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2024年04月26日 14:13
オリックスは26日、「Bs オリ姫デー2024 supported by DHC」のビジュアルを公開したと発表した。 2019年から毎年行っているオリ姫による推しメン投票企画「オリメン投票」。「ミュージシャン」がコンセプトの今年は、昨年の2.6倍の投票をいただき、山粼颯一郎投手が2年連続1位に輝いた。今シーズンもトップ10にランクインした10選手のビジュアルを撮り下ろし。絶妙なアレンジで本格サウンドを響かせる「#B_ROCK」、明るくキャッチーなメロディを奏でる「#B_POP」。二つの5人組バンドが“結成”された。 「Bs オリ姫デー2024 supported by DHC」は、6月21日〜23日の西武戦、6月25日〜27日のソフトバンク戦の6試合で開催予定。 ▼Bs オリ姫デー2024 supported by DHC 概要 【日程】 6月21日〜23日vs西武 6月25日〜27日vsソフトバンク 「#B_ROCK」...山粼颯一郎投手(オリメン1位 /Guitar/Vocal)、山岡泰輔投手(3位 / Guitar)、廣岡大志選手(4位 / Contrabass)、中川圭太選手(5位 / Drums)、宗佑磨選手(6位 / Trumpet) 「#B_POP」 ...宮城大弥投手(オリメン2位 / Keyboard/Vocal)、石川亮選手(7位 / Guitar)、福田周平選手(8位 / DJ)、紅林弘太郎選手(9位 /Drums)、山下舜平大投手(10位 / Bass)
2024年05月07日 07:00
本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー マーリンズ(日本時間7日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場する。今季初の3戦連発11号に期待がかかる。
前日5日(同6日)の本拠地・ブレーブス戦では初回無死一塁から先制の9号2ランを放ち、第2打席に左前打、第3打席に中前打。さらに8回無死の第4打席では、今季自己最長となる飛距離464フィート(約141.4メートル)の特大弾を放った。今季初の1試合2発と4安打で本塁打はメジャートップに並んだ。
さらに打率も.364でメジャー単独トップに浮上。4月29日(同30日)から5月5日(同6日)の間で21打数11安打で打率.524、3本塁打、7打点、出塁率.583、長打率.952、OPS1.536をマークし、通算8度目、ナ・リーグでは初の週間MVPに輝いた。
マーリンズの先発は24歳のロデリー・ムニョス投手。今季メジャーデビューすると2試合で1勝0敗、防御率2.45をマークしている。(Full-Count編集部)
2024年05月07日 06:50
◆ らしさ全開の老練な投球を大矢氏が解説
ヤクルトは6日、敵地でのDeNA戦に5−6で敗戦。先発した石川雅規は、5回92球2失点の内容で勝ち投手の権利を持ったまま降板したものの、今季初白星はお預けとなった。
この日の石川は2回に犠飛などで2点を先制されたものの、直後に味方が逆転するとその後は落ち着いた投球でスコアボードに「0」を刻んでいく。
勝利投手の権利がかかる5回のマウンドでは一死から度会隆輝に3イニングぶりに安打を浴びたが、1番の桑原将志を外角のシンカーを泳がせて中飛に打ち取ると、二死から度会を牽制で刺してこの回も「0」に。結局この日はここで交代となり、5回92球2失点、3安打1四球の内容でリードを保ったまま降板した。
その後は8回に逆転されて白星もフイになった石川だったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大矢明彦氏は「石川らしい粘りのあるピッチングだったと思いますよ」と44歳の大ベテランの投球を高評価した。
また今年勝てば史上初となる23年連続勝利が記録されるだけに白星への期待が大きくなるが、大矢氏は「5回の勝利投手の権利なんかさらさら思っていないんじゃないかな」と胸中を推察すると、続けて「石川投手の場合は自分で責任を持って投げている。チームに主導権を与えたまま、自分の仕事をやりきるっていうね。その辺を感じさせてもらいました」とコメントし、自身の記録よりも目の前の試合に全力を注ぐ投手としての矜持を見せたと解説した。
現在リーグ最下位に沈むヤクルトは、チーム防御率がセ・リーグ最下位と投手陣の安定感に課題を抱えており、石川にも記録以上の役割が求められている。22年以来の優勝に向け、今後も石川の投球に注目していきたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
【動画】これぞベテランの味!石川雅規の牽制テクニックをもう一度!
