2024年04月27日 05:00
ノアの拳王(39)が、新日本プロレスに電撃登場したジェイク・リー(35)への怒りを爆発させた。ジェイクの行動により、5月4日東京・両国国技館大会でGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.に挑戦するいとしの清宮海斗にミソがついたと断罪。さらにジェイクのターゲットとなった内藤哲也に対しても、緊急で越境エールを送る。海斗さん、哲也さん、あとは頼んだ――。 23日の新日本後楽園大会に電撃登場したジェイクは、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と結託し、内藤を襲撃。27日広島大会で新日本初参戦を果たす。 業界に激震が走ったこの行動に、怒りをあらわにするのが拳王だ。「他団体に倒したい相手がいて、行動に移したっていうのは褒めてもいいかなと思ったんだよな。でも、後で内容を聞いて、今ははらわたが煮えくり返ってるよ」とまくしたてた。 無関係人物のように見える拳王だが、首を突っ込むのには理由がある。ジェイクは20日の新日本・町田大会までにデビッド・フィンレーにDMを送り、内藤を標的としていたことが分かっている。そして、22日ノア新宿大会で清宮とのGHC次期挑戦者決定戦に敗れた翌日に新日本マットに乗り込んだというのが時系列で、二兎を追っていた証拠が出そろっている。 最近になって清宮に異様な執着心を見せてきた拳王は「GHCを本気で取る気があったのかって。そんな中途半端な気持ちで、俺の海斗さんに勝てるわけがないだろう」とバッサリ。ジェイクの行動で清宮の挑戦にミソがついたと断罪する。 さらには「俺の哲也さんを倒したいんだったら、GHCを取ってから倒す方が筋は通っていたのに…。中途半端なマネばかりして俺の愛する2人の価値を下げて、どう落とし前をつけてくれるんだ」。かつての抗争相手、内藤まで「哲也さん」呼び始めたから面倒くさいことこの上ない。 「俺が手を下すまでもなく、2人が何とかしてくれるはずだ。海斗さんはしっかり両国でベルトを取ってくれるし、哲也さんはジェイクを成敗して、2度目の引退に追い込んでくれるだろう」と、よく分からない立ち位置から、清宮と内藤に対する信頼を表明した。 ちなみに拳王は「ALL TOGETHER(AT)」(5月6日、東京・日本武道館)で新日本・藤田晃生とのシングル戦が決定済み。「何で俺だけヤングライオンの子守役なんだよ…。ATと言えば夢のカードだろ。藤田はさっさと片づけて、次回の札幌(6月15日)では、俺と海斗さん、哲也さんのトリオでどうだ?」と日本プロレスリング連盟に提案した。清宮と内藤が相手にしてくれればいいのだが…。
2024年05月07日 19:05
6日のボクシング興行で4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチで王者井上尚弥に6回TKOで敗れた挑戦者ルイス・ネリ(29)=メキシコ=が一夜明けた7日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。雨の中、東京ディズニーランドを訪れている様子を投稿した。
園内を歩く動画やシンデレラ城の写真も公開。家族とともにリフレッシュしたようでSNSには目撃談も寄せられ、「あのパンチ食らって次の日ディズニー強すぎ」、「悪童ネリも普通にいいパパ」、「翌実にもうディズニー満喫してんのかw」などと驚きの声も上がった。
ネリは井上から1回にダウンを奪ったが、徐々に失速。6回にTKO負けを食らった。前日の試合後は病院に直行し、予定されていた会見は中止となったが、インスタグラムのストーリーズを更新。「良い時も悪い時も」と切り出し、「皆さんの応援に感謝します。俺は大丈夫。できる限りのことをした」と伝えた。
2024年05月07日 18:40
ノアのGHCヘビー級王者・清宮海斗(27)が7日、拳王(39)と新ユニット「ALL REBELLION(オール・リベリオン)」を結成した。
4日の両国大会でGHCヘビー級王座を奪取した清宮は、拳王との共闘を決意。この日は改めて「両国で俺は誓いました。ノアをもう一度、業界トップに持っていく。そのために拳王とともにノアを変えていきます」と表明し、2人で固い握手を交わした。
2人のチーム名をオール・リベリオンと発表。リベリオンは「反乱」や「謀反」の意味を持つ。拳王も「すべては革命のために。俺は清宮海斗とともにノアを業界トップへ持っていく。この清宮の本気の目、見てみろ。今の清宮は昔とは違うぞ。自らの言葉ではっきりと『ノアを業界トップに持っていく』と。古くさいノアをぶち壊して新しいノアをつくり上げる。清宮海斗とともに拳王はオール・レベリオン、ノア革命を起こしてやる」と強い決意を示した。
するとそこへ、アレハンドロと、謎の黒覆面「クリストバル」が登場。2人も新ユニットに加わった。
