2024年04月27日 16:54
新日本プロレスは27日、「Just 5 Guys」のSANADA(36)が体調不良のため広島サンプラザホール大会を欠場することを発表した。 SANADAは同大会でタイチと組んで棚橋弘至、本間朋晃組と対戦する予定だった。しかし体調不良のため急きょ欠場。第4試合は棚橋&村島克哉VS本間&嘉藤匠馬のタッグマッチに変更となった。 団体の発表では復帰時期について触れられておらず、29日鹿児島大会の出場は状況を見て判断される見込みだ。
2024年05月09日 13:21
「邪道」大仁田厚が今月25、26日に行われるFBWファイヤープロレスの大会で各団体を股にかけて活躍中の女子レスラー・ウナギ・サヤカとデスマッチ2連戦を敢行することが9日分かった。
この日、大仁田の25日、島根・松江市でのくにびきメッセ大展示場大会、同26日の大阪・錦秀会住吉区民センター大会への参戦が決定。
松江大会では、メインイベントの「流星ファイヤーロケット+電流爆破バット+棺桶爆破 トルネード6人タッグデスマッチ時間無制限1本勝負」で、SAKI、HASEGAWAと組んで、ウナギ、シャドウWX、ALLマイティ井上と激突。
大阪大会でもメインの「凶器持ち込みロイヤルランブル式有刺鉄線ロープ&有刺鉄線ボードバンクハウス6人タッグデスマッチ時間無制限1本勝負」でSAKI、HASEGAWAと組んで、ウナギ、シャドウWX、ライジングKID組と対戦する。
これまで「ファイヤープロレス松江!大阪大会のダブルデスマッチ 松江は電流爆破マッチ 大阪は有刺鉄線バンクハウスデスマッチ この地方2連戦のデスマッチで査定してやるよ(笑)」と、ウナギの決めゼリフ「査定」という言葉を使って、女子プロレス界で大暴れ中のウナギを挑発。その実力を見極めることを宣言していた大仁田。
昨年8月6日の全日本プロレス幕張大会でウナギと6人タッグの電流爆破デスマッチで激突。今年1月7日のウナギの自主興行には花束を持って登場。「僕は2023年のMVPはあなただと思っています」と高く評価していた。
2024年05月09日 13:02
新日本プロレスの大岩陵平が9日に自身の「X」を更新し昨年9月からタッグを結成しているプロレスリング・ノアのGHCヘビー級新王者・清宮海斗へ「決別」をほのめかした。
大岩は、昨年秋から新日本を離れノアへ「国内留学」で参戦。清宮とタッグを組み[「海斗さん」と慕い新時代を切り開こうと戦ってきた。しかし、4日の両国国技館大会でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.を破りGHCヘビー王座を奪還した清宮が「絶縁」していた拳王と共闘宣言。さらに、2人は会見し新ユニット「オール・レベリオン」結成を発表した。
これを受けノアは5・21後楽園で拳王、アレハンドロ、クリストバルと大岩、佐々木憂流迦、近藤修司、Eitaと対戦することを発表した。新ユニット結成に伴い現時点で清宮は、大岩との関係について言及はしていない。
しかし、大岩は、自身の「X」で「オール・レベリオン」結成を表明する清宮、拳王の写真などをアップしし「なんか…作りかけのパズルを壊されたみたいだ。新しいパズルを作る前に後楽園で壊してやる」と清宮への「決別」をほのめかした。
2024年05月09日 12:46
炎の飛龍藤波辰爾(70)と最長老プロレス評論家門馬忠雄氏(85)が、5月11日午後2時から東京・豊島区巣鴨の「闘道館」でトークイベントを行う。題して「甦るBUNTAI!ハマのプロレス聖地・横浜文体ストーリー」。
横浜文体こと横浜文化体育館は、1962年(昭和37年)に横浜開港100年祭の記念事業として同年5月11日に落成した。奇遇にも、今回のイベントのちょうど62年前にあたる。
利用形態の多様化、建物の老朽化により、横浜文体は2020年9月6日に58年の歴史に幕を閉じた。最後のプロレス興行は、同年8月30日に開催された大日本プロレスだった。
横浜文体でのプロレス興行では多くの名勝負や好試合が生まれたが、好カードを組まないと満員にならない体育館としても知られる。札止めとなる6070人の観衆を集めたのが、1988年8月8日に行われたIWGPヘビー級選手権、藤波辰巳(当時)VSアントニオ猪木戦だった。