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ベテランの味、そして技
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粘りに粘って試合を作る
石川雅規に通算186勝目の権利
<本日の投球内容>
回数:5
球数:92
安打:3
三振:0
四球:1
失点:2
⚾プロ野球(2024/5/6)
🆚DeNA×ヤクルト
📱Live on DAZN#DAZNプロ野球#swallows pic.twitter.com/JJBEzFTnOG- DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 6, 2024
2024年05月07日 06:50
田尾安志氏は難病「心アミロイドーシス」と闘いながら評論活動を続ける
中日、西武、阪神で活躍した元外野手で、楽天初代監督も務めた田尾安志氏は現在、国指定の難病「心アミロイドーシス」と闘いながら野球評論家として活動している。加えて自身の公式YouTube「TAO CHANNEL」では古巣の阪神、中日の試合解説動画などを精力的に配信中だ。「心アミロイドーシスには症状を進行させない薬が出ています。早期発見が大事なんです」。病もエネルギーに変えて、野球人生をさらに突き進んでいる。
病気が見つかったのは2022年だったという。「ちょっと左手がしびれるなぁってところから兵庫医大で診てもらった。頸椎とかが悪いのかなと思ってね。検査の結果、頸椎は全然何ともない。それでしびれるのなら心臓関係が多いということで重点的に調べたら心アミロイドーシスではないか、という話になった」。心臓の負担が大きくなっていることを示す数値が異常に高く「今すぐ車椅子でもおかしくないって言われたんです」。
心アミロイドーシスはアミロイドと呼ばれる異常なタンパク質が心臓に沈着する病気。それが重なり、厚くなっていくと、心臓の機能が低下して心不全を引き起こす可能性がある。「以前は、それがわかっても薬がなかったそうです。でも現在は、それ以上、症状を進行させない薬が出ており、早めにわかれば、それで命を落とさずに済む方向になってきた。僕の場合は検査入院の結果、まだ物凄く初期でした」。
2022年5月30日、田尾氏は「TAO CHANNEL」で難病罹患を敢えて公表した。心アミロイドーシスには早期発見が大事であること、以前と違って薬があることなどを広く世の中に知らせるためだった。「このことを知っている人は少ないですよね、周りの人にも伝えた方がいいですよねって先生に話したら『そうしてくれたらありがたい』ということだったのでね、微力ながら、やれることはやらせてもらおうと思ったんです」。
田尾氏は病と闘いながら、評論活動も「TAO CHANNEL」の配信も普通に続けている。毎日、薬を服用することで、数値も悪くなることはなく、ほぼキープされているそうだ。実際、テレビ解説でも、YouTubeでも、病気を患っていることを感じさせないほど元気な姿を見せている。
2020年2月に開設した「TAO CHANNEL」はチャンネル登録者数10万人と大人気だ。「長男が『YouTubeをやったら』って言ってきたのがきっかけです。僕は全くわからなかったんですけど『面白いよ、やり方を教えるから』って言うので始めたんですよ。最初はちょっとしんどいなぁって思っていたんですけど、やっているうちにだんだん面白くなってきました」という。古巣の中日関係者をはじめ、多くの野球仲間に出演してもらっての楽しい番組作りを心掛けている。
試合解説動画も力が入る。「以前より時間ができたので、逆に野球をじっくり見れている。細かく分析したりするので、自分のためにもなっているなと思う。前よりも野球を見るのが楽しくなった。選手の頃はテレビで野球を見ていても、このピッチャー、何か癖がないかなととか、そういう見方をしていたんでね。今は監督目線の見方をすることが多いです」。とにかく、何事にも精力的だ。「勝ったり負けたりするチームの監督をやりたいなあ」
1954年1月8日生まれの70歳。昨年末に1953年(昭和28年)度に出生した元プロ野球選手の親睦団体「プロ野球28会」のイベントが甲子園球場で行われ、田尾氏も参加した。「中畑(清、元巨人)とかメンバーと古稀を祝おうということでやったんですけど、みんな現場復帰する気持ちだけは持っておこうという話になった。なる、ならないは別にして、それくらいの気持ちでないと衰えるよってね」。そして、こう口にした。
