2024年03月29日 19:42
「ヤクルト−中日」(29日、神宮球場) 中日の中田翔内野手が同点の五回に勝ち越しの移籍1号ソロを放った。 2死無走者で迎えた第3打席。カウント1ボールからのスライダーをきれいに振り抜くと打球は高々と舞い上がった。中日ファンが待つ左翼席へ突き刺さり、悠然とダイヤモンドを一周した中田翔。価値ある勝ち越し弾が新戦力のバットから生まれた。 前日の練習では7本の柵越えを放ち、「やるしかない。しっかりと自分の仕事をするだけ」と語っていた中田。第1打席は中飛、第2打席は三振に終わっていたが、3打席目で価値ある一撃を放った。 「良いスイングができました。仕留めることができてよかったです」とコメントした中田。ベンチに戻るとチームメートと抱き合って大喜び。ファンから大きな期待を受ける男が、開幕戦で大仕事を果たした。
2024年04月29日 14:37
レッズの・デラクルーズはここまで7本塁打、18打点…前人未踏の大記録実現なるか
レッズのエリー・デラクルーズ内野手について、米メディアが前人未踏の大記録実現に期待感を示している。4月に入って7本塁打、17盗塁をマーク。米放送局によると、月初めから終わりまでの1か月間で「7本塁打、15盗塁」をクリアしたのは1901年以降で6人目となり、バリー・ボンズ氏やリッキー・ヘンダーソン氏といったレジェンドに肩を並べた形だ。MLBネットワークの番組内では、22歳が「30-90」を達成する可能性について議論が交わされた。(成績はすべて29日現在)
昨季メジャーデビューを果たしたドミニカ共和国出身の22歳が、米球界に大きな夢を抱かせている。今季はここまで28試合に出場し、打率.281、7本塁打、18打点、18盗塁をマーク。昨季は出場98試合で打率.235、13本塁打、44打点、35盗塁の数字だっただけに、好調な滑り出しを切ったといえる。
レッズ地元放送局「バリースポーツ・シンシナティ」は27日(日本時間28日)、X(旧ツイッター)を更新。「エリー・デラクルーズは暦月に7HR15盗塁に届いた1901年以降6人目の選手になった。彼はカルロス・ベルトラン、バリー・ボンズ、リッキー・ヘンダーソン、ジョー・モーガン、ルー・ブロックの仲間入りを果たした」との内容で、MLB歴代1位の762本塁打を放っているバリー・ボンズ氏や、メジャー歴代最多の1406盗塁を記録したヘンダーソン氏の“仲間入り”を果たしたと言及している。
米放送局「MLBネットワーク」の番組では、22歳の逸材がどこまで記録を伸ばせるかが話題となった。28日(同29日)の試合前時点で、デラクルーズの記録はシーズン42本塁打、102盗塁のペースだと指摘。司会者は出演者に対し、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が昨季達成した40本塁打、70盗塁(40-70)をクリアできるかを質問した。
回答したのはアスレチックスやメッツなどでプレーした元捕手のアンソニー・レッカー氏。「そうなってほしい。(断言せずに希望的に言うのは)ホームランのペース(を維持できるか)だけが気がかり。70盗塁には届く。出場し続けて出塁しつづければ、この子は80盗塁する。90盗塁するかもしれない。それだけの能力がある。特に彼の三盗が好きだ。彼の三盗は芸術品だ」と予想した。
さらに司会者は「では30本塁打なら届きますか? 30-90は?」と続けて質問。レッカー氏が「それは可能性がある」と答えると、「30-90は、これまでは一度もありません」と口にした。
デラクルーズといえば昨季、遊撃の守備中に二塁ベース上で大谷翔平投手の左肘付近を“ツンツン”とつつき、大谷の笑いを誘った。その後は打ち解けて会話を弾ませたシーンが、日本のファンにも注目された。仮に「30-90」を達成すれば、MVPレースで大谷の強力なライバルとなることは間違いない。異次元のポテンシャルを持つ22歳の「無限の可能性」が楽しみだ。(Full-Count編集部)
2024年04月29日 14:32
「ロッテ−楽天」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
