2024年04月27日 12:00
今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任するリヴァプール。新指揮官は、フェイエノールトを率いるアルネ・スロット氏が有力視されている。 クロップは4-3-3システムを志向してきたが、スロット監督は4-2-3-1システムを使ってきた。中盤の一角として地位を確立しつつある日本代表MF遠藤航がどうなるのかは気になるところだ。そうしたなか、『The Athletic』は、こう伝えていた。 「スロットの4-2-3-1では、トレント・アレクサンダー=アーノルドがサイドバックから(ボランチに)転向するかもしれない。この25歳は、アレクシス・マカリステルや遠藤航ら“6番”とダブルボランチを形成することに慣れている。 スロットのビルドアップでカギになるのは、2人のセンターバックと2人の守備的MFによるボックスだ。世界最高のパサーのひとり(アーノルド)がいれば、相手のプレッシングを打破する重要な武器になるだろう」 右サイドバックのアレクサンダー=アーノルドをボランチに完全コンバートする可能性があるようだ。もともとセンターハーフだった彼は偽サイドバックとして中盤でプレーしてきたほか、イングランド代表ではMFとしてプレーすることもある。 コンバートで「サッカー人生が変わった」伝説の10名 スロット監督のチームもクロップ同様にハイプレッシングを志向するが、果たして。
2024年05月09日 00:00
サッカー界においてはクラブチームがベースとなっており、選手はどこかに入団しない限り公式戦でプレーすることはできない。
今回は『Planet Football』から「今所属クラブがない驚きの元プレミアリーグ選手たち」をご紹介する。ダビド・デ・ヘア
国籍:スペイン
最後に所属していたクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
昨年夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団して以来、彼がどのクラブにも所属できずにいることは驚くべき事実である。経験豊富なショットストッパーは、これまでいろいろなクラブとの噂があったものの、いまのところ彼の興味をそそるようなオファーはないようだ。
スペインの報道によれば、レアル・ベティスが彼を来季の戦力の候補としてリストアップしているとも言われているが、デ・ヘアがそれに関心を抱くのかどうかはわからない。
ゴールキーパーとしてはまだピークにあると言える33歳という年齢で、世界の頂点を極めた彼に活躍の場がないというのは寂しいことだ。シュコドラン・ムスタフィ
国籍:ドイツ
最後に所属していたクラブ:レバンテ
かつてバレンシアやアーセナルでプレーし、ドイツ代表でも長く招集されてきたセンターバック。まだ32歳と老け込むような年齢ではないが、昨年夏から所属クラブがない状況が続いている。
アーセナルを去ってからはシャルケ04で半年間プレーし、さらに2021年夏からレバンテに所属。ただ怪我もあってなかなかコンディションが整わず、2年で15試合にしか出場できなかった。
今季はサレルニターナへの加入が噂されたものの契約には至らず、来季に向けて新しいクラブを探しているようだ。フアン・マタ
国籍:スペイン
最後に所属していたクラブ:ヴィッセル神戸
バレンシア、チェルシー、そしてマンチェスター・ユナイテッドで長く活躍したスペイン出身のアーティストは、昨年ヴィッセル神戸で短期間プレーしたのを最後にピッチから離れている。
Jリーグでの半年間ではわずか1試合しか出場しておらず状態が心配されていたが、それ以降は引退を否定しながら新しいクラブを探している状況にあるという。
先日はアルピーヌF1チームへの投資グループに参加して大きな話題を集め、さらにマンチェスター・ユナイテッドのアメリカツアーに向けたプロモーション活動に参加しているが…このままアンバサダーに就任する可能性も示唆されている。アレシャンドレ・パト
国籍:ブラジル
最後に所属していたクラブ:サンパウロ
かつてACミランで若くして大きなインパクトを残したアレシャンドレ・パト。圧倒的なスピードと得点力を備えながら、数多くの怪我に悩まされたガラスのエースであった。
