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大谷翔平、18日は投手専念 登板前日に15号決勝弾…ロバーツ監督明言「打撃はしない」

2026年06月17日 13:14

試合前にロバーツ監督は投打同時出場を明言せず 【MLB】ドジャース 1ー0 レイズ(日本時間17日・ロサンゼルス)  ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地レイズ戦に「1番・指名打者」で出場。6回に先制15号ソロを放って勝利に貢献した。翌17日(同18日)には先発登板が予定されている。試合後、会見に応じたデーブ・ロバーツ監督は投手専念を明言した。  通算5打数無安打4三振と苦手にしている右腕ラスムッセンとの対戦。第1打席は三振、第2打席はニゴロに終わった。しかし0-0の6回の第3打席、甘く入ったカットボールを強振。打球速度106.9マイル(約172.0キロ)、飛距離427フィート(約130.1メートル)、角度27度の一発をバックスクリーンに運んだ。  大谷の先制弾が決勝点となり、ドジャースが1-0の接戦をものにした。その後、ロバーツ監督の会見がすぐにスタート。17日(同18日)のレイズ戦について「ショウヘイは登板はするが、打撃はしない」とし、リアル二刀流での出場は行わないと話した。  大谷は11日(同12日)のパイレーツ戦で7回に「左膝の炎症」のため代打を送られて途中交代した。検査で骨などに異常はなかったものの、12日(同13日)は欠場。すぐにスタメンに戻り、故障の影響を感じさせない打棒を披露している。この日の試合前、ロバーツ監督は登板日の起用法について「まだ決めてない。様子を見ることになる」と話していたが、打者での出場を回避することにしたようだ。(Full-Count編集部)

  • 野球
  • 日本ハム・レイエス、パ打率リーグトップ!本塁打、打点量産で三冠王に期待

    2026年06月19日 17:00
     阪神・佐藤輝明が打撃三冠に向けて、セ・リーグの打率、本塁打、打点リーグトップを走っているが、パ・リーグでは日本ハム・レイエスが三冠王を獲得できるか注目だ。  レイエスは昨季本塁打と打点の二冠王に輝いたが、打率は.277だった。今季はここまで打率リーグトップの.329、安打数もリーグトップの78安打をマークする。本塁打と打点も13本塁打はリーグ3位、36打点はリーグ3位。  本塁打と打点のリーグトップを走るのは、ソフトバンク・栗原陵矢の19本塁打、52打点。本塁打と打点の数はトップの栗原と少し離れているが、レイエスは昨季7月と8月の2ヶ月で14本塁打、38打点を挙げた。  得意の夏場で本塁打、打点を量産できれば、レイエスの打撃三冠、日本ハムも優勝争いを繰り広げているのではないだろうか。レイエスの交流戦明けの打撃に注目だ。

