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2024年05月23日 13:16
元日本代表FWの小倉隆史氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」で、日本人選手のベストイレブンを選出し、岡崎慎司について語った。 歴代の日本人選手のうち、海外クラブの経験者からピックアップ。システムは4−2−3−1で、GKが川島永嗣、DFが右から内田篤人、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都、ボランチは中田英寿と遠藤、2列目は右から中村俊輔、小野伸二、三笘薫を挙げていく。 そして、FWでは、先日に今季限りでの現役引退を表明した岡崎慎司をセレクトした。 【動画】小倉隆史が日本人歴代ベストイレブンを選出! 「だって、ここまで行く選手じゃなかったよ。(2015-16シーズンに)プレミアで優勝しているんだよ。岡ちゃんがレスターに行って。奇跡の優勝時の、メンバーの一人。清水の時にダイビングヘッドが代名詞で、それでずっと来ていて。でも、海外に行って本当に上手くなった。伸びしろも含めて、すげえな」 海外移籍後の成長が凄かったと主張する小倉氏に、前園氏は「俺もそれは思う」と頷いた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月16日 10:47
サッカーイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)は15日、米国出身のファビアン・ヒュルツェラー(Fabian Hurzeler)氏(31)の新監督就任を発表した。ヒュルツェラー氏は同リーグ史上最年少監督となる。
ヒュルツェラー氏は今季、ドイツ・ブンデスリーガ2部のザンクトパウリ(FC St. Pauli)をリーグ優勝に導いた。契約期間は2027年までで、今シーズン限りで退任したロベルト・デ・ゼルビ(Roberto De Zerbi)前監督の後任となる。
ブライトンでは、38歳のジェームス・ミルナー(James Milner)、33歳のダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)、32歳のルイス・ダンク(Lewis Dunk)ら一部の選手は自身より年上になる。
ブライトンのトニー・ブルーム(Tony Bloom)会長は、ヒュルツェラー氏のザンクトパウリでの手腕を評価したと説明し、「われわれがチームに望むプレーに合ったスタイルを持っている。サポーターの皆さんにも納得して楽しんでもらえると確信している」とコメントした。
ヒュルツェラー氏は「クラブにはユニークな歴史と未来への大胆なビジョンがある。このプロジェクトの一部になることができ非常に興奮している」と就任を喜んだ。
プレミアリーグでは2021年にライアン・メイソン(Ryan Mason)氏が当時29歳でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の暫定監督を務めたが、正指揮官としてはヒュルツェラー氏が史上最年少となる。
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2024年06月16日 10:46
クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/スペイン)が、スペイン代表戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
EURO2024・グループB第1節が15日に行われ、クロアチア代表はスペイン代表と対戦。29分にアルバロ・モラタに先制点を許すと、32分にはファビアン・ルイスに追加点を奪われた。さらに、45+2分にはダニエル・カルバハルにも追加点を決められ、0−3で敗れた。
初戦黒星スタートとなった試合後、主将のモドリッチは「僕たちが望んでいた結果ではないけど、これが現実だ。まだ改善して埋め合わせをしなければならない2試合が残っている。前半は本来の力が発揮できなかった。エネルギーが足りず、相手の選手たちとも遠かった。そのせいで相手にやられてしまった」と手痛い敗戦を振り返った。
続けて、「僕たちにもチャンスはあったけど、何をやってもうまくいかない試合だった。後半は改善してずっとよくなったけど、それだけでは十分ではなかった。僕の意見では彼らの勝利は当然だった。スコアという点においては少し高すぎたかもしれないけどね」と語った。
