2021年09月22日 07:00
新型コロナウイルスのワクチン接種が進む日本。だが、一方で注射した部分の痛み、疲労、発熱など接種後の副反応の症例も多数出ており、毎週試合のあるプロゴルファーとしては打つタイミングが非常に難しい。現在すべての大会で毎日朝に検温が行われており、37.5度以上では会場に入れない。試合が木曜日ないし金曜日から始まり日曜日で終了、火曜日もしくは水曜日から練習ラウンドをすることを考えるとワクチン接種は現実的に月曜日に限られる。だが、副反応が出るのが2〜3日後となると試合出場への支障をきたす可能性があるからだ。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によれば「ワクチンの接種に関しては、選手に任せている状況」で、職域接種などは設けていない。では、実際の選手たちはどうしているのか。
大まかに言ってしまうと日本勢と韓国勢で差がありそうだ。マネジメント会社によれば一部の韓国人選手は6月、7月の職域接種で、すでに2度打ち終わっているという。それらの選手たちは接種の週は大会を欠場したそうだ。
一方で日本勢は、オフに、という考えの選手が多い。そもそも、政府のワクチン供給の遅れで「打ちたくても…」という選手もいるだろう。
レギュラーツアーに出場しているとある選手は、そもそも打ちに行くタイミングがないと話す。「転戦しているのでどうしても厳しいですよね。1回打ったとしても2回目を打つタイミングでどこにいるか分からない。そうなるとどうしてもオフになりますよね」と機会がないとした。
定期的に試合に出ない週を作っている選手も、受けるのはオフになるという。「接種したときに副反応がある可能性があって、それがゴルフにどう影響するかも分からないですし、賞金ランキングなどの状況もあるのでなかなかシーズン中は…」と接種は厳しいという。
そんななか、日本勢のなかでも主戦場によってはシーズン中に打つ選手もいる。自身のSNSで接種したことを報告した川崎志穂はその一人。2回目の接種後の副反応について「2回目のほうが、あまり痛みがなく少し違和感があるくらいです」と投稿している。
ほかのスポーツを見渡すとプロ野球とJリーグは職域接種で選手たちは接種した。ワクチン接種は自治体との兼ね合いもあり、個人競技とはいえ、選手個人に任せているのも限界があるだろう。目まぐるしく変化する世界の情勢。あくまでも接種する、しないも個人の判断だが、協会としても変化に合わせてうまく対応していく必要がありそうだ。
2024年04月27日 07:45
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第3日(27日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
前日に日没サスペンデッドとなった第2ラウンドが終了。62をマークした佐藤大平が通算10アンダーで、ヤニク・パウル(ドイツ)らと首位に並んだ。
67の木下稜介、68の吉田泰基が7アンダーで7位につけた。
67で回った木下裕太が6アンダーとし、68で回った中島啓太、川村昌弘らとともに12位。
金谷拓実、幡地隆寛は5アンダーで19位、蟬川泰果は3アンダー50位で決勝ラウンドに進出。
石川遼は3オーバー、137位で予選落ちした。
2024年04月27日 07:00
ワッグル編集部員が気になるギアを、コースを毎月レポート。率直な生の声を参考に、みなさんも打ってみて、回ってみて! ピン G430 MAX 10K Spec ●ロフト角/9、10. 5、12度●体積/460cc●ライ角/59. 5度●重さ・長さ/約302g・45.75インチ(ALTA J CB BLACK・フレックスSR)●シャフト/ALTA J CB BLACK、PINGTOUR 2.0 CHROME ほか●価格/10万4500円
発表会時の室内試打からいい手応えを感じたので、コースに出て「G430 MAX 10K」を打ってきました。ガーミンアプリのクラブセットに「PING 10K」と入力し、平均と最大飛距離を計りながらラウンド。
その結果、平均飛距離がいつもより10ヤードも伸びていました! ミスヒットしても大きく曲がらないから、飛距離ロスが少なかったのはデータを見るまでもなく感じましたが、とくにチーピンがフェアウエイの幅で収まってくれるので、ライのいいところを通って前へと進んでいく。
このドライバー、ヘッドが大きくタテヨコ合わせて1万超えの高慣性モーメントと深重心が売りなので、アベレージ向けの印象でしたが、左へのミスが怖いハードヒッターにも恩恵がありそう。左だけでなく右にもブレない、低スピンの高打ち出しだし、マッチするゴルファーのフトコロの広さ、どんだけ~! じつは全ゴルファー向け!? 大浪松之介 ベストスコア75
甥っ子と茨城のグランドゴルフに行った。午前中回り放題で400円。1日回り放題の食事付なら700円。ランチして回り放題のほうが断然お得、と思って700円払ったあとに食券の券売機を見たら、ラーメンやパスタ、カレーが700円前後だった。食事したらグランドゴルフがタダになるのと同じじゃん!笑
いかがでしたか? ぜひ、スコアアップに繋がる「G430 MAX 10K」を手に取ってみてください!