  • 【2026球宴ファン投票】6月19日の中間発表 パ遊撃手部門はロッテ・友杉が2日ぶりにトップ浮上!得票差は2049

    2026年06月19日 16:56
     日本野球機構(NPB)は19日、『マイナビオールスターゲーム2026』の出場選手を決めるファン投票の中間結果を発表した。  パ・リーグの遊撃手部門では友杉篤輝(ロッテ)が水野達稀(日本ハム)を抜いて2日ぶりにトップに浮上。2人の得票差は2049票差となっている。  今年のオールスターは第1戦が7月28日(火)に東京ドーム、第2戦が7月29日(水)に富山で開催される。  5月21日から始まったファン投票は6月28日(日)まで。7月7日(火)16時に最終結果が発表され、7月13日(月)16時に監督選抜を含むメンバーが発表される。 ◆ セ・リーグ中間結果 <先発投手> 236,167 山野太一(ヤクルト) 209,855 高橋遥人(阪神) 91,807 才木浩人(阪神) <中継投手> 342,559 大勢(巨人) 224,933 星知弥(ヤクルト) 71,957 レイノルズ(DeNA) <抑え投手> 412,340 キハダ(ヤクルト) 182,945 岩崎優(阪神) 144,555 マルティネス(巨人) <捕手> 255,600 古賀優大(ヤクルト) 217,615 坂本誠志郎(阪神) 178,906 石伊雄太(中日) <一塁手> 428,543 大山悠輔(阪神) 212,070 オスナ(ヤクルト) 160,300 筒香嘉智(DeNA) <二塁手> 337,231 中野拓夢(阪神) 220,264 牧秀悟(DeNA) 154,163 田中幹也(中日) <三塁手> 507,017 佐藤輝明(阪神) 218,846 武岡龍世(ヤクルト) 118,630 坂本勇人(巨人) <遊撃手> 333,058 長岡秀樹(ヤクルト) 297,052 村松開人(中日) 178,244 木浪聖也(阪神) <外野手> 543,230 森下翔太(阪神) 298,956 増田珠(ヤクルト) 291,009 細川成也(中日) ◆ パ・リーグ中間発表 <先発投手> 201,168 伊藤大海(日本ハム) 148,416 平良海馬(西武) 112,384 大津亮介(ソフトバンク) <中継投手> 226,255 鈴木昭汰(ロッテ) 195,277 甲斐野央(西武) 186,542 田中正義(日本ハム) <抑え投手> 263,824 マチャド(オリックス) 233,457 横山陸人(ロッテ) 182,588 柳川大晟(日本ハム) <捕手> 308,057 田宮裕涼(日本ハム) 197,513 若月健矢(オリックス) 154,735 海野隆司(ソフトバンク) <一塁手> 375,618 清宮幸太郎(日本ハム) 300,688 ネビン(西武) 214,811 ソト(ロッテ) <二塁手> 286,846 小川龍成(ロッテ) 260,918 太田椋(オリックス) 208,824 牧原大成(ソフトバンク) <三塁手> 436,475 栗原陵矢(ソフトバンク) 226,862 郡司裕也(日本ハム) 153,886 宗佑磨(オリックス) <遊撃手> 217,231 友杉篤輝(ロッテ) 215,182 水野達稀(日本ハム) 178,877 村林一輝(楽天) <外野手> 446,412 万波中正(日本ハム) 374,425 西川史礁(ロッテ) 345,011 周東佑京(ソフトバンク) <指名打者> 390,864 レイエス(日本ハム) 281,380 柳田悠岐(ソフトバンク) 170,126 ポランコ(ロッテ)

  • 楽天・吉井監督初陣へ…打順は「自分が決めちゃいました」 古巣相手に「やる気になってます」

    2026年06月19日 16:48
    残り79試合「可能性がある限りはてっぺんを目指してやっていきます」 ■ロッテ ー 楽天(19日・ZOZOマリンスタジアム)  楽天の監督に就任した吉井理人監督が19日、ZOZOマリンスタジアムで行われるロッテ戦前に取材に応じた。昨季まで指揮を執った古巣の本拠地でクリムゾンレッドのチームウエアに身を包み「やる気になっています、もちろん」と闘志を燃やした。  吉井監督はこの日、チーム宿舎で選手らと対面したが「本当に普通の挨拶です。『吉井です、よろしくお願いします』くらい」。そのため練習中にグラウンドに出てくると、外野まで歩いて回りながら選手らと言葉を交わしていた。 “初陣”のオーダーについては「えーっと、今日の打順はコーチ陣と会う機会がなかったので、自分が勝手に決めちゃいました」と笑顔。「昨日のうちに選手に伝えたかったので。そんなに今までと変わっていないと思います。きょうからはみんな(首脳陣)で話し合って決めることになると思います」と明かした。  楽天はここまで64試合で23勝40敗と苦戦しリーグ最下位に沈む。10日深夜に三木肇前監督の休養が発表され、塩川達也ヘッドコーチが監督代行を務めていたが、17日にシーズン途中では異例となる吉井監督の就任が発表されていた。  残り79試合。61歳の新指揮官は「もちろん勝ちにこだわって、チームが勝つという気持ちを全面に出して戦ってほしいなと思っています。まだ100(%)可能性がないわけではないので、可能性がある限りはそこ、てっぺんを目指してやっていきます」と言葉に力を込めた。(町田利衣 / Rie Machida)

