2024年04月17日 22:30
「日本ハム4−4ソフトバンク」(17日、エスコンフィールド) 日本ハムは執念のドローで借金生活を回避した。 十一回は2点を勝ち越され、その裏の攻撃も相手の守護神オスナにあっさり2死を奪われた。だが、万波が右前打で出塁。続くマルティネスが初球を振り抜き、値千金の同点2号2ラン。敗戦を免れた。 新庄監督は「2死から万波君がヒット打って。ああいう場面で何かをしてくれる選手に変わってきているのは確か」とチャンスメークした万波を称賛。粘りのドローを「みんなが成長している」と評価しながら、「ただ、細かいミス。チャンスをつかめるかつかめないか」とも悔やんだ。 十二回は2死一、二塁の好機で郡司が三振。あとひと押しができなかった。指揮官は「勝てるチャンスはいっぱいあった。勝ちたい、むちゃくちゃ勝ちたかった、今日は。同点じゃなく」と満足しなかった。 先発は3月に育成から支配下登録された高卒3年目の福島。勝敗はつかなかったが、5回4安打2失点に抑える上々のデビュー戦だった。 新庄監督は「たいしたもの。育成から這い上がってきて、ホークス打線を。一回だけ。よく抑えましたよ。まあ、次も期待が持てるピッチング。次もいってもらいます」と称賛した。
2024年04月30日 23:02
「広島1−7阪神」(30日、マツダスタジアム)
阪神・村上の打席で「申告三振」がトレンド入りした。
場面は阪神が6点リードで迎えた九回2死二塁。打席に入った村上は次の回の投球に備えるため打つ気を見せず、3球三振となった。
近年は見る機会も減ったが、試合終盤、投手が打席に立った際にはよくみられる光景。ここで中継の解説を務めた阪神OB・中田良弘氏(デイリースポーツ評論家)が「申告敬遠ってあるじゃないですか。こうやって打たない時あるでしょ?わざとボール振って三振とか。申告三振とかも作ったらいいですよね」と語った。
これにネットが反応し、「申告三振」が話題に。「申告三振は笑った」、「申告三振というワードにジェントルマンを感じた」、「おもろすぎ」、「時短になっていいと思うな」、「死球のリスク回避のためにもあってもいいと思う」、「申告三振作るならDHほしい」などの意見が飛び交っている。
2024年04月30日 22:59
「巨人3−4ヤクルト」(30日、東京ドーム)
高津ヤクルトが巨人に連勝で、苦しんだ4月を連勝締め。試合後の高津監督は踏ん張った中継ぎ陣をたたえつつ、3打点で勝利に貢献したサンタナを絶賛した。
投打で粘った価値ある1勝だ。今季初先発となったロドリゲスは逆転を許すなど4回2失点で降板し、同点とした五回から継投に入った。星が先頭の丸に勝ち越し弾を浴びるも、その後は粘りの投球。長谷川、木沢、エスパーダ、石山とつないで、勝利のバトンを最後まで落とさなかった。
また打っては、5番・サンタナが2安打3打点と大暴れ。村上が3四球を見極める中、その後ろを任される助っ人がきっちりと好打で仕事を果たした。フェンス最上部に直撃する適時二塁打には「パワーが足りなかった」と笑わせ、試合後の指揮官も「パワーがあるから、あそこまで飛ぶ」と目尻を下げた。
そして、高津監督は「守備のこともすごく反省して、それも懲りずに一生懸命に守備を練習して。バッティングももちろんする。自分の役割を理解している選手。うまくない部分もあるですけど、しっかり任せていける」と言葉を続けた。
28日の阪神戦では守備位置が後ろに下がっていたこともあり、ポテンヒットを捕球しきれずに敗戦していた。その後の姿勢も高く評価している指揮官の期待に、サンタナが応え続けている。
2024年04月30日 22:42
「オリックス0−1ロッテ」(30日、ほっともっとフィールド神戸)
ロッテ・佐々木朗希投手(22)が7回108球を4安打無失点。5度目の宮城との対決は、六回まで毎回走者を背負いながらも今季初の無失点投球とし「何より一番良いピッチャーだと思うので、自分の中でも気持ち自体は入りましたし、良い集中力で投げられたかなと思います」と振り返った。
初回は先頭・西川に四球・続く森には左中間二塁打を浴びたが、荻野−茶谷−佐藤の中継プレーで一走・西川を本塁タッチアウト。野手陣に助けられながら、後続の紅林は二ゴロ、セデーニョは空振り三振と無失点に抑えた。
その後は六回まで毎回走者を背負ったが、毎回奪三振し得点は許さない。フォークを決め球に今季最多10奪三振を挙げた。ただ、宮城は13奪三振。佐々木は「今日は宮城の方が取ったので、ちょっとなんも言えないです」と笑いながら、ライバル心も燃やした。
