2024年04月18日 10:55
サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は17日、準々決勝第2戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid、スペイン)は2戦合計4‐4で迎えたPK戦でマンチェスター・シティ(Manchester City、イングランド)を4‐3で下し、リベンジを果たして準決勝進出を決めた。 レアルは12分にロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)が先制点を決めるも、シティはケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)のゴールで76分に追いつき、この日のスコアを1‐1として、2戦合計でもタイとなった。 迎えたPK戦では、レアルのGKアンドリー・ルニン(Andriy Lunin)がベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)とマテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)のキックをストップし、シティの連覇への挑戦は終わりを迎えた。 2018年からチャンピオンズリーグのホーム戦では無敗だったシティは34本のシュートを放ったものの、通算14回の欧州王座を獲得しているレアルは勇敢な守備を見せてこれを防ぎ切り、昨年大会の準決勝で敗れた雪辱を果たした。 レアルのジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)は「とても苦しい。シティに上回られるとほとんどのチームは崩壊するだろうが、僕らは本当によく持ちこたえた。きょうは結局のところメンタルだった」と振り返った。 一方でシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「マドリードにおめでとうと言いたい。最後まで抵抗して守る力は素晴らしいものだった。後悔はない。常に(相手よりも)クリエイトし、失点を抑えようと努力し、すべてをやり切った」と振り返った。 レアルは準決勝で、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と対戦する。 ■関連記事 ・レアル対マンCは合計6ゴールの打ち合いドロー 欧州CL ・PSGが逆転4強、エムバペ2得点などで10人のバルサ下す 欧州CL ・ドルトムントがアトレティコ撃破 逆転で欧州CL4強入り
2024年05月01日 07:00
セレッソ大阪は4月30日、クラブの公式YouTubeチャンネルで、DFジャスティン・ハブナーのインタビュー動画を公開した。
今季にウォルバーハンプトンより加入したハブナーは、自身の年齢である20歳にちなんで20個の質問に回答。そのなかで日本サッカーの印象に関しては、「Jリーグ自体のレベルが高いので、僕が経験を積むには良い場所です」と語っている。
【動画】「好きなアニメは?」「憧れの選手は?」など20個の質問で新加入DFハブナーを紐解く!
インドネシア代表にも名を連ねるハブナーは、1月に行なわれたアジアカップの日本戦にも出場。若きセンターバックは「日本代表で凄いと思った選手は?」との質問に、2人の名前を挙げた。
「日本代表の選手は全員上手いんですけど、僕が目を光らせたのは、久保建英と堂安律です」
インドネシア戦に先発していた堂安や久保と実際に対峙して、技術の高さを体感したようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 06:59
カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は、準決勝・U-23イラク代表戦の翌日、4月30日にトレーニングを実施した。
イラク戦の先発組、長い時間出場したメンバーはこの日、ホテルでコンディション調整。そのほかの半田陸、西尾隆矢、鈴木海音、内野貴史、川粼颯太、山本理仁、佐藤恵允、田中聡、内野航太郎、GKの野澤大志ブランドン、山田大樹が練習場に姿を現し、30分程度の軽い練習を行なった。
【PHOTO】U-23日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。藤田が圧巻の2アシスト、安定感抜群の高井も高評価
ストレッチやリフティング、遊びの要素を含めた限られたエリアでの鬼ごっこのようなメニューをこなした後は、鳥かごも。なにやら勝負をしているようで、田中が「よっしゃー!」と大きくガッツポーズをする一幕も。
