軍入りを果たした。4月19日のロッテ戦(藤井寺)ではリリーフでプロ初登板して初勝利。三沢高時代の甲子園大会での熱投で「コーちゃんフィーバー」を起こした人気も絶大で、その1勝だけでオールスターゲームにはファン投票で選出された。「つらかったけど、(当時、東映外野手の)張本(勲)さんに救われたんです」としみじみと話した。
太田氏は1年目から1軍スタート。1969年夏の甲子園決勝の松山商戦での延長18回0-0引き分け再試合の大熱投した甘いマスクの“アイドル右腕”は近鉄・延岡キャンプでも、オープン戦でも常に注目を集めた。尋常ではない人気を背負いながら、シーズンが開幕。4月19日のロッテ戦がプロ初登板となった。「藤井寺球場ですよね。同点で行ってね……」。1-1の8回表から3番手でマウンドに上がった。
8回の太田氏は池辺巌外野手からプロ初奪三振をマークするなど無失点。その裏、近鉄は1点を勝ち越した。9回表に有藤通世内野手に適時二塁打を浴びて、追いつかれてしまったが、9回裏、太田氏の代打で出た木村重視捕手がサヨナラ2ランを放って、プロ初勝利を手に入れた。その後もリリーフが続き、3登板目の4月23日の南海戦(日生)では4-3の7回から登板し、9回に同点とされ、10回に2点勝ち越される4回3失点でプロ初黒星を喫した。
その試合では南海・野村克也監督兼捕手にプロ初被弾。「日生球場の左中間の大丸って、丸い大って書いてあるアレにぶち当てられました。あの頃の野村さんはバリバリにやっていましたからね」。そんな苦い経験もしたが、その後は2試合連続2回無失点リリーフ。6登板目の5月23日の東映戦(後楽園)でプロ初先発の機会を得た。結果は4回2/3、1失点で勝ち負けはつかなかったが、決して人気だけではない及第点の投球だった。
7月16日のロッテ戦(東京)では先発して3回2/3、6失点で2敗目。池辺外野手と榎本喜八内野手に1発を浴びた。「東京球場は狭かったからね。日生も狭かったけど、それどころじゃなかった。あの頃のボールは今ほど飛ばないボールだったからまだマシだったけど、今のボールを使っていたら、もっと悲惨なことになっていただろうね」と苦笑したが、シーズン前半は先発4試合の17登板で1勝2敗、防御率3.89で乗り切った。
そんな中、オールスターゲームにファン投票で選出された。ハンパではなかった人気の証しだったが「1勝で、ですからね。これはさすがにつらかったですよ」と18歳の右腕は恐縮したという。「当時のパ・リーグは凄いおっちゃんばかりだったしね。もう隅っこの方にいたんです。そしたら張本さんがね、『こら、幸司、こっちに来い。勉強や、勉強。ファンが選んでくれたんだ。恥ずかしいことはない』って言ってくれたんですよ」。名捕手・野村の好リードで1回無失点2K…1年目は25登板で1勝、防御率3.86
太田氏は当時を思い起こしながら「普段対戦しているときは、すごい怖い人が、とても優しく接してくれてね。救われましたよ、本当に。他の方々もそうです。僕は恵まれていたと思います」と感謝の言葉を口にした。その年の球宴は7月18日(神宮)、7月19日(大阪)、7月21日(広島)の3試合だったが、太田氏はすべての試合に登板した。「まぁ、完全なるファンサービスだったんでしょうね」と、人気者ゆえのことだったが、出番がくれば精一杯、腕を振った。
1戦目は3番手で登板して1/3、2失点。「王(貞治)さんにライトフェンス直撃の(2点)二塁打を打たれて、次のバッターが長嶋(茂雄)さんってところで交代でした」。打者5人に投げて2安打2四球でアウトはひとつしかとれなかったが、翌日の2戦目は4番手で1回無失点。2三振を含む打者3人斬りで、今度は結果を出した。
「2戦目は大阪球場で(捕手の)野村さんに『幸司! 球種は何やねん』と聞かれて『はい。真っ直ぐとカーブだけです』と答えたら『よーし、俺のサイン通りに投げたら抑えられるから』って。それで1イニングを3人で……。帰り際に野村さんに『おい! 思ったより、いい球、来てるやないか』と言われて、もう嬉しくてね。『ありがとうございます』と言いました」
3戦目は1/3、無失点。8-6の7回2死、打者が阪神・田淵幸一捕手の時に4番手で登板して遊飛に打ち取った。「田淵さんのところで出るっていう、あれはもうショーでしたよね」。錚々たる選手たちの中に交じるだけではなく、3試合とも投げたのだから、肉体的にも、精神的にも疲労度は大きかったことだろう。1年目の太田氏の成績は25登板(7先発)、56回1/3を投げ、1勝4敗、防御率3.86。白星は初登板の時だけだったが、その時点での持てる力は発揮した。
