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2026年03月22日 20:58
ドルトムントは22日、スポーツディレクター(SD)を務めるセバスティアン・ケール氏と、双方合意の上で即時の契約解除に至ったことを発表した。 現在46歳のケール氏は、現役引退後の2018年にトップチームを統括するプロ選手部門の責任者に就任。その後、2022年夏にSDへと昇格を果たしていた。 クラブは同氏の退任理由として「率直な話し合いの結果、今夏に変化を起こすのに適切な時期と判断した。双方が準備できるように、セバスティアンとの契約を即時解除することで合意した」と説明。2020−21シーズンのDFBポカール制覇以降、主要タイトルから遠ざかっている現状を打破すべく、変革に踏み切った形となる。 また、ケール氏もクラブの公式サイトを通じ、以下のようにコメントを残している。 「ボルシア・ドルトムントは私の人生の半分を占めており、この偉大なクラブとは強いつながりがある。しかし、BVBにとっても私にとっても、前に進むべき時が来たという結論に達した」 「私はクラブに多大なる恩義を感じており、約24年間BVBファミリーの一員であったことを誇りに思う。また、この間にクラブ、スタッフ、そして素晴らしいファンとともに、数々の素晴らしい成功を祝うことができて、クラブの歴史の一部であったことも永遠の誇りだ」 「基盤は築かれた。クラブの再建と今後の成功を心から願っている。ボルシア・ドルトムント、素晴らしいスタジアム、そして南スタンドは、心の中で常に特別な場所だ」
2026年03月23日 19:40
フライブルクがクラブ史上初となるヨーロッパリーグ(EL)ベスト8進出を決めた一戦で、トップ下に入った鈴木唯人の存在感が際立っていた。
試合後、鈴木はこの一戦に懸けた思いをこう語っている。
「いい意味で、このゲームで何もできなかったら自分の力不足だなと思っていました。そこは自分に課していましたし、チームにとって初めてELベスト8をかけた試合。やらなきゃいけない試合だと思い込んで臨みました」
ここ数試合はボールに触れる回数が限られる展開も少なくなかったが、この日はキックオフ直後からボールが集まる。流動的にポジションを変えながら前線のスペースに入り込み、クロスに対してペナルティエリア内へ飛び込む場面も見られた。チーム全体の動きも明らかに活性化しており、試合に入る姿勢がプレー一つ一つをダイナミックにし、それが見事に結果に直結した印象だ。
チームの2点目はチーム全体の連動で生まれたゴール。相手陣内でのCBマティアス・ギンターの鋭いパスカットを起点に、マクシミリアン・エッゲシュタインを経由してボールを受けた鈴木がダイレクトでシュート。これは相手にブロックされるも、こぼれ球に反応したギンターがヘディングで折り返し、最後はイゴール・マタノビッチが身体でねじ込んだ。ひとつのプレーで終わらず、二次、三次攻撃へとつなげた波状攻撃は、この試合のフライブルクを象徴していた。
さらに62分には、ゲンクのCKのこぼれ球を鈴木が奪取。即座に左サイドのジョアン・マンザンビへ展開すると、すぐにゴールへ向けて駆け出す。ゴール前でマンザンビからのパスを受けると、うまくタイミングを取って右足で冷静にゴールを決めた。ゴールシーンを「狙い通り」と振り返る。
「相手が来ているのは分かっていましたけど、落ち着いて待って打とうと。最近はそこを意識しています」
ゴールシーンは狙い通りだが、得点を決めようと思って臨んだ試合ではない。個人として意識したのは原点回帰だった。
「基本に立ち返って、走る、戦う、チームのためにやれることをやる。攻撃でうまくやろうとか、特別なことをしようとは思わずに、地道に続けました。こういうときだからこそ、ミスを恐れずチャレンジしようと」
基本を改めて個人として、そしてチームとして徹底し続けた先で流れは引き寄せ、フライブルクにとって歴史的な勝利をつかみ取った。
試合後にはチームメイト、監督、コーチ、さらにはスタッフみんながゴール裏のサポーターの元へ呼ばれ、みんなが幸せそうに笑顔で喜び合う。多幸感が満ち溢れたスタジアムで、何度も何度も、喜びの歌が響いていた。
取材・文●中野吉之伴
