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2026年04月12日 09:26
【人気女子プロの魅力にアプローチ】 【塩谷氏コラム】今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です シーズン序盤ですが今季はベテラン勢の頑張りが目立ちます。 「Vポイント×SMBCレディス」は笠りつ子(38)が5年ぶり7勝目をマーク。「アクサレディス」では永久シードまであと1勝に迫った申ジエ(37)が優勝争いに絡み、10カ月ぶりにツアー復帰した大山志保(48)の予選通過が話題になりました。長く現役を続ける女子プロは立場は違えどゴルフが好きという前提があり、どんなにつらくても戦うことが心底好きなんだと思います。 笠は試合後に、「もう40になる。このまま一人で生きていくのかな」と悩みを打ち明けました。 なかなか勝てずにシードを失い、自分の人生を考えた時期と重なったのでしょう。彼女はいつも明るく朗らかでケセラセラに見えます。そんな性格だから長くやってこれたのかもしれません。 申は目前に迫った30勝に向けて、休むことなく若手以上の努力を日々積み重ねています。大山は「自分が選んだ道を貫く」と体の痛みと闘いながら、ものすごい執念です。 みんな明確な目的があるのです。ただベテランになるとツアー転戦が生活のほとんどを占めて日々の暮らしも新鮮味が薄れます。それが毎年の繰り返しです。さらに若手の勢いもあって成績が伴わなければ注目されず、疎外感も覚えます。 私は幸い40歳過ぎに2勝できましたが、今より女子プロの層が薄かったこともあり、その年齢までギリギリ通用できたのでしょう。 でも現役生活の終わりは必ずやってきます。 私は自分の力でレギュラーに出られる限りは現役を続けるという目標があり、原動力でした。しかし49歳の時にQTに失敗して引退を決めました。 ゴルフ下手からプロ生活が始まり、10年かけて賞金女王になり2度もトップに立つことができました。結婚、2度の出産を経ても現役を続け、成績も下降していろんな取り組みをしたのですが、最後まで下り切ったらそこでなにか見えると考えたのです。実はスイングに対して絶対にこれだ、という答えがついに見つからなかった。自分のゴルフがよくわからずに競技生活が終わったのです。 引退して5日後に出会ったのが4スタンス理論です。それまで知らなかった体のことを勉強して、他人とスイングが違ってもいいんだと初めてわかったのです。それも最後までやり切ったからこそ新たな発見と出会え、今につながっています。 プライベートなど諸事情もありますが、許されるならば体力がある限り女子プロには一日でも長くツアーで戦い続けて欲しい。ずっと戦うからこそ最後には何物にも代えがたいご褒美に出会えるのだと思います。 (塩谷育代/プロゴルファー)
2026年04月13日 08:23
【オーガスタ(米ジョージア州)=帯津智昭】男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ・トーナメントは12日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、ロリー・マキロイ(英)が通算12アンダーで2年連続2度目の優勝を果たした。
大会2連覇は2001、02年のタイガー・ウッズ(米)以来で、史上4人目となった。
29位から出た21年大会覇者の松山英樹は7バーディー、4ボギーでスコアを三つ伸ばし、通算5アンダーの12位だった。
2026年04月13日 07:56
<マスターズ 最終日◇12日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72>ゴルフの祭典とも呼ばれる海外メジャー「マスターズ」の最終ラウンドが行われ、首位タイから出た前年覇者のローリー・マキロイ(北アイルランド)が5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「71」で回りトータル12アンダーで優勝。大会連覇は、ジャック・ニクラス(1965-66年)、ニック・ファルド(1989-90年)、タイガー・ウッズ(2001-02年)以来、史上4人目の快挙となった。
〈連続写真〉世界No.1の飛ばし屋ローリー・マキロイは“右肩”でつかまえてシャフトで逃がしていた!?
