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2026年07月09日 05:01
セ・パ両リーグは8日、6月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。セはいずれも阪神勢で、投手は高橋遥人投手(30)が3カ月連続3度目、打者は森下翔太外野手(25)が初受賞した。打者部門は5月度まで佐藤輝が2カ月連続受賞しており、3カ月連続で阪神勢が投打独占。同一球団による投打の3カ月連続受賞は両リーグ初の快挙となった。パも投打とも日本ハムで、投手は北山亘基投手(27)が初、打者はレイエス外野手(31)が3度目の選出となった。 セ・リーグの投手では史上初となる3カ月連続受賞となった高橋は「本当に光栄でうれしいんですけど、成績的には文句なしっていう感じではなかった。野手の人とリードを守ってくれた中継ぎに感謝」と、どこまでも謙虚に受賞を喜んだ。 本人はそう言うが、6月は4試合に登板し、1完投を含む4勝無敗。防御率2・25と安定感抜群の成績を残した。印象に残る試合には、1失点完投勝利を挙げた6月21日・DeNA戦(横浜)を挙げ「踏ん張れないところもあったんですけど、最後まで投げ切れたのが印象に残っています」と振り返った。 開幕から好投を続けるが「(月間MVPを)取れるだけの見合ったボールをもっと投げていきたい」と満足する様子は一切なし。「ボールはもっと上にいけるんじゃないかと思ってます」と高みを見据えた。 7月最初の登板となった7日・巨人戦(東京ド)では6回2/3を4失点で黒星を喫し、開幕からの連勝が10でストップした。不敗神話が崩れても、もう一度神話を始めるだけ。ここから再び勝利を積み重ねていく。
2026年07月11日 06:00
「中日10−1広島」(10日、バンテリンドーム)
悪い流れは断ち切れなかった。前日9日に継投でのノーヒットノーランを食らっていた広島が、最下位の中日に10失点の大敗を喫した。先発の森下暢仁投手(28)が5回を投げ、今季ワースト6失点(自責点5)で6敗目。新井貴浩監督(49)は試合後、無期限で2軍再調整させると明言した。右腕が不調のため出場選手登録を抹消されるのは、プロ7年目にして初めてとなった。
重い決断が下された。試合を終えて報道陣の前に立った新井監督は、森下について「抹消します」と明らかにした。投球内容の評価に関して「本人も分かっていると思うので」と多くは語らず。期限を設けない2軍での再調整が決まった。
勝負どころで踏ん張りが利かなかった。森下は同点に追い付いてもらった直後の四回に3失点。先頭のサノーへの四球を皮切りに、石伊に適時二塁打を浴び、三塁手・坂倉の適時失策、押し出し四球で失点を重ねた。味方のミスもあったが「ああいうシチュエーションにしてしまったので」と言い訳はせず、「先頭打者に四球を出してしまったところで、自分で勝負できなかった。それが原因」と責任を背負った。
続投した五回もサノーに右翼への一発を浴びるなど2失点。最終的に今季自己最多タイとなる113球を投じるも報われることはなく、「チームに迷惑をかけたなという気持ち」と肩を落とした。1試合6失点は自身2年ぶり。この日は初回に細川にも先制弾を浴びており、自身ワーストとなる3試合連続複数被弾となってしまった。
今季は5勝6敗で防御率は4・52にまで跳ね上がった。昨季は14敗を喫しながらも86・4%を誇っていたクオリティースタート(6回以上投げて自責点3以下)率が、今季は35・7%まで落ち込んでおり、持ち味のゲームメーク能力も影を潜めている。
森下はこれまでもコンディション不良や登板機会がないため、登録を抹消されることがあったが、不調を理由に1軍から離れるのはプロ7年目にして初めて。2軍再調整の決定に、右腕は「チームに貢献できていないですし」と受け止めた上で、「また呼んでもらえるようにしっかり準備していきたい」と唇をかみしめた。
新井監督は「当然、やってもらわないといけない選手なので、しっかりと練習して追い込んでほしい」と再起を期待した。チームは2連敗で、借金は再び12となった。先発陣は玉村も8日の試合で右足を痛めて戦線を離脱しており、ファームからの突き上げが急務な状況だ。チームにとっても、森下にとっても正念場が訪れた。
2026年07月11日 06:00
DeNA11−6巨人(セ・リーグ=10日)――DeNAが乱打戦を制した。