【動画】自ら起点→圧巻フィニッシュ!鈴木唯人の鮮烈弾
2026年03月23日 19:12
ジネディーヌ・ジダン氏がフランス代表の次期監督に就任する可能性が高いようだ。22日、『レキップ』や『ル・パリジャン』など複数のフランスメディアが伝えている。
2012年から指揮を執るディディエ・デシャン監督のもと、EURO2016準優勝、FIFAワールドカップロシア2018優勝、FIFAワールドカップカタール2022準優勝と近年の国際大会で安定した成績を収めているフランス代表。しかし、長期政権を築いているデシャン監督の現行契約はFIFAワールドカップ2026までとなっており、大会終了後の退任が確実視されている。
時期監督の有力候補として名前が挙がっているのが、フランスが誇る“レジェンド”ジダン氏だ。報道によると、フランスサッカー連盟(FFF)のフィリップ・ディアロ会長は「将来のフランス代表監督の名を知っている」と発言しており、具体的な名前こそ明かされていないが、ジダン氏についての言及した可能性が高いとのこと。ワールドカップ終了後の就任はほぼ決定事項と見られており、すでに口頭合意が成立しているという。
ジダン氏は1972年生まれの現在53歳。現役時代にユヴェントスやレアル・マドリードで活躍し、フランス代表では国際Aマッチ通算108試合出場31ゴール29アシストという成績を残した。自国開催のFIFAワールドカップフランス1998では初優勝に大きく貢献。引退後は古巣レアル・マドリードの監督としてチャンピオンズリーグ(CL)3連覇の偉業を成し遂げた。
2021年6月にレアル・マドリードの監督を退任して以降、指導現場からは遠ざかっているジダン氏だが、昨年10月には「どうなるかは分からない」と前置きしつつ、「私の目標の一つはフランス代表を指揮することだ。様子を見てみよう」とコメント。将来的なフランス代表監督就任希望を明言していた。
2026年03月23日 19:07
なでしこジャパンが「AFC女子アジアカップ2026」を制し、2大会ぶり3度目のアジアの頂点に立った。
オーストラリアで1日から21日まで行われていた今大会。FIFAランキングでもアジアトップに立つ日本は、大会6試合を通じて29得点1失点。全勝で見事にアジア女王の座に輝くこととなった。
2024年12月にニルス・ニールセン監督が就任してから、およそ1年が経過して迎えた大きな大会。2025年7月に行われた「東アジアE-1サッカー選手権2025」では国内組中心のメンバーで優勝を逃した中、アジアの頂点をかけた戦いには海外組を中心とした編成で臨み、その強さを見せつけた。
■決勝の苦戦で見えた「流れを引き寄せる力」と精神的成長
2027年にブラジルで行われる女子ワールドカップの出場権も懸かっていた今大会。見事に出場権を獲得したものの、まだまだ世界との差はある状況だ。ニールセン監督は「自分たちは今、正しい道を進んでいると思う。本当に力強く進んでいると思うし、決勝戦に関しては確かに難しいゲームだった。自分たちのやりたいことができない時間もあったが、W杯を考えると自分たちの良さを出せない相手というのは今後出てくる可能性がある。その中でどうやって自分たちのスタイルを出していくかというところで、本当に色々な対戦相手がいると思うので、自分たちの流れではない時にどうやって自分たちに流れを手繰り寄せるか、引き寄せるか、というのが大事。決勝戦に関しては本当に選手たちが非常に強い覚悟というか、決意を持って、難しい試合ではあったものの、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と試合巧者ぶりも見せられた大会だったと振り返った。
課題についても言及したニールセン監督。「戦術的にはより良くなっていかなければいけない。そこに関しては時間をもらい、テクニカルスタッフとしっかり話し合って、どういったところを向上させていかなければいけないかを話せれば」とコメント。「戦術的にも、フィジカル面でも、まだまだ向上する面はいっぱいあるが、日本代表選手は小さいものの力強さがないというわけではない。相手に関わらず自分たちの持っている力強さを出せるという心構えを、この決勝戦で見せられた」と、メンタル面での成長は発揮できたと手応えを語った。
