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2026年06月04日 09:30
<全米女子オープン 事前情報◇2日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>米国男子ツアーではおなじみのリビエラCCだが、女子トーナメントが開催されるのは今回が初めてだ。海外メジャーを制した山下美夢有、古江彩佳の2人も、その独特の難しさに警戒感を示している。 【写真】さあ、どうやって寄せる? 難解すぎるリビエラのグリーン周り 選手からは「グリーンはそこまで硬くない」という声も多く聞かれる。全米女子オープンといえば、硬く締まったグリーンや深いラフなど過酷なセッティングが代名詞。それだけに意外にも聞こえるが、だからといって攻略が容易というわけではない。今大会のヤーデージは6699ヤード。突出して長いわけではないが、選手たちは口をそろえて「長く感じる」と話す。パー5は3ホールしかなく、海から吹き込む風や独特の芝質も難易度を押し上げている。そして山下が警戒するのも、その一つであるキクユ芝だ。「海風の難しさと、芝にクッションがある感じ。ねちっこいので、距離も飛ばない」日本ではなじみのないキクユ芝が、フェアウェイやラフに広がる。ラフではボールが浮く一方で、クラブは芝に絡みつくような抵抗を受ける。見た目と実際の打感にギャップがあり、距離感を合わせるのも簡単ではない。加えて、グリーンも曲者だ。大小さまざまなサイズのグリーンが配置され、中には大きなアンジュレーションを持つホールもある。山下は「傾斜が意外と強くて、上りと下りでスピードも違う」と警戒を強める。古江も「グリーンのスピードが速くなったら難しいと思います。傾斜もきついところがあるので」という印象。現時点では極端な速さではないものの、日を追うごとにスピードは増している印象を受けており、今後のコンディション次第では大きな脅威になり得ると見ている。さらに、風も大きな鍵を握る。この時期のロサンゼルスは、朝は曇り空に包まれることが多いが、昼前になると太陽が顔を出し、青空が広がる。それに合わせるように風も強まり、コースは表情を変えていく。風に強い古江だが、「感じる風以上に効いている」と海風の影響を強く感じている。「午後の方が吹いてくるので、より風を信じながら打っていきたい」。時間帯によってその強さも変わるだけに、スコアメイクも大きく左右されそうだ。硬いグリーンや長いラフだけが全米女子オープンの難しさではない。海風、キクユ芝、そして複雑なアンジュレーション。女子の選手が初めて挑むリビエラCCには、見えない難所が数多く潜んでいる。(文・齊藤啓介) 全米女子オープン 初日組み合わせ&スタート時間 グリーン中央にバンカー、1オン可能なパー4… リビエラCCってどんなコース? 全米女子オープンに史上最多23人が参戦 出場資格は? 小祝さくら、5度目の全米女子へ準備着々 名門リビエラの印象は「風が吹くと難しい」 一緒にお酒を飲みたい女子プロランキング 渋野日向子に吉田鈴…ムードメーカーはだれ?
2026年06月05日 08:06
<全米女子オープン 初日◇4日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>女子ゴルファー世界一を決める戦いは、第1ラウンドが進行中。日本勢は史上最多の23人が出場している。
【写真】今となっては貴重? 渋野日向子の“初々しい”JK時代
現在、午後組がプレー中。2大会連続でトップ10入りしている渋野日向子が、先ほど前半のラウンドを終えた。2014年大会覇者のミシェル・ウィー・ウェスト(米国)、元世界1位のヤニ・ツェン(台湾)の2人とともに1番パー5からスタートすると、まずここで3打目のアプローチを寄せバーディが先行した。続く2番は寄らず入らずのボギーを叩いたが、3番パー4では2打目を1メートル弱につけバウンスバック。4番でまたスコアを落としたが、7番で下り4メートルを沈めるなど、1アンダーで折り返した現在プレー中の選手では、岩井明愛、神谷そら、荒木優奈がイーブンパー。勝みなみ、菅楓華らが1オーバーグループにつけている。大会通算2勝の笹生優花や、メジャー2勝目を狙う西郷真央は4オーバーと苦戦している。午前組でプレーした日本勢は、全員初日の競技を終えた。畑岡奈紗が2アンダーで、首位と2打差の暫定7位タイ。古江彩佳、吉田優利、桑木志帆が1アンダー。佐久間朱莉、橋彩華がイーブンパーで2日目に入る。山下美夢有は1オーバー、小祝さくらと後藤未有は3オーバーで滑り出した。午前組のキム・セヨン(韓国)と、現在プレー中のジェニファー・カプチョ(米国)、アマチュアのアフロディーテ・デン(カナダ)の3人が4アンダーで首位に並んでいる。賞金総額は大会史上最高の1250万ドル(約20億円)がかけられている。
<LIVE>全米女子オープン スコア速報
日本勢23人 大会2日目のスタート時間をチェック!
「海外の方が合ってるかも」23歳・早川夏未が味わう2度目の全米舞台
グリーン中央にバンカー、1オン可能なパー4… リビエラCCってどんなコース?
