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2024年05月23日 10:37
全仏オープンテニス(French Open 2024)は22日、男子シングルス予選2回戦が行われ、今季限りでの引退を表明している元世界ランキング3位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は2-6、5-7でオットー・ビルタネン(Otto Virtanen、フィンランド)に敗れた。 全仏オープンでは2018、19年に準優勝しているティエムは、試合後に大会ディレクターを務めるアメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo)氏から記念のトロフィーを授与された。 スピーチでは感慨深げに大会とのつながりを振り返りつつ、「このようなすばらしいお別れをありがとう」と感謝し、「ここのコートではたくさんの良い結果や思い出、瞬間があった。それらを忘れることは一生ないだろう」と語った。 手首のけがに苦しんだティエムは、2020年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)で優勝した後はキャリアが暗転し、世界ランクも現在は131位まで落ちている。 全仏オープンは26日に開幕する。 ■関連記事 ・ティエムが今季限りで引退 男子テニス、20年の全米OP覇者 ・ティエムが全米優勝、初のGS制覇 歴史的逆転劇でズベレフ破る ・ナダルの強さに脱帽のティエム「テレビで見ていた方が楽だった」
2024年06月15日 09:32
イタリアテニス連盟(FITP)は14日、パリ五輪に出場する代表メンバーを発表し、男子の世界ランキングで新たに1位に上り詰めたヤニック・シナー(Jannik Sinner)がシングルスとダブルスの両方でプレーすることになった。
22歳のシナーは今回が五輪初出場で、ダブルスではロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti)とペアを組む。コートが五輪会場として使われる全仏オープン(French Open 2024)では今季、シングルスで4強入りしている。
今シーズンのシナーは全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)で四大大会(グランドスラム)初制覇を果たしたほか、ABNアムロ・オープン(ABN AMRO Open 2024)とマイアミ・オープン(Miami Open 2024)も制して三つのタイトルを獲得している。
男子は他に、世界30位のムゼッティと同34位のマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi)、同41位のルチアーノ・ダルデリ(Luciano Darderi)がシングルス、前週の全仏オープンで準優勝を果たしたシモーネ・ボレッリ(Simone Bolelli)/アンドレア・ババッソーリ(Andrea Vavassori)組がダブルスに出場する。
女子シングルスの代表には、全仏オープンで準優勝を飾ったばかりの世界7位ジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini)を筆頭に、同43位のエリザベッタ・コチャレット(Elisabetta Cocciaretto)と同68位のルシア・ブロンゼッティ(Lucia Bronzetti)が選出された。ダブルスには、全仏オープン準優勝ペアのパオリーニ/サラ・エラーニ(Sara Errani)組が出場する。
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2024年06月15日 08:46
テニス、リベマ・オープン(Libema Open 2024)は14日、女子シングルス準々決勝が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)はビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)との最終タイブレークまでもつれる熱戦の末に4-6、6-3、6-7(3-7)で敗れた。
試合は序盤に長い雨天中断が2度あり、互いに安定感を欠いたが、第7ゲームで先にブレークに成功したアンドレスクがそのまま第1セットを先取した。第2セットは大坂が2ブレークを奪って勝負は第3セットへ突入。第6ゲームで先にサービスを破られた大坂は相手のサービングフォーマッチでブレークバックに成功し、決着を最終タイブレークに持ち込んだが、アンドレスクの落ち着いたプレーと自身のアンフォーストエラーも重なり、惜しくも敗れた。
今大会はグラス(芝)コートで行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)の前哨戦。大坂はこれまで芝ではベストのプレーをできておらず、過去の四大大会(グランドスラム)4勝はいずれも全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープン(US Open Tennis Championships)でのものだったが、今大会ではウィンブルドンで脅威になり得ることを示す明るい内容を見せた。
接戦をものにしたアンドレスクは次戦、決勝進出を懸けてガルフィ・ダルマ(Dalma Galfi、ハンガリー)と対戦する。大会は第1シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)も敗退しており、先を読めない状況になっている。
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2024年06月14日 09:50
男子テニス、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は13日、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)を欠場し、全仏オープン(French Open)と同じクレーコートの会場で行われるパリ五輪に集中すると発表した。
全仏オープンで14回の優勝を誇るナダルは、前日にカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)と共に五輪代表メンバー入りが決まっていた。「最後の五輪」だというパリ大会では、シングルスだけでなく、先日の全仏オープンを制したアルカラスとのペアでダブルスにも出場する。
ナダルは先月の全仏オープン1回戦でアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)に敗れた後、グラス(芝)コートで行われるウィンブルドンを欠場する意向を示していた。
けがの影響で過去1年半の大半を離脱し、4月から本格的に復帰したばかりのナダルは、パリ五輪出場には「サーフェスを変えずにクレーでのプレーを続けるのが体にとって最善だ」と理由を説明しつつ、2008年と10年に優勝しているウィンブルドンを欠場することを残念がった。
ナダルは2008年の北京五輪でシングルスの金メダルを獲得し、16年のリオデジャネイロ五輪ではマルク・ロペス(Marc Lopez)とのペアでダブルス優勝を果たしている。
今後はクレーで行われる7月15日開幕のノルデア・オープン(Nordea Open 2024)に出場し、同27日から始まるパリ五輪に臨む。
