2022年07月02日 09:42
テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は1日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-0、6-3、6-4で第25シードのミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic、セルビア)にストレート勝ちを収め、大会通算14度目の4回戦進出を決めた。 大会3連覇中のジョコビッチは、ピート・サンプラス(Pete Sampras)氏に並ぶ7度目のウィンブルドン制覇に近づきつつある中で、この日の勝利は四大大会(グランドスラム)通算330勝目となった。試合後には「それだけ長い年月プレーしているということだ。それは本当にありがたいし、最高レベルの舞台で競技を続け、グランドスラムでさらなる勝利を積み上げていける立場にいられて、とても感謝している」とコメントした。「このレベルを維持できているのを誇りに思う」 クォン・スンウ(Kwon Soon-Woo、韓国)との1回戦で1セットを落とした後、タナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis、オーストラリア)との2回戦では7ゲームを失うにとどめたジョコビッチはまた、「正直なところ、大会が進むにつれてプレーが良くなっていると思う。それは常に望んでいることだ」とし、「もっと調子を上げていけると常に分かっているし、いつも最大限の力を引き出すことを望んでいるけれど、ここまでは順調にいっている。次戦を楽しみにしている」と手応えを口にした。 ジョコビッチが4回戦で待ち受ける相手は、ワイルドカード(主催者推薦)のティム・ファン・ライトーベン(Tim Van Rijthoven、オランダ)に決定。現在世界104位でグランドスラムの本戦出場は今回が初めての同選手は、3回戦で第22シードのニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)を6-4、6-3、6-4で撃破した。■関連記事 ・キリオス「俺はかなり手ごわい」 快勝でウィンブルドン3回戦進出 ・ナダル、「完璧でない」状態も3回戦進出 ウィンブルドン ・ジョコ快勝で16度目の3回戦進出 ルードは敗退 ウィンブルドン
2024年04月26日 17:09
国際テニス連盟(ITF)は25日、女子の国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)の決勝ラウンドについて、これまでのグループステージを廃止して、史上初のノックアウト方式で行うことを明らかにした。
11月12日から20日までスペイン・セビリア(Seville)のエスタディオ・ラ・カルトゥーハ(Estadio La Cartuja)で行われる今年の決勝ラウンドでは計12か国が出場。上位4シードが1回戦が免除され準々決勝から出場し、他の8チームが1回戦からプレーする。
今月に行われた予選ラウンドの結果、前回覇者のカナダに加え、オーストラリア、チェコ、英国、ドイツ、イタリア、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、米国、そして開催国スペインが決勝ラウンドに臨むことが決まっている。
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2024年04月26日 16:38
男子テニス、ドイツ出身の元名選手ボリス・ベッカー(Boris Becker)氏(56)が債務者との取引で破産の免責が認められたと、同氏の弁護士が25日に明らかにした。
独ベルリンに拠点を置く弁護士はAFPに送った発表文で、「破産管財人と合意した結果、2017年に開始されたボリス・ベッカー氏の破産は、昨日英ロンドンの高等法院が下した決定により法的に終了した」と述べた。
その一方で、合意内容の詳細については、「現時点では」引き続き機密事項であるとしている。
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で3度の優勝を誇ったベッカー氏は、250万ポンド(約4億8600万円)の資産およびローンを隠して借金返済を免れた破産法違反で、2022年4月に禁錮2年6月の実刑判決を受けた。
英国の外国人受刑者に関する法律に基づいて同12月に釈放された後は、ドイツへ強制送還されていた。
ベッカー氏はスペイン・マヨルカ(Majorca)島に所有していた300万ポンド(約5億8000万円)以上の不動産の未払いをめぐって債権者に5000万ポンド(約97億円)の返済義務があり、2017年に破産宣告を受けた。
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2024年04月26日 10:14
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算22勝を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-0のストレートで16歳のダーウィン・ブランチ(Darwin Blanch、米国)に快勝し、大会に別れを告げる中で2回戦に駒を進めた。
2024年を競技生活最後のシーズンと位置付け、これがマドリード・オープン最後の出場になるとみられている37歳のナダルは、けがからの回復を続けている中で本来の調子ではないものの、わずか約1時間で相手を一蹴した。
それでも、通算14度の優勝を誇る全仏オープン(French Open 2024)については出場できるとは限らないと慎重な姿勢を示しており、「自分は結果重視の人間ではない。何が起こるかについては現実主義者だ。きょうの相手は良いポテンシャルを持っていたけれど、あまりにも多くのミスを犯した」とコメントした。
「パリ(全仏オープン)に関する予測は変わっていないし、ここで変えるつもりはない。ローマ(イタリア国際<Internazionali BNL d'Italia 2024>)の後に決断する」
ナダルは前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)で1月以来のツアー復帰を果たし、2回戦でアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)に敗れた。来月のイタリア国際とローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)を前に本来の調子と体調を取り戻そうとしている中で、次戦は再びデミノーと激突する。
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2024年04月26日 09:53
