2024年04月17日 12:25
かつてチャンピオンズリーグにも出場したマラガ。2部時代には岡崎慎司がサラリーキャップの問題で電撃退団したことも話題になったが、現在はスペイン3部リーグを戦っている。 そうしたなか、あるマラガ選手が試合後に見せた行動が話題になっているようだ。 21歳のダニ・ロレンソは試合後にファンサービスをしていた際、ユニフォームをおねだりされた。 彼はクラブからお金を請求されるからあげられないんだと説明。すると、ファンは50ユーロ(8222円)を差し出し、ロレンソはそれとユニフォームを交換していた。 現地では「前代未聞!」「惨めだ」と話題になり、SNSで炎上する事態になったとか。『El Chiringuito』によれば、本人はこう釈明していたそう。 「僕は億万長者ではない。そうなりたいけどね。チームからあげていいユニフォームを何枚か貰ったけれど、それはすでになくなっていた。それ以降はクラブから請求される。スタンドの男性にそれを説明したら、彼は50ユーロを取り出した。とても驚いたけれど、受け取るという最も自然な反応をした。誠意からそうしたけれど、いま考えれば、そうすべきではなかった。みんなに理解してもらえることを願う」 これで叩かれるのは、ややかわいそうな気もするが…。 マラガでプレーした最強スター10人が強すぎる! なお、彼が着ていたアウェイユニフォームの定価は69.95ユーロ(1.1万円)。
2024年04月30日 11:50
デンマークのブレンビーでプレーする鈴木唯人が得点に絡む活躍を続けている。
1-1の引き分けとなった28日のノアシェラン戦でもゴールを決め、6試合連続で得点に関与した。
『Bold』によれば、ブレンビーDFショーン・クライベルは、鈴木についてこう話していたそう。
「彼は素晴らしい子だよ。でも、みんなにとってミステリアスな存在でもある。なぜなら、彼は英語があまり得意ではないからね。だから、『僕らが話が分かっているのかな』と思うこともあるんだ。
彼は本当にいい人間だし、多くのゴールを決めている。でも、改善すべき点もある。なぜなら、後半は消えていたからね。
そこが試合で改善すべきものだ。もし、彼がもっとチームで重要な存在になって、将来的に大きなステップを踏みたいなら、前半も後半もよくなる必要がある。僕らはそれを期待しているよ」
後半になるとパフォーマンスが落ちる点は課題だと指摘していたようだ。
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鈴木はデンマークで10ゴールを決めているが、後半に決めたのは3点。
2024年04月30日 11:30
プレミアリーグで6位となっているマンチェスター・ユナイテッド。トップ4入りが絶望となったが、今夏の移籍市場では激しい動きがあるかもしれないようだ。
『BBC』によれば、ユナイテッドは、ほぼ選手について移籍オファーを前向きに検討する用意があるという。
生え抜きであるマーカス・ラッシュフォードも放出リストに入っているというが、クラブ関係者は彼を復活させたいという思いをまだ諦めていないとも。ラッシュフォードはPSGが獲得を検討していると伝えられてきた。
また、ラファエル・ヴァランやアントニ・マルシャルらは今季限りで契約が満了になる見込み。2025年まで契約があるエリック・テンハフ監督についても古巣のアヤックスが呼び戻したがっている。
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一方、放出対象になっていないのは、21歳ラスムス・ホイルン、19歳アレハンドロ・ガルナチョ、19歳コビー・メイヌーの若手3人だけだとか。
2024年04月30日 11:28
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに、3クラブが関心を寄せているようだ。29日、イギリスメディア『TEAMTAK』が伝えている。
現在26歳のラッシュフォードは、7歳の頃からマンチェスター・ユナイテッドの育成組織で育った“生え抜き選手”で、2015−2016シーズンのヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメントプレーオフセカンドレグのミッティラン戦でトップチームデビュー。前線の主力選手としての地位を確立し、2018−2019シーズンからは背番号「10」を託された。新たにエリック・テン・ハフ監督が就任した2022−23シーズンには公式戦56試合出場30ゴールをマーク。しかし、今シーズンはキャリアハイを記録した昨シーズンから一転し、ここまで公式戦40試合の出場で8ゴールにとどまっている。
現在、クラブ株式の25%を所得し共同オーナーとなったサー・ジム・ラトクリフ氏が、“名門復活”に向けたチーム再編に意欲を示していると報じられるマンチェスター・ユナイテッド。ラッシュフォードも放出リストに名を連ねていると噂されるなか、『TEAMTAK』は3クラブが同選手獲得を画策中と伝えている。
