©sports-topics.net 2026
2026年06月02日 10:58
元阪神で1976年ドラフト1位左腕の益山性旭(ますやま・せいきょく)さんが先月17日に肺炎のため大阪市内の病院で死去していたことが2日、分かった。71歳だった。葬儀、告別式は近親者のみで執り行われた。 兵庫県出身の益山さんは福島商から72年ドラフトで大洋から4位指名を受けるも入団を拒否。帝京大を経て1976年ドラフト1位で阪神に入団。ルーキーイヤーの1977年には28試合に登板し、3勝をマークした。 翌78年には45試合に登板し、7月の広島戦ではプロ初の完投勝利もマークしたが、この勝利のみで1勝10敗に終わり、その後は制球に苦しんだ。1984年に打撃投手となるが、翌85年に現役復帰。同年限りで引退した。通算167試合に登板、11勝27敗1セーブ。防御率は4・63だった。
2026年06月03日 09:38
右腕エルダーのシンカーを右方向へ運んだ
【MLB】ブレーブス ー Bジェイズ(日本時間3日・アトランタ)
ブルージェイズ・岡本和真内野手は2日(日本時間3日)、敵地のブレーブス戦に「7番・三塁」で先発出場し、2回の第1打席で3試合ぶりの13号を放った。笑顔でダイヤモンドを一周すると、“日本式”で同僚が出迎えてくれた。
2点ビハインドの2回。ブライス・エルダー投手がフルカウントから投じた8球目のシンカーを振り抜いた。右方向へ打球速度99.7マイル(約160.5キロ)、飛距離364フィート(約110.9メートル)、角度33度の一発を叩き込み、試合を振り出しに戻す同点2ランとなった。
29日(同30日)の敵地・オリオールズ戦以来3試合ぶりの一発。岡本は頬を緩ませてダイヤモンドを一周すると、ベンチ前の“最前列”で待ち構えていたのが、仲良しのブラディミール・ゲレーロJr.内野手だった。
恒例のホームラン・セレブレーションであるジャケットを羽織らせ、90度に頭を下げてペコリ。岡本も呼応するようにお辞儀した。14年総額5億ドル(約799億円5500万円)の契約を結ぶゲレーロJr.と岡本は開幕から良好な関係を築いている。先日は帽子のつばを後ろ向きにするよう指示され、岡本が苦笑いしながらも従う場面も話題を呼んだ。(Full-Count編集部)
2026年06月03日 09:09
2回の第1打席でエルダーから13号
【MLB】ブレーブス ー Bジェイズ(日本時間3日・アトランタ)
ブルージェイズの岡本和真内野手は2日(日本時間3日)、敵地でのブレーブス戦に「7番・三塁」で先発出場した。2回の第1打席で3試合ぶりとなる13号を放ち、シーズン34発ペースに乗せた。メジャー1年目で持ち前の長打力を発揮する大砲に対し、米ファンからは驚きと称賛の声が殺到している。
0-2とビハインドで迎えた2回の第1打席だった。相手先発のブライス・エルダー投手がフルカウントから投じた8球目のシンカーを振り抜く。打球速度99.7マイル(約160.5キロ)、飛距離364フィート(約110.9メートル)、角度33度の当たりは右方向へと伸び、同点の一発として敵地のスタンドへ叩き込まれ試合を振り出しに戻した。
岡本の本塁打は、29日(同30日)の敵地オリオールズ戦以来3試合ぶりとなった。27日(同28日)の本拠地マーリンズ戦からは、6試合で3本塁打。チーム61試合目で13号とし、年間では34発ペースだ。
米国で躍動する姿に、SNS上のファンも大興奮だ。「余裕で30本以上のホームランを打てる」「ここまでは完全にその逆になっている」「すでに手がつけられない存在になりつつある」「底知れないほど素晴らしい」「なんて怪物なんだ」「ここまでやるとは思わなかった」「カズマが大好きよ」といった声が寄せられている。(Full-Count編集部)
2026年06月03日 09:00
「広島(降雨中止)日本ハム」(2日、マツダスタジアム)
広島は交流戦、2カード(6試合)を消化していまだに勝ち星がない。6連敗で借金を一気に増やして12。厳しい状況に陥っているが、今後チームはどう戦っていくべきか。デイリースポーツ評論家の横山竜士氏は「期待した若手を我慢強く起用してほしい」と希望を込めたメッセージを送った。
◇ ◇
広島の現状を見て思うのは、攻撃と守備の両面で悪循環に陥っているという点だ。
攻撃面では長打力、特に本塁打(29、リーグ5位)の乏しさを機動力で補えているかと言えば、盗塁の数(31、同4位)からも分かるように、決してカバーしきれているとは言えない。