最後は各自で自主練。GK組はキャッチングの練習で、西尾と半田、田中と佐藤、鈴木と内野航はペアを組んでロングキックをしていたほか、川粼はランニング、山本はシュート練習、内野貴はダッシュを繰り返し何本も行なっていた。笑い声も溢れ、終始、リラックスした雰囲気だった。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月01日 06:50
4月30日に行われたバイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグは2-2の引き分けとなった。
34歳のトニ・クロースは古巣相手に先発すると前半24分に絶品スルーパスでヴィニシウス・ジュニオールの先制点をアシストしている。バイエルンが空けてしまったスペースを突く完璧なタッチのパスだった。
レアルFWロドリゴも試合後にこう話していた。
「先制点はクロースの魔法のようなパスから生まれた。
僕ら全員で彼にもう1年だけでなく何年もプレーを続けるように説得しているんだ。彼は誰もが見惚れる才能を持った正真正銘のマエストロ。僕ら全員、彼と一緒にプレーするのが大好きさ」
クロースは現時点でレアルとの契約が今季で満了する見込み。
クロースも!宇佐美貴史の「バイエルンデビュー戦スタメン11人」
カルロ・アンチェロッティ監督も「クロースは全体を通していいプレーをした。彼の助けもあって、ボールをうまく管理できた。ファンタスティックなパスだった」と讃えていた。
2024年05月01日 06:35
今夏にドイツで行われるEURO。
2024年05月01日 06:31
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦。2−0で快勝し、8大会連続のオリンピック出場を決めている。
この結果を受け、準々決勝で格下のインドネシアにまさかの敗戦を喫し、10大会連続出場を逃した韓国のメディア『Sportal Korea』は、「韓国は脱落した。日本はオリンピック本選進出。オーバーエイジ3人まで確定に道筋」と題した記事を掲載。日韓の明暗を嘆いている。
同メディアは「韓国と違って日本には爽快な一日だ」と切り出すと、日本メディアの報道として、パリ五輪のオーバーエイジ候補として田中碧(デュッセルドルフ)、上田綺世(フェイエノールト)、板倉滉(ボルシアMG)が有力、冨安健洋(アーセナル)、遠藤航(リバプール)、堂安律(フライブルク)も対象になっていると紹介。こう悲嘆している。
【PHOTO】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!
「パリ五輪まで4か月も残している時点、オーバーエイジ3人まで事実上確定した雰囲気だ。インドネシアに敗れて、40年ぶりに本選進出を逃した韓国とは全く違う姿だ」
記事は、「何十年もの間、オリンピック出場権を当然のものと考えてきた考え方が弊害となっている」と警鐘を鳴らしている。
アジアのサッカーを引っ張ってきた両国が、今回は明暗が分かれる結果となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 06:15
ドイツのボルシアMGでプレーする福田師王。
2004年生まれの20歳である彼はパリオリンピックに出場できる年齢だが、欧州でプレーしていることもあり、今回のU23アジアカップには招集されなかった。
その福田は28日に行われたフォルトゥナ・デュッセルドルフとのリザーブゲームでゴールを決めたが、前半終了後に交代している。
『Bild』によれば、負傷交代になったそうで、松葉杖をついていたという。ただ、幸いにも関節の軽傷で済み、今季終了までに復帰できる可能性は十分あるとのこと。
U-23日本代表、U23アジア杯に招集できなかった逸材12名
ボルシアMGのトップチームは今季ブンデスリーガで13位と低迷。残り3試合でシーズンを終えるが、福田をもっと起用しろと訴える現地ファンの声もあるという。
2024年05月01日 06:09
セルティックの古橋亨梧は、スコットランドリーグ前節のダンディー戦で、ジェームズ・フォレストの先制点をお膳立てした。その後フォレストが追加点をあげ、チームは2−1で勝利している。
だが、『FootballFanCast』はブレンダン・ロジャーズ監督に、次のハーツ戦で古橋をスタメンに含めるべきではないと訴えた。ダンディー戦の貢献度は低かったと主張している。
前節の試合前も古橋をベンチスタートにすべきとしていた同メディアは4月29日、「大半にわたって目立たないパフォーマンスだったキョウゴは外すべき」と報じた。