  • 日本ハム、松岡を支配下選手契約「納得できる結果を残せるよう頑張ります」

    2026年06月19日 16:44
     日本ハムは19日、育成選手の松岡洸希投手と支配下選手契約を締結したと発表した。

  • 阪神 今朝丸裕喜をプロ初の1軍登録 高卒2年目右腕はロングリリーフで起用へ

    2026年06月19日 16:20
     日本野球機構(NPB)は19日、出場選手登録を公示した。  阪神は今朝丸裕喜投手をプロ初の1軍登録。DeNAは加藤響内野手、中日はアブレウ投手、尾田剛樹外野手、広島は佐藤啓介内野手を出場選手登録した。  今朝丸は2024年度ドラフト2位で報徳学園から入団。今季は2軍で11試合で防御率2・95を記録していた。藤川監督はロングリリーフで起用する方針を示している。

  • 楽天 吉井新監督が赤の練習着で古巣のグラウンドへ 選手らと次々とあいさつ

    2026年06月19日 16:20
     「ロッテ−楽天」(19日、ZOZOマリンスタジアム)  楽天の吉井理人新監督が、赤の練習着姿でグラウンドに登場した。  赤のレ修義、黒短パン姿でグラウンドに足を踏み入れると、選手らが次々と駆け寄ってあいさつした。  楽天は交流戦を終えて23勝40敗1分けの借金17。リーグ戦、交流戦ともに再開と低迷し、10日に三木肇監督が休養。塩川達也ヘッドコーチが監督代行を務めていた。17日に昨季までロッテを率いた吉井理人監督の就任を発表。シーズン途中で異例の監督交代となったが、吉井監督は就任会見で「やるぞ、と決めてからは、もう覚悟は決まっている。戦う気持ちになっている」と決意表明していた。

  • 日本ハム・上原健太が1軍復帰 5月に右ハムストリングス肉離れで離脱

    2026年06月19日 16:17
     日本ハムは19日、上原健太投手を出場選手登録した。河野竜生投手が抹消された。  上原は5月20日の楽天戦(エスコンフィールド)で右足に異変を訴え緊急降板。右ハムストリングス肉離れで試合復帰まで約2〜4週間の見通しと診断されて同21日に登録を抹消された。その後、6月に入って2軍戦3試合に登板していた。  パ・リーグではソフトバンクが石塚綜一郎捕手を出場選手登録した。

  • 中日・アブレウが開幕戦4失点以来の1軍復帰 広島は佐藤啓介を登録

    2026年06月19日 16:07
     日本野球機構(NPB)は19日、出場選手登録を公示した。

  • 日本ハムの育成右腕・松岡 2度目の支配下復帰「身が引き締まる思い」

    2026年06月19日 16:07
     日本ハムは19日、育成選手の松岡洸希投手(25)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は93。  埼玉県出身の松岡は、桶川西高からBCリーグ・武蔵を経て2019年度ドラフト3位で西武に入団。22年12月の現役ドラフトで日本ハムに指名されて移籍した。23年は1軍登板なしで、同オフに育成契約に。25年3月に支配下選手となり、昨季は3試合に登板。オフに再び育成契約となっていた。  右サイドハンドからの150キロ台の速球を武器に、今季は2軍で12試合に登板して4勝0敗、防御率2・79、19回1/3を投げ26奪三振。松岡は球団を通じ「再び支配下契約をしていただき、身が引き締まる思いとともに球団には感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで支えてもらっている球団関係者、スタッフのみなさま、そして応援してくださるファンのみなさまへの感謝を忘れず、結果で恩返しできるよう頑張ります。支配下契約がゴールではなく、チームの優勝に貢献し、納得できる結果を残せるよう頑張ります」とコメントした。

