2024年04月19日 11:22
サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)は18日、準々決勝第2戦が行われ、リバプール(Liverpool FC、イングランド)は1-0でアタランタ(Atalanta、イタリア)に勝利したものの、2戦合計1-3で敗退が決まった。 リバプールは、アイルランド・ダブリンで行われる今大会の決勝で、シーズン後に退任するユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督へ記憶に残る別れを告げだいと願っていた。しかし、本拠地アンフィールド(Anfield)での初戦で0-3の完敗を喫していたリバプールは、7分にモハメド・サラー(Mohamed Salah)のPKで先制したものの、その後はアタランタの堅い守備を崩すことはできなかった。 過去にはACミラン(AC Milan、イタリア)やFCバルセロナ(FC Barcelona、スペイン)を相手にサッカー史に残る逆転劇を遂げてきたクラブだったが、今回は奇跡は起きなかった。 勝利したアタランタは、準決勝でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille、フランス)と対戦する。 一方、週末にドイツ・ブンデスリーガ1部初制覇を遂げたばかりのバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は、1-1でウェストハム(West Ham、イングランド)と引き分け、2戦合計3-1で勝ち上がりを決めた。 2-0で初戦を制していたレバークーゼンに対し、ウェストハムはマイケル・アントニオ(Michail Antonio)が13分に先制点を挙げる完ぺきなスタートを切った。しかし、ウェストハムがその後息切れすると、レバークーゼンは89分にジェレミー・フリンポン(Jeremie Frimpong)が相手に当たって入るゴールを決め、試合を引き分けに持ち込んだ。 これで今季無公式戦の無敗記録を44に伸ばしたレバークーゼンは3冠達成に前進。2季連続の大会4強入りを果たして、準決勝ではASローマ(AS Roma、イタリア)との対戦が決まった。 ローマはミランを2-1で下し、2戦合計3-1で突破を決めた。12分にジャンルカ・マンチーニ(Gianluca Mancini)が先制点を挙げると、22分にはパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)のゴールでリードを広げたローマは、31分にゼキ・チェリク(Zeki Celik)が退場処分を受けたものの、ミランの反撃を終盤のマッテオ・ガッビア(Matteo Gabbia)の1点に抑えた。 マルセイユは、1-0でベンフィカ(Benfica、ポルトガル)に勝利。2戦合計2-2として持ち込んだPK戦を4-2で制し、準決勝進出を決めた。 ■関連記事 ・アーセナルとリバプールがともに敗戦 タイトル争いで大打撃 ・レバークーゼンがブンデス初優勝 バイエルンの牙城崩す ・リバプールがホームで完敗、レバークーゼンは4強へ前進 EL
2024年05月02日 19:05
元日本代表DFの安田理大氏が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、日本代表アタッカーのドリブルに着目した。
注目したのが、スタッド・ドゥ・ランスに所属する中村敬斗の仕掛けだ。番組内で、左サイドから巧みなフェイントでマーカーをかわして、クロスを上げる映像が流れると、こう表現した。
【動画】安田理大が感嘆した「海外のDFが嫌がる」ドリブル
「海外のディフェンダーが嫌がるドリブラーな感じ。キックフェントとか、ちょっとタメを作ってとか」
オランダでもプレーした元SBは「海外の選手はどちらかというと、自分のリズムで仕掛けてくる」と続けた。
23歳のアタッカーが披露した相手の逆を取る動きを称えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 18:05
リヴァプールは2日、2024−25シーズンのユニフォームを発表した。
今回の発表によると、2024−25シーズンの新しいユニフォームは、ジョー・フェイガン監督が率いるチームがUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)を優勝し、3冠を成し遂げた1984年当時のユニフォームのデザインを現代風にアレンジしたものとのことだ。生地にクラブ哲学の『YNWA』がクロムイエローのパターンでエッチングされた他、伝統的な黄色と赤の意匠を凝らした襟は、1984年のチームが着用していたユニークな襟が象徴的だったユニフォームに敬意を表したものという。背面に入る背番号や選手名のフォントスタイルは、リヴァプールの街の歴史的な道路標識からインスピレーションを得たことを明らかにした。