渋野日向子が抱く“楽しみ”と“不安”「自分も頑張らんといけん」
2026年06月05日 08:00
<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日◇4日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇予選=7431ヤード・パー70>2005年大会覇者でレギュラーツアー通算8勝・細川和彦の長男・和広が、23年「関西オープン」以来となる、自身2度目のレギュラーツアーに出場している。初めて挑む難コースで、6バーディ・7ボギーの「71」。1オーバー・36位タイで初日を終えた。
【写真】やはり親子! 長男のデビュー戦に目尻を下げる父・和彦
4月14日に茨城県プロゴルフ会が開催する「PGA 茨城県オープンゴルフ選手権」(2日間競技/茨城県・静ヒルズCC)が行われ、トータル11アンダーで優勝。その資格で自身初となるメジャーの切符をつかんだ。「茨城オープンに感謝したいです」と笑顔を見せる。出場が決まった時は、「1番心強い」とする父・和彦がキャディを務める話になっていたが、この日の4日(木)から2日間競技で行われている「松本杯北関東シニアオープンゴルフ選手権」(栃木県・日光カンツリー倶楽部)に出場することとなり、念願の“親子タッグ”は実現せず。それでも事前に受けた助言は大きな支えとなった。「とりあえず、刻めって言われました。(攻めるのが)嫌だと思うんだったら刻んでいいと。風もあるだろうけど、きょうは刻んでチャンスについていた」。父の言葉が、6つのバーディにつながった。さらにもう一つ、準備の助けとなったのが、シニアプロで今年の国内シニアツアー開幕戦を制した横田真一のYouTubeチャンネルで公開された大会直前動画だ。「火曜日と水曜日に一生懸命見て、予習しました。セッティングの担当をされた倉本(昌弘)さんも出ていて、“こういう感じで、こういう感じで”と言っていて、イメージが湧きました」。後半13番終了時点では2アンダーと上位につけていたが、難度の高い17番、18番で連続ボギー。最終的にオーバーパーとなったものの、6つのバーディ奪取は、あすへの自信となった。この大会には特別な思いがある。「お父さんが優勝していて、みんなに親子で優勝と言っていただいている。できればいいですけど、とりあえず予選を通過したいです」。自力でつかんだ挑戦権。「このチャンスを生かしたい。メジャーで予選を通ればすごく自信になる。ショットはミスもあったので、そこを修正したい。まずは予選通過を目指して頑張ります」。大舞台で今後の糧になる結果を残したい。父が制した舞台で、まず目指すのは週末のプレー。“大先輩たち”の言葉を意識して、挑んでいく。(文・高木彩音)
第1ラウンドのリーダーボード
細川和広 プロフィール&戦績
細川和広はプロテスト合格時には男泣き 「目標はお父さんを超える!」
細川和彦と和広の19年前の感動エピソード
メジャー会場で未発表シャフトを発見! 「高さもスピードもすごい」
2026年06月05日 08:00
スマートフォンひとつで世界中のトッププロのスイング動画と最新理論にアクセスできる時代。
熱心なゴルファーほど動画サイトを見漁り、SNSで研究を重ねるものです。
ところが、コースに出るとどうでしょう。
アドレスに入った瞬間「テークバックはシャットに」「顔は残して」など、頭に詰め込んだ大量のチェックポイントが洪水のように溢れ出す。
結果、体はぎこちなく固まり、練習場では絶対に出ないようなミスショットが続出してしまう。
OSを最新版にアップデートする具体的な方法を、脳科学の視点から解き明かしていきましょう。 論理を司る「前頭前野」
動作を自動再生する「小脳」
まず、あなたの脳内で何が起きているのかを整理しましょう。反復練習によって身につけたゴルフスイングという複雑な運動プログラムは、脳の奥にある「小脳」に保存されています。小脳は極めて優秀な「オートパイロット」で、これに動作を委ねていれば、体は無意識下でもスムーズに流れるように動いてくれるはずなのです。プロが極限のプレッシャーのもとでも美しいスイングを再現できるのは、この小脳を完全に信頼しているから。
一方、論理的に考え、判断し、未来を予測するのが脳の前方に位置する「前頭前野」の仕事です。コースマネジメントを練ったり、風やライを計算したりするときに大いに活躍する、いわば脳の「司令塔」といえるでしょう。 考える時間が長いと
「不安生成モード」に突入する
ゴルフは「圧倒的に考える時間が長い」スポーツです。ラウンドの総時間は約4時間半ですが、実際にスイングしている時間はわずか20分程度。残り4時間以上、プレイヤーはひたすら歩き、待ちます。そして、その間に否応なく「考える時間」を与えられてしまうのです。さらにコース設計者は心理戦のプロ。右のOBが見えるティーイングエリア、錯覚を誘う池など、あらゆる場所に「考えさせるための罠」が仕掛けられているのも、ゴルフというスポーツの特性のひとつといえるでしょう。
この長すぎる思考時間とコースの罠が組み合わさることで、プレイヤーは前頭前野の働きに支配され、徐々に「不安生成モード」に突入してしまう。「右のOBは絶対イヤだ」「ライが悪い、ダフりそう」など、ロジカルな状況判断から生まれる心配と迷いが次々と立ち上がるのです。 次のショットを変えたければ