マキロイは3番でバーディのあと4番ダブルボギー、6番ボギーと後退したが、7番8番の連続バーディで息を吹き返す。後半に入って首位に返り咲くと12番、13番で2つ伸ばして後続を突き放した。2打リードで迎えた18番パー4は、ティショットを右の林に曲げたが2打目でガードバンカーまで運ぶ。しっかり3オンをして2パットでホールアウト。ウィニングパットを沈めて天に向かって叫ぶと、パトロンの大歓声に包まれた。昨年大会で史上6人目のメジャー4大会すべて制覇するキャリアグランドを達成。これでメジャー通算6勝となった。1打差2位は世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー。4バーディ、ボギーなしの「68」をマークして猛追したが、トータル11アンダーで大会3勝目には届かなかった。昨年プレーオフでマキロイに敗れ、3度目の2位となったジャスティン・ローズ(イングランド)は、終盤追いかけながらも悲願には2打足りず。ティレル・ハットン(イングランド)、ラッセル・ヘンリー、サム・バーンズ、キャメロン・ヤング(ともに米国)と並んで3位タイで終えた。12番から5連続バーディで追い上げたコリン・モリカワ(米国)はトータル9アンダー・7位タイに入った。5年ぶり2度目の優勝を目指して松山英樹は、この日「69」で回り、トータル5アンダー・12位タイで4日間を終えた。
白熱の優勝争い マスターズのリーダーボード
マスターズの賞金総額は史上最高35億円 優勝賞金7億円超
【決定的瞬間】松山英樹、大笑い 片岡尚之のクラブが池ポチャ
新婚の26歳が初V 国内男子の最終結果
22歳が通算2勝目 国内女子の最終結果
2026年04月13日 07:15
<マスターズ 最終日◇12日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72>ゴルフの祭典「マスターズ」の最終ラウンドが進行中。史上4人目の連覇を目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)は、15番を終えてトータル13アンダーで単独首位に立っている。
〈連続写真〉世界No.1の飛ばし屋ローリー・マキロイは“右肩”でつかまえてシャフトで逃がしていた!?
2打差の2位タイには、前の組を回る21回目の出場で悲願の初制覇を目指すジャスティン・ローズ(イングランド)と世界ランキング1位で大会2勝を誇るスコッティ・シェフラー(米国)が追っている。そして最終組で回る世界ランキング3位のキャメロン・ヤング(米国)も3打差で残り3ホールとなった。松山英樹はこの日「69」で回り、トータル5アンダー・暫定12位タイでホールアウトしている。
白熱の優勝争い マスターズスコア速報中
【決定的瞬間】松山英樹、大笑い 片岡尚之のクラブが池ポチャ
5年ぶり2勝目は遠のいたが… 15番パー5の2打目で見せた松山英樹の世界トップの証【藤田寛之の目】
パットのスタンス幅に変化!? 松山英樹は「第一の目標」とする15回目のマスターズへ
「マキロイも通常のプロと同じ感覚」 独走から一転混戦になったマスターズを制するのは?【藤田寛之の目】
2026年04月13日 07:00
“なっち先生”こと大谷奈千代が、コーチに転身して気づいた「プロとアマチュアの考え方の違い」は、スイングの改造や強化以上にスコアアップの効果がある。
2026年04月13日 07:00
ローリー・マキロイなど世界のトッププロが使用するテーラーメイドのNew『TP5/TP5x』シリーズ。ツアー屈指のプロが使う“ツアーボール”は、日本のアマチュア競技ゴルファーにも合い、スコアアップに貢献するのか? 全国各地で年間200試合以上を開催する「スクランブルゴルフ選手権」の1会場で出場選手全員に配り、その使用感を取材してきた。 New『TP5』と『TP5x』
出場選手に配布
ゴルフライフが主催する「第8回日本スクランブルゴルフ選手権2026 関東Bブロック 第1予選」(会場/茨城県・太平洋クラブ 美野里コース)の競技スタート前、出場132名(チーム戦24組、ダブルス戦19組)全員に、New『TP5』と『TP5x』を1スリーブずつ(3個・計6個)を配布
「スクランブルゴルフ選手権」は競技のルール上、ボールを途中で変更してもOK。スタート前の練習グリーンで試す人のほか、競技中に使用する人も多数いた 【使用感レビュー】 「打感」と「飛び」に
満足する声が続出!