問合せ ピンゴルフジャパン clubping.jp
イラスト=成田草介
2024年04月27日 06:05
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
連日の日没サスペンデッドで、第2ラウンドは11人がホールアウトできなかった。37位で出た佐藤大平(30)=クリヤマホールディングス=が9バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア62をマークし、通算10アンダーで暫定トップに浮上した。ツアー未勝利のプロ9年目が、日欧共催大会で悲願をかなえる。
佐藤のアイアンショットが切れに切れた。後半8番で170ヤードを2メートル、9番は152ヤードを1メートル半に運び連続バーディー締め。「一打一打、必死にやっていた。ビッグスコアで自分でもビックリ」。62をたたきだし、リーダーボードの一番上に名前を載せた。
優勝争いの末に3位だった開幕戦で、ショートパットに課題を感じた。ツアーパターコーチの丸山颯太氏に「(パッティングの)結果が気になって顔が上がっちゃう」と相談。「タイガー・ウッズはカップまでのラインの景色を、写真のように頭の中でイメージしていると思う」との言葉を授かり納得。即刻今週につなげた。
昨季は2位を含むトップ10フィニッシュ7回で、賞金ランクは自己最高の16位だった。成長を続ける30歳。「調子はいいので、いいゴルフをあと2日間やれたら」。海外志向は強い。初優勝のチャンスが、欧州ツアーとの共催大会で訪れた。(高木 恵)
2024年04月27日 06:00
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
ツアー1勝の木戸愛(めぐみ、34)=フリー=が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの8アンダー、64で首位と1打差2位と好発進した。
2024年04月27日 06:00
プロゴルファーの安田祐香がInstagramを更新。自家用車のタイヤを買い換えたことを報告しました。 安田プロの母親も絶賛!!そのタイヤの正体とは?