「でもね、1年目の契約更改でダウンだったんですよ。何十万かのダウン。こんなものなのかと思ってサインしたんですけど、帰ったら先輩方にえらい怒られましてね。『お前はアホか! どれだけお前が客を呼んだか。そんなんだったら、俺らにも影響するやないか!』ってね」。こうして太田氏のプロ1年目は終わった。残した数字以上に激動のシーズンだったが、超人気者としての立場もまだまだ続いていった。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年02月24日 06:40
◆ 昨季チャンピオンリング獲得も、自己ワースト成績に低迷
現地時間23日、シカゴ・カブスがマイケル・コンフォート外野手(32)とマイナー契約を結んだと米複数メディアが報じた。招待選手としてスプリングトレーニングに参加する。
コンフォートは2014年のドラフト1巡目指名でメッツに入団し、翌2015年にMLBデビュー。2017年には打率.279、27本塁打、OPS.939の活躍を収めてオールスターゲーム初選出を果たした。2018年にも28本塁打、2019年にはキャリア最多の33本塁打を放つなど通算179本塁打をマークしている。
2023年から2年間はジャイアンツでプレーし、昨季は単年1700万ドルの契約でドジャースに加入。138試合に出場するも打率.199、12本塁打、OPS.637とキャリアワーストの成績に終わり、ポストシーズンではロースター外となっていた。
2026年02月24日 06:20
トロント・ブルージェイズの岡本和真内野手(29)が現地時間23日、メッツとのオープン戦に「6番・三塁」で先発出場。第1打席でオープン戦1号本塁打を放った。
今春2戦目に臨んだ岡本は、昨季12勝を挙げたWBC米国代表の右腕ホームズと対戦。2回裏、一死一塁での第1打席、カウント1-2から外角低めのカーブを振り抜くと、打球速度103.4マイル(約166.4キロ)、飛距離431フィート(約131メートル)の大飛球が中堅バックスクリーンに着弾。豪快な先制2ランでオープン戦初安打を飾った。
4回裏、二死二塁の好機で迎えた第2打席は右腕ブルワーに対し、カウント2-2から外角低めのスライダーで空振り三振。6回表の守備から途中交代し、この試合2打数1安打、2打点という内容だった。
2026年02月24日 06:20
◆ 「非常にいい投げっぷりだったので、安心している」と評価
楽天・前田健太が22日、DeNAとのオープン戦に先発。
2026年02月24日 06:10
◆ 勝負の5年目で真のレギュラーへ!「今年は打率も本塁打も増えそうな印象」
阪神は22日、ヤクルトとのオープン戦で12−1と大勝した。「5番・一塁」で先発出場した前川右京が、先制本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せた。
右翼スタンドへ豪快な一発を放った前川に対し、23日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』の解説・谷沢健一氏は「体も大きくなって、強い振りができるようになってきた。阪神は佐藤輝明など非常にいい打者がいるからその中に食いこんでいくのは大変かもしれないが、こうやってツボにきたら右翼スタンドへ持っていくような打者がまだいるんだ、また出てくるんだという魅力あふれる活躍だ」と称賛した。
もう1人の解説・野村弘樹氏は、前川の可能性について「もともと体はがっしりしたタイプだが、腰回りや太腿など全体的にさらに厚みが出た感じ。この打撃を見ると、昨年1本塁打というのがちょっと信じられない。今年は打率もだが、本塁打も増えそうな印象だ」と語った。
さらに谷沢氏は「昨年はどうしても引っ張りが目立っていた。引っ張ると体が開くし、そうすると下半身に負担がかかって怪我に繋がる。この日は変化球を待って、右翼へバットにボールを乗せるような感じで打った」と変化を分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月24日 06:02
佐々木がブルペンで28球、ロバーツ監督「先発ローテに入ることを期待している」
ドジャースの佐々木朗希投手は23日(日本時間24日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設でブルペン入り。28球を投げた。デーブ・ロバーツ監督は25日(同26日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦でオープン戦初登板することを明らかにした。