団体革命の前にやるべきことがある。6日の日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」(日本武道館)のメイン終了後、清宮は新日本プロレス「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」のゲイブ・キッド(27)に襲撃され、ベルトを奪われた。これにより、6月16日横浜BUNTAI大会のV1戦で迎え撃つことが決まった。
一夜明けても怒りが収まらない清宮は「ゲイブ! ふざけんなよ! このベルトはみんな必死な思いで取りにいってるんだよ。お前みたいな中途半端なひきょうなヤローが持ってていいベルトじゃねえんだよ。新日本とかノアとかそんなボーダーはねえよ。いつでもやってやる。必ずベルトを取り戻します」。
拳王も「オイ、ゲイブ! 清宮には気をつけろよ。ベルトを盗まれた清宮はめちゃめちゃ怒ってるぞ。ウォー・ドッグス、やってやろうぜ。怖くなかったらノアのリングに上がってこいよ。新日本のリングでもいいぞ。お前からベルトを奪還するからな」と予告。オール・リベリオンとウォー・ドッグスの全面戦争に突入しそうな気配だ。
2024年05月07日 18:35
プライム・ビデオは7日、前日の6日に独占ライブ配信した『Prime Video Presents Live Boxing 8』で、日本のプライム・ビデオ史上最大のピーク視聴数を記録したと発表した。
これまで最大ピーク視聴数を記録していたのは2023年にライブ配信した「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(WBC)の野球日本代表「侍ジャパン」と米国代表との決勝戦。
記録を更新したのは世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)−元世界2階級制覇王者・ルイス・ネリ(メキシコ)戦で、6回1分22秒で井上尚がネリからこの日3度目のダウンを奪ったシーン。ネリは立ち上がれず、井上尚のTKO勝利となった。
「Prime Video」ジャパンカントリーマネージャーの児玉隆志氏は「一夜明けてもまだあの東京ドームでの興奮が冷めません。歴史的な闘いをPrime Videoで配信させていただいたことを心から感謝いたします。そして、『Prime Video Presents Live Boxing 8』の井上尚弥選手のKOシーンが日本のPrime Video史上最大のピーク視聴数を記録したことをご報告させていただきます。本当に多くの人に『Prime Video Presents Live Boxing 8』をご視聴いただけたことをうれしく思います」などとコメント。大橋ジムの大橋秀行会長は「34年ぶりの東京ドームでのボクシングの試合ということで、準備が非常に大変でしたが、試合はいずれも激闘ばかりで皆さまにボクシングの魅力を届けられたのではないかと思っております。昨夜は、会場にお越しになられなかった方も多くの方がPrime Videoで配信をご覧いただいたと聞いております。この配信を見て、ボクシングに興味を持っていただけたなら幸いです」などとコメントした。
2024年05月07日 18:27
モンスター級の巨額オファーだ。
2024年05月07日 17:22
グラビアアイドルの雪平莉左が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。6日に東京ドームで行われ、自身がラウンドガールを務めたボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ・井上尚弥−ルイス・ネリ戦に触れ「歴史的興行に感無量でした」とつづった。
雪平はXで、自身がリング上で立っている姿を背後から撮影した写真を投稿。「LIVEBOXING8 ありがとうございました 34年ぶりに東京ドームで開催された歴史的興行に感無量でした」と、自身も“歴史の一員”となれたことに感激の思いを示した。
この投稿には「やはり勝利の女神様ですね」「堂々としててかっこよかったです もちろん安定の美人でした」「歴史的興行に相応しい堂々としたかっこいいお姿に感動しました」などと絶賛の声が多数。「後ろ姿も美しい」と、写真への評価も寄せられた。
雪平は2022年7月7日に行われた世界バンタム級3団体統一戦・井上尚弥−ノニト・ドネア戦でもラウンドガールを担当し、試合後に感動のもらい泣きをしたことなどが話題に。「美しすぎるラウンドガール」の異名を取り、一気にブレークした。
2024年05月07日 17:16
衝撃の逆転TKOから一夜明け会見
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、4団体防衛から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は34年ぶりの東京Dボクシング興行で指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ち。初回に試合では人生初ダウンを喫しながら3度奪い返して逆転勝ちし、4万3000人の観衆を熱狂させた。陣営の大橋秀行会長はこの日、指名試合が求められる状態が続くため、王座を返上する可能性を示唆した。