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2024年06月14日 09:23
日本テニス協会(JTA)は13日、女子の元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)と男子の元全米オープン(US Open Tennis Championships)準優勝の錦織圭(Kei Nishikori)について、国際テニス連盟(ITF)から今夏のパリ五輪出場圏内に入っているとの通知があったと発表した。
2024年06月13日 10:43
スペインテニス連盟(RFET)は12日、今夏のパリ五輪に出場する代表メンバーを発表し、男子は先日の全仏オープン(French Open 2024)を制したカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)と四大大会(グランドスラム)通算22勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)らが選ばれた。
世界ランキング2位のアルカラスは、全仏オープンでグランドスラム通算3勝目を挙げたばかり。ナダルはけがの影響で現在の世界ランクは264位まで落ちているが、パリ五輪は14度の優勝を誇る全仏オープンの会場で行われる。
スペイン男子チームのコーチを務めるダビド・フェレール(David Ferrer)氏は、アルカラスとナダルはダブルスにもペアを組んで出場するとしている。
ナダルは2008年北京五輪のシングルスで金メダルを獲得し、16年のリオデジャネイロ五輪ではダブルスで優勝している。
スペイン男子では他に世界32位のアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina)とパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)、ダブルス世界2位のマルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers)が選ばれた。
女子はサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo)とクリスティーナ・ブクサ(Cristina Bucsa)が選出され、元世界2位で、現在はけがの影響で同118位となっているパウラ・バドサ(Paula Badosa)は選外となった。
パリ五輪のテニス競技は7月27日から8月4日の日程で行われる。
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2024年06月13日 08:55
テニス、リベマ・オープン(Libema Open 2024)は12日、女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-2でスーザン・ラメンス(Suzan Lamens、オランダ)を下し、準々決勝に進出した。
力強いサーブとグラウンドストロークでラメンスを圧倒し、1時間足らずで勝利した。
大坂は試合後、「間違いなく前よりリラックスできている。より落ち着いてプランを遂行できているし、とにかく戻ってきたことに感謝している」と述べた。
先日の全仏オープン(French Open 2024)2回戦で、最終的に大会を制した世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)をマッチポイントまで追い詰めるなど最近の好調の要因については「自信を持ってリターンできていることとミスを受け入れられていること」を挙げた。
過去の四大大会(グランドスラム)4勝はいずれもハードコートの全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープン(US Open Tennis Championships)で獲得したもので、グラス(芝)コートは得意でないと自ら認めているが、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)の開幕を前に世界1位だった頃の調子を取り戻しつつあるように見える。
準々決勝ではビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)と対戦する。アンドレスクは第6シードの袁悦(Yuan Yue、中国)をストレートで下し、8強入りした。
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2024年06月12日 10:27
テニス、リベマ・オープン(Libema Open 2024)は11日、女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-4のストレートで大会第4シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)を下し、見事なグラス(芝)コートシーズンの滑り出しを切った。
四大大会(グランドスラム)4勝を挙げている大坂は序盤から相手を圧倒し、2回のブレークを奪うと自身のサービスゲームは着実にキープし、1セットを先行した。第2セットはお互いがサービスキープを続ける競った展開になったが、第10ゲームにネットに当たって入る幸運なショットと力強いストローク2本でマッチポイント2本を握り、そのうち1本目を獲得して勝利した。
大坂は試合後、「前に芝でプレーしたのは4年か5年前だと思うけど、ここへ来られてすごくワクワクしている」と喜び、「芝の経験はあまりないが、2セットで締めることができてとてもうれしい」と続けた。
大坂のグランドスラム4勝は全米オープン(US Open Tennis Championships)と全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)で挙げたもので、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)では3回戦を突破したことがない。
リベマ・オープン2回戦ではスーザン・ラメンス(Suzan Lamens、オランダ)と対戦する。
初戦の大坂はリラックスしている様子で、コートチェンジの際に音楽に合わせて踊ったり、客席のチームメンバーと冗談を交わしたりしていた。大坂は「すべてのポイントをできる限り大事にしたし、その結果、一歩一歩進んでいければと考えている。とても幸せを感じるし、雰囲気もすごくよかった」話した。
全仏オープンテニス(French Open 2024)では、3連覇を果たした世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を一番追い詰めたのは大坂だった。大坂は「イガとの試合はプレーしているだけですごく楽しかった。いいプレーができている感触があったから、ああいう競った試合をする必要がある」とコメントした。
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2024年06月11日 13:10
男子テニス、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、おそらく自身最後となるウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)に、兄ジェイミー・マレー(Jamie Murray、英国)とのダブルスで出場する見込みであることが明らかになった。
