2024年03月28日 17:11
日本ハムの新庄剛志監督(52)が「セコセコ野球」で勝負する。28日、ZOZOマリンスタジアムで前日練習を行い、「パーソル パ・リーグ2024 開幕記者会見」に出席。敵将・吉井監督を前に「“セコセコ野球”。相手が防げない点の取り方をして、ピッチャーがしっかり抑えて勝つと言うことですね」と宣言した。 会見後に報道陣の前で「セコセコ野球」の一端を明かす。「ヒットを打って点を取るのと、甘いボールをゴロで転がすのはどっちが簡単だと思いますか?プロ野球選手ですよ。ぜんぜん当てられるでしょ。それで1点入る。一、三塁でエンドランでゴロを打ってセカンドに残る。投手が守り切るという」。接戦を想定して、最後の1点を「セコセコ野球」で奪う。盤石なリリーフ陣で逃げ切る。そんな青写真だ。 千葉は昨年6月24日には屈辱も味わった地だ。同点の九回無死二、三塁、そして1死三塁に2度もスクイズを読まれて外された。会見では「去年1人のバッターでスクイズを2回して、天才・吉井監督に見破られたんで、今年は3回やりたいと思います」とリベンジ宣言。吉井監督も「3回外す勇気は多分無いでしょうね」とやんわりと返していた。 「セコセコ野球」の下地は意表を突く作戦を繰り返した2年間で作り上げてきた。「選手が何かあるだろうなという気持ちを持って打席に入ってくれているので。試合がないときも『あるよ。あるよ。練習しておいてよ』と意識は持たせている。緊張感は無いと思う」と遂行する選手に自信を持つ。「僕たち点を取るんですけど、徐々に追い上げられて逆転サヨナラ負けしているので、これを逆にしていきたいと思います」。勝負の3年目。セコく、それでも確実に勝つ思いだ。
2024年04月28日 02:42
敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場する。試合前にはブルージェイズのジョン・シュナイダー監督と本塁付近で会話を楽しむ場面もあった。
昨オフに一部米メディアによって、大谷がブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。前日26日(同27日)の同カードでは、トロントファンからの大ブーイングの中、初回に7号ソロを放った。
大ブーイングから一夜明けたこの日、試合前にキャッチボールを終え、ゲレーロJr.らとハグした後に、シュナイダー監督のもとへ。ウィル・アイアトン通訳らを交えて、ジェスチャーをしながら談笑していた。日本メディアの取材に応じたシュナイダー監督は「ただ、挨拶しただけだよ。ブーイングしてごめんなさいとね」と会話の内容を明かした。
ドジャースと対戦前に、米メディアの取材に対し「(大谷にあげた)ブルージェイズの帽子を返して」とジョークを飛ばしていた指揮官。この日、返してもらったかと問われると「冗談だよ。彼がどこかにまだ持っていることを願うよ」と笑った。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月28日 00:07
敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間28日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場する。ブルージェイズは花巻東高の先輩、菊池雄星投手が先発する。
前日26日(同27日)の同カードでは、トロントファンからの大ブーイングの中、初回1死の第1打席で7号ソロ。9回の第6打席で代打を送られ交代した。打率.354。チームは19安打12得点でブルージェイズに大勝した。
この一発でデーブ・ロバーツ監督の持つ球団日本生まれ選手最多ホームラン記録である7本に並んだ。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)はメジャー移籍後、自己最遅弾だった。
菊池は今季は5試合で2勝1敗、防御率2・28。前回登板となった22日(同23日)のロイヤルズ戦では、6回を投げ5安打2失点で2勝目を挙げていた。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 23:20