そして、「僕たちにはもうミスをする権利がない。立ち直って、今後の試合に勝たなければならない。ある意味、これはいいことだ。勝つ以外に選択肢がないことはわかっているからね。しっかりと準備をして、何が悪かったのかを分析して、特にエネルギーのところではもっとよくならなければならないね」と挽回を誓った。
次節、クロアチア代表は19日にアルバニア代表と対戦する。
【ハイライト動画】スペイン代表vsクロアチア代表
2024年06月16日 10:45
かつてブラジル代表で10番を背負ったロナウジーニョ。44歳になった彼が現在のセレソンを批判した発言が物議を醸している。
「近年で最低のチームのひとつだろう。立派なリーダーがおらず、ほとんどが平凡な選手ばかりである。
選手になろうと思うよりもずっと前の子供の頃からサッカーを見てきたが、これほどひどい状況は見たことがない。このユニフォームへの愛や決断力が欠けている、そして最も重要なことであるサッカーが欠如しているのだ。
繰り返しになるが、パフォーマンスはこれまで見たなかで最悪だった。恥だ。だから放棄を宣言する。コパ・アメリカの試合は観ないし、勝利を祝うつもりもない」
現役ブラジル代表ラフィーニャもこの発言にショックを受けていたが、『Globo』によれば、ロナウジーニョの言葉は広告キャンペーンの一環だったという。
そうしたなか、ロナウジーニョ本人はSNSを更新し、このようなメッセージを綴った。
「自分は決してブラジルサッカーを見捨てたりはしない。そして、あなたたちが見たような発言も決して言っていない。
実際、あの発言はネットで見た本物のブラジルファンによるものなんだ。プレーする前にあのようなメッセージを聞くことを想像して欲しい。ありえないことだ、モチベーションが下がる。
ファンの応援は選手にとって大きな違いをもたらす。僕は自分が言っていることを分かっている。みんな、選手たちがいま必要なのは応援なんだ。僕らが自信を示すほど、彼らはピッチで自信を持てるようになる。
だから僕はこのキャンペーンに参加したんだ。コパ・アメリカで応援と自身のメッセージを送るように皆にお願いするよ」
コパ・アメリカに向けた広告の一環だったことを認めたようだ。
ロナウジーニョも…家族思いな背番号を背負った心優しきスター5人
ブラジルメディアも「ロナウジーニョのセレソンに対する“暴言”はマーケティング活動だった」と伝えている。
2024年06月16日 10:30
チェルシーに所属するレヴィ・コルウィルのバイエルン・ミュンヘン移籍の可能性が低くなったと『CAUGHTOFFSIDE』が報じた。
2024年06月16日 10:17
サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)は15日、グループリーグの試合が行われ、グループBのイタリアはアルバニアに大会史上最速ゴールを許したが、2-1で逆転勝利。スペインも3-0でクロアチアを下して最高の滑り出しを切った。
アルバニアは試合開始直後にネディム・バイラミ(Nedim Bajrami)がゴールを奪い、大人数のサポーターを沸かせた。開始23秒でのゴールは、2004年大会のロシア対ギリシャ戦でロシアのドミトリ・キリチェンコ(Dmitri Kirichenko)が決めた67秒でのゴールを上回る最速記録となった。
それでもイタリアは冷静さを失わず、11分にCKから最後はファーサイドのアレッサンドロ・バストーニ(Alessandro Bastoni)が頭で合わせて同点に追いつくと、16分にはニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)が見事なシュートを決めて逆転に成功した。
前回大会のイングランドとの決勝で先発したメンバーのうち、この試合でも先発した選手が5人しかいなかったイタリアは、次節は20日にスペインとの強豪対決に臨む。
欧州選手権を3回制しているスペインはクロアチアに圧勝し、最高のスタートを切った。アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)のゴールで29分に先制すると、直後にファビアン・ルイス(Fabian Ruiz)が追加点を挙げ、前半終了間際にはダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)が3点目を決めた。また、ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)が16歳と338日で大会最年少デビューを飾った。