60分フルタイム引き分けに終わり試合後、越中詩郎が藤波、長州力が猪木を肩車する光景は観客の感動を生んだ。
藤波は「猪木さんはそろそろ引退かと言われていたけど、底力を改めて感じた」と脱帽。門馬氏は「猪木のスタミナ、体力と気力は普通じゃなかった。互いの持てるものを出したいい試合だった。藤波のベストバウトだよね。今回のトークショーで昭和プロレス、藤波物語をしゃべろうとしてるわけ。藤波が(プロレス入りのため)家出同然で乗り込んだ列車にオレも乗ってた。だから(藤波の)何から何まで知ってる。単行本『ドラゴン炎のカムバック』(91年3月に上梓)を書いたの、オレだよ」とまさかのサービストークを披露した。
さらに門馬氏は「(横浜文体は)64年の東京オリンピックでバレーボールの会場でね、取材したのを思い出すよ。横浜に住んで40年。だから思い入れは深いわけ。MCの高木圭介君(元東スポ記者)も横浜。新丸子育ちでいろんなことよく知ってるよ」と明かした。
東スポではマニアックネタを得意としていた高木氏なら、横浜文体で藤波が一度だけ行った異種格闘技戦(92年7月8日)の話題、他団体になるが天龍源一郎VSスタン・ハンセンのPWFヘビー&UNヘビー級ダブルタイトル戦(88年3月9日)など、思わぬ話が飛び出す可能性もある。
横浜文体は、80年代には仕切り屋の名物ファンもいた愛すべき体育館。名勝負「藤波VS猪木戦」を中心に、さまざまなエピソードが2人から語られるだろう。
料金は4000円(当日は4500円)。ハマっ子ファン、会場マニア、プロレスファンは必見だ。
2024年05月09日 12:39
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の人気選手、ジョリーのマネージャーを務めた現在はインフルエンサーとしてともに活動する清水ゆりが8日、自身のXを更新。
2024年05月09日 11:53
「プロレス・全日本」(12日、横浜BUNTAI)
王者のライジングHAYATO(25)にカズ・ハヤシ(50)が挑戦する世界ジュニアヘビー級選手権試合の記者会見が8日、都内で行われた。
かつて世界ジュニアヘビー級王者として一時代を築き、7月で引退するハヤシは「青春だった世界ジュニアのベルトに、私と一緒に眠ってもらおうと思っています。引退して俺がチャンピオンのまま持っていく」と、ベルト封印を宣言。
王座を奪取した場合、「一つ言えるんだったらある選手と防衛したいなと思います」と、心に秘めた相手がいることを明かし、HAYATOの指名には「引き寄せてくれてありがとうというような感覚でしたね」と感謝。「最後にまた取りたい。世界ジュニアを僕の輝かせ方で輝かせてみたい」と意気込んだ。
ハヤシを指名したHAYATOは「世界ジュニアってカズ・ハヤシの印象が、悔しいけど強かったんだよね」と理由を説明し、「色あせるより燃え尽きた方がいい。7月を待たずに燃え尽きさせてあげるよ」と通告。
「カズ・ハヤシは世界ジュニアにとって、長年連れ添った元カレみたいなもんだと思ってるんだよね。今一緒に歩いてるのは俺だし、たまに昔の元カレがちょっとだけ恋しくなることもあるだろうけど、俺がその思い出、全部消し飛ばしてあげるよ」と、らしい表現で意気込みを語った。
また、ハヤシのベルト封印宣言を「引退するっていうことはレスラーとして死ぬっていうことだからね。あの世には持って行けないからね。世界ジュニアのベルトがかわいそうだよ」と一蹴していた。
2024年05月09日 11:25
今年でデビュー50周年の邪道・大仁田厚が、11日に神奈川・Uvanceとどろきスタジアムで開催されるサッカーJ1の川崎フロンターレ−北海道コンサドーレ札幌戦の連動イベント「ボーイズビーアンビシャス」で電流爆破デスマッチを行うことになり、9日、コメントを発表した。場所はフロンパーク(野球場前広場)となる。
晴れ男の大仁田だが、2022年に同イベントで予定していた電流爆破デスマッチは、台風のためイベントが中止された。また、コロナ禍でイベントが延期になったこともあり、今回は三度目の正直となる。