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は25日、女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は2-6、6-4、5-7で大会第15シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)に敗れた。
2024年04月25日 10:48
男子テニス、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は24日、「しっかりと戦える状態」にないと感じた場合は、最多14回の優勝を誇る今年の全仏オープン(French Open)には出場しないと述べた。
今週出場するマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)の会見で、「これからの3週間で何が起こるかは分からない。戦い続けるし、パリ(全仏オープン)でプレーするために自分がやらなくてはならないと思うことをやる」としつつ、「今の状態なら出場しない。もしパリがきょうだったらコートには上がらない。それが現実。しっかりと戦えるという手応えがある場合にのみパリでプレーする」と発言した。
ナダルは股関節のけがで昨季の大半を棒に振り、今年1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)で復帰したが、筋肉系の問題ですぐさま再離脱し、今シーズンはここまで5試合のみの出場となっている。今季のクレー初戦となった前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は2回戦敗退。マドリード・オープンでは25日の1回戦で16歳のダーウィン・ブランチ(Darwin Blanch、米国)と対戦する。
マドリード・オープンに向けては「100パーセントでプレーできる状態ではないが、あす試合をする準備はできている。マドリードで最後にもう一度プレーすることが自分にとっては大切」と語った。
その一方で、現役最後になる可能性があるとして迎えている今シーズンは、これまで思い描いたようにはいっていないとも話し、「数週間前はツアーでもう一度プレーできるかも分からなかった」「完璧ではない。でも少なくともプレーはできているし、自分にとってとても大切ないくつかの大会で楽しむことができている。コートの上でおそらく別れを告げられるという事実は喜べる」と述べた。
状態については、技術ではなく「体の制限」に問題があると説明。「この1年半から2年はいろいろなことがあった。体の感覚が自分の望む形での戦いを許してくれていない」とコメントした。
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2024年04月25日 10:05
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は24日、女子シングルス1回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)はラッキールーザーのグリート・ミネン(Greet Minnen、ベルギー)を6-4、6-1で下し、クレーコートで2022年以来となる白星を挙げた。
大坂は米国のハードコートで育ち、これまで赤土では苦戦することが多かったが、この日は2年ぶりとなるマドリード・オープンの試合で快勝し、第15シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)との2回戦に駒を進めた。
試合後に大坂は「今は以前よりずっとクレーを受け入れられている」と話し、「(クレーには)美しさがあると思う。今はクレーが得意な選手からひらめきを得ている。イガ(・シフィオンテク<Iga Swiatek、ポーランド>)のようになりたいとかいうわけではなく、自分の持っているものでベストを目指したい」と語った。
この日の試合については「フォアハンドで何度かいい感じでスライディングができたと思う。そこについては自分でもうれしかった」「相手がいいドロップショットを打ってきていたが、自分も結構うまく拾えたと思う」と振り返り、「動きの面ではどんどん感覚が良くなってきている。ショットも何本か重いボールを打てた。この感じを続けていければと思う」と述べた。
また、今夏にパリ五輪が全仏オープン(French Open)の会場で開催されることも、クレーコートでいいプレーをしたいというモチベーションになっていると明かし、「五輪は本当に大きな目標。心から出場したいと思っている」と付け加えた。
その他の試合では、大坂と同じく元全米オープン(US Open Tennis Championships)覇者のエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)が予選勝者のマリア・ルルデス・カルレ(Maria Lourdes Carle、アルゼンチン)に2-6、2-6でストレート負けを喫した。
前週のオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(Open Capfinances Rouen Métropole 2024)を制した2017年の全米オープン女王スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)は6-3、5-7、6-4でマルティナ・トレヴィザン(Martina Trevisan、イタリア)に競り勝ち、クレーでの連勝を6に伸ばした。
元世界ランキング2位で、昨年疲労骨折した腰の痛みに今も苦しんでいるパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)は6-2、3-6、3-6で予選勝者の同胞ジェシカ・ボウサス・マネイロ(Jessica Bouzas Maneiro)に敗れた。
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2024年04月23日 11:56
男子テニス元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、9月に独ベルリンで行われる欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup)に出場することが決まった。主催者が22日に発表した。
6月で38歳になるナダルは今シーズン限りでの引退を示唆しており、同大会が現役最後の舞台になる可能性がある。
ナダルは2022年のレーバー・カップで引退したロジャー・フェデラー(Roger Federer)とダブルスを組んだ経緯もある。