ラウンドを終えた出場選手に
使用感をインタビューすると、
大多数が「打感」と「飛距離性能」について
高く評価する声が聞けた。
吉田利治さん
(66歳・HDC7) 「TP5」
”やわらかいのに飛ぶ”
『TP5』でのショットは、ボールがフェースにくっつく感じで打感がとてもやわらかかったです。インパクトが厚いあたりになるので、飛距離も十分かそれ以上出ていて「やわらかいのに飛ぶな」という印象。高いスピン性能と弾道のコントロールのしやすさもあったので、非常に“扱いやすい”ボールでした。
佐々木翔平さん
(33歳・HDC0.6) 「TP5x」
”飛距離性能の高さを感じた”
まずは『TP5』を試しましたが、やわらかい打感からスピンがしっかり効いてグリーンに止まる球が打てますね。『TP5x』のほうが飛距離性能の高さを感じます。僕は生意気にも打感にこだわるタイプなのですが、決して硬すぎるとは感じませんでした。どちらも“ツアーボール”といえるフィーリングですね。 “5層の実力”が
競技ゴルファーを納得させる
日本の競技アマチュアにも「信頼できる」という結果になったNew『TP5/TP5x』シリーズの機能と進化のポイントは以下の通り。その性能はアスリートゴルファーはもちろんのこと、老若男女、ビギナーレベルでもスコアアップにつながるだろう。 ショットの精度高める
テーラーメイド独自の
「マイクロコーティング」
従来のボールは表面のディンプルにコーティング剤が溜まり、弾道のバラつきが発生していたが、ミクロの厚さでコーティングを均等にする新技術「マイクロコーティング」を開発し弾道の精度が向上。弾道と着弾位置のバラつきが抑えられ、より強い弾道で安定したショットが打てる。
【従来のコーティング】
塗料がディンプルの底に溜まりムラができていた
【New マイクロコーティング】
均一な厚みで塗装することが可能になった
※イラストはイメージです 「ディンプルパターン」も進化
テーラーメイド独自の「ツアーフライトディンプルパターン」を再設計。より深いディンプル形状で空気抵抗を抑制した設計は「マイクロコーティング」との相乗効果によって、風にも負けない強弾道が狙ったエリアを正確にとらえる。 高スピンに
飛距離性能をプラス
あらゆるショットで最適なパフォーマンスを発揮する5層構造を採用。New『TP5』ではコアを歴代最大サイズに進化させたことで、やわらかい打感ながらも高い弾道と飛距離性能が向上。New『TP5x』では、再設計された「スピードラップコア」を搭載。スピン量を調整しながらさらなるボールスピードアップと飛びを実現。 ソフトな打感に高スピン『TP5』 飛距離性能の高さも両立『TP5x』
●オープン価格(編集部調べ:1ダース7500円前後)
●商品の問い合わせ/テーラーメイド ゴルフ www.taylormadegolf.jp
写真=田中宏幸、協力=日本スクランブルゴルフ選手権、ゴルフライフ
2026年04月13日 06:30
<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日◇12日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6580ヤード・パー72>4人が参戦した米ツアー組は、明愛と千怜の岩井姉妹と竹田麗央が決勝ラウンドに進出。渋野日向子はトータル3オーバーで予選落ちという結果に終わった。ひとときの日本滞在を終え、ここから各自主戦場に戻る。
【写真】優勝副賞といえば…やっぱり高級車!
この4人のうち最高位はトータル8アンダー・2位タイで終えた岩井明愛。今季、国内ツアー開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」(6位)に続くトップ10入りで、出場2試合とも上位で戦った。クラブハウスリーダーとして戻ったが、2024年9月の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」以来となる国内Vには手が届かず。それでも「悔しいけど、楽しかったです」と晴れやかな表情だ。1番パー5をイーグル、2番パー4をバーディで滑り出し、一気に優勝争いの中心になった。それでも、その後、停滞。「10(アンダー)までいきたかったけど、なかなかうまくいかなかった」。そんな気持ちも当然ながら残る。それでも内容は「秘密です」と笑うが、「3日間で自分の課題も見つかったから絶対に生かしたい」と地元で収穫も得たことが大きい。また大会を特別協賛する富士フイルムとスポンサー契約を結ぶ竹田麗央は5位タイと、こちらもトップ10入り。それでもホールアウト後は「くやしかったです」と笑顔はなかった。「もっとバーディが取れていたら流れも来てたと思うけど、そのバーディパットも決められなかった」と、自己評価は「75点」。流れを止めたパットについては「練習不足」と斬り捨てた。昨年は予選落ちだったが、今年はまたそれとは違う悔しさを胸にコースを後にすることになる。そして、明愛と、16位で終えた千怜、渋野は来週16日から行われる「JMイーグルLA選手権」(カリフォルニア州)にエントリー。渋野にとっては、2週後の今季メジャー初戦「シェブロン選手権」(23〜26日、メモリアル・パークGC/テキサス州)滑り込みへのラストチャンスとなる。一方、竹田は次戦を回避。国内ツアーが地元・熊本で「KKT杯バンテリンレディス」も行われるが、そこにも出場はしない。熊本には戻るが、そこで調整しシェブロンへ向かうルートを取る。昨年までとコースが変わるメジャー大会へ向け竹田は、「大きい大会なので自分のベストを出せるように」と話す。日本で得たものを、4人それぞれがこの後の戦いに生かしてくれるはずだ。(文・間宮輝憲)
米女子組4人が参戦 国内女子の最終結果
22歳の大好物は寿司「日本の生活が好き」 ウー・チャイェンを2勝目に導いた“投入1カ月”の長尺パター
「うちも今、考え中!」と答えた質問は? 渋野日向子がジュニアイベント出演で子どもたちの“鋭い疑問”にタジタジ
今季日本初戦で予選落ちも…渋野日向子「下を向くのがアホらしくなる」
松山英樹は? マスターズのリーダーボード
2026年04月13日 06:14
<マスターズ 最終日◇12日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72>ゴルフの祭典「マスターズ」の最終ラウンドが進行中。史上4人目の連覇を目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)は、11番を終えてトータル11アンダーで単独首位に立っている。
〈連続写真〉世界No.1の飛ばし屋ローリー・マキロイは“右肩”でつかまえてシャフトで逃がしていた!?