一方、W杯カタール大会(2022 World Cup)準優勝のクロアチアにとっては苦しい試合になった。終盤にはPKが相手GKウナイ・シモン(Unai Simon)にはじかれたこぼれ球にブルーノ・ペトコビッチ(Bruno Petkovic)が詰めて1点を返したかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認の結果、イバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)が先にペナルティーエリア内に入っていたとしてゴールは取り消された。
クロアチアは次節、19日にアルバニアとの両チームにとって重要な一戦に臨む。
この日のもう1試合では、グループAのスイスが3-1でハンガリーを下した。スイスはクワドォー・ドゥアー(Kwadwo Duah)とミシェル・アービシェール(Michel Aebischer)が代表戦初ゴールを決めた。
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2024年06月16日 10:13
[J1第18節]横浜 1−3 町田/6月15日/日産スタジアム
横浜F・マリノスは6月15日に行なわれたJ1第18節で、FC町田ゼルビアと対戦。14分に宮市亮のゴールで先制したが、43分に同点に追いつかれると、57分と61分にも相手に得点を許し、1−3で敗れた。
横浜はリーグ戦で今季2度目の連敗。試合後、主将の喜田拓也は「逆転されるのが何試合か続いてしまっているので、そこは反省しないといけない。誰も助けてくれないし、自分たちの力で変えていくしかない」と唇を噛んだ。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
また、先制した試合で逆転負けを喫したのは4試合目。リードを守り切れない要因を喜田はこう分析した。
「その体験があるが故にナーバスになってしまったり、自信のところで表現しきれていない部分もあるのかなと思う。今までのマリノスとシステムを変えているので、そこに原因を求めたくなったり、いろんな見方があると思うけど、みんなで痛みを伴いながら進んでいる。収穫と改善を繰り返しているなかで、それぞれができることの最大値を広げていったり、メンタリティのところでこのチームをなんとかしたいっていうものを全員が持つのも大事」
試合後にはサポーターからのブーイングもあった。だが、トリコロールの背番号8は、その意味を心得ている。
「当たり前のことだし、彼らの思いもその中には含まれていたと思う。しっかり仲間として受け止めて、自分たちの姿勢とかピッチで表現するもので、応援したい、支えたい、後押しをしたいって思わせるくらいじゃないとダメ。
今日の(試合前の)最初に『この街にシャーレを!この街に頂点を!』というチャントを、一発目にあれだけの声量で伝えてくれた意味も理解している。そういうものを自分は大切にしたい。自分たちだけが頑張っているわけじゃなくて、彼らも一緒になって苦しんで、戦ってくれている。最後のブーイングも然り、苦しいながらもああやって声を出してくれているのは選手も感じなきゃいけない。苦しい時にバラバラになるのはどこの誰でもできるので、マリノスだからこそできることを、これから全員で示さないといけない」
横浜はアジア・チャンピオンズリーグの関係で2試合消化が少ないとはいえ、首位の町田との勝点差が18に拡大した(6月15日時点)。2年ぶりの王座奪還には厳しい状況と言えるが、今節の敗戦からの学びを次に繋げたい。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年06月16日 10:03
ボールタッチが柔らかく、ゴール前の嗅覚も鋭い。亀田雄人監督が「彼はスマートにできるタイプ」と評するように賢さもある。まだまだ荒削りでフィジカルやメンタリティに課題は見えるが、伸びしろは無限大だ。
6月15日、インターハイの東京都予選の準決勝が行なわれ、駒澤大高が國學院久我山に1−0で勝利して、9大会ぶり2度目の出場を決めた。
激闘を制し、歓喜の瞬間を迎えた駒澤大高で存在感を示した選手がいる。背番号9を背負うFW岩井優太(2年)だ。
3−4−2−1の最前線に入ったストライカーはボールをうまく収めつつ、積極的にゴールを狙って相手の脅威となった。22分にはFW内田龍伊(3年)のラストパスをペナルティエリア内左で受けると、相手DFを外して右足を振り抜く。股を抜いたシュートは相手GKに阻まれたが、冷静かつアイデアに富んだフィニッシュだった。