「あの楽天での1年間は監督という名前はついているけど、まだ監督までになっていなかった。本当の勝負ができる監督ではなかったのでね。だから、いつも思うのは5割くらい勝ったり負けたりするチームの監督をやりたいなあって。そうすると本当の勝負になる。充実感もあると思う。やり方によってプラスにも働くし、マイナスにもいってしまうから間違わないようにしなきゃいけない。たぶん、そういうふうな気持ちになるのだろうなって思うんですよ」
田尾氏の野球人生には反骨精神が支えになったケースが多い。強豪校から相手にされなかった弱小高校で大阪大会ベスト4に勝ち上がったし、大学では肩を痛めて投手として出場不能になっても、打者ではリーグ戦の首位打者になった。プロでは指揮官に「アンダースロー用の代打要員」と言われて発奮し、新人王に輝いたし、両親と亡き弟に誓う有言実行で3割打者にもなった。さらには球団代表や監督、コーチとも対立しながら結果も出していった……。
現在もまた病気と闘いながら、それをも力に変えている。「今、野球をずっと見ていて、いろんな監督を見ているけど、若い世代の彼らよりも僕の方がやれるんじゃないかなっていうのもありますよ。まぁ、そうやって思っている間は大丈夫でしょうね。この監督はすごいな、ばっかりだったら(評論とかも)やめた方がいいと思う。やっぱり自分だったらこうするな、とか、そういう違う考えがあるから面白いんですよ」。
現役を引退してから33年、楽天監督を終えてから19年の歳月が経過しても、野球人・田尾氏のパワーは底知れない。イチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)が憧れた“円月打法の安打製造機”は、立場を変えても、まだまだ力を蓄えながら、いつも、今も闘っている。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2024年05月07日 06:40
◆ 「本当に横浜劇場というか……」
DeNAは6日、本拠地でのヤクルト戦に6−5で勝利。
2024年05月07日 06:30
◆ 「良く調整しましたよね」
ロッテは6日、西武戦との試合(ZOZOマリン)に8−1と快勝。種市篤暉が7回を無失点に抑え今季2勝目を挙げた。
種市は初回、先頭の金子侑司に二塁打を浴びるも、後続を打ち取り無失点で切り抜けると、その裏にソトの2ランで援護点をもらう。3回以降もストレート、落差の大きいフォークで西武打線をねじ伏せ、スコアボードに0を並べていく。
種市は7回111球、3安打6奪三振、無失点と見事な投球を見せ2勝目をマーク。また「単純に流れを変えたかった」と、この試合では自主トレを一緒に行ったことのあるメッツ・千賀滉大のグローブを使いマウンドへ上がっていた。
種市の投球について、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「相変わらずフォークが良いですね。安定したピッチングでしたし、『2点・3点の援護があれば勝てますよ』くらいの落ち着きが見てとれましたね。この試合では自分の力を充分に発揮できたと思います」と高評価した。
また同番組に出演した笘篠賢治氏は「前回は四球が7個あって内容が悪かったんですよ。そういった中でこの試合ではコントロールが非常に良かったですし、腕も良く振れていました。風の強い中での登板でしたけど、良く調整しましたよね」と前回登板で課題だったコントロール面を評価した。
最後に、他の選手のグローブを使用してプレーすることについて大矢明彦氏は「私は他の人のは使ったことないですね。人それぞれ自分の型がありますからね。でも種市は千賀からもらったグローブをずっと大事にしていて、本人も気に入ってたんでしょうね」とコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月07日 06:20
◆ 「予測がつかない野球をしてくる」
日本ハムは6日、首位・ソフトバンクとの試合(みずほPayPay)に4−9と敗れるも、攻撃の中で“新庄野球”の浸透が垣間見える場面があった。
3−4と1点ビハインドで迎えた4回、先頭の6番・上川畑大悟が中安で出塁し、無死一塁とすると7番・松本剛が打席に。松本は初球をプッシュバントでファウル、2球目と3球目はバントの構えでボール、4球目はバントの構えをせずヒッティングに切り替え、見事にライト前にヒットを放った。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』にて、この松本剛の一打席が話題に。
番組に出演した解説者の笘篠賢治氏は「各選手が細かいことを考えながら戦っているなと。その象徴的な場面がこの松本剛の打席でしたよね。バントの構えをしたり、しなかったりというところで、言われてやるのでは無くて、自分自身が色んなことを考えて打席の中で工夫をする。こういったところがチームに浸透している。“自分たちで考えてやって良いんだよ”という新庄監督の教えが非常に出たシーンだったなと思いました」と松本剛の一打席を分析した。