世界を知るニールセン監督は就任から1年で、1つの目標であったアジア制覇を達成。次のフェーズに入っていく中で「まだまだ向上していかなければいけないところはたくさんある。選手は非常にポテンシャルは高いが、ポテンシャルだけでは十分ではない。それを上手く掛け合わせて一つ素晴らしいものに作っていくということが、これから必要だと思う」とコメント。特に決勝戦は狙い通りの戦いはできなかったとしながらも、「タフな試合もあって、本当に痛みとか疲れとかもあったとは思うが、選手がそれでもやり切るということ。そういったものがないと、いくら素晴らしいトレーニングができていたとしても、最後の執念っていうのがないと、なかなか勝ち切ることはできない。今回は本当に選手がその執念というのを見せてくれた」と、精神的な部分が大きく結果に出たと振り返った。
W杯までは1年以上ある中で、さらなるチームの強化が求められるなでしこジャパン。海外組が中心となっている中で、WEリーグを戦う国内組の底上げも重要になる。6月にもキャンプを国内で行う予定とのことだが、「(9月に)アジア競技大会が日本であるということで、その時は国内組をメインに選出することになると思う。そういったところからより底上げを図っていきたい」とコメント。監督就任後にも多くの選手がWEリーグから海外へと羽ばたいているが「まだWEリーグには非常にポテンシャルのある選手がいるので、お互いにキャンプなどを通じてよりWEリーグの選手を見出していきたいなという風に思っています」と、国内組にも期待を寄せた。
■「美味しい料理を作りたい」日本の文化と調和し、世界の頂点へ
ここからもうワンランク上に行きたいなでしこジャパン。ニールセン監督は就任してから1年が経ち「いかに日本の伝統だったりとか文化と調和していくかということで、正直なところ簡単ではなかった」と率直な感想を述べ、「どういった方法をとれば選手によりフィットするかというところを、色々な試行錯誤をしながら、今までもアイデアだったりアプローチはしてきた。何が選手の基礎にあるのかというのをしっかり見極めながら、どういう風にすればいいのかなということで、メンタル面もフィジカル面も戦術面も、色々なベストな方法を手探りしながらやってきた」と、選手たちを見極めながら働きかけてきたと回想。佐々木則夫女子委員長の力も大きかったとしながら「みなさんが見て『美味しい』と思えるような料理を作りたいと思っている。それができれば、W杯優勝というのも見えてくるのかなと。毎日毎日色々なプロセスを経て、勝つには何が必要かということに執着しながらやっています」と、しっかりと世界の頂点を見据えながら、着実に成長していくプランで強化を図っていくようだ。
取材・文:菅野剛史(サッカーキング編集部)
2026年03月23日 18:35
ルイス・スアレスと聞けば、サッカーファンの多くはインテル・マイアミでプレイするウルグアイ人ストライカーのことを思い浮かべるだろう。
2026年03月23日 18:32
22日にカラバオ杯決勝が行われ、マンチェスター・シティがアーセナルを2-0で撃破してタイトルを手にした。
これはあくまでカップ戦であり、リーグの戦いとは関係がない。しかしプレミアリーグ首位を走るアーセナルにとって、今回2位のマンCに敗れてタイトルを逃したのは少々気になるかもしれない。終盤戦へショックを引きずる可能性もゼロではないか。
この試合後、マンCのMFフィル・フォーデンはプレミアリーグ逆転優勝の可能性もまだあると主張している。カラバオ杯の成績とは何も関係がないとしながらも、マンCが自信をつけたのは間違いない。
「これは別の大会だ。優勝できたことは自信に繋がるけど、(リーグ)タイトルとは何の関係もないと思う。でもまだこれからだよ。ここから代表戦が入り、選手たちは頭をリフレッシュし、新たな気持ちでチームに戻ってくると思う。まだ可能性はある。僕たちはそれを信じているし、これは正しい方向への小さな一歩だ。自信に繋がる良い兆候だし、ここからどうなるかだ」(『Heyters』より)。
4月にはリーグ戦で両者の直接対決がある。現時点では1試合消化が多いアーセナルが9ポイント差をつけているが、まだまだ安心はできないだろう。