2024年04月30日 22:33
「広島1−7阪神」(30日、マツダスタジアム)
広島は投打で奮わず借金1に逆戻りとなった。
2024年04月30日 22:06
● 西武 1 − 2 日本ハム ○
<4回戦・ベルーナドーム>
「嬉しいですし、新庄監督に7回ぐらいに最後まで行くぞと言ってもらえたので、それが一番嬉しかったですね」。
日本ハムの山粼福也が30日の西武戦で、97球3安打無四球1失点の完投勝利で3勝目を手にした。
山粼は5回まで西武打線をパーフェクトピッチングも、完全試合を全く意識していなかったという。「6回の頭で打たれるかなと。時間が空くとそういうところがあるので、打たれましたね」と、1−0の6回に先頭の長谷川にこの日初安打を許し、金子に同点の適時打を浴びた。8回に味方打線が勝ち越し、このリードを最後まで守り切り1人で投げぬいた。
この日は走者がいない時の投球テンポは「持ち味でもあるので、テンポとリズムはなるべく首を振らないようにしていますし、(伏見)虎威さんを信頼していますし、ポンポン投げるようにしています」と、抜群だった。
97球での完投勝利。「少ければ少ないほどいいのでね。シーズンが長いですし、極力少なめではいきたいですね」と振り返った。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
2024年04月30日 22:03
本拠地フィリーズ戦でようやくトンネル脱出
米大リーグ・エンゼルスは29日(日本時間30日)、本拠地でフィリーズに6-5と競り勝ち、連敗を4で止めた。負けていれば直近11試合で10敗という“泥沼”に輪をかけるところだったが、土壇場で阻止。終盤に相手のミスに乗じた大黒柱のマイク・トラウト外野手の激走に、ネット上の日本人ファンからは「かっこよすぎる」と奮闘ぶりに感激した声があがった。
隙を見逃さなかった。4-4の同点で迎えた7回2死二、三塁の場面で打席に入ったのは3番ウォード。カウント0-2から相手右腕ドミンゲスの3球目が低めに外れ、暴投となった。三塁走者のエドリアンザのホームインを阻止しようとした捕手のスタップスの送球は、カバーに入ったドミンゲスの頭を大きく越えて内野を転々。これを見た二塁走者のトラウトもエドリアンザに続いて一気に本塁を陥れ、2点を勝ち越すビッグプレーとなった。
9回に1点を奪われたものの、最後は守護神エステベスが締めて、エンゼルスは5試合ぶりの勝利。ネット上の日本人ファンからは、相手の2つのミスを見逃さなかったトラウトの一気の生還に注目する声が上がった。
「か、、、、かっこいい(悶絶)」
「トラウトかっこよすぎるんやけど」
「トラウトのこういう所が野球の『上手さ』なんだよな GOATと呼ばれる所以」
「流石トラウト」
エンゼルスは一時ア・リーグ西地区の首位争いに顔を出す好調な滑り出しを見せていたが、19日のレイズ戦から5連敗、1勝、4連敗と負けが込んでいた。そんな窮地で、チームを引っ張るスター選手のトラウトが必死の激走で白星を手繰り寄せた。再上昇のきっかけとなるか。
(THE ANSWER編集部)
2024年04月30日 21:52
ヤクルト4−3巨人(セ・リーグ=30日)――ヤクルトが5カードぶりの勝ち越し。
サンタナが七回に逆転2点打を放つなど3打点と活躍した。巨人は西舘勇陽(中大)が踏ん張れず、3カードぶりの負け越し。
◇
阪神7−1広島(セ・リーグ=30日)――阪神が3連勝。二回、坂本の適時打で追いつくと、四回に併殺打の間に1点を勝ち越し、終盤にも加点した。村上は今季初完投。広島は打線がつながりを欠いた。
◇
DeNA2−1中日(セ・リーグ=30日)――DeNAが連敗を3で止めた。一回に牧の適時打で先制。五回に併殺打の間に1点を加えた。4年目の中川颯がプロ初勝利。中日は好機であと1本が出なかった。
2024年04月30日 21:49
「巨人3−4ヤクルト」(30日、東京ドーム)
巨人が痛恨の逆転負けでヤクルトに連敗を喫した。
2024年04月30日 21:49
● 巨人 3 − 4 ヤクルト ○
<4回戦・東京ドーム>
巨人は終盤の8回と9回にチャンスを作りながら、あと1本が出ずヤクルトに3−4で敗れた。
巨人は3−4の8回に先頭の萩尾匡也がこの回から登板したエスパーダから二塁打を放ち、続く岸田行倫が送り一死三塁とチャンスを作ったが、門脇誠、代打・大城卓三が連続三振で無得点