最後に笘篠氏は「今後、日本ハムと対戦するチームはますますやりにくくなると思いますね。本当に予測がつかない野球をしてくるチームですから」とコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月07日 06:10
◆ メンタル面の強さを評価
ソフトバンクは6日、日本ハムとの試合(みずほPayPay)に9−4と快勝。先発の和田毅は打線の強力援護を受け、今季初白星をマークした。
開幕から約1ヵ月が経ちようやく今季初登板となった和田は4−3と1点リードの4回、先頭から3連打を食らい無死満塁とピンチを背負うと、郡司裕也に右犠飛を許し4−4の同点に追いつかれてしまう。
それでもその裏、9番・三森大貴が1号2ランを右翼席へ運び6−4と再び2点リード。味方打線は5回裏にも、4番・山川穂高の2打席連発となる8号ソロなどで3点を奪い、初回から毎回となる9得点を記録した。和田は5回91球、8安打4失点、5奪三振1四球の内容で降板。味方の大量援護に恵まれ今季初勝利となった。
球団最年長勝利記録を更新した和田について、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「シーズンの初登板は誰しもが難しいと思うんですけど、調整もしっかりと行っていて、ストレートのキレも良くて、変化球も変幻自在に操りながら素晴らしいピッチングを見せてくれましたね。ですが、まだまだ良くなっていくと思いますし、記録もさらに更新していくと思いますよ」と43歳ベテラン左腕の投球を絶賛。
また同番組に出演した解説者の大矢明彦氏は「年齢の割にはバッターを攻めますよね。ピッチャーが持たなければいけない“気持ちで負けない”という部分を和田は持っているんですよ。これを失ってないので、まだまだいけるなと思いますね」と和田のメンタル面の強さを評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月07日 06:00
「阪神(降雨中止)広島」(6日、甲子園球場)
広島・新井貴浩監督(47)が6日、坂倉将吾捕手(25)の現状打破に期待を寄せた。
2024年05月07日 06:00
中日2―0巨人(セ・リーグ=6日)――中日は一回、細川の適時二塁打で先行。
三回にも細川の適時打で1点を加えた。梅津は六回途中無失点で今季初白星。巨人は散発5安打で今季5度目の零封負け。
◇
大型連休初日のミーティングで、巨人の阿部監督は選手たちに語りかけた。「簡単にポコポコ打てるものじゃない。そこをみんなで我慢してやるしかない」。しかし、打線の状態は、なかなか上向いてこない。中日との3連戦初戦で喫した敗戦は、連休期間に限っても3度目の零封負けだ。
2点を追う終盤の八回に好機が訪れた。マウンドには快速右腕の松山。先頭の小林に代わり、長野が代打で送られた。外寄りの速球を捉えると、打球は右翼線への二塁打となり、ベンチが沸き立った。
しかし、ここからが続かない。代打の大城卓が初球の直球を狙ったが左飛に打ち取られ、増田大は2球目のフォークボールを引っかけて三ゴロ。続く丸も4球連続のフォークの前に、空振り三振に倒れた。
チームの総得点は82で、リーグ5位にとどまっている。1試合平均では2・48点で、投手陣が2失点に抑えないと勝利には届かない計算だ。打線は「水物」。ならばと、監督は得点機をいかに数多く作るかに腐心し、犠打やチーム打撃の重要性を説く。しかし、この日は好機らしい好機も、思うように作れなかった。
昨季に打撃3部門でキャリアハイを記録した大城卓は打率1割台と低迷し、出番も減らしている。「チーム全体として粘り強くやっていくしかない」と大城卓。本来は打てる捕手であるはずの選手会長が乗ってこないのも、得点力不足を招いている。
阿部監督は試合後、痛めていた膝を悪化させた梶谷と中山に代わり、秋広と新人の泉口友汰(NTT西日本)を昇格させると明かした。昨季は中軸も担った秋広は今季初の一軍だ。重苦しい雰囲気を一掃する起爆剤がほしい。(平山一有)
2024年05月07日 05:44
打率.524、3本塁打、7打点、長打率.952、OPS1.536の好成績
メジャーリーグ機構は6日(日本時間7日)、4月29日(同30日)から5月5日(同6日)の週の週間MVPを発表し、ナ・リーグではドジャース・大谷翔平投手が受賞した。通算8度目の受賞で、ドジャース移籍後は初となる。