六回、宮崎の適時二塁打や松尾の2点打など打者11人の猛攻で5点を奪い逆転。巨人は投手陣が序盤のリードを守れず、3連敗。橋上監督代行「気になった」
初回に挙げた4点のリードを守り切れず、巨人が痛すぎる逆転負けを喫した。2試合連続の2桁失点。橋上監督代行が「大量失点につながってしまっている」と大敗の要因に挙げたのが、無駄な四球だった。
二回までに1点差に詰め寄られ、迎えた六回だ。DeNAの中軸を迎える場面で、ベンチは2番手に田中瑛をマウンドへ送った。しかし、先頭の筒香をフルカウントの末、四球で歩かせてしまう。中前打でつながれ、宮崎の適時二塁打で同点とされると、松尾に勝ち越し2点打を浴びるなどして降板。この回、一挙5点を奪われ、形勢が逆転した。
リーグトップの防御率を誇ってきた投手陣にあって、気がかりなのが四球の多さだ。試合前時点で、リーグワーストの230個を数え、1試合に約3個を与えてしまっている計算になる。
負け越した直近の阪神3連戦でも、監督代行が「気になった」と指摘したのが四球。3試合で投手陣は15個も与えていた。指揮官は「野球だから打たれることはある程度仕方ない」としつつ、「慎重になりすぎると、逆に自分たちが苦しくなる」と、改善を求めたばかりだった。
しかし、一夜明けた試合では、先取点を奪った直後の一回は四球が絡んで2失点。代打・度会に決定的な3ランを浴びた七回は先頭の宮崎に四球を与えていた。
従来、積極的にストライクゾーンで勝負し、無駄な四球を出さないことは、チーム全体で追求してきたことでもある。「あした、しっかりみんなに言う。改善していかないといけない」と内海投手コーチ。今こそ、原点に立ち返りたい。
(平山一有)
2026年07月11日 06:00
シカゴ・ホワイトソックスは現地時間10日、村上宗隆内野手(26)が負傷者リストから復帰したことを発表。同日に本拠地で行われるアスレチックス戦に「2番・一塁」で先発出場する。
村上は現地5月29日のタイガース戦、打撃後に一塁へ全力疾走した際に右太もも裏の肉離れを負って戦線離脱。同7月7日から3Aシャーロットで復帰し、2試合にリハビリ出場していた。
メジャー1年目の今季は57試合で打率.240、20本塁打、41打点、OPS.938と活躍。5月度の月間最優秀新人賞を受賞し、離脱時点では本塁打・打点の2部門でア・リーグトップに立っていた。2018年に大谷翔平がマークした日本人ルーキー最多本塁打記録まで2本に迫っている。
5月29日時点で地区2位だったチームは主砲を欠いた間も17勝18敗と善戦を続け、現在47勝45敗を記録。2位ガーディアンズとゲーム差無しの首位に立っている。
2026年07月11日 05:17
ロサンゼルス・ドジャースは現地時間10日(日本時間11日)、大谷翔平投手(32)が同日に予定されていた先発登板を回避することを発表。
2026年07月11日 05:01
「阪神1−2ヤクルト」(10日、甲子園球場)
プロ初勝利はお預けとなった。阪神・下村海翔投手(24)は6回6安打2失点(自責点1)の力投が報われず、初黒星を喫した。五回に味方の拙守が重なり同点とされると、六回に赤羽にプロ初被弾。チームの連勝は2で止まったが、巨人も敗れたため、単独首位は変わらなかった。
聖地の夜空に高々と上がった白球を見つめ、悔しそうに苦笑いした。またもプロ初勝利は阻まれた下村だったが、6回6安打2失点と粘った。
1−1の同点で迎えた六回2死走者なし。直前にサンタナを併殺に封じ、球場の空気も右腕に味方していた中、赤羽を打席へ迎えた。2球目に投じたカットボールは坂本の構えたミットより高く浮いた。「少し抜けたところをホームランにされたので悔いが残る」。無情にも聖地に力強い打球音が響き渡る。左翼スタンドへ痛恨の被弾。絶対に抑えたい場面だった。
立ち上がりは上々。初回に最速の153キロをたたき出すなど、エンジン全開。三者凡退に斬った。「前回に比べて(打者へ)向かっていけた部分はある。今後も粘り強くやっていきたい」と一定の感触をつかんだ。二回も2死から連続安打で一、二塁を招いたが高橋を空振り三振と要所を締めた。
五回にはまさかの形で失点した。二つの失策と、野選で1点を献上。それでも「前回も今回も皆さんに助けられたシーンも多くあった。普段助けてもらっている分、粘りたかった。でもゼロが良かった」。悔しさをかみ殺しながらも、敗戦の責任を一身に背負った。
プロ初黒星を喫したが、藤川監督は「勝負どころといいますかね、ダブルプレー、サンタナ選手から取った後のもう一つというのはまた勉強にしていかなきゃいけない。彼には次への糧になったんじゃないかなと思います」と次戦へ期待を寄せた。