2026年03月23日 18:30
決定力を上げるのは全てのチームが抱える課題だが、今週のプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)にて歴史的な決定力の高さを記録するゲームが生まれた。
ポーツマス相手に6ゴールを奪って6-1で勝利したQPRだ。
QPRはこのゲームのポゼッション率が41%、シュート数もポーツマスの20本に対して半分の10本しか打っていない。ゲームを支配していたのはポーツマスの方かもしれない。
しかし、QPRは超効率の良い攻撃で6ゴールを奪ってみせた。英『BBC』も驚いているが、QPRが対戦相手のペナルティエリアでボールに触れた回数は何と僅か6回しかない。ミドルシュートからのゴールもあったが、シュート10本のうち8本が枠内に飛び、そのうち6本がネットを揺らした。
データサイト『Opta』がこのデータを取り始めたのは2019-20シーズンからのことではあるが、相手ペナルティエリアでのタッチ数6回で6ゴールは、データを取り始めてからでは最小の数字だという。
2020年にはサウサンプトンが7回のタッチで4ゴールを挙げているが、今回のQPRはそれを上回ったことになる。QPRを指揮するジュリアン・ステファンは今回のゴールラッシュについて、サッカーでは不思議なことも起こると驚いている。
「これまでは4連敗していて、しかも4試合連続でゴールがなかった。それが同じ選手、同じ起用法で先週のレスター戦で3ゴール、今日は6ゴールを決めるのだからね。サッカーの全てを説明するのは難しいね。こういう試合はただ楽しむしかない」
ホームのサポーターとしてはシュートを打つたびにネットが揺れることになり、爽快なゲームとなったことだろう。
2026年03月23日 18:21
プレミアリーグが誇る“ビッグ6”の一角であるトッテナム・ホットスパーが17位に転落。49年ぶりの降格が現実味を帯びてきている。
プレミアリーグ第31節が現地時間22日に行われ、トッテナム・ホットスパーはノッティンガム・フォレストと対戦した。45分にCKからイゴール・ジェズスにヘディングシュートを叩き込まれると、62分にはモーガン・ギブス・ホワイトに追加点を献上。さらに87分にはタイウォ・アウォニイにネットを揺らされ、ホームにて行われた“下位直接対決”で0−3の完敗を喫した。
勝利したノッティンガム・フォレストが16位に浮上した一方、トッテナム・ホットスパーは17位に後退。チャンピオンシップ(2部リーグ)降格圏の18位ウェストハムとは僅か「1」ポイント差という危機的状況に陥っている。データサイト『Opta』によると、第31節終了時点での勝ち点「30」という成績は1914−15シーズンと並ぶクラブワーストタイ記録となっているようだ。
キャプテンのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロは、試合後にイギリスメディア『スカイスポーツ』を通じて「今シーズン、とりわけ今は非常に厳しい。またもやホームで敗れ、悪い一日になってしまった。ファンのみんなは今日だけでなく、毎日僕たちを応援してくれている。感謝したい」とコメントしつつ、残り7試合に一戦必勝の覚悟で臨む姿勢を強調した。
「僕たちにとって最も重要なのは、決勝戦のようにプレーすることだ。非常に厳しいシーズンであり、苦しい状況だ。責任を負うのは僕たちであり、それは人生そのものだ。サッカーとは時にそういうものだ。前半は良かったが、後半は自信を喪失し、ボールも失い、またもや愚かな失点を喫してしまった。非常に辛いが、もう終わってしまったことだ。辛く悪い日だったが、最も重要なことは代表戦に出場し、ここへ戻ってきて7つの決勝戦に臨むことだ」
トッテナムはインターナショナルマッチウィーク明けの初戦でサンダーランドの本拠地『スタジアム・オブ・ライト』に乗り込み、その後はブライトンとのホームゲーム、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)とのアウェイゲームが予定されている。その後、アストン・ヴィラとのアウェイゲーム、リーズとのホームゲーム、チェルシーとのアウェイゲームと続き、最終節ではホームにエヴァートンを迎える。