2024年06月11日 11:30
女子テニスの最新世界ランキングが10日に発表され、全仏オープンテニス(French Open 2024)でシングルス3連覇を果たしたイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が、首位の座を強固なものにした。
8日の決勝で第12シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を一蹴したシフィオンテクは通算4度目の大会制覇を果たし、2位に浮上したココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)との差を3707ポイントに広げた。
アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)が首位に立った昨年秋の数週間を除けば、シフィオンテクは2022年4月から107週間にわたってトップに君臨し続けている。
ガウフは、シフィオンテクに敗れた準決勝まで進出して昨年の全仏での8強入りから成績を伸ばしたため、サバレンカをかわして2位に浮上している。
自身初の四大大会(グランドスラム)決勝進出を果たしたパオリーニは、8ランクアップでキャリア最高の7位に浮上。そのパオリーニに準決勝で敗れた17歳のミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)は、38位から23位にジャンプアップしている。
最新WTAランキングは以下の通り。
1位:イガ・シフィオンテク/11695ポイント
2位:ココ・ガウフ/7988ポイント
3位:アリーナ・サバレンカ/7788ポイント
4位:エレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)/5973ポイント
5位:ジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)/4625ポイント
6位:マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)/4503ポイント
7位:ジャスミン・パオリーニ/4068ポイント
8位:鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)/4005ポイント
9位:マリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)/3980ポイント
10位:オンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)/3748ポイント
11位:ダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)/3532ポイント
12位:マディソン・キーズ(Madison Keys、米国)/3343ポイント
13位:エレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)/3318ポイント
14位:ダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)/3088ポイント
15位:リュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)2640/ポイント
16位:エカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova)/2360ポイント
17位:マルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)/2240ポイント
18位:エマ・ナバーロ(Emma Navarro、米国)/2238ポイント
19位:ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)2234/ポイント
20位:ベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)/2213ポイント
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2024年06月11日 09:30
全仏オープンテニス(French Open 2024)の男子シングルスで初優勝を果たしたカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が、優勝から一夜明けた10日、大会の会場内でトロフィーを手に記念撮影に臨んだ。
アルカラスは9日に行われた決勝でアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を下し、2022年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)と昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)に続くタイトルを獲得。21歳にして全てのサーフェースで四大大会(グランドスラム)を制すのは史上最年少の記録となった。
また、来年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2025)でも優勝すれば、最年少での生涯グランドスラム達成となる。
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2024年06月11日 09:22
男子テニスの最新世界ランキングが10日に発表され、ヤニック・シナー(Jannik Sinner)がイタリア勢として史上初めてとなる1位に浮上した。
シナーは全仏オープンテニス(French Open 2024)で4強入りしたものの、王座を獲得したカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に敗れた。そのアルカラスが2位に浮上し、昨年9月から首位に立っていたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が3位に転落している。
ジョコビッチは世界ランキング1位を維持した数週が史上最長の428週となっており、次点のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に118週差をつけている。
アルカラスに全仏決勝で敗れたアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が4位にとどまり、以下ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)とアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)のロシア勢が続いている。
1位:ヤニック・シナー/9525ポイント
2位:カルロス・アルカラス/8580ポイント
3位:ノバク・ジョコビッチ/8360ポイント
4位:アレクサンダー・ズベレフ/6885ポイント
5位:ダニール・メドベージェフ/6485ポイント
6位:アンドレイ・ルブレフ/4710ポイント
7位:キャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)/4025ポイント
8位:ホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)/3995ポイント
