2024年04月19日 05:01
「阪神2−1巨人」(18日、甲子園球場) 会見場で岡田スマイルがはじけた。阪神は貧打が続く中、今季初のサヨナラで3連勝。5日・ヤクルト戦(神宮)以来、2度目となる2桁10安打に「いや、こんなんで喜んでたらあかん」と言いつつ、「まあ、うれしいねえ、やっとというかね」と安どの笑みをこぼした。 タクトがさえ渡った。0−1の八回先頭、西勇に打席が回ると、代打策に出た。「糸原か前川だったんですけど、前川に賭けた」。岡田監督の起用はズバリはまり、前川は左前打でチャンスメーク。3番・森下の同点打を呼び込んだ。 同点の延長十回も采配が的中した。無死一塁で打席に森下。犠打も考えられる場面だが「バントさせるような選手じゃないんで。森下に賭けました」と信念を貫く。森下は高く弾む中前打。好機が拡大し、あとは歓喜を待つだけだった。 ダブルストッパーを温存できたことも大きい。先発・西勇が8回を投げ抜くと、九回は桐敷、延長十回は島本と加治屋でしのいだ。「今日はもうゲラと(岩崎)2人休ますつもりやったんで、他のピッチャーでつなぐ予定だった」。プラン通りに試合を進め、してやったりだ。 巨人に勝ち越し、勝率5割に復帰。「このカードは2回目なんだけど、大体、今年のチームというか、分かってきたんでね。5割戻ったのは良かったと思いますけど、これからですよ」。興奮冷めやらぬ中でも虎将は落ち着き払っていた。王者が上昇モードに乗った。
2024年05月02日 18:51
ベッツのWARを162試合に換算すると「15.7」、野手最高はルースの「14.1」
■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス)
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が、歴史に残るペースで快音を響かせている。1日(日本時間2日)に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で5打数3安打2打点の活躍。33試合に出場して打率.377、6本塁打、OPS1.104の成績を残し、米データサイト「ベースボール・リファレンス」で8冠となっている。
ドジャースのリードオフマンとして、大谷翔平投手の前の打順を打つベッツ。得点、二塁打、四球、打率、出塁率、OPS、OPS+、塁打の8項目でリーグトップに立っている。
このまま126試合に換算すると、241安打、29本塁打、123打点、39盗塁。本塁打以外は、MVPに輝いたレッドソックス時代の2018年を大きく上回る。
また、同サイトが算出した総合的な貢献度「WAR」では、両リーグ合わせても独走態勢の「3.2」。2位で「2.3」のケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)に大差をつけている。さらに162試合に換算すると「15.7」。1923年にベーブ・ルース(ヤンキース)が記録した野手最高の「14.1」を超えるペースとなっている。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 17:33
大谷は伊藤園の「お〜いお茶」ブランドとグローバルアンバサダー契約
ドジャース・大谷翔平投手が横浜スタジアムに!? 大谷がグローバルアンバサダー契約を結んだ、伊藤園の「お〜いお茶」ブランドが製作した広告画像に、横浜スタジアムが使用されており、ファンの間では「大谷横浜来るって事でいい?」などと話題を呼んでいる。
伊藤園は4月30日に大谷との契約を発表。同日は日本国内だけではなく、「ワシントン・ポスト」「ロサンゼルス・タイムズ」といった世界60紙以上の新聞の全面広告を展開した。「お〜いお茶くん【公式】」のX(旧ツイッター)でも投稿された。
使用された画像は球場のスタンドに「お〜いお茶」が置かれ、その背景にはグラウンドと青いスタンドが……。ややぼかし気味の写真だが、形状や「Y」字型の照明塔は横浜スタジムであることは一目瞭然だった。
大谷は今季からドジャースと10年契約を結んでいるが、ファンはさっそく反応。SNS上には「日本復帰時はハマスタ本拠地チームの可能性出てきた」「ハマスタ……?」「ドジャーブルーに染まったドジャースタジアムっぽいハマスタ」「なんでオオタニサンの広告で背景ハマスタなんすかw」「2 (右) 大谷、4 (左) 筒香 で優勝いけるな」「いつでもウェルカム」「もしかして……」「絶対そうだよね」と“妄想”を膨らませていた。