先発ローテーション入りへはフォーシーム、スプリットに続く“第3の球種”の習得が鍵を握っている。この日投じた新球ジャイロスライダーは威力十分。この日も精力的に投球し、ロバーツ監督は「グッド、ロウキ」と声を書ける場面もあった。
スプリットが抜けて右打席に立つボードに当てる場面もあったが、調整は順調に進んでいる。ロバーツ監督は「非常に評価できる点は多くある。彼は先発投手だし、先発ローテーションに入ることを期待している。引き続きしっかりとした投球内容を示していく必要はある」と話した。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2026年02月24日 06:00
「オープン戦、ヤクルト4−1広島」(23日、ANA BALL PARK浦添)
広島の栗林良吏投手(29)が23日、対外試合プロ初先発を果たした。3安打を浴びるも2回無失点にまとめ、先発転向1年目の第一歩を踏み出した。ピンチでは狙ってゴロ併殺を奪取。守護神時代の三振を狙った力強い投球から“イメチェン”した姿が光った。新井監督も挑戦を続ける右腕を高く評価した。
白線をまたぐ際のグラウンドへの一礼は昨季までと変わらない。立ち振る舞いや試合前の調整の部分では守護神時代と変わらぬように努める栗林の姿があった。及第点の2回無失点にも「手応えはあまりない」。素直な思いを明かしながらも、「変化球でストライクを取れたり、ストライク先行でいけたのは良かった」と“先発プロデビュー戦”を振り返った。
初回は丸山和に右前打を浴び、2死三塁のピンチを背負うも4番・オスナを低めのフォークで三ゴロ。二回に先頭からの連打で無死一、二塁となったところで、心境にこれまでとの変化が見られた。
「今までだったら走者が出たら三振を狙うことが多かった中で無死一、二塁でゴロがほしいという考えになった」。結果は北村を注文どおりの遊ゴロ併殺打に仕留め、後続も打ち取って無失点。「今までは併殺を取りにいって取ることはなかった。新たな感情も表れながら投げられた」とうなずいた。
結果的に奪った6つのアウトは全て内野ゴロ。直球の最速は145キロで、「変化球が多くなってしまった。もっと真っすぐで空振りとかファウルを取れたら」と反省するも「先発として効率良くアウトを重ねていく」ことに目を向ける。昨季まで見せてきた力強い投球に加え、打たせて取る投球を身につけることも先発として成功するための大きな鍵となる。
今キャンプは序盤に腰の張りで一時別メニュー調整となった時期があったが、16日にはシート打撃に登板。ブルペンでも追加で100球以上の投げ込みを行うなど順調にステップを踏んできた。新井監督も「プロに入ってから(先発は)初めての試みだから、不安もあると思うけど見ていても良い表情をしている。不安よりも楽しみの方が大きいんじゃないかな」と期待をかける。
この日は「リリーフ(時代)と同じようにアップをした」という栗林。マウンドに立てば、昨年までとの変化が求められる。マウンドに上がるまでは「今まで通り」を意識しつつ適応を進め、開幕ローテ入りへの道を突き進む。
2026年02月24日 06:00
「オープン戦、ヤクルト4−1広島」(23日、ANA BALL PARK浦添)
広島は栗林良吏投手(29)が対外試合プロ初先発を果たし、3安打を浴びるも2回無失点にまとめた。
2026年02月24日 05:00
「オープン戦、日本ハム5−2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護)
来日初登板で先発した阪神のカーソン・ラグズデール投手が2回2奪三振1失点だった。同じく来日初登板のダウリ・モレッタ投手は六回を1奪三振無失点。2年目の今朝丸裕喜投手は、日本ハム主砲のレイエスから三振を奪うなど1回1/3を無失点と好投した。打線は浜田が放った適時内野安打の1点のみ。以下は、藤川球児監督の主な一問一答。
◇ ◇
−モレッタには積極的な姿勢を感じる。
「いい意味で日本人の選手とか、どちらかというと気持ちがあまり前に出ないような選手に対しては、プラスにも働いていきます。この辺りはいい相乗効果。日本人の勤勉さと、彼らのようなラテン系の明るさがミックスされれば、ファイターズさんもそういうチームですけど、いいのかなと思いますよね」
−今朝丸のオープン戦登板はプラン通りか。