記憶を「編集」しよう
そして致命的なのは、本来小脳の「オートパイロット機能」にまかせるべきスイングという一瞬の運動連鎖に対して、不安に駆られた前頭前野が“マニュアル操作”で介入してくることです。「右に行くな!」「もっと手首を返せ!」と、最後の瞬間に「論理的司令塔」がオートパイロットを乗っ取ろうとしてしまう。
スポーツ心理学ではこの現象を「Paralysis by Analysis(分析による麻痺)」と呼びます。あなたが練習場で打てて、コースで打てない最大の理由は、技術不足ではない。司令塔と自動操縦の役割分担が崩壊しているだけなのです。
では、前頭前野の暴走に対して、私たちはどうアプローチすればよいのでしょうか。「考えないようにしよう」と意識するほど、人は逆に考えてしまいます。だからこそ必要なのは、意志の力に頼らない「仕組みとしての対処法」です。ポイントは「思考より先に体を動かす」こと。前頭前野は暴走しはじめると止めにくい。だからこそ、小脳のオートパイロットを起動させる「きっかけ」を体の動きとしてあらかじめセットしておくのです。
下記のワークで紹介している「軸を1つに絞る」という行動や「息を長く吐く」という身体動作はどれも難しいテクニックではありません。しかし、これらをコースで意識するのではなく、習慣化して自動でできるようになることが重要なのです。 ⚡ 実践!今すぐできるメンタルワーク
【考えすぎスイッチ」を切る21日間・脳の書き換えプログラム】
コース上で前頭前野の暴走が起きるのは、日常から「切り替えスイッチ」を鍛えていないから。3つのSTAGEを順番に実践することで、アドレスに入る前に自動的に脳を「実行モード」に切り替える回路が完成します STAGE 1
第1~7日 今夜から 【「切り替えの型」を インストールする】※1日の終わりに3分
寝る前に今日「前頭前野が暴走しそうになった瞬間」をひとつ思い出す。そして「口からゆっくり息を吐きながら、そのシーンを頭から追い出す」動作を3回繰り返す。「考えすぎスイッチ」に気づき、呼吸でその思考を切る習慣を脳に覚え込ませます STAGE 2
第8~14日 次の練習から 【「実行モード宣言」を ルーティン化する】※練習場で毎球ごとに
打席に立つ前に今日のテーマをひとつに決める。アドレスに入ったら、そのテーマだけを心でつぶやきながら、視線をターゲットに向ける。それ以外の意識が浮かんだら、1度アドレスを解いてやり直す STAGE 3
第15~21日 次のラウンドから 【「コース完全統合」 3つの対処法を本番で使う】※全ホールで実践
Step① :ショット前にターゲットを「指差し確認」
Step② :クラブを選んだ瞬間に「今日の軸ワード」を1回つぶやく
Step③ :アドレスに入る前に「口から1回、長く息を吐く」→ 小脳ON
STAGE 1・2で積み上げた「切り替え習慣」がすべてここで活かされます 💡 21日間の意味:脳の神経回路(シナプス)が新しいパターンを「デフォルト」として定着させるには、一般的に21日前後の反復が必要とされている。今日から21日間、このプログラムを続けることで、いざという本番でも「最高の自分」をスッと引き出せる強靭なメンタルの土台が完成します
いかがでしたか。メンタルワークをする際はぜひこのレッスンを参考にしてください!
解説=阿部健二
●あべ・けんじ/メンタルパフォーマンスコーチ。合同会社All Days Sports代表。オリンピック選手や日本代表選手など、トップアスリートを多数指導。「メンタルは技術」を信念に、最新の脳神経科学とアドラー心理学を用いた再現性の高いコーチングに定評がある。(2026年5月現在)
構成=石川大祐
2026年06月05日 07:30
<メモリアル・トーナメント 初日◇4日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(オハイオ州)◇7569ヤード・パー72>“帝王”ジャック・ニクラス(米国)がホストを務めるシグネチャーイベント(格上げ大会)は、第1ラウンドが終了した。
2026年06月05日 07:30
<ヨネックスレディス 事前情報◇4日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6483ヤード・パー72>シーズンを通して唯一の地元大会で初優勝を目指すのが、新潟県田上町出身の泉田琴菜だ。初めてシード選手として臨む今季は予選落ちが1回だけと安定している一方、トップ10入りはなしと歯がゆい試合が続いている。過去2年は予選落ちと相性は決して良くないが、今年こそ地元を盛り上げるプレーを誓った。
【前夜祭フォト】吉田鈴がドレスアップでスマイル