大仁田は「FMWが樹立した5万8千人の観客動員数が、旧川崎球場の最多観客数の記録なんです。旧川崎球場で行った最初のFMWの大会は、俺の人生のターニングポイント。『おい、川崎球場で大会やるぞ!』といったら、当時サンボ浅子は『球場の駐車場ですか?』って真顔で聞き返した。『バカヤロー!スタジアムの中だ!』って言い返したけど、それくらい当時のFMWには大それたチャレンジで、突拍子もない一世一代の賭けだったんだ。川崎のおかげで、俺は世に出られたと言っても過言じゃない」と、川崎との関係を説明。
「デビュー50周年の今年に、川崎フロンターレさんの試合のイベントでプロレスをやれることは、とても光栄なことだしうれしいよ。三度目の正直って言うじゃない。今年こそ実現させてやるぜ!」と燃えている。
カードは次の通り。
◇第1試合:スリーウェイ20分一本勝負
ミス・モンゴル−あきば栞−パンディータ
◇第2試合:電流爆破バットデスマッチ時間無制限一本勝負 大仁田厚、雷神矢口、リッキー・フジ組−ミスター・ポーゴ、櫻井匠、怨霊組
2024年05月09日 11:09
「邪道」大仁田厚が11日、サッカーJ1の川崎―札幌戦試合前のUvanceとどろきスタジアムby Fujitsuで電流爆破マッチ「ボーイズビーアンビシャス」を敢行することが9日、川崎及び大仁田主宰のFMWEから発表された。
プロレス界では「晴れ男」として知られる大仁田。FMWを一気に人気団体に押し上げた1990年8月4日の伝説の汐留レールウェイでの電流爆破マッチ始め
屋外開催の試合の天候には恵まれてきた。
昨年夏に北海道旭川市で開催された「なくそうイジメ!FMWE地方応援プロレスin旭川」大会でも大雨の予報にも関わらず、自身出場のメインイベント前には雨がぴたりと止み、空に虹がかかった。
しかし、22年に予定されていた川崎主催の「ボーイズビーアンビシャス」は電流爆破マッチを予定していたものの台風のため、やむなく中止となった。
2年前の無念を晴らし、今年こそフロンターレサポーターからの期待に応えるべく開催されるのが、11日の「ボーイズビーアンビシャス」。台風だけではなくこのイベントの企画自体は新型コロナ禍のため、延期になった経緯もあり、今回で3度目の挑戦となる。
大仁田は今回の大一番に向け、「FMWが樹立した5万8000人の観客動員数が旧川崎球場(現・富士通スタジアム川崎)の最多観客数の記録なんです。旧川崎球場で行った最初のFMWの大会は俺の人生のターニングポイント。『おい、川崎球場で大会やるぞ!』と言ったら、当時、サンボ浅子は『球場の駐車場ですか?』って真顔で聞き返した。『バカヤロー! スタジアムの中だ!』って言い返したけど、それくらい当時のFMWには大それたチャレンジで突拍子もない一世一代の賭けだったんだ」と回顧。
「川崎のおかげで俺は世に出られたと言っても過言じゃない。デビュー50周年の今年、川崎フロンターレさんの試合のイベントでプロレスをやれることは、とても光栄なことだし、嬉しいよ。三度目の正直って言うじゃない。今年こそ実現させてやるぜ!」と気合いっぱいの表情で続けた。
果たして天は大仁田と川崎に味方するのだろうか。
◆「ボーイズビーアンビシャス」概要
▽対象試合11日午後3時キックオフ 2024明治安田J1リーグ第13節 川崎フロンターレ―北海道コンサドーレ札幌
▽会場 Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu
▽イベント実施時間 午前11時半〜午後2時半
▽イベント実施場所 フロンパーク(野球場前広場)及び場内
▽FMWE協力プロレス
▽第1試合・スリーウェイ20分1本勝負
ミス・モンゴル―あきば栞―パンディータ
▽第2試合電流爆破バットデスマッチ6人タッグ時間無制限1本勝負
大仁田厚、雷神矢口、リッキー・フジ―ミスター・ポーゴ、櫻井匠、怨霊
2024年05月09日 10:44
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第12回大会に向けたオーディションの第2弾動画が7日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開され、人気選手の1人、“闘う料理人”こめおが、元アイドルのカウアン・オカモトと対戦することが決まった。
2024年05月09日 08:43
プロレスリング・ノアのGHCヘビー級新王者の清宮海斗と共闘を表明している拳王が9日までに都内で緊急のリモート会見を開催した。