まず最初に名前が挙がったのはパリ・サンジェルマン。以前よりラッシュフォードに強い関心を寄せているとされる同クラブは、今夏での退団が濃厚視されているフランス代表FWキリアン・エンバペの代役としてラッシュフォードを左サイドに据える予定だという。また、トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督も同選手の獲得を望んでいる模様。今シーズン途中にライプツィヒからレンタル加入したドイツ代表FWティモ・ヴェルナーと新たな契約を締結する意思がなく、ウインガーとしてもセンターフォワードとしてもプレー可能な能力を高く評価しているという。
さらに、今季限りでトーマス・トゥヘル監督が退任するバイエルンも、後任監督の意向次第ではラッシュフォード獲得に動き出すと主張。次期指揮官の最有力候補であるラルフ・ラングニック氏は、マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督として同選手を指導していることを紹介した。
なお、移籍金に関してマンチェスター・ユナイテッドは1億ポンド(約197億円)を求めているものの、実際には6800万ポンド(約134億円)程度に落ち着く見通しであると指摘している。
2024年04月30日 11:19
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦。
2024年04月30日 11:08
去就に注目が集まるリヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラーだが、現時点では残留の可能性が高いようだ。29日、『スカイスポーツ』や『アスレティック』など複数のイギリスメディアが伝えている。
現在31歳のサラーは2017年夏にリヴァプールへ加入。ユルゲン・クロップ監督率いるチームですぐさま主力に定着すると、右ウイング(WG)を主戦場に公式戦通算346試合に出場し、210ゴール88アシストをマークしている。プレミアリーグではこれまで3度に渡って得点王に輝き、チャンピオンズリーグ(CL)やFAカップ、カラバオカップ制覇にも大きく貢献。在籍7年目の今シーズンもここまで24ゴール13アシストを記録している。
リヴァプールの“絶対的エース”として君臨しているサラーだが、現行契約が2025年6月末までとなっていることや、ユルゲン・クロップ監督の退任に伴いクラブが変革期を迎えることなどから、今夏の移籍市場での退団の可能性が浮上。昨年夏にも移籍の噂が挙がったサウジ・プロフェッショナルリーグからの関心が報じられ、今シーズン終了後の去就には注目が集まっている。
しかし、この度『スカイスポーツ』や『アスレティック』が報じたところによると、現時点でリヴァプールにサラー売却の意思はなく、選手本人も退団の意向を示していないとのこと。関心を寄せているサウジ・プロフェッショナルリーグ所属のクラブも、今夏の移籍市場でのオファー提示にはそれほど積極的ではなく、契約満了後のフリートランスファーでの獲得を検討しているようだ。
リヴァプールとしては、リチャード・ヒューズ氏にスポーツディレクター(SD)職が引き継がれ、フェイエノールトのアルネ・スロット監督の就任が濃厚視されているクロップ監督の後任が正式に決まり次第、サラーの去就についての最終的な決断を下したいと考えているという。
2024年04月30日 11:00
ブラジル2部のクルゼイロは、元ブラジル代表FWロナウドが保有するクラブの株を売却することで合意したと発表した。ただ、ロナウドは理事会のメンバーには残るという。
2021年にロナウドは自身がプロデビューしたクルゼイロを救うために、4億レアル(約122億円)ほどでクラブの株90%を取得していた。ただ、チームは1部に昇格した後、再び2部に降格。
『Globo』によれば、クルゼイロのファンたちはチームの透明性向上と投資を要求するなど抗議活動を行っており、ロナウドも批判の対象になっていたという。試合では「さらば、ロナウド」との横断幕が掲げられ、ロナウドを模した人形が燃やされるなど退任を求める声が挙がっていたそう。
ロナウドの妹はファンからの批判に抗議しつつ、クルゼイロ売却は歓迎しているようだ。
「ロナウドはこのチームを消滅の危機から救ったのに、彼の退団は素晴らしいと思うファンがいる。まるで、彼がクラブ史上最悪の出来事かのように。
彼はクラブを怠惰なアドバイサーの手から引き離し、負債を減らした。ほぼ3部行きだったチームを1部に戻した。
残念なことにブラジルのファンにとってはまだ足りない。人々はとてもとても恩知らず。妹として常に全てを支えるけれど、もう彼には時間や金、人生などをここに費やしてほしくない」
ロナウドが選ぶ「俺の最強ベストイレブン」
