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2026年07月05日 05:00
「オリックス(降雨中止)西武」(4日、ほっともっとフィールド神戸) オリックス・岸田護監督が悩める7年目・佐藤一磨投手に猛ゲキを飛ばした。「当然、再起してもらわないと困る。あの経験は逆にめったにできない。改善すべき点はあるが、それを糧にやってほしい」。 佐藤一は2日の日本ハム戦(エスコン)で今季初先発し、NPB初の初回先頭からの4者連続被弾を食らい、1死も取れず16球でKO。失意で涙した本人と面談し、今後は中継ぎも含めた起用を決断した。佐藤一も「次、頑張ります」と決意を新たにした。
2026年07月05日 08:00
阪神戦が悪天候で今季8度目の雨天中止となった広島は4日、全体練習を行った。以下は、新井貴浩監督の主な一問一答。
◇ ◇
−前日の試合で負傷交代した菊池については。
「大丈夫」
−仮に雨天中止でなければ、試合に出られる状態だった?
「今日はやめておこうと。骨に異常はないけど、昨日の今日だから大事を取ってスタメンから外す予定だった」
−5日は状態を見て判断?
「回復状態を見て。大丈夫じゃないかな?」
−菊地ハルンが1軍合流。ファームでも好成績。
「延長戦もあって、ちょっとブルペンに負担がかかっているからね。だから呼びました」
−直近は名原、大盛の1、2番コンビが存在感を放っている。
「名原、大盛の育成出身の2人が良いものを見せてくれて。どんどん経験を積んで、成長していってもらいたいですね。足の速い1、2番は相手にとっては嫌。(佐藤)啓介にしても成長しているし。楽しみですよね」
2026年07月05日 08:00
「阪神(雨天中止)広島」(4日、甲子園球場)
またしても雨にたたられた。今季12度目の雨天中止。うち交流戦の3試合はすでに消化したが、9試合は未消化。現時点で今季最終戦は9月23日のヤクルト戦(神宮)となっているが、まだ7試合が組み込まれていない。シーズン終盤は過密日程になることが予想され、リーグ連覇を狙う阪神にとってマイナス材料になるのではとの声もあるが、はたして本当にそうなのだろうか。
シーズン最終盤。100試合以上を戦ってきた選手たちの疲労度は図りがたく、過酷な連戦になることは一見するとマイナスに映るかもしれない。だが、今年2月の春季キャンプ中に左アキレス腱断裂の重傷を負った石井大智投手、4月26日の広島戦の死球で左手首を骨折した近本光司外野手が復帰してくることを考えると、必ずしもマイナスなことばかりではないように思う。
石井は6月28日にSGLのブルペンで術後初となる屋外での投球練習を行い、近本も同30日にSGLで屋外フリー打撃を再開し、23スイングで痛烈な打球を広角に打ち分けた。1、3日にはシート打撃で感覚を確かめ、7日のファーム・広島戦で実戦復帰する予定となっている。両選手とも着実に戦列復帰への階段を上がっており、かねて藤川監督も「天が味方をするのかどうか。この時期の雨が選手たちの復帰を待っているのかもしれない。石井は今年、ノンキャリアですから、戻ってくれば新戦力です」と、当初は絶望とみられていた右腕の今季中の復帰の可能性に触れた。
阪神OBの中田良弘氏は「俺はマイナスではなくプラスに作用するんじゃないかと見てるよ」と語る。その理由として「近本、石井が不在となる試合数が減ることもそうだけど、実は今、阪神ってそんなに調子が良くないでしょ。勝てそうで勝てない。点が取れそうで取れないっていうような試合が続いてる。そんなチーム状況だから、今、試合をするより、後に試合をする方がプラスに働くと思うんだよ」と持論を語った。
続けて「阪神は過密日程になったとしても、先発の頭数が他球団と比較して足りてるっていう部分があるから、中継ぎには負担がかかるかもしれないけど、過密日程を他球団ほど苦にしない。伊原、伊藤将に加えて、デビューしたばかりの下村、今朝丸だってその頃にはさらに成長を遂げているかもしれない。そう考えれば、決して雨天中止が増えてる今の状況はマイナスばかりとは言えないんじゃないかな」と位置づけた。
残り71試合。梅雨が明けるまでの間にまた雨天中止となる可能性もあるが、先発の頭数が豊富で、近本が戦列に戻り、石井も復帰する可能性があることなどを勘案すれば、必ずしもマイナスに作用することばかりではなさそうだ。(デイリースポーツ・鈴木健一)