実家からは道がすいていれば車で45分ほど。泉田にとって、ヨネックスCCは勝手知ったるコースだ。「私が(2014年から3年間)留学していた時期も、帰ってきたらいつでも回っていいよと言っていただいて、毎年5回以上はラウンドさせてもらっていたと思います」 他の選手に比べて、コースは熟知しているはずだが、それが必ずしも結果に繋がるわけではない。「知っているからこそ、怖がって逃げちゃうんで、攻めるゴルフができていないんですよね」。グリーンは弱いと切れて、強いと抜ける。海に近いコースで風は読みにくい。難しいイメージが年々、膨らんでしまっている。 今季、上位に行けない原因はショートゲームの不調。「アプローチは得意だったんですけど、今年は昨年に比べると拾えていなくて、簡単にボギーを打ってしまっているなと思っています」。リカバリー率は昨季の64.02%から62.41%と大きく下がってはいないが、本人の中では拾えるはずのパーが拾えていないという印象が強いようだ。 それだけに「今季の感じだと、上位に行けそうにないんですけど、なんとか予選を通って地元を盛り上げられたら」とやや弱気な言葉も出るが、その一方で「唯一の地元大会なのでここで初優勝ができたら一番嬉しい」とも。初日に好スタートを切ることができれば、きっと弱気は消し飛ぶはずだ。 3日間の戦いに向けて、地元の焼き肉店でエネルギーは充電済み。「帰ってきたら必ず行く燕三条駅前のお店なんですけど、オーナーもゴルフ好きで一緒にラウンドすることもあるぐらい。今週も食べてきました」。初日は30度近い気温になる予報だが、焼き肉パワーで暑さを乗り切るつもりでいる。 昨季のドライビングディスタンスは19位(246.82y)と飛距離も泉田の武器。「パー5は距離的に2オンも狙えるんですけど、OBも近いので駆け引きも必要。予選ラウンドは刻むことが多いと思います」。今年こそイメージ通りにコースを攻略し、地元での優勝争いを狙う。(文・田中宏治)
ヨネックスレディス 初日の組み合わせ
【前夜祭フォト】木戸愛、ツアーNO. 1の”美脚”を披露
【前夜祭フォト】清楚な政田夢乃
【連続写真】ジャンボ尾崎に弟子入りして開眼 泉田琴菜の飛んで曲がらないスイング
滑り込み出場の青木香奈子が”原点回帰” プロテスト合格時のアイアン投入へ「まずは気持ちよく振りたい」
2026年06月05日 07:00
毎年恒例「一気試打」のドライバー編。各メーカーの最新モデルは、フェース構造の進化や重量設計のアップデートで「飛び」と「やさしさ」が同時に底上げされるなど、話題作が目白押し。
全30モデルをギアへの造詣も深い小野耕平コーチと、タイプの異なるアマチュア3人が試打チェック。今回は6モデルを紹介する。
4 人とも、今の自分のドライバーよりも「飛ぶ!」「振りやすい!」と驚く、買い替えたくなるモデルが多数あり、今年はドライバーの当たり年なのかもしれない! ピン
G440 K
Spec
●ロフト⾓/9、10.5、12度
●重さ/約301g(ALTA J CB BLUE・SR)
●長さ/46インチ
●シャフト(フレックス)/ALTA J CB BLUE(R、SR、S)など
●価格/11万8800円~ 【小野Check】「 平均キャリー」がブレない安定感
「デュアル・カーボンフライ・ラップ」と「フリーホーゼル」で全体を軽量化し、後方に高比重のウェイトを配置することでピン史上最高のMOIを実現しています。打音はやわらかく、とにかく曲がらない安心感はピンならでは。オフセンターヒットでもフェースがほとんどブレないので、平均キャリーがブレないのが強みです。 【編集 M】圧倒的1位!その1
非の打ちどころがなかったその1。今回は本当に「飛ぶ」と「曲がらない」を両立したドライバーが多かったが、そのなかでも“飛距離性能”で一歩リードしている。ビッグキャリーを連発しました。 ピン
G440 K HL
Spec
●ロフト⾓/9.5、10.5、12度
●重さ/約275g((SPEEDER NX GREY 40)
●長さ/46インチ
●シャフト(フレックス)/(SPEEDER NX GREY 40など
●価格/11万8800円 【小野Check】ピンならではの安定感は軽量モデルでも健在
G440 Kの高MOI設計をそのままに、HL専用の軽量ウェイト&軽量シャフトで総重量を最適化。振り心地がよく、軽量モデルにありがちな“頼りなさ”はありません。高弾道でボールのつかまりもいいので、キャリー不足を解決しやすい。強く振らなくてもボールを遠くまで飛ばせる安心感をもてるので、バランスよく振り切れます。 【シニア長田】オートマチックに高弾道が打ちやすい
軽量モデルですが、いい意味であまり軽さを感じず、クラブの存在をしっかりと感じながら振れます。オートマチックに高弾道が打てるのも、打球が低くなりがちな私にとってはグッドポイントでした。 ダンロップ
ゼクシオ 14
Spec
●ロフト⾓/ 9.5、10.5、11.5度
●重さ/約281g(MP1400・R)
●長さ/46インチ
●シャフト(フレックス)/MP1400(R2・R、SR、S)
●価格/10万1200円 【小野Check】「 ゼクシオらしさ」に飛距離性能をプラス
構えた瞬間に「ちゃんとボールがつかまりそう」という安心感があります。軽量設計で振り抜きが軽く、爽快な弾き感と打音はゼクシオならではですね。クラウンにつけられた「ニューアクティブウイング」もこの振り抜きのよさを助けているように感じます。前作よりスピン量が抑えられて風にも強くなり、飛距離性能が上がった印象です。 【シニア長田】シャフトのしなやかさも絶妙