ナダルは股関節のけがで昨シーズンの大半を棒に振ると、1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)で復帰したが、股関節の問題が再発して全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)を欠場。3か月の離脱を経て12回の優勝を誇る前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)から戻ってきたが、2回戦で敗退している。
9月20〜22日に行われるレーバー・カップでは、ナダルの他にカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が欧州チームとして出場する。
対するワールドチームは、これまでアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)と米国のテイラー・フリッツ(Taylor Fritz)、トミー・ポール(Tommy Paul)の参加が決まっている。
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2024年04月23日 09:47
男子テニス、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が22日、今週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を欠場すると表明した。
2024年04月22日 12:45
男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は21日、シングルス決勝が行われ、大会第3シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)が第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を7-5、6-3で下し、キャリア最大のタイトルを獲得した。
前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)決勝ではチチパスに敗れており、そのリベンジにもなった。
ルードはこれが通算11勝目だが、過去の10勝はいずれもATP 250でのものだったため、ATP 500の今大会のタイトルはキャリア最大となった。
試合後にはスペインのスポーツチャンネル「テレデポルテ」に対し「大きな意味のある優勝だ。キャリアで獲得した中で最も大きなタイトルであり、ずっと追い求めてきたものだ」と喜んだ。
今季進出した過去3回の決勝ではいずれも敗れていたが、ついに初優勝を果たし、マッチ勝利数もツアー最多の29勝としている。
一方のチチパスは精彩を欠き、連勝が10で止まった。
試合後には「バルセロナではベストのテニスができなかった。1週間を通して自分のショットがモンテカルロのときのような効果を発揮できている感じがしなかった」「きょうはメンタル的な余裕もなかった。キャスパーが良すぎた」と振り返り、大会のコートが自分のショットに合っていなかったとも話した。
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2024年04月22日 11:03
女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)は21日、シングルス決勝が行われ、大会第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)が6-2、6-2でマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を下し、優勝を果たした。
準決勝で3連覇を狙った世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を破ったルバキナは、両セットとも2回のブレークに成功し、コスチュークをわずか1時間9分で退けた。
ルバキナはこれがブリスベン国際(Brisbane International 2024)とムバダラ・アブダビ・オープン(Mubadala Abu Dhabi Open 2024)に続く今季3勝目で、通算8勝目。クレーコートでは通算3勝目となった。
世界ランク27位のコスチュークも、今大会はトップ10の鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)、ココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)、マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を破って厳しいドローを勝ち上がってきたが、最後はストレートで快進撃を阻まれた。
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2024年04月21日 11:18
男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は20日、シングルス準決勝が行われ、大会第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は5-7、6-4、6-2の逆転でドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)を退け、決勝進出を決めた。
決勝では前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)決勝で対戦したキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)と再戦する。
モンテカルロ大会ではチチパスが勝利し、ルードは今季決勝で3戦全敗となった。
第3シードのルードは第13シードのトマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry、アルゼンチン)を7-6(8-6)、6-4で下し、決勝へ駒を進めた。
今季はモンテカルロ大会の前にロスカボス・オープン(Mifel Tennis Open by Telcel Oppo 2024)とメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2024)でも準優勝に終わっているが、これでマッチ勝利数はツアー最多の28勝と好調を維持している。
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2024年04月21日 09:29
女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)は20日、シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)が3連覇を狙った第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を6-3、4-6、6-3で破り、決勝に進出した。