【ハイライト動画】トッテナムが下位直接対決で3発完敗…17位に後退で降格に現実味
2026年03月23日 18:21
昨夏に仏のレンヌからプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガム・シティへ移籍したものの、ここまでリーグ戦28試合で1ゴールしか奪えていないFW古橋亨梧。
2026年03月23日 18:18
トッテナムやマンチェスター・シティ、現在はバーンリーで活躍するDFカイル・ウォーカー。イングランド代表でも96キャップを記録してきたウォーカーは、サッカー界でもトップクラスのスピードスターとして有名だ。
果たして単純なスピード勝負でウォーカーに勝てる選手はいるだろうか。『The Overlap』に出演したウォーカーは、元マンチェスター・ユナイテッドDFガリー・ネビル氏とのインタビューで自分よりも速いと感じた選手を1人だけ挙げている。
まずマンC時代の同僚で1番速いと感じた選手を聞かれたウォーカーは、「レロイ(サネ)だね。彼は速かったし、走る姿勢も良かった。それでも100m走なら僕が1番だと思うよ。誰よりも速い」とコメント。サネのスピードは認めながらも、マンC時代の同僚で自分より速い者はいないと自信を見せる。
トッテナム時代のFWガレス・ベイルならどうかとの問いには、「ベイルには勝てる。全盛期の僕ならね。彼もスピードがある素晴らしい選手だったけど、ボールを持たずに走るなら僕が勝つと思う」と自信を見せている。若い頃のベイルもサイドを切り裂く強烈なスピードを持っていたが、それでもウォーカーの方が速いのだろうか。
では、ウォーカーが自分より速いかもしれないと感じた選手は誰なのか。それはアーセナルなどでプレイした元イングランド代表FWテオ・ウォルコットだ。
「おそらくウォルコットの方が速いと思う。当時の彼は稲妻みたいだっただろう?」
ウォルコットは怪我に苦しんだが、全盛期のスピードは抜群だった。早熟のスピードスターであり、そのスピードはウォーカーも認めるものだったようだ。
2026年03月23日 18:15
現在のバルセロナを支えるのはラ・マシア(下部組織)で育ってきた若手たちで、今は一種の『育成黄金期』と言ってもいいだろう。
スペイン『SPORT』はラ・マシア出身者たちの市場価値が急上昇していると伝えていて、現在トップチームに所属しているラ・マシア出身者たちだけで市場評価は6億2000万ユーロに達している。
この数字を大きく引き上げているのはFWラミン・ヤマルであり、ラ・マシアでも最高傑作の1人と言えるヤマルの市場価値はすでに2億ユーロに達している。
ヤマルに続くのは、得点を奪えるMFとして評価を上げてきたMFフェルミン・ロペスで1億ユーロ、最終ラインを支えるDFパウ・クバルシが8000万ユーロ、快速レフトバックのアレハンドロ・バルデが5500万ユーロ、守備的なポジションなら複数こなせるエリック・ガルシアが3500万ユーロまで価値を上げている。
中盤ではマルク・ベルナル、大怪我での離脱が続いてきたガビが3000万ユーロ、マルク・カサドは2000万ユーロまで上げてきた。ガビに関しては長期離脱中に市場評価がダウンしてしまったが、2022年には9000万ユーロに達したこともある。本来の状態に戻れば再び市場価値は上がるはずだ。
今後の成長が期待される有望株では、トップチームデビューを果たした18歳DFシャビ・エスパルトが500万ユーロ、21歳DFアルバロ・コルテスが200万ユーロとなっていて、両者ともトップチームに定着すればもう少し市場評価は上がるだろう。
最後に、MFダニ・オルモも6000万ユーロの市場価値を誇る。オルモはディナモ・ザグレブ、ライプツィヒで成長した選手だが、ラ・マシアに在籍していた期間がある。オルモもクラブの哲学を知る人物だ。
この若手育成力はラ・マシアならではと言えそうで、彼ら若い才能がいる限りバルセロナは安定した強さを維持できるだろう。
2026年03月23日 18:15
今冬にヴィッセル神戸からスペイン2部のラス・パルマスに期限付き移籍した宮代大聖が、またも結果を残した。
現地3月22日に開催されたリーグ第31節で、ラス・パルマスはスポルティング・ヒホンとホームで対戦。1−0で勝利した。