試合前にお笑い芸人のくまだまさしとひょっこりはんが登場した。
くまだがおしりクラッカーを炸裂させれば、ひょっこりはんもグラウンドのど真ん中でひょっこり芸を披露。ファンだけでなく両軍ベンチも釘付けとなり、ビジターの楽天選手も爆笑した。
27日〜29日の同戦は「GWエンジョイボールパーク supported by ZOZOTOWN」を開催。ふたりは球場外周ボールパークステージでもネタを披露し、盛りあげた。
2024年04月29日 14:26
「巨人−ヤクルト」(29日、東京ドーム)
巨人先発のフォスター・グリフィン投手が初回に一挙4失点とまさかの大乱調だ。以降も失点を重ね、三回までに2桁10安打を浴びて7失点を喫した。
初回、1死から丸山和に安打を許すと、続くオスナの打席ではヒットエンドランを決められ、左前打で一、三塁とピンチを拡大。村上には中前にはじき返され、あっさりと先制の1点を失った。
さらにサンタナを四球で歩かせ、満塁となったところで杉内投手コーチがマウンドへ。山田は三振に仕留めたが、長岡に左前2点打。中村に右前打を浴び、阿部監督はサンタナのホームクロスプレーでリクエストを行使したが、判定は覆らず一挙4失点となった。1イニングで5安打を許す内容だった。
グリフィンは開幕から2試合に先発し、防御率0・89と安定した数字を残していたが、「右腹直筋筋損傷」で出場選手登録を抹消された。この日が1軍復帰マウンドだったが、いきなり厳しい結果を突きつけられた。
二回も2死から丸山和にセーフティーバントを決められ、完全にモーションを盗んで二塁へスタートを切られた際にはボークと判定される場面もあった。その後、オスナに中前適時打を浴びて二回までに計7安打5失点。三回も勢いを止めることができず、サンタナの安打から山田に2ランを被弾。さらに投手のヤフーレにも安打を許し、三回で早くも打者3巡、2桁10安打を許した。
四回は村上に完璧な一撃を被弾。三回裏の打席で阿部監督は代打を送らずマウンドに送り出したが、さらに失点を重ねる状況となった。
2024年04月29日 14:21
ロッテの藤岡裕大が29日の楽天戦で、先制の第2号ソロを放った。
2024年04月29日 14:17
「東京六大学野球、慶大2−1法大」(29日、神宮球場)
両者譲らぬ一戦に決着をつけたのは、慶大の1年生・渡辺憩捕手(慶応)だ。リーグ戦初打席にして、サヨナラ弾を放った。
1−1で迎えた延長十二回1死に代打で打席へ。カウント3−1となったが、「堀井監督が“行け”と。直球を張ってフルスイングしようと思いました」と、135キロ直球を捉えて完璧な当たりを左翼席へ放り込んだ。衝撃の一発に、法大三塁手の松下は打球を見上げることなく、膝から崩れ落ちて頭を抱えた。
昨夏甲子園Vを正捕手として支え、大学リーグ戦では前日に初めてベンチ入りした渡辺憩。「打った瞬間は『おっ』という気持ちがありましたが、全力で走りました。今はまだ全然実感がない。夢の中にいるみたいです」と振り返った。
2024年04月29日 14:11
「ソフトバンク−西武」(29日、みずほペイペイドーム)
5連勝中で早くも貯金を10に乗せる、首位のソフトバンクが1点先制した。
二回1死二塁で7番・栗原が西武先発・高橋のフォークを弾き返し、一、二塁間をゴロで破る右前適時打を放った。
栗原は「打ったのはフォークです。チャンスで先制点をと集中しました。ランナーをかえすバッティングができて良かったです。このあとも援護できるように頑張ります」とコメントした。
栗原と高橋は同学年で、ともに高校3年生の夏に18歳以下の侍ジャパンに選ばれてアジア選手権を戦い準優勝した。栗原はその代表チームでキャプテンを務めていた。
2024年04月29日 14:03
「ソフトバンク−西武」(29日、みずほペイペイドーム)
西武の中村剛也内野手が1点を追う四回、左翼へ3号ソロを放った。通算474本塁打とし、NPB歴代11位の田淵幸一に並んだ。
カウント1ストライクからの2球目、スチュワートが投じた低めのボールを豪快にすくいあげた中村。打球は高々と舞い上がって左翼のホームランテラス席へ飛び込んだ。
「打ったのは真っすぐです。打てて良かったです」と試合を振り出しに戻す貴重な一撃でホームランアーティストの異名をとった田淵に並んだ中村。歴代10位は鉄人の異名をとった金本知憲(476本)で、あと2本と迫った。