安田プロは「先日、ダンロップ様のタイヤVEURO 『VE304』に履き替えました」とコメントし、タイヤと自身の写真を公開しました。
「VE304」は高い静粛性を実現するためにノイズの発生源となる溝とピッチ配列を最適化。路面からの振動や騒音を効果的に低減し、滑らかで静かな快適な車内空間を実現しています。安田プロもその効果を実感しているようで「後部座席に乗っていても、とても静かで快適です!」「いつも試合の移動で長距離運転してくれる母も、疲れが出ないと絶賛してました」と新しいタイヤを絶賛しました。
最後に「タイヤをご検討の方は、是非チェックしてみてください!」とコメントした安田プロ。小学生のころからゴルフ道具はダンロップを愛用していましたが、タイヤもダンロップがお気に入りのようです。
いかがでしたか? ぜひ安田プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※oo_______yuka/Instagram
2024年04月27日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第2日」(26日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーと日本ツアーの共催大会。第1Rの続きから再開され、日没のため4組11人が競技を終えられなかった。37位から出た佐藤大平が62をマークし、ヤニク・パウル(ドイツ)らに並んで首位に浮上。川村昌弘(30)=JCR Pharmaceuticals=は日没サスペンデッドとなっていた第1Rを4アンダーの6位、引き続きプレーした第2Rは4バーディー、2ボギーの68で回った。
欧州ツアーを主戦場とする川村が、暫定10位の好位置につけた。14番グリーンから第1Rを再開し、22ホール少々を回った一日に「終盤は疲れた。良くもなかったけど、悪くもなかった」とさばさばした表情で振り返った。
18年末に欧州ツアーのQT突破後、5年以上同ツアーで戦うパイオニア。直近1年で日本選手が3人も優勝していることに「移動や環境になじめば、日本の選手はゴルフがうまいので驚きはしない」と見解を示す。昨今の円安には「物価はいつも驚く。ご飯とかは安くてクオリティーが高い。そういう意味では日本は最高ですね」と世界中を股にかける“旅人”ならではの視点で話した。
2024年04月27日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第2日」(26日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーと日本ツアーの共催大会。第1Rの続きから再開され、日没のため4組11人が競技を終えられなかった。2月末からのアジアンツアー「ニュージーランド・オープン」でプロ初優勝を果たした幡地隆寛(30)=ディライトワークス=は第1R後半の8番から再開し、同Rは2オーバーの130位の出遅れ。第2Rは8バーディー、1ボギーの63で回り、暫定で17位に浮上する猛チャージをかけた。37位から出た佐藤大平が62をマークし、ヤニク・パウル(ドイツ)らに並んで首位に浮上した。
これが世界で戦う幡地のゴルフだ。順延から再開された第1R終了後、次の18ホールは63の大爆発で、130位の大出遅れから17位に急浮上。2月末からのアジアンツアー・ニュージーランドオープンを制した力は伊達じゃなかった。
昨季ツアー4位の平均309ヤードを誇る飛ばし屋。だが、この日はパターがさえた。「去年の秋に変えて、自信を持ってパッティングできるようになった」と、特注でセンターシャフトにしたスコッティキャメロンの「ファントムX」を武器に3番から圧巻の5連続。4番は20ヤードからのお見事チップインだったが、それ以外は3〜5メートルをきっちり沈めた。
ツアー唯一の日欧共催。元々海外志向が強い幡地の頭の中には、岡山・作陽高の後輩が開拓した欧州経由、米国行きの“久常ルート”もちらりと浮かぶ。ジュニア時代は米国での試合に出場し「コースの広さや難しさ、本当に何も歯が立たなかった」。22年には米下部ツアーのQTに出場するも出場権を得られず、「アメリカには悔しい思い出しかないので、やっぱりそこに挑戦したい」と力が込めた。
猛チャージで週末は面白い位置に飛び込んだとはいえ、首位とは5打差。「(優勝を)意識してもしょうがないんで、まずは明日も良いゴルフをできるように」。2日連続の大爆発で、夢につなげる欧州制覇を狙う。
◆幡地隆寛(はたぢ・たかひろ)1993年6月30日生まれ。広島県三原市出身。10歳からゴルフを始め、ゴルフ部のある岡山県作陽高に進学。同校の後輩には渋野日向子や久常涼らがいる。東北福祉大4年の15年には関東学生選手権を制し、同年12月にプロ転向。20〜21年シーズンには平均飛距離ツアー1位の313ヤードを記録した。188センチ、98キロ。