「62分間で彼は保持時も非保持時もチームにあまり多くをもたらしていない。タッチ数はGKジョー・ハートより少ない39回。保持時の仕事が足りなかったことを示している。幸運に見え、フォレストのフィニッシュによるおかげが大きかったアシストを除けば、彼はあまり貢献しなかったのだ」
「彼は10回のタッチで5回のロストを記録しており、デュエルで競ったのは2回。保持時でずさん、相手DFと競うのもためらったということを示している」
【動画】旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾
さらに、FootballFanCastは「日本人ストライカーはハーツ、レンジャーズとのここ2試合でも苦戦しており、ゴール、アシストはなく、シュートは6本。『ビッグチャンス』を1回逃し、どちらの試合もパス成功率は58%だ」と続けている。
「よって、ロジャーズは、今季のプレミアシップで21回の『ビッグチャンス』を逃しているFWを外さなければならない」
昨季は公式戦で34得点をあげ、年間最優秀選手に輝いた古橋だが、ロジャーズ体制となった今季は公式戦で16得点。シーズンを通じ、スタイルが変わったセルティックでのパフォーマンスを取りざたされてきた。
宿敵レンジャーズとのタイトルレース終盤で、エースはあらためて存在感を際立たせられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 05:50
今季リヴァプールに加わるとチーム唯一の守備的MFとして大きな貢献を果たしてきた遠藤航。
2024年05月01日 05:42
監督交代を機に、鎌田大地はラツィオで存在感を高めている。クラブは選手に残留を決断してほしいようだ。
昨夏ラツィオに加わった鎌田の契約は1年。選手が権利を持つ延長オプションがついている。来季もラツィオでプレーするかどうか、鎌田が選ぶかたちだ。
出場機会に恵まれなかったマウリツィオ・サッリ前監督の下では、鎌田が延長オプションを行使せずに退団するとの見方が有力だった。一時、その意向をクラブに伝えたとの報道があったことも記憶に新しい。
だが、周知のとおり、イゴール・トゥドール監督が就任してから、鎌田の立場は一変した。出場機会を得られるようになっただけではない。ボランチの一角としてリーグ戦で常にスタメンに名を連ねし、直近はフル出場を続けている。指揮官の鎌田に対する賛辞は増すいっぽうだ。
ただもちろん、鎌田が移籍する道を選ぶなら、来季に向けた補強方針にも影響する。クラブとしては、できるだけ早く決着をつけたいかもしれない。
【動画】復活した鎌田が7か月ぶりに絶妙のアシスト
イタリアメディアによると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、『Il Messaggero』で「監督は彼を絡めている。将来への支えとした」と、鎌田に決断をうながした。
「後は彼がラツィオに残ると決めなければならない」
コメントを伝えた『calciomercato.com』は、「彼は真剣に考えているところだ。それは冬に続いていた他クラブからの関心の噂が、直近では続いていないからでもある」と報じている。
「まだ(ユニホームの)胸に鷲がいる彼を見ることができれば、監督、クラブ、多くのサポーターと全員が嬉しいだろう。だが、すべては彼次第だ」
延長オプション行使の期限は5月いっぱいとの報道もある。いずれにしても、最終的な決定を下すときが近づいていることは確かだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 05:30
三笘薫が所属するブライトンはこの夏のプレシーズンに来日するようだ。
地元紙『The Argus』によれば、ブライトンの最高経営責任者兼副会長のポール・バーバー氏がこう述べたという。
「すべての条件が同じであれば、我々はこの夏に日本に向かう。当然、我々は薫がそのツアーに参加することを期待している。薫が一緒にいることが我々にとって重要だからだ。
現時点では日本で2試合を開催する計画だ。そこでの練習場やホテル、スタジアムなどを調査している。とはいえ、それが我々の夏の計画になるだろう。まだ達してはいない。契約に関してはまだやるべきことが残っているが、それが計画だ」
三笘は怪我のために今シーズンはもうプレーしないが、ツアーには帯同するようだ。
「日本と恋に落ちた!」日本を満喫する姿が最高だった世界のスターまとめ
なお、ブライトンはプレミアリーグ最近6試合で3分3敗と勝ちがなく12位に降下。残りは4試合で5月19日のマンチェスター・ユナイテッド戦が今季最終戦になる。
2024年05月01日 05:08
驚きの報道と言えるかもしれない。