「そうですね。茨木も可能性としては考えてました。昨日、(具志川でエナジックとの練習試合に)投げていましたから。登板がなければこちらでというのも考えていました。当初のプランというよりは、順調にこの2年目のキャンプを過ごしてきましたからね」
−出力も出ていた。
「そう見えましたか?レギュラーシーズンではなかなか、そう簡単じゃないのがプロ野球の世界。でもいい経験にしながら、自分の上限を上げながらです。簡単ではないですけど、難しく捉えすぎたら進めなくなりますから。今日はいい四つのアウトでしたね」
−キャンプ中の実戦は終了。収穫、課題は。
「キャンプはあと2日ありますけど、非常に…レギュラーシーズンに向けて、出てきた選手というのがいますよね。その辺りはまだ精査はしてないですが明日、あさってで少しまた考えながらいこうかなと。コンディションよく関西に戻ることが、あと2日は重要かなと思いますよね」
2026年02月24日 05:00
「オープン戦、日本ハム5−2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護)
2年目の阪神・今朝丸裕喜投手(19)が日本ハム戦に2番手で登板。昨季のパ・リーグ2冠王のレイエスから、カーブで空振り三振を奪うなど打者4人を無安打無失点に封じた。オープン戦初登板で、確かな成長を感じさせるアピール。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏は、一定の評価を与えつつ1軍で活躍する条件を挙げた。また、新外国人のダウリ・モレッタ投手にも言及した。
◇ ◇
今朝丸は力強い直球を投げ込めていた。一方で、投げ始めはスライダーの制球が一定してなかったが、それでも腕が振れていたし、レイエスからは緩いカーブで空振りを奪った。「ああいうこともできる」、というアピールはできたと思う。スライダーを途中から修正できていたところもいい。
2年目でこれだけ投げられれば順調に来ていると言えるが、本人は早く1軍に定着したいだろう。
上で活躍する条件は、コントロール。150キロ前後の直球があるし、フォークもしっかり投げられるピッチャー。特にフォークを決め球にするのであれば、そこまでのカウントを作っていくことが重要で、各球種とも制球力が求められる。
セットアッパー候補のモレッタは、表現するなら“昔の外国人投手”のイメージが感じられた。
上半身、腕力に頼るフォームなので、ブルペンでも、マウンドでも右に抜けるボールが少し目立った。フォーム的にはタイミングをうまく合わせないと低めに集めるのが難しいだけに、開幕までにそこに重点を置いた調整が必要だ。
2026年02月24日 05:00
「オープン戦、日本ハム5−2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護)
鬼門突破へのキーマンが、しっかりと収穫を得た。阪神・伏見寅威捕手が昨季までの古巣相手にスタメン出場。交流戦はチームとして3年連続で負け越している中、パ・リーグを知り尽くしながらも敵として戦っていなかった日本ハムの情報を手にした。
打席では、昨季までバッテリーを組んだ達と対戦。投ゴロに倒れるも「(打席で)どうやって見えるのか不思議に思っていたので、いろいろ感じられた。今日は餌まき。シーズンでは打ちます」と自信あり。五回の第2打席では右前打を放ち、移籍後初安打となった。
守りでも存在感を放つ。来日初登板のラグズデールと2年目の今朝丸を好リード。「結果よりもどういう意識でこの1日を迎えたかの方が大事。そっちを重視しています」と、今後もコミュニケーションは怠らない。
この日は、かつて汗を流した名護に凱旋。試合前には新庄監督にあいさつをした。試合が始まれば、360度から拍手。「うれしかった」と表情を緩めた。日本一奪還へ向けた新たなピースが、チーム内外にアンテナを張り、準備を進める。
2026年02月24日 05:00
「オープン戦、日本ハム5−2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護)
堂々のオープン戦デビューだ。
2026年02月24日 05:00
「オープン戦、日本ハム5−2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護)
投げ終わった後の右足が一塁側に向くほど、躍動感があった。阪神“八回の男”の有力候補に挙がるダウリ・モレッタ投手が、オープン戦初登板で1回1安打無失点。「自分の真っすぐを今キャンプで意識していた。その結果が出たかな」と来日初実戦を納得顔で振り返った。
