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2026年04月06日 05:01
「広島2−1阪神」(5日、マツダスタジアム) 歓喜のシャワーを横目に、阪神ナインは足早に三塁ベンチへと引き揚げた。終盤に試合を振り出しに戻すも、最後は悔しい幕切れ。連勝は3でストップし、昨季から続いた広島戦の連勝も8で止まった。藤川監督は表情を変えることなく「また週明けに向けてやっていく、というところですね」と次戦に目を向けた。 延長戦に持ち込む手前で、勝負を決められた。同点の九回に登板した4番手・桐敷が1死からモンテロにソロ。カウント2−2からの内角149キロを左翼席に運ばれ、踏ん張り切れなかった。 チームがサヨナラ本塁打で敗れるのは、2023年6月30日・巨人戦以来3年ぶり。藤川政権では初となった。3日の同戦でも、相手助っ人に一発を浴びていた左腕は「僕のミスです。しっかり投げ切れなかったのはミスなので。また切り替えて、がんばります」と厳しい表情を崩すことなく、挽回を誓った。 一方の攻撃陣は、今季から先発転向した広島・栗林にテンポ良く腕を振られた。最速146キロの速球にカットボール、フォークを織り交ぜられて五回まで1安打。ストライク先行で主導権を握られ、七回まで散発3安打と苦しんだ。 相手右腕とは昨季まで、リリーフとして対戦の経験がある。印象の違いを問われた指揮官は「相手チームなので、なかなか評論はできないですね」とした上で「素晴らしいピッチングだったと思います」と脱帽。3度の対戦で2三振を含む無安打だった主砲・佐藤輝は「真っすぐのスピードは落ちていますけど、それでもコントロール良く投げていたと思います」と高い制球力に言及した。 七回まで劣勢を強いられるも、八回は下位打線から好機をつくって近本が一時同点の犠飛。完封負けの可能性もあった中で、各自が勝利への執念を燃やし続けた。敗戦の中で示した粘り腰は、今後につながっていく。 今季初の4連勝と同一カード3連勝を逃すも、まだシーズンは始まったばかり。7日からは舞台を甲子園に移して、1・5ゲーム差で追う首位・ヤクルトを迎え撃つ。待ちに待った本拠地開幕での首位攻防戦。藤川監督は「いい試合ができればなと思います」と表情を引き締めた。地元ファンの熱い後押しも力に変え、再び上昇気流に乗る。
2026年04月09日 14:01
「広島−巨人」(9日、マツダスタジアム)
広島の塹江敦哉投手(29)が1軍の試合前練習に合流した。
塹江は開幕を2軍で迎えるも、ここまでファームで5試合に登板し、0勝1敗、防御率0・96の好成績をマーク。課題の制球力も9回1/3で2与四死球と安定感のある投球を見せていた。
8日・巨人戦では1点リードの九回に中崎が泉口に2ランを浴び、逆転負け。チームは今季10試合で3度もセーブ機会を失敗して敗戦しており、救援陣の整備が急務な状況となっている。
2026年04月09日 13:38
元巨人監督の堀内恒夫氏が9日、自身のブログを更新。8日の広島戦で7回3安打1失点と好投した巨人・田中将大投手について「もうね、100点満点ですよ。素晴らしいピッチング内容だった」と高く評価した。
田中将は79球を投げ、3奪三振、与四球1だった。堀内氏は「いいところに投げてストライクをバンバン取りにいった」とし、それを打者がスイングしない投球を「これが『勝つピッチング』というやつだな」と称賛し「ほんと勝たせてやりたかったよ」とつづった。
田中将は0−1の七回まで投げ降板したが、巨人は九回に泉口が2ランを放ち逆転勝ちした。堀内氏は「昨日みたいにいいピッチングをした時は勝たせてやらないとだんだんピッチングがおかしくなってくるもんなんだ」とし、打線に対して「泉口、打つのが遅いよ(笑) もっと前にやってくんなきゃ」と注文をつけた。
2026年04月09日 11:28
先頭のゲレーロJr.に二塁打を浴びるも…
【MLB】Bジェイズ 4ー3 ドジャース(日本時間9日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地のブルージェイズ戦に「1番・投手」で投打同時出場した。6回は先頭のゲレーロJr.に二塁打を浴びるピンチを背負ったが、ロハスの好判断で窮地を脱した。好守に「ロハスまじで来年もやらんかな…」「さすがすぎる」とファンも拍手を送った。