20日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」に元プロ野球のレジェンド投手が出演。先発投手と中継ぎ投手に分かれて議論を交わした。
中継ぎ陣から、当日のベンチに入らない投手は「上がり」として、試合中に自宅や宿舎に戻ることができる仕組みを批判された先発陣。元巨人の上原浩治氏は「独身だったので」と近所の定食屋で食事しながらテレビ観戦していると、他の客から「二度見された」と明かした。
元オリックスの星野伸之氏は上がりで飲みに出かけ、当時は携帯電話もスマホもない時代で店の人に「勝った?負けた?」とチームの勝敗を確認していたと明かした。すると同じ先発組の元中日・山本昌氏が「飲み屋行ってたの?ダメだよね」とまさかのダメだし。「試合中には外に出たことはない」とした。
これには元阪神の能見篤史氏も「阪神ですよ。阪神でそれしたら、ファンはどうなります?」と山本昌氏に同調。「昔先輩方が北新地で…いろんなことが起こったらしい」とバラすとスタジオ内は爆笑に包まれた。
司会の浜田雅功から「どいうこと?」と聞かれた能見氏は「(投げない投手が)残留させて勝手に飲みに行ってわけわからんことになったんで、全選手が遠征に帯同することになった」と経緯を説明した。
2024年04月27日 21:57
ソフトバンク2―1西武(パ・リーグ=27日)――ソフトバンクがサヨナラ勝ちで4連勝。
2024年04月27日 21:49
巨人2―1DeNA(セ・リーグ=27日)――巨人は二回、岡本和のソロ本塁打と大城卓の犠飛で先行し、継投で逃げ切った。
横川は今季初先発で初勝利。DeNAは再三の好機で決定打が出なかった。
◇
阪神5―4ヤクルト(セ・リーグ=27日)――阪神は五回、近本の2ランで逆転。七回は森下が適時打を放ち、継投で逃げ切った。ヤクルトは九回、武岡のソロで1点差としたが、続く好機を生かせなかった。
◇
広島6―4中日(セ・リーグ=27日)――広島が勝率5割復帰。二回に宇草の2ランで先制、七回と九回には小園の適時打で加点。先発の森下が2勝目。中日は3本塁打も実らず、勝ち越しがなくなった。
2024年04月27日 20:09
「日本ハム9−0オリックス」(27日、エスコンフィールド)
日本ハムがともに今季最多となる17安打9得点で圧勝。7カード連続で初戦を勝利し、貯金を今季最多タイの4とした。
5番に入った田宮が攻守でチームを支えた。守っては先発・伊藤を6回1安打無失点に導くなど、完封リレーを支える好リード。打撃では初回に右翼線に適時二塁打。七回も右翼線に適時二塁打。八回は左中間に2点適時二塁打と3本の適時二塁打で3打数3安打4打点の大暴れ。現時点で規定打席には足りないが、打率・423まで上げた。
「いい打席もあったり、ちょっとラッキーなヒットもあったりしたので。しっかりいい打席を1打席、1打席送っている結果がいいかなと思います」。この日の打席と好調ぶりを振り返った。
八回2死一、二塁ではオリックスに移籍した吉田と対戦。8球粘って左中間にダメ押し2点二塁打を放った。同じ高卒で吉田がドラフト1位、田宮が同6位。「楽しんでやろうと思って打席に立ちました。あっちも力入っていましたし、僕も力入ってた。最後は力抜けていいスイングができました」と笑顔を見せた。
開幕スタメンをつかみとり、最初は9番。今では5番での出場が多い。新庄監督は「上手かったねー、最後のバッティングも。最初の1本目のヒットが彼を乗せた。きょうはもう2、3本打ってくれるだろうなという気持ちではいました」と絶賛。好調のチームを6年目の若き捕手が支える。
2024年04月27日 20:00
◆ 指揮官は「うまく組み立てていました」と評価
昨日の勢いのまま連勝を狙いに行ったDeNAだったが、巨人投手陣を捕まえきれず悔しい惜敗を喫した。
先発のアンソニー・ケイは序盤不安定な投球と味方のミスもありながら7回を2失点にまとめたものの、得点は宮粼敏郎のソロホームランのみ。あと1本が出ていればという展開だっただけに、スタンドからもため息が漏れた。