遠藤航が所属するリバプールのユルゲン・クロップ監督は、今シーズン限りでの退任が決定。その後任には、上田綺世が所属するフェイエノールトを率いるアルネ・スロットが有力視されている。
【動画】サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
そんななか、グレアム・ベイリー記者が、リバプールの専門サイト『ROUSING THE KOP』の取材で、遠藤が退団する可能性を指摘した。
「チアゴ(・アルカンタラ)が移籍するのは明らかだ。それは分かっている。もしエンドウがある時点でドイツに戻ったとしても、それは大きなショックではないと思う」
同記者は「彼は加入して仕事を終えた。素晴らしい仕事をしたと思うが、彼がブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている。彼は大金をもらっているわけではないし、彼らも彼に大金を払ったわけではない」と続けている。
まずは新監督の下で立場がどうなるか。去就はそれからだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 04:30
韓国の水原FCに“女神”が到来だ。
2024年05月01日 00:48
レアル・マドリードに所属しているトルコ代表FWアルダ・ギュレルが、トルコメディア『Sportskafa』のインタビューにて、レアル・マドリード移籍を決めた背景やビッグクラブでの日々について語った。
2005年2月25日生まれで現在19歳のA・ギュレルは、母国の名門フェネルバフチェのアカデミーで育ち、2021−22シーズンに16歳でトップチームデビューを飾る。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは、公式戦35試合出場6ゴール7アシストをマークし、チームのカップ戦優勝にも貢献していた。フェネルバフチェのトップチームでは2シーズン通算で公式戦通算51試合出場9ゴール12アシストを記録。昨年夏、レアル・マドリードへ完全移籍で加わった。
だが、スペインでは加入直後にケガに泣かされたこともあり、満足のいくスタートを切ることはできなかった。プレシーズンのアメリカツアーで右ひざ内側半月板を損傷し、手術に踏み切ると、復帰直後に左太ももの筋肉系トラブルに見舞われ、シーズン前半戦を欠場。負傷から戻ってきてからもなかなか出場時間が伸びなかったが、3月11日に行われたラ・リーガ第28節セルタ戦(○4−0)で加入後初ゴールを記録。4月27日に行われた第33節レアル・ソシエダ戦では、ラ・リーガで初のスタメンに名を連ねると、29分にスペイン代表DFダニエル・カルバハルからの折り返しをダイレクトで押し込み、チームを勝利へ導く決勝弾を挙げていた。間違いなくスタートは出遅れたシーズンだったが、終盤戦に来てコンディションを上げてきている。
そんなギュレルが、母国の取材を受け、レアル・マドリードで過ごす日々を赤裸々に告白。クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロースという2名の“レジェンド”については「彼らを名前で呼ぶことなんてできないよ」と明かし、その理由を「リスペクトが欠けているように感じてしまうんだ」と説明した。名前で呼ぶことはできないため、「彼らのことは“エルマノ”(※スペイン語で兄弟)と呼んでいる」らしいが、この影響からチームメイトからの呼称が定まったようだ。
「だから彼らも僕のことを兄弟と呼ぶようになった。もちろん“エルマノ”と呼ばれることもあるんだけど、今はチームのみんなが“アビ”と呼んでくれる。ルカが僕のことをアビと呼ぶと、ちょっとびっくりするね。彼らは“アビ”の意味(※トルコ語で兄弟)をよくわかっていないから、余計に面白いんだ」
また、18歳にしてレアル・マドリードへの加入を決断した理由についても言及。「もう1年フェネルバフチェにいても良かったし、そのような決断もできた」と前置きしつつも、「でも、トルコの若い選手がヨーロッパのビッグクラブで何ができるのか、世界に示したかった。僕は今後もそれを示すためにプレーを続ける」と強い決意を口にした。
【ハイライト動画】アルダ・ギュレル、ラ・リーガ初先発のソシエダ戦で今季2点目
2024年05月01日 00:00
かつて「キック・アンド・ラッシュ」と呼ばれたイングランドのサッカー。近年はもはや珍しいものになっているが、それでもサッカーにおいては空中戦に大きな重要性があることに変わりはない。
今回は『Football Faithful』から「今季のプレミアリーグで最も空中戦の勝利数が多い選手」をご紹介する。なお数値は4月24日段階のものなので注意。オリヴァー・マクバーニー