9位:アレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)/3845ポイント
10位:グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)/3775ポイント
11位:ステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)/3740ポイント
12位:テイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)/3090ポイント
13位:トミー・ポール(Tommy Paul、米国)/2710ポイント
14位:ベン・シェルトン(Ben Shelton、米国)/2590ポイント
15位:ホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)/2540ポイント
16位:ウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)/2250ポイント
17位:アレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)/2150ポイント
18位:フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)/2075ポイント
19位:セバスティアン・バエス(Sebastian Baez、アルゼンチン)/2030ポイント
20位:ニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)/1905ポイント
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2024年06月10日 10:49
9日に行われた全仏オープンテニス(French Open 2024)の男子シングルスで初優勝を飾ったカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)やノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と同じレベルの成功を収めるのは「不可能」に思えると話した。
2024年06月10日 07:00
全仏オープンテニス(French Open 2024)の女子シングルスで3連覇を果たした世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が、優勝から一夜明けた9日、大会の会場内でトロフィーを手に記念撮影に臨んだ。
シフィオンテクは8日に行われた決勝でジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を下し、全仏オープンでは3年連続4度目、四大大会(グランドスラム)では通算5度目の優勝を遂げた。
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2024年06月10日 07:00
全仏オープンテニス(French Open 2024)は9日、女子ダブルス決勝が行われ、大会第5シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)/カテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova、チェコ)組が7-6(7-5)、6-3で第11シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)/サラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)組を下して優勝した。敗れたパオリーニはシングルスに続きダブルスでも準優勝となった。
シングルスでは前日の決勝で世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)にストレートで敗れていたパオリーニは「きょうは受け入れるのが難しい」と悔やんだ。
一方、現全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者のガウフは、ダブルスでは初の四大大会(グランドスラム)優勝。シニアコバは全仏では通算3勝目、グランドスラムでは通算8勝目となった。
もともとシニアコバと組む予定だったジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)がけがで欠場したため、開幕直前に急きょ出場することになっていたガウフは試合後、ダブルス出場はもとより優勝は期待していなかったと語った。ダブルスでは過去2度グランドスラム決勝に進出しながらいずれも敗れていた中で、「シングルスに集中すべきかもしれないと思っていた」と明かした。
今大会のガウフはシングルスでも準決勝まで勝ち上がっていたが、最終的に優勝したシフィオンテクの前に敗退していた。
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2024年06月10日 05:24
全仏オープンテニス(French Open 2024)は9日、男子シングルス決勝が行われ、大会第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は3-6、6-2、7-5、1-6、2-6で第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に敗れ、悲願の四大大会(グランドスラム)初優勝を逃した。
ズベレフは2020年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)以来となる自身2度目のグランドスラム決勝でセットカウント2-1とリードしたが、そこから逆転を許した。
試合後の会見では「今回はできることをすべてやったと思う」と話した。2セットアップからドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)に敗れた4年前の全米決勝に続き、あと1セットのところからグランドスラムタイトルを取りこぼしたが、「全米オープンでは自ら手放した感じだった。その点は違う」と語った。
四大大会通算3勝目を挙げ、史上最年少の21歳で全てのサーフェスでグランドスラムを制したアルカラスについては「素晴らしいプレーだった。第4、5セットでは自分よりいいプレーをしていた」と述べ、「彼のプレーの強度は他の選手のものとは別物」と称賛した。
最終第5セットでは、アルカラスが2-1で迎えたサービスゲームでブレークポイントのピンチを背負ったところでダブルフォールトを喫したように見えた場面もあったが、主審が線審のアウトのコールを覆すというズベレフにとっては不運もあった。
実際に自動ライン判定システムのホークアイ(Hawkeye)のリプレーではフォールトとなっていた中で、アルカラスはこのゲームをキープし、結果的に試合のカギを握る大きな場面となった。
ズベレフはそのときの判定について「第5セットで1-3となるのと2-2に戻すのとは全く違う」とコメント。「審判もミスをすることはある。彼らも人間であり、仕方ない」と理解を示しつつ、「だがあのような状況では、もちろん、ミスがないことを願うものだ」と話した。
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