2013年にブラジルへと戻ってからはその負傷癖が改善されたこともあって復活を見せたが、昨年サンパウロを退団してからは所属するクラブがない状況である。
年齢的にはまだ34歳とサッカーを続けられる状況であるが、現在のところ目立った移籍の噂は流れていない。パトのキャリアはこれで終わってしまうのか…?アテム・ベナルファ
国籍:フランス
最後に所属していたクラブ:リール
今夏フリーとなる「エムバペ以外」で注目の5名
リヨン、マルセイユ、ニューカッスル、ニースなどで大きなインパクトを残した「フランス最強の問題児」アテム・ベナルファ。圧倒的なドリブル技術とシュートセンスを備え、その自由奔放な性格で数多くのトラブルを巻き起こした。
2022年にリールで半年間のみプレーしたあと、この2年間はどこのクラブにも所属しておらず、サッカーをやっている様子がなくなっている。
このところはサッカーよりもパデルというラケットスポーツに取り組んでいると言われており、実質的には引退した状況にあるとも…。
2024年05月08日 23:54
バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督が同クラブに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの秘密を明かした。8日、スペインメディアの『マルカ』が報じた。
ケインは今季トッテナムからバイエルンに加入すると、公式戦44試合に出場し44ゴール11アシストを記録。4月30日にホームで行われ2−2のドローに終わったレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグでもPKを決めている。
そんなケインに関し、トゥヘル監督は8日に行われるCL・準決勝セカンドレグを前に「彼はとんでもない量のカプチーノを飲む。驚くよ。私がキッチンに行くと、ケインはいつもコーヒーマシンの前でカプチーノを飲んでいるんだ。明らかに、それは良いことだよ。健康そうだし、彼のコンディションも良いから、私も同じことをやり始めた」と冗談交じりにケインの好調の秘訣を明かした。
そのうえでトゥヘル監督は「ケインはトッテナムのキャプテンだったし、イングランド代表のキャプテンでもあり、私たちが期待しうるすべてを与えてくれたんだ。彼がロッカールームで素晴らしい人間性を見せてくれることはわかっていた。ゴール、アシスト、ピッチ上での動きを加えてくれただけでなく、プレッシャーにどう対処するかを知っているんだ」と語り、バイエルンのエースを称賛した。
2024年05月08日 23:30
「サッカーは本当に奇妙なスポーツだ」
ラツィオに所属するMF鎌田大地の現状について、伊『La Lazio Siamo Noi』はこのように取り上げている。マウリツィオ・サッリ体制ではなかなか先発に入れなかったのだが、指揮官がイゴール・トゥドールに交代してからは中盤レギュラーの座を確保。指揮官によってスタイルは変わるものだが、この激変ぶりにはサポーターも驚いたのではないか。
「サッカーは本当に奇妙なスポーツだ。鎌田は2ヶ月前まで控え選手だった。その後監督が代わり、トゥドール体制では先発メンバーとして主役に戻っている。彼の未来は変わるかもしれない」
同メデイアはこのように続けており、来季もこのまま鎌田がチームの重要戦力として戦う可能性があると見ている。
サッリ体制で出番の限られていた鎌田には他クラブからの関心も噂され、ブンデスリーガ復帰案やイングランドのクリスタル・パレス移籍案も浮上していた。しかしラツィオでこのまま主力としてプレイ出来るならば、継続も悪い選択肢ではないだろう。
トゥドール体制となってからチームの調子も上向いていて、鎌田が先発しているリーグ戦直近6試合は4勝1分1敗と上々の結果だ。この2カ月でラツィオと鎌田の環境は大きく変化しており、中盤の主役としてチームをリードする存在になろうとしている。
2024年05月08日 23:10
今季開幕直後に大怪我を負って離脱したアーセナルDFユリエン・ティンバー。
2024年05月08日 23:08
マンチェスター・シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァが自身の去就を決断するリミットを設定したようだ。7日、スペインメディア『スポルト』が報じている。
