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2026年04月26日 15:30
トッテナムは25日、プレミアリーグ第34節でウルブズと対戦。残留に向けて勝利が必要だったトッテナムは82分にジョアン・パリーニャが決勝ゴールをマークし、1-0で勝利を果たした。 ロベルト・デ・ゼルビ新体制初勝利、そしてリーグ戦16試合ぶりの勝利とトッテナムにとっては嬉しい勝ち点3となったが、この試合でシャビ・シモンズとドミニク・ソランケが負傷してしまった。 ソランケは36分ハムストリングを痛めた様子を見せ、ピッチに座りこんでしまう。メディカルスタッフのチェックを受けた後、プレイ続行不可となり、41分にリシャルリソンとの交代を余儀なくされた。 また、シモンズは56分カウンターの場面でウルブズDFウーゴ・ブエノと接触した際に膝を負傷。苦悶の表情を浮かべ、最終的には担架で運ばれてピッチを後にした。 試合後の記者会見にてデ・ゼルビは負傷交代を余儀なくされた2人について次のように言及した。 「ソランケは筋肉系の怪我だが、どの程度のものかは分からない。シャビの場合は膝の問題だ。今後数日、月曜か火曜には状況が分かるだろう。ソランケに関しては大きな問題ではない。彼が何試合欠場するかは分からないが、シャビの状況を知りたい。膝の怪我は筋肉の怪我とは常に事情が異なるからだ。2分前に彼と話したが、怪我をした当初よりは調子が良くなっているそうだ」(英『Sky Sports』より) まだ詳しい検査結果を待つ必要があるが、残留争いをしているトッテナムにとってソランケとシモンズの負傷は大ダメージだ。トッテナムは今シーズンは主力選手の多くが負傷し、なかなかスカッドが揃わないまま終盤戦を迎えており、再び負傷者に頭を悩まされている。 同じく残留争いをしているノッティンガム・フォレストとウェストハムも今節勝利したため、トッテナムは依然として降格圏の18位に沈んでいるが、残留を果たせるか。
2026年04月26日 20:30
かつて横浜F・マリノスを率い、トッテナム・ホットスパーやセルティックでも指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー氏が、マンチェスター・シティ対サウサンプトンのFAカップ準決勝で『TNT Sports』の解説者としてデビューした。スティーブン・ジェラード氏らとともに、鋭い視点で試合を分析している。
トッテナムとノッティンガム・フォレストで、わずか17週間の間に相次いで解任されるという苦境を経験した60歳の知将。現場からは一時離れているものの、その戦術眼への評価は依然として高く、現在はUEFAのテクニカル・オブザーバーとして専門家パネルの一員も務めている。さらに、ノルウェーの大学で戦術講義を行うなど、指導者としての知見を広める活動も続けている。
迷走が続く古巣トッテナムについては、「今の選手たちはピッチ上で自分を見失っているように見える」と厳しく指摘。自身の退任後、トーマス・フランク氏やイゴール・トゥドール氏が指揮を執るも混乱が収まらない現状に、「選手たちに自分たちの価値を思い出させるべきだ」と語り、強い危機感をにじませた。
再びプレミアリーグのベンチに戻る日は来るのか。名将の次なる章は、解説者として静かに幕を開けている。
2026年04月26日 20:26
スウェーデン代表のCB(センターバック)カール・スタルフェルト(セルタ/スペイン)が、腰のケガによりFIFAワールドカップ2026を欠場する可能性があるようだ。25日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
FIFAワールドカップ2026で日本代表と同組となったスウェーデン代表にとって、痛手となるかもしれない。スペイン紙『マルカ』によると、先の欧州プレーオフの2試合でもプレーしたカール・スタルフェルトが、腰痛により戦線を離脱してから約1カ月が経ったが、回復の目処が立っていないどころか、「まともな日常生活さえ送れない」ほどの状態という。来週には、背中の専門医を受診する予定とのことだが、「今夏、スウェーデン代表として出場する予定だったワールドカップを逃す可能性もある。彼が長年切望してきた夢は、叶わないかもしれない」と見方を記している。
