2024年04月16日 03:10
● レッドソックス 0−6 ガーディアンズ ○ <現地時間4月15日 フェンウェイ・パーク> ボストン・レッドソックスが僅か2安打に抑え込まれ、完封負け。吉田正尚外野手(30)は「5番・指名打者」でフル出場し、ノーヒットに終わった。 ガーディアンズ先発は今季初登板の右腕カリー。2回裏の先頭打者として迎えた第1打席は、フルカウントから真ん中付近へのスライダーに空振り三振。4回裏の第2打席では、内角のフォーシームを打ち上げ、平凡な中飛に倒れた。 2点を追う7回裏の第3打席は、2番手左腕へリンと対戦し、内角のシンカーで一ゴロ。9回裏の第4打席は、4番手右腕モーガンに対して左飛に打ち取られ、試合終了。この試合の吉田は4打数無安打、1三振に終わり、連続試合安打が5試合でストップ。今季成績は打率.237、OPS.630となっている。 レッドソックスは先発カッター・クロフォードが6回途中無失点と好投するも、自慢のブルペン陣が6失点。打線は僅か3安打に終わり、完敗を喫した。この試合では、主砲ラファエル・ディバースが5試合ぶり出場を果たしたが、守備時に左翼手タイラー・オニールと交錯し、今度はオニールが負傷交代。レッドソックスはまたしても主軸打者を欠くことになった。
2024年04月30日 07:00
◆ セ・リーグ単独トップの6号
中日がDeNAを投打に圧倒。11-1の大差でカード初戦を勝利した。中日は3回にDeNA先発のアンドレ・ジャクソンを捕まえ一挙4得点で流れを掴むと、その後も攻撃に手を緩めず15安打11得点で圧勝した。
その中でも自身初のグランドスラムを放ち、3安打5打点と大暴れした細川成也に対し、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した平松政次氏は「DeNAにいたんですけど、去年中日へ行って立浪監督が育てたんでしょうけど、もう素晴らしいバッティング。去年も24本ホームラン打っていて、今年はそれ以上行きそうな活躍ですね」と移籍後の成長を絶賛。
もう一人の解説者・笘篠賢治氏は「ホームランのシーンはインサイドのカーブなんですよ。それを開いて早く打とうじゃなくて、ギリギリまで踏み込んで壁を作って(身体を)開かないように我慢する。そしてインサイドのボール気味のカーブを、今度は腕をたたんで持っていく技術、これが合わさった見事な技術のバッティングですよ」とメカニカル面を称賛した。
このホームランでセ・リーグ単独トップの6号とした細川成也。横浜生まれ名古屋育ちのアーティストが、自慢の長打力でこれからもファンを沸かせそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月30日 06:50
◆ 「12球団1と言っていいぐらいの破壊力になる」
ヤクルトが巨人相手に9-0と大勝した。この日は序盤からヤクルト打線が巨人先発のフォスター・グリフィンに襲いかかり、4回までで8得点と爆発。最終的には16安打9得点と打線の好調さが目を引いた。
その中でも3回に山田哲人がレフトへ、4回には村上宗隆がライトへと“チームの顔"のアーチ共演が見られたことに、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた館山昌平氏は「チームの打撃成績がいいわけですけど、その中でもやっぱり今日はね、 山田選手と村上選手のアベックホームランですよ。やっぱりファンは待ち望んでたと思うんですよ」と言及。
解説を務めた笘篠賢治氏も「オープン戦の時にこの2人のアベックホームランがどれだけ見れるかってことを、言った覚えがあります。やっぱりこの2人が打ってくれると得点力が上がりますから。12球団1と言っていいぐらいの破壊力になりますからね」と打線の起爆剤になると説いた。
両ヤクルトOBも喜んだ今シーズン初のYM砲のアベックホームランは、ここまで打率.253、ホームラン17、得点102と全てリーグトップの燕打線が、さらに活発になるきっかけとなるかも知れない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月30日 06:40
敵地・Dバックス戦に「2番・DH」で出場