先頭・西川にはカウント3−1から直球。空振りで追い込むと、外角147キロ直球で見逃し三振を奪った。続く野村は右飛。吉田に右前打も、カストロを左飛に封じた。西川、カストロが前の打席で一発を放っていた中、危なげなく片付けた。
全18球中、実に17球が直球で最速は150キロ。「真っすぐが走ることが大事だと思うので、そっちにフォーカスした」と意図を説明した。代名詞のスライダーを隠したわけではなく、自身の「剛」の部分を前面に押し出して感触を確認した。
藤川監督は「僕の現役時代の映像を(動画で)見たんだって冗談で言っていましたけどね」とドミニカンの研究熱心な一面を笑顔で明かす。“火の玉ストレート”のような速球がシーズンで披露できれば、脅威になる。指揮官は「しっかり勉強するというか、肌感でやる選手ですから。どんどん勉強していってくれたらなと思います」と貪欲な向上心に着目した。
長期離脱を余儀なくされた石井の穴埋めはチームにとって欠かせない。「監督に言われたところで自分の仕事を全うできるように」。強い探究心も武器に、勝利を支える一角を担う。
2026年02月24日 05:00
「オープン戦、日本ハム5−2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護)
東シナ海を望む名護湾をバックに、高い期待を抱かせる内容を示した。オープン戦初登板初先発、阪神のカーソン・ラグズデール投手が2回1安打1失点。「全体的には自分の思った通りに投げられていた」と自身に合格点を与えた。
203センチの長身から最速152キロの直球を投げ込み、初回は三者凡退で滑り出した。二回は1死からの四球と安打で一、三塁。カストロの三ゴロの間に先制点を献上したが、田宮は150キロで空振り三振に斬った。「しっかりできた」とカーブで緩急を付け、打者のタイミングを崩す場面もあった。藤川監督は「(3月の)教育リーグの方で投げていこうかなと思っていますね」と今後のプランを示唆した。
開幕ローテ入りに向けて長身助っ人は「まずは健康であることが一番。どれだけ少ない球数でアウトを取っていけるか、後ろ(野手)を信じてどれだけ投げられるかはポイントになってくる」とテーマ設定した。日本での生活も徐々に慣れ「今のところは、全部のご飯が楽しめている」とニッコリ。異国での成功を目指し、着実に前進する。
2026年02月24日 05:00
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026宮崎 ソフトバンク4−0侍ジャパン」(23日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026宮崎 日本−ソフトバンク」が23日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、日本代表「侍ジャパン」は2安打無得点で敗れた。阪神の佐藤輝明内野手(26)は1打席目に投球間隔の時間制限「ピッチクロック」で違反を取られ、1ストライクからのスタートで空振り三振。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)まで残り4試合となり、今後はルールへの対応も課題となりそうだ。
何が起きたのかと、スタンドがざわついた。初回1死一、二塁で4番の佐藤輝に打席が巡ってくる。ネクストバッターズサークルからゆっくりと歩き、いつものルーティンで打席に入った直後だった。審判がタイムをかけて、ピッチクロック違反を告げる。これには苦笑いを浮かべるしかなかった。
今大会は打者にもピッチクロックが設定されている。打席に入るまでは30秒。加えて走者なしは15秒、走者ありでは18秒の投球間のうち、打者は残り8秒までの打撃姿勢を取らなくてはいけない。「ちょっとゆっくりしすぎましたね」と時間になっても、バットを構えていなかった。
1ストライクからのスタートとなり、結果は空振り三振。当然、違反は不利な状況になるため改善が必要だ。とはいえ、気を抜いていたわけではない。22日の壮行試合で時間を体感し、この日はあえて普段通りを試したという。「時間をしっかり見て」と改善策は分かっていて、この時期に違反を取られたことはポジティブに捉えるべきだろう。
3打数無安打で2三振に終わったが、打席内容も悲観することはない。スチュワートやアルメンタと、左右の150キロ超えの球を見られたこともプラス要素。「しっかり調整して、また次に向かえればいいかなと思っています」。1人目のピッチクロック違反者となったが、これを大きな財産とする。