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2024年05月22日 15:46
女子バスケ選手が始球式に登場 ■カブス 4ー3 ブレーブス(日本時間22日・シカゴ) カブスは21日(日本時間22日)、本拠地でブレーブスと対戦。試合前にはWNBAのシカゴ・スカイに所属するエンゼル・リースとカミラ・カルドソが登場。今永昇太投手と3ショットを撮影する一幕があり、ファンは「今永が子どもみたいに見えるね」「今永先生うれしそう」と反応した。 地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の中継では、試合前に3人で写真を撮影するシーンが流された。リースは身長190センチ、カルドソは身長201センチとモデル級のスタイルを誇る。2人はその後始球式にも登場し、場内を沸かせた。 今永はここまで9試合に登板し負けなしの5勝をマーク。防御率は0.84で両リーグトップ。ルーキーながらチームのエースとして存在感を示している。 身長178センチで、真ん中に挟まれた今永は苦笑い。ネット上では「顔引きつってて、かわいい」「今永が小さく見える」「今永が子どもみたいに見えるね」「スタイルいいなぁ」「羨ましい!」「弟感がありますねw」と話題となっていた。(Full-Count編集部)
2024年06月16日 11:51
山本は右上腕三頭筋の張りのため2回1安打無失点で緊急降板した
■ドジャース ー ロイヤルズ(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦で先発したが、2回1安打無失点で緊急降板した。球団は「右上腕三頭筋の張り」と発表。まさかの事態に、デーブ・ロバーツ監督も動揺していた様子だ。
2回を28球で投げ終えた山本だが、ベンチに戻ると首脳陣と話をした。その後マーク・プライアー投手コーチが指揮官に異変を告げたとみられる。
米メディア「ドジャースネーション」は「ヤマモトが今日もう投げられないとプライアーに知らされた時のロバーツは非常に動揺しているように見える。先発を今日に後ろ倒しにしたドジャースは、彼が上腕三頭筋の張りを抱えていると発表した。最善の結果になりますように」と軽傷を願った。(Full-Count編集部)
2024年06月16日 11:44
5回の第3打席で「VIVANT」のテーマ曲がオルガン演奏された
■ドジャース ー ロイヤルズ(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手へドジャースタジアムが粋な計らいだ。15日(日本時間16日)の本拠地・ロイヤルズ戦の5回1死の第3打席、TBS系ドラマ「VIVANT」のテーマ曲がオルガンで演奏された。
5回1死、2ストライクに追い込まれた後だった。ドジャースタジアム名物のオルガンで「VIVANT」の曲が演奏された。記者席横の演奏室にいる奏者ディーター・ルールさんは演奏を終えると、日本メディアへガッツポーズ。意識十分だったようだ。なお、この打席は一ゴロに倒れた。
大谷はVIVANTを視聴したことで知られている。また、松井秀喜氏の持つ日本人最多記録に並んだ4月中、オルガン奏者ルールさんは「ゴジラ」のテーマソングを流している。SNSでも「大谷の打席でVIVANTの流れてなかった?」「ちょっと興奮した」「大谷さんの打席で、まさかのVIVANT流れた!! アメリカでも知られてるの!?」などと反応があった。(Full-Count編集部)
2024年06月16日 11:32
○ レッドソックス 8 − 4 ヤンキース ●
<現地時間6月15日 フェンウェイ・パーク>
レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地でのヤンキース戦に「6番・指名打者」で先発出場。復帰後初長打を放ったあと生還し、チームの勝利に貢献した。
初回の第1打席は2点を先制し、なおも一死一、二塁の好機でヤンキースの先発左腕・ロドンと対戦。1ボール後の外角直球にバットを出したが平凡な左飛に倒れた。5−2で迎えた2回の第2打席も二死一、三塁の好機だったが、1ボール後の直球をいい感じで捉えた打球は、もうひと伸び足りず中飛。一死無走者だった5回の第3打席は、三たびロドンと対戦し投ゴロに倒れた。
2点リードで迎えた7回の第4打席は、二死無走者で2番手右腕・マリナッシオと対戦。1ボール後のチェンジアップを捉えた打球は、ワンバウンドで右中間フェンスを越えるエンタイトル二塁打となった。
続く代打・ウェストブルックの中前適時打で本塁突入。ヤンキースの中堅・ジャッジの好返球で際どいクロスプレーとなったが主審はセーフの判定を下した。ヤンキース側はチャレンジを要求するも判定は変わらず。主審が改めて「セーフ」とコールすると、フェンウェイ・パークは大歓声に包まれた。