2026年07月05日 08:00
広島・床田寛樹投手(31)が4日、先発予定だった阪神戦が雨天中止となったことを受けて、5日の同戦にスライド登板することが決まった。この日は甲子園球場に隣接する屋内練習場で汗を流した。
チームとして今季8度目の雨天中止だが、そのうち5試合の予告先発が床田。“雨男”ぶりが際立つ中、「雨、多いですね。しょうがないですよね。そんな日もあります」と苦笑いしながら、切り替えを強調した。
前回登板の6月27日・阪神戦(マツダ)でもスライド登板して4回2失点。「ストライクを取ることに苦労した感じがあった」と振り返り、「最初のイニング間の5球をしっかり投げられたら」と対策を明かした。これまでの経験を生かし、4勝目をつかみ取る。
2026年07月05日 07:50
4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した野村弘樹氏が、同日の巨人戦で7回1失点に抑えた中日の先発・涌井秀章について言及した。
2026年07月05日 07:42
アルフォンゾJr.の父もメジャーリーガー、イチロー氏とも同僚だった
ドジャースは4日(日本時間5日)、エリエセル・アルフォンゾJr.捕手を傘下3Aオクラホマシティからメジャー昇格させたと発表した。チャッキー・ロビンソン捕手をマイナー降格させた。
ベネズエラ出身で26歳のアルフォンゾは昨年11月にドジャースとマイナー契約を結び、今季は傘下3Aで49試合に出場して打率.313、1本塁打、17打点。OPS.814の好成績を残している。
アルフォンゾJr.の父、エリエセル・アルフォンソも捕手としてジャイアンツやパドレス、マリナーズ、ロッキーズでプレー。2010年のマリナーズ時代には、イチロー氏ともにプレーしている。
31歳のロビンソンは6月11日にメジャー昇格し、8試合出場で打率.087、0本塁打、1打点だった。ドジャース捕手ではウィル・スミスが首の張りで負傷者リスト入りしており、前半戦の復帰は絶望的となっている。(Full-Count編集部)
2026年07月05日 07:40
4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏と野村弘樹氏が、同日のDeNA戦でプロ初本塁打を放ったヤクルト・石井巧(中央大−NTT東日本)について言及した。
笘篠氏は「スイング軌道が非常に良いですね。ヘッドの使い方もいい」と評価も、「まだまだ体ができてはいないのかなと。さらに体を鍛えて、(中央大学の先輩)牧選手、森下選手のバッティングフォームを見ると、重心がもっと下がっていますから。そこを真似していくと、これからどんどん活躍してくれるんじゃないかなと思いますね」と体を大きくする重要性を説いた。
野村氏は「3打席見て、3打席とも内容が良い。1打席目はホームランでしょう、2打席目のレフトフライもうまく打っているし、3打席目は見事なのは甘いカットかスライダーとはいえ、ランナーがいるので逆方向に打ちにいっている。状況に応じたバッティングができそうなので、楽しみですよ」と期待を寄せた。
この日の石井は第1打席が左中本、第2打席が左飛、第3打席が中安だった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月05日 07:38
球団発表…2日のマーリンズ戦は「指の問題」で先発を回避
ロッキーズは4日(日本時間5日)、菅野智之投手を背中の痙攣(けいれん)のため、15日間の負傷者リスト(IL)に登録したと発表した(7月1日に遡って適用)。今季は16試合に先発して8勝4敗、防御率4.80をマークしていた。
菅野は今季からロッキーズに加入。開幕からローテーションを守り、8勝はチーム最多タイ、イニング数(84回1/3)は同2位だった。直近では6月26日(同27日)の敵地ツインズ戦に先発して5回8安打、メジャーワーストタイとなる7自責点を喫していた。
本来は7月1日(同2日)の本拠地マーリンズ戦に先発予定だったが、「指の問題」で先発スキップ。本拠地ジャイアンツ戦に変更となり、この日が先発予定だったが、試合前に先発回避が発表され、その後IL入りが決まった。菅野がIL入りするのはメジャー移籍2年目で初となる。(Full-Count編集部)
2026年07月05日 07:30