試合後三浦監督は「カットボールとか、ちょっとうまく捉え切れなかったですね」と巨人先発の横川凱に5回で無得点に終わった攻撃を反省。「なんとか選手たちも出塁してっていうところで、もう1本というところまでの形は作れたんでねすけど…(タイムリーが)出なかったっていうとこですね」とうなだれた。
しかしレフトからのレーザービームで2度もセカンドで封殺を見せた関根大気には「普段の練習からね、しっかりと意識して取り組んでくれてます。牧(秀悟)もうまくカバーしたいと思います」と笑顔。先発のケイに対しても「ちょっと前半はばらつきもあり、ストライクとボールがはっきりしていたところがね、特に変化球変を修正しながら、うまく組み立てていました。ストレートは元々強いですし、ゾーン付近に変化球も集まるようになってきましたし、よかったと思いますね」と評価していた。
ケイ本人も途中から立ち直ったことに「何か大きな修正をしたっていうわけじゃなかったんですけども、試合の中で配球面の組み立ての順番を変えたっていうところと、カットボールがゾーン内に行くようになってからすごく安定したなと思います」と満足げ。
味方のミスにも「ミスは付き物だし、必ず野球においてあるものなので、それに対して引きずられないっていうこと。またミスもあれば、必ず守備によって助けられるっていうことも必ずあるので、そこでこう意識しないことっていうのは思ってました」と仲間を思う気持ちと、メンタルの強さも口にした。
「もうすっかり慣れました」と日本野球への対応もOKとした助っ人外国人の存在は、この先の戦いに大きな力となりそうだ。
写真・取材・文 / 萩原孝弘
2024年04月27日 19:51
「ソフトバンク2−1西武」(27日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが延長十回の激闘の末に今季初のサヨナラ勝ちで4連勝とした。
2024年04月27日 19:47
● DeNA 1 − 2 巨人 ○
<5回戦・横浜スタジアム>
巨人の4番・岡本和真が27日のDeNA戦で第4号ソロを放った。
岡本は0−0の2回無死走者なしで迎えた第1打席、先発・ケイが投じた初球のストレートを振り抜いた打球は左中間スタンドに飛び込んだ。これが岡本にとって、4月12日の広島戦以来と本塁打となった。
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に出演した谷繁元信氏は、「打席の中でイライラしているようなそぶりを何度か見たんですけど、ボールもそこまで自分の感覚の中で見えていない状態が続いていた」と指摘し、「1本出ると変わってくると思うんですよね」と予想した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月27日 19:45
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に出演した谷繁元信氏が、中日について言及した。
中日はオープン戦12球団トップも、ヤクルトとの開幕3連戦で1分2敗と負け越し。それでも、続くバンテリンドームでの巨人との3連戦に2勝1敗と勝ち越すと、4月5日の広島戦から引き分けを挟んで6連勝。4月17日のヤクルト戦後には貯金を今季最多の「6」としたが、18日のヤクルト戦から23日の巨人戦にかけて5連敗。4月27日の広島戦に敗れ、11勝11敗1分と貯金がなくなった。
谷繁氏は「ドラゴンズは開幕からいい形できていたんですけど、少しチーム的にあまりよくない状態に入っているが、なんとか試合を作りながら進めている」とここまでの戦いぶりを振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月27日 19:44
「DeNA1−2巨人」(27日、横浜スタジアム)
バレーボール女子元日本代表の木村沙織さん(37)が始球式を行った。5月から始まるバレーボール・ネーションズリーグのプロモーションも兼ねて、日本代表のユニホーム姿で登場すると、スタンドからは大きな歓声が沸き上がった。
ポニーテールを揺らし、身長185センチのすらりとしたスタイルから繰り出されたボールは美しい軌道だったが、惜しくも捕手の手前でワンバウンド。それでも満面の笑顔を浮かべ、駆け足でマウンドを降りると、ベンチ前で見守っていた子どもにボールを見せて、母としての顔をのぞかせた。
