2024年03月29日 05:00
「選抜高校野球・準々決勝、高崎健康福祉大高崎6−1山梨学院」(28日、甲子園球場) 何度もガッツポーズを決め、喜びを爆発させた。五回、2点を先制し、なおも2死二、三塁。高崎健康福祉大高崎(群馬)の箱山遥人捕手(3年)が放った打球に場内がどよめいた。本塁打までわずかのところで左翼フェンスに直撃。2点適時三塁打とし、完全に流れをものにした。 「ふがいない結果で迷惑をかけた。仲間のためにバットを振りました」。年明けに腰痛を発症し、2月はほとんど練習できず。1、2回戦は痛みを抱えながらプレーした。それでも「トレーナーさんに毎日治療してもらって、きょうは体が動いた。家族、友人や先輩方にも声をかけてもらった」と感謝。3安打3打点と復調気配を漂わせた。 前夜、チームの全体LINEにあるものを送信。昨秋の関東大会準決勝で山梨学院に敗れ、涙を流すナインの動画だ。「特別な相手だったので、借りを返したかった」。プロ注目の熱い男が反骨心を原動力に頂点を狙う。
2024年04月27日 23:20
20日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」に元プロ野球のレジェンド投手が出演。先発投手と中継ぎ投手に分かれて議論を交わした。
中継ぎ陣から、当日のベンチに入らない投手は「上がり」として、試合中に自宅や宿舎に戻ることができる仕組みを批判された先発陣。元巨人の上原浩治氏は「独身だったので」と近所の定食屋で食事しながらテレビ観戦していると、他の客から「二度見された」と明かした。
元オリックスの星野伸之氏は上がりで飲みに出かけ、当時は携帯電話もスマホもない時代で店の人に「勝った?負けた?」とチームの勝敗を確認していたと明かした。すると同じ先発組の元中日・山本昌氏が「飲み屋行ってたの?ダメだよね」とまさかのダメだし。「試合中には外に出たことはない」とした。
これには元阪神の能見篤史氏も「阪神ですよ。阪神でそれしたら、ファンはどうなります?」と山本昌氏に同調。「昔先輩方が北新地で…いろんなことが起こったらしい」とバラすとスタジオ内は爆笑に包まれた。
司会の浜田雅功から「どいうこと?」と聞かれた能見氏は「(投げない投手が)残留させて勝手に飲みに行ってわけわからんことになったんで、全選手が遠征に帯同することになった」と経緯を説明した。
2024年04月27日 21:57
ソフトバンク2―1西武(パ・リーグ=27日)――ソフトバンクがサヨナラ勝ちで4連勝。
七回に代打中村晃の適時打で同点とし、延長十回に川瀬が決勝打を放った。西武は金子侑のソロ1点にとどまった。
◇
日本ハム9―0オリックス(パ・リーグ=27日)――日本ハムが大勝。一回に万波の適時二塁打や郡司の2点打などで4点を先行し、終盤にも加点。伊藤は今季、本拠地初勝利。オリックスは五回まで無安打が響いた。
◇
楽天4―1ロッテ(パ・リーグ=27日)――楽天が逆転勝ち。八回、島内の2点三塁打など5長短打で4点を挙げた。7回1失点の内が今季初白星で、先発初勝利。ロッテは救援陣が誤算で、7連敗となった。
2024年04月27日 21:49
巨人2―1DeNA(セ・リーグ=27日)――巨人は二回、岡本和のソロ本塁打と大城卓の犠飛で先行し、継投で逃げ切った。
横川は今季初先発で初勝利。DeNAは再三の好機で決定打が出なかった。
◇
阪神5―4ヤクルト(セ・リーグ=27日)――阪神は五回、近本の2ランで逆転。七回は森下が適時打を放ち、継投で逃げ切った。ヤクルトは九回、武岡のソロで1点差としたが、続く好機を生かせなかった。
◇
広島6―4中日(セ・リーグ=27日)――広島が勝率5割復帰。二回に宇草の2ランで先制、七回と九回には小園の適時打で加点。先発の森下が2勝目。中日は3本塁打も実らず、勝ち越しがなくなった。
2024年04月27日 20:09
「日本ハム9−0オリックス」(27日、エスコンフィールド)
日本ハムがともに今季最多となる17安打9得点で圧勝。
2024年04月27日 20:00
◆ 指揮官は「うまく組み立てていました」と評価
昨日の勢いのまま連勝を狙いに行ったDeNAだったが、巨人投手陣を捕まえきれず悔しい惜敗を喫した。