そのロナウドはスペインのバジャドリーのオーナーでもあるが、「次はそれだ」と話しており、同クラブの株も売却する見込み(バジャドリーは昨季1部から降格し、現在は2部2位)。
2024年04月30日 10:48
[U-23アジア杯・準決勝]U-23日本 2−0 U-23イラク/4月29日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム
U-23日本代表は現地4月29日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準決勝でU-23イラク代表と対戦し、2−0で快勝。8大会連続12度目の五輪出場を決めた。
立ち上がりから主導権を握った日本は、28分に幸先よく先制。藤田譲瑠チマからのロングボールに抜け出した細谷真大が華麗なターンでDFをかわし、右足で落ち着いてゴール右に流し込んだ。
さらに42分には、左サイドから大畑歩夢が切り込んで横パスを供給。ペナルティエリア手前でフリーとなっていた藤田がダイレクトでラストパスを送り、これに反応した荒木遼太郎がワントラップから冷静にGKの動きを見て、右足でネットを揺らした。
試合終盤には相手の攻勢を受けるも、粘り強く2点のリードを守り切り、大岩ジャパンが決勝へと駒を進めた。
【PHOTO】U-23日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。藤田が圧巻の2アシスト、安定感抜群の高井も高評価
▼U-23日本代表のチーム採点「7」
若きサムライたちがイラクを圧倒。パリ五輪出場権がかかる重要な一戦で、見ていても安心感のある試合運びを披露した。
前半から主導権を握り、何度もチャンスを作れたのは、中盤3選手の働きが大きい。中央に大きく空いたスペースを藤田、荒木、松木玖生が有効に使い、正確な縦パス、ラストパスを供給。奪われても、藤田と松木の出足が速く、即時奪回して再び攻撃に繋げた。
守備の安定感も抜群。最終ラインの背後へのボールもセンターバックの高井幸大と木村誠二がしっかりとカバー。両サイドバックもスピードのある相手のアタッカーに食らいつき、仕事をさせなかった。
DF陣だけでなく細谷や荒木も下りてきて、相手のシュートをブロックするなど、組織的な守備も光った。アタッカー陣の動き出しも絶妙で、それを見逃さない中盤の選手との連係も見事だった。
MOMは2アシストに加え、多くのチャンスの起点となり中盤の支配していた藤田。得点を決めた細谷と荒木はもちろん、無失点に抑えた守備陣も高く評価した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月30日 10:03
レスターのチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)優勝が確定した。
2024年04月30日 10:00
2020年からチェルシーでプレーしてきたブラジル代表DFチアゴ・シウヴァ。
9月で40歳になる彼は涙ながらに今季限りでの退団を発表した。
「チェルシーは自分にとって大きな意味があります。1年だけのつもりで来ましたが、結局4年にもなりました。
僕だけでなく、家族にとってもです。息子たちはチェルシーでプレーしているので、チェルシーファミリーの一員であることは大きな誇り。文字通り、私の息子たちがここにいるからです。
4年間ここでの全てに常に全力を尽くしてきました。ただ、残念なことにすべてに始まり、中間、そして、終わりがあります。 これが最終的な終わりという意味ではありません。
近い将来、たとえ別の役割でここに戻ってこられるよう、ドアを開けたままにしておきたいと思います。でも…言いようのない愛。ありがとうとしか言えません」
シウヴァはこれまでチェルシーで151試合に出場。
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加入当時の監督だったフランク・ランパードへの感謝や「Once a Blue, Always a Blue」という言葉も口にしていた。
2024年04月30日 09:20
まさに“痛恨”のワンプレーだった。
現地4月29日にカタールで開催されたU-23アジアカップ(パリ五輪アジア予選を兼ねる)の準決勝で、インドネシアはウズベキスタンと対戦。0−2で敗れた。
イエローカードが6枚、レッドカードが1枚と荒れた試合になったが、唯一の退場となったのが、インドネシアのDFリスキー・リードだ。
0−1で迎えた80分過ぎ、自陣に蹴り込まれたボールをクリアしようとする。だが、蹴り上げた足の裏が、鋭く寄せてきたウズベキスタンのジャスルベク・ジャロリディノフの股間をヒットする格好に。VARが介入し、オンフィールドレビューの末、リードは一発レッドでピッチを去ることに。
【動画】これは痛い! 足の裏が股間に...
