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2024年04月17日 16:49
「東都大学野球、亜大−青学大」(17日、神宮球場) 今秋ドラフト1位候補の青学大・西川史礁(みしょう)外野手(4年・龍谷大平安)が今季1号を放った。 1点リードの五回2死二塁の好機で、初球の低め変化球を捉えて左中間席へと運んだ。 この日も阪神などのスカウト陣がネット裏に視察へ訪れるなど注目度は日に日に高まる。その中で、ここまで14打数7安打4打点と上々の数字を残している。
2024年04月30日 08:13
オリオールズ―アスレチックス戦でまさか
27日(日本時間28日)に行われた米大リーグの試合で、ボールがバットに負けて“破壊”されてしまう珍事が起きた。オリオールズ―アスレチックス戦の出来事はMLB公式も報じ、米ファンからは「クオリティは酷いね」「判定はどうなるの?」などと様々な声が集まっていた。
試合球があまり見ることのない姿になった。2回だ。アスレチックスの打者ランゲリアーズが初球をスイング。バットの先っぽに当たり、強烈なスピンがかかった。捕手の近くに転がるファウルとなったが、ボールは外側の白い皮の部分が敗れて、中身が見える状態になってしまった。
MLB公式Xでも「こんな風に破壊された野球のボールは見たことないでしょ!」と驚きとともに使えなくなってしまったボールの無残なシーンを公開した。
米ファンからは「MLBのものがことごとく縫い目でバラバラになるのは何でだ?」「ユニホーム同様に質が粗悪なのか、それとも単に運が悪いのか」「判定はどうなるの?ボール?それともファウル?」「今季の野球のクオリティは酷いね」「フェアゾーンだったらもっと面白かったのに」などと疑問の声が上がった。
今年のMLBでは、30球団が着用するユニホームを大手スポーツメーカーのナイキがデザインし、ファナティクスが製造。ズボンが透けて上衣が見えたり、破れやすいなど批判を浴びていた。そうしたこともあってか「ファナティクスがボールまで作るようになったとは知らなかった」「ファナティクスはMLBのボールも作るようになったの?」「ナイキはボールも製造するようになったのか?」などといった声もあった。
(THE ANSWER編集部)
2024年04月30日 08:10
楽天のドラ1左腕、古謝樹が巨人相手に7回無失点、11Kの快投…2軍防御率は「0.86」に
楽天のドラフト1位左腕、古謝樹投手がファームで格の違いを見せつける投球を続けている。ここまで2軍戦で6試合に登板し、3勝負けなし、防御率0.86をマーク。WHIP(投球回あたりの与四球+被安打)は「0.93」と圧倒的な成績を残している。虎視眈々と出番を待つ期待の逸材に、ファンからは「古謝えぐすぎて好き」「もう1軍昇格合格なのでは」との声が上がっている(成績はすべて28日現在)。
相手を全く寄せ付けなかった。28日のイースタン・リーグ巨人戦(楽天モバイルパーク)に先発した古謝は立ち上がりからエンジン全開。梶谷隆幸外野手や秋広優人内野手が中軸に並んだ巨人打線相手に、7回を投げて116球、2安打11奪三振無失点の快投を披露した。ここまで6度の登板で42回を投げて38奪三振、打たれた安打は24本と「ドラ1」の力を示している。
神奈川・湘南学院高から桐蔭横浜大を経て入団した左腕に対し、ファンからは「大エース古謝」「古謝くんナイピしか出てこない」「2軍だとストレートとスライダーで制圧出来ちゃうし一度1軍で投げさせて欲しい」「古謝えぐすぎて好き もう2軍でやることないって」「もう1軍昇格合格なのでは」と期待のコメントが相次いでいる。
楽天は28日現在で首位ソフトバンクと6.5ゲーム差のパ・リーグ4位となっている。今季はエースとして活躍してきた則本昂大投手が抑えに回り、勝ち頭はコディ・ポンセ投手の2勝というのが現状だ。期待のドラ1左腕の1軍デビューはそう遠くないかもしれない。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 08:00