激戦を終えたばかりの井上だが、次戦はどうなるのか。陣営は9月頃に想定し、WBO&IBF世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)と交渉していく。開催地は関東圏かという質問に、大橋会長は「はい」と返答。4団体のベルト保持について「こだわらないかもしれません」と話した。
ボクシングでは王者が強くはない相手を選び続けることを避けるため、各団体から一定の期間内にランキング上位選手との対戦を義務付ける「指名試合」がある。対戦を避ければ王座剥奪。今回のネリもWBC1位で井上への指名挑戦権を持っていた。通常の王者なら数試合に一度だけ指名戦を消化すればいいが、井上は4つもベルトを持つ。各団体に対戦を待つ上位選手がいる状況だ。
WBOとIBFで1位のグッドマンと対戦すれば両団体の対戦義務はクリアできるが、WBAは元王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が1位として控える。WBAの意向次第では井上は4団体統一王者ではなくなってしまうが、大橋会長は「一度(4団体統一王者に)なったので」と肩書きに固執しないことを強調し、「(対戦を)待たされる気持ちもわかりますから」と返上を示唆した。
世界的にも統一王者が肩書きにこだわらず王座を返上することは多い。
大橋会長によると、年内にはサウジアラビアや英国など海外開催のプランもあるという。「階級はしばらく留まると思います」と説明した。一方、井上は「大橋ボクシングジム30周年に東京ドームで試合ができたけど、ジムも、井上尚弥も集大成じゃない。今後のキャリアを加速させる試合だった。まだまだ熱い試合をしたいので期待してほしい」と夢を膨らませた。
(THE ANSWER編集部)
2024年05月07日 17:12
日本プロレスリング連盟」設立第2弾大会「ALL TOGETHER(AT)」(6月15日、北海道・北海きたえーる)の第一弾対戦カードが7日に発表され、新日本プロレスの内藤哲也(41)とノアのジェイク・リー(35)の初シングルマッチが決定した。
内藤とジェイクの抗争は4月の新日本後楽園大会で勃発した。ジェイクが「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と結託し4月広島大会で新日マット初参戦。ホームリングで迎え撃った内藤は、5対5イリミネーションマッチでジェイクをオーバー・ザ・トップロープの失格に追い込み先勝した。
6日に日本武道館で行われた「ALL TOGETHER」では6人タッグ戦で激突。ジェイクがFBS(串刺し式ビッグブーツ)で内藤から3カウントを奪い、シングルマッチを要求していた。
2011年8月に東日本大震災復興支援チャリティープロレスとして誕生したATは、プロレス界の垣根を超えたカードが数々誕生。「みんなで一緒に」という大会趣旨もあってか、シングルマッチは過去4大会で2試合しか行われてこなかった。能登半島復興支援チャリティー大会となる今回の札幌決戦では、新日本とノアのトップ選手同士によるシングルマッチが実現することになる。
2024年05月07日 17:08
6日に行われたボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、統一王者の井上尚弥が元世界王者で挑戦者のルイス・ネリに6回TKO勝ちした。
2024年05月07日 16:25
ドラゴンゲートは7日、負傷欠場していたT.N.Revolución(ティーエヌレボルシオン=27)と永野海斗(21)が現役を引退すると発表した。両選手と話し合いを重ねた結果、2人の決断を尊重し引退を受け入れたという。
T.N.Revoluciónは2022年9月にメキシコマットでデビューし、23年9月に日本逆上陸。昨秋に左膝前十字靱帯断裂を負い、復帰を目指してリハビリを続けていた。団体を通じて本人は「試合ができる状態になるまでは、まだしばらく時間を要することがわかりました。担当医とも相談を重ね、自身でも悩み抜いた結果、引退の決断に至った次第です。海外武者修行から帰国した矢先のケガで、ファンのみなさんのご期待に応えられず悔しい気持ちでいっぱいですが、決断した以上はこれから第2の人生を頑張っていきたいと思います」とコメントを出した。
一方、永野は22年8月に地元の福岡でデビュー。162センチ、65キロと小柄ながら、スピードを武器に若手戦線で活躍した。永野は「たび重なるケガに悩まされ、復帰を繰り返すたびに試合への恐怖心が芽生えるようになってしまったことが一番の理由です。短いレスラー人生でしたが、これまで応援してくださったみなさまには感謝しかありません。ドラゴンゲートで培ったさまざまな経験を糧に、新たな道を歩んでいきます」。
なお、両選手の意向により引退試合やセレモニーは実施しない。