また機能性としては、『ナイキ』が誇るパフォーマンスアパレルの最高基準であるDri-FIT ADVを採用。「通気性と吸湿速乾性に優れたこの先進テクノロジーは、キックオフから試合終了のホイッスルまで、ドライで快適な着心地を提供する」と紹介している。
新ユニフォームをお披露目するために制作されたプロモーションビデオに出演した主将DFフィルジル・ファン・ダイク。“クラブ史の踏襲”というコンセプトのユニフォームを身に纏った同選手は、公式サイトにて「この新しいユニフォームの大ファンだよ。レトロな雰囲気を呼び起こそうとするアイデアをとても気に入った。僕たちは歴史の上に築かれたクラブであり、1984年のチームはこれまでで最も成功したチームのひとつだ。リヴァプールのファンは、これらのクラブレジェンドに対する敬意を高く評価してくれると確信している」と語っている。
【PV】リヴァプールの新ユニフォームがお披露目
That’s Amore 😍
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2024年05月02日 17:49
J2の愛媛FCが5月2日、限定ユニフォームを発表した。今季のクラブスローガンである「己道(おのれどう)」からインスプレーションを得たという。
【動画】「ぶっ刺さりすぎ」など反響! J2愛媛が限定ユニを発表
そのデザインコンセプトを、愛媛は公式サイトで以下のように説明している。
「漆黒で表した社会に在る固定観念の中で、愛媛FCの極める道をオレンジで彩ったオリジナルデザインとなります。GKユニフォームは勝利を表すゴールドカラーを採用。限定カラーにクラシカルな襟付きスタイルを合わせた個性あふれるこの1着を纏い、愛媛FCは『己道』を力強く歩み進んでいきます」
この発表にファン・サポーターからは、以下のような声が上がった。
「控えめに言って、めちゃくちゃかっこいいです」
「珍しく黒で襟付きだ…!」
「シックでソリッドでスタイリッシュな感じでいいね!」
「なんだ、今年の夏も金欠になるのか...」
「どちゃくそカッコええ」
「欲しい」
「購入するしかない!」
「ネイビーかと思いきや、黒!」
「ぶっ刺さりすぎ」
なお、選手が着用するのは、8月18日の第27節・大分トリニータ戦と、9月7日の30節・横浜FC戦の予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 17:40
昨年6月に行なわれたルヴァンカップの横浜F・マリノス戦で、2種登録選手としてプロデビューを果たすと、出場からわずか11分後に得点。
2024年05月02日 16:55
2016年創部ながら、今年はプリンスリーグ北信越2部に初参戦。4節を終えて、1勝1分2敗と奮闘を続けるのが、新潟県上越市にある私立の上越高校だ。
チームを率いるのは藤川祐司監督。神奈川大学を卒業後、水戸ホーリーホックや大分トリニータ、松本山雅FC、Y.S.C.C.横浜を渡り歩いた元Jリーガーで、創部からチームの歴史を築いてきたという。
神奈川県出身で小学生の頃から横浜F・マリノスのアカデミー一筋だった藤川監督にとって、新潟は縁も所縁も全くない地域。現役最後にプレーしたYS横浜時代のトレーナーが新潟県出身だったこともあって、上越高校が指導者を募集していると耳にした。
すでに横浜のジュニアユースのコーチ就任が決まっていたが、未知の世界への興味は尽きない。「ユース出身だったので、高校サッカーはずっと憧れていた。すぐにプロの畑に行くよりも、教員免許も持っていたので一度、高校サッカーを見てみたかった。ちょうどチームを立ち上げるタイミングだったのも遣り甲斐があった」。
すぐさま就任を決めたものの、高校サッカーは右も左も分からない世界。自身の高校時代も、後に日本代表となったハーフナー・マイクや秋元陽太などとプレーするなど、エリート街道を歩んできた。「県リーグってあるんだ! というところからのスタート。プリンス、プレミアぐらいしか知らなかった。どこからリーグはスタートするんだと思ったら、県4部からと言われて、そんなリーグやっていたんだと思った。1年ごとしか上がれないと言われて、さらに驚いた」。
就任前は同好会があっただけで、選手は5人からのスタート。藤川監督が就任した2016年にサッカー部が立ち上がったが、1年目は初心者を勧誘し、何とか18人集めて戦う状態で、1年目はリーグ戦で全敗。インターハイと選手権も地区大会で負けて、県大会にも出られなかった。
ただ、就任したばかりの頃は20代後半で、まだまだ身体が動く。「外から見えることがあれば、中に入って肌感覚でないと分からないこともある」と、選手に交じってボールを蹴ることで成長を促していく。
今も就任当初と指導スタイルは変わらない。「元Jリーガーの監督のもとでプレーしたかった。それに、地元で良いプレーをして、全国に出たかった」。入学の決め手についてこう話す主将のMF松澤煌成(3年)は「監督は上手い。トラップの置き所、見ている所、ロングボールの回転などを学んでいる」と続ける。
【選手権PHOTO】堀北・ガッキー・広瀬姉妹! 初代から最新19代目の藤粼ゆみあまで「歴代応援マネージャー」を一挙公開!