大谷は3回に先制点を許したものの、4〜5回は3者凡退とテンポいい投球を見せた。しかし勝ち越した直後の6回、先頭のゲレーロJr.に二塁打を浴びて一打同点のピンチを迎えた。続くサンチェスには中前に抜けるかという当たりを打たれたが、これを阻止したのがロハスだ。
スライディングしながら捕球するとすぐ体勢を立て直し、進塁を狙ったゲレーロJr.の動きを見逃さず、三塁へ完璧な送球。見事にアウトを奪い、大谷も拍手した。結果的に大谷は6回をゼロに抑えて降板。今季限りでの引退を表明している37歳。前日には最愛の父が急逝するなかでスタメンで出場し、さすがの好守を発揮した。
結果的に大谷は6回をゼロに抑え、勝利投手の権利をもって降板した。やはり大きかったのはロハスの守備だ。今季限りでの引退を表明している37歳。前日には最愛の父が急逝するなかでスタメンで出場し、さすがの好守を発揮した。
SNS上では闘将に感謝の声が殺到。「ロハス兄貴なんて素晴らしいんや」「ロハスの判断強すぎる」「ナイス判断」「毎試合思うけどロハス引退撤回してくれないか?来年もドジャースに必要でしょ…」「重ねてロハス神」「引退もったいない」「ロハス、前日にお父さんを亡くしているのに大谷さんを助けるこのプレー。涙出る」「引退するにはまだ早すぎる…」「どんだけ頼りになるんだ!」などとコメントが送られた。
なお、大谷の2勝目の権利は7回にドレイヤーが追い付かれて消滅した。8回には勝ち越しを許し、ドジャースの連勝記録は5でストップした。(Full-Count編集部)
2026年04月09日 11:25
DeNAは9日、5月4日の広島戦で開催する『STAR WARS GAME』のイベント詳細決定を発表した。
2026年04月09日 11:25
DeNAは5月4日の広島戦(横浜スタジアム)で開催する「STAR WARS GAME」のイベント詳細を発表した。同日がスター・ウォーズの日(May the 4th)であることと、劇場最新作『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の公開を記念したもの。
当日は、ダース・ベイダーなどのキャラクターが試合前セレモニーなどに登場。スター・ウォーズ版の選手紹介動画など、ビジョン映像や音楽などでスター・ウォーズの銀河を表現する球場演出を実施予定。ゲストでDeNAファンで1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』以降、オビ=ワン・ケノービの日本語吹き替えを担当する声優の森川智之が来場。トークショーを実施するほか、セレモニアルピッチにも出演する。
森川は球団を通じて「長年愛してやまない横浜DeNAベイスターズのファンとして、この特別な日にマウンドに立てることを心から光栄に思います。オビ=ワン・ケノービを演じてきたご縁で迎える5月4日。スター・ウォーズのフォースとハマスタの熱気が重なり合う瞬間に今から胸が高鳴っています。そして、広島東洋カープの皆さんとファンの方々にも敬意を表します。お互いの力を尽くした好ゲームの中で、スタジアムが一つになることを願っています。さて、当日はジェダイ代表としてフォースの力でセレモニアルピッチをします(笑)。フォースと共にあらんことを。そしてナイスゲームを! May the Force be with you.」とコメントした。
2026年04月09日 10:29
台北出身のSSU-YUさん「いろいろなダンスパフォーマンス姿を」
パ・リーグ6球団の公式チア&パフォーマンスチーム全123名を特集する企画。福岡ソフトバンクのオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」から、新メンバーのSSU-YUさん、AOIさん、KOHAさんの3人のプロフィールを紹介する。
台北出身のSSU-YU(スーユー)さんは3月18日生まれ、身長160cm。趣味はダンスである。今季、海を越えて新たに加わったメンバーで「ステージに立つ感覚がとても好きで、ダンスも大好き」と語る。「私のいろいろなダンスパフォーマンス姿を見てほしい!」とアピールした。