こうなると投手に与える怖さや嫌らしさが少ない分、四球(116、同5位)の獲得にもつながりにくく、厚みのある攻撃にはつながっていかないものだ。
守備面では攻撃力を補おうと坂倉、モンテロを同時起用するため、本来三塁を守る佐々木を左翼へ回すという、当初構想とはかけ離れたような布陣になっている。
この三塁というポジションは、もう何年も埋まらないまま今に至っているんですよ。3連覇している時も阿部(友裕)や小窪(哲也)らが守っていたが、レギュラーと言える選手は出なかった。
大きな期待をかけられた堂林は送球イップスのような症状に悩まされ、苦しんだ末に外野へ回っている。鈴木誠也(カブス)や西川龍馬(オリックス)が挑戦したこともあったが、成功しなかったという過去もある。外国人選手も同様。
それだけに佐々木に関しては、三塁を自分のものにしてほしいという気持ちが強い。当然、首脳陣もそう思っているわけだが、現実は違うというのが残念でならない。
今年も得点力不足を解消できず、大きな借金を抱えるベンチの苦労や悩みは理解できる。春のキャンプでは投手を早めに仕上げさせ、実戦形式で「1点を取る野球」を念頭に攻撃面でいろんな工夫をしていた。しかしながら、それが本番でうまく出せていない。
今のメンバーで勝つことと育てることを同時に追いかけるのは難しいと感じる。ならば、開幕戦で平川や勝田の両新人を含めて若い選手を使い、期待を込めて“今年はこれでいく”という意思を示したのだから、なんとか我慢して使い続けてほしい。
ファーム調整も必要だろうが、2軍の投手と1軍の投手のレベルは大きく違う。敗戦と引き換えになるかもしれないが、高いレベルで鍛えないと伸びてこないのが現実でしょう。
チーム成績が示すように弱いというのは否定できない。ただ勝てないチームだからこそできることがあるようにも思う。
新井監督自身がそうであったように、たとえ負けても選手の将来を信じて使う。起用された選手はポジションをつかむため、今こそ「しゃかりき」になって戦う。それが勝ちにつながっていくと信じるしかない。
2026年06月03日 09:00
「シーズン終わって、今の位置にいることが大事だと思うので、今の時期は気にすることはなく、自分のできることというか、そういうふうに毎日思ってやっています」
ロッテの小川龍成は5月24日に規定打席に到達すると、打率リーグトップに浮上し、2日終了時点で打率.309でリーグトップに立つ。
2026年06月03日 08:38
敵地・ブレーブス戦に出場
【MLB】オリオールズ ー Bジェイズ(日本時間30日・ボルティモア)
ブルージェイズ・岡本和真内野手は2日(日本時間3日)、敵地のブレーブス戦に「7番・三塁」で先発出場し、2回の第1打席で3試合ぶりの13号を放った。
0-2で迎えた2回だった。ブライス・エルダー投手がフルカウントから投じた8球目のシンカーを振り抜いた。右方向へ打球速度99.7マイル(約160.5キロ)、飛距離364フィート(約110.9メートル)、角度33度の一発を叩き込み、試合を振り出しに戻した。
岡本の本塁打は29日(同30日)の敵地・オリオールズ戦以来3試合ぶりだ。27日(同28日)の本拠地・マーリンズ戦から6試合で3本塁打と量産し、シーズン34発ペースに伸ばした。
巨人から移籍1年目の今季は、試合前まで58試合出場で打率.214、12本塁打、33打点、OPS.722。5月は27試合出場して98打数21安打の打率.214、7本塁打、18打点だった。(Full-Count編集部)
2026年06月03日 08:00
阪神のドラフト1位・立石正広内野手がプロ初の三塁で先発出場となったのが、5月24日の東京ドーム・巨人戦だった。以後、それまで全試合で三塁だった佐藤輝明が右翼へ、森下翔太は右翼から左翼に守備位置が変更となった。デイリースポーツ評論家の藤田平氏が「安定した戦い方はできない」と懸念を述べた。
◇ ◇
最近の試合を見ていると、選手をコロコロ変えすぎている。どのチームにも言えるが、メンバーを固定できないと、安定した戦い方はできない。
今季序盤、固定できていなかったのは遊撃と左翼だけだった。近本がケガした後の中堅は高寺で収まっているが、新人の立石が出てくると、佐藤輝が右翼、森下は左翼に回るようになった。立石の左翼守備に不安が見られたことで現状の形になったのだろうが、それなら立石はファームでも三塁を練習させるべきだった。