2024年05月07日 15:48
6日の東京ドームで初防衛に成功したWBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が7日、都内で一夜明け会見を行った。挑戦者の桑原拓(大橋)とは、2021年7月の日本フライ級タイトルマッチで10回TKO勝ちして以来の再戦。序盤は相手のパワーアップを感じるところもあったが、常に前に出て圧力をかけ続けるスタイルで試合を支配して、最大8ポイント差をつける文句なしの判定勝ちを飾った。「できれば倒したかったが、練習でやってきたことは出せたかなと思う」と振り返った。
1月に無敗のダラキアン(ウクライナ)を破って世界タイトルを奪取、そして東京ドームという大舞台で初防衛に成功。「今回はスパンが短かったので、今はゆっくり休みたい。家族とディズニーランドに行く予定もあります」と当面はリフレッシュに専念する。次戦については「年内にできれば」と語り、秋以降になる可能性が高い。
所属ジムの森安竜也会長は、来年以降に地元・岡山での世界戦開催の意向を示した。ユーリ阿久井も「できたら岡山でやりたいですね。今後は統一戦ができたらいいし、ビッグマッチに挑んでいきたい」と力を込めた。
2024年05月07日 15:40
インスタグラムで投稿
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、王者・井上尚弥(大橋)がWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした。敗れたネリは失意に暮れる結末となったが、一夜明けた7日は東京ディズニーランドを訪れた模様。自身のインスタグラムで公開している。
東京ドーム4万人の観衆を沸かせた男は一夜明け、夢の国に渡った。7日午後、インスタグラムのストーリー機能で公開した動画では娘を連れ立ち、東京ディズニーランドを訪問。ライブ配信では腫れ上がった顔で園内を闊歩した。前夜は試合後、病院に直行し、状態が心配されたが、無事に回復している様子だ。
この日はSNSを積極的に更新し、Xでは「アディオス 122(スーパーバンタム級)」と投稿。さらに拳を突き合わせる絵文字とともに「126(フェザー級)」とも記し、転向を示唆するような内容だった。また、インスタグラムでは「俺たちはまだ最後まであきらめない。つまりここで終わりではない。俺はもっとインテリジェンスに、もっと強くなって帰って来る。メキシコ万歳!」とつづり、再起を宣言している。
(THE ANSWER編集部)
2024年05月07日 15:36
新日本プロレス11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会の全対戦カードが発表された。
2024年05月07日 15:26
衝撃の逆転TKOから一夜明け会見
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、4団体防衛から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は34年ぶりの東京Dボクシング興行で指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ち。4万3000人の観衆を熱狂させた。ダウンを3度奪い返して逆転勝ちしたが、初回に試合では人生初ダウン。井上は笑いながら「ダウンシーンを切り取ってXで上げるのはやめてほしい」とファンに“お願い”をしていた。
井上は珍しく少しアザのできた顔で会見した。「昨日、無事にドーム決戦が終了し、映像も見直した。初回のダウンを含め、6回をしっかり見ました。内容的にも満足。凄くいい試合でした。陣営の方々は凄くヒヤヒヤしたと思うけど、ああいう試合は4万人のお客様全てが満足していただいたと思う。自分自身歴史に残るいい日になりました」と話した。
この日は前座のWBA世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチ12回戦で、弟で王者の拓真が同級1位の指名挑戦者・石田匠(井岡)に3-0で判定勝ち。拓真も初回にダウンを喫しながらも2度目の防衛に成功した。
会見で尚弥は、拓真のダウン時について「バンテージ巻きながら何やってんだよって」と状況を説明。父でトレーナーの真吾氏は「俺なんてビックリだよ」と、息子2人が初回ダウンを喫する展開に驚きを口にした。同じく会見した拓真も「ナオの初ダウンは心臓が止まるかと。お兄ちゃんのダウンは見たくない」と話した。
試合では初のダウンを喫した尚弥からは異例の“お願い”も。「ダウンシーンを切り取ってXで上げるのはやめてほしい(笑)。X開くたびに出てくる」と、SNSで自身がキャンバスに倒れる場面が拡散されていることについて語った。