シャフト(フレックスS)は40グラム台と軽いですが、インパクトでしなやかに戻ってくるのでボールをつかまえやすい。思ったよりも強いボールが出るのは、いい意味でゼクシオへの期待を裏切られました。 ダンロップ
ゼクシオ 14+
Spec
●ロフト⾓/9、10.5度
●重さ/300g(SPEEDER NX DST for XXIO・S)
●長さ/45.75インチ
●シャフト(フレックス)/SPEEDER NX DST for XXIO(R、SR、S)
●価格/10万1200円 【小野Check】ゼクシオだけどほんのり「アスレチック」
“簡単”なイメージはそのままに、スタンダードモデルよりもさらに強い弾道で飛んでいきます。シャフトもスタンダードモデルよりしっかりめで、ヘッドスピード42m/秒ぐらいまでは使いこなせそう。基本性能は「ゼクシオ」ですが、少しアスレチックな要素があるので、アクティブシニアにもぴったりハマるのではないでしょうか。 【ライター I】気持ちのいい張り感がある
自然なフェースターンで、何もしなくてもボールがつかまってくれます。シャフトも頼りなさはまったくなく、スイング中ずっと、心地よい張り感を感じたまま振っていけるのがいいですね。 ヤマハ
RMX DD-1
Spec
●ロフト⾓/9、10.5度
●重さ/310g(TENSEI FR 60・S)
●長さ/45.5インチ
●シャフト(フレックス)/TENSEI FR 60(S)など
●価格/9万6800円~ 【小野Check】吸いついて飛び出す強い初速感
インパクトでボールがフェースに吸いついてから飛び出すような感覚で、ボール初速が上がる。フェースに乗っている時間が長いぶん、少しボールをつかまえやすい傾向にあります。といっても、つかまりすぎて左に巻いてしまうようなボールが出ないのが魅力。左へのミスを怖がらずに振り切っていけるので、強い「ナチュラルドロー」が打ちやすいです。 【編集 M】打点がズレても真っすぐ飛ぶ
私の場合、DD-2よりもやや上級者向けなのに、DD-1のほうが真っすぐ飛びました。「あっ!打点がズレた」と思ったインパクト感でも打球は仮想フェアウェイの幅に収まってくれる安定感があります。 ヤマハ
RMX DD-2
Spec
●ロフト⾓/9、10.5度
●重さ/300g(TENSEI GR 50・S)
●長さ/45.5インチ
●シャフト(フレックス)/TENSEI GR 50(R、SR、S)など
●価格/9万6800円~ 【小野Check】アドレスとインパクトに安心感を与えてくれる
投影面積が少し大きな、いわゆる“やさしい顔”なので、アドレスでの緊張感が少なくなる。オフセンターヒットにもとても強いです。ヤマハらしく打音にもこだわっており、インパクトでの心地よいサウンドは、他メーカーの追随を許しません。低スピンのボールが打ちやすいですが、少なくなりすぎることはなく、ほどよいスピン量で飛びます。 【ライター I】フェースを目標に向けやすい
フェースの“スクエア感”が強く、アドレスで迷いなく目標方向にヘッドをセットできます。とにかく直進性が高く、ボールがグングンと前に飛んでくれるので平均飛距離が上がりそうです。
いかがでしたか。お好みのドライバーをぜひ探してみてください!
試打・解説=小野耕平
●おの・こうへい/1997年生まれ、茨城県出身。中央学院大ゴルフ部を経て、指導者の道へ進み、石井 忍 主 宰 の「エースゴ ルフクラブ 」にてインストラクターを務める。レッスンのみならず、クラブに対しても研究熱心。的確なアドバイスでアマチュアゴルファーを上達へと導く。
シニア代表
長田光史さん
51歳、ドライバーのHS30m/秒後半、持ち球はフェード系。スイングは方向性重視で“マン振り”はほとんどしない。そのぶんクラブの力を借りて、しっかりボールをつかまえながら飛ばしたい!
フッカー代表
編集M
HS40m/秒前後。持ち球はドロー。50歳をすぎて体と飛距離に衰えを感じているが「楽に飛べばいいってもんじゃないよ」と、クラブや球筋に対してもこだわりは人一倍強いベテラン編集者。
スライサー代表
ライターI
HS42m/秒前後。持ち球はフェード。クラブ選びの基準は「結果重視」。スライスとスピン過多になることが多いため、ボールをつかまえてくれて、スピンを減らせるドライバーを模索中。
構成=石川大祐
写真=田中宏幸
協力=エースゴルフクラブ千葉
2026年06月05日 06:37
◆男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第1日(4日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7431ヤード、パー70)
愛知県出身の22歳ルーキー、小田祥平(前田道路)が5バーディー、1ボギーで4アンダーの66をマークし、自己最高の2位と好発進した。首位と1打差。
小田は4番でグリーン手前16ヤード、10番は左手前13ヤードから2度のチップインバーディー。11番は1・5メートルに寄せ、14番は9メートル、16番は7メートルを沈めて伸ばし「ラッキーだった。ティーショットがすごく良かったので、フェアウェーからゴルフすることが多かった」と喜びをにじませた。
自身の武器を聞かれると「ドライバーです!」と即答した。この日の平均飛距離は全体4位の325・67ヤードを記録。「もともとは精度を重視していたけど、最近は飛距離も出るようになった」と手応えを感じている。