“瞑想トレ”でレギュラー定着への視界は良好だ。広島の矢野雅哉内野手(25)が29日、今季の好調の秘訣(ひけつ)を明かした。今年から目を閉じたままでの体幹トレーニングを取り入れ、「今ずっと良い感じにきている中で、そのトレーニングも生きていると思う」と手応えをにじませた。
目を閉じた状態での体幹トレは自身が慕う広島県内のトレーナーから教えてもらい、今年から始めたもの。起床後や練習前に毎日欠かさず取り入れており、「目を開けた状態だったら、自分の感覚でやりやすいけど、目をつぶってやることによって、自分の感覚とズレることが多い。頭の感覚と体をちゃんと一致させて野球の練習に入っている」という。
直近は10試合中8戦でスタメン起用されている。プロ入り以降初めて継続的に試合に出続け、「自分の感覚と、やっていることがちょっと違うズレが出てきていることもある」。そんな中で感性を研ぎ澄ませてズレを発見できる“瞑想トレ”が効果を発揮している。
「疲れというよりも今出られていることが、1番楽しいと思えることができている」と充実感を漂わせる矢野。類いまれな守備力は誰もが認めるところだ。課題は「バッティング」と自覚し、レギュラー定着への道をまい進する。
2024年04月30日 08:00
27日放送の『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』で巨人・佐々木俊輔のインタビューが放送された。
2024年04月30日 08:00
「広島(降雨中止)阪神」(29日、マツダスタジアム)
阪神は広島とのカード初戦が雨天中止となった。西勇が先発予定だったが、岡田監督はスライド登板をさせず先発ローテを再編させる方針を明かした。一問一答は以下。
−雨天中止に
「しゃあないよ。雨でも慣れとったけどな」
−西勇は
「西はあれや、(次カードの)巨人戦にいかすよ。もう、あしたあさっては普通通りにいくよ。ローテーション通りに」
−門別はブルペンに戻る
「いやいや、いまの予定ではだから、大竹を(5月6日からの)広島にあてようと思って。広島も嫌がっとるしな、大竹を。だから、今度の広島も折り返しになるからな、このメンバーがな。中6でいくとな。だからちょうど、大竹もちょっとな間隔あけてもええわと思って。詰めるんちゃうんやから。まあ、西はいつでもいけるからな。西は巨人にもいいし。だから西は巨人戦にいくよ。大竹をちょっとずらそうかなってな」
−門別も巨人戦
「門別はそら普通通りいくよ。そんなんわ」
−金曜が門別で土曜が西勇
「そらそうやん。(5月3日は)長嶋茂雄デーやのに、そら門別いかんと」
−岩崎、ゲラはこのまま流動的に
「おお、そんなすぐにカチッとはめる必要もないしな」
−ゲラは思った以上に応えてくれている
「思った通りにやってるよな」
2024年04月30日 07:36
球団発表…大谷は同社の広告モデルを務めている
ドジャースは29日(日本時間30日)、化粧品メーカー「コーセー」と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表した。本拠地・ドジャースタジアムのビジョンなどに広告が掲載される。
大谷は2023年から同社のブランド「コスメデコルテ」の広告モデルに起用されている。3月には東京・表参道などに期間限定のポップアップストアがオープンするなど、大谷が登場する広告が多数掲載されていた。
ドジャースは「ドジャースと株式会社コーセー・コーポレーションは複数年契約を発表しました。この契約に伴い、コーセーのメッセージをシーズンを通じてドジャー・ビジョン(バックスクリーン)で目立つよう紹介します」と発表した。
ドジャースのロン・ローゼンCMO(チーフマーケティングオフィサー)「コーセーとドジャースはお互いのブランド・アイデンティティを新たな市場に拡大する機会を提供します。この旅に乗り出すにあたって、コーセーに心からの感謝の意を表明します」とコメントした。
同日には伊藤園が「お〜いお茶」の広告に大谷を起用する契約を結んだと発表。22日(同23日)にはドジャースは100円ショップ大手のダイソー(株式会社大創産業)と複数年契約を結んだと発表するなど、連日チームと大谷が日本企業と契約を結んでいる。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 07:30