5・6日本武道館での「ALL TOGETHER 〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜」で新日本プロレスの極悪軍団「バレットクラブ・ウォードッグス」のゲイブ・キッドに襲われ、GHCヘビー級のベルトを強奪された清宮。6・16横浜BUNTAIでゲイブとの初防衛戦が決まったが、会見で「ゲイブ!ふざけんなよ、この野郎!このベルトはな、みんな本気の想いで、必死の思いでとりにいってるんだよ。お前みたいな中途半端な卑怯な野郎が持っていていいベルトじゃねぇんだよ。新日本とかNOAHとか、そんなボーダーねぇよ!いつでもやってやるよ!必ずゲイブからベルトをとり返します」と宣言した。
ここで清宮は拳王を呼び寄せ両者はがっちり握手。拳王は「俺たちのコンビ名は“ALL REBELLION”(オールレベリオン)だ」と発表。続けて「ALL REBELLION、すべては革命のために。俺は清宮海斗と共にNOAHを業界トップへもっていくぞ。おい、この清宮の本気の目、見てみろ。今の清宮は全然昔と違うぞ?自らの言葉ではっきりとNOAHを業界トップへもっていく、そして古臭いNOAHをぶち壊して、新しいNOAHを作り上げる。清宮海斗…清宮海斗、GHCヘビー級チャンピオン、そしてNOAHを新しく作り上げる男・清宮海斗と共に拳王はALL REBELLION、NOAH革命を起こしてやる」と宣言した。
新たな革命宣言を終えた直後にアレハンドロと謎の黒マスクマンが登場。アレハンドロは「清宮さん、僕もALL REBELLION、一緒に革命を起こしたいです」と共闘を要望すると清宮は受諾。一方で拳王は「だがその後ろにいる変な奴は誰なんだよ?」と謎の黒マスクへ疑惑の目を向けた。
この問いかけにアレハンドロは「僕にもわかりません」と告白。拳王に「名前はなんていうんだ?」と質され「名前は、クリストバル」と「わからない」といいながら名前は認識していることを明かした。支離滅裂な応答を切り裂くように拳王は「NOAHを業界トップへもっていくぞ!クリストバル!」と4人で握手を交わし清宮は「やっていこうぜ。俺たちでやっていくんだ!おいゲイブ・キッド、お前らも軍団があるだろ?WAR DOGS、NOAHとか新日本とかそんなもん関係ねぇんだよ。来れるものならNOAHに来てみろよ。どこでもいいぞ?新日本、NOAH、ALL TOGETHER、どこでもいいからカード組め!」とウォードッグスとの全面対抗戦を要求していた。
会見を受けてノアは、21日の後楽園ホール大会で「オール・レベリオン」の初陣を発表。メインイベントの8人タッグマッチで清宮、拳王、アレハンドロ、クリストバルが大岩陵平、佐々木憂流迦、近藤修司、Eitaと対戦する。
今回の会見はNOAH公式YouTube(URL:https://www.youtube.com/watch?v=GZUfcaChHnQ)で公開されている。
2024年05月09日 07:10
日本プロレス連盟は9日までに「ALL TOGETHER in SAPPORO 〜能登半島復興支援チャリティ大会〜」(6月15日、北海きたえーる)で内藤哲也とジェイク・リーの一騎打ちが決定したことを発表した。
内藤とジェイクは、新日本プロレスの4・23後楽園ホール大会でジェイクが内藤を襲撃。極悪軍団「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と電撃合体し、4・27広島大会で「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と「ウォー・ドッグス」のイリミネーションマッチで内藤がジェイクをリング下へ蹴落とし雪辱を果たした。
しかし、6日に日本武道館で行われた「ALL TOGETHER」の6人タッグマッチでジェイクが内藤から3カウントを奪い勝利し、試合後、ジェイクは一騎打ちを要求。内藤も「またリング上で向かい合えるその日を、焦らずに待ってるぜ。カブロン!」と意欲を見せていた。
両者は札幌決戦前にプロレスリング・ノアの5・22後楽園大会でのタッグマッチで前哨戦でぶつかる。
2024年05月09日 06:47