1打差の2位には21回目の出場で悲願の初制覇を目指すジャスティン・ローズ(イングランド)、マキロイと最終組で回る28歳のキャメロン・ヤング、ラッセル・ヘンリー(ともに米国)らが追う展開になっている。 世界ランキング1位で大会2勝を誇るスコッティ・シェフラー(米国)は13番を終えて2打差の6位タイで終盤に入った。コリン・モリカワ(米国)は12番から5連続バーディでトータル9アンダーで急浮上している。
白熱の優勝争い マスターズスコア速報中
【決定的瞬間】松山英樹、大笑い 片岡尚之のクラブが池ポチャ
5年ぶり2勝目は遠のいたが… 15番パー5の2打目で見せた松山英樹の世界トップの証【藤田寛之の目】
パットのスタンス幅に変化!? 松山英樹は「第一の目標」とする15回目のマスターズへ
「マキロイも通常のプロと同じ感覚」 独走から一転混戦になったマスターズを制するのは?【藤田寛之の目】
2026年04月13日 06:00
この時期のラウンドはアプローチの難易度が上がる状況が増えるが、上達のチャンスでもある。
2026年04月13日 05:55
<マスターズ 最終日◇12日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72> ゴルフの祭典「マスターズ」の最終ラウンドが進行中。2021年覇者の松山英樹は、29位イから出たこの日、7バーディ・4ボギーの「69」で回り、トータル5アンダーでホールアウト。現時点で13位タイ。
〈連続写真〉松山英樹はアドレスよりも左に10.9センチ動いてる? AIで見えた高精度アイアンの秘訣
1番で5メートルを決めてバーディ発進すると3番では2打目を30cmに寄せて最高の滑り出しを見せる。5番、6番で連続ボギーとしたが8番パー5で3メートルのほどバーディパットを沈めて、1つ伸ばして後半へ。 折り返した10番で2メートルを沈めると13番、14番、16番と3つのバーディでリーダーボードを駆け上がる。しかし、17番、18番はショートゲームのミスなどもあり連続ボギーで競技を終えた。 大会を中継するTBSのインタビューでは「後半いい感じで16番まで伸ばせたので、あと1つ2つ取れたらトップ10入るかなと思ったんですけど、ちょっと厳しいかなという感じです」と振り返った。 1週間を振り返ると「ショットに関しては4日間通じて、とんでもなく悪い日があるわけではなく、安定して打てていたのはよかったと思います。ショートゲームで3メートル以内に寄せようというアプローチがうまくいかなかったのはあります。まだまだ練習が足りないという印象でした」と、いい状態でオーガスタ入りしたが、かみ合わないこともあったという。 「毎年最終日にプレーできているのはよかったと思います。来年はもう少し遅い時間で優勝争いできるプレーをできるようにがんばります」と2度目の優勝は来年以降に持ち越しとなった。 最終組は前半を終え、ジャスティン・ローズ(イングランド)がトータル12アンダーで単独首位。連覇かかるローリー・マキロイ(北アイルランド)は1打差の2位でサンデーバックナインに入った。
白熱の優勝争い マスターズスコア速報中
【決定的瞬間】松山英樹、大笑い 片岡尚之のクラブが池ポチャ
5年ぶり2勝目は遠のいたが… 15番パー5の2打目で見せた松山英樹の世界トップの証【藤田寛之の目】
パットのスタンス幅に変化!? 松山英樹は「第一の目標」とする15回目のマスターズへ
「マキロイも通常のプロと同じ感覚」 独走から一転混戦になったマスターズを制するのは?【藤田寛之の目】
2026年04月13日 05:30
◆男子プロゴルフツアー▽東建ホームメイトカップ 最終日(12日、三重・東建多度CC名古屋=7090ヤード、パー71)