プロ初星はお預けも、下村は今回の投球を前向きに捉えている。「立ち上がりは前回と今回抑えられているのはいいところ。五回、六回で点を取られているので今後に向けて課題。次に向けて頑張りたい」。プロ2登板目とは思えない落ち着きぶりで聖地を沸かせた。虎党の期待も背に受け、次こそは勝つ。
2026年07月11日 05:01
「阪神1−2ヤクルト」(10日、甲子園球場)
高まった球場の熱気が大きなため息に変わる。阪神1点劣勢の九回は2死満塁。押せ押せムードが漂うも、福島がキハダの前に空振り三振。あと「1点」が届きそうで届かない展開。結果的に守備のミスが響いた敗戦に藤川球児監督は「何も起こらず全てシーズンいく、というのは難しいですから。それよりも次へ、次へ、というところですね」と視線を上げた。
1点優勢の五回だ。先頭・松下の打球を三塁・佐藤輝が悪送球して無死二塁。1死三塁から今度は高橋の打球を遊撃・熊谷がファンブルしてピンチが拡大した。1死二、三塁から打球を処理した熊谷が本塁へ送球。アウトのジャッジが下されたが、ヤクルト側のリクエストで判定が覆って同点とされた。
佐藤輝は「しっかり反省して、また明日も頑張る。ただそれだけです」と唇をかみ、熊谷も「下村に申し訳なかった」と、あとアウト三つでプロ初勝利の権利を得るはずだった右腕にわびた。
これで3カード連続のカード初戦黒星発進。さらに1点差試合は10勝16敗(勝率・385)で、中日と並ぶリーグワーストとなった。ただ、下を向くことはない。前カードの巨人3連戦は初戦を落とした中でカード勝ち越しに成功した。「また明日、きっちりやっていくというところですね」と藤川監督。ミスを次戦への推進力に変えて、ナイン一丸で連敗を阻む。
2026年07月11日 05:01
「ファーム・西地区、オリックス0−4阪神」(10日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲)
打球が二遊間を破ると、スタンドの虎党から大きな歓声と拍手が起こった。「1番・中堅」で出場した阪神・近本光司外野手が五回、中前打を放った。これが実戦復帰後、3戦10打席目にして、初安打だった。
三回には四球を選び、先制のホームも踏んでいた。3打数1安打1四球。平田2軍監督は「予定通りの4打席。ヒットも出て、ランナーにも出たしね。順調なゲームというところで、それ以上でもなんでもない」と語った。
近本は4月に死球を受けて左手首を骨折。リハビリを経て今月7日のファーム・広島戦(SGL)で復帰を果たし、「自分の中で確認したいことはできた」と話していた。打って走って守って、軽快な動きを見せる虎のリードオフマン。1軍の舞台に戻ってくるのも、そう遠くはなさそうだ。
2026年07月11日 05:01
「ファーム・西地区、オリックス0−4阪神」(10日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲)
阪神の新外国人、アンダーソン・セベリーノ投手(31)=前メッツ3A=が10日、ファーム・オリックス戦(杉本商事)で来日初登板。
2026年07月11日 05:01
セ、パ両リーグは10日、最も印象に残るサヨナラ打を放った打者に贈る「スカパー!サヨナラ賞」の6月度の受賞者に阪神の森下翔太外野手(25)とオリックスの杉本裕太郎外野手(35)を選出した。
初受賞の森下は6月30日の中日戦(甲子園)の延長十回、松山から19号サヨナラ弾。この日は六回にも一発を放っていた。「感触はすごく良かったですし、松山投手というドラゴンズを代表するような投手だったので、なおさら自分も気合入ってました。打てたことに関してはすごく満足というかうれしい思いが強い」と明かし、「サヨナラは自分1人で取れるものではない。チームメートにすごく感謝したいし、この賞をいただいて自分自身もすごくうれしい」と笑顔を見せた。
シーズン折り返しを前に、昨季のキャリア最多23本塁打に王手をかけている。「必死に目の前の試合を一戦一戦、頑張りたいなと思います」と、自慢の打撃で攻撃陣をけん引することを誓った。
2度目の選出となった杉本は6月9日のヤクルト戦(京セラ)の九回に代打で逆転の2点二塁打を放った。
2026年07月11日 05:01
阪神・伊藤将司投手(30)が11日・ヤクルト戦(甲子園)で1カ月ぶりの先発に臨む。10日は本拠地で最終調整。当日の晴れ予報に「良かったです」とうなずいた。