1995年6月1日生まれのスタルフェルトは現在30歳。母国のIFブロマポイカルナでプロキャリアを始めた後、ルビン・カザン(ロシア)やセルティックなどを経て、2023年夏にセルタに加入した。2024−25シーズンには、クラウディオ・ヒラルデス監督が率いるチームの最終ラインを統べ、9年ぶりとなるヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献。今シーズンはケガにより出遅れたものの、イアゴ・アスパス不在時にはゲームキャプテンを務めるほどの欠かせない存在となり、EL8強入りにも導いた。また、2020年10月にデビューしたスウェーデン代表では、通算17キャップを保持している。
2026年04月26日 20:10
プレミアリーグの優勝争い予想に変化があった。『THE Sun』が伝えている。
『Opta』のスーパーコンピューターによる最新の順位予測では、アーセナルの優勝確率が72.4%と算出された。ニューカッスル戦をエベレチ・エゼのゴールで1-0と制したことで、悲願のタイトル獲得へ大きく前進。一方、マンチェスター・シティはFAカップ準決勝を優先した影響でリーグ戦の消化が遅れており、過密日程が失速につながる可能性が指摘されている。
最終的な勝ち点はアーセナルが82、シティが79と予測されている。1試合多く残すシティは連戦の中で2敗を喫すると予想されており、AIはカラバオカップ王者の失速を織り込んでいる。
また、CL権争いの明暗も鮮明だ。マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールはチャンピオンズリーグ出場圏内を確保すると見込まれる一方、チェルシーはブライトンやボーンマスを下回る9位に沈むと予測されている。
さらに残留争いでは、トッテナム・ホットスパーが勝ち点39でバーンリーやウルブズとともに降格圏に沈むとの厳しい見立ても示された。ウェストハム・ユナイテッドは勝ち点40で辛うじて残留とされ、わずか「1ポイント」が明暗を分ける構図だ。
シーズンは終盤戦に突入している。最終的に笑うクラブはどこになるのか。予測と現実の行方に注目が集まる。
2026年04月26日 20:02
4月26日に開催されるラ・リーガの第32節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがラージョ・バジェカーノと敵地で対戦する。
2026年04月26日 19:49
バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督は、3点差をはね返し大逆転勝利を収めたマインツ戦を振り返った。25日、クラブの公式サイトが同指揮官のコメントを伝えている。
ブンデスリーガ第31節が25日に行われ、バイエルンは敵地でマインツと対戦した。前節にリーグ制覇を決めたバイエルンは、週明けに控えるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝パリ・サンジェルマン(PSG)戦を見据え、ハリー・ケインやミカエル・オリーズなどをベンチスタートさせると、まさかの前半に3失点を許してしまう。
それでも、53分にニコラス・ジャクソンが1点を返すと、そこから73分にオリーズ、81分にジャマル・ムシアラ、83分にケインがネットを揺らし、4−3で逆転勝利。ドイツ王者の意地を見せつけることになった。
コンパニ監督は試合後、「最初の20分間は、攻撃のセンスや積極性という点においては悪くなかった。しかし、エリア内に侵入できなかった、そういうことはあり得るが、失点してはいけない。ハーフタイムまでに4、5点取られてもおかしくなかった」と語り、前半のパフォーマンスの改善を要求。しかし、後半に巻き返しを見せたチームの精神力を称賛している。
「こういう時こそ、クオリティとメンタリティが重要になる。後半、チームが挑戦した姿は素晴らしかった。まるでプレーオフを制し、自力で残留を決めたかのように祝ったからね」