佐藤輝は昨年三塁でゴールデングラブを獲り、今年は三冠王も狙える。右翼をすんなり受け入れているのか、本人の気持ちは分からないが、守備位置の変更は打撃にも影響が出てくるものだ。
打線で言えば、DHはここまで福島、嶋村、ディベイニーを起用した。ディベイニーはもともと守り重視の遊撃で獲った選手で、打撃は物足りない。やはり一発の怖さがある大砲を置きたい。
今後の交流戦は西武、オリックス、ソフトバンクと、パ上位3球団との試合を残しており、楽天も苦手にしている。打線はパ投手の速いストレートをいかに打ち崩すか。昨年の交流戦はセ球団が軒並み負け越したが、今年はヤクルト、巨人がいい位置にいる。昨年と同じような結果になるかは分からない。ライバルがチームを立て直してくる中で、阪神もふんどしを締め直してもらいたい。
2026年06月03日 08:00
広島・斉藤優汰投手(22)が先発要員として、1軍に合流した。今季はファームで2勝0敗、防御率0・61の好成績をマーク。今季4年目を迎えている22年度ドラフト1位右腕が、プロ初勝利を目指し腕を振る。
1日にマツダで行われた1軍の投手指名練習に参加した斉藤優は、正直な気持ちを口にした。「あまり(1軍での登板を)考えていなかったのでうれしかったです」。1軍で先発すれば自身2度目。プロ初勝利をつかみ取る準備を整えて、勝負の舞台に立つ。
ファームでは5試合に登板し、2勝0敗、防御率0・61をマーク。直近3試合は福山ローズファイターズとの練習試合を含め、3試合連続で先発し、計17回を1失点と安定感が光る。当初、1軍では4日の日本ハム戦での先発が濃厚だったが、2日が雨で中止となったことに伴い、斉藤優の先発も来週以降にずれ込むことになりそうだ。
好調の要因は武器の最速150キロを超える力強い直球に加え、「変化球でカウントを取れて、決め球にもちゃんと使えてるのがいい」と、変化球の精度が安定したことにあると分析。「1回良かっただけではだめ。何回かは続けていかないと意味がない」と、高い意識で登板に備えていた。
飛躍の裏には、4月上旬から約1カ月間設けられた“空白期間”がある。故障ではないが、実戦のマウンドからしばらく離れた。「その時期ぐらいから良い意味で吹っ切れました。あまり先を見すぎても(良くない)な、みたいな感覚になった」。多い時にはブルペンで6連投を敢行。球数を抑えつつ、ミニキャンプのような取り組みで浮上のきっかけをつかんだ。
加えてフォームの微調整も行った。左肩の開きを抑えるために、左手を三塁側に出していくイメージに変更。これによって“壁”が作れるようになり、安定した投球につながっている。
22年度のドラフト1位で入団し、今季が4年目。昨季は5月2日・中日戦(マツダ)で九回に登板し、1回無失点で1軍デビューを飾ると、10月3日・ヤクルト戦(マツダ)では先発。五回途中5失点で敗戦投手になったものの、「去年、1軍で投げられたのが大きかった」と話す。経験した本拠地のマウンド。その場所で躍動するイメージはすでに頭の中で鮮明に描かれている。
アピールを続け、つかみ取った1軍での登板機会。「あまり先を見すぎないようにしたい。まずは目の前の登板に集中する。それが今の自分にできることかなと思います」と意気込んだ斉藤優。ドラ1右腕が待望のプロ初勝利を、力強く手繰り寄せる。
◇斉藤 優汰(さいとう・ゆうた)2004年5月27日生まれ、22歳。北海道出身。189センチ、99キロ。右投げ左打ち、投手。苫小牧中央高から22年度のドラフト1位で広島に入団。3年目の25年に1軍デビュー。1軍では通算2試合で0勝1敗、防御率7・94。最速156キロの直球が武器。背番号47。年俸700万(推定)。
2026年06月03日 08:00
右背中筋肉の炎症のため3軍でリハビリを続けていた広島のフレディ・ターノック投手(27)が2日、2軍に合流した。
2026年06月03日 07:43
IL入り初日もベンチへ、前を向き「しっかり成長できるように」
ホワイトソックスの村上宗隆内野手は5月30日(日本時間31日)、右太もも裏の負傷(グレード2の筋損傷)のため、負傷者リスト(以下IL)に入ることが発表された。そんな中、IL入り初日となった村上が見せた“ある姿勢”が、現地メディアの間で感動を呼んでいる。