先発のアンソニー・ケイは序盤不安定な投球と味方のミスもありながら7回を2失点にまとめたものの、得点は宮粼敏郎のソロホームランのみ。あと1本が出ていればという展開だっただけに、スタンドからもため息が漏れた。
試合後三浦監督は「カットボールとか、ちょっとうまく捉え切れなかったですね」と巨人先発の横川凱に5回で無得点に終わった攻撃を反省。「なんとか選手たちも出塁してっていうところで、もう1本というところまでの形は作れたんでねすけど…(タイムリーが)出なかったっていうとこですね」とうなだれた。
しかしレフトからのレーザービームで2度もセカンドで封殺を見せた関根大気には「普段の練習からね、しっかりと意識して取り組んでくれてます。牧(秀悟)もうまくカバーしたいと思います」と笑顔。先発のケイに対しても「ちょっと前半はばらつきもあり、ストライクとボールがはっきりしていたところがね、特に変化球変を修正しながら、うまく組み立てていました。ストレートは元々強いですし、ゾーン付近に変化球も集まるようになってきましたし、よかったと思いますね」と評価していた。
ケイ本人も途中から立ち直ったことに「何か大きな修正をしたっていうわけじゃなかったんですけども、試合の中で配球面の組み立ての順番を変えたっていうところと、カットボールがゾーン内に行くようになってからすごく安定したなと思います」と満足げ。
味方のミスにも「ミスは付き物だし、必ず野球においてあるものなので、それに対して引きずられないっていうこと。またミスもあれば、必ず守備によって助けられるっていうことも必ずあるので、そこでこう意識しないことっていうのは思ってました」と仲間を思う気持ちと、メンタルの強さも口にした。
「もうすっかり慣れました」と日本野球への対応もOKとした助っ人外国人の存在は、この先の戦いに大きな力となりそうだ。
写真・取材・文 / 萩原孝弘
2024年04月27日 19:51
「ソフトバンク2−1西武」(27日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが延長十回の激闘の末に今季初のサヨナラ勝ちで4連勝とした。一方の西武は延長戦は昨年6月から14連敗となった。
延長十回の攻防が明暗を分けた。西武は1死一塁でソフトバンク・津森から金子侑が放った右翼左への鋭い打球を、背走した右翼・柳田に好捕された。
その裏、ソフトバンクは先頭の周東が二塁打。左翼線にフラフラと上がった打球がライン上に落ち、バウンドしてファウルゾーンにせり出したコカコーラ・シートに入るエンタイトル二塁打になった。この後、1死一、三塁と好機を広げ、川瀬が右越えにサヨナラ打を放った。
SNSではソフトバンクファンから「周東技ありエンツー!」「つもりんが抑えた裏で先頭周東君エンツーはもう勝ち運としか言いようがないでしょw」「周東ナイスすぎるエンツー!」などと歓喜のコメントが寄せられたが、反対に西武ファンは嘆くばかり。「金子の打球がアウトで、周東の打球が二塁打 これが野球」「うわまじかよ!あんなふうにエンツーになることあるの?周東2塁とかキツ過ぎだろ!」などとコメントが寄せられた。
2024年04月27日 19:47
● DeNA 1 − 2 巨人 ○
<5回戦・横浜スタジアム>
巨人の4番・岡本和真が27日のDeNA戦で第4号ソロを放った。
岡本は0−0の2回無死走者なしで迎えた第1打席、先発・ケイが投じた初球のストレートを振り抜いた打球は左中間スタンドに飛び込んだ。これが岡本にとって、4月12日の広島戦以来と本塁打となった。
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に出演した谷繁元信氏は、「打席の中でイライラしているようなそぶりを何度か見たんですけど、ボールもそこまで自分の感覚の中で見えていない状態が続いていた」と指摘し、「1本出ると変わってくると思うんですよね」と予想した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月27日 19:45
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に出演した谷繁元信氏が、中日について言及した。
2024年04月27日 19:44