所属クラブ:シェフィールド・ユナイテッド
空中戦勝利数:114回
今シーズンのシェフィールド・ユナイテッドは降格の危機に瀕しているが、その中で輝きを見せている選手の1人がスコットランド人DFのオリヴァー・マクバーニーだ。
彼は今季のプレミアリーグで6ゴールを決めており、クラブで2番目の得点数を誇り、自身のキャリアで最多記録を更新。そして空中戦においても114回もの勝利数を記録している。カールトン・モリス
所属クラブ:ルートン・タウン
空中戦勝利数:118回
橋岡大樹が所属しているルートン・タウンも残留争いに巻き込まれているクラブ。昨季20ゴールを決めて昇格に貢献したカールトン・モリスも、まだ9ゴールと2桁に届かずにいる。
しかしその中でも空中戦においては有力な数字を残している。イリヤ・アデバヨとコンビを組んでいる彼は、数多くのロングボールに勝利して攻撃の起点になっていることがわかる。ジェームズ・タルコウスキ
所属クラブ:エヴァートン
空中戦勝利数:127回
勝点剥奪処分を受けて残留争いに突入することになったエヴァートン。ピッチ外の問題が足かせとなり、選手たちのプレーにも影響を与えている状況だ。
その中でセンターバックを務めている31歳のジェームズ・タルコウスキはベテランらしく浮き沈みのないパフォーマンスを見せており、守備を支える存在だ。空中戦を127回勝利しているほか、シュートブロック数はプレミア1位。フィルヒル・ファン・ダイク
所属クラブ:リヴァプール
空中戦勝利数:131回
フィルヒル・ファン・ダイクは昨季まで調子を落としていたが、今シーズンは最高レベルに近い水準まで力を戻している。
夏にヘンダーソンからキャプテンマークを引き継いだ彼は、今季リーグカップでの成功に導き、131回もの空中戦に勝利した。ユルゲン・クロップが去る来季も、彼は最終ラインの中心的な存在であり続けるだろう。ドミニク・カルヴァート=ルウィン
所属クラブ:エヴァートン
空中戦勝利数:133回
リヴァプール勢の台頭がすごい!プレミアの歴史上「最もアシストが多いDF」ベスト5
おそらくかなり意外な名前であるはずだ。エヴァートンのストライカーとして活躍しているカルヴァート=ルウィンは、決してヘディング専門の選手というわけではないものの、圧倒的な空中戦の強さを誇っている。
まるでトランポリンに乗っているようなジャンプ力があり、高い身体能力と見事なポジショニングを備えている。マージーサイド・ダービーのライバルであるリヴァプールのファン・ダイクを超えて1位に。
2024年05月01日 00:00
29日に行なわれたイラク戦で勝利し、パリ五輪への出場権を獲得した日本代表。ワールドカップよりも出場国が少ないこともあり、それぞれの地域でより厳しい予選が行なわれている。
その中で驚きの予選敗退となったのがブラジル。南米予選でアルゼンチンに敗れ、最後に出場権を獲得することができなかった。
今回はそんなブラジルで「五輪に出場できる権利を持っていた23歳以下のスター選手」を10名ピックアップした。 ロドリゴ
生年月日:2001年1月9日
現所属:レアル・マドリー
2001年1月1日生まれ以降の選手が出場できるパリ五輪。ヴィニシウス・ジュニオールはそれをクリアしていないが、ロドリゴはギリギリでその基準を満たしている。
レアル・マドリーですでに中心的なアタッカーの1人となっており、ヴィニシウス・ジュニオールとジュード・ベリンガムとの若手トリオはもはや誰も手が付けられない破壊力を備える。
早い段階でフル代表に招集されたため五輪代表の経験は5試合しかないが、いざ本大会となれば彼が出場する可能性もあっただろう。エンドリッキ
生年月日:2006年7月21日
現所属:パウメイラス(※レアル・マドリー加入内定)
すでに夏のマーケットでレアル・マドリーに移籍することが決まっているブラジルの天才アタッカー。まだ17歳でありながらすでにA代表でも2ゴールを決めている。
すでにペレやロナウドらと比較されるほどの完成度を持ち、優れたテクニックと見事な左足のシュートを備える。また前線ならどこでもこなし、献身性も武器としている。
今年はU-23ブラジル代表の一員として予選を戦ったものの、最後にアルゼンチンに屈してパリ五輪出場を逃してしまった。ヴィトール・ロッキ
生年月日:2005年2月28日
現所属:バルセロナ
今年1月にバルセロナへ加入した19際のブラジル人アタッカー。2023年にはアトレチコ・パラナエンセで全公式戦21ゴールという素晴らしい記録を残し、10代で欧州へと渡った。
さらにバルセロナでもすぐにチャビ・エルナンデス監督の信頼を受け、オサスナ戦では勝利をもたらすヘディングでのゴールを奪取。途中出場が主ながら、コンスタントにチャンスを獲得している。