現在29歳のベルナルド・シルヴァは、2017年にモナコからマンチェスター・シティへ移籍すると、初年度からリーグ戦35試合に出場するなどジョゼップ・グアルディオラ監督の下で主力に定着。昨季にはクラブの三冠達成にも大きく貢献した。今季もここまでリーグ戦30試合に出場し、6ゴール5アシストを記録。熾烈な優勝争いを繰り広げるマンチェスター・シティでの絶対的な存在として活躍している。
しかし一方で、7年間在籍しているマンチェスター・シティを離れ、新天地での新たな挑戦を望んでいるとも報じられている。そして、移籍先の有力候補に挙げられているのがバルセロナだ。『スポルト』によれば、バルセロナのシャビ・エルナンデス監督はシルヴァの獲得をかねてより熱望しており、昨季も接触していたとのこと。また、シルヴァ自身も親戚がバルセロナに住んでおり、同地を頻繁に訪れているようだ。
マンチェスター・シティとシルヴァの契約は2026年6月までとなっており、プレミアリーグ以外のクラブと契約する場合は5800万ユーロ(約96億8000万円)の違約金が必要になるという。財政難が指摘されているバルセロナだが、シルヴァ獲得のために所属選手を放出し資金を捻出する姿勢を示しているとのこと。『スポルト』は、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの放出さえも厭わないと指摘している。
そして『スポルト』によれば、シルヴァは自身の去就の決断を今季終了後ではなく、今年ドイツで開催されるEURO2024が終了する7月14日までに設定したとのこと。しかし、同選手はなるべく早く自身の移籍先を確定させ、オフシーズンを迎えることを希望しているようだ。
果たして、“小さな魔術師”とも評される天才レフティーは、スペインの地に活躍の場を移すことになるのだろうか、注目だ。
2024年05月08日 23:00
ナポリは変化に満ちた忙しい夏を迎えるだろう。スクデットを獲得したばかりで、チームの大半を維持することが目的だった昨季とは異なり、ナポリは今夏に退団する可能性が高いビクター・オシムヘンとクヴィチャ・クワラツヘリアに代わる新たなエース格となる選手を見つけ出そうとしている。
パリ・サンジェルマンとチェルシーがオシムヘンの獲得を狙っており、激しい争奪戦が繰り広げられることが予想されている。今シーズンのナポリは来季のチャンピオンズリーグに出場出来る可能性が消滅し、ヨーロッパリーグにも出場出来ない可能性もあり、オシムヘンの獲得に向けてビッグクラブから提示されるであろう天文学的な金額を前に、ナポリは何もすることが出来ない。 また、クヴァラツヘリアにもバルセロナをはじめとする多くのビッグクラブから関心を持たれている。
その中でナポリはオシムヘンの去就が決まる前から、先手を打って後釜の獲得に迫ろうとしているという。ビッグクラブがナポリの立場につけこんで移籍金を引き下げられないようにするためだ。
そこでナポリが獲得を狙っているのが、ジェノアのアルベルト・グズムンドソンと言われている。26歳のグズムンドソンはリーグ戦32試合に出場し、14得点4アシストを記録しており、ドリブルでのボール運びから、前線での得点能力や連携、アシストにも期待が出来る選手だ。
サッカー移籍市場ジャーナリストのマッテオ・モレット氏によれば、ジェノア退団が確実視されているグズムンドソンの獲得を阻む最大の障害は、獲得競争の激しさだという。ユヴェントス、インテル、そしてプレミアリーグのいくつかのクラブも欲しがっているが、グズムンドソンの優先順位はすでに勝手を知っているセリエAにとどまることであるとされている。
昨季のリーグ優勝から今季の失敗を受けてナポリはこの難局をどのように切り抜けるのか、避けられないであろうオシムヘンとクワラツヘリアの放出で得た移籍金をうまく新しい選手の獲得に回したいところだ。
2024年05月08日 22:56
スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュが今夏の移籍を検討しているようだ。7日、『イブニング・スタンダード』や『90min』など複数のイギリスメディアが伝えている。