米デジタルラジオ局「Sirius XM」の番組「MLBネットワーク・ラジオ」に出演した女性識者のダニ・ウェクセルマン氏は、地元テレビ中継が捉えた村上の姿に感銘を受けたという。ウェクセルマン氏は「彼がIL入りした初日、ベンチに彼の姿があったの。中継が、彼がこのチームに与えている影響について取り上げたのがとても良かった」と語り、村上が「チームのそばにいたい。ここにいたい。(試合に出場する以外の)様々な形で力になれると思う」と話していたという献身的な言葉を紹介した。
29日(同30日)のタイガース戦の走塁中に右足を痛め、苦悶の表情で途中交代を余儀なくされた村上。翌30日(同31日)には囲み取材で「凄く残念ですけど、やってしまったことはしょうがない。前を向いて、しっかり成長できるように頑張りたい。100%でしっかり戻って、いいプレーができるように」と語っており、この姿勢にウェクセルマン氏は「リハビリ期間中にも仲間のそばにいたいと思う選手がいるということは、ウィル・ベナブル監督が築いているチーム文化を物語っている」と絶賛した。
さらに同氏は、メジャー1年目から圧倒的な成功を収めている村上の“視点”にも注目。「彼は細かい部分でチームを助けたいと思っている。もしかしたら、彼には他の選手たちが見えていないものが見えているのかもしれない」と指摘し、主砲の精神的支柱としての影響力を称えた。近年“弱小”と揶揄されることも多かったホワイトソックスだが、日本の若き宝がもたらした強固なフォア・ザ・チームの精神は、シカゴのカルチャーを確実に変え始めている。(Full-Count編集部)
2026年06月03日 07:36
今季初のスタメン外…17HRをマーク
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2日(日本時間3日)、本拠地でのガーディアンズ戦のスタメンを外れた。先発外となるのは今季初。試合前に会見に臨んだアーロン・ブーン監督は、右肩の「骨挫傷」が判明したことを明かした。主砲の状態が懸念される。
地元放送局「SNY Yankees」がブーン監督の会見の様子を公開した。報道陣からジャッジのスタメン外について問われた指揮官は「ここ2週間ほど、彼は肩の張りに悩まされていて、どちらかと言えば長引くような痛みだった」「彼(のプレー)に影響を与えていたんだと思う」と話した。ジャッジはシーズン序盤は好調だったものの、直近15試合で1本塁打、打率.193にとどまった。
ブーン監督によると、MRI検査を行った結果、「骨挫傷が見られる」という。ひとまずはこの日経過を見るようだが、さらに欠場する可能性も示唆していた。
過去2年連続でア・リーグMVPに“最強打者”のジャッジは、今季も打率.248、OPS.908、17本塁打をマーク。村上宗隆内野手(ホワイトソックス)らとタイトル争いを演じていたものの、長期離脱となれば、自身にとってもチームにとっても痛手となる。(Full-Count編集部)
2026年06月03日 07:13
タレント・指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVEの瀧脇笙古が3日までに、インスタグラムを更新。2日に行われたDeNA−楽天(横浜スタジアム)を現地観戦したことを報告した。
同日は雨が降る中での試合開催となったが、DeNAの熱狂的ファンとして知られる瀧脇は、ライト外野席からパーカーの上にカッパを羽織って観戦した様子を投稿。「横浜開港記念日の交流戦!(また雨じゃんって思わないでください)蝦名選手の3ラン!飛び上がりました!! けど負けたーー悔しい 次こそは絶対勝つぞベイスターズ」とつづった。
ファンからはは「カッパ姿もキャワですな」「パーカーしょこ可愛すぎないか」「カッパ姿すらも可愛い」「青カッパも可愛いし、パーカーも可愛い」「しょこの可愛さがやばくて空が泣いてたんだね」などの反応があった。
2026年06月03日 07:00
「大魔神」の愛称で愛された元プロ野球選手の佐々木主浩氏が5月29日付で自身のインスタグラムを更新。
2026年06月03日 07:00
ヤクルトの塩見泰隆が、2年ぶりに本拠地・神宮球場へ帰還した。復帰3試合目となったこの日は1番でスタメン出場し、存在感を示した。
起用に応える2安打をマーク。第1打席では右前へ鋭いライナー性の安打を放つと、第3打席ではボール気味の球を思い切り引っ張り、左翼線への二塁打を記録した。