  • 【解説】好調の巨人は「阿部前監督のやろうとしていた野球が形になってきた」内田順三氏の視点 リーグ戦再開、打線の軸は−

    2026年06月19日 16:00
     巨人は交流戦で10勝6敗2分け。セ・リーグの首位に立ち、リーグ戦の再開を迎えた。好調の一因に挙げられるのは、リーグトップ47盗塁が象徴する機動力を生かした攻撃面の変化。デイリースポーツ・ウェブ評論家・内田順三氏は「今季、前任の阿部監督がやろうとしていた野球が形になってきた」と解説。今後の戦いに向けて、大城の起用法にも言及した。  ◇ ◇  巨人は交流戦で貯金4。他のセ球団が苦しむ中で、よく乗り切ったと言えるよね。攻撃陣がかみ合い、リリーフ陣もいいから競り勝てる試合も増えてきた。  今年の巨人は開幕から走塁を絡めた攻撃をしようという狙いが見えていた。昨年は53盗塁だったが、すでに47盗塁。松本剛を獲得し、浦田や佐々木といったスピードのある選手を起用して、すごく動くようになった。前任の阿部監督がやろうとしていた野球が形になってきたよね。  今は橋上監督代行が引き継いでいるが、監督が代わってもコーチ陣と意見を出し合っている様子が見えるし、スピードのある選手を使っている。橋上監督代行の隣にいる川相コーチも現役時代は小技を駆使していたこともあって、どう1点を取るかという意識はより強いだろうね。  走れるランナーがいることは、攻撃面にさまざまな相乗効果も生まれる。相手バッテリーが盗塁を警戒して真っすぐ系の配球が増え、狙い球を絞りやすくもなる。中軸で返すという流れができるし、ワンヒットで一、三塁の形も作れる。一、二塁なのか一、三塁なのか。これはすごく大きな違いがあるからね。  中軸で返す役割の選手で言えば、今年は大城の状態が非常にいい。昨年はタイミングが取れていなかったが、今年はメンタル面にも余裕を感じられる。岸田も勝負強いし、ダルベックを三塁に回して大城を一塁で起用する選択肢もあるだろう。状態によってリチャードを使うのもいいだろうね。  先発が試合を作ることさえできれば、中継ぎは安定しているので接戦でも勝てる。全員野球で一試合一試合、勝つためにどうオーダーを組んでいくか。セ・リーグとの戦いも注目したいね。

  • 広島・平川蓮 「早く治すにはもう手術が一番ベストという選択」

    2026年06月19日 13:54
     広島のドラフト1位・平川蓮外野手(22)が19日、広島県廿日市市の大野練習場でリハビリを開始した。  平川は13日・楽天戦で右手首痛を訴え、六回の守備で交代した。仙台市内の病院で検査を受け、右有鈎骨骨折と診断され、翌14日に出場選手登録を抹消。17日に広島市内の病院で、右有鈎骨骨折に対する骨片摘出術を受けた。  この日は、ウエートルームでバイクトレーニングをするなど、軽めに体を動かしたのみだった。  違和感を抱いたのは、六回の3打席目で、初球をファウルした直後だった。手術を受けるのは今回が初めてで、「早く治すには、もう手術が一番、ベストという選択肢」。術後は、右肘近くまでをギプスで固定している。  一般的には、復帰まで約2カ月を要するとされている。リハビリ期間では「筋力アップをします」とキッパリ。たくましくなって戻って来ると話した。

  • 広島 鈴木福が23日・巨人戦の始球式に登場 熱狂的鯉党「10年の成長を感じさせる投球をできるよう」

    2026年06月19日 13:19
     広島は19日、6月23日・巨人戦(マツダ)での「メガ・エッグbyエネコム スポンサードゲーム」にて俳優の鈴木福が始球式を務めることを発表した。