30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた佐々木主浩氏は、「ちょっとピッチャーのデータが足りなかったのではないですかね。最後2人とも落ちるボールだったんですけど、頭に入っていないですもんね」と振り返った。
9回も石山泰稚に対し2アウトから安打と四球で一、二塁としたが、坂本勇人が遊ゴロで試合終了。
佐々木氏は「1本出てたらもっと楽な戦いができるんでしょうけど、流れ的なもんですかね。出ないから苦しんでいるし、流れ的には相手の流れですよね」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月30日 21:47
● オリックス 0 − 1 ロッテ ○
<4回戦・ほっと神戸>
ロッテは完封リレーで逃げ切り勝ち。先発登板した佐々木は7回4安打無失点、10奪三振の力投で3勝目(1敗)を手にした。
佐々木は立ち上がりに苦しんだ。先頭の西川に四球を与えると、続く2番・森には左中間へ二塁打を許した。この打球で一走・西川は本塁を狙ったが、ロッテ野手陣が冷静な中継プレーで本塁タッチアウト。バックの堅守に救われた佐々木は、続く紅林、セデーニョを打ち取り無失点スタートを切った。
2回以降も走者を背負う投球が続いたものの、要所を締め同学年のオリックス先発・宮城と投手戦を展開。味方打線が1点を先制した5回以降はノーヒット投球を披露し、7回4安打無失点と尻上がりの好投で救援陣にバトンを渡した。
攻撃陣は相手先発・宮城に13三振を喫したものの、5回は二死一塁で1番・荻野が左中間を破る適時二塁打。一走・山口が長躯ホームインを果たし、三塁ベンチ前で準備していた佐々木もガッツポーズを見せた。
追加点は奪えなかったものの、佐々木のあとを受けた救援陣も力投。8回は2番手・鈴木が2四球を与え二死一、三塁のピンチを招いたが、リリーフした澤村が4番・セデーニョを左飛に仕留めゼロを刻んだ。1点リードの9回を締めた益田は1ヵ月ぶりとなる今季2セーブ目(1敗)。佐々木は8回1失点だった宮城との“同学年対決”を制し、これで通算5度の直接対決の結果は佐々木の3勝1敗となった。
2024年04月30日 21:46
「オリックス−ロッテ」(30日、ほっともっとフィールド神戸)
神戸発アイドルグループ「グットクルー」の一ノ瀬りのが始球式を務めた。背番号1のオリックスのユニホームに、キラキラと輝くカラフルなスカート姿で登場。グラブを高く上げて振りかぶって投げた山なりのボールはホームベース手前で弾み、2バウンドで捕手のミットにおさまった。
手を振って声援に応えると、一塁ベンチ横のファウルゾーンで見守ったメンバーに興奮気味に投球を報告した。
「グットクルー」は2020年に結成された神戸発のポップロック系アイドルグループで関西コレクションへの出演や、地上波TVとのタイアップ、ラジオ関西で冠番組を持つなどライブ活動以外にも精力的に活動している。
2024年04月30日 21:41
● 巨人 3 − 4 ヤクルト ○
<4回戦・東京ドーム>
30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた佐々木主浩氏が、6回の巨人・山粼伊織の投手交代について言及した。
2024年04月30日 21:41
「広島1−7阪神」(30日、マツダスタジアム)
阪神が3連勝。逆転勝ちは今季10度目で、12球団最多となった。貯金は今季最多の「6」。
先発した村上は今季初完投で2勝目。打線はノイジーが4安打1打点と活躍した。岡田監督の一問一答は以下。
−村上は初回1点でしのいだ
「おお、なあ。2回目やな、初球ホームラン」
−ピンチもあったが2点目を取られなかった
「そうやな。まあ、そんな調子があれや、悪くなかったと思うしね。1点でしのいで、徐々に。きょうもあれや、三回くらいからやな。ちょっとカーブとかな、やっぱりなんかうまくタイミング外すというか。なあ、持ち味がでだしたんがな」
−最後まで投げ切ってくれた
「いや、球数も少なかったし、もう七回でこれ120(球)までにおさまるなって言うとったから。最後までいかせようと思って」
−連戦の中で先発が完投した
「連戦言うても昨日空いたからな。この展開じゃ2人ね。あと投げさせてもあの2人(ゲラ、岩崎)は休ますことできたかもわからん」