2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説陣が塩見のバッティングに言及。真中満氏は「ようやく2年ぶりに神宮球場で塩見の姿を見ることができた」と嬉しそうに話した。齊藤明雄氏も「チームを勢いづける良い一番バッターが帰ってきた」と復帰を歓迎した。さらに辻発彦氏は「2本目のヒットなんかは、まさに彼らしいヒットだった。持ち味である思い切りの良さが出ていて、チームにとっても心強いと思います」と語り、塩見らしさが詰まった打撃を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月03日 06:50
巨人の坂本勇人が、スーパープレーで球場を沸かせた。
8回先頭の来田涼斗が放った打球は、三遊間を抜けそうな鋭い当たり。しかし、三塁を守る坂本は素早く反応してスライディングキャッチを見せると、体を反転させながら一塁へ送球。正確なスローイングでアウトを奪った。
このプレーに2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』の解説陣も驚きを隠せなかった。現役時代に名手として活躍した辻発彦氏は、「元々スローイングが非常に良い選手なので捕りさえすれば…というところでしたが。捕ってあの体勢で投げられるのはすごいですね」と称賛した。齊藤明雄氏も「まるでバレリーナのような。左膝を軸に一回転して上手く投げましたね」と振り返った。また、直後のプレーについても触れ、「体に当てて前に落として処理するというプレーもあった。ビッグプレーでした」と褒め称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月03日 06:40
オリックスの宗佑磨選手が、“分身の術”で自分を客観視することで打撃の好不調の波を少なくしている。
「自分を客観的に見るということですね。身体とは違うところに(本来の)僕がいて、その身体を使って動かしているという感じです」。宗が、静かに口を開いた。
宗は、横浜隼人高から2014年ドラフト2位でオリックスに入団。ボールに対する反応の高さと安定した送球で、3年連続してゴールデングラブ賞を獲得したほか、勝負強い打撃でリーグ3連覇、日本一に貢献した。
しかし、ここ2年は打撃不振に苦しみ、出場100試合を切ってしまった。「結果を欲しがっていましたね。単なる結果であって、それまでの自分がしっかりしていないと結果もついてこない。そっちを考えた方がいいと思いました」という宗が掲げた今季のテーマは「言い訳をしない」だった。
「人って、何かをちょっと言い訳して生きているんです。(誰しも)しょうがないと思うことがあると思うんですが、それってできなかったことに対しての自分自身のショックを減らすための言い訳になっていることが多いんです。それに本人も気付いていない。多分、気付いてはいるんですよ、でもそれを覆い隠すかのように『いや、でもこうだったから』みたいな理由をつけてね」と語ったのは開幕前。
そして今、宗は「二人の自分」とプレーを続けている。プレーをするのは別の自分で、それを離れた場所から見ている自分がいるという。「動いているのは別の自分なので、打って結果を出すのも、出せないのも、(別の)身体だけ。本来の僕は違うところにいるので、落ち込むということがないんです。次をどうするか、みたいな感じです」。思考と身体とを切り離し、俯瞰することで見えてくる世界がある。「別の自分を本当の自分だと思うと、のめり込んでわからなくなってしまうんです」。分身を作ったことで自分を客観視できるようになった。
5月の打撃は好不調が顕著だった。前半は31打数3安打、打率.129と低迷したが、後半は49打数16安打、打率.327。5月15日のロッテ戦(ZOZOマリン)から、ストレートを弾くことに専念した。「打てない時って、ストレートを弾けなくて、他のボールも全部追いかけてしまって打ち取られるパターンが多くなるんです。まずストレートを前に飛ばすところからスタートしました」と宗。別の自分を客観視する冷静な自分がいるからこそできる、不振からの脱出法だ。
打ちたいという「欲」にも自然体で臨む。「(欲は)出るもんなんです。出ても落ち込む必要はないです。打っても、打たなくても、次に何ができるかということを探してやっているんで、落ち込んでいる暇はないというか。そうは言いつつ、落ち込むときもあるのですが、そこじゃないと思います」
「やっぱり結果を欲しがっちゃうんですが、そこに陥ってしまうと必要なことが得られません。動かせるのは身体だけなので、そこだけに集中します」。分身と“二人三脚”で相手投手と対峙する。
取材・文=北野正樹