藤川監督は上越高に就任してから、指導者ライセンスの取得を進め、現在はA級ライセンスを持っている。選手目線で個を伸ばしながらも、全体を見てゲームプランやトレーニングプランを練っているという。
「新参チームはスペクタクルなサッカーをやりたがるけど、うちは真逆。手堅く、一個ずつランキングを上げていく方法」と表現する通り、スタイルはどちらかと言えば堅実。毎年のように実力に合わない“背伸び”したステージを戦いながら着実に勝点を積み上げ、リーグのカテゴリーを上げてきた。
「理想を追いたいから指導者になったけど、ある程度、現実を見ながらチームを作っている。そこが面白さであるし、大変な部分。理想はあるけど、そこばかり言って結果が出ない。勝たせられないというのは、自分の哲学とは違う」
地域に密着したチーム作りを行なってきたのも、自身の考えに基づいている。藤川監督が大分に在籍した2012年は財政危機を乗り越え、プレーオフを経てのJ1昇格を決めた時期。地元の人たちから集まった寄付金、支援金によって、Jリーグから借りていた3億円を返済し、J1ライセンスの交付が決まった。
「大分時代は地域の皆さんに支援して頂いて、J1に上がることができた。元プロだからこそ、サッカーばかりではない、Jリーグでやっていたからこそ、地域との繋がりが大事だと分かっているので、すごく大事にしています」
創部した頃から街の清掃活動を行なうなど、学校がある上越市への地域貢献を行なってきた。アルビレックスがある下越地域、“バスケの街”として知られる長岡市のある中越地域とは違い、上越地域には強いスポーツがこれまでなかった。
上のステージを目ざす上越高を応援する機運は高く、今では地元のおじいちゃん、おばあちゃんが試合の応援に訪れる。サッカー部の試合日程が書かれたポスターを店頭に張るお店も少なくない。
この春にはグラウンド脇に新しいサッカー部の寮が完成したが、100人を超える選手が食べる1年分ものお米も、地元の人たちの寄付によって賄う。「街が一体となって、子どもたちを育ててもらいたい。我々も与えてもらうだけでなく、サッカーを中心に何かを与えていければと思って、様々な活動に取り組んでいる」という。
「力のある選手が増えてきて、少しずつサッカーになってきた。まだ創部して8年。漫画みたいには上手くいかないので、しがみつきながら頑張っている。だいぶ苦しいことも経験してきました」。藤川監督はそう苦笑いするが、苦労すらも楽しんでいるように見える。今の成長速度を続けていけば、上越高の名を全国で目にする日もそう遠くないはずだ。
取材・文●森田将義
2024年05月02日 16:23
湘南ベルマーレは2日、桐蔭横浜大学に所属するFW渡邊啓吾の2025シーズン加入内定を発表した。また、2024JFA・Jリーグ特別指定選手としてJFA(日本サッカー協会)より認定されたことを併せて伝えている。
2002年8月25日生まれの渡邊は現在21歳。コンサドーレ札幌U−15から旭川実業高校を経て、桐蔭横浜大学に進学した同選手のプレースタイルは「サイズを活かしたポストプレーで攻撃の起点となり得点に絡むことのできるストライカー。また攻守において90分間ハードワークを惜しまず、チームのために闘うことができる選手」とクラブ公式サイトが伝えている。
湘南ベルマーレに来シーズンより加入すること及び、今シーズンの特別指定選手として認定されたことが発表された渡邊。背番号が『34』に決まった同選手は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「2025シーズンから湘南ベルマーレに加入することになりました、桐蔭横浜大学の渡邊啓吾です。幼い頃からの夢であるプロサッカー選手のキャリアを湘南ベルマーレという素晴らしいクラブでスタートできることを非常に嬉しく思います。いつも支えてくれた家族やチームメイト、監督、コーチ、スタッフの方々、自分に携わってくれた全ての人に感謝し、結果で恩返しできるように頑張ります。1日でも早くレモンガススタジアムのピッチに立ち、自分の特徴でもあるハードワークで湘南ベルマーレの勝利に貢献できるように全力で戦います。湘南ベルマーレに関わる全ての皆様、よろしくお願いします!!」
2024年05月02日 16:07
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、レンタル移籍加入中のドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの去就に言及した。1日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。