2024年04月29日 13:55
大谷翔平が3試合ぶり無安打…好機でボール球に手を出し凡退で、得点圏は「.176」に
■ブルージェイズ 3ー1 ドジャース(日本時間29日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打だった。
2024年04月29日 13:41
「春季高校野球兵庫大会・準々決勝、須磨翔風5−3神戸学院大付」(29日、姫路ウインク球場)
須磨翔風が延長11回タイブレークの末に勝利し、4強入りを決めた。
プロ注目の最速143キロ右腕・槙野遥斗投手(3年)が延長11回を一人で投げ抜き、7安打3失点で完投。雄たけびを上げながら腕を振り、166球の熱投を披露。2点リードの延長十一回は2死満塁と一打同点の危機を招いたが、最後は一直で試合を締めた。
昨秋は県2位となり、近畿大会では8強入りを果たすもセンバツには出場できず。槙野は「プレートの幅の中に体が収まるように」と、縦振りの投球フォームに改良して今大会に臨んだ。この日は巨人、日本ハムのスカウトが視察した。
次戦の準決勝は明石商と対戦。「ベスト4で満足していない」とさらなる高みを見据えた。
2024年04月29日 13:23
ロッテは29日、ZOZOマリンスタジアム外周にあるマリンひろばにて昨日に引き続き今年2回目となる「マリーンズ・キッズボールパーク」を開催し、小島和哉投手と西野勇士投手が参加したと発表した。
マリーンズ・キッズボールパークは、子どもたちがボールに触れる機会やスポーツに親しむ機会を創出することに加え、野球やマリーンズを身近に感じてもらえるような機会を作りたいと考え、企画された。今回は選手たちが、事前応募で当選された35名の小学生に「投げる」「捕る」という野球の基本動作を中心にボールで遊ぶ楽しさを伝えた。 昨年はZOZOマリンにて計7回実施しており、今年は9回の実施を予定。
▼小島和哉投手コメント
「子どもたちが元気にやっているところを見て僕も楽しい気持ちになりましたし、元気をもらえたのでまた改めて頑張ろうと思いました!ありがとうございました!」
▼ 西野勇士投手コメント
「短い時間でしたが、楽しい時間でしたね。少し暑かったですが子どもたちも楽しそうだったので良かったです。また参加したいと思います」
2024年04月29日 13:18
ロッテは29日、5月6日の西武戦(ZOZOマリンスタジアム 14時00分試合開始)にライトスタンドにてコレオグラフィーの掲出を行うことになったと発表した。
コレオグラフィーとは、チームや選手を後押しすることを目的に色の付いた紙やボードを掲げて模様を作り出すパフォーマンス。ZOZOマリンでのコレオグラフィーの掲出は、2024年開幕戦(ZOZOマリンスタジアム 日本ハム戦)以来となる。今回は紙製のボードを使用し、千葉ロッテマリーンズ応援団の協力のもと、ライトスタンドの約3,400名で掲出を行う。掲出タイミングは、1回裏終了後のマリーンズの攻撃開始前。なお、掲出する紙製ボードは各座席に配置されている。
2024年04月29日 13:07
フィリーズで活躍を見せるマーシュ
特徴的な長い髭を覚えているファンも多いだろう。
2024年04月29日 12:53
連勝で貯金を「5」に増やし、3&4月の勝ち越しを決めている阪神。開幕からちょうど1カ月が経過し、球団史上初の連覇へ順調な滑り出しを見せたが、その強さを支えているのは驚異的なリリーフ陣だ。
チーム防御率は2・14という好成績を残している中、各個人の防御率を見てみるとWストッパーの岩崎は驚異の0・00、ゲラは1・29。主にリードしている七回を任されるケースが多い桐敷は1・74、島本は1・04と安定した数字を残しているが、着目すべきはビハインドで登板するピッチャーの成績だ。
オリックスから現役ドラフトで加入した漆原は6試合の登板で0・93、28日のヤクルト戦ではビハインドの六回から登板した加治屋が2イニングを無失点。逆転勝利へ流れを生みだし、防御率は1・29となった。他にも浜地が1・50、岡留は1・23。岡田監督は「敗戦処理」という言葉は使わず「ビハインドで投げるピッチャー」と形容する。負けている展開で点差を保つだけでなく、相手の攻撃をせき止めて自軍に流れを呼び込むのが役割だ。