昨年はU-23代表とA代表に招集を受けており、それぞれ1試合に出場。ブラジルが五輪に出場していたら、立場的には彼は選ばれていたはずだが…。ガブリエウ・マルティネリ
生年月日:2001年6月18日
現所属:アーセナル
すでに長い期間プレミアリーグで活躍しているためその印象はないが、実はまだパリ五輪代表の権利を持っているガブリエウ・マルティネリ。2001年6月生まれであるため、ロドリゴよりも年下だ。
10代でアーセナルに加入してからすぐに出場機会を獲得し、ウインガーとして確かな実力を見せ続けている。今季は公式戦41試合に出場して8ゴール5アシストを決め、優勝争いするクラブの中心人物に。
2021年に行われた東京五輪のブラジル代表メンバーとして金メダルを獲得した経験も持っており、2大会連続出場の可能性もあったのだが…。サヴィオ
生年月日:2004年4月10日
現所属:ジローナ
この夏にマンチェスター・シティへと移籍することがすでに決まっている20歳のアタッカー。
アトレチコ・ミネイロから2022年にシティ・グループのトロワへと移籍し、それからPSVアイントホーフェンとジローナにローン移籍。今季リーガを席巻したクラブの中で中心的な役割を果たした。
近年珍しい左利きの左サイドメインのウイングでありながら、自らゴールも決められる能力を備える。今年3月にはA代表にも初招集を受け、2023-24シーズンのブレイクスターの一人となった。ジョアン・ペドロ
生年月日:2001年9月26日
現所属:ブライトン
三笘薫が所属しているブライトンでプレーしているブラジル人ストライカー。2部のワトフォードで11ゴールを決める活躍を見せ、今季プレミアリーグでもその実力を発揮している。
ペナルティキックのスペシャリストとしても知られており、これまでのキャリアで13回担当して一度も外したことがないという脅威の成功率を誇る。また珍しいことにボランチからトップ下、ストライカーへと成長するに従ってポジションを上げてきた選手でもある。
昨年はブラジルのA代表とU-23代表の両方にデビューし、大きな一歩を踏み出したが…パリ五輪の望みは予選の段階で絶たれてしまった。ヤン・コウト
生年月日:2002年6月3日
現所属:ジローナ(※マンチェスター・シティからのローン)
バルセロナとの争奪戦の末、2020年にマンチェスター・シティへ移籍した右サイドバック。今シーズンはリーガで台風の目となったジローナのレギュラーを務め、大きな注目を集めた。
ブラジルの「ラテラウ」らしい攻撃的なプレーが特徴で、高い足元の技術を使った局面打開と機動力を活かして多くのチャンスを作り出す。
レアル・マドリーも獲得に興味を持っているという選手で、すでにA代表でも3試合に出場。もし五輪に出ればブレイク候補の1人だったが…。ルーカス・ベラウド
生年月日:2003年11月24日
現所属:パリ・サンジェルマン
すでにパリ・サンジェルマンでレギュラーを確保しつつあるディフェンダー。センターバックと左サイドバックをこなす応用力も備え、ルイス・エンリケ監督にとって貴重な存在となっている。
サンパウロから加入して間もない1月のトロフェ・デ・シャンピオンでデビューすると、その後カップ戦で結果を残してリーグアンでも重要な役割を担うようになった。
後方からボールを保持できるプレーはまさに新世代のマルキーニョス。マルセイユ戦ではレッドカードを受けてしまったものの、その評価が落ちることはない。ダニーロ
生年月日:2001年4月29日
現所属:ノッティンガム・フォレスト
マンチェスター・ユナイテッドがカゼミロの後継者として獲得を検討しているとも言われるノッティンガム・フォレストのボランチ。パウメイラスから昨年加入し、今季は安定した活躍で注目を集めている。
ボールを奪い取る能力や攻撃への切り替えなど様々な仕事をこなせるセンターハーフであり、今季のプレミアリーグでのプレーで多くのビッグクラブから熱視線を浴びているという。ジョアン・ゴメス
生年月日:2001年2月12日
現所属:ウォルヴァーハンプトン
なでしこジャパン、パリ五輪でメダル獲得の鍵を握る「主力選手」5名
ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズで今季重要な存在となっているブラジル人の若手ミッドフィルダー。アーセナルも狙っていると言われる今季のプレミアにおけるブレイクスターだ。
「ピットブル」(猛犬)と呼ばれる彼はタフなタックルを武器にするボランチでありつつ、攻守にわたって幅広く貢献できるオールラウンダー。
今年はブラジルのA代表にも選出され、イングランド戦ではルーカス・パケタやブルーノ・ギマランイスとともに中盤を組んで好プレーを見せている。