現在28歳のヴェルナーは今年1月にライプツィヒからレンタル移籍でトッテナムに加入。ここまで公式戦14試合出場で2ゴール3アシストを記録するなど、シーズン途中の加入ながら、チームに好影響を与える活躍を見せている。
そんなヴェルナーだが、2日に行われるプレミアリーグ第26節延期分の古巣チェルシー戦を前にハムストリングを負傷したことが明らかになり、ポステコグルー監督は「2週間半ほどしかないので、彼はシーズンの残りを欠場することになるだろう」と今季絶望となったことを語っていた。
しかし、ヴェルナーのレンタル移籍期間は今シーズン終了までとなっていることから、契約に付随している1500万ポンド(約29億円)の買い取りオプションが行使されるかに注目が集まっている。
同選手自身はトッテナムへの完全移籍を希望していることが報じられているなか、買い取りオプション行使の可能性について聞かれたポステコグルー監督は「それは今ここの問題ではなく、全体的な戦略の問題だ」と語りつつ、次のように続けた。
「私が話していることは、今後6カ月で今日よりもいい場所にいて欲しいということだ。ティモとは今シーズン終了までのローン契約を結んだが、彼は私たちが夏に何をする必要があるのか、それができるのか見極める戦略の一部となっている」
「彼は私たちにとって非常に良くしてくれたと思う。ソニー(ソン・フンミン)がいなかった1月の本当に重要だった時期に彼は加入し、その後にリッチー(リチャーリソン)もケガをしてしまった。ワイドの場所は不足していて、彼の加入は私たちに非常に役に立ったし、影響も与えた。それでも、最終的な決断を下すためには私たちがここでまず何を得られるのかをある程度明確にする必要があると思う」
2024年05月02日 16:00
アーセナルはブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスへの今夏のオファーに耳を傾けるつもりだという。
2024年05月02日 15:38
現地時間5月2日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の3位決定戦で、インドネシアはオリンピックの出場権を懸けてイラクと対戦する。この一戦を前にインドネシアのシン・テヨン監督が記者会見に臨んだ。
インドネシアは4月29日に行なわれた準決勝のウズベキスタン戦、粘り強い戦いを見せていたなか、68分にクロスから先制点を献上。84分には、リズキー・リドーがラフプレーにより、レッドカードを受けて退場となった。
その後、10人での戦いを強いられると、86分にもオウンゴールで失点。そのまま0−2で敗れている。
【動画】インドネシアDFが退場となったプレー
インドネシアメディア『Jebreeetmedia』によると、記者会見でシン・テヨン監督は、準決勝の判定について怒りを露わにしたようだ。同メディアが「シン・テヨン監督が審判団を痛烈批判」との見出しで韓国人指揮官のコメントを報じている。
「準決勝のことは、まだ考えなければならないことが頭の中にたくさん残っている。選手たちは良いプレーをしてくれたが、レフェリーの笛によって試合の運命が変わってしまうような状況もある。イラクとの試合は、3位決定戦なのでベストを尽くすだろう。このゲームが上手くいくように、AFCが助けてくれるのを願っている」
イラクとの3位決定戦は日本時間で3日の0時30分にキックオフ予定。負ければ、アフリカ予選4位であるギニアとの大陸間プレーオフに回り、パリ五輪の出場権獲得を目ざす。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 15:37
冨安健洋は3月、アーセナルとの契約を2026年まで延長した。以前から話題となっていた新契約が実現し、選手もサポーターも喜んだのは記憶に新しい。
だが、専門サイト『Arsenal Insider』は5月1日、冨安との契約延長がクラブにとって好ましくない結果に終わるリスクもあると報じたフィジカルの問題への懸念を指摘している。
2021年夏にボローニャからアーセナルに移籍し、今季が3シーズン目の冨安だが、絶えずケガに悩まされてきたのは周知のとおりだ。
加入シーズンの前半戦は圧倒的なパフォーマンスで絶賛されたが、後半戦はふくらはぎのケガで大半を棒に振った。2年目も3月にひざを負傷し、チームメイトより先にシーズンを終えている。今季も再びふくらはぎのケガで長期離脱を強いられた。
信頼のおける守備や高い知性など、日本代表DFが評価されているのは間違いない。だからこそ、ミケル・アルテタ監督やクラブ上層部は契約延長に踏み切ったのだ。しかし、シーズンを通じて戦い抜くことができていない点への不安も否めない。