キャッチボールを行う大谷翔平の側で、アイアトン通訳が“壁”に
ドジャース・大谷翔平投手の新相棒の“献身的な姿”が注目されている。キャッチボールを行う大谷を守る様子に、ファンは「用心棒して、大忙し」などとコメントしている。
25日(日本時間26日)にナショナルズパークの外野で大谷が約20メートルの距離でキャッチボール。その脇でキャッチャーミットをはめた新通訳のウィル・アイアトン氏の姿があった。
チームが打撃練習中だったこともあり、真剣な表情で大谷を打球から守っていた。自身の頭上を越える当たりには、しっかりと後方の大谷に声をかけ、注意を呼びかけていた。
この様子にSNS上にはファンから「素晴らしい通訳ですからね」「データ分析して、通訳して、用心棒して、大忙し」「翔平さんをどうかよろしく」といったコメントが寄せられてた。
大谷は、この日のキャッチボール後はグラウンドにとどまり、フリー打撃の打球を処理。外野手用のグラブを着用し、キャッチしたボールは下手投げで返球していた。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 07:20
カナダ・トロントで日本メディアにクリームパンが配られた
ブルージェイズの菊池雄星投手の妻で、元フリーアナウンサーの瑠美夫人が28日(日本時間29日)のドジャース戦で、日本メディアへ日本の製パン企業が作った菓子パンを差し入れ。
2024年04月30日 07:10
今季からエンゼルスに加入していた
エンゼルスは29日(日本時間30日)、アーロン・ヒックス外野手をDFA(事実上の戦力外)としたことを発表した。代わってデービス・ダニエル投手を昇格させた。
34歳のヒックスは、ヤンキース時代の2018年には27本塁打をマーク。同年オフにヤンキースと7年7000万ドル(約110億円)の契約を結んだが、その後成績は下降し、2023年開幕後にFAとなった。その後はオリオールズに移籍し、打率.275、7本塁打31打点をマークしてリーグ優勝に貢献した。
今季からは、大谷翔平投手が抜けた打線を補強するために、エンゼルスが獲得。スプリングトレーニングでは19試合に出場して打率.313、2本塁打6打点、OPS.973と結果を残していたが、シーズンでは打率.140、1本塁打5打点に終わっていた。
またエンゼルスは昨日メジャーデビューしたザック・クリストファク投手をオプション降格させ、コール・タッカー内野手とメジャー契約を結んだ。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 07:10
◆ 「しっかり守らないとね」
DeNAが中日に11-1と一方的にやられ、借金も4まで膨らんだ。この日先発したアンドレ・ジャクソンは4回5失点KO。後を継いだ森唯斗も中日打線の勢いに飲まれ、2回6失点と精彩を欠いた。打線も中日先発の松葉貴大の前に1点を返すのがやっとの状態で、あっさりと完投を許してしまった。
またこの日も昨季ゴールデン・グラブ賞を獲得した桑原将志のサードへの送球が暴投となり、ボールが3塁ベンチ前を転々とする間エラーで1点献上。その他にも中田翔のライト前にふらふらと上がった打球に対し、度会隆輝がダイビングしながらもボールを逸らすなど、不味いプレーも散見された。
守備の乱れに対し、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた館山昌平氏は「やっぱり取れるアウトが取れないというとこですよね。ベースカバーのところであったり、あとは度会選手の判断ミスであったりといったところが、ちょっともったいなかったなと思うんですけど」と苦言。
また解説者の平松政次氏も「度会の守備は、非常に難しいところだろうと思うんだけどもね」とENEOSからプロでも後輩をかばいながらも「しっかり守らないとね。もう本当に失点につながるんでね」とOBとして修正を求めた。