新潟・開志国際高、専修大を経て昨年12月にプロ転向して7戦目。今大会は初出場となり、12年の藤本佳則に次ぐ大会年少2位の優勝へ好スタートを切った。「毎試合ごとに収穫がある。しっかり上だけを見て戦えている。まず1勝したい」と声を弾ませた。
2026年06月05日 06:16
◆男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第1日(4日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7431ヤード、パー70)
第1ラウンドが行われ、昨年大会覇者の蟬川泰果(アース製薬)は6バーディー、3ボギーで3アンダーの67をマークし、首位と2打差の7位と好発進した。
2026年06月05日 06:01
<全米女子オープン 初日◇4日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>女子ゴルファー世界一を決める戦いは、現在、第1ラウンドが進行中。日本勢は史上最多の23人が出場している。
【写真】和風も似合うんです 小祝さくらと竹田麗央の振袖姿
午後組でプレーする渋野日向子が、日本時間午前5時36分に1番パー5からスタートした。2014年大会覇者のミシェル・ウィー・ウェスト(米国)、元世界1位のヤニ・ツェン(台湾)という2人とともにプレーする。その第1打はきっちりフェアウェイをキープ。2打目はグリーン左のラフに落ちたが、3打目のアプローチを1メートル弱に寄せると、続くパットを決めバーディで飛び出した。2年前は2位、昨年は7位になっている大会での活躍が期待される。午後組は大会通算2勝の笹生優花や、昨年大会2位の竹田麗央、岩井明愛、菅楓華、西郷真央らがプレーする。午前組でプレーした日本勢は、全員、初日の競技を終えた。畑岡奈紗が4バーディ・2ボギーの「69」で2アンダー。現時点で首位と2打差の6位タイにつけている。古江彩佳、吉田優利、桑木志帆が1アンダー。佐久間朱莉、橋彩華がイーブンパーで2日目に入る。山下美夢有は1オーバー、小祝さくらと後藤未有は3オーバーで滑り出した。4アンダーで首位に立つのはキム・セヨン(韓国)。1打差にガビー・ロペス(メキシコ)、ジェニファー・カプチョ(米国)らが続いている。賞金総額は大会史上最高の1250万ドル(約20億円)がかけられている。
<LIVE>全米女子オープン スコア速報
日本勢23人のスタート時間をチェック!
「海外の方が合ってるかも」23歳・早川夏未が味わう2度目の全米舞台
グリーン中央にバンカー、1オン可能なパー4… リビエラCCってどんなコース?
渋野日向子が抱く“楽しみ”と“不安”「自分も頑張らんといけん」
2026年06月05日 06:00
2026年も新作ドライバーが多々リリースされているが、2025年発売のドライバーもまだまだホット。そこで、2025年のドライバーで話題となったモデルや機能、特徴を振り返ってみることに。
クラブのご意見番、鹿又があらためてスポットを当てたい優良ドライバーはコレだ! ドライバーの選び方が変わってきた! 「男子ツアーでも“GT1”を使う選手がいるくらい軽量ドライバーのイメージが変わってきました」(鹿又) 軽量ドライバーがシニア向けではなく幅広いゴルファーが1番飛ぶドライバーに!
昔は270、280g台のドライバーといえば、完全にシニアゴルファーがターゲットでした。しかし、25年に発売された「GT1」「エリート MAX FAST」「G440 MAX HL」などを打つと、もう“軽量設計=シニア向け”という時代ではなくなってきたと感じました。
むしろ、ヘッドスピード40m/秒前後の幅広いゴルファーにとって1番ヘッドスピードが上がり、もっとも飛ばせる可能性を秘めているのが最新の軽量ドライバーです。
幅広いゴルファーが使えるようになった理由はシャフトです。軽量ドライバーのシャフトは40g前後が多いですが、これまでの軽量シャフトはしなりが大きくてやわらかく、決して万人向けのシャフトではありませんでした。それが最近は素材や設計を進化させたことによって、軽量のシャフトでも一定の硬さ、安定性が出せる。いわゆる軽硬(かるかた)シャフトです。
最近のPGAショーに行くと、米国のアマチュアゴルファーからも軽量設計ドライバーのニーズが高くなっているので、米国メーカーが軽量ドライバーの開発に本気になってきていることを感じます。 【Titleist】GT1
●ヘッド体積/460cc
●ロフト/9、10、12度
●シャフト(フレックス)/Fujikura AIR SPEEDER Next GEN40(R2、R、S)など
●長さ/45.5インチ
●価格/10万7800円 【Callaway】ELYTE MAX FAST
●ヘッド体積/460cc
●ロフト/9.5、10.5、12度
●シャフト(フレックス)/LIN-Q GREEN 40 for Callaway(R、SR、S)など
●長さ/45.75インチ
●価格/10万7800円 25年のドライバーは静かな1年
26年は当たり年の予感!? 今年のドライバーはどうなる?