プロレスリング・ノアは9日までに6・16横浜BUNTAI大会でGHCヘビー級新王者の清宮海斗が新日本プロレスの極悪軍団「バレットクラブ・ウォードッグス」のゲイブ・キッドと初防衛戦を行うことを発表した。
清宮は、6日に日本武道館で行われた日本プロレスリング連盟で発足記念大会「ALL TOGETHER」のメインイベントで上野勇希、海野翔太とシュン・スカイウォーカー、KONOSUKE TAKESHITA、上村優也と対戦。試合は清宮が変型シャイニングウイザードで上村を破り勝利。エンディングで全選手を呼び寄せ「みんなでプロレスを作っていきましょう」とメッセージを送ったが、直後にゲイブ・キッドに襲撃されKOされた。
さらにゲイブは、GHCベルトを強奪し挑戦を表明。この蛮行に激高した清宮は「やってやるよ」と挑戦を受諾していた。
2024年05月09日 06:38
プロレスリング・ノアは9日までに22日の後楽園ホール大会全対戦カードを発表した。
2024年05月09日 06:21
全日本プロレスの「チャンピオン・カーニバル2024」優勝決定戦(12日、横浜BUNTAI)で激突する宮原健斗と斉藤ジュンが8日、台東区の浅草ビューホテルで会見した。
今年の「CC」は、全16選手がA、B両ブロックに8選手が分かれ、各ブロック最高得点者が12日の横浜BUNTAIで優勝決定戦で激突。Bブロックは5・4三条大会で勝ち点8で並んだ諏訪魔を破り斉藤ジュンが勝利し初の優勝戦進出を決定。Aブロックは、5・6後楽園ホール大会で宮原健斗が勝ち点10で並んだデイビーボーイ・スミスJr.との直接対決を制し、2019年大会以来、5年ぶり2度目の優勝へ王手をかけた。
会見で宮原は、斉藤ジュンについて「斉藤ブラザーズは今、最もプロレス界で流行っているのは認めよう。キャリアだとか今までのプロレス界の常識は彼らには通用しない」と勢いを認めた。さらに「斉藤ブラザーズ対決」が行われた5・3仙台大会が満員となったことに触れ「ただ、今回の舞台は横浜BUNTAIだ。宮城県からお前の応援に来る人たちがいるだろうか。この俺、宮原健斗は、日本全国のプロレスファンが横浜BUNTAIに応援に駆けつけるだろう。優勝するのは、この俺、宮原健斗だ」と宣言した。
対するジュンは、5・6後楽園でスミスJr.を破った宮原の試合に「俺はしびれた。あの時からずっとワクワクしている」とし「決勝戦が宮原健斗、最高じゃねぇか。宮原健斗をひねりつぶしてこそ胸を張って優勝と言えるから、早く叩きつぶしたい」と高鳴る鼓動をあらわにした。一方で負けたら大好物の「甘い物」を封印がかけられた「斉藤ブラザーズ対決」で弟のレイに敗れ、禁じられている。優勝すれば「解禁」となることから「優勝しないと大福、おまんじゅうは、いつまでたっても食べられない。それはとっても困る。だから宮原健斗はぐっちゃぐっちゃだ。DOOM」と好物を取り戻すためにも初優勝へ意欲を見せた。
さらに3日の仙台大会から「甘い物」が食べられない日々に「今まで生きてきてそんな長い間、甘い物が食べられないってことはなかったから、その憎しみパワーがどんどん体の奥の底にたまっているのが今にも爆発しそうで、12日のBUNTAIまでまだ時間があるからとんでもないことになる」とストレスを告白し「優勝したら宮原健斗に甘い物を買いに行かせてそのままリングの上で食べたい」と予告した。
好物を封じられているジュンに宮原は「プロレスラーとしては欲を押さえ込んで当日を迎えるなんてことは当たり前のこと」と切り捨て、ジュンを「包み込んで完膚なきまでにやっつけようかと思います」と断じた。
◆5・12横浜BUNTAI全対戦カード(試合順は後日発表)
▼チャンピオン・カーニバル2024 優勝決定戦 時間無制限1本勝負
宮原健斗 vs 斉藤ジュン
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
王者・ライジングHAYATO vs 挑戦者・カズ・ハヤシ
▼スペシャルタッグマッチ
諏訪魔、鈴木秀樹 vs 船木誠勝、河野真幸
▼タッグマッチ
田村男児、MUSASHI vs アンディ・ウー、吉岡世起
▼タッグマッチ
大森北斗、羆嵐 vs ハートリー・ジャクソン、ロード・クルー
▼After Champion Carnival シングルマッチ
斉藤レイ vs 綾部蓮
▼結成!シン平成維震軍!スペシャル6人タッグマッチ