「DeNA1−2巨人」(27日、横浜スタジアム)
バレーボール女子元日本代表の木村沙織さん(37)が始球式を行った。5月から始まるバレーボール・ネーションズリーグのプロモーションも兼ねて、日本代表のユニホーム姿で登場すると、スタンドからは大きな歓声が沸き上がった。
ポニーテールを揺らし、身長185センチのすらりとしたスタイルから繰り出されたボールは美しい軌道だったが、惜しくも捕手の手前でワンバウンド。それでも満面の笑顔を浮かべ、駆け足でマウンドを降りると、ベンチ前で見守っていた子どもにボールを見せて、母としての顔をのぞかせた。
SNSでは「ナイスピッチング!」、「木村沙織マジで年々綺麗になっていくな」、「やっぱり頭身スゲーな」、「相変わらずの可愛いさ健在で震える」、「いいコントロールしてる」、「歳を重ねても変わらないなぁ。スタイルも相変わらず凄い。そしてナイスピッチング」と、驚きの声が上がっていた。
2024年04月27日 19:31
大谷翔平が大ブーイングの中で放った7号ソロ…「メンタル強くない」発言にファンが“猛反論”
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦で3戦ぶり7号ソロを放った。「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で右翼席へ運んだ。試合後に取材対応した大谷は、球場が大ブーイングに包まれる中でのアーチについて「自分でメンタルが強いとは思わないので」ときっぱり。この発言に、SNSは「いや鬼メンタルです……大谷さん……」「神の領域にいるんだよね」と驚きの反応が相次いだ。
今季初のトロントでの試合となった大谷。昨年12月に一部の米メディアによってブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられたが、誤報と判明。その後、ドジャースと契約合意した経緯もあり、初回の第1打席から大ブーイングが起きた。そんな中で生まれた3試合ぶりの今季7号だった。
試合後、取材に応じた大谷は「自分のチームが好きだからこそ、相手の選手にブーイングすると思うので。そういう熱量はドジャースファンでも、ブルージェイズのファンでも、野球を好きなんだなというリスペクトを逆に感じるところかなと思います」とコメント。続けて、「自分でメンタルが強いとは思わないので。思っている人で強い人はいないんじゃないかなと思いますし。そういうシチュエーションで打席に立ててるのはうれしいことじゃないかなと思います」と自身を分析した。
大谷の“謙遜発言”にファンも思わず反応。「もうメンタルが強いとか弱いとかの次元を超えた、神の領域にいるんだよね 流石は我らの大谷さんだよ」「世の中の人は、それをメンタル強いと言うんだと思いますけどねぇ…」「とても素敵な好青年 同じ日本人として心の底から尊敬するよ大谷」「そう思って試合に臨める人のことをメンタルが強いって言うんじゃないかしら大谷くん」と驚きを受けた反応が相次いだ。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 19:25
○ 日本ハム 9 − 0 オリックス ●
<4回戦・エスコンF>
オリックスは投打とも振るわず今季4度目の完封負け。2連敗で勝率5割に逆戻りとなった。
トミー・ジョン手術を経て2年ぶりの一軍登板となった先発・椋木は、初回から日本ハム打線につかまり3回9安打4失点で降板。今季初黒星を喫し復帰後初白星はお預けとなった。
5点ビハインドの8回は、5番手の吉田がかつての本拠地・エスコンフィールドで移籍後初登板。ドラフト同期の田宮に2点適時二塁打を浴びるなど1イニング4安打4失点と乱れ、防御率は6.75に悪化した。
打線は日本ハム先発・伊藤の前に5回までノーヒット。6回は1番・福田の初ヒットを口火に二死一、二塁としたが、4番・セデーニョが三直に倒れた。7回は2番手・河野に3連打を浴びせ一死満塁の好機を作るも、9番・杉本が空振り三振に倒れるなど無得点。8回以降もチャンスを生かせず、計11残塁の拙攻で完封負けを喫した。
2024年04月27日 19:25
「中日4−6広島」(27日、バンテリンドーム)
絶好調男のバットが止まらない。