現在25歳のギェケレシュは母国のブロマポイカルナの下部組織出身で2016年にトップチーム昇格を果たした。その後はブライトン、ザンクトパウリ、スウォンジー、コヴェントリーを経て昨年夏にスポルティングに加入すると、今シーズンここまで公式戦47試合の出場で41ゴール15アシストをマーク。チームの得点源として3シーズンぶり20度目のリーグ制覇に大きく貢献した。
スポルティングとの現行契約を2028年6月末まで残しているギェケレシュだが、昨今の際立ったパフォーマンスにより複数メガクラブの関心の的となっており、今シーズン終了後の移籍が噂されている。
今回の報道によると、ギェケレシュ本人は今夏のステップアップを前向きに検討しており、メガクラブから実際にオファーが届いた場合には、移籍を決断する可能性も低くはないとのこと。実際に選手本人はポルトガル紙『A Bola』に向けて「来シーズンもここに残るか? フットボールでは当たり前のことだが約束することはできない。ここで満足しているが、この世界では全てがあっという間に起こるので、適応する必要があるんだ」と語り、今夏の対談の可能性も否定はしていないようだ。
なお、同選手に対しては、かねてからストライカー補強の噂が絶えないアーセナルに加え、チェルシーも関心を寄せているという。両クラブ共に現時点ではそれほど積極的な動きは見せていないものの、引き続き動向を注視しているようだ。また、今シーズン限りでの退団が濃厚となっているフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの後釜を探すミランや、前線の再編を検討中のアトレティコ・マドリードも獲得に興味を示しているようだ。
2024年05月08日 22:49
バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が来季の去就についてコメントした。
2024年05月08日 22:39
チェルシーが、パルメイラスに所属するU−17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンの獲得に向けパルメイラスとコンタクトしているようだ。7日、『The Athletics』が伝えている。
現在17歳のエステヴァンは左利きの右ウインガーで、そのプレースタイルがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)と似ていることから、“メッシーニョ(小さなメッシ)”の愛称で親しまれる。
エステヴァンを巡っては、レアル・マドリード加入が内定しているパルメイラス所属のブラジル代表FWエンドリッキ、バルセロナ所属のブラジル代表FWヴィトール・ロッキに続く新たな“宝石”として、複数のヨーロッパビッグクラブが関心を示しているとされている。
そんななか、今回の報道によるとチェルシーはエステヴァン獲得のためにパルメイラスとの連絡を継続しており、2025年の4月にエステヴァンが18歳になったのちに同選手にクラブに加入させることができると自信を持っているという。
エステヴァンとパルメイラスの契約は2026年までとなっているが、パルメイラスはチェルシーによる3000万ユーロ(約50億円)の移籍金と最大2000万ユーロ(約33億円)のパフォーマンスに応じたインセンティブの支払いという条件を受け入れる方向で動いていると説明されている。
レアル・マドリードもエステヴァンを高く評価しているが、同クラブのチーフスカウトとエステヴァンの代理人を務めるアンドレ・キューリー氏の関係が良くないことが、契約を具体化させることの障害になっているようだ。
なお、エステヴァンは過去に「メッシのプレーはたくさん見てきた。映像を見て、彼がピッチでやってきたことを真似してきたんだ」と話したうえで「バルセロナでプレーすることが夢」だと語り、厳しい財政状況にあるバルセロナも同選手の獲得に興味を示しているとされていた。
しかし、スペインメディアの『スポルト』によるとバルセロナは 、現在のチームに “メッシーニョ” の居場所はないと考えているという。
また、バルセロナが予定を前倒しして今年1月に獲得した19歳の「神童」のブラジル代表FWヴィトール・ロッキが期待通りの活躍を見せられず、来季はレンタルで他のクラブへ貸し出すことが検討されている状況のなか、別のブラジルの若手に賭けるリスクは避けたいと考えており、バルセロナは、エステヴァン獲得のためにチェルシーに対抗するオファーを提示するつもりはないと説明されている。