■Dバックス ー ドジャース(日本時間30日・アリゾナ)
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場する。3戦ぶり8号に期待がかかる。
前日28日(同29日)の敵地・ブルージェイズ戦では、大ブーイングの中、3試合ぶり無安打に終わった。4打数無安打で打率.336、OPS1.038。チームは連勝が6でストップした。
ダイヤモンドバックスの先発はトミー・ヘンリー投手。大谷との対戦成績は2打数1安打1本塁打1打点1四球。エンゼルス時代の昨年6月30日(同7月1日)に、自己最長493フィート(約150.3メートル)の一発を放っている。
26日(同27日)のブルージェイズ戦で今7号を放ち、沖縄生まれのデーブ・ロバーツ監督の持つ球団日本出身選手最多本塁打記録に並んだ。豪快な一発で記録更新なるか。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 06:40
◆ セ・リーグトップの4勝目
ヤクルトが連勝中の巨人を投打に圧倒。
2024年04月30日 06:30
◆ 「もう本当に凄いですよ」
ソフトバンクは29日、柳田悠岐が劇的なサヨナラ3ランを放ち今季最長の6連勝を飾った。
2点を追う9回裏、柳田は二死一・二塁で西武の守護神・アブレイユと対戦。「とくにかくつなげようと思っていました。軽打したんですけど芯に当たってよかったです」と振り返った打球は、右中間テラス席に飛び込む第2号の逆転サヨナラ3ランとなった。
ソフトバンクは今回の西武3連戦で第1戦・第2戦でもサヨナラ勝ちしており、3試合連続サヨナラ勝ちはプロ野球タイ記録となった。
劇的サヨナラ3ランを放った柳田について、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「いやー見事でしたね。今年のソフトバンクの柳田、山川、近藤のクリンナップですけど、これはもう逃げれないですよね。なので勝負にいくしかないという中での、このサヨナラホームランでしたから。でも打っちゃうんですからね。もう本当に凄いですよ」と手放しで称賛した。
3試合連続サヨナラ勝ちは南海時代だった1961年以来、実に63年ぶり2度目の快挙に。同番組でMCを務めた館山昌平氏は「これはドラマでもこんな筋書きはしないですよね」とコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月30日 06:20
◆ 「すべてが詰まった良いプレーでした」
日本ハムは29日、オリックスとの試合(エスコンF)に1−0と勝利。両チーム合わせて7安打のみと手に汗握る投手戦となったこの試合で、日本ハム・田宮裕涼が守備で光った。
3回に、持ち前の“ゆあビーム”で渡部遼人の二盗を阻止。5回には無死一塁の場面で渡部の犠打が小フライになると、あえてワンバウンドで捕球をして一塁へ送球し、まず1アウト。このプレーでスタートが遅れた一塁走者・紅林弘太郎は一・二塁間で挟まれてタッチアウトとなった。
29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、田宮のこの頭脳プレーが話題に。番組に出演した笘篠賢治氏は「非常に冷静でしたね。セカンドに投げたくなるんですけど、周りが見えているからこそ、あそこで一瞬間をおいて一塁でまずアウトを取ろうと考えることができてますよね。それと、ここ最近ですが1点差のゲームを守り切れているということが非常に自信になっていると思いますね」と冷静な判断を高評価した。
また同番組に出演した館山昌平氏は「9番打者にフォアボールを出した後だったんですよね。チームを救ったプレーでしたし、エスコンフィールドの天然芝の特性を活かして、しっかりと大事に捕球をしていますので、すべてが詰まった非常に良いプレーでした」とこちらも田宮のプレーを手放しで称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月30日 06:10
◆ 「吉井監督が我慢をしたかもしれないですけど…」
ロッテは29日、楽天との試合(ZOZOマリン)に6−8と逆転負け。先発の種市篤暉が6回途中5失点と誤算だった。