不可避にも見えるこのファウルに、SNS上では「股間を直撃」「痛い痛い...」「球蹴り行ったら玉蹴って退場」「うーーーーんレッドか?」「故意にはみえないが」「不運すぎるレッドカード」「酷だなぁ」といった声があがった。
その後、インドネシアは86分にオウンゴールで失点。数的不利では思うように反撃できなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 09:13
バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、2020年のバロンドールについて言及した。29日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が、ドイツ紙『ビルト』のインタビューに応じた同選手のコメントを引用して伝えている。
現在35歳のレヴァンドフスキは、母国であるポーランドのクラブでのプレーを経て2010年7月にドルトムントへと加入し、ブンデスリーガ2連覇やチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出などに貢献。2014年7月にはバイエルンに完全移籍すると、在籍した8年間で公式戦375試合出場344ゴールをマークして、8度のブンデスリーガ制覇やCL制覇など数多くのタイトル獲得に導いた。2022年7月からプレーするバルセロナでも絶対的なストライカーとして活躍。今シーズンもここまで公式戦44試合に出場し、23ゴール9アシストを記録している。
バルセロナとの現行契約が2026年までとなっているレヴァンドフスキだが、一部メディアは高額な年俸や年齢による影響で今シーズン終了後の退団の可能性を報道していた。しかし、インタビューに応じた同選手は、「この夏にバルサを去ることは僕には絶対にあり得ないし、それは議論する話題ではない」とコメント。「今日の時点では、少なくともあと2年はこの状態が続くだろう。身体的により高いレベルでプレーできなくなったら、その時に考えるよ」と残留する意向を明言した。
また、「もちろん、いつかバロンドールを受賞したいと思っていた。このトロフィーがまだないことに怒っているわけでも、悲しいわけでもない。しかし、僕の気持ちとしては、どちらかの年に僕の番が回ってくるはずだったんだ」と新型コロナウイルスの影響で空位となった2020年か、リオネル・メッシが受賞した2021年に自身がバロンドールを受け取るべきであったと主張。続けて、「2020年の“回顧賞”の噂があるのは知っている。その年は僕にとって特別な年だった。もし4年後に2020年のバロンドールを受賞することになったとしても、僕は決して怒らないだろう」と同賞受賞への強い希望を打ち明けている。
2024年04月30日 08:57
現地時間4月29日、U-23イラク代表はカタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表と激突した。
2024年04月30日 08:54
ラ・リーガ第33節が29日に行われ、バルセロナとバレンシアが対戦した。
前節は首位レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に敗れ、リーグ戦での連勝が「4」でストップした2位バルセロナ。逆転での連覇達成は絶望的な状況となっているが、3位ジローナが前節終了時点で「2」ポイント差まで迫っており、2位の座を死守するために勝利が求められる一戦となる。今節はシャビ・エルナンデス監督が、今シーズン限りでの退任を撤回して迎える初戦。ホームに8位バレンシアを迎える。
試合の均衡が破れたのは22分、左サイドの敵陣深くへ抜け出したジョアン・カンセロが起点を作り、バックパスを受けたハフィーニャが左足の鋭いクロスを供給。ゴール前でフリーになったフェルミン・ロペスが頭で合わせ、バルセロナが先制に成功する。しかし、その僅か5分後、ペテル・ゴンサレスのスルーパスに抜け出したウーゴ・ドゥロがバルセロナのGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのキックミスを拾い、そのまま無人のゴールに流し込んだ。
追い付いたバレンシアは36分、ボックス内右へ抜け出したP・ゴンサレスがロナルド・アラウホのスライディングタックルを受け転倒。主審はPKを宣告し、これをホセ・ルイス・ガルシア・バジャが冷静に沈めて逆転に成功した。ところが前半終了間際の45+2分、ラミン・ヤマルがバックパスを猛追し、GKギオルギ・ママルダシュヴィリのトラップを奪ってチャンスを迎える。突破を阻止しようとしたママルダシュヴィリはボックス外でハンドの反則を犯してしまい、レッドカードが提示された。
1点ビハインドで後半を迎えたバルセロナは49分、イルカイ・ギュンドアンの左CKにロベルト・レヴァンドフスキが頭で合わせて、試合を振り出しに戻す。その後も数的優位を生かして攻勢を強めるが、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き、なかなか勝ち越しゴールを奪うことができない。73分には再びギュンドアンの左CKからチャンスを作ったが、アラウホのヘディングシュートは交代出場のGKジャウメ・ドメネクの好セーブに阻まれた。
82分、バルセロナはギュンドアンの左CKにアラウホが頭で合わせると、ゴール前に浮かび上がったボールに反応したのはレヴァンドフスキ。打点の高いヘディングシュートがネットを揺らし、遂にバルセロナが勝ち越しに成功する。90+3分にはボックス手前やや左寄りの位置で得たFKをレヴァンドフスキが直接沈めてハットトリックを達成。試合はこのまま4−2で終了し、バルセロナが2試合ぶりの白星を手にした。