2024年05月08日 22:30
ヨシュコ・グヴァルディオルは2023年に9000万ユーロでRBライプツィヒからマンチェスター・シティに移籍した。大きな注目を浴びて加入したグヴァルディオルだったが、シーズン開幕当初はCBと左SBの間の行き来を繰り返し、指揮官ペップ・グアルディオラのポゼッションとポジショナルサッカーの中で自分の居場所を見つけるのに苦労していた。
「ポゼッションサッカーの中で、クロアチア人(グヴァルディオル)は自分の居場所を見つけるのに苦労していた。多くのボールを失った。ボールを持つたびに、彼は特別なことを起こしたがっていた」とグアルディオラは認めている。
それでもシーズンが進むにつれて、グヴァルディオルはマンCのサッカーに適応し始め、チャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦含む直近6試合で3ゴール1アシストと目覚ましい活躍を見せている。
この活躍ぶりに指揮官のグアルディオラは「ここ数週間だけでなく、彼はかなり成長したと言える」とグヴァルディオルのプレイの質の変化を歓迎した。
「彼は中央でレシーブし、ウイングを助けて2対1や3対1を(対戦相手に)強いる。彼には信じられないほどの才能がある」
加えて「グヴァルディオル自身は、今後も成長し続けることに自信を持っている。(今でも)幸せだけど、まだ22歳と若いし、これからも成長し続けられる。(ジョン・)ストーンズや(カイル・)ウォーカーを見ていると、彼らはまるで機械のようだ」と指揮官はチームの大黒柱となっている選手たちのように更なる成長を期待していることを語った。
クロアチア代表として2022年W杯カタール大会で3位入賞に貢献してから、一気に世間からも注目を集めたグヴァルディオルは、マンC加入後もグアルディオラの下で更なる進化を遂げている。今後も攻守の両面においてマンCに欠かせない選手として活躍を見せてくれることだろう。
2024年05月08日 22:05
ボクサーの井上尚弥は6日、4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチでルイス・ネリを下し、日本人初の4団体防衛に成功した。
27戦27勝24KOという戦績とともに、リング上での圧倒的なパフォーマンスから「モンスター」の異名を取る井上。そんな彼は、神奈川県座間市の出身として知られ現在も自宅が座間市内にある。
神奈川県の中部に位置する座間市からは、サッカーでも何人もの名選手が生まれている。ここでは日本代表になった4名の選手を紹介する。
大野忍
1984年1月23日生まれ
1人目は、座間市出身のサッカー選手で早くもレジェンド的な存在となっている大野忍。言わずと知れた2011年の女子ワールドカップ優勝メンバーだ。
横須賀シーガルズFCから読売西友メニーナ(現日テレ・東京ヴェルディ)へ加入し、1999年にベレーザへ昇格。小柄ながら勝ち気でマルチな能力を備えたFWとして「女子版の大久保嘉人」と例える声もあった。
当時の国内最高峰なでしこリーグでは、2005年、2007年、2010年と3度のMVPに輝き、なでしこジャパンの一員としてもW杯優勝や準優勝(2015年)、ロンドン五輪銀メダル(2012年)などを経験。
移籍したINAC神戸レオネッサから、リヨンやアーセナルなど欧州でもプレーしたのち、2019年に現役を引退。現在は指導者となり、今年からなでしこリーグ1部のスペランツァ大阪で監督を務めている。武藤雄樹
1988年11月7日生まれ
武藤雄樹は武相高校から流通経済大学を経て、2011年にベガルタ仙台でプロ入り。大学時代は4年次にキャプテンを務め、関東1部リーグで得点ランキング2位に入るなど実績十分だった。
プロでは最初の3年間リーグ戦でわずか2ゴールというスロースタートになったものの、4年目は30試合に出場し4ゴール。そして2015年に移籍した浦和レッズでは2年間で25ゴールと大ブレイクを果たす。
EAFF東アジアカップ2015で日本代表に初選出され、2試合で2ゴールを記録。チームは4チーム中まさかの最下位に終わったが武藤は単独得点王に輝いている。
浦和では2017年のACLなど数々のタイトルを獲得し、2021年7月に惜しまれながら柏レイソルへ完全移籍。35歳となった今季も柏の9番を背負う。佐々木翔