日本語版の広告では「お〜いお茶」の商品に川柳が掲載。「いつの日も 僕のそばには お茶がある カリフォルニア州ロサンゼルス・29歳・大谷翔平」と書かれている。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 17:22
ロッテ・西野勇士が3日の楽天戦に先発する。
西野は球団を通じて「自分の投球を心がけてチームの勝利に貢献できるようなピッチングをしたいと思います」とコメントした。
西野は今季4試合・25回2/3を投げて、2勝2敗、防御率2.45。前回登板の4月25日のソフトバンク戦は5回・88球を投げ、5失点で敗戦投手となった。楽天戦の先発は今季初となる。
2024年05月02日 17:16
くふうハヤテベンチャーズ静岡は2日、谷川唯人の退団を発表した。
2024年05月02日 16:49
スミス氏「外野に立ってひまわりの種を吐いているだけじゃないか!」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手は、左膝の半月板損傷のため4月30日(日本時間5月1日)に負傷者リスト(IL)入りした。米スポーツ局「ESPN」の番組「First Take」では司会を務めるスティーブン・A・スミス氏が“暴言”を吐き、ファンも荒れている。
ドジャースの大谷翔平投手に対しても過激な発言をするなど“炎上司会者”としても知られるスミス氏は、「健康であればトラウトは驚くべき選手。最高の選手の1人だ。私は彼の大ファンでもある。でも(コンディション維持の)能力にはウンザリしている。どうやって健康を維持しているんだ? 常に怪我をしているじゃないか。勘弁してくれよ! 試合の半分は、外野に立ってカボチャの種(ひまわりの種)を吐いているだけじゃないか! なんでいつも怪我をしているのか! 理解できないよ!」と声を荒げた。
さらに「野球選手が怪我をしたと聞くと、頭がおかしくなりそうになるんだよ! 死球を受けたのなら、話は別だ。でも脇腹の怪我とか、ベースを走り回って手を怪我するとか、どうなっているんだ!」と怒りは収まらない。
「エンゼルスに残留した罰かもしれない。いや、あの酷い球団と契約したときから罰が始まったのかもしれない。重要なチームに行けば人の心を引けて面白い野球ができるし、(優勝争いする)9月のために健康にいようという動機になるかもしれない」とボヤく。
同番組の司会を務めるクリス・“マッドドッグ”・ルッソ氏が「トラウトは優勝争いするチームに行くべきという意見に同意する。でもエンゼルスでキャリアをスタートしたので、エンゼルスで勝ちたいんだ」となだめるも、スミス氏は「そこが間違っているんだ。それは君が見たい光景だろ。私たちが見たくないのは、トラウトのような選手がスタンドで観戦している姿だ」とまくしたてた。
これにはファンも「本当に恥ずかしい」「スミス氏の傲慢さがよく表れている」「野球に対して敬意がない」「吐き気がする」「運動をしたことがない人が言いそうなこと」などと呆れた様子だった。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 16:29
敵地・ダイヤモンドバックス戦で6回無失点で3勝目…大谷イジリも
■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス)
ドジャース・山本由伸投手は1日(日本時間2日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で6回5安打無失点、5奪三振で3勝目を挙げた。この日、大谷翔平投手が今季初欠場。山本は試合後、「僕が投げる時には打ってほしいなと思います」とはにかんだが、デーブ・ロバーツ監督は「ヨシは自立した男だ」と成長を実感していた。
打線は開幕から33試合目にして初めて“ベッタニマン”が解消された。山本は初回の投球練習でピッチクロック違反を取られ、試合開始前に1ボールを宣告されるスタート。それでも落ち着いて、初回を無失点で抑えると、そのまま6回まで三塁を踏ませなかった。