2024年04月21日 08:51
女子テニス元世界ランキング1位で、四大大会(グランドスラム)通算2勝のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が20日、現役引退を発表した。
ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード(2024 Laureus World Sports Awards)の会見で「お別れを言うときが来た。長く美しい現役生活だったが、引退するときが来たと感じる」と述べ、「少しずつ下した決断」と説明した。
1年以上ツアーから離れ、昨年1月のリヨン・オープン(Open 6ème Sens - Métropole de Lyon 2023)が最後の公式戦となっていた中で「競技を中断して家に戻ったときは休みを心から歓迎した」「日に日に気分が良くなり、以前のような規律や厳しい生活を懐かしむこともなく、これまでポジティブな時間となっている」と語った。
現在30歳のムグルサは、2012年にツアー本戦デビューを果たすと、15年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)で初のグランドスラム決勝に進出。そのときはセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れたが、翌16年の全仏オープン(French Open 2016)では決勝でセレーナに雪辱を果たし、グランドスラム初優勝を遂げた。
17年のウィンブルドンではセレーナの姉ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破ってグランドスラム2勝目を挙げ、その2か月後に世界ランク1位になった。
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2024年04月20日 11:27
男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は19日、シングルス準々決勝が行われ、大会第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は相手のマッチポイントを2本しのぐなどして4-6、6-3、7-6(10-8)でファクンド・ディアス・アコスタ(Facundo Diaz Acosta、アルゼンチン)に競り勝ち、準決勝に駒を進めた。
試合は最終セットの第12ゲーム、世界ランキング53位のディアス・アコスタがマッチポイントをふいにし、勝負はタイブレークにもつれた。その後は互いに相手のマッチポイントをしのぐ中、バルセロナ大会で準優勝3度のチチパスが勝利を収め、優勝した前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)から続くマッチ連勝を9に伸ばした。
チチパスは20日の準決勝で世界59位のドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)を迎え撃つ。ラヨビッチは第16シードのアルトゥール・フィス(Arthur Fils、フランス)を6-4、3-6、6-2で撃破して勝ち上がった。
前週のモンテカルロ大会で準優勝を収めた第3シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は、6-4、6-3でマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi、イタリア)に快勝。第13シードのトマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry、アルゼンチン)は7-6 (7-4)、7-6(7-1)で第12シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)との接戦を制し、ルードとの準決勝の切符を手にした。
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2024年04月20日 09:17
女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)は19日、シングルス準々決勝が行われ、前回女王で大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は7‐6(7‐2)、6‐3でエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)を下し、4強入りを決めた。
大会2連覇中で世界ランク1位のシフィオンテクは、2021年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)女王のラドゥカヌを約2時間で退け、大会での連勝記録を10に伸ばした。準決勝では第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)と対戦。ルバキナはジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を6‐3、5‐7、6‐3で下している。
一方、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)を制した第6シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)は、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)女王のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)を3‐6、6‐3、7‐5で退けて4強入りを決めた。
ボンドロウソバは2018年の勝利を最後に4連敗を喫していたサバレンカを下し、昨年のウィンブルドン以来となる準決勝進出を決めた。敗れたサバレンカはボンドロウソバの倍となる35本のウイナーを打ち込んだものの、相手の3倍近くとなる48本のアンフォーストエラーを記録し、4年連続の大会決勝進出を逃した。
ボンドロウソバは準決勝でマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)との対戦が決定。コスチュークは第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)を3‐6、6‐4、7‐6(8‐6)で下した。
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