今シーズンは、ワースト2位タイの阪神とヤクルトのエラー数12を6つも上回る18を記録してしまっているDeNA。失点も105とミスに直結している現実もあるだけに、早期の対策が必要になってくる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月30日 07:10
オリックス・芦田丈飛、覚悟の「この1年で最後」から入団の真相
プロの厳しさと、先入観で判断しないことを教わった。オリックスに育成ドラフト4位で入団した芦田丈飛投手は、元ロッテで活躍した清田育宏氏から大きな教訓を得た。清田氏とは1年間、独立リーグのルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズで同じユニホームを着た。
「はじめは、自分(清田氏)の最後の野球生活を過ごすためにヒートベアーズへ来られたと思っていたのですが、野球に取り組む姿勢を見て考えを改めました」。芦田は清田氏本人に詫びるかのように、反省の言葉を口にした。
千葉英和高-国士舘大-社会人・オールフロンティアを経てBC埼玉に入団した芦田が、そう思っても仕方がない部分もあった。清田氏は東洋大-NTT東日本を経て、2009年にドラフト4位でロッテに入団。2015年には主に「1番・右翼」で130試合に出場し、打率.317(リーグ4位)、15本塁打、67打点、15盗塁でベストナイン、ゴールデン・グラブ賞に輝き、2016年には侍ジャパンに選出された巧打の外野手だった。
しかし、コロナ禍に球団内規違反を行い、2021年にロッテから契約解除となった。2年ぶり現役復帰となった2023年3月のBC埼玉への入団会見では「もう1度、僕を応援してくださった方々にユニホーム姿を見せたいと思い、最後やらせてくださいとお願いしました」と語っていた。
清田氏は「1年間全力でやって、若い子の見本になれるように、そして若い子たちが今後プロに行けるように、僕も技術を教えたりしていきたいと思います」と続けたのだが、社会人野球を1年で辞め、プロ入りの夢を叶えるために1年限定で独立リーグに飛び込んできた芦田には、当時37歳の清田の後半の言葉は心に届かなかった。新人投手5人が同学年、清田氏は古巣の野手コーチ就任で「僕も頑張らなくては」
ところが、練習に合流した清田氏は芦田らに「僕は1年間、君たちに野球を教えるためにやってきた」と宣言。練習では常に先頭に立ち、若い選手らがアドバイスを求めると、自らプレーを見せて打球の処理などを示してくれた。大学途中で外野手に転向するまで投手だった清田氏は、投手陣にもアドバイス。ブルペンでは打席に立って球筋や球種を確認したうえで、打者心理も含めた助言は芦田らにとって貴重なものだったという。
当時23歳でチームの年長者だった芦田が、若手選手の模範になろうと守備練習の先頭に立ちベンチの最前列で声を出し続けたのは「この1年で最後」という覚悟の思いと、清田氏の姿勢に刺激を受けたからだった。
芦田は、2023年に38試合に登板。鋭く落ちるフォークを武器に39回1/3で38奪三振、防御率3.20。清田氏も41試合に出場し、打率.315、3本塁打、23打点でチームの南地区リーグ優勝に貢献した。
オリックスに育成指名され「プロに入れるなら育成でもいいと思っていた」という芦田に、清田氏は「育成で頑張ろうと思って入っても、支配下選手と一緒にプレーしていくことに満足してしまう選手が多い。周囲に流されず、自分を見失わないことが大切だよ」と、現状に満足することなく継続することの大切さを説いてくれた。
今年のオリックス新人12選手のうち、6人は社会人出身で投手5人はいずれも同学年。5位の高島泰都投手、6位の古田島成龍投手は開幕1軍入りを果たし、7位の権田琉成投手もオープン戦に登板している。芦田は「キャンプを一緒に過ごしたのでみんなの力はわかっていますから、3人が活躍すれば希望は見えます」。清田氏は今年3月20日、BC埼玉の野手コーチに就任した。「僕も頑張らなくては……とめちゃくちゃ思います」。恩返しをするためにも、支配下選手登録を目指す。(北野正樹 / Masaki Kitano)
2024年04月30日 07:00
◆ セ・リーグ単独トップの6号
中日がDeNAを投打に圧倒。
2024年04月30日 06:50
◆ 「12球団1と言っていいぐらいの破壊力になる」