1989年10月2日生まれ
2020年からサンフレッチェ広島のキャプテンを務めている佐々木翔も座間市が生んだ名選手の一人。
イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、小学3年生から横浜F・マリノスのアカデミーへ加入。ジュニアユースの同期には水沼宏太や金井貢史らがいた。
ユースには昇格できず、城山高校から神奈川大学という地元ルートを経て、2012年にヴァンフォーレ甲府へ加入。城福浩監督のもとで3年間レギュラーとして活躍し、2015年に広島へ引き抜かれている。
日本代表へは2018年8月、森保一監督が就任した最初の活動で初招集。主に左サイドバックで起用され、15試合出場2ゴールという成績を残している。杉田亜未
1992年3月14日生まれ
座間市出身で今のところ最後にA代表でプレーしたのは杉田亜未。昨季WEリーグのノジマステラ神奈川相模原で10番を背負っていた攻撃的MFだ。
湘南学院高校から岡山の吉備国際大学へ進学。4年次の2013年にはキャプテンとして同大初のインカレ(全日本大学女子サッカー選手権)優勝に大きく貢献した。
翌2014年になでしこリーグの伊賀FCくノ一へ加入。その年の女子アジアカップでなでしこジャパンデビューを飾ると、翌年のEAFF東アジアカップ2015では3試合で2ゴールを決めている。なでしこで最後に出場したのは2022年のEAFF E-1選手権だ。
三笘に久保!川崎市出身のサッカー選手「最強の5人」
今季からアルビレックス新潟レディースへ移籍。サンフレッチェ広島レジーナに敗れ惜しくも準優勝に終わったWEリーグカップ決勝でもフル出場しており、PK戦では重要な1人目を任され見事に成功させている。
2024年05月08日 22:02
バルセロナがレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディに引き続き関心を寄せているようだ。
2024年05月08日 22:00
今シーズンより指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー率いるトッテナムは開幕から10戦負けなしという最高のスタートを切った。
しかし怪我人の多発や1月にアジアカップとアフリカネイションズカップで主力選手が抜けたことで勢いが弱まり、現在は5位となっている。CL出場圏内となる4位アストン・ヴィラとの勝ち点差は7となり、残り3試合での逆転を目指している。
これ以上、勝ち点を逃すわけにはいかないトッテナムは現在4連敗中であり、改善されないセットプレイでの守備やポステコグルーの戦い方は批判を受けている。そんななか、キャプテンのソン・フンミンは、「ポステコグルー監督の下、スパーズは正しい道を歩んでいるか?」という質問に対して、自身の胸中を明かした。
「間違いなくそうだ。木曜日(チェルシー戦)は僕らが望んでいた試合ではなかったし、とても残念だった。リヴァプール戦の結果も非常に残念だったが、それでも正しい道を進んでいると思う。忘れてはならないのは、監督は最初のシーズンであり、プレミアリーグで初めてプレイする新加入選手もいるということだ。誤解しないでほしいが、4敗したことはとても残念なことだ。でも、この痛みと結果をしっかり受け止めて、ハードワークし、もっと良くなっていかなければならないと思う」(英『Evening Standard』より)
チームにとって厳しい時期だからこそ全体で団結して改善していくことが大事だと語ったソン。4連敗は喫してしまったものの、いずれもニューカッスル、アーセナル、チェルシー、リヴァプールと強豪だ。シーズン序盤が素晴らしかっただけに、現在のトッテナムに批判は集まっているが、ソンも言うようにまだポステコグルー体制1年目だ。今夏にも積極的な補強が予想されており、チームは過渡期を迎えている。今は気持ちを切り替える必要があり、まずは今週末のバーンリー戦で勝利を収めることが大事になってくるだろう。
2024年05月08日 21:40
ユルゲン・クロップ退任後の新生リヴァプールで日本代表MF遠藤航の立ち位置はどうなるのか。ここ最近はその話題も増えている。