首位と2打差の3位で出た石坂友宏(26)=都築電気=が4バーディー、1ボギーの68で回り、通算9アンダーで並んだ稲森佑貴(31)=国際スポーツ振興協会=とのプレーオフ(PO)を2ホール目で制し、ツアー初優勝を飾った。今年の元日に結婚し、公私ともに充実著しいプロ8年目が、今季から賞金からポイント制に変更された初代「年間王者」の座へ向けて最高のスタートを切った。単独首位で出た水田竜昇(たつあき、26)=スプリングフィールドGC=は78と崩れ、31位に終わった。
* * * * *
ウィニングパットを決めた石坂は、しばらく天を見上げると、あふれる涙を抑えきれなくなった。「ツアーに出るようになって6シーズン目。やるべきことをしっかりやった3日間だった」。ようやく手にした初優勝の喜びをかみ締めた。
2打差を追って、最終組の1つ前の組でスタート。前半で2つ伸ばし、後半も強風の中で耐えてスコアを維持。終盤、稲森に逆転されたことにも気付いたが、集中は切れなかった。16番で3メートルを沈めてパーセーブすると、17番パー5のバーディーで追いつき自身2度目のPOへ。前回は20年ダンロップフェニックスで金谷拓実との激闘の末、4ホール目で敗れた。「またかと(当時が)頭をよぎった」が、持ち前の安定感でパーを重ね、2ホール目で難敵を振り切った。
天国にささげる勝利にもなった。小学6年から不登校気味になった石坂の人生を変えたのが、横須賀市内の練習場で出会ったスポーツインストラクターの鈴木隆さんだった。話をするうちに引き込まれ、毎日電話をかけるほど頼りにした。「ゴルフは素人だったが、言葉が重くてメンタル面ですごく大きな存在だった。鈴木さんがいてくれたから今の自分がある」。プロ転向後も応援のためツアー会場に来てくれた恩師は昨年10月、93歳で他界。優勝を決めた直後に空を見たのは「もちろん、鈴木さんの事も浮かんで」と明かした。
今年の元日にマネジャーの星空(せいあ)さん(22)と結婚。「予選落ちしたら『(ご飯を)食べさせない』と言われるので」。国内開幕戦で早くも“新妻孝行”を果たした。今後は日本ツアーを主戦場に、機会があればアジアツアーにも積極的に出て行く方針。「妻は僕の一番の理解者。やってやろうという気持ちになっています」。国内開幕戦の新ヒーローは、ポイントランクの首位に躍り出た。(吉村 達)
〇…グリーン脇で石坂の雄姿を見守った星空(せいあ)夫人も涙を流した。「優勝争いをしていても心が折れてしまうことがあった。けんかもしましたけど『今の一打に集中しよう』という話をしていました」と惜敗が続いた時期を振り返った。夫は大のプロ野球・DeNAファンだという。「本人は横浜スタジアムで始球式をするのが夢みたいなので、声をかけていただければうれしいです」と報道陣にアピールした。
◆石坂 友宏(いしざか・ともひろ)1999年9月21日、神奈川・横須賀市出身。26歳。10歳でゴルフを始め、中学時代に関東ジュニアなどで優勝。高校、大学は通信制の日本ウェルネススポーツに在籍し2018年関東アマを制覇。19年は国体成年男子で団体、個人の2冠に輝き、日本オープンでローアマを獲得。19年末にプロ転向。20年からツアー本格参戦。昨季賞金ランキング39位。173センチ、75キロ。
◆ポイント制へ移行 国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構は、今季から従来の賞金に代わり、ポイント制を導入し、シーズンを通じて「年間王者」の座を争う。通常大会の優勝は500ポイント、国内メジャー大会は1・25倍の625ポイント、海外メジャーは1・5倍の750ポイントなどと試合の規模に応じて変動する。米男女ツアーでは早くからポイント制を導入。国内女子ツアーは22年に移行した。一部の試合で高額賞金を稼いだ選手が一気にジャンプアップする“不公平感”解消の意味合いもある。国内男子下部ツアーは、昨季からポイント制が導入された。
2026年04月13日 05:00
アドレスを正面から見ると、両腕が三角形になっています。その三角形を崩さずにスイングするという意味で「三角形をキープする」とよく言われますが、正しく理解できていますか?