後半は途中からシャドーに回り、代わって最前線に入ったFW岸本空(3年)をサポートしながら、アグレッシブなプレーで攻撃陣を牽引。0−0で迎えた最終盤の77分にはMF矢島礼偉(3年)のFKにファーサイドで反応し、頭で中央に折り返す。岸本の決勝点をアシストし、チームに夏の全国行きをもたらした。
――◆――◆――
岩井は小学校5年生の時に親の仕事の関係で北九州に移り住み、中学では県内の強豪校として知られていた思永中のサッカー部に所属。FWのレギュラーとしてプレーし、1年次には第34回九州中学校U-14サッカー大会に出場する。
その後は2年次に福岡県選抜に選出されるなど、右肩上がりで成長を続けた。だが、3年生に進級したタイミングで、元々住んでいた東京に再び移住。「東京のサッカー事情に詳しくなかった」という理由で、通っていた港区立港南中のサッカー部でプレーを続けた。
ただ、決してレベルが高いわけではなく、同学年の仲間は5、6人しかいない環境でチームも最後の夏は地区予選で早々に敗退。アピールする機会に恵まれず、そのなかで文武両道を目ざして駒澤大高への進学を決めた。
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
高校では徐々に頭角を現し、1年生チームでプレーした昨季は関東ルーキーリーグC(3部相当)で大活躍。大会MVP、得点王に加え、非公式ながらアシストでもリーグトップだったという。個人3冠を果たしたことで確かな手応えを掴んだ。
「技術的な向上はもちろんあるけど、2年生になって責任感も芽生えた。ただプレーするだけではなく、絶対にやらないといけない想いを持ちながらも、冷静に振る舞えるようになった。そうした意味ではルーキーリーグでチームが優勝して、自分もタイトルを掴めたので自信を得られたのは大きかったと思う」
そして、迎えた今季はトップチームに引き上げられ、今予選の途中からスタメンに定着してゴールを重ねていった。その活躍は代表スタッフの目にも留まっており、國學院久我山との準決勝にはU-16日本代表の廣山望監督が来場。岩井は早生まれで来年開催されるU-17ワールドカップの出場資格を有しており、可能性は十分にある。
現状ですぐに代表で活躍するのは難しいが、身体ができ上がり、さらに高いレベルで経験を積めれば飛躍しても不思議ではない。
まずは今夏に開催されるインターハイで活躍できるかがポイントとなる。普段は東京都1部リーグでプレーしており、県外の強豪校と戦う機会はない。自身初となる全国の舞台でどこまで自分のプレーが通用するのか。
「一番、神村学園と対戦したい。中学時代に名和田我空と戦って敗れているので、リベンジをするならこの代しかない」とは岩井の言葉。駒澤大高の背番号9から今後も目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年06月16日 10:00
ヨーロッパ議会選挙で極右政党「国民連合(RN)」が躍進したことを受け、大敗となったフランスのエマニュエル・マクロン大統領は、下院の解散総選挙を行うと発表した。
2024年06月16日 09:44
サッカーモンテネグロ代表で、イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のミルウォール(Millwall)に所属するGKマティヤ・サルキッチ(Matija Sarkic)選手が死去した。26歳。モンテネグロサッカー協会とミルウォールが15日、発表した。
モンテネグロ協会は、サルキッチ選手が15日午前に「急死」したと明かし、「ブレイブファルコンズ(モンテネグロ代表の愛称)のメンバーとして愛され、いつも笑顔を絶やさない選手だった」と悼んだ。
サルキッチ選手はモンテネグロ代表として2019年にデビューし、通算9試合に出場。今月5日に行われたベルギーとの親善試合にも出ていた。
クラブレベルでは、ベルギーのRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)のユースアカデミーを経て2015年にイングランドのアストン・ビラ(Aston Villa)へ加入。その後ローン移籍でウィガン(Wigan Athletic)などを渡り歩き、20年にウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に加入すると、再びバーミンガム・シティ(Birmingham City)などへの期限付き移籍を挟んで昨年からミルウォールに完全移籍していた。
ミルウォールの発表によれば、サルキッチ選手は同クラブの正GKとして公式戦33試合に出場した。