広島生まれ福岡育ちのAOIさんは9月5日生まれ、身長165cm。趣味はひとり映画とカフェリサーチである。人生の最後に食べたいものは「母の作ったロール白菜」。独立リーグのアイドルチアリーダーとして活動していた経歴を持ち、球場で見たハニーズのパフォーマンスに心を奪われ「いつか自分もあの一員に」と夢見た場所に今季たどり着いた。
福岡県出身のKOHAさんは3月19日生まれ、身長158cm。趣味はかわいい洋服を探すこと。今一番難しいと感じていることは「愛犬の爪を切ること」である。球場で見たハニーズのパフォーマンスに憧れを抱き「私も元気を届ける側になりたい」とオーディションを受験した。
特技であるアクロバットを生かしたパフォーマンスにも注目が集まる。新加入の3人がそれぞれの個性と経験を武器に、ハニーズの新たな魅力を形作っていく。(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2026年04月09日 10:25
個性豊かな3人の横顔とそれぞれの原点
パ・リーグ6球団の公式チア&パフォーマンスチーム全123名を特集する企画。ソフトバンクのオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」から、あかりさん、ユズさん、Chenn Chennさんの3人のプロフィールを紹介する。
静岡県出身のあかりさんは1月5日生まれ、身長160センチ。趣味は写真撮影と動画編集だ。2026シーズンの登場曲にMy Hair is Bad『あかり』を挙げる。ハニーズ2年目を迎え「できることが増えた今だからこそ見せられる姿がある」と意気込みを示す。実姉であるみづきさんとの共演も見どころだ。
神奈川県出身のユズさんは1月18日生まれ、身長154センチ。趣味はお菓子を食べながら映画やドラマを見ること。ダンスを始めたきっかけについて「映画『チア☆ダン』を見てチアダンスをやりたいと思ったことがきっかけです!」と語る。ハニーズ2年目となる今季は「ホークスが勝った瞬間の喜びや、ドームの一体感をもっとファンの皆さまと共有したいから!」と活動継続の理由を明かした。
台北出身のChenn Chenn(チェンチェン)さんは3月9日生まれ、身長158センチ。趣味はダンス、演技、運動である。昨年に続き開催された台北オーディションで選出された一人。幼少期から人前で表現することを好み、「ハニーズとしてたくさんの方に勇気や感動を届けたい」との思いで挑戦した。
初めて練習した日の感想については「とても緊張しましたが、同時にワクワクもしていました。初心を忘れずに頑張ろうと思いました」と振り返る。新たな環境でも前向きな姿勢を崩さず、成長への意欲をにじませている。(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2026年04月09日 09:11
ロッテの新外国人・ロングは、来日初登板となった3月27日の西武戦で自身のミスから失点したが、ここまで4試合・4回を投げ、2ホールド、防御率0.00と安定した投球を披露している。
2026年04月09日 09:00
ロハスの父が急逝…前日はスタメン外れる
【MLB】Bジェイズ 4ー3 ドジャース(日本時間9日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地のブルージェイズ戦に「1番・投手」で投打同時出場し、6回4安打1失点と好投した。リリーフ陣が打たれて2勝目はならず、チームも逆転負けを喫した。試合後、ミゲル・ロハス内野手は自身に寄り添ってくれた大谷に感謝を届けた。
この日の大谷のキャップ右横には「MR」の白い文字が刻まれていた。その言葉は、同僚のロハスへのメッセージだった。
ロハスは前日の同カードで「8番・遊撃」で先発出場の予定だったが、試合開始約20分前に「家族の事情」のため急きょスタメンを外れた。一夜明け、ロハスは自身のインスタグラムで父親が他界したことを報告した。報道陣の取材に応じた際は涙を浮かべ、とても試合どころじゃないと思われたが、1日でスタメンに復帰した。
6回には好守で大谷の快投を支えた。打席では3打数無安打だったものの、7回に四球で出塁した際はウィル・スミス捕手の中前打で本塁へ激走。3点目のホームを踏んだ。