それもそのはずで、前回登板は6月11日・ソフトバンク戦(ペイペイ)までさかのぼる。5回2失点で勝敗は付かなかったが、7個の三振を奪うなど持ち味を示した。その後は雨天中止が重なった影響で、登板間隔が空いた。
先週も5日・広島戦(甲子園)で先発が見込まれていたが、4日の同戦が雨天中止となったことで村上がスライド登板。調整に難しさが伴った中でも「次の登板にしっかり合わせて、徐々にモチベーションを上げていきました」と抜かりなく状態を整えてきた。
5日にはSGLの室内練習場でシート打撃に登板。計38球を投げ安打を許さなかった。ブルペンに入りながら現状把握にも努め「いい感じで投げられたので、大丈夫かなと思います」と自信をのぞかせた。ヤクルト戦は今季初登板。昨季は6試合で2勝1敗、防御率2・34と相性は悪くない。待ち望んだ1軍マウンドで今季初白星を目指す。
2026年07月11日 05:01
DeNAは10日、ジョン・デュプランティエ投手(31)が現地時間8日に米国内の病院で右肘関節内側側副靱帯(じんたい)再建術(インターナルブレース併用)の手術を受け、今季中の復帰が難しいことから、10日にウエーバー公示の手続きを行ったと発表した。昨オフに阪神から移籍し先発の柱として期待されたが、シーズン途中で退団することになった。
デュプランティエは今季わずか2試合登板にとどまり0勝2敗。4月に上半身のコンディション不良で登録抹消された。2軍ではブルペン投球も再開できず、復帰の見通しは立っていなかった。
コックスに続き新外国人投手が相次いで退団。木村社長は「そこの穴が空いてしまったところが、チームの今の状況に影響を及ぼしているのは事実。そこの計算違いというのはあったのかなと思います」と話した。7月末に補強期限を迎えるが「今年の戦力として、できることは最後まで追求していきたい」とした。
また、右腕が米国からオンラインで、チームメートたちに「キャンプから家族のように受け入れてくれてありがとう。ここから優勝することを願っている」とメッセージが送られたことが木村社長から紹介された。
2026年07月11日 05:01
DeNAは10日、浜地真澄投手(28)と支配下選手契約を結んだ。
2026年07月11日 05:01
「阪神1−2ヤクルト」(10日、甲子園球場)
後輩にプロ初勝利をプレゼントしようと、初回から阪神・森下翔太外野手のバットが快音を奏でた。1死一塁、追い込まれながら、高橋の外角直球を流し打って右中間真っ二つ。「追い込まれてたんでね、ある程度コースなりに打てたかなと思います」。虎党もベンチ前の下村も笑顔にさせた。
同じドラフト1位の後輩右腕。プロ初先発だった前回2日・中日戦(甲子園)でも初回に先制ソロを打った。登板2試合連続での援護打。「大振りにならないように意識したことで、しっかりコンタクトできたと思います」。2試合連続本塁打の勢いそのままに、3試合連続で打点を記録した。
これで51打点となり、トップの佐藤輝に1差と接近。22本塁打でのホームランキングに加え、打点との2冠も十分に可能性がある。あとの3打席は凡退し、勝利とはいかなかったが、序盤の勝負どころではきっちりと役割を果たした。
当然、下村に勝ちをつけたかっただろう。好投の投手をなかなか援護できないもどかしさもあったはずだ。それでも、すぐに試合はやってくる。「まあ仕方ないですね。切り替えて、次、頑張ります」。11日の相手先発・松本健からは前回対戦で2四球を選んだ。連敗を避けるため、次こそ勝利につながる一打を放つ。
2026年07月11日 05:01
DeNA・藤浪晋太郎投手が11日の巨人戦で先発する。今季1軍初登板へ「いいメンタル、体、スキルの状態で呼んでもらえた。しっかり準備してきたことをやるだけ」と意気込んだ。
2軍戦の直近登板では6回無失点2四球と安定した投球。「いろんな配球パターンをしっかり使いながら、いい状態に持ってこられている。それをマウンドで取り戻せるようにしたい」と言葉には力がこもっていた。
2026年07月11日 05:01
右肩のコンディショニング不良で2軍調整を続けていた巨人・山崎伊織投手が10日、今季初めて1軍に合流した。
チームメートと体を動かした右腕は「早く1軍の雰囲気に入っていけるように頑張ります」。開幕前の離脱から長期間を要しての復帰だけに「一日も早くこっちでやりたいと思ってた。体も体調もコンディションよく調整してやっていきたい」と意気込んだ。