次節、バルセロナは5月4日にアウェイでジローナと、バレンシアは翌5日のホームでアラベスと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 4−2 バレンシア
【得点者】
1−0 22分 フェルミン・ロペス(バルセロナ)
1−1 27分 ウーゴ・ドゥロ(バレンシア)
1−2 38分 ホセ・ルイス・ガルシア・バジャ(PK/バレンシア)
2−2 49分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
3−2 82分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
4−2 90+3分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
2024年04月30日 08:50
イラクに2-0で勝利
大岩剛監督率いるU-23日本代表は、4月29日にアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ準決勝のイラク戦に臨み、2-0の勝利で8大会連続の五輪出場を決めた。
難敵をかわした勝利に韓国メディア「SPOTV news」は「韓国とは違う」と日本の五輪出場に注目した。
日本は前半28分、MF藤田譲瑠チマが最終ライン背後に落とす絶妙なボールを送るとFW細谷真大が反応して抜け出し、今度は左足のシュートモーションからターンして右足で流し込んだ。エースの2試合連続ゴールで先制した日本は、前半42分にDF大畑歩夢、藤田、FW荒木遼太郎と速いパスがつながり、最後は荒木がGKとの1対1を冷静に決めて2-0とリードしてハーフタイムへ入った。
後半はあとのないイラクが出足の鋭さを見せる立ち上がりになったが、日本はGK小久保玲央ブライアンを中心に無失点で試合を進めた。ピンチも迎えたが、このまま2-0で乗り切って勝利。8大会連続の五輪出場を決めた。
そのなかで同メディアは「韓国とは違う」と日本の五輪切符獲得を報道。グループリーグで日本が唯一土を付けられた韓国は準々決勝でインドネシアに敗れて敗退しており、「韓国が10回連続出場を挫折したなかで日本はいつの間にか8大会連続で追い上げてきた」と、韓国は記録がストップした一方、途絶えさせなかった日本について言及。「決勝に進み、最低準優勝を確保した日本は、パリ直行に成功。1996年アトランタ五輪から日本は、今や8大会連続進出を果たした。9回連続進出記録を持つ韓国との格差を縮めた」と伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)
2024年04月30日 08:38
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦。2−0で快勝し、8大会連続のオリンピック出場を決めた。
この結果を受け、準々決勝でインドネシアに衝撃の敗戦を喫し、10大会連続出場を逃した韓国のメディア『ソウル新聞』は、日韓の比較を論じている。
「U-23韓国代表が重大な岐路に立った。現在のようにアジア大会の兵役特典、オリンピック本選チケットをそれぞれ狙う短期的な計画か、日本のように他のすべての大会をオリンピックの足場として利用する長期的な計画か、選択が迫られている。後者を選択した場合、イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)らが兵役(免除)の恩恵を受け取る最後の世代となる可能性がある」
同紙は、U-23韓国代表を率いたファン・ソンホン監督が帰国後、「アジア大会の成績によって監督の任期が左右されると、オリンピックに集中しにくく、準備期間も短い。4年周期にシステムを変えなければならない」と発言した件を紹介。こう続けている。
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「その代表例が日本だ。2年後のパリオリンピックに向けて、日本は2022年のU-23アジアカップから、大会の年齢制限より2歳若い21歳以下の選手でチームを編成した。2022年の杭州アジア大会も新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期され、24歳までの参加が認められたが、出場は22歳以下の選手のみとなった。オーバーエイジ(24歳以上)はひとりも使用していない」
記事は、「韓国にとって兵役免除が懸かるアジア大会を見逃すわけにはいかない。昨年の杭州大会にもペク・スンホ(バーミンガム)、パク・ジンソプ(全北現代)、ソル・ヨンウ(蔚山)らオーバーエイジ3選手のほか、イ・ガンインやホン・ヒョンソク(ヘント)ら海外選手も招集された。金メダルを獲得したが、問題は継続する力だった」と指摘している。
「大会参加の年齢制限により、アジア大会のメンバーでは、キム・ジョンフン(全北)、ファン・ジェウォン(大邱)、アン・ジェジュン(富川)の3選手だけがパリオリンピックの最終予選に出場した。日本との相違が必然的に生まれる構造だ。日本はアジアカップで準決勝に進出し、8大会連続のオリンピック出場を果たした」
アジア全体のレベルアップもあり、相当の危機感を感じているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部