SNSでは「ナイスピッチング!」、「木村沙織マジで年々綺麗になっていくな」、「やっぱり頭身スゲーな」、「相変わらずの可愛いさ健在で震える」、「いいコントロールしてる」、「歳を重ねても変わらないなぁ。スタイルも相変わらず凄い。そしてナイスピッチング」と、驚きの声が上がっていた。
2024年04月27日 19:31
大谷翔平が大ブーイングの中で放った7号ソロ…「メンタル強くない」発言にファンが“猛反論”
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦で3戦ぶり7号ソロを放った。
2024年04月27日 19:25
○ 日本ハム 9 − 0 オリックス ●
<4回戦・エスコンF>
オリックスは投打とも振るわず今季4度目の完封負け。2連敗で勝率5割に逆戻りとなった。
トミー・ジョン手術を経て2年ぶりの一軍登板となった先発・椋木は、初回から日本ハム打線につかまり3回9安打4失点で降板。今季初黒星を喫し復帰後初白星はお預けとなった。
5点ビハインドの8回は、5番手の吉田がかつての本拠地・エスコンフィールドで移籍後初登板。ドラフト同期の田宮に2点適時二塁打を浴びるなど1イニング4安打4失点と乱れ、防御率は6.75に悪化した。
打線は日本ハム先発・伊藤の前に5回までノーヒット。6回は1番・福田の初ヒットを口火に二死一、二塁としたが、4番・セデーニョが三直に倒れた。7回は2番手・河野に3連打を浴びせ一死満塁の好機を作るも、9番・杉本が空振り三振に倒れるなど無得点。8回以降もチャンスを生かせず、計11残塁の拙攻で完封負けを喫した。
2024年04月27日 19:25
「中日4−6広島」(27日、バンテリンドーム)
絶好調男のバットが止まらない。広島の宇草孔基外野手(27)が3号先制2ランを放ち、抜群の存在感を示した。
「6番・左翼」で出場。二回1死一塁で、梅津の高めの直球に反応。打球は右翼席の最前列に飛び込む先制弾となった。「変化球が来ると思った。真っすぐは遊撃の頭の上ぐらいに低い打球を打っていこうと思っていた。本当にたまたまです」と謙虚に振り返った。
19年度のドラフト同期入団の森下が先発した試合で2戦連発。「(森下)暢仁に勝ちを付けられて良かった」と笑みをこぼした。
2024年04月27日 19:25
「中日4−6広島」(27日、バンテリンドーム)
広島が快勝し、勝率5割に復帰。前回対戦で3戦連続完封負けを喫していた中日から今季初勝利を挙げた。
二回に好調・宇草が先制の3号2ラン。中盤以降も追加点を奪った。先発・森下は上林のソロのみにとどめ、7回1失点で2勝目。2点リードの九回は、25日のヤクルト戦でサヨナラ弾を浴びていた栗林が三者凡退に片付けて6セーブ目を挙げた。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−宇草がチームにいい流れを持って来ている。
「本当だね。きょうもいい本塁打。ナイスバッティングです」
−森下の投球は。
「要所を締めて5連戦の頭で七回まで投げてくれてナイスピッチングだった」
−八回、益田に交代したのは点差を考えて。
「うん、そう。点差。4点差かな。益田にいってもらいました」
−2点差に迫られた八回途中に島内が反撃を食い止め、九回は栗林が占めた。2人とも25日のヤクルト戦で失点していた中で、抑えた。
「期待通りのピッチングをしてくれたと思いますよ。島内もしっかり止めてくれたし、栗林もナイスピッチングだったと思います」
−やられた次の試合でやり返す流れができている。
「そうだね。防御率0・00でシーズンを終えるピッチャーなんていないわけだから、いつも言っているようにやられた後が大切。そういう意味で2人ともナイスピッチングだったと思います」
−勝率5割復帰。ここ最近の手応えは。
「ここ数試合、徐々にかみ合ってきているなという試合がたくさん出てきているので、そういう意味では手応えはありますけど、5割は一つの目安になるけどまだ4月。数字的なものは日々上下するので、過敏にとらわれてはいないです」