29節のセウタ戦(4−1)で加入後初得点を含む2発、続く30節のアルバセーテ戦(1−2)で1ゴールをマークしている宮代は、今節は決勝点をアシストする。
12分、自陣センターサークル付近で味方のパスを受けると同時に前を向き、絶妙なラストパス。これに抜け出したアレ・ガルシアのゴールをお膳立てしてみせた。
これで3戦連続の得点関与。スペイン紙『AS』によれば、ルイス・ガルシア監督は試合後に「ヘセ(・ロドリゲス)とタイセイは、この試合で並外れたパフォーマンスを見せてくれた」と語り、25歳の日本人FWを次のように評した。
「ゴールをアシストして、チームに大きなエネルギーを与えてくれたし、試合の流れを読む力も本当に優れている。即座に我々のプレースタイルにフィットするなんて、まさに驚異的だ」
ラス・パルマスは今季ここまでのリーグ戦で13勝12分け6敗、勝点51で昇格プレーオフ圏内の5位につけ、自動昇格圏内とは勝点4差。宮代の順応ぶりは、1部を目ざすうえで追い風となりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】宮代大聖が絶妙スルーパスで決勝点アシスト!
2026年03月23日 18:04
イタリア代表にとって運命を決める2026W杯欧州予選プレイオフが近づいてきた。
2026年03月23日 18:00
ニューカッスルはプレミアリーグ第31節で宿敵であるサンダーランドをホームに迎えた。
ライバル関係で知られる両者の戦いは「タイン・ウェア・ダービー」と言われており、今シーズン、約10年ぶりにプレミアの舞台で激突した。12月の前回対戦でニューカッスルはサンダーランドに0-1で敗れただけでなく、枠内シュートはわずか2本、ゴール期待値「0.25」に留まった。
英『Sky Sports』はこの試合を「今シーズンで最もひどい試合の一つ」と報じており、ニューカッスルにとって今回のダービーはなんとしても勝つ必要があったが、1-2で敗戦。10分にアンソニー・ゴードンがネットを揺らし、ニューカッスルは先手をとったが、57分に失点を許すと、90分には逆転弾を決められてしまった。
後半崩れてしまったニューカッスル。同クラブのレジェンドであるアラン・シアラー氏はこの敗戦を受けて古巣を痛烈に批判。自身のXに「またしてもニューカッスルの後半は、情けなく、弱々しく、怠惰で、精彩を欠いた」と厳しい言葉を送っている。
今シーズンはなかなか波に乗れないニューカッスル。現在の順位は12位で、宿敵サンダーランドは11位につけている。
5位リヴァプールとの勝ち点差は7で上位陣と極端に離れているわけではないが、ニューカッスルは残り7試合で順位を上げていけるか。
2026年03月23日 18:00
22日にプレミアリーグ第31節でノッティンガム・フォレストに0-3で敗れ、17位まで順位を下げてしまったトッテナム。チームは大混乱状態にあり、2部降格もあり得る話となってきた。
いったいトッテナムはどこからおかしくなってしまったのだろうか。昨季はヨーロッパリーグを制したが、リーグ戦の方は17位でフィニッシュしている。EL制覇は見事だったが、『ESPN』はもっと以前からトッテナムはおかしくなっていたと振り返っている。
同メディアがおかしくなったタイミングに挙げたのは、チャンピオンズリーグ決勝まで進んだ2019年のことだ。当時マウリシオ・ポチェッティーノ率いるチームは充実の時を迎えており、2018-19シーズンにはCL決勝へと駒を進めた。決勝では惜しくもリヴァプールに敗れたが、CL準優勝は大きな功績だった。
ただ、その年の移籍市場や監督選びで迷走した。2019年から2020年にかけて、トッテナムはMFタンギー・エンドンベレ、FWステーフェン・ベルフワイン、MFジオヴァニ・ロ・チェルソ、DFライアン・セセニョンらを獲得したが、ヒットと呼べる選手はいない。特にエンドンベレには多額の移籍金を投じていただけに、この失敗は痛手だった。
代わりに功労者のMFクリスティアン・エリクセンやDFキーラン・トリッピアーらと別れており、ここが1つの分岐点になったとの見方だ。
ポッドキャスト『Last Word On Spurs』を運営するリッキー・サックス氏も、2019年からおかしくなったと語る。