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2024年06月16日 09:44
スペイン代表FWラミン・ヤマル(バルセロナ)が、クロアチア代表戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
EURO2024・グループB第1節が15日に行われ、スペイン代表はクロアチア代表と対戦。29分にアルバロ・モラタのゴールで先制すると、32分にはファビアン・ルイスが追加点をマーク。さらに、45+2分にはヤマルのクロスにダニエル・カルバハルが合わせてリードを広げ、このまま3−0で勝利を収めた。
この試合に先発出場し、86分までプレーしたヤマルは、17歳246日で出場していたポーランド代表MFカツペル・コズラウスキーの記録を破り、16歳338日というEURO史上最年少出場記録を樹立した。なお、当然ながら、EURO史上最年少アシスト記録にもなっている。
勝利に貢献を果たしたヤマルは試合後、「EUROのデビュー戦で勝利を収めることができてとても嬉しく思っている。でも、すでに次の試合のことを考えているよ。サイドでも、インサイドでも、攻撃でチャンスを作る時でも、守備の時でも、コーチとチームのためにプレーしている。必要なことは何でもする。僕たちは効率的で勤勉なチームだし、今日何カ月もの努力が実を結んだことを見ることができたと思う」と喜びを口にした。
続けて、「僕たちは家族でとても自信を持っている。ダニがゴールを僕と一緒に祝った様子がそれを物語っている。このようなライバルを相手に、このような勝利で始められたことはチームにとってとても重要だ。それでも、僕たちはすでに次の試合に向けて気持ちを切り替えているよ」と語った。
【ハイライト動画】スペイン代表vsクロアチア代表
2024年06月16日 09:38
FC町田ゼルビアは6月15日、J1第18節で横浜F・マリノスと敵地で対戦。先制される展開も昌子源、藤尾翔太、下田北斗のゴールで3−1の逆転勝利を収めた。
U-23日本代表のアメリカ遠征から帰国したばかりの平河悠は、この試合にさっそく先発して終了間際の90+6分までプレー。左サイドから果敢に仕掛けて多くのチャンスに絡むなど、過密日程の疲れを感じさせない好パフォーマンスを披露した。
「時差ボケもほとんどなかったし、昨日も思ったより寝れた。身体のキツさはそこまで感じなかったので、試合にも集中して入れましたし、自分のプレーっていうのは、いつも通り出せた試合なのかなと思います」(平河)
【動画】下田の華麗な直接FK弾!
町田は12日、天皇杯の2回戦で筑波大と対戦し、PK戦の末に敗戦。平河は4人の負傷者が出た試合を、アメリカから帰る飛行機の中だったため帰国後に確認したと明かし、思いをこう語った。
「後々見て、やっぱり思うところもあるし、4人怪我人が出るような試合っていうのは、歯がゆいものもあります。今日はその4人の分まで、気持ちを入れて入りましたし、大学生相手に負けたという事実は変えられない。そういう批判の声もたくさん聞こえてきたし、自分たちは本当にサッカーをただやっているだけなので、黙らせる意味でも今日は勝って良かったと思います」
横浜戦後にはピッチで、バスケス・バイロン、福井光輝、池田樹雷人とともに怪我で離脱した4人のユニホームを着用した。
平河は「今日は4人のためにと言ったらあれですけど、ベンチ外メンバーの人の分もそうですけど、結構、長期離脱の人もいて、いつも以上に思いの入った試合だった」と強調。公式戦3試合ぶりの勝利の喜びを噛みしめた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年06月16日 09:30
イタリア代表経験のあるニコロ・ザニオーロが、ガラタサライからアタランタに移籍間近と『Football Italia』が報じた。
2024年06月16日 09:21
三笘薫を擁するブライトンが現地時間6月15日、ロベルト・デ・ゼルビの後任として、ファビアン・ハーツラーを新監督に招聘すると発表した。2027年6月までの3年契約を結ぶ。
ハーツラーはアメリカ生まれで、ドイツ国籍を持つ31歳。三笘の4歳上、ベテランのジェームズ・ミルナーよりは7歳下で、プレミアリーグ史上最年少監督となった。
2023-24シーズンには、ザンクトパウリをドイツ2部優勝に導いた若き指揮官は、新たな挑戦を始めるにあたり、こう語った。
【PHOTO】モウリーニョ、コンテ、ルーニー…新体制続々!2024年夏に欧州で新たに就任した監督たちを一挙紹介!