大谷は試合後、「MR」帽子について言及した。「本人ももちろん、つらいとは思いますけど。それでもこうやってグラウンドに来てプレーして、素晴らしいプレーもありましたし。みんなで、チームとして支えていければいいんじゃないかなと思います」とし、ロハスに寄り添う意思を明かした。
そしてロハスもインスタグラムのストーリーズ機能を更新。「MR」の文字が見える大谷の写真をアップし、「Thank you Shohei(ありがとう、ショウヘイ)」の文字とともにハートを添えた。(Full-Count編集部)
2026年04月09日 08:34
7回から救援したドレイヤーは1/3回で3安打2失点「カウント不利が響いた」
【MLB】Bジェイズ 4ー3 ドジャース(日本時間9日・トロント)
ドジャースのジャック・ドレイヤー投手は8日(日本時間9日)、敵地のブルージェイズ戦の7回から2番手として救援し、1/3回で3安打2失点を喫した。「感覚自体はとても良かった。もちろん勝ちパターンで任させてもらえるのは嬉しいし、チームの勝利のために自分ができる限りのことをしたいと思っている。ただ、今日はそれができなかった」と唇を噛んだ。
2点リードの7回からマウンドへ。先頭の代打・シュナイダーを四球で歩かせると、1死一、二塁からスプリンガーの右越え適時二塁打で1点差に。さらに、バーショの中前適時打で同点に追いつかれた。
シュナイダー、ハイネマンにはカウント3ボールと苦しい投球となった。「(先頭の四球は)単に実行力の問題だと思う。カウントを悪くしてしまい、状況を難しくしてしまった。たとえストライクゾーンに投げ込めたとしても、カウント不利だったことが響いた。あってはならないこと。自分自身の問題で、ストライクを投げて抑え切るという実行力が足りなかった」と自らを厳しく責めた。
チームは敵地6連戦を5勝1敗。10日(同11日)から本拠地に戻り、レンジャーズとの3連戦に臨む。「チームとしては良いプレーができている。打線は大きく盛り立ててくれるし、先発陣も素晴らしい投球を続けている。あとは自分を含めたリリーフ陣だ。自分の役割を果たせなかったことが悔やまれる」と肩を落としていた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2026年04月09日 08:21
ピッツバーグ・パイレーツは現地時間8日のパドレス戦前、コナー・グリフィン内野手(19)との2034年までの契約延長に合意したことを発表。球団史上最高額となる9年総額1億4000万ドルの契約を結んだ。
グリフィンは2024年ドラフトの全体9位指名を受け、現在の有望株ランキングではMLB全体1位にランクイン。プロ1年目の昨季から2A含むマイナー3階級で計122試合に出場して打率.333、21本塁打、65盗塁、OPS.941を記録した。
現地3日のオリオールズ戦で2018年のフアン・ソト(ナショナルズ)以来となる10代デビューを飾り、同戦で初安打・初打点をマーク。同8日まで6試合に遊撃手として出場し続けている。
契約延長を受けてグリフィンは、「ここは勝てる組織であると確信している。今の選手たちとなら沢山の功績を作ることができる。このチームの一員として今後9年間、プレーオフを勝ち抜くチームを作っていきたい」と強く意気込み。「ピッツバーグは私にとっても、家族にとっても最高の場所。これ以上ないほど誇りに思っている」と喜びを表した。
2026年04月09日 08:12
楽天は8日、楽天モバイル 最強パーク宮城で今シーズンも楽天イーグルス ラーメンまつりを4月17日(金)〜4月19日(日)ロッテ戦で開催することになったと発表した。
2026年04月09日 08:05
西武は8日、5月29日(金)からベルーナドームで開催する日本生命セ・パ交流戦2026で『交流戦シリーズ2026 ―黒獅子奮迅―』を開催すると発表した。期間中の9試合では、球団史上初となる全身黒を基調とした『Lions Black Modeユニフォーム』を選手たちが着用し、セ・リーグ球団と戦う。
百獣の王ライオンの世界において、漆黒のたてがみは、数々の激闘をくぐり抜け、圧倒的な生命力と力強さを誇る真の王者だけに宿る「絶対的な強さの証」とされている。「Lions Black Modeユニフォーム」は、そんな「戦いに勝ち続けることで黒くなる、獅子の鬣」を表現したデザインで、Tシャツなどと組み合わせて街でも着こなせる洗練されたクールな仕上がりとしている。5月30日(土)のDeNA戦では、ユニフォームを来場者全員に配布する。