ヤクルト戦後、岡田監督は「やっぱりリリーフ陣やで。そらそうやろ。だから勝ってる。点数が僅差になるからな」とたたえた。例え先発投手が崩れたとしても、2番手以降のピッチャーが失点を重ねなければ反撃の道が開ける。岡田監督が試合の流れの中で重要視する「次の1点」。24日のDeNA戦では七回に伊藤将が3点を奪われ逆転されたが、指揮官は八回に桐敷を投入した。
これも「まだわからん展開やからな」と次の1点を防げば、DeNAのリリーフ陣を考えれば逆転の糸口が見えるという判断から。左腕は見事に期待に応えて八回を無失点に抑えると、九回に打者一巡の猛攻で試合をひっくり返した。10戦連続2点以下と打線が低迷した際も4勝4敗2分けの五分で乗り切れたのも、投手陣が大量失点を防いで勝機を見いだしたからに他ならない。
数字だけを見れば、他球団ならセットアッパーやクローザーに君臨していてもおかしくないメンツがズラリと並ぶ1軍ブルペン陣。一方でファームには岩貞、石井、湯浅など実績のある投手が再調整しており、本来の姿を取り戻せば今後、大きな力になることが予想される。
これだけ豊富な戦力を抱えていてもバランス良く起用し、決して登板過多にならないよう指揮官の“配慮の運用”も見える。「負けている時のピッチャーが加治屋とか2イニング、ぴしゃっとおさえてくれるからな。そら攻撃に入りやすいよな。リズムというか流れがようなってくるよな」とビハインドで登板するピッチャーをたたえた岡田監督。先発や守護神と比べて日陰のポジションかもしれない。だが球団史上初の連覇へ、最も欠かせない役割を担っている。(デイリースポーツ・重松健三)
2024年04月29日 12:28
「東京六大学、法大−慶大」(29日、神宮球場)
1勝1敗で迎えた3回戦。両者譲らぬ展開の中、慶大が気迫たっぷりの先制劇だ。
両軍無得点のまま迎えた五回。2戦連続で1番を任された1年・丸田(慶応)が死球で出塁すると、その後2死二塁と好機を迎えた。4戦連続安打中の4番・清原(4年・慶応)は、ドラフト候補の篠木(4年・木更津総合)が投じた初球が背中に当たる死球。この日チーム3死球目に清原は気迫の雄たけびを挙げた。
奮い立ったのは、続く真田(3年・慶応)だ。1ストライクからの変化球を捉え、右翼フェンス直撃の適時二塁打で1点を先取した。
直後の六回の守備では、3年生エース・外丸(慶応)が1死三塁とピンチを招くも、中津(4年・小松大谷)の一塁線を襲った打球を清原が横っ跳びで好捕し、一ゴロに。続く4番・武川(4年・滋賀学園)を二ゴロに仕留めて無失点に封じた。
2024年04月29日 12:16
プロ野球巨人の元ヘッドコーチの元木大介氏が27日、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!」に3回目の登場。巨人を退団したことで、現在目指している理想の人を上げた。
この日は元木氏が「しくじり先生」として教壇へ。過去2回は、14年に「プロ野球の王道からハズレちゃった先生」でギャラクシー賞月間賞、これで味をしめたのか?15年には「ラーメン店をたて続けに潰しちゃった先生」として教壇に立っていた。
そして今回が3度目の登場。23年まで巨人のコーチを務め退団。24年はジャイアンツアカデミーの校長に就任している。そんな元木氏は、今後について「野球とバラエティの二刀流」を目指しているといい、その理想の人としてあげたのが「長嶋一茂」の名前だった。
元木氏は「一点、注意したいのが、一茂さんは野球の仕事してませんよね?ぼくは野球の仕事をしつつバラエティに呼ばれたい」と主張。コーチ退任後も、何本かバラエティに呼ばれたというが、その時にディレクターから言われた要求にがく然としたという。
それが「ロケの冒頭でケツだして振り返ってくれ」という注文だったといい、これにはスタジオも「ヘッドコーチに?本当?」と騒然。元木氏は「さすがにアカデミーの校長なんで、親御さんの目もあるし、さすがにそこはすいませんと…」と断ったというが、「バラエティは難しいね」としみじみ語っていた。