「ブライトンの新監督になれて、本当に感激している。ここにはユニークな歴史と、未来への大胆なビジョンがあるからね。プロジェクトの一員になれて嬉しい。クラブはここ数シーズンで信じられないほどの進歩を遂げた。成功を発展させ続けるのが目標だ。プレミアリーグで監督をする機会を心待ちにしているし、選手やスタッフ、ファンに早く会いたい」
新進気鋭の指揮官は、世界最高峰のプレミアリーグでも確かな手腕を発揮できるか。『The Athletic』のインタビューでは「私は若く、自分より年上の選手もいるかもしれない。だから、彼らを怒鳴りつけたり、子どものように扱うような人間にはならないつもりだ。私は彼らのレベルにいるし、アイデアやハードワークを通して納得させたい」と決意を示した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月16日 09:00
今夏は欧州最強国を決めるEUROと南米最強国を決めるコパ・アメリカがそれぞれ開催される。
先日にはフランス代表キリアン・エムバペが「個人的にはEUROのほうがW杯よりも難しい。プレッシャーはW杯のほうがあるけれどね…。でも、EUROでは全てのチームがお互いを知っているし、常に対戦をしている。戦術的にサッカーがとても似ている」と発言したことが話題になった。
『Mundo Deportivo』によれば、バルセロナに所属するブラジル代表FWラフィーニャは、エムバペの発言について聞かれるとこう答えていたそう。
「彼にとっては残念なことに、僕らにとっては嬉しいことに、彼は南米のチーム相手にワールドカップで負けた。
ヨーロッパのチームが僕らがプレーする南米予選を戦うのを見てみたいね。簡単か難しいかが分かるはずさ。
(とはいえ)誰もが自分の考えを言える。それはエムバペの意見だし、僕が彼の考えを変えることはできない」
エムバペ擁するフランスは、2022年のFIFAワールドカップ決勝でアルゼンチンに敗れている。
欧州で「最も嫌われている」5つのチーム
また、エムバペは2022年W杯の前に「南米ではヨーロッパほどサッカーが進んでいない。だから、過去のW杯を見ると、常にヨーロッパ勢が勝っているんだ」という発言もしていた。
2024年06月16日 08:59
[J1第18節]横浜 1−3 町田/6月15日/日産スタジアム
横浜F・マリノスは6月15日、J1第18節でFC町田ゼルビアとホームの日産スタジアムで対戦し、1−3で敗れた。
立ち上がりからボールを保持した横浜は、14分に宮市亮の今季公式戦初ゴールで先制。その後もポゼッションで上回り、試合を優位に進めていたが、43分に一瞬の隙を突かれてセットプレーから被弾すると、後半も町田の勢いを抑えきれず、57分と61分にも失点を許し、完敗を喫した。
横浜に移籍後、初の古巣対戦となったGKポープ・ウィリアムは、3失点を喫した試合を次のように振り返った。
「前半は良い形で先制点を取れて、このまま1−0で進めながらっていうところで、僕も去年に在籍した時にあったような、何もないところから1点が生まれるというか、それが彼らの強さだし、あれで少し狂ってしまった部分は間違いなくある。それで勢いづかせてしまって、いけるぞっていう認識にさせてしまったのは悔しい。個人的にも負けたくない相手だった」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
リーグ戦で横浜が先制しながら逆転負けした試合は、今季4度目。これに対してポープは「ボールを握る部分はある程度できたけど、結果がついてこない以上は、そこに意味はない」とコメントし