また、6月9日(火)〜11日(木)の広島戦では、高校吹奏楽部と大学応援部との特別応援イベントを開催。9日(火)は西川愛也の出身校である花咲徳栄高校吹奏楽部、10日(水)は渡邉勇太朗と蛭間拓哉の出身校である浦和学院高校吹奏楽部が昨年に引き続き演奏を披露する。そして、11日(木)は石井一成選手と蛭間拓哉選手の出身校である早稲田大学応援部が初来場し、ライオンズの選手たちを後押しする特別応援を実施。
さらに、交流戦期間中のゲストとして、9日(火)には歌手の山崎育三郎さんが来場する。山崎さんは小学生の頃、野球の全国大会で当時の西武ライオンズ球場のマウンドに立った経験があり、当日は試合前のミニライブにて元高校球児との対談で生まれたエールソング「誰が為」の歌唱や、セレモニアルピッチに挑戦する。その他のゲストやイベント情報などは、決まり次第オフィシャルサイトなどで発表となる。
▼ 桑原将志
「今年の交流戦限定ユニフォームは球団史上初の全身“黒”ということで、とてもクールでインパクトのあるデザインだと思います。このユニフォームにふさわしいプレーで交流戦を戦い抜き、勝利に貢献できるよう全力でプレーします」
2026年04月09日 08:00
「阪神2−3ヤクルト」(8日、甲子園球場)
阪神は救援陣がリードを守れず惜敗した。今季2度目先発の新外国人イーストン・ルーカス投手は初回に犠飛で先制を許すも、5回6K5安打1失点で来日初勝利の権利を持って降板。六回から登板した早川太貴投手が2本の適時打を浴びて勝ち越しを許した。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は「もったいなかった」と成長を望んだ。
◇ ◇
先発のルーカスは、来日初登板となった前回よりは球数が少なく5回を投げきったが、ボールのばらつきが目立った。5回1失点と試合は作ったが、ストライクとボールがはっきりしすぎていた。四回にオスナから空振り三振を奪ったチェンジアップは良かった。外角への落差の大きい変化球は右打者に有効なので、ストライク先行で投げることができれば、もっとイニングを伸ばしていけると思う。
六回から登板した早川はもったいなかった。1点リードの場面で慎重になったのか、攻めていった結果か分からないが、先頭打者への四球が痛かった。打たれるのは仕方ないが、四球は防ぎようがない。
現在、石井、及川が不在のリリーフ陣は、九回の岩崎につなぐ七、八回の勝ちパターンの投手を早く確立したいところだ。その一方で“その前”の投手も重要になってくる。早川はその候補の一人になってくるだろう。僅差の登板は、あまりないのかもしれないが、その壁を自力で乗り越えないと、リードの場面での出番をつかむことはできない。
2026年04月09日 08:00
「広島1−2巨人」(8日、マツダスタジアム)
本拠地は悲鳴に包まれた後、沈黙した。1−0の九回に痛恨の逆転2ランを浴びての敗戦。リードを守れなかった中崎は「投げミス。チームに申し訳ないことをしたなと思います」とベンチでうなだれた。これで連勝は2で止まり、勝率5割に逆戻り。4安打1得点だった打線の元気のなさも大きく響いた。
九回は2球で試合をひっくり返された。先頭・キャベッジに初球を左翼フェンス直撃の二塁打にされると、次打者・泉口にも初球を捉えられて右翼ポール際へ2ランを食らった。右腕は「しっかりと反省して、やり返したいなと思います」と悔しさを押し殺して前を向いた。
前日の試合では3点リードの九回に登板し、19年以来のセーブをつかんでいた直後の“悔投”。新井監督は「ザキ(中崎)も毎回ゼロというのは無理。こういう日もあるので、また切り替えて準備してほしいと思います」と背中を押した。
ただ、チームは今季10試合目にして早くも3度目のセーブ失敗からの敗戦となった。2日のヤクルト戦では九回に森浦が1点差を守れず逆転サヨナラ負け。4日の阪神戦でも森浦が九回に3失点して追い付かれた。勝ちパターンも固定されていない中で、不安定な戦いが続いている。
打線も相手の適時失策による1得点のみで相手先発・田中将に好投を許した。「次の1点をなんとか入れていかないとブルペンに負担がかかるよね」と指揮官。乗り越えなければならない壁は明確になっている。