25年のギア業界全体を振り返ると、珍しくパターの話題が多い年でした。それは「L・A・Bゴルフ」が火付け役となり、テーラーメイドやオデッセイのゼロトルクパターが大ブームになったからです。フォージドアイアンやシャフトの話題も多かった反面、ドライバーは少し大人しかった1年でした。
しかし、こういうときはその翌年が「ドライバーの当たり年」になる可能性が高い。年明けに発表されたテーラーメイドの「Qi4D」、ピンの「G440K」、そしてキャロウェイの「QUANTUM」は、どのモデルも前作以上に評価が高い。
「G430 MAX 10K」の後継モデルとして登場した「G440K」は、高慣性モーメント特有の振りにくさが解消されて、すごく振りやすくなった。私が打つと「G440 MAX」より飛びました。25年に続いて、26年もピンの「G440K」がロングセラーになりそうな雰囲気もあります。
ただ、キャロウェイ「QUANTUM」の三層構造フェースもすごくおもしろいアイデアで、キャロウェイが新しい次元に突入しました。「Qi4D」も「Qi35」を使わなかった世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、2位のローリー・マキロイがすぐに試合で使っていて期待大です。
26年はフェースの素材やテクノロジーで革新的な進化があると思います。「ゼクシオ」が約20年振りにフェース素材を新しくしただけでなく、「QUANTUM」も世界初の新構造フェースを開発。ほかのメーカーもフェースに興味深い素材や構造を採用するというウワサがあり、ドライバーの転換年になりそうな予感がします。今後、発表される各メーカーの新ドライバーも楽しみですね。 【Ping】G440 K
●ヘッド体積/460cc
●ロフト/9 、10.5、12度
●シャフト(フレックス)/ALTA J CB BLUE(R、SR、S)など
●長さ/46インチ
●価格/11万8800円~ 【Taylormade】Qi4D
●ヘッド体積/460cc
●ロフト/9、10.5度
●シャフト(フレックス)/REAX 50 Mid Rotation Blue(SR、S)など
●長さ/45.5インチ
●価格/10万7800円 【Callaway】QUANTUM MAX
●ヘッド体積/460cc
●ロフト/9 、10.5、12度
●シャフト(フレックス)/ATHLEMAX 50(R、SR、S)など
●長さ/45.5インチ
●価格/11万円~
いかがでしたか? 2026年の新作ドライバーも目が離せません!
試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一、編集部
写真=高木昭彦
協力=ジャパンゴルフスクール
2026年06月05日 06:00
<KLMオープン 初日◇4日◇ザ・インターナショナル(オランダ)◇6914ヤード・パー71>今週のDPワールド(欧州)ツアーはオランダで開催。第1ラウンドが行われたが、強風で翌日に順延された。2日目は午前7時30分(日本時間午後2時30分)に第1ラウンドの残りから再開する。
【動画】金子駆大、華麗なショット・イン・イーグルの瞬間
日本勢は2人出場。桂川有人は6ホールを消化し1オーバー・暫定51位タイにつける。星野陸也は2オーバー・暫定78位タイで、18ホールを終えた。6アンダーのジュリアン・ガリエ(フランス)が暫定首位。1打差の5アンダー・2位にジョー・ディーン(イングランド)、4アンダー・3位にセバスティアン・ソーデルベリ(スウェーデン)が続く。この3人は第1ラウンドを終えている。先週の「オーストリア・アルペン・オープン」で、欧州初優勝を挙げた金子駆大は出場していない。
KLMオープン 初日終了時点の成績
金子駆大の欧州初Vに貢献したクラブは、テーラーメイド8本、タイトリスト4本、PINGとオデッセイが1本ずつ【WITB】
金子駆大が逃げ切り欧州初優勝「まさか優勝できるとは」 日本勢史上7人目の快挙
<LIVE>日本勢23人出場! 全米女子OPのスコア速報中
<LIVE>松山、久常出場 米男子ツアー スコア速報中!
2026年06月05日 04:35
<全米女子オープン 初日◇4日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>女子ゴルファー世界一を決める戦いは、現在、第1ラウンドが進行中。
2026年06月04日 23:18
<全米女子オープン 初日◇4日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>女子ゴルファー世界一を決める戦いの幕が開けた。日本時間午後10時45分、アウト、インともに第1組がスタート。4日間にわたる激闘の火ぶたが切られた。
【写真】和風も似合うんです 小祝さくらと竹田麗央の振袖姿
日本勢は史上最多の23人が出場する。午後11時7分にはアウトから小祝さくら、インからは山下美夢有がティオフ。日本勢の先陣を切る。昨季の日本ツアー年間女王・佐久間朱莉は、翌5日(金)の午前0時13分にスタート。菅楓華は同5時36分にティオフを迎える。大会通算2勝の笹生優花は午前4時52分にスタート。昨年大会2位の竹田麗央は午前5時25分、渋野日向子は午前5時36分にラウンドを開始する。賞金総額は大会史上最高の1250万ドル(約20億円)がかけられている。
<LIVE>全米女子オープン スコア速報
日本勢23人のスタート時間をチェック!
「海外の方が合ってるかも」23歳・早川夏未が味わう2度目の全米舞台
グリーン中央にバンカー、1オン可能なパー4… リビエラCCってどんなコース?