  • 日本ハム、松岡洸希と支配下契約「身が引き締まる思い」 球団発表…今季2軍12試合で防御率2.79

    2026年06月19日 13:02
    球団発表  日本ハムは19日、育成選手の松岡洸希投手と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は「93」。  松岡は桶川西高(埼玉)、BCリーグ・埼玉を経て2019年ドラフト3位指名で西武に入団した。その後、2022年12月に行われた第1回現役ドラフトで日本ハムに移籍。2023年オフに育成契約となり、2024年オフは自由契約後に再契約を結んだ。昨年3月に支配下復帰を果たし、1軍で3登板、2軍戦で22試合に投げるも戦力外通告を受けた。その後、再び育成契約を結んでいた。  今季は2軍戦で12試合に投げ、4勝0敗、防御率2.79の好成績を残していた。  松岡のコメントは以下の通り。 「再び支配下契約をしていただき、身が引き締まる思いとともに球団には感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで支えてもらっている球団関係者、スタッフの皆様、そして応援してくださるファンの皆様への感謝を忘れず、結果で恩返しできるよう頑張ります。支配下契約がゴールではなく、チームの優勝に貢献し、納得できる結果を残せるよう頑張ります。これからも応援よろしくお願い致します」(Full-Count編集部)

  • “空を飛んだ”岡本和真は「なんというプレー」 素手キャッチ→完璧送球…カナダ中継は絶賛

    2026年06月19日 11:54
    4回無死二塁のピンチで俊足のラファエラからアウトを奪った 【MLB】Bジェイズ 4ー3 Rソックス(日本時間19日・ボストン)  ブルージェイズの岡本和真内野手は18日(日本時間19日)、敵地でのレッドソックス戦に「7番・三塁」で先発出場。4打数1安打2三振だったが、好守でチームの勝利を支えた。100キロの巨体を操りながらの俊敏な動きに、カナダ放送から称賛の声が上がった。  見せ場は4回無死二塁のピンチで訪れた。レッドソックスの俊足、セダン・ラファエラ外野手が三塁方向へ意表を突くバントを転がした。これに対して岡本は猛ダッシュで打球にチャージ。そのまま素手でボールを掴み取るベアハンドキャッチを見せると、一塁へ正確で力強い送球を投じた。無駄のない一連の流れるような動きで、見事に間一髪でアウトに仕留めた。  打者走者のラファエラは、メジャー屈指のスピードを誇る快速男として知られている。転がった打球は走者を送るだけでなく、自らも一塁に生き残ろうとする絶妙なセーフティバントだった。しかし、体重220ポンド(約99.8キロ)の巨体を誇る岡本が、驚異的な反射神経とボディバランスを発揮した。  この美技に、試合を中継した地元放送局「スポーツネット・カナダ」の実況席も興奮だった。実況のダン・シュルマン氏が「素晴らしいプレーを披露した」と伝えれば、解説のジョー・シダル氏も「ノーミスのプレーでした。オカモト、なんというプレーだ」と手放しで絶賛。「素手でキャッチして、しっかりと握りました。送球も十分に速さがありました。この数日、ブルージェイズの三塁手には(守備の)ハイライトシーンが多くありますね」と称えた。(Full-Count編集部)