4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏と野村弘樹氏が、同日の中日戦に先発した巨人・竹丸和幸について言及した。
2026年07月05日 07:20
4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏と野村弘樹氏が、同日の日本ハム戦に先発し9回途中1失点で2勝目を挙げた楽天・前田健太について言及した。
前田は3回まで日本ハム打線をパーフェクトに抑えると、2−0の4回に先頭の水野達稀にレフト前に運ばれ初安打を許したが、続く水谷瞬を二併に打ち取った。その後も、少ない球数で打者を打ち取っていき、8回まで無失点に抑える。
NPB復帰後初完封を目指してマウンドに上がった4−0の9回に、代打・野村佑希の内野ゴロの間に1点を失い、ここで降板。8回2/3・105球を投げ、5被安打、5奪三振、0与四球、1失点だった。
笘篠氏は前田の投球について「ファイターズ打線というのもあると思うんですけど、的を絞らせない、ヤマを張らせないというところでは、いろんな球種を駆使しながら、無駄な四球を出さない。ランナーを背負った時には、スプリット、精密度抜群のスライダーを見せておいて、シュート、ツーシームをきっちりコントロールしてダブルプレーを打たせる。これぞマエケンというピッチングであった2勝目だったと思います。見事だったと思います」と絶賛した。
野村氏も「野球の神様はいますね。まだ成長しろということじゃないですか。絶対に完封、完投できると思うので、そこはマエケンの根性に期待したいですね。38歳で頑張っていますから」とエールを送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月05日 07:10
日本ハムは初回にプロ野球史上初の先頭から4者連発
2日にエスコンフィールドで行われた日本ハム-オリックス戦に、人気アイドルグループ「乃木坂46」が来場した。金川紗耶さんと長嶋凛桜さんがセレモニアルピッチを行うと、“対照的な結果”にファンも騒然。中でも金川さんには「やんちゃん美人すぎる」「金川さん美人やね」と視線が集中した。
「乃木坂46」の野球好きメンバーによるユニット「乃木坂野球部」は今年、パ・リーグの公式コラボソングを担当しており、各球場で特別パフォーマンスを見せている。金川さん、長嶋さんのほか、小川彩さん、黒見明香さん、柴田柚菜さん、瀬戸口心月さんの計6人が歌唱パフォーマンスを披露した。
その後、地元・北海道出身の金川さんと長嶋さんが代表してファーストピッチを務めた。ユニホームを結び、腹筋とおへそが見えるコーデで投球を行った金川さんは見事なノーバウンド投球を披露。ぴょんぴょんと飛び跳ねて喜びを爆発させた。一方で長嶋さんは投げた瞬間にあらぬ方向に行き、その場で崩れ落ちていた。
「みんな可愛すぎ」などと6人全員にファンは大興奮したが、中でも見事なノーバウンド投球を披露した金川さんには称賛の声が集まった。「ノーバンすご!」「やんちゃんスゲー美人可愛い」「スタイルえぐ!」「やんちゃんは流石過ぎ」「引き締まった美しい腹筋に、日頃の努力がそのまま表れていて本当にかっこよかった」などと反響が寄せられた。
セレモニーが終わって試合が始まると、日本ハムは初回にプロ野球史上初となる先頭からの4者連続本塁打を樹立した。(Full-Count編集部)
2026年07月05日 07:10
4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した野村弘樹氏と笘篠賢治氏が、ヤクルト戦で15安打12得点を奪ったDeNA打線について言及した。
この日は1番・勝又温史が2安打、2番・牧秀悟が1本塁打を含む2安打4打点、3番・佐野恵太が2安打、4番・エンカーナシオンが3安打1打点、5番・筒香嘉智が1本塁打を含む2安打3打点と、上位打線がつながりを見せた。さらに下位打線でも7番・梶原昂希が1本塁打を含む2安打4打点の大暴れ。
野村氏は「エンカーナシオンが4番に入ることによって、前の佐野、後ろの筒香、牧が2番にも入れる。かなり重量打線になってくる。ビッグイニングも作れるようになってくる」と評価する。
「元々得点力を上げていくチームだと思っているので、エンカーナシオンがどっかり座ってくることによって変わってくる打線に見えましたね」と期待した。