青柳優馬、越中詩郎、AKIRA vs 芦野祥太郎、黒潮TOKYOジャパン、立花誠吾
▼After Champion Carnival スペシャルタッグマッチ
安齊勇馬、本田竜輝 vs デイビーボーイ・スミスJr.、サイラス
2024年05月09日 06:00
女子プロレス「スターダム」のAZM(21)が自身が属する「クイーンズ・クエスト(QQ)」に変革をもたらす。
12日の東京・後楽園ホール大会で同じQQの天咲光由(22)と組み、同王者・FWC(葉月&コグマ)に挑戦する。王座戦を控えたAZMは「私のことを小さいころから知ってるFWCに『AZMはこんなに成長したよ』ってお姉ちゃん孝行がしたいんです。そしてその2人からベルトを取って、QQに勢いをつけたい」と力強く語った。
QQのリーダーを務めていた林下詩美が3月いっぱいでスターダムを退団。2017年に加入しユニットを支えてきたAZMは「今までは詩美がリーダーだから一歩引いてた部分もあった。でも今は私がまとめなきゃっていう気持ちは強くなったと同時に上谷(沙弥)もやる気を出してくれていて。上谷が頼もしくなったのもうれしくて、最近は2人で今後について話し合う時間が増えました。その中で新メンバーを入れたいという話が出ました」と現状を明かす。
リーダーが不在になり、ユニットの存続を不安視する声もあったが「私は大好きなイヨ(スカイ=現WWE)さんがつくったQQが大好きで、いつになるかわからないですけど、イヨさんが戻ってくる場所としてQQを守りたい」と決意を表明。その上で「イヨさんがいたころのQQに戻すのもいいかなって思ったり。そのためにも私がベルトを巻いて詩美くらいの戦力のある新メンバーをスカウトしに行きたいと思ってます」と抱負を語った。
イヨがリーダーを務めていた時代には、バイパー(現WWEのパイパー・ニブン)やビー・プレストリー(同ブレア・ダベンポート)など外国人選手がQQに属し団体を席巻。外国人選手の加入も視野に入れているというAZMは「この前AEWで試合した時に8年ぶりくらいに会った選手もいて懐かしい話をしたり…。私もこの業界長くて顔は広いので。まあ上谷も候補がいるらしくてちょっと相談中です」とニヤリ。QQ改革へまっしぐらだ。
2024年05月09日 05:00
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が、6日の防衛戦で悪童ルイス・ネリ(29=メキシコ)にTKO勝ちした一戦に、あの問題児も敏感に反応した。
元世界3階級制覇王者のジョンリル・カシメロ(34=フィリピン)は、自身が井上の試合を観戦する模様をSNSの動画で公開。フィリピンメディア「FASTBREAK」は「カシメロが日本の王者・井上のダウンを目撃して嘲笑」と題する記事を掲載し、「元世界王者のカシメロは、日本のライバルがキャリア初のダウンを喫したのを目撃した後、井上尚弥をからかった。月曜夜のスーパーバンタム級タイトルマッチの1ラウンド(R)で、井上はネリの左カウンターパンチを受けてキャンバスに叩きつけられた。以前から井上との対戦を希望していたカシメロは、このダウンをテレビで目撃して大喜びする動画を公開した」と報じた。
さらに同記事では「しかし、井上は2Rでネリをダウンさせ、5Rでも同じようにダウンさせ、6Rではネリに破壊的なノックアウトブローを食らわせて試合を終わらせた。井上の見事な逆転にもかかわらず、カシメロは、もしリング上で(井上と)対戦していたら結果は違っていただろうと主張している。彼は(井上に向けて)『俺がお前を殴ったら、お前は白目をむくだろう』と言った」とカシメロの反応を伝えている。
かねてカシメロはモンスターとの対戦を熱望し、これまで何度も井上を挑発してきた。バンタム級時代の2020年4月には予定されていた両者の対戦が、コロナ禍で中止となった因縁もある。ただ、すでに井上は9月の次戦でIBF&WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と対戦することが決定的。それ以外にもWBA1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も対戦候補に控えている。現状では、カシメロが対戦相手となる余地はなさそうだ。