2024年04月26日 19:09
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
37位で出たツアー未勝利の佐藤大平(クリヤマホールディングス)が9バーディー、1ボギーで、この日のベストスコア62をマークし、通算10アンダーで暫定トップに立った。
2024年04月26日 19:08
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
2週連続優勝中の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は5バーディー、2ボギーの69で、3アンダーで首位と6打差の25位で発進した。
国内ツアーでの3週連続優勝は2007年の全美貞(韓国)、19年の鈴木愛の2人だけ。初優勝から3週連続Vなら史上初の快挙となる。この日は前半に3バーディーと快調にスコアを伸ばしたが、後半に入り12、14番とボギー。それでも終盤に15番パー5でバーディーを取り、最終18番パー3は2メートルを沈めてバーディー。「前半はすごく良かったが、後半はミスパットもあってもったいなかった」と振り返った。
それでも、最後は良い形で締めくくり「明日につながるかと思います」と気持ちは前向き。残り2日へ「トップも伸びていて、全体的にスコアが出ている。自分もそういう(伸ばす)チャンスがあると思うので、明日いいスコアで回れるように頑張りたい」と視線を上げた。
2024年04月26日 18:41
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(26日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第2ラウンドが行われ、日没のためサスペンデッドで11人がホールアウトできなかった。3打差の37位から出た佐藤大平(クリヤマホールディングス)が9バーディー、1ボギー、62をマークし、通算10アンダーで暫定首位タイに浮上。サム・ベアストー(英国)、セバスティアン・ソーデルベリ(スウェーデン)、ヤニク・パウル(ドイツ)とともにトップに立った。
首位からスタートした吉田泰基(東広野GC)は15ホールを終え、8アンダーの5位。昨季日本ツアー賞金王で、今季欧州1勝の中島啓太(フリー)、川村昌弘(JCR Pharmaceuticals)はともに68で、6アンダーの12位から逆転を狙う。開幕戦を制した金谷拓実(Yogibo)は5アンダーの19位。蟬川泰果(アース製薬)は3アンダーで50位。
アマチュアの中野麟太朗(早大)は71と落とし、1アンダーの81位。石川遼(カシオ)は3オーバーの138位で予選落ちが確実となった。27日午前6時20分から競技再開が予定されている。
2024年04月26日 17:17
「男子ゴルフ、ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第2日」(26日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーを主戦場とする川村昌弘(30)=JCR Pharmaceuticals=が、日没サスペンデッドとなっていた第1Rを4アンダーの6位。引き続きプレーした第2Rは4バーディー、2ボギーの68で回り、通算6アンダーで暫定10位付近につけた。
午前6時半からの競技再開に、「なんせ朝が早くて眠たかった」。1日22ホールと少々をラウンドする長丁場で、第2Rは伸ばし切れなかっただけに「何も良くなかったけど、めちゃくちゃ悪くもなかったので。終盤は疲れてアイアンもピンに絡まなかった」と話した。
2018年の欧州ツアーQT突破後、同ツアーのシードを6季連続で維持。年間20試合以上を戦う中でも母国開催は年に1度で、ファンにとってはプレーする姿を見られる貴重な機会。「日本で応援してくれる人にとっては、もう渾身(こんしん)の試合。自分も本当に祈る気持ちで『ここだけは頼むぞ』という感じなので」と普段よりもプレッシャーが掛かる一戦で、まずは上位で予選を通過できたことにホッとした表情を浮かべた。
ここ1年は欧州ツアーでの日本選手の活躍も目立つ。昨年9月のフランス・オープンを制した久常涼や星野陸也、中島啓太が勝利を挙げた。ただ、先に長く同ツアーでプレーする川村は「移動とか環境になじめば、日本の選手はゴルフがうまい。全然驚きはしないですし、『普通にそうだよね』という感覚です」と後輩たちの活躍を見ている。
ただ、海外で活躍するには必要なことがあるという。ひとつは世界のコースへの対応力。「国が変わるとコースが変わる。日本だったら(コースの特色に大きな差があるのは)北海道と沖縄くらいかなと思うんですけど」。