「私はそういうメンタリティが好きだ。シーズン終盤に奇跡が必要となっても、それはゼロからは成し遂げられないし、その感覚と信念を築き上げなければならない。今日はそれを見せれたと思う。これが私のチームの基盤になっている」
バイエルンは次戦、28日にCL準決勝1stレグでPSGと対戦する。
【動画】バイエルンが大逆転勝利
2026年04月26日 19:39
セビージャを率いるルイス・ガルシア・プラサ監督が、ラ・リーガ第33節オサスナ戦に向けた前日会見に出席した。25日、スペイン紙『アス』が伝えている。
暫定ではあるものの、“アンダルシアの名門”が降格圏に転落した。4年連続となるシーズン中の監督交代で、マティアス・アルメイダ監督を解任し、9人目の指揮官としてルイス・ガルシア・プラサ氏を招へいしたセビージャは、新体制下で臨んだ最初の3試合で、1勝2敗と負け越し。何よりも、この2敗が、20位オビエドと19位レバンテというライバルとの直接対決で喫したもので、自らの手で残留争いをより厳しいものとしてしまったのだ。
今節が26日開催のセビージャは、先に消化したアラベスの結果によって、暫定ながら18位に。降格圏脱出がかかる、オサスナ戦の前日会見に出席したルイス・ガルシア・プラサ監督は、「厳しい状況だ。データ上、ホームのオサスナは手強い相手の一つとなる。我々は、信念と意欲を持って臨まなければならない」としつつ、「現状、挽回するチャンスはある。私が就任して以来、アウェイが続いているけど、その後にはホームで2試合やれるのだから」と心境を明かした。
セビージャはヨーロッパリーグで最多7度の優勝を誇る、まごうことなき名門だ。仮にセグンダへと降格すれば、26年ぶりの惨事となるためか、メディアからの風当たりも強く、同指揮官は「負ければ解任されるのかって? 3試合で勝ち点3の監督…決して良いとは言えないけど、壊滅的でもない。言葉が出ないよ。メディアの報道なんて一切読まないからね」と当惑。続けて「もし解任となれば、それは完全なカオス、フットボール界の狂気だよ。だってそんなことをしていたら、どのクラブも毎年10人の監督を抱えることになるだろう。さらに負けが重なれば問題だけど、それは前後の8クラブも同じだ。私が就任した時点ですでに問題があって、今はそれを解決しようとしているところ」と辛抱強くやり続けるしかない、と強調した。
さらに、「命懸けで取り組んでいる。人生でこれほど時間を費やしたことはないと思う。心から、そう言い切れるんだ」と口にした53歳は、「まるで自閉症患者のようだ。自閉症の方々には少し失礼な言い回しとなるかもしれないし、当然、敬意を払った上での発言として理解して欲しい。私にだって心から愛する家族がいるのに、自分の世界に没頭し閉じこもっているのだからね。ビデオを見て、仕事をして、トレーニングをして…それ以外は何もしていない。セビリアの街のことも知らないよ。あんなにも素晴らしい街なのに、一度も歩いたことがないんだ」と残留に向けて心血を注いでいる、と述べている。
今節を除き、残り5試合となるラ・リーガ。セビージャは今後、レアル・ソシエダやビジャレアル、レアル・マドリードといった上位勢との対戦を残しているだけに、是が非でも、残留圏内で最終盤を迎えたいところだ。
2026年04月26日 19:34
DFBポカール(ドイツカップ)準決勝で、鈴木唯人が所属するフライブルクはシュツットガルトと対戦し、延長にもつれ込む死闘の末に1−2で敗戦。終了間際の失点で決勝進出を逃す悔しい結末となった。
バーデン=ヴュルテンベルク州内でのダービー戦ということもあり、試合前から両チームサポーターが発炎筒を炊き、ピリピリとした緊張感がスタジアムを包み込んでいく。両チームともに何度も決定機を迎えながら、GKの好守もあって90分間では1−1で決着がつかず。
延長に入って迎えた91分、フライブルクが歓喜に沸いた。起点となったのは鈴木だった。味方からパスをもらうと、相手最終ラインの背後へ絶妙のタイミングでスルーパス。これに途中出場のルーカス・ヘーラーが抜け出してネットを揺らした。