例えば現役時代にミドルズブラなどで活躍したロビー・マストー氏はポッドキャスト『The 2 Robbies』にて、遠藤の将来は不確実との見方を示した。
「ショボスライもいるし、特にシーズン前半を良い形で過ごしたカーティス・ジョーンズもいる。少し良くなったように見えるグラーフェンベルフもだ。だから遠藤に大きな将来があるかどうかは分からない。彼は素晴らしい仕事をしたが、おそらくその役割にはもう少し存在感のある選手が必要だと思う」
現在はフェイエノールトを指揮するアルネ・スロットがクロップの後任になる可能性が高いと言われており、指揮官が代わればチームのスタイルも変わる。新政権へ新たな守備的MF獲得へ動く必要性も出てくるかもしれない。
しかし英『TBR Football』は、新体制でも遠藤に出来ることはあるはずと主張。マストー氏のコメントにも驚いたようで、今後の遠藤にも期待をかけている。
「マストーが遠藤の将来を心配しているとは驚いた。昨夏に1600万ポンドの移籍金で加入した時点では、確かに遠藤はあまり有名ではなかった。しかし、遠藤は多くの人が間違っていることを証明してきた。彼はシーズンが進むにつれて成長し、数多くの印象的なパフォーマンスを生み出してきた。苦労した時期もあったし、ハーフタイムで退いたこともある。しかし、クロップに代わる新体制へ備えるリヴァプールの未来において、遠藤が果たすべき役割は間違いなくあるはずだ」
監督交代に合わせてスタメン争いも激しくなるのは間違いない。遠藤も新たなアピールが必要となるだろうが、守備的MF1番手の座を手にできるか。
2024年05月08日 21:21
アーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカが、プレミアリーグのタイトルレースについて言及した。7日、イギリス紙『ミラー』がコメントを伝えている。
インビンシブルズが成し遂げた無敗優勝以来、実に20シーズンぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナル。ここまで36試合を消化しての戦績は26勝5分5敗・勝ち点「83」となっており、残り2試合となった現段階で暫定首位に立っている。しかし、その背中を追うのは前人未到の4連覇を目指すマンチェスター・シティ。直近のリーグ戦では6連勝中と波に乗っており、1試合消化が少ないながらも、アーセナルとのポイント差は「1」となっている。
アーセナルにとってマンチェスター・シティとの熾烈なタイトルレースは2年連続。昨シーズンは合計248日間も首位の座を守りながらも、4月以降の終盤戦で急失速し、3連覇達成を許した。今シーズンここまでチーム最多の公式戦20ゴールをマークし、アーセナルを力強く牽引しているサカは、百戦錬磨の王者との2年連続のタイトル争いについて次のように語っている。
「2つの見方ができると思う。フラストレーションが溜まるものか、もしくは美しい挑戦だ。マンチェスター・シティが世界最高のチームの一つであることは誰もが理解しているし、5年間に渡ってトップに君臨し、様々なことに挑戦してきた。彼らと競い合うことができるなんで僕たちにとっては良いことだよ。プレッシャーをかけ続けているし、これから何が起こるか見てみよう」
「僕たちは決して苛立ったりはしていない。最後まで戦い抜くための挑戦だと思っているよ。彼ら(マンチェスター・シティ)が基準を作ってくれたので、それを超えられるかどうかは自分たち次第なんだ。昨年の苦悩があったからこそ、僕たちはより一つになることができたし、今年はもちろん将来的にもさらに一歩前進することに飢えているよ」
失意を乗り越え、再びリーグタイトルが狙える好位置でシーズン最終盤を迎えたアーセナル。現在の状況を踏まえると、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートンと対戦する残り2試合を共に勝利で終え、マンチェスター・シティがフルアム、トッテナム、ウェストハム相手に勝ち点を取りこぼすのを待つ必要がある。そんななか、サカは現在のチーム状態について触れつつ、次のように自信を示した。
「僕たちは若く、ハングリー精神があり、クオリティも持っている。これから何年も一緒に様々な経験を積むことになるだろう。今年は非常に安定しているし、失点も少ない。リーグ戦で負けたのは1度だけなので、それを継続していきたいよ」