【動画】冨安がダービーで先制のオウンゴールを誘発
Arsenal Insiderは「アルテタによる直近の3つの判断は、クラブにとって裏目となり、進歩が必要なタイミングでアーセナルを低迷させるかもしれない」と、契約延長がうわさのレアンドロ・トロサールやジョルジーニョとともに、冨安の延長にも不安があると報じた。
同メディアは「日本のスターがエクセレントな選手であるのは疑いない。トミヤスは1対1のDFとしてアーセナルで最高と言われている」と伝えている。
「しかし、ずっと続いているケガの問題は、必要なときに使えるかあてにできないことを意味する。年明け以降、プレミアリーグでの先発出場は2試合だけだ。25歳の彼を売却して資金化し、もっとフィットネスに関して信頼できる過去を持つ選手と代えるのが、最も賢明な道との声もある」
疑念を払拭するには、安定した出場とパフォーマンスが必要だ。来季こそ、フルシーズンを戦い抜けることが期待される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 15:11
チェルシーからドルトムントにレンタル移籍中のオランダ代表DFイアン・マートセンの父親エドワード氏が、同選手の去就について言及した。1日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在22歳のマートセンは2018年7月にPSVの下部組織から、チェルシーの下部組織に加入した。2019年9月にトップチームデビューを果たすと、その後はレンタル移籍を繰り返し、昨季はバーンリーでプレー。チャンピオンシップ(2部)39試合出場で4ゴール6アシストを記録し、プレミアリーグ昇格に大きく貢献したほか、左サイドバックとしてリーグのチーム・オブ・ザ・シーズンに選出される活躍を見せた。
この活躍から昨夏の移籍市場でも去就に注目が集まり、プレミアリーグ昇格を果たしたバーンリーとは3000万ポンド(約58億円)での買い取り義務が付随したレンタル移籍でクラブ間合意に至ったことが報じられていたが、チェルシーでのプレーを希望したマートセンがこの移籍を拒否し、チェルシーに残留した。
それでも、チェルシーでの先発出場の機会はほとんどなく、公式戦15試合の出場にとどまっていたことから、今年1月にチェルシーとの契約を2026年6月30日まで延長しながら、ドルトムントに今シーズン終了までとなる契約のレンタル移籍で加入。移籍後すぐに主力として定着し、公式戦19試合出場で2ゴール2アシストを記録し、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝に進出しているチームに貢献する活躍を見せている。
マートセンの契約には3500万ポンド(約68億円)の契約解除条項が付随していることから、同選手の去就には集まっているなか、マートセンの父親はオランダ紙『Voetbal International』で「私たちはこのクラブ(ドルトムント)に残留することに取り組んでいる」と来シーズン以降も同クラブでプレーすることを望んでいると明かしながら、チェルシーの上層部への不満ものぞかせた。
「クラブ同士で戦わなければならない。イアンはここで順調に成長しているけど、オーナーが変わってからのチェルシーではうまくいっていない。あのクラブでは多くのことがお金中心に展開されており、それがクラブの利益よりも重要であるように見えることもある」
「チェルシーとドルトムント以外にも選択肢はあるけど、ドルトムントがいい再スタートの場所であることが証明された。それに、(ジュード・)ベリンガムや(アーリング・)ハーランドといったここから出てきた選手たちもいるしね」
2024年05月02日 15:00
ここまで全コンペティション通して無敗を維持し、すでにブンデスリーガ制覇を決めているレヴァークーゼン。
2024年05月02日 14:56
アーセナルに所属するスペイン代表GKダビド・ラヤが、ノースロンドン・ダービーでの自身のミスを振り返った。4月30日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。
プレミアリーグ第35節が現地時間4月28日に行われ、アーセナルは敵地で“宿敵”トッテナムと対戦した。15分にCKから相手選手のオウンゴールで先制すると、27分には鋭いカウンターからブカヨ・サカが追加点。38分には再びCKからカイ・ハフェルツがヘディングシュートを叩き込み、前半だけで3点のリードを奪った。