しかし、その喜びは長く続かなかった。主審トビアス・ベルツはヘーラーが抜け出す際に相手DFジェフ・シャボにファウルがあったとして笛を吹き、ゴールは認められず。ゴール前に笛を吹いていたのでVAR介入の余地もない。この疑惑の判定にはフライブルク側だけではなく、シュツットガルトサイドも「あれはファウルではなかった」と発言した。
フライブルクのMFヨハネス・エッゲシュタインは「絶対に笛で止めてはいけないシーンだった。あり得ない」と怒りをあらわにし、テレビ解説を務めた元ドイツ代表バスティアン・シュバインシュタイガーも「0.0%ファウルとは思わなかった」とコメント。さらにシュツットガルトのFWデニズ・ウンダフですら「あれは絶対に笛を吹いてはいけない」と認めている。
鈴木も「自分たちが2点目を取るチャンスもありましたし、そこで決めていればという話もありますけど、それにしてもあれがどうしてああいう判定になるのかはさすがに...」と言葉を濁しながら、納得しきれない様子を見せていた。
翌日にはドイツサッカー連盟が公式見解として、「直後に笛を吹かずに、プレーを流してみた方がよかった」と発表。だからといってゴールが認められるわけではなく、フライブルクは釈然としないこの思いを消化しなければならない。
鈴木は120分フル出場。好機を演出するシーンはいくつもあり、惜しいシュートシーンもあった。ただ前後に大きく振られる展開が多かった中で、普段ほど絡めなかったこともあり、「もうちょっと決定的な仕事をしたかった」と自己評価は厳しめだった。
それでも鈴木に対する評価は変わらずに高い。シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督は試合前に鈴木とジョアン・マンザンビの二人を警戒する選手に挙げるなど、相手から攻撃の中心として強く意識される存在になっているのは間違いない。
「自分とジョアンがチャンスメイクする、ゲームメイクをするのは、僕たちの中でも共通認識としてあります。試合の中ではそんなに『警戒されている』と感じることはあんまりないかな」
決勝まであと一歩。鈴木の右足から放たれた決定的なスルーパスは報われなかったが、相手が最も嫌がる局面を作り出した事実は消えない。大一番で味わった悔しさは、フライブルクの司令塔にとって次の成長材料に間違いなくなることだろう。
取材・文●中野吉之伴
【記事】「だいぶデカくなったな」「びっくりしたわ」復帰戦で即アシスト!久保建英の“変貌”にファン驚愕「体格メッシになってる」
2026年04月26日 19:07
バイエルンに所属するセネガル代表ニコラス・ジャクソンは今夏、保有元のチェルシーへ復帰することが濃厚となった。
2026年04月26日 19:03
セルティックは現地4月25日、スコットランドリーグ第34節で、フォルカークとホームで対戦。3−1で勝利した。
この試合で2ゴール1アシストと圧巻の活躍を見せたのが、前田大然だった。
まずは30分、得意のプレスから敵陣センターサークル付近で相手のパスをカットすると、ペナルティエリア外から狙いすましたミドルシュートを放ち、先制点を挙げる。44分には、敵陣中央でプレスをかけてマイボールにし、味方からリターンパスをもらうと、キーラン・ティアニーにラストパス。チームの2点目をアシストした。さらに83分には、グラウンダーのクロスをボックス内で冷静に右足でゴールに流し込んだ。
クラブの公式YouTubeチャンネルで公開された試合後のインタビューに、ティアニーとともに応じた28歳の日本人FWは「チームとしても個人としてもまだまだなので、毎回ここに立てるように頑張りたい」と反省しつつ、さらなる高みを見据えた。
そして、「(ファンから)毎回素晴らしいサポート(応援)を受けていたが、今シーズンは不甲斐ないプレーをずっとしていたので、残り5試合はすべてを出したい」と意気込んだ。
3月シリーズの日本代表に選出され、同28日にグラスゴーで開催されたスコットランド代表との国際親善試合で主将の大役を担った前田。6月11日に開幕が迫るワールドカップに向け、好調ぶりをアピールした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】前田が2G1Aと大活躍! 得意のプレスからゴールを奪う!