大谷は同期間で5試合に出場。21打数11安打で打率.524、3本塁打、7打点、出塁率.583、長打率.952、OPS1.536をマークしていた。週間MVPの受賞はエンゼルス時代の昨年7月30日(同31日)以来自身8度目。ナ・リーグでは初受賞だ。
エンゼルス、ドジャースの両球団で受賞した選手は通算324勝を誇る殿堂入り投手、ドン・サットン以来史上2人目。また、ア・リーグではアスレチックスのブレント・ルッカー外野手が受賞した。(Full-Count編集部)
2024年05月07日 05:01
「阪神(降雨中止)広島」(6日、甲子園球場)
首位の阪神は6日、広島戦(甲子園)が天候不良のため中止となった。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は「打撃を立て直す時間」と中止を好感したが、「打撃強化を焦る必要のない投手層の厚さ」と投手陣の厚さも強調した。
◇ ◇
今季2度目の雨天中止となった。阪神の現状を考えれば、やはり打線がまだ十分な力を発揮していないように見える分、そこを立て直す時間と考えても、この雨はプラスではないか。
とはいえ、その打線にしても早急に立て直すべき課題、とまでは言えないだろう。それほど、投手陣が充実している。
開幕投手の青柳が、一度ローテーションを飛ばされる形となったが、これが他球団であれば「エースが離脱!」という捉え方をされて、チームもざわつくだろう。
ところが阪神の場合は、少し調整に充てただけだろうという見方になる。それほど先発陣も充実しており、この層の厚みがある限り、今後も大きく崩れることはない。
2位に巨人がいて、リーグ戦に妙味は増してきたな、とは感じられるが、阪神とすれば投手陣が辛抱しながら今の形で試合をつくっていればいい。疲労の出てくる夏場あたりに佐藤輝、森下あたりがガンガン打ち始めれば、勝負の秋口にチームが充実期を迎える。そんな“Vプラン”が見え始めているように感じる。
2024年05月07日 05:01
阪神の佐藤輝明内野手(25)が6日、ヘッド部分をくりぬいた複数のバットを使い分けて試行錯誤していることを明かした。
2024年05月07日 05:01
「楽天2−4オリックス」(6日、楽天モバイルパーク)
楽天は天敵・セデーニョに浴びた手痛い一発が響いて3連敗。荘司が四回2死二、三塁から痛恨の3ランを被弾した。今季はこれでセデーニョに打率.384、4本塁打、12打点と打ち込まれている。
今江監督は「同じプロとして、チームとして、対策を立てないといけない」と厳しい表情だった。
2024年05月07日 05:01
「阪神(降雨中止)広島」(6日、甲子園球場)
首位の阪神は6日、広島戦(甲子園)が天候不良のため中止となった。打順の組み替えが多いことに対し岡田監督は「打てへんからや」と説明した。岡田監督との一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−雨天中止で連投だった桐敷、岩崎が休める。
「そうや、うん。また、次(カードのDeNA戦は前後が試合のない)3試合やしな。あのへんは何にも疲れてない。ちょうどええくらいちゃうか」
−ブルペン全体は良い感じで回せている。
「全然無理させてないよ」
−昨年と違って打順の組み替えが多い。
「打てへんからや」
−理想は固定したい。
「そら固定する方が。いい流れやったらそんな変えへん。今年は全体的にピッチャーええよな、どこの球団もな。そんな大味な試合なれへんやん」
−昨年5月は快進撃(19勝5敗)があった。
「そんないけへんわ、そんなん(笑)。点取れへんのに」
−佐藤輝の状態は。
「だから普通の状態って、どれが普通の状態か俺あんまり分からへんわ。俺が言うのは、まだこれがマックスじゃないって、だから伸びしろがあるって言うてるけど。どのくらいが普通の状態かいうのは、俺はまだまだ分からへんもん。これが普通で、去年が出来過ぎかも分からへんやんか」
−佐藤輝は『不思議な選手』と言っていたが。
「そら、不思議なままやろ」
2024年05月07日 05:01
阪神は6日、広島戦(甲子園)が雨天中止となり、先発ローテーションを再編した。岡田監督は同日に登板予定だった大竹について「スライドはせえへん」と話し、「3戦目、行く予定やけどな。伊藤(将)もこないだ、ちょっとぎょうさん投げてるから」と明言。7日・広島戦は予定通り村上が先発し、大竹は8日の3戦目に回ることになった。
8日に登板予定だった伊藤将は、1日の広島戦(マツダ)で107球を投げたこともあって一度、登板を飛ばす形となった。
「大雨降太郎さん」シリーズのグッズが出るほどの雨男で知られる大竹だが、今季登板試合の雨天中止は初めて。仕切り直して昨季は7試合で6勝0敗、防御率0・57と好相性の広島と中10日で今季初対戦する。