前夜は初回に井上が左アッパーを放った後、ネリの左フックが井上の顎に着弾。試合ではまさかの人生初ダウンを奪われた。再開後はロープに詰められたが、2回に左フックでダウンを奪い返し、5回にもロープ際から左フックで2度目のダウン奪取。6回、右アッパーからの右フックで3度目のダウンを奪い、見事な逆転TKO勝ちを収めた。ドーピング騒動と体重超過で過去に日本と因縁のあったネリを退けた。
東京Dのボクシング興行は、1990年マイク・タイソン―ジェームス・ダグラス戦以来34年ぶり。井上は日本人で初めてメインイベントを務めた。試合後のリングでは、18勝(8KO)の26歳、WBO&IBF世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)と交渉すると明言。9月頃の対戦を希望していた。
(THE ANSWER編集部)
2024年05月07日 15:20
王座を防衛した井上尚弥
5月6日、ボクシングの4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が、東京ドームで元世界2階級制覇王者のWBC世界同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)を6回1分22秒TKOで破り、防衛に成功した。
試合は第1ラウンドから、波乱の幕開けとなった。1分49秒過ぎにネリの左フックがカウンターで決まり、井上はプロ初のダウンを喫する衝撃の展開になった。しかし、残り時間を冷静に防御。そして、第2ラウンドでは井上が左を合わせ、ダウンを奪い返した。第3ラウンドからは井上のペースで試合が進み、第5ラウンドでは左フックで2度目のダウンを奪う。そして、最後の第6ラウンドでは右のカウンターでネリをマットに沈め、東京ドームは4万人の大歓声に包まれた。
「試合後にネリ選手のインタビューが予定されていましたが、大事を取って、病院に直行となりました。ただ、ネリ選手のダメージは深刻なものではなかったようです。WBCのマウリシオ・スレイマン会長は自身のXで控え室のネリの様子を動画で公開しました。顔は腫れ上がってはいましたが、カメラに笑顔で答えていましたから」(スポーツライター)
スレイマン会長はXで動画とともに「日本で大番狂わせの勝利に近づいた勇敢な挑戦者。世界最強を相手に披露した素晴らしいパフォーマンスを祝福する」と労いのコメントも添えた。JBC(日本ボクシングコミッション)関係者はスレイマン会長について「選手想いのとても素晴らしい男ですね」と話す。
SNS上ではネリ選手の戦いぶりに
《序盤のノックダウンが接戦を意味するわけではない。接戦ではなかったが、ネリは気概を見せた》
《ありがとう、ネリ。あなたは井上と全日本人にとって最高のファイターの一人です。今日の試合に心から感銘を受けました。明日からはゆっくり休んでください。その後は旅行や休暇などで日本に戻ってきてください。その時私たちはあなたに「ようこそ、友よ!」と言います》
《ネリーのガッツには心を奪われましたナイスファイトですありがとうm(_ _)m》
などとネリの健闘をねぎらう声も上がった。
一方の勝利した井上選手に対しては、ラウンド中にネリ選手を挑発したり、客を煽るパフォーマンスを見せた行動について、SNS上では
《ネリの最後まで勝ちに行く姿に感動したと共に、井上尚弥もいよいよオラオラの王様みたいになってもてちょっとショック。 ここまで大きくなったら誰も抑えられへんのかな。 頭の反則で観客煽ってる姿はちょっとショックだった。 ネリゆっくり休んでほしい。最後のパンチはきつかった》
《 あれは完全に不必要だし、変なファンが増えてしまうキッカケにもなり得ない。 テンションとアドレナリンMAXなのはわかりますが、そういう時こそですね》
などと苦言を呈する声も上がっている。
「再びここに戻って井上と再戦したい」と話したネリ選手。もう一度二人のスリリングな試合を観たいものだ。
2024年05月07日 14:02
ノアは7日までに6月16日横浜大会で新日本プロレスのゲイブ・キッド(27)がGHCヘビー級王者の清宮海斗(27)に挑戦することを発表した。
事件が起きたのは6日の日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」(日本武道館)だった。メインの6人タッグ戦で勝利を収めた清宮がマイクで大会を締めくくり、出場選手による記念撮影が終了した直後にゲイブが襲撃。レッグトラップ・パイルドライバーで清宮をKOしたゲイブはGHCのベルトを奪い取り挑戦をアピールした。同大会は能登半島復興支援チャリティー大会だったのだが、まさかのバッドエンドとなった…。
ゲイブと清宮は昨年の新日本「G1クライマックス」公式戦で両者リングアウトによる引き分けに終わっている。清宮も「やりてえんだったらノアに来てみろよ!」と自団体への出頭を条件に挑戦を受諾。団体の迅速な判断により、襲撃当日の夜には横浜大会での初防衛戦が正式に決定した。
また22日後楽園大会には新日本の内藤哲也、鷹木信悟、石井智宏の3選手の参戦が決定。内藤、鷹木組はジェイク・リー、タダスケ組とタッグ戦、石井智宏はマサ北宮とシングル戦でそれぞれ激突する。