序盤に4点の援護を貰った種市だったが、勝ち投手の権利を得て迎えた6回に、1番・小郷裕哉に右前適時打を打たれ1点差に詰められる。続く2番・村林一輝は見三振に抑えるも、3番・浅村栄斗に四球を与え一死満塁となったところで、吉井監督から交代を告げられた。
後を継いだリリーフ陣も楽天打線の勢いを止めることができず逆転負け。種市は6回途中121球、6安打7四球、5失点と試合を作ることができなかった。
29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、種市の交代のタイミングについて話題に。番組に出演した笘篠賢治氏は「6回ですけど、ロッテの継投がちょっと遅れたと思うんですよ…」と話を切り出すと、
続けて「もちろん、種市がこれから育っていく、本物になっていくために吉井監督が我慢をしたかもしれないですし、この試合では澤村がベンチを外れていた事も理由の1つなのかもしれないですけど、フォアボールが出た時点で早めに継投してあげた方が、後ろの投手もピンチでマウンドに上がらず、もっと楽だったと思うんですよね…。種市もフォアボールが絡んだり自ら自滅してしまった形で勝ち星を逃してしまいましたよね…」とロッテベンチの継投の遅れについて指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月30日 06:00
広島・野間峻祥外野手(31)が29日、天敵・村上攻略へ闘志を燃やした。
2024年04月30日 06:00
ヤクルト9―0巨人(セ・リーグ=29日)――試合後、報道陣に囲まれた巨人の阿部監督は、大型連休中に足を運んだ4万人を超えるファンにわびた。
「今日しか見に来られない人もいるかもしれない。ぶざまな試合だったので、申し訳ない」。今季最多失点で、11試合ぶりの零封負けを喫し、連勝が止まった。
最大の誤算は、先発グリフィンだった。初回に一死から3連打で先制されると、二死後には下位の長岡、中村に連続適時打を浴び、いきなりの4失点。その後も立て直せず、三回に山田に浮いた変化球を左越え2ランとされるなど、四回まで毎回失点を重ねた。
4月6日のDeNA戦で腹筋に痛みを感じ、四回で降板した。「無理をしても、誰のためにもならない」と長期離脱を避けるため、自ら交代を申し出た。ファームでの調整と実戦登板を経て、「体調は問題ない」として戦列に復帰したが、被安打11で8失点はともに来日2年目でワースト。指揮官は「見切り発車させてしまったかなと、僕が反省した」と語った。
序盤で大差をつけられれば、攻撃に勢いが生まれないのも無理はない。ただ、寂しかったのは、その内容だ。9イニングのうち、10球以内での三者凡退が5度。初対戦のヤフーレに94球で完封を許し、岡本和は「いつもピッチャーに助けてもらっているので何とかしたかった」と悔しがった。
阿部監督は「あしたは、選手がどれだけ『切り替え力』を持っているか、という勝負だと思う」と奮起を期待する。完敗を引きずらず、いかに目の前の一勝をつかむか。長いシーズンを戦い抜く上で、重要になってくる。(財津翔)
2024年04月30日 05:00
「ウエスタン、阪神12−4オリックス」(29日、鳴尾浜球場)
快音が止まらない。阪神・中川勇斗捕手(20)がスタメンマスクをかぶり自身初の4安打。「結果が出てるんで、いい感じかなとは思う。気持ちの部分でガツガツいくっていうか、そういう気持ちで(打席に)立ってるんで」と振り返った。
初回2死一、三塁で右腕・芦田の直球を左前適時打。ここから中川の“打撃ショー”が始まる。三回1死は芦田の直球を捉えて右翼線二塁打。五回2死一塁は右腕・中田のスライダーを左前に運び、六回2死一塁も中田のツーシームを中前へ球を運んだ。直球と変化球を広角に打ち分けた。
高卒3年目で初の1軍スタートとなった今春キャンプは、2月8日に右下肢を痛めて離脱。開幕も2軍だったがウエスタンでは打率・481と絶好調。直近10試合で8安打も放っている。消極的だった気持ちも一転し、「ガツガツ」精神で「守備も(盗塁)阻止率も3割以上」と目標を口にした。
和田2軍監督は「勝負強いし、長打力もあるのでね。あとは捕手として配球やキャッチングを勉強してほしい」と期待。今季初の1軍昇格へ結果でアピールしていく。