左手親指痛からの復帰4戦目は、4打数1安打1得点の打撃結果。最終打席で復帰後初長打をマークし、今季の打率は.255、OPSは.695となった。
レッドソックスは8回までに12安打8得点と打線が機能し、ヤンキース戦今季初勝利。今季通算36勝35敗で再び貯金1となった。
2024年06月16日 11:12
◆ 山本由伸が負傷降板
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(25)が現地時間15日のロイヤルズ戦に先発登板するも、2回28球で緊急降板。
2024年06月16日 10:56
2回1安打無失点、28球で降板…球団は「右上腕三頭筋の張り」と発表
■ドジャース ー ロイヤルズ(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦で先発したが、2回1安打無失点で緊急降板した。球団は「右上腕三頭筋の張り」と発表。米記者は球速の低下を指摘していた。
初回は2死から四球を与えるも、ベラスケスを三ゴロ。2回には2死から安打で走者を背負ったが、ブランコを空振り三振に仕留めた。しかしベンチに戻った後に首脳陣と話をする姿があった。
この日は最速95.9マイル(約154.3キロ)。前回7日(同8日)のヤンキース戦では最速98.4マイル(約158.3キロ)を記録ししていたが、約4キロの差があった。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のマイク・ディジョバンナ記者は「彼のフォーシームの球速は前回のニューヨークでの先発時より確実に落ちている。彼は今日ここまで(フォーシームを)12球投げて、93マイルから96マイルの範囲、平均94.2マイルだ」と綴った。(Full-Count編集部)
2024年06月16日 10:37
ロイヤルズ戦で2回1安打無失点
■ドジャース ー ロイヤルズ(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は15日(日本時間16日)、本拠地・ロイヤルズ戦で先発したが、2回1安打無失点で降板した。球数はわずか28球で、7勝目はならなかった。球団は「右上腕三頭筋の張り」と発表した。
初回は2死から四球を与えたが、続くベラスケスを三ゴロに抑えた。2回2死一塁、ブランコを空振り三振に仕留めたものの、ベンチに戻った後に首脳陣と話し合い。ここで降板が決まった模様だ。この日は最速95.9マイル(約154.3キロ)。前回7日(同8日)の敵地・ヤンキース戦では最速98.4マイル(約158.3キロ)を記録したフォーシームも走っていなかった。28球のうちストライク14球と制球もいつもの安定感はなかった。
山本は7日(同8日)のヤンキース戦で7回2安打無失点と好投。勝ち星こそつかなかったが、メジャー自身最多106球を投げて7奪三振の力投を見せた。5月20日(同21日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦から4試合連続で100球を超えていた。
当初の登板予定から2日先延ばしし、中7日を空けての登板。この日、ロバーツ監督は「ここドジャースタジアムでリセットするために、休養日を余分に与えようとした。フィジカル的にはいい感じだ」とコンディションに問題はないとしていた。(Full-Count編集部)
2024年06月16日 10:00
15日に『ニッポン放送ショウアップナイター 楽天−巨人』で巨人・菅野智之の単独インタビューが放送された。
菅野は夏場に向けて必要なことについて、「夏場になってきたら、バッターも振れてくると思いますし、ちょうどピッチャーもバテてくる頃だと思う。今のうちに練習であったりとか、成績的にもそうですけど貯金を作っておくというのはすごく大事なこと」と語った。
「勝負は8月の終わりから9月だと思うので、そこでしっかり自分のベストパフォーマンスを出せる状態に体的にも心もそこで充実期を持っていくのが大事なことだと思います」と、自身の見解を述べた。
菅野は14時から行われる日本ハム戦に6勝目を目指し先発する。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月16日 09:58
オズナは20本塁打で大谷と3本差、打点とともにリーグ2冠
ナ・リーグでは、ドジャースの大谷翔平投手とブレーブスのマルセル・オズナ外野手の打撃成績争いが注目されている。
2024年06月16日 09:24
ブレーブスのオズナが大谷を「上回っている」
■ブレーブス 9ー2 レイズ(日本時間16日・アトランタ)
ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が15日(日本時間16日)、本拠地で行われたレイズ戦でナ・リーグトップを独走する20号2ランを放った。2位タイのドジャースの大谷翔平投手とは3本差。その躍動ぶりは、番記者も驚くほどだ。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でブレーブスの番記者を務めるデーブ・オブライエン氏は、この日の試合前時点の成績を用いて「現在打率.320(ナ・リーグトップから8厘差)、リーグトップの19本塁打に60打点。誰がこれを想像しただろうか:オズナが打率、HR、打点、出塁率、長打率そしてOPSでショウヘイ・オオタニを上回っている」と伝えた。
大谷の“新ライバル”として注目されている33歳に、ファンは「すごいのは6月15日時点で60打点ということ。これは毎試合打点を挙げているペースでしょ?」「だがWARではひどくビハインド」「それでもオールスターゲームでは先発しない」など様々な意見を述べていた。(Full-Count編集部)
2024年06月16日 09:11
育成6位入団の西武・奥村が支配下登録
西武がファームの若手の育成に力を入れている。象徴的な取り組みとして、勝敗に関わらず試合後にインタビューを行う「若獅子リフレクション」や、試合や練習で得たことをアプリに記して選手、コーチ、人財育成担当間で共有する「リフレクション」があり、日々の反省・内省の時間を大切にすることを徹底している。
そんな中、「リフレクション」の時間を大切にしているのが、奥村光一外野手だ。東海大静岡翔洋高から東海大、BCリーグ群馬を経て2023年ドラフト育成6位で入団。2軍で18試合に出場し、打率.219ながらも、三塁打2本、盗塁6と、足でかき回すプレーで貢献。支配下登録をされ、1軍デビューを果たした。
人財開発担当の伊藤悠一さんも、「(奥村選手は)リフレクションの大切さがわかっている選手」だと話す。それを本人に伝えると、「『リフレクション』が自分のためになっていることを、一番感じている選手だと思っています」と話し、こう続けた。
「振り返りのない練習や試合は意味がないと思うんですよ。振り返りをやった選手と振り返らなかった選手だったら、明らかに振り返った選手のほうが上達するな、というふうに思っています。振り返り自体は3軍でも2軍でもやっていることは一緒なのですが、3軍の時は試合前に目標設定をする時間があって、試合が終わった後にまた人財開発担当やコーチと振り返りの時間も作っていただいて、それはすごくいい環境だなと思います」
学生時代、独立リーグでは書き留めるということをしてこなかったため、西武入団後に初めてリフレクション、つまり振り返りをするようになった。いまでは夜の10分間程度をリフレクションアプリの入力に充てる。大事にする“次戦の課題”「コントロールできる部分」
書く項目は、Good、Bad、Nextの3つ。そのなかで、奥村はNext(次戦の課題)に重きを置く。
「結果はコントロールできないですよね。でも、意識の部分はコントロールできることだと思うので、そういうコントロールできる部分にNextを置くことが多いですね。Nextは『こうしていく』と自分でしっかり書くことができれば、それだけで振り返りにもなるので、そのことについてまた次の日コーチと話します」
ある日、奥村は練習でできていることが、試合になるとうまくいかない悩みをリフレクションに書いた。それに対する木村文紀からは「なぜ練習ではできることが試合になるとできないのか、もう一度しっかりと振り返ってみること。明日、今日の守備について振り返りをします。試合になるとできない理由を明日までに答えられるように考えてきてください」とかえってきた。
奥村は当時を振り返る。「この時は僕のなかでもうまく言語化できていなかったので、このような返信をもらいました。もっと突き詰めろということですね。次の日木村さんと話し合いました。一番嬉しいのは、リフレクションで観点がずれてしまいそうなときに、コーチから『そういう意味じゃなくて、こういう意味で伝えたかったんだよ』って返信があること。次の日に『そういうことだったんですか』っていう会話にも繋がっていくのがいいですね。誰かに見てもらえるっていうのが大きいなって思います」
リフレクションでやりとりを繰り返すうちに、言語化に対する意識も変わってきたという。
「最初のうちは、感覚で物を話したりとか、説明ができないことも多かったのですが、文章化することを続けているうちに、たとえば先に結論から物事を話したりできるようになってきました」敗戦後のインタビューも「何事もチャンス」