2026年04月26日 19:00
マイケル・キャリック体制となり、好調を維持しているマンチェスター・ユナイテッド。順調に勝ち点を積み上げており、プレミアリーグではアーセナル、マンチェスター・シティに次ぐ3位。来季のCL出場権獲得は濃厚といえる。
『EXPRESS』によると、ユナイテッドは夏の移籍市場を前に13選手の放出を検討しているようだ。新シーズンの欧州カップで好成績を残すには補強が必須となるが、それに応じて選手の放出も重要になる。
すでに退団が決まっているカゼミロを含めた放出候補は以下の13人だ。
FW
マーカス・ラッシュフォード
ラスムス・ホイルンド
ジェイドン・サンチョ
ジョシュア・ザークツィー
MF
カゼミロ
マヌエル・ウガルテ
トビー・コリアー
ダニエル・ゴア
DF
タイレル・マラシア
タイラー・フレデリクソン
GK
アンドレ・オナナ
ラデク・ビテック
アルタイ・バユンドゥル
この中で特に注目すべきはラッシュフォードの去就だろう。現在はバルセロナに期限付き移籍しており、契約には買い取りオプションが含まれている。しかし、バルセロナは買い取りに難色を示しており、ユナイテッドに戻ってくる可能性がある。
ラッシュフォードと対立関係にあったルベン・アモリム監督はすでにユナイテッドを離れているが、赤い悪魔に復帰する可能性もあるのだろうか。
2026年04月26日 18:52
現地4月25日に開催されたベルギーリーグ・プレーオフ2第4節のスタンダール・リエージュ戦(1−1)で、ゲンクの伊東純也が2試合連続のアシストをマークした。
スコアレスで迎えた73分、右サイドでボールを収めると、ピンポイントクロスを供給。アーロン・ビブーのヘッド弾を見事にお膳立てしてみせた。
この高精度キックにインターネット上では、次のような声が上がった。
「ミスター・クロスやばいな」
「和製ベッカム」
「芸術すぎるわ」
「ハードな日程にも関わらず相変わらずキレキレだな」
「相手ディフェンダーも、間合いを取ればクロス上げられるし、詰めればブチ抜かれるからどうしようもないわな」
「伊東のクロスは惚れ惚れする精度」
「また、イナズマってる」
「あのピンポイントクロスは、まさに職人芸ですね」
33歳の日本代表アタッカーらしいプレーだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】さすがの精度!伊東純也がピンポイントクロスで圧巻のアシスト
2026年04月26日 18:04
アトレティコ・マドリードに所属するFWアントワーヌ・グリーズマンが、25日のアスレティック・ビルバオ戦を振り返った。
2026年04月26日 17:55
3か月以上の時を経て、タケ・クボ(久保建英)がヘタフェ戦(0−1)でついに先発ラインナップに名を連ねた。配置されたのは、彼が最も輝く場所――右サイドのタッチライン際だ。仕掛け、対峙するマーカーを翻弄し、常に迷いを生じさせるために必要な幅を確保できる聖域。そしてそれは、サイドバックの攻撃参加を促すために、マタラッツォ監督があえて空けておこうとするレーンでもある。
一見すると、スタッツがタケを支持しているとは言い難い。アシストもゴールもなく、決定的なシュートを放つ場面も限られていたからだ。しかし、数字だけでこの日のパフォーマンスを評価するのは、あまりに表面的な見方と言わざるを得ない。この日ピッチに戻ってきたのは、数字を超えた価値を持つ「いつものタケ」だったからだ。
許可を求めることなく果敢に仕掛け、リスクを恐れず、大胆不敵にプレーする。それこそが彼の本質であり、他者との明確な違いを生み出す要素である。試合開始直後、ヘタフェは二度の激しいタックルで歓迎の意を示した。
多くの選手を怯ませるような衝撃だったが、タケは違った。過剰な抗議もせず、何事もなかったかのように立ち上がり、プレーを続行した。その強靭な競争心こそ、彼のDNAに刻まれた真髄である。
特筆すべきは、守備への献身だ。負傷前と同様に、この日もチームのために汗をかく犠牲精神に溢れていた。守備を助け、自らのサイドを締め、攻撃時には常にパスコースを提供し続けた。左サイドのパブロ・マリンが純粋なウインガーではなかったため、ヘタフェの守備の焦点は必然的にタケのいる右サイドに集まった。時には二人、三人、そして四人に囲まれるという、戦術的に準備された壁を前にしても、彼はひるむことなく何度も穴を開けようと挑み続けた。
確かに、敵陣深くでのキレや、最終局面での判断の精度には、最高潮の時期ほどの冴えはなかったかもしれない。それでも、数か月前までレアル・ソシエダに多くの勝点をもたらしたあの男が、確実に戻ってきたという明確な兆しは随所に見られた。
それは、コパ・デル・レイ決勝の延長戦でも予感させたものだった。あの日、彼はアトレティコ・マドリーを最後まで震え上がらせ、試合に漂っていた空気を一変させてみせた。そして今、舞台はリーグ戦の最終盤へと移った。タケは言うまでもなく、単なる戦術の選択肢の一つではない。チームの進むべき道を示す違いを生み出せる存在としての重責を担っている。