ヤクルトが巨人相手に9-0と大勝した。この日は序盤からヤクルト打線が巨人先発のフォスター・グリフィンに襲いかかり、4回までで8得点と爆発。最終的には16安打9得点と打線の好調さが目を引いた。
その中でも3回に山田哲人がレフトへ、4回には村上宗隆がライトへと“チームの顔"のアーチ共演が見られたことに、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた館山昌平氏は「チームの打撃成績がいいわけですけど、その中でもやっぱり今日はね、 山田選手と村上選手のアベックホームランですよ。やっぱりファンは待ち望んでたと思うんですよ」と言及。
解説を務めた笘篠賢治氏も「オープン戦の時にこの2人のアベックホームランがどれだけ見れるかってことを、言った覚えがあります。やっぱりこの2人が打ってくれると得点力が上がりますから。12球団1と言っていいぐらいの破壊力になりますからね」と打線の起爆剤になると説いた。
両ヤクルトOBも喜んだ今シーズン初のYM砲のアベックホームランは、ここまで打率.253、ホームラン17、得点102と全てリーグトップの燕打線が、さらに活発になるきっかけとなるかも知れない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月30日 06:40
敵地・Dバックス戦に「2番・DH」で出場
■Dバックス ー ドジャース(日本時間30日・アリゾナ)
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場する。3戦ぶり8号に期待がかかる。
前日28日(同29日)の敵地・ブルージェイズ戦では、大ブーイングの中、3試合ぶり無安打に終わった。4打数無安打で打率.336、OPS1.038。チームは連勝が6でストップした。
ダイヤモンドバックスの先発はトミー・ヘンリー投手。大谷との対戦成績は2打数1安打1本塁打1打点1四球。エンゼルス時代の昨年6月30日(同7月1日)に、自己最長493フィート(約150.3メートル)の一発を放っている。
26日(同27日)のブルージェイズ戦で今7号を放ち、沖縄生まれのデーブ・ロバーツ監督の持つ球団日本出身選手最多本塁打記録に並んだ。豪快な一発で記録更新なるか。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 06:40
◆ セ・リーグトップの4勝目
ヤクルトが連勝中の巨人を投打に圧倒。9-0の大勝でカード初戦をモノにした。この日は先発したミゲル・ヤフーレの快投が光った。序盤から味方打線の援護をもらうと、5回に先頭の岡本和真にヒットを許すまでパーフェクトピッチングを披露。その後も安定感バツグンの投球で巨人打線を翻弄し、94球被安打3の内容で球団外国人史上初となる“マダックス"の偉業を達成した。
29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次氏は「前回は良くなかったんですけども、今回はちゃんと調整してきましたね。私は初めて見たときから、このピッチャー絶対活躍すると言ってましたから」と自らの目は確かだったと再確認。この日MCを務めた館山昌平氏も「チェンジアップが非常にいいんですよね。150キロ超えるボールはないんですけども、 ストレートとの見分けがつかない、球速差が5キロぐらいしかないチェンジアップでバッターを打ち取っていくんですよ」と変化球の精度の良さに舌を巻いていた。
もう一人解説者・笘篠賢治氏は「右バッターの胸元にガッとくるようなストレートをうまく使いながら、ベース板をすごく広く使えている。そして自滅しないコントロールをしっかり持っている。すごく威圧感があるようには見えないんですよ。だから巨人からすると、打てそうで打てないっていうのがずっと続いてたと思いますね」と巨人打線を術中にハメた投球術を絶賛していた。
圧巻投球でセ・リーグトップの4勝目を挙げた右腕。頼もしい新戦力がヤクルトを引き上げていく。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』