  • 20代女性の“日常”に「ライオンズが入り込んでいく」 好評企画が続々…“仕掛け人”の狙い

    2026年06月19日 11:54
    観戦体験を拡張する、新たな仕掛けづくり  プロ野球観戦において、その楽しみは試合そのものにとどまらない。グルメやグッズ、多彩なイベントなど、 球場は誰もが楽しめるエンターテインメント空間へと進化している。その裏側には、新たな仕掛けづくりに挑む人々がいるのだ。  株式会社西武ライオンズの事業部エンターテインメントグループに所属する佐藤諒さんは、大学卒業後、飲料メーカーの営業として約3年間にわたって営業職を務めたが、会社の統合や組織変更を機に、自身の今後を見つめ直した。  もともとプロ野球が好きで、大学時代の4年間はある球場で警備や、観客の案内など、オペレーション業務のアルバイトをしていた。「また野球の仕事に携わりたい」という思いから、学生の頃からファンだった西武の求人に応募し、2016年に転職した。  入社後はグッズの販売や企画を行うMDグループで5年間経験を積み、その後、事業部エンターテインメントグループへ異動。現在は、来場者配布グッズの企画を1人で担当している。なかでも印象に残っているのが、イベント限定ユニホームの配布日だ。 「ユニホームの配布日は、ファンのみなさんがそれを着て応援してくださいます。スタンドがそのユニホーム一色に染まる光景を最初に見たときはとても感動しました。また、選手が着用するユニホームも企画します。自分が企画したユニホームを着て選手がプレーしている姿を、テレビや球場で見られるのは魅力的だなと思いますし、この仕事をやっていて良かったと感じる瞬間ですね」“生の声”を大事に、ターゲット層へアプローチ  特に思い入れがあるのは、初めて企画を任された2024年の「西武ブルーシリーズ」。ホームユニホームのデザインをベースに、ロゴやキャップには、球団創立時から受け継がれてきた「ライオンズブルー」をあしらった。ファンから好評の声を受けたことも強く心に残っている。  近年、エンターテインメントグループでは20代の女性をターゲットにしたイベントを実施している。今年5月には、ファッションかつ「ブルーデニム」をテーマとした「おめかしシリーズ」を開催。さらに、7月には韓国・ソウル発、Z世代のトレンドとなっているヘッドウェアブランド「VARZAR(バザール)」とのコラボシリーズも控えている。 「おめかしシリーズ」の開催にあたり、SNSでファンの反響を呼んだのが、同シリーズの企画担当と佐藤さんが一緒に手がけた来場者配布グッズだ。若い世代を中心に人気のブランド「CITEN(シテン)」とコラボしたメタリックバッグ、日本最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」とコラボしたタンブラーは、実用的かつトレンドを捉えたデザインが好評を博した。 「野球を知らなくても、コラボするブランドやゲストが好きな方々に、球場へ来てもらうきっかけになればと。プロ野球、ライオンズから発信していても、どうしても届かない層が多いので、20代女性が普段目にしているものの中に、ライオンズが入り込んでいくことが重要だと思っています」  実際に「おめかしシリーズ」開催日は、ターゲットである20代女性が数多く来場し、手応えを感じたという。このような施策に向け、佐藤さんは日頃からの情報収集を欠かさない。 「ターゲット層の間で人気のものや流行しているものは、仕事以外の日でも常にアンテナを張っています。ただ、女性向けのものなど私が知り得ないものに関しては、友人や流行に敏感な方にヒアリングしますね。SNSだけではわからないこともあるので、生の声を聞くことを重要視しています」勝敗に左右されない価値づくりを目指して  イベントの開催や来場者配布グッズの企画を通して、球場へ足を運ぶきっかけをつくるエンターテインメントグループの仕事。ライオンズが勝っても負けても「また行きたい」と思ってもらえるような、観戦体験の価値を高める取り組みを行っていく。 「選手には常に満員の球場のなかでプレーしてほしいという思いがあるので、チームの勝敗に左右されない魅力的なイベントや来場者配布グッズをきっかけに、たくさんのお客さまにベルーナドームへ来ていただきたいと思っています」  そして「他球団がやっていないこと」「ライオンズだからできること」を実現できる環境がある。独自のエンタメ価値をさらに創出するため、常に新しいことに挑戦する積極性とポジティブな姿勢が必要だ。ファンを楽しませるために、まずは自分自身がこの仕事を心から楽しむ気持ちが大切だという。 「エンターテインメントグループは流行や楽しいことといった、興行のなかで核となる部分を考えるところだと思います。受動的になると『仕事が楽しくない』と感じてしまうと思うので、どんどん進んで取り組めるほうがいいですね」  佐藤さんが考えるこの仕事のやりがいは、チーム全員がライオンズという存在を深く愛していることにある。「ライオンズが好きだからこそ、ファンのニーズに寄り添った企画が生まれるのだと思います」と語る。  ファン目線を重視する一方で、球団で働く以上、意識を切り替えることの重要性も強調した。チームの調子が良いときも悪いときも、変わらずに自分のやるべきことに集中する。それこそが、勝敗に左右されない価値をつくるエンターテインメントグループのあり方だ。(「パ・リーグ インサイト」編集部) (記事提供:パ・リーグ インサイト)