今回は奥嶋コーチに、「三角形をキープする」の本当の意味を解説していただきました。 用語05:腕の三角形をキープする アドレスでは、両肩を結んだラインを底辺、腕を二等辺の辺とする三角形ができている アドレスしたときの腕の三角形を崩さずにクラブを上げようとしてない?
三角形をキープし続けるとクラブは上がりません。カラダと手の距離を保ちながら、カラダの正面に手があることが大事。フルスイングでは、みなさんが思っている三角の形は自然に崩れるのです。
アドレスを正面から見ると、両腕が三角形になっています。その三角形を崩さずにスイングするとい
う意味の「三角形キープ」というゴルフ用語が、昔からあります。この言葉は最初に習うことが多いと
思います。
三角形をキープしてバックスイングをすると、ほとんどの人がクラブが地面と平行くらいまでしかキープできないと思います。実際、三角形ってキープできるのでしょうか?少なくとも、私はできたことがありません。
では、この言葉の真意はどこにあるのでしょうか。三角形の部分からヒモといておこうと思います。三角形が崩れない範囲、だいたいハーフスイングになると思いますが、その範囲で振ってみてください。クラブの動きが安定して「これならちゃんと当たる」と感じると思います。
なぜ、これなら当たるのか。それは、三角形をキープすることで、自分と手、言い換えると自分とグリップエンドまでの距離が変わらなくなるためです。三角形の底辺が自分の位置で、頂点がグリップエンド。その距離を変えずに振れるわけです。
三角形のその距離を変えずにカラダを回せば、頂点はきれいな円を描いて動きます。つまり、手の動く軌道が一定になるのです。そうすると、その三角形の先にあるクラブヘッドの軌道も安定しやすくなり、インパクトが安定するという仕組みです。
三角形が崩れる原因はなにか。腕を動かしたりヒジを曲げることです。これらの動きを大きくしていくと三角形の底辺から頂点までの距離が変わり、グリップエンドの動きは安定しなくなります。当然、クラブヘッドの軌道もコントロールしづらくなり、インパクトを一定にするのが難しくなる。
それをするな、といっているのが「三角形キープ」の意味のひとつ目です。
三角形をキープしてカラダを回転させる。三角形の底辺から頂点までの距離は変わらず、頂点=手の軌道が安定し、クラブヘッドの軌道も安定させやすくなる
ヒジを曲げると、底辺から頂点の距離が変わり、クラブヘッドの動き方も変わってしまいやすくなる アドレスの三角形をそのままキープしなくていい 三角形を「厳密に」キープすると、ハーフスイング程度までしかクラブを上げることができない
「三角形をキープする」は、ハーフスイング限定で、意味のある言葉なのでしょうか?三角形をキープするとインパクトは安定するとしても、ハーフスイング程度しかできません。ちゃんと当たるとしても、それでは満足できませんよね。
ガンバって三角形をキープしたままスイングを大きくしようとすると、カラダが起き上がったり、左に傾きすぎたり、ワキを開けて手を上げて、クラブの動きを大きくしようとする。そうすると、カラダと手の距離が変わってしまいます。
ハーフスイングからフルスイングにしていく際、一番自然なのは、ヒジを曲げることです。もちろん、ヒジから曲げれば、カラダと手の距離は変わります。変わるとしても、またインパクトゾーンに戻ってくるときに同じ距離に戻っていればいいわけです。となると、戻ってきやすいようにヒジを曲げればいい、ということです。その基準となるのが、三角形なのです。
三角形キープとは、アドレスのときの形をそのまま保て、といっているわけではないのです。「“ 三角形といえる状態” を変えない」と考えを変えてください。
「手の位置が、胸の正面にある状態」、そして「三角形の底辺と頂点の距離が変わらない状態」というイメージがだいたい正しいのだと思います。腕を動かしたりヒジを自分で曲げたりすると、手の位置は胸の正面から外れます。そうすると、三角形とはいえない形になっているはずです。
その形から、インパクトまでに、安定的に「三角形」に戻すのはなかなか難しい作業となってしまいます。「三角形をキープする」でポイントとなるのは、カラダと手の距離を保つこと。保つことで手の位置を元に戻しやすくしてあげていると理解してください。