春季キャンプから山本のロッカーは大谷の隣。メジャー1年目の25歳に、球団は同郷の先輩からのサポートを受けられるような体制を作った。山本もチームに馴染むだけではなく、30日(同5月1日)のダイヤモンドバックス戦前には、元ヤクルトのスコット・マクガフ投手に自ら挨拶。園田芳大通訳を介さずにコミュニケーションをとっていた。
ロバーツ監督も山本は大谷に「それほど頼っていない」と明かす。「彼はショウヘイがいなくても、コミュニケーションをとっている姿を見るし、その逆もしかりだ。そして、彼らが一緒に過ごしている姿を見かける」と絶賛する。相棒バーンズに米記者が珍質問「あなたが日本語をもっと話すようになったの?」
さらにバッテリーを組んだオースティン・バーンズ捕手も「登板する度に、彼がやりたいことをわかってきた気がするし、MLBの舞台でどうアウトを奪えるかわかってきた」と息が合ってきたことを感じていた。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース番、ビル・プランケット記者がバーンズに「あなたが日本語をもっと話すようになったの? それとも彼(山本)がもっと英語を喋るようになったの?」と珍質問。バーンズも笑っていたが、「彼がもっと英語を喋るようになった、かな。でも、まだ模索しているよ!」。うまく連携は取れているようだ。
3月21日の韓国・ソウルでの初登板は初回に5失点を喫し、KOされた。ほろ苦いデビューから1か月が過ぎ、45.00だった防御率はついに2点台にまで下がった。山本自身も「しっかり落ち着いて、自分のピッチングをできるようになっている」と自己分析する。日本時代の姿が戻ってくる日も、そう遠くないだろう。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月02日 15:48
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
試合中、阪神・岡田彰布監督はどんな表情を浮かべているのか−。延長十二回の死闘となった広島戦、一塁カメラマン席から撮影された岡田監督のワンシーン、ワンシーンを見ていると、誰よりもゲームに入り込んでいるのが分かる。そして選手と一緒に戦っている姿勢が明らかになった。
九回、1死二塁の勝ち越し機で迎えた佐藤輝の打席。微妙なコースがストライク判定になると、ベンチの岡田監督は鬼の形相で声を荒げた。隣にいた平田ヘッドコーチも思わず驚きの?様子。そして指揮官は両手を広げて悔しそうな表情を浮かべる。
逆に延長十回、2死二塁で漆原が会沢を三振に仕留めると、満面の笑みで拍手を送った岡田監督。他にも選手と一緒に点をあおぎ、厳しいストライク、ボールの判定に声を上げる場面も多々あった。「引き分けいうても追いつかれてるからな」と試合後に語った指揮官。「もうないやろ(笑)。(試合が)長くて。まあ明日は試合ないからええけど」と言って会見を締めた。
現在、チームはセ・リーグの貯金を独占している状態。2位以下に差をつけ、昨年の貯金3を上回る成績で3、4月を通過した。特にチームが貧打にあえいで苦しかった時期、リリーフ投手の起用法など指揮官の采配で拾ったゲームもあった。そしてタクトに応えて見せる選手たち。それも指揮官自ら誰よりもゲームに入り込み、戦況を分析し、2手先、3手先まで考えているからではないだろうか−。
かつて阪神のオーナーを務めた宮崎恒彰氏は「選手たちというのはね、監督の姿を見ているんですよ」と語り、岡田監督のことを「野球小僧」と評していた。誰よりも野球に没頭し、チームを勝たせようと考える。それがベンチの姿と重なって選手たちに伝わる。時に阪神が一体感あふれるゲームを見せるのは、指揮官のこんな姿が要因の一つなのかもしれない。(デイリースポーツ・重松健三)
2024年05月02日 15:28
日本野球機構(NPB)は2日、出場登録抹消選手を発表した。
2024年05月02日 15:26
2日(日本時間)、タイガース・前田健太、カブス・今永昇太、ドジャース・山本由伸が先発し、3人とも勝ち星をマーク。日本人投手3人が同日先発で勝利をマークしたのはメジャー史上初の快挙となった。
前田は本拠地でのカージナルス戦で6回、79球、被安打4、奪三振5、失点1で移籍後初勝利を記録。メッツ戦に登板した今永は、7回まで87球を投げ3安打、無失点、7奪三振の快投。初登板から無傷の5連勝を飾った。今季7試合目の先発登板の山本はダイヤモンドバックスを相手に6回94球、5安打、無失点、5奪三振で3勝目を挙げた。