2024年04月27日 19:25
「中日4−6広島」(27日、バンテリンドーム)
広島が快勝し、勝率5割に復帰。前回対戦で3戦連続完封負けを喫していた中日から今季初勝利を挙げた。
二回に好調・宇草が先制の3号2ラン。中盤以降も追加点を奪った。先発・森下は上林のソロのみにとどめ、7回1失点で2勝目。2点リードの九回は、25日のヤクルト戦でサヨナラ弾を浴びていた栗林が三者凡退に片付けて6セーブ目を挙げた。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−宇草がチームにいい流れを持って来ている。
「本当だね。きょうもいい本塁打。ナイスバッティングです」
−森下の投球は。
「要所を締めて5連戦の頭で七回まで投げてくれてナイスピッチングだった」
−八回、益田に交代したのは点差を考えて。
「うん、そう。点差。4点差かな。益田にいってもらいました」
−2点差に迫られた八回途中に島内が反撃を食い止め、九回は栗林が占めた。2人とも25日のヤクルト戦で失点していた中で、抑えた。
「期待通りのピッチングをしてくれたと思いますよ。島内もしっかり止めてくれたし、栗林もナイスピッチングだったと思います」
−やられた次の試合でやり返す流れができている。
「そうだね。防御率0・00でシーズンを終えるピッチャーなんていないわけだから、いつも言っているようにやられた後が大切。そういう意味で2人ともナイスピッチングだったと思います」
−勝率5割復帰。ここ最近の手応えは。
「ここ数試合、徐々にかみ合ってきているなという試合がたくさん出てきているので、そういう意味では手応えはありますけど、5割は一つの目安になるけどまだ4月。数字的なものは日々上下するので、過敏にとらわれてはいないです」
2024年04月27日 19:21
「ソフトバンク2−1西武」(27日、みずほペイペイドーム)
プロ9年目のバイプレーヤーが試合を決めた。延長十回1死一、三塁で途中出場していた川瀬晃内野手が右越えのサヨナラ安打を放った。川瀬のサヨナラ打はプロ初。
「内野も外野も前に来てたので、とにかく前の飛ばそうと。セーフティスクイズもあるかな半分以上は思ってたけど、ベンチからサインが出ていなかった。小久保監督がしんらいしてくれたのか分からないけど、バットに当てれば何かあると思ってました」
昨季の102試合、208打席が自己最多。途中出場が主で、今季もスタメンはまだ1試合のみ。この打席が今季まだ10打席目だった。
「スタメンじゃない試合は、去年も一昨年もいっぱい経験はある。それに今年は(中村)晃さんというお手本がいて、しっかり学ばせてもらっている。オフの間はもちろんレギュラーを目指したし、その気持ちは今も変わらないけど、野球にはいろんな役目がある」
小久保監督も川瀬について「なくてはならない存在」と高く評価。複数ポジションを守れる堅実な守備力に加えて、このヒットで打撃成績も8打数3安打、打率.375とした。
また、この日は本拠地球場の名称が変わって初試合。「みずほの口座?持ってないです。今すぐにでも作りに行きたい」と話して報道陣を笑わせた。
2024年04月27日 18:48
西武の飯田本部長「球界全体のさらなる発展にも貢献してまいりたい」
西武は、株式会社ジャパンリーグ(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:鷲崎一誠)が今年11月23日から沖縄県で開催する「ジャパンウインターリーグ2024」に、NPB球団として初めて選手派遣をすると発表した。
西武は毎年オフ、若手選手の育成を目的にオーストラリアや台湾などで行われるウインターリーグへ若手選手を中心に派遣しているが、スポーツ界を取り巻く外部環境が大きく変化するなか、日本野球界の発展のため「ジャパンウインターリーグ」への選手派遣を決めた。
西武の飯田光男球団本部長は「当球団では、常勝軍団の再建を成すべく、選手や指導者の育成に力を注いでおりますが、球界全体のさらなる発展にも貢献してまいりたいと思います」とコメントした。
「ジャパンウインターリーグ2024」は沖縄市のコザしんきんスタジアムで11月23日から12月19日まで行われる。(Full-Count編集部)