2024年04月30日 05:00
阪神・原口文仁内野手(32)が29日、出場選手登録日数が7年に達して、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。
プロ15年目で手にした権利に、「今まで使ってくださった監督、裏方さん、家族、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ケガもあったり、病気もしたり、そういった中で1軍で活躍することを目標にやってきて、1軍の戦力になれた証しだと思う」と話した。権利行使については「連覇へチーム一丸となって。そのことしか今は考えられない」とした。
2024年04月30日 05:00
阪神は29日、広島戦(マツダ)が今季初の雨天中止となり、先発ローテーションを再編。
2024年04月30日 05:00
阪神の岡田彰布監督(66)が29日、先発ローテーションの再編を明かした。
29日・広島戦(マツダ)に先発予定だった西勇について「西(勇)は巨人戦でいくよ」と語り、5月4日・巨人戦(東京ド)に回ることが決まった。同日に登板予定だった大竹については「広島に当てようかなと思って」と、6日・広島戦(甲子園)に先発させる考えを明かした。
「広島も嫌がっとるしな、大竹をな。ちょっと間隔を空けてもええわと思って。(登板間隔を)詰めるんちゃうんやからな」。岡田監督の言葉通り、大竹は昨季の広島戦は7試合に登板して6勝無敗、防御率0・57と圧倒的な成績を残した“広島キラー”だ。
今季は5試合に登板して3勝2敗、防御率4・30。13日・中日戦(バンテリン)では5回0/3を4失点で2敗目を喫したが、その後は2連勝と調子を上げつつある。中8日で今季初対戦となる広島戦に登板し、さらに弾みをつけさせたい。
2024年04月30日 05:00
「広島(降雨中止)阪神」(29日、マツダスタジアム)
阪神が28日に2連勝し貯金を今季最多「5」として首位を快走中だ。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏が連覇へのキーポイントを挙げた。
◇ ◇
ここまでの阪神は、投手部門、野手部門で突出したチーム成績というわけではないながら、しっかりと貯金を作り、首位に立っている。
これは例えば先発、リリーフを任される投手陣が、期待通りの働きをしていること、野手で言えば近本、中野らチャンスメークすべき選手はそういう働きをする、という役割分担が機能していることが大きい。
加えて28日、ヤクルト戦での森下の好走塁に見られるように、打者・森下が出塁すれば、その時点で走者・森下として絶対に手を抜かない、こういう場面に応じた役割分担ができていることも阪神の強みだ。
こうした総合力で貯金を作っているのだが、さらに上積みも期待できる。
ここまで佐藤輝、大山あたりが打撃成績の面で苦しんでいる。大山は4番の重圧もあるのだろうが、少し強引な打席が目立つ。佐藤輝は波の激しさを減らしていきたい。まずはメンタルを整え、それぞれが場面に応じて最低限何をすべきか、と考えつつ向上を図ればいい。2人の調子が上がれば、阪神の歩みは加速度を増すだろう。
2024年04月30日 05:00
「ウエスタン、阪神12−4オリックス」(29日、鳴尾浜球場)
実戦復帰から約1週間。阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が放った大きな飛球は左翼フェンスを越えた。今季1号が決勝3ラン。“主役”をかっさらった。
「特に狙ってなくて、来た球を打てました。調子がいい感じで、いつもしっかりと練習してるので良かったです」
3−3で迎えた六回2死一、二塁。中田の高めに浮いたスライダーを一振りで仕留めた。3月下旬に痛めた右脇腹から23日に復帰し、「日に日に良くなっています」と手応え十分の一打だった。初回は左脇腹に死球を受けてヒヤッとした場面もあったが、「少し痛かったが問題なかったのでそのまま試合に出ました」と振り返った。
和田2軍監督から「きっかけにしてほしい」とさらなる奮起を促された助っ人。今季初の1軍昇格へ準備を進めていく。