18分、鮮やかな切り返しで一気に二人を置き去りにすると、右足で精度の高いクロスを供給。だが、エルストンドの放ったシュートは枠を捉えきれず、最後はオスカルソンが詰めるもゴールには至らなかった。その数分後には、再び左足のアウトサイドを使った魔法のようなパスを再びエルストンドへ送るも、わずかに届かない。その後、ゴロチャテギのオウンゴールという不運がチームに重くのしかかった。
後半に入ってもタケは泥臭くハードワークを続けたが、報われる場面は少なかった。それでもスタンドのファンは、そこに「いつものタケ」が戻ってきたことを確信していた。今の彼に足りないのは、照準を合わせる最後の精度だけだ。
77分には、密集した狭いスペースを射抜く決定的なパスをアランブルに供給。しかし、その折り返しに懸命に合わせようとしたオスカルソンのダイビングヘッドは、惜しくもミートしきれなかった。さらに試合終了間際、再びタケのパスからアランブルに決定機が訪れる。アランブルは完全にフリーで、ゴール前には複数の味方も揃っていたが、焦って放ったシュートは枠を大きく外れた。
もし、タケがこのまま調子を高めてシーズンを終えることができれば、その恩恵はクラブのみならず日本代表にも大きくもたらされるはずだ。度重なる怪我に苦しんだ一年を経て、ワールドカップが近づく中、彼は自らの「プライムタイム」を代表チームで迎えることになるかもしれない。
チャンピオンズリーグ出場の夢は、もはや霧の向こうへと消え去ろうとしている。だが、チュリウルディンの空には、最高の守護天使の一人として、再びタケが輝きを放っている。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【記事】「だいぶデカくなったな」「びっくりしたわ」復帰戦で即アシスト!久保建英の“変貌”にファン驚愕「体格メッシになってる」
2026年04月26日 17:49
現地4月25日に開催されたFAカップの準決勝で、松木玖生が所属するチャンピオンシップ(イングランド2部)のサウサンプトンがプレミアリーグのマンチェスター・シティと聖地ウェンブリーで激突。1−2の逆転負けを喫してベスト4敗退となった。
この試合に松木は78分から、負傷した左SBのウェリントンに代わって同ポジションで急遽ピッチに立つ。するとその1分後に先制点をアシストする。前線に駆け上がって敵陣ペナルティエリア手前の左でボールを受けて隣にいた味方にパス。これを受けたフィン・アザズが鮮やかなミドルシュートを突き刺した。
その後、チームは82分と87分に失点して逆転を許すと、90+1分には前がかりになっていたなかでカウンターを受ける。追加点を奪われると敗戦が決定的となってしまう絶体絶命の状況のなか、松木は全力疾走で自陣に戻り、サビーニョのシュートをゴールラインぎりぎりでブロック。ピンチを救った。
この意地のシュートブロックに対してSNS上では「スタミナあるな」「監督なら相当評価するわ」「最高すぎるだろ」「これ止めるのやばいな」「全力ダッシュ熱い」「ナイスカバーすぎる」「褒め称えたい」「スプリントえぐい」といった声が上がっている。
結局、チームは敗れたものの、22歳の日本人が攻守に奮闘した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】ピンチを救った松木玖生シュートブロック!
2026年04月26日 17:00
マンチェスター・シティに所属するフィル・フォーデンに輝きは戻ってくるだろうか。
クラブの至宝として常に大きな期待が寄せられるフォーデン。23-24シーズンには公式戦53試合で27ゴール13アシストという数字を残したが、その後は思うような結果を残せず。昨シーズンは公式戦49試合で13ゴール7アシスト、そして今シーズンはここまで公式戦45試合で10ゴール5アシストに留まっている。
ラヤン・チェルキやアントワーヌ・セメンヨらの加入で序列も落としつつあるフォーデン。2-1の逆転勝利を飾ったFAカップ準決勝のサウサンプトン戦ではスタメンに抜擢されたが、期待されていたようなインパクトは残せず、58分にサヴィーニョと交代している。
試合後、ペップ・グアルディオラは調子が上がらないフォーデンの状態について聞かれると、次のように話した。
「少し時間が必要なだけだ。彼はもっとプレイする必要があると思う。彼は悪くなかった。あのポジションには、サヴィーニョのような本職のウイングが必要だったんだ。彼にとって簡単ではなかったし、そのポジションでうまく見つけてもらうのも難しかった。時間の問題だよ。いずれ調子を取り戻すだろう」(英『Sky Sports』より)
今シーズンは特にパフォーマンスの低下が指摘されているフォーデンだが、プレミアリーグとFAカップのタイトルがかかる終盤戦で結果を残すことはできるか。