前田は8日のガーディアンズ戦、山本も8日のマーリンズ戦で先発予定。今永は7日のパドレス戦でダルビッシュとの日本人対決が予定されている。
■ メジャー日本人投手の今季成績
前田健太(タイガース):先発6試合(28.2回) 1勝1敗 防御率5.02
今永昇太(カブス):先発6試合(34.2回) 5勝0敗 防御率0.78
山本由伸(ドジャース):先発7試合(34回) 3勝1敗 防御率2.91
菊池雄星(ブルージェイズ):先発6試合(33.2回) 2勝2敗 防御率2.94
ダルビッシュ有(パドレス):先発6試合(28.2回) 1勝1敗 防御率3.45
松井 裕樹(パドレス):登板16試合(15.1回) 2勝0敗4ホールド 防御率2.35
2024年05月02日 14:59
ド軍の地元TV局の美人レポーターがインスタグラムを投稿
ドジャース・大谷翔平、山本由伸両投手へのインタビューでお馴染みの、地元TV局「スポーツネット・ロサンゼルス」のレポーター、キルステン・ワトソンさんがインスタグラムを更新し、純白のドレス姿を公開。日米のファンが「芸術のようだ」などと魅了されている。
ワトソンさんはドジャースの試合がない2日(日本時間3日)にドジャースタジアムで開催されるチャリティーイベント「BLUE DIAMOND GALA」を告知。「皆さん準備はできていますか? 明日の晩はドジャース・ファンデーション主催のイベントで一晩中踊りましょう。(歌手の)エド・シーランと共に名誉ある司会を務めさせて頂きます! 待ちきれません」と綴った。
ワトソンさんは白のドレスをまとって優雅に歩く自身の動画を投稿。ミス・フロリダに出場した経験もあるほか、コロンビア大時代には、全米体育協会(NCAA)ディビジョン1に属するバレーボール部でもプレー。身長は185センチを誇る元アスリートとあって、長身の美貌が目を引いている。
さっそく米ファンから「彼女は時の人だ」「ゴージャス」「なんと。最高だよ!」「ビューティフル」「女王」「芸術のようだ」「あんぐりと口を開けてしまった」「美しすぎる笑顔」「君は愛らしい」「天使のようだ」などと称賛のコメントが殺到。さらには「めちゃくちゃ美人ですね!」「素敵すぎる」と日本語のコメントも書き込まれてた。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 13:56
ロバーツ監督「ストライクゾーンに投げらているし、四球も減少した」
■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス)
ドジャースの山本由伸投手が1日(日本時間2日)、敵地のダイヤモンドバックスに先発し6回5安打無失点、5三振を奪う内容で3勝目をマークした。チームは8-0で快勝。デーブ・ロバーツ監督は右腕を「いいリズムで投げた」と称賛した。
指揮官は、山本が3試合連続でクオリティスタート(QS)となり防御率は2.91と投球内容が向上していることについて「自信。自信が増し続けている。自信があるから、投げ切ることができる。速球には勢いがあるし、ストライクゾーンにも制球されている。カーブやスプリットも本当に素晴らしかった」と分析。
また「オース(オースティン・バーンズ捕手)も素晴らしい仕事をした。彼を引っ張ってくれた。彼はいいリズムで投げていた」とバッテリーを組んだバーンズも功労者に挙げた。
ロバーツ監督は投手の“自信”についてさらに言及。「投手に自信があるときは、リズムが安定している。失投をしても、自信がないときと比べてそれほど悪くない。この2(試合での)先発では、ストライクゾーンに投げらているし、四球も減少した。そして、リズムに安定感がある」と繰り返した。
また、大谷翔平投手は今季初の欠場したが、ロバーツ監督は試合前に「日程を見たら、今(休養を与えること)が一番理にかなっていると思った。何かがあって休養日を与えた訳ではない」と説明していた。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 13:48
日本投手3人による先発同日勝利には「すごくいいことかなと思います」
■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス)
ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発登板し、6回5安打無失点で今季3勝目を挙げた。
2024年05月02日 13:31
山本由伸は6回無失点で今季3勝目…3戦連続のQS
■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は1日(日本時間2日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦で今季初の欠場した。ベンチスタートで代打待機となったが出番はなかった。先発した山本由伸投手は6回無失点で今季3勝目を挙げた。
大谷はこの日、試合前に2日毎に行っていた屋外でのキャッチボールを行わなかった。デーブ・ロバーツ監督は「日程を見たら、今(休養を与えること)が一番理にかなっていると思った。何かがあって休養日を与えた訳ではない」と説明。代打で待機させることを明かしたが、試合に出場しなかった。開幕からの連続試合出場は32でストップした。
先発の山本は初回2死からマルテに二塁打を浴びたが、続くウォーカーを一邪飛に。3回以外は走者を出したが、三塁は踏ませなかった。6回を投げ、5安打2四球5奪三振で防御率2.91。3試合連続でクオリティスタート(QS)となった。
試合はドジャースが2回1死二塁でのパヘスの2ランを皮切りに5点を先取。3回にはスミスが左越えソロ。10安打8得点の大勝で山本が3勝目を挙げ、貯金は今季最多タイの7となった。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 13:29
前田健太&今永昇太&山本由伸が同日に先発勝利
■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス)
ドジャース・山本由伸投手が1日(日本時間2日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発し、6回5安打無失点、5三振を奪う内容で今季3勝目をマークした。この日、タイガース・前田健太投手、カブス・今永昇太投手も白星を挙げ、日本人による、初の3人同日先発勝利となった。しかも全員が背番号「18」という偶然も重なった。
“先陣”を切ったのは前田で、本拠地・カージナルス戦に先発登板。6回1失点で、今季6試合目にして移籍後初勝利。元巨人のマイルズ・マイコラス投手との投げ合いを制し、防御率は5.02となった。
続いて、今永は敵地で行われたメッツ戦に先発し、7回87球を投げて散発3安打無失点、7奪三振の快投で開幕から無傷の5勝目を手にした。防御率は驚異の0.78となった。
“トリ”は山本。味方打線が2回に5得点するなど、援護にも恵まれて同地区のライバル相手にスイスイと快投。6回を94球、5安打無失点にまとめ、防御率は2.91まで向上した。(Full-Count編集部)
2024年05月02日 13:06
日本プロ野球選手会は2日、外国人選手ら一部をのぞく加入選手(716人)を対象とした年俸調査結果を発表した。
23年オフの契約更改交渉に関するアンケートでは「満足度」1位はソフトバンク、昨年1位の阪神は2位だった。18年オフから満足度ランキングという形で調査を開始(公表は21年オフ分から)。5段階評価の「満足」、「大きく満足」を選んだ合計ポイントがソフトバンクは62・79%で、阪神は60・00%。最下位は昨年に続いて楽天の31・58%だった。
選手会では別のアンケートも実施し、“戦術が査定に反映されているか”どうかを質問。これは阪神が12球団トップの数値となり、選手会・加藤諭事務局次長は「(阪神選手の)8割以上が(査定に反映)されているという回答だった」と明かす。38年ぶりの日本一を達成した阪神は昨季、両リーグ最多の494四球を選んだ。阪神・岡田監督が四球を評価してきたことに同事務局次長は「実際に(戦術が査定に)反映されてた」と分析した。選手も現場の戦術と球団の査定が合致したと感じた結果が数字に表れた。
また、会員支配下選手の年俸総額は過去最高の337億4551万円で、平均年俸は前年比5・5%増の4713万円。球団別の平均ではソフトバンクが6806万円でトップ、阪神は昨年の7位(4345万円)から3位(5595万円)に浮上した。最下位は日本ハム(3483万円)だった。