笘篠氏は「3位からゲーム差が離れているだけに、ここをなんとか縮めて4ゲーム、5ゲーム差くらいまで早く縮めておきたい。ベイスターズはマシンガン打線と言われたように攻撃力のチーム。エンカーナシオンがハマってくると、強力になってきますね」と話していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月05日 07:00
「阪神(降雨中止)広島」(4日、甲子園球場)
阪神は今季12度目の雨天中止。
2026年07月05日 07:00
オリックスが7月11、12日に大阪府高槻市で開催するファーム公式戦の阪神戦(萩谷球場)を、同市と市内の書店と協力し「書店振興企画」として開催する。
「『プロスポーツ×書店』本を買って野球場に行こう!」と名付けられたイベントは、同市観光シティセールス課でオリックスの2軍戦を担当していた宮井克滉さんが、経済産業省の商務・サービスグループ 文化創造産業課に出向したことがきっかけ。同省では、書店の減少を食い止めようと文科省などと連携し、「書店活性化プラン」を策定しており、宮井さんがオリックス2軍戦とのコラボを思い立った。
イベントには5書店が参加。宗佑磨内野手が推薦した「宇宙人のいる教室」(さいとうまき 作、勝川克志 絵、金の星社)と「オリックス・バファローズを楽しむ本」(京阪神エルマガジン社)の2冊の共通本以外は、各書店がテーマを絞り選定。7月11日までの購入者には、球団オリジナルステッカーと試合当日に選手のサイン色紙などが当たる抽選会の参加券が配布される。
活性化プランによると、2014年から24年にかけて書店の総店舗数は 1万4658店から1万417店まで減少(一般社団法人 出版インフラセンター調べ)し、新規開店も減少傾向にある。読書文化や活字文化の活性化で書店の振興につなげるためには、地域の書店を訪れてもらうことが最も重要になる。そのため、書店ごとにテーマを絞り野球ファンに足を運んでもらう工夫がされている。
紀伊國屋書店高槻阪急スクエア店は「大人も子供も知るほど夢中!野球の世界」をテーマに、「ドラえもん科学ワ−ルド スポ−ツの科学 藤子・F・不二雄/藤子プロ(小学館)」や「マネジメント術で読むプロ野球監督論(光文社新書)」などを選定。「野球をテーマにした小説」を掲げた未来屋書店高槻店は「勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 増山実(角川春樹事務所)」や「スローカーブを、もう一球 山際淳司(KADOKAWA)」などを店頭に並べた。
「宇宙人のいる教室」を薦めた宗は、大阪市平野区から東京に転居した小学校3年生の頃に、その本と出合った。「当時、神保町に住んでいて、古本屋さんに行くのがすごく好きでそこで見つけて、母に買ってもらったんです」という。本は、いじめをテーマにしたもの。自分とは違う部分を見つけ転校生だけでなく次々と標的を変えていじめる教室の中で、見て見ぬふりをせずその連鎖から抜け出すことの大切さを、主人公の心の動きと行動を通して理解する内容。「僕自身(転校して)友達はあまりいなくて寂しさとかは感じていましたが、そんなに悲観的になるタイプじゃなく、食らいついていましたからそんな経験はありません」といい、「単純に物語として面白かったです」と振り返る。
“再会”したのは、1、2年前。「ふと、思い出したんです、あの本、なんだったっけと」というから、印象に残る一冊だったのだろう。「大人になった時に、もう一度この本と出逢い、改めて購入して読みました。そのくらい好きな本です。大人でも、子どもでも楽しめるさまざまな感情が詰まった一冊だと思いますので、ぜひ読んでもらいたいですね」と話している。
取材・文=北野正樹
2026年07月05日 06:50
4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏が、同日の巨人戦に2−1で勝利し3連勝とした中日について言及した。
中日は1−1の8回、巨人のセットアッパー・田中瑛斗から細川成也がライトフェンス直撃の三塁打で出塁すると、二死三塁から石川昂弥がセンターへ適時二塁打で勝ち越し。2−1の9回は守護神・松山晋也が抑え、僅差をモノにした。