「2019年以降、クラブは堂々巡りだ。明確な理念やアイデンティティがなく、何をしたいのか誰も理解していない。監督のスタイルも次々に変わってきたからだ。2021年にはカラバオ杯決勝の前にジョゼ・モウリーニョを解任し、アントニオ・コンテを支持することもなく、その後はポステコグルーからトーマス・フランクへと切り替えた。フランクは良い人ではあるが、ブレントフォードからスパーズのようなクラブへレベルアップするだけの能力は持ち合わせていなかった」
『ESPN』はポチェッティーノからモウリーニョに交代したのも失敗だったと見ている。ポチェッティーノ政権が行き詰まっていたのは確かで、当時はダニエル・レヴィ会長との関係もスムーズではなかった。
しかし、モウリーニョの招聘は正しかったのだろうか。モウリーニョはプレミアリーグでの経験も豊富な名将ではあるが、当時のトッテナムではジャック・クラークやセセニョンなど将来性豊かな若手が多かった。モウリーニョはそうした若手育成を得意とするタイプではなく、ポチェッティーノとはカラーが異なる。
同メディアはポチェッティーノの路線を継続できる人物を指揮官に据えるべきだったとの考えで、ポチェッティーノを解任した2019年頃より歯車が狂い始めていたのかもしれない。
2026年03月23日 17:37
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がタイトル獲得失敗の失意を語った。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
カラバオ・カップ決勝が現地時間22日に行われ、アーセナルは聖地『ウェンブリー・スタジアム』でマンチェスター・シティと対戦した。開始早々に訪れた決定機を相手GKジェームズ・トラッフォードに阻まれると、その後は攻撃でなかなか良い形を作れず。60分にGKケパ・アリサバラガのファンブルから先制を許し、その4分後にもネットを揺らされ、0−2の敗戦で33年ぶりの優勝を逃した。
またもやあと一歩のところでタイトルを逃すこととなった。2019年末に就任したミケル・アルテタ監督のもと、6シーズン連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃していたところから、再びプレミアリーグの覇権を争えるまで復活したが、ここまで獲得したタイトルは就任初年度のFAカップと2度のFAコミュニティ・シールドのみ。プレミアリーグでは3年連続2位に終わるなど、最後の一押しが足りない状況が続いている。
アルテタ監督は「とても悲しく、受け入れ難い敗戦だ。試合には様々な局面があり、前半は本当に良いチャンスがいくつかあった。中での最大のチャンスは我々が作り、1点をリードしているはずだった。あそこでゴールが決まれば試合の流れは大きく変わっていただろう。後半最初の20分間は相手の守備を崩すのに苦労した。もっと効果的にプレスをかけ、ボールコントロールも上手くできたはずだ。予想外の形で失点し、直後に同じような状況で追加点を許してしまった」と試合を振り返った。
また、痛恨のミスで先制点を献上したケパについては「我々は試合を見て判断する。彼がこの大会で成し遂げたこと、そして決勝進出に貢献してくれたことを考えると、判断は正しかったと思っている。サッカーにミスは付き物だが、残念ながら決定的な場面で起きてしまった」と擁護した。
タイトルを逃したアーセナルだが、依然としてプレミアリーグでは首位を走り、CLとFAカップで準々決勝に進出しており、3冠達成の可能性を残している。アルテタ監督も「選手たちは冷静さを保ってほしい。このチームがここまでの8カ月間で成し遂げてきたことは信じられないほど素晴らしい。今回の敗戦の悔しさと燃え盛る闘志を糧に、これからの2カ月間はこれまでで最高の時間を過ごすつもりだ。それができるかは我々次第であり、このエネルギーを正しい方向にコントロールしていきたい。今は痛みと失望を乗り越えなければならないし、それもサッカーの一部だ」と切り替えを強調した。
【ハイライト動画】アーセナルは33年ぶりの優勝逃す…オライリー2発のマンCがカラバオ杯制覇