三角形をキープしたままスイングを大きくしようとすると、ヒジを抜いたり、腕をカラダから切り離して上げていったり、上半身を起き上がらせたりしてしまう
ヒジが曲がりはじめる前は、三角形の頂点(両手)は、底辺(胸)の正面にある。この状態から外れないようにすれば「三角形キープ」の意図をくんだ動きになる
ヒジの曲げ方が大きくなると、三角形の頂点が底辺の正面の範囲から外れてしまう。こうなるとイメージどおりのインパクトは難しくなる
ヒジの曲がり方がある程度までなら、三角形の頂点はまだ底辺の正面の範囲から外れない。ヒジの動きはそれが限度と考える
いかがでしたか? レッスン用語を改めて考えるきっかけにしてください。
解 説=奥嶋誠昭
●おくしま・ともあき/198 0年生まれ。ツアーコーチ。アメリカの最先端スイング解析システム「GEARS」を日本で最初に導入。ゴルフスイングを科学的かつ客観的に分析するノウハウを『ザ・リアル・スイング』(小社刊)に著して一躍注目された。アマチュアからプロまで幅広く指導し、稲見萌寧、木下稜介らのコーチとしても活躍。主宰する「ザ・リアル・スイング・ゴルフスタジオ」(横浜市)を拠点に活動する。
ザ・リアル・スイング完成版
この連載の内容をまとめた奥嶋誠昭の最新刊。ミスのパターンを知ることで最速上達できる解説は、すべてのアマチュアゴルファーにとって福音となるはず。
全国書店、ネット書店などで好評発売中!(実業之日本社刊、定価2420円・税込)
2026年04月13日 05:00
◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日(12日、埼玉・石坂GC=6580ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)
13位からスタートした佐久間朱莉(23)=大東建託=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算8アンダーで2位に入った。
2026年04月12日 21:29
◆男子プロゴルフツアー▽東建ホームメイトカップ 最終日(12日、三重・東建多度CC名古屋=7090ヤード、パー71)
2位と1打差の単独首位で出た水田竜昇(スプリングフィールドGC)は1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78と崩れ、通算1アンダーの31位に終わった。
水田は主催者推薦での出場。25年のQTランクは219位で、ツアー史上で最も低い出場資格順位からの優勝を狙ったが、悔しい結果となった。
初日にツアー自己ベストの65をマークして2位につけると、11日の第2ラウンドでもスコアを伸ばして単独首位に躍り出た。だが、初の最終日最終組で洗礼を浴びる格好となった。「踏ん張っていたが、8番、9番でバタバタとボギーを打って、流れが崩れてしまった」と肩を落とした。
優勝争いの重圧は感じていないつもりでも「どこかであったんだと思う。ショットのライン、パターのラインがちょっとずつ、ずれて来たりとか」と冷静に振り返り、「これがいい経験になれば。また戻って来られように頑張ります」と、今後のツアー出場権をかけた戦いへと気持ちを切り替えた。
2026年04月12日 21:00
<マスターズ 3日日◇10日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72>ジャック・ニクラス(1965、66年)、ニック・ファルド(1989、90年)、タイガー・ウッズ(2001、02年)以来、史上4人目の連覇を狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)。2位に6打差をつけて3日目をスタートしたが「73」と一歩後退。トータル11アンダーでキャメロン・ヤング(米国)に並ばれた。過去2度の出場経験があり、中継するTBSの解説をことしから務める藤田寛之が戦況を見つめる。
〈連続写真〉世界No.1の飛ばし屋ローリー・マキロイは“右肩”でつかまえてシャフトで逃がしていた!?