しかし64分、ウィリアン・サリバのバックパスを受けたラヤがまさかのキックミス。ボールは目の前のクリスティアン・ロメロに渡り、難なくネットを揺らされてしまう。その後、ソン・フンミンのPKによって1点差まで詰め寄られたアーセナルだったが、なんとか逃げ切り3連勝を飾った。失点に直結するミスを犯したラヤは派手なセービングこそなかったものの、積極的かつ堅実なハイボール処理を見せ、最終盤のトッテナムの猛攻を跳ね返し続けた。
自身のミスによる失点から気持ちを切り替え、ゴールマウスを守り続けたラヤ。試合後には「最後の数分間は外から見ている人にとっては少し不安だったかもしれない。でも、僕たちにとってはそれが仕事だし、ネットにボールを入れないようにしたり、クロス対応で可能な限りチームを助けようとするチャレンジは本当に本当に楽しかったよ」と振り返りつつ、自身が示した“リバウンドメンタリティ”について次のように語っている。
「ミスはフットボールの一部であり、そこから学ぶことができる。あのボールを選択するべきではなかったし、もっと長いボールを蹴る必要があった。その後は精神的に強くいられたと思っているし、ミスのことは忘れて自分のプレーを続け、できるだけチームを助けようと努めていたんだ。最後の20分間ではそれを証明することができたと思っているよ」
また、チームを率いるミケル・アルテタ監督も「試合の終盤20分から25分にかけての彼はセンセーショナルだった。これこそが私が愛する選手たちの姿なんだ」とミスを犯した守護神を擁護している。
今シーズンもいよいよ残り3試合。20年ぶりのプレミアリーグ制覇に向けて勝ち点の取りこぼしは許されない。ラヤは「プレッシャーにさらされている時こそ、自分の能力を発揮するチャンスだと思っている。僕はこの挑戦を楽しんでいるよ」と自信をのぞかせた。
2024年05月02日 14:54
ブレーメンのFWユスティン・エンジンマーに対して、欧州複数クラブが関心を寄せているようだ。1日、ドイツ誌『kicker』が報じている。
2000年11月15に生まれのエンジンマーは現在23歳。2022年1月にブレーメンとプロ契約を締結した後、昨夏にドルトムント(Bチーム)から1年半ぶりにレンタル復帰すると、トップスピードが時速35キロを超える快速FWは、ここまでの公式戦24試合に出場しチーム2番目となる6得点を記録。直近5試合は足首の手術とウイルス感染症により欠場が続いているものの、ブレーメンは早急に契約延長を取りまとめたいようだ。
ただ一方で、ブンデスリーガで過ごす初めてのフルシーズンながら、インパクトを残しているエンジンマーに対しては、国内外から関心が寄せられているとのこと。『kicker』によると、同リーグに所属する複数クラブの他、エヴァートンやウルヴァーハンプトンなどの獲得候補リストにも名を連ねていると報じている。
また、同選手獲得を検討しているクラブの一つとされるビジャレアルは、右WGのベルトラン・トラオレの去就が大きく左右するという。スペイン紙『マルカ』は、昨年12月に到着したB・トラオレの現行契約が今夏までのため、まもなく決断を下す必要があると指摘。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督自身も、残りの数試合でパフォーマンスを評価し、来シーズンのスカッドに加えるかどうかを見極めたいと考えていると、併せて伝えている。
一躍、スペインやイングランドからも注目を浴びるほどの駆け上がりを見せるエンジンマーだが、どのオファーにサインをするのだろうか。契約延長か、移籍か、“ブンデス1年生”の快速FWの去就から目が離せない。
2024年05月02日 14:46
クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルは現地5月1日に開催されたサウジアラビア国王杯の準決勝でアル・ハリージュと対戦。3−1で快勝を飾った。
この一戦でC・ロナウドが決めた巧みな先制点が、話題を呼んでいる。17分、相手GKのビルドアップのミスを突き、こぼれ球に反応。反転しながら左足を振り抜き、鮮やかにネットを揺らしてみせた。
【動画】「その体勢から決めちゃうの」など反響! C・ロナウドが決めた鮮烈弾
この一撃に、SNS上では以下のような声が上がった。
「やばすぎだろ」
「その体勢から決めちゃうの」
「バケモノです」
「理不尽なゴール」
「えぐいことしてる」
「そうはならんやろ」
「素直に凄い」
「ノールック、ダイレクトで打ってあのコース」
「シュートフォームがキャプテン翼」
「これ決めるのは意味わからん」
57分にもゴールを決めて2得点の活躍を見せたポルトガル代表FWが、チームの決勝進出に大きく貢献した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部