笘篠氏は「ピッチャーもきっちりとゲームを作って、相手よりも1点多くとって勝つ。中日らしい戦いです」と評価し、「決勝点を挙げた石川くんのバッティングは、本当に良くなりましたよね。苦しんだことも肥やしになっていろんなことを覚えていったんじゃないかなと思います」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月05日 06:40
「ストレートで基本的にはいこうと。速球系の球で押せていけるようにというのでやっているので、強いと見えているのは良いんじゃないかなと思います」
ロッテの吉川悠斗は今季一軍登板はまだないが、ファームで力強いストレートを投げ込んでいる。
2回無失点に抑えた5月3日のオリックス二軍戦、「最後の1球は力入れたというか、空振りを取りに行ったボールだったんですけど、3ボール1ストライクからの2球は結構力を入れに行ったというか、比較的に力を抜いてという感じだった。それでもマックスに近い出力が出ていたので、いい感じにきているのかなと思います」と、0−0の6回一死走者なしで山中稜真に3ボールから投じた4球目の外角147キロ見逃しストレート、5球目の低めの147キロ見逃しストレート、空振り三振を仕留めた6球目の外151キロストレートが素晴らしかった。
2回を無失点の5月23日の西武二軍戦は、走者がいない時は150キロを超えるストレートを投げ込み、ストレートは全て145キロ以上を計測。2−3の7回先頭の炭谷銀仁朗をオールストレートで1ボール2ストライクから外角ボール気味の148キロストレートで空振り三振。「あれはブルペンでまっすぐが良いなと投げていて思ったので、大胆にやってみるかのイメージで投げました」と振り返った。
今季3度目の先発となった6月17日のオイシックス戦は、初回12球中8球がストレートのパワーピッチングを見せるなど、6回・84球を投げ、そのうち57球がストレートだった。
ストレートのスピードは昨年よりも明らかに上がり、強さも出ている。吉川本人も「それはめちゃくちゃあります。平均がシンプルに上がっている。40前半とかだったので、40中盤から後半くらいいっているので、2、3キロくらい上がっているんじゃないかなと思います」と手応えを掴む。「スピードが上がれば強さもさらに出てくると思うので、スピードを上げていきたい。強さは勝手に出てくるので」と話す。
ストレートが良くなった理由について「シンプルに体がある程度パワーがついたというのはありますけど、去年は探り探りというか、立ち上がりも不安な面が強いところがあった。そこをちょっと気持ちを切り替えるというか、打たれそうだなというマインドからどっちかというと打たれないだろうくらいの心持ちで行けているのが今シーズンいい感じで来ているところではないかなと思います」と分析した。
137、8キロの球速帯で投げるカットボールも良い。「カットもスピードが上がってきて、膨らみもそんなにない話をもらっているので、まっすぐが遅くて曲がるくらいのイメージ。それが上手いことひっかけであったり、右バッターだったら空振りに繋がってきて、余計まっすぐの強さというか、見え方が速く見えるだったりがあるんじゃないかなと思います。そこ2つ主体というか、これからやっていけたらなと思います」
チェンジアップも、6月17日のオイシックス戦、0−0の2回先頭のウォーカーを2ボール2ストライクから空振り三振を奪ったボールはスピードがあった。
「空振り取りに行くというか、三振取りに行く時は思いっきり腕を振ってとコーチにも言われているので、まっすぐとチェンジアップでフォームのばらつきがあるとわかっちゃうところがあると思う。まっすぐの腕の強さでチェンジアップを投げる。127とか130くらいでも全然良いかなと思っているので、空振りが取れれば。球速は気にしていないところではあります」
6月23日の取材で「なんだったら次回投げてその次は一軍にいるくらいじゃないと僕の立場だとすぐに切られる立場でもある。他人が落ちてきたから俺が代わりに上がるというよりかは、他人を押し除けてでも自分が上がる心持ちというか、それくらいの気概がないとこの先やっていけないと思います」と意気込んでいた中で、6月17日のオイシックス戦以来の登板となった7月4日のヤクルト二軍戦、5回・72球を投げ、1被安打、4奪三振、1与四球、無失点と結果を残した。次回は一軍のマウンドか、それともファームでの登板かーー。一軍に上がった時に一気にブレイクを予感させる。そのくらい個人的に一軍で投げている姿が見たいと思わせる投手の一人だ。
取材・文=岩下雄太