「マキロイも通常のプロゴルファーと同じ感覚があるんだなと思いました」。大会の公式記者会見で初日の1番ティでは手が震える話しや、愛娘と過ごす時間はゴルフのことを考えなくていいという話しを聞いた。「マキロイでもプレー中はプレッシャーを感じているんです」。藤田自身、30年経っても1番ティでは手が震えている。舞台は違えど、マキロイも同じ感覚なんだと共感した。2位に6打のリードをつけてスタートした。前半はパープレーで折り返し、10番パー4でバーディを奪う。気がつくと後続の足音が聞こえてきた。11番ではダブルボギー、12番ではボギーと思うようにスコアを伸ばせなかった。「連覇を考えるなっていう方が無理だと思います。それだけ重いタイトルですから」。随所にスーパーショットも見せたが、予選2日間のようなゴルフとは違った。短いパットを外したり、ドローを打とうとするとつかまりすぎたり…。「普通に考えると大量リードがゴルフを難しくしたと思います。最終日は変にリードを保っているより、並んで迎えて、『また頑張ろう』って切り替えた方がラクに臨めると思います」。連覇に向けての試練の1日となったが、偉業に向けて首位タイになったことはよかったかもしれない。マキロイに並んだのはことしの「ザ・プレイヤーズ選手権」を制した、世界ランキング3位のキャメロン・ヤング(米国)。この日はマスターズ自己ベストの「65」をマークしてトータル11アンダーまで伸ばした。ヤングは藤田が開幕前から推す選手である。「飛距離が出るし、ドローボールを打つのでオーガスタにはあっています。プレイヤーズ勝って調子もいい」。大きなタイトルを獲得したが、メジャー未勝利がひっかかる。「首位タイからのスタートになりますが、1打でもリードした途端に、どういうゴルフになるんだろうかと思っています」。誰もが欲しいタイトルがチラついたときの心模様が気になる。普段通りのゴルフができるのか、もしくは重圧にできなくなるのか。マキロイが伸び悩んだことで状況は分からなくなった。「(4打差の)7アンダーのスコッティ・シェフラーはチャンスですね。5、6アンダー(の選手も)もなくはないでしょう」。3年間世界ランキング1位を守り、大会2勝と相性のいいシェフラー。この日「65」で一気に優勝戦線に浮上した。首位と1打差のサム・バーンズ(米国)、2打差のシェーン・ローリー(アイルランド)、3打差のジャスティン・ローズ(イングランド)、ジェイソン・デイ(豪州)と「オモシロい位置にオモシロい選手がいる」と、メジャー覇者や相性のいい選手にも注目する。初日はグリーンが硬く速く、もっとも難しかった。「2日目、3日目とバーディの出る回数が増えています。風も穏やかでグリーンコンディションも変化しているのでしょう。最終日もバーディが出る流れになると思います」。首位の選手が伸ばしきればそのまま逃げられる。足踏みするようなら後続が追いついていくことになる。パトロンを沸かせるバーディがたくさん出そうだが、一つのカギはフロントナインか。「前半の9ホールで“自分だよ”と表現できる人がいいですよね。後半は…分からないでしょうね。そこがマスターズのオモシロいところです」。ことしのマスターズも予測不可能な面白いゲーム展開になりそうだ。■解説・藤田寛之ふじた・ひろゆき/1969年6月16日生まれ、福岡県出身。92年プロ転向。国内ツアー通算18勝。2012年に43歳で賞金王を戴冠。マスターズは11年、13年の2度出場経験がある。24年の「全米シニアオープン」2位を足掛かりに、昨年は米シニアのPGAツアー・チャンピオンズにフル参戦。葛城GC所属
マスターズ リーダーボード
22時にトップがスタート マスターズFR組み合わせ
【決定的瞬間】松山英樹、大笑い 片岡尚之のクラブが池ポチャ
22歳が通算2勝目 国内女子の最終結果
新婚の26歳がツアー初V 国内男子の最終結果
2026年04月12日 20:56
◆男子プロゴルフツアー▽東建ホームメイトカップ 最終日(12日、三重・東建多度CC名古屋=7090ヤード、パー71)
首位と5打差の14位で出た稲森佑貴(31)=国際スポーツ振興協会=は1イーグル、4バーディー、ボギーなしの65の猛チャージ。上がり2ホールで3つ伸ばし、通算9アンダーで並んだ石坂友宏(都築電気)とのプレーオフに持ち込んだが、2ホール目でボギーをたたき、23年ACNチャンピオンシップ以来のツアー通算6勝目はならなかった。
激闘を終えた稲森は「勝てなかったことは悔しい。最後の最後に甘さが出た」と唇をかんだ。だが、3日間(10日は悪天候で中止)を通しての戦いには「風が吹き荒れるこのコースは苦手だった。東建でプレーオフをできる年が来るなんて思っていなかった。自信がついた」と明るい表情で振り返った。
「日本一曲がらない男」の異名を持つ31歳は昨季、24年まで9季続いていたフェアウェーキープ率1位の座から陥落(2位)。オフは初心に返ることをテーマに、ひたすら基礎練習に取り組んだという。「シードを取りたてだった頃を思い出そうと。あの頃は自信に満ちあふれていた感じだった」と“原点回帰”の狙いを説明。「初日と今日に関してはイメージ通りに飛ばせていた」と手応えを口にした。