奥村は、今季、勝ち試合の「若獅子インタビュー」の経験はあるが、負け試合はない。敗戦後でもマイクを向けられることについてはどう考えているのか。
「経験する場を設けてくれているということが、すごく大きいなと思います。そういうのも自分のなかでチャンスだと思ってやるのか、それともただ何となくそういうインタビューを受けるのかは、また違うので。人財開発が行うマインドセットセミナーのなかでは、『可能性思考』と言われているのですが、何事もチャンスだと思って、その時間を過ごそう、と。それがライオンズの中で言われていることなんです」
人財開発担当が選手のマインドセットを助けていると聞いてはいたが、およそ半年でそれらの考えが選手単位で根付いていた。球団は、思考法や考え方についてセミナーを開いているという。選手たちも考え方やマインドが入団後に大きく変わっていることを自覚していた。(「パ・リーグ インサイト」海老原悠)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2024年06月16日 09:00
● 日本ハム 0 − 2 巨人 ○
<2回戦・エスコン>
巨人の新外国人・ヘルナンデスが15日の日本ハム戦で、猛打賞を達成した。
『3番・中堅』で先発出場したヘルナンデスは0−0の3回二死走者なしの第1打席、日本ハム先発・金村尚真が3ボール2ストライクから投じたカットボールをレフト前に運ぶと、0−0の7回無死走者なしの第3打席は金村が1ボールから投じた2球目のストレートをセンター前に弾き返した。
ヘルナンデスは0−0の9回無死走者なしの第4打席、ショートへの内野安打で猛打賞を達成し、続く岡本和真の2ランに繋げた。
15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 日本ハム−巨人』で解説を務めた真中満氏は、ヘルナンデスについて「外国人っていうとどうしてもボール球に手を出してしまうイメージがちょっと多いですけど、このバッターは低めの変化球をしっかり見逃したりして、反対方向にうまく打ちますよね。日本人プレーヤーっぽいようなイメージのバッターですよね」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月16日 08:51
富邦ガーディアンズvs台鋼ホークス戦で「わくわく日本祭」を開催
日本ハムの公式チア「ファイターズガール」が、15日に台湾でCPBL・富邦ガーディアンズのチア「Fubon Angels」と大人気の「きつねダンス」を披露した。
2024年06月16日 08:30
オリックス・茶野篤政「とにかく結果を」
■オリックス 9ー3 ヤクルト(15日・京セラドーム)
訪れたチャンスを無駄にしなかった。オリックスの茶野篤政外野手が15日のヤクルト戦(京セラドーム)に「1番・右翼」でスタメン出場し、3打数3安打1打点、2盗塁と結果を残した。この日、今季2度目の1軍昇格となった24歳は「とにかく結果を出すことだけを考えて試合に入りました」と静かに胸中を燃やしていた。
すぐさま存在感を示した。初回、先頭打者で打席に入るとファウルで粘った9球目をショートに転がした。全力疾走で最後は決死のヘッドスライディング。一塁塁審は両手を大きく開き「セーフ」の判定だった。懸命に滑り込んだ茶野は、ずれたヘルメットが視界を遮り、一瞬だけ前が見えなかった。
「本当になんとか結果を出したい中でのプレーでした。当たりは良くなかったんですけど、セーフになれたら……と思って走りました。とにかく必死に食らいついた結果、出塁できたのでよかったです」
初回こそは得点に結びつかなかったが、3回無死一塁で迎えた第2打席は一塁方向へ送りバントを決め、タッチでアウトを奪おうとしたヤクルト・オスナと“追いかけっこ”。目の前のプレーを冷静に判断できる“余裕”があった。
「1軍では本当に久しぶりの試合だったので、この試合で結果を出して、次に繋げていければいいなと思っていました。今日は本当に……。自分が結果を出すことだけを考えていたので、結果的にチームが勝ててよかったです」
4回2死で迎えた第3打席で中安打を放つと、6回1死三塁の第4打席でも打球をセンターに運び、貴重な追加点を奪った。先発全員安打となる19安打9得点を牽引。昇格即、お立ち台で笑顔を見せた。苦しんだ“若武者”が、スポットライトを浴びた瞬間だった。「思った通りにバットが出てこなかった時期もありました」
不屈の闘志で、突き進む。茶野は滋賀県東近江市出身。岐阜・中京高、名古屋商科大、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスを経て、2022年育成ドラフト4位でオリックスに入団した。新人年だった昨季開幕直前に支配下選手登録を勝ち取り、背番号は「033」から「61」となった。