もうひとつは「ゴルフ以外のことに“グッと”来ちゃうと難しい」。食事や生活面など、コース以外での対応力が必要なのだという。「好き嫌いがある子だったら(食事を)探すのも大変だと思う。自分は楽しめてますけど。若いうちに来れば楽しいと思いますよ」とひょうひょうとした表情で語る。
実際、3月のヒーロー・インド・オープンを制した中島啓太は、世界で戦うためにゴルフ以外にも努力と苦労を重ねていた。今週もDPワールドツアーのテレビインタビューには通訳を介さず答えているが、「自分でやっていかないといけないところ」と、さも当然な表情。優勝したインドの大会期間中には「毎晩お腹を壊した」と体重を3キロ落としたが、「でもちゃんと食事は取っていたんですよ」と体力を必死に維持しているようだった。
世界での戦いには過酷な側面があることは間違いない。それでも、欧州で優勝した3人は「楽しめてると思いますよ」と川村は見る。「やっぱりあとはゴルフするだけになっちゃえば、みんなゴルフはうまい」と本領を発揮できているからこそ、後輩たちの勝利にはおどろかなかったわけだ。
2024年04月26日 17:03
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、6位発進だった川村昌弘は4バーディー、2ボギーの68で回り、通算6アンダーでホールアウトした。
2024年04月26日 16:43
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
第1ラウンドが終了し、ツアー1勝の蛭田みな美(ユアサ商事)が1イーグル、7バーディー、ボギーなしの63で単独首位を決めた。自己ベストを2打更新し、大会コース記録も塗り替えた。木戸愛(めぐみ、フリー)が1打差2位で追いかける。
22日の全米女子オープン予選を首位で突破した尾関彩美悠(あみゆ、JFEスチール)、初優勝を目指す天本ハルカ(フリー)が66で回り、3位につけている。河本結(リコー)ら4人が67で5位。
ツアー史上初の初優勝から3週連続Vを目指す竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は69で25位からのスタートとなった。連覇を狙う穴井詩(らら、ゴルフ5)は35位。
2024年04月26日 16:06
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
ツアー1勝の蛭田みな美(ユアサ商事)が1イーグル、7バーディー、ボギーなしの9アンダー、63で単独首位でホールアウトした。約1時間前にプレーを終えた木戸愛(フリー)の64の大会コース記録を塗り替えるともに、自己ベストも2打更新した。
2つ伸ばして迎えた9番パー5で7ウッドの第2打を2メートルに運んでイーグルを奪うと、後半も5バーディー。「下からのラインに多くついてくれた。これまで(の最少が)7アンダーだったので、うれしい」と喜んだ。
今季はアクサレディス宮崎で4位、富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで3位と好成績がある一方、ここ2戦続けて予選落ちを喫していた。「ドライバーのフェースに傷がついていて、先週終わってからヘッドを交換した」。新しいヘッドで安定性が増したという。以前のものは、昨年ツアー初制覇したCATレディースでも使用していたため「優勝したヘッドだから、なかなか替えられなかった。情があって…」と苦笑い。今週勝てば、新ヘッドのドライバーが大事な一本となるため「(2勝目へ)頑張ります!」と意気込んでいた。
2024年04月26日 15:56
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、142位発進だった石川遼(カシオ)は6バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの70と伸ばせず通算3オーバーでホールアウトし、予選落ちが確実となった。「スコア直結のミスが多かった。スイングのブレが、許容範囲に収まっていなかった」と振り返った。
第1R終了時点でカットラインを4打下回っており、バーディーを先行させたい展開。前半11番でドライバーショットを右林に入れ、4オン2パットのダブルボギーを喫してつまずいた。12番で5メートルのパーパットをねじ込み耐え、13番パー3では2メートル半のチャンスをものにする場面もあったが、総じてアイアンショットの精度を欠いた2日間だった。
「序盤からアイアンの距離感が合わせられなかった。左につかまり気味でオーバーというのが多かった」と反省点を挙げ、「今週はショートアイアンで全くチャンスを作れなかった。ピッチングで打ったショットが何回かグリーンを外れたくらい、かなり悪かった。アイアンがしっかり幅に収まってくるようにしないと」と課題を口にした。