渋野日向子が抱く“楽しみ”と“不安”「自分も頑張らんといけん」
2026年06月04日 20:41
<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日◇4日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇予選=7431ヤード・パー70>ツアー通算1勝の阿久津未来也が、4試合ぶりに好発進を決めた。第1組がティオフした午前6時から強風が吹き荒れ、ただでさえ難易度の高い宍戸ヒルズCC西コースはさらにタフなコンディションに。そのなかで6バーディ・1ボギーの「65」をマークし、5アンダーの単独首位で滑り出した。
【写真】女子プロも観戦していました
今季ここまで7試合に出場し、4月下旬の「前澤杯」で5位、5月上旬の「中日クラウンズ」で10位と上位フィニッシュを続けたが、その後の「関西オープン」から3試合連続で予選落ち。「自分の中で調子があまり上がっていなくて、予選落ちがずっと続いていた」と苦しい時期を過ごしていた。 原因はドライバーを中心としたロングゲーム。「メンタル的にも振れなくなり、スピードが出なくなっていた」。その背景には、「ジュニア時代のスランプ」と同様、「(ダウンスイングで)右肩や右腕が強く出てしまう」という動き。その修正の過程で生まれたのが、トップで一瞬“間”ができる動きだった。 「振ろうとすればするほど、その悪い動きが出てしまう。ドライバーのミスで予選落ちしたといっても過言ではない。飛距離も落ちるし曲がるし、本当に辛かった」と振り返る。前戦後はコーチの山崎泰宏氏とともに試行錯誤を重ねた。 右肩を出さないために切り返しの動きを見直した。「体の動かし方、動かす場所の意識を変えた。とにかく、腕が怖くて下ろせないんだったら、先に走らせる」。切り返しの始動はあくまで下半身などの体だが、インパクト前に腕を振り切る意識を取り入れた。 さらにギア面でも変化を加えた。シャフトを『ベンタスブラックTR』から『ツアーAD PT』へスイッチ。山崎氏も「タイミングが合うようになった」と話しており、この日はフェアウェイキープ率78.6%(11/14)で全体4位タイの数字を残した。2日間で35.7%だった関西オープンから大きく改善された。 「いままでやってきたなかで、あまりない感覚ではあったんですけど、山崎さんも相当考えて、いろんな案を出してくれていたので、それがきょうのところは少しいいほうに行ったのかなと思います。大きなミスがそこまで出なかった」。久々の手応えを感じながらも、「これをどうにか、1週間、調子を下げないようにしたい」と気を引き締める。 「今シーズン(の残りの試合)に向けて調子を上げていかないといけない。きょうのところはひとまず素直に良かった」。コーチとともに見つけた打開策が、低迷脱出への大きな一歩となった。好位置をキープし、決勝ラウンドへとつなげたい。(文・高木彩音)
第1ラウンドのリーダーボード
阿久津未来也 プロフィール&成績
メジャー会場で未発表シャフトを発見! 「高さもスピードもすごい」
”優勝副賞”はBMW高級車&米ツアー出場権 木下稜介は大会2勝目へ「だれにも譲りたくない」
日本勢23人出場 全米女子オープン組み合わせ
2026年06月04日 20:04
<ヨネックスレディス 事前情報◇4日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6483ヤード・パー72>ウェイティングで会場入りしていたプロ2年目の青木香奈子は、開幕前日に出場が決まった。今大会ではプロテスト合格時に使用していたアイアンを久しぶりに投入予定。今季は得意であるはずのショットの不調で成績も低迷しており、好調時のクラブで復調のきっかけをつかみたい。
【写真】これが青木香奈子がプロテスト合格時に使っていたアイアン
アイアンを替えたのはおよそ1年前。「ツアーの環境、例えばラフだったり、シーズンを通しての疲れにくさを考えて、シャフトもヘッドも替えました」。今思えば、このころからショットの調子が徐々に下り坂となっていった。パーオン率は昨季の64.37%から今季は52.59%まで落ち込んでいる。 「ずっとアイアンを替えたからだとは思っていなくて、1Wかなとか、他のクラブのことを考えていたんですけど、前のアイアンを打ってみたら当たりもいいし、気分転換も兼ねて替えることにしました」。再び手にするのは2021年モデルのキャロウェイ『APEX』。シャフトは『NSプロ850GH(S)』からプロテスト合格時の『NSプロ850GHneo(S)』に戻した。 プロテスト合格前にプレーしていたマイナビネクストヒロインツアーでポイントランク1位(2024年)になったのも、昨シーズンのステップアップツアーで優勝したのも、このアイアン、このセッティングだった。 今季はここまで7試合に出場し、予選通過は「Vポイント×SMBC」(14位)の1試合のみ。苦しい試合が続くが、青木自身は現状をそれほど悲観してはいない。「もちろんレギュラーで戦いたいですけど、気持ちよくゴルフをするのが一番。それが結果に繋がれば」。それを考えてのアイアンの変更でもある。 ルーキーだった昨季に比べれば、メンタル面は安定している。「良くも悪くも去年は忙しい1年だったので、今年はマイペースにやれているなと思います。昨年は周りを気にしていたし、注目されることに慣れていなかったので、いろんな方向にベクトルが向かっていたなと思います。昨年より肌の調子がいいのがその証拠ですね(笑)」 開幕前日は何度も強風に帽子を飛ばされながらショット、パット、アプローチと入念に調整。「私にとっては前半戦最後なので、ポイントも、賞金も稼ぎたいんですけど、まずは気持ちよく振りたいですね」。ウェイティングからつかんだ出場機会を必ず今後に繋げるつもりだ。(文・田中宏治)
ヨネックスレディス 初日の組み合わせ
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