−四球から得点
「久々につながったな。ノイジーはえらいな。どしたんやろ。分からんけど。ちょっとバット立ってきたよな、言うてたようにな。寝かしてないもんな。打つ前に浮かしとるもんな、ちょっとな」
−出ながら状態を上げてきた
「そうそうそう。開幕の時そんなええことなかったけどな。ここ何試合かは、ほんとお前、右の方にもうまいこと打ちよるしな。あれはちょっと「あっち向いてホイ」あったけど、あれは「あっち向いてホイ」ちゃうよな今日なんかお前、しっかり向こうにな、打ってるよな」
−逆転勝ちが多い。2点目3点目をあげないのが
「まあだから、この間の大竹にしてもな、一回、二回で取られとるけど1点、1点とかな、最少点に抑えとるから、そのくらいやったら何とかこう、2点打線じゃなしに、ちょっとあれから抜け出しとるからな」
−四死球を多く選べているのは昨年の強かったころの戦い方
「おーん。そら向こうのピッチャー、相手次第やけどな。だいぶボール球もな、悪い頃に比べたら、やっぱり選んでな、振らんようになってな、全体的にな」
−坂本にチャンスで回ってきたが、しっかり生かした
「あいつら2人、バッティング練習の時からようなっとるから、梅野と坂本が。だからヒットが出そうな感じやもんな」
−ゲッツー崩れや犠飛で点を取ったことが大きい
「そや。大事なところで三振せえへんやんか。前に転がしたらなあ、ほんとゲッツー崩れでええんよ、1点でええんよ、おーん。だから結局7、8、9とかなあ、あのへんで1点とかとれるだけでいいわけやからな」
−3点目の犠飛はファウルゾーンだったが
「そら向こうがとりはったから(笑い)。とったなあと思ったけど」
−4月が終了。チーム状態も上向いてきた
「そうやなあ。何試合か続けて2点しか取れん時に比べたら、つながって点が取れるようになってるから、先発も徐々にそういう形で、ある程度点取ってくれると分かったら、先に取られても最少点で抑えていったら、逆転してくれると。逆転勝ちが多いと言っても、そんな劇的な逆転じゃないからな。やっぱり1点1点の積み重ねの逆転やからな。その方が相手にはダメージ大きいかも分からんけどな、1点1点取られていく方が」
2024年04月30日 21:39
ソフトバンク8−0楽天(パ・リーグ=30日)――ソフトバンクが大勝で7連勝。
二回に山川のソロなどで3点、五回には柳田のソロなどで5点を挙げた。有原は8回無失点の好投。楽天は投打に振るわなかった。
◇
日本ハム2−1西武(パ・リーグ=30日)――日本ハムが接戦を制した。マルティネスが先制打と決勝犠飛の2打点。山崎は西武打線を3安打に抑え、7季ぶりプロ2度目の完投勝利。西武の連敗は4に伸びた。
◇
ロッテ1−0オリックス(パ・リーグ=30日)――ロッテは五回、荻野が適時二塁打を放ち、継投でリードを守り切った。先発の佐々木は7回10奪三振。オリックスは2試合連続の零封負けで、勝率5割を切った。
2024年04月30日 21:33
● 巨人 3 − 4 ヤクルト ○
<4回戦・東京ドーム>
巨人のドラフト1位・西舘勇陽が30日、ヤクルト戦にリリーフ登板し2試合連続失点を喫した。
プロ初登板から10試合連続無失点に抑えていた西舘だったが、4月26日のDeNA戦で3点を失いプロ初失点、初黒星を喫した。初失点した時以来のマウンドとなった西舘は30日のヤクルト戦、3−2の7回に登板。先頭の代打・西川遥輝にボールが先行し3ボール1ストライクからのストレートをライト前に弾き返されると、続く丸山和郁に送られ、青木宣親には四球。
30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた佐々木主浩氏は、「慎重になっているんですよね。前回やられたということで、精神的にまだ前回を引きずっている感じはありますよね。ポンポンと追い込むピッチャーなのに、今日はボールから入っていますよね」と指摘。
西舘はオスナをスライダーで見逃し三振で2アウトとしたが、村上宗隆に四球で満塁としてしまう。ここを踏ん張りたいところだったが、サンタナに投じた初球のカットボールをライト前に運ばれ2点適時打を許した。
佐々木氏は試合後、「西舘が心配です。これを乗り越えるのは自分自身しかない。次の登板が一番重要になってきますね」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)