昨季は91試合に出場してチームの3連覇に貢献したが、昨年9月20日の夜に「思い切った決断」を下した。無心でチームバスに乗り込み、ビールかけに参加せず京セラドームから球団寮に直行。育成出身の茶野は腹を括っていた。「参加したい気持ちはありましたよ。でも、1軍のベンチに入れていなかったので……。次の日は2軍の試合もありましたから」。バスの座席から見た夜景を、今でも覚えている。
今季は春先から状態が上がらず、苦悩の日々だった。「思った通りにバットが出てこなかった時期もありました。結果が出ないのは自分の実力。練習するしかありませんでした」。5月18日に今季初めて1軍昇格を果たしたが、出場3試合で打率.250。5月31日に再び出場登録抹消となり、ファームで鍛錬を積んだ。
「(ファームで)積極的に打ちに行く中で結果を出せるように心掛けてきました。まだこれからシーズンは続くので、結果にこだわってやっていきたいです」
ドロドロになったユニホームが、じんわりと輝いていた。(真柴健 / Ken Mashiba)
2024年06月16日 08:10
◆ 「あと1点でも2点でも入っていればね…」
楽天は15日、広島との試合(楽天モバイル)に3−4と敗戦。交流戦初優勝の行方は16日の最終戦(対広島)に持ち越しとなった。
先発の古謝樹は2回、9番・二俣翔一、1番・秋山翔吾に連続適時打を浴び2失点。6回も一死一・三塁から6番・坂倉将吾、7番・堂林翔太に連続適時打を許し、6回9安打4失点で2敗目を喫した。
前夜14残塁で完封負けを喫した打線は、この日も序盤は好機であと一本が出ない重苦しい展開。それでも7回に8番・太田光の2点適時三塁打、9番・小深田大翔の左犠飛で1点差まで迫るも、8回以降は追加点を奪えず。6月に入り初の連敗を喫した。
2敗目を喫した古謝の投球について、15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「負けはしましたけど、ストレートは非常に力がありますよね。まだまだ伸びていきそうな予感がする投手ですよ。しかし交流戦優勝が懸かった大事な試合ですから、緊張もするしどこか神経質になったところもあったでしょうね。こういう試合は良い経験になったと思います。後半戦での投球が楽しみです」とコメント。
またこの2試合、好機であと一本がなかなか出ない打線については、「この試合で言うと、とくに2回の一死一・三塁での渡邊佳明のダブルプレーですよね。力が入ってしまって、なんかこう流そうか・引っ張ろうか、迷いがある時は中途半端なピッチャーゴロになってしまう事があるんですよ。このチャンスは本当にもったいなかったですよね。あと1点でも2点でも入っていればね…」と言及した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年06月16日 08:10
高橋光成は6回途中3失点で7敗目…今季未勝利
■DeNA 5ー0 西武(15日・ベルーナドーム)
西武・高橋光成投手は15日、本拠地・ベルーナドームで行われたDeNA戦に先発し、5回2/3を8安打3失点(自責点2)で降板。試合も0-5で敗れ、自身は9試合登板でいまだ勝ち星なしの7敗目を喫した。試合後、渡辺久信監督代行は「詰めの甘さがでていると思う。光成が勝ってくれないとチームがのっていけない」と奮起を促した。
3年連続2桁勝利のエース、高橋光成投手は2回2死から山本祐大捕手に先制ソロを浴びた。3回、5回は味方の守備の乱れにも泣かされたが、踏ん張り切ることができずに降板を告げられた。味方打線も沈黙し、リーグワーストの7敗目となった。
渡辺監督代行は「ついていない部分もありましたけど、それはエースとしてカバーしてやらないと」と厳しい視線。「いい時の光成のボールじゃないという感じはしますね」。本来の姿を取り戻すための2軍での再調整については「ちょっと考えますけど、まだ決めていません」と含みを持たせた。
粘りきれない高橋の姿に、豊田清投手コーチも歯痒さを感じている。「いかに先取点を与えないか、というなかでエースと呼ばれる男が流れをもっていかれるようなことをしていては勝てない。細心の注意を払って投げられると思うから、ローテに入っているんだから」。不用意な先制弾には苦言を呈した。
それでも「やるのが難しいのは十分にわかっています。でもやらなきゃ勝てないんだからやろうよ。1番もがいているのが光成だから。そこはなんとか助けてあげたいと思います」。チームは2年連続の交流戦最下位が確定し、19勝43敗で借金は24まで膨らんだ。エースの復活なしにチームの浮上はない。渡辺監督代行も、豊田コーチもマウンドで仁王立ちする高橋光成の姿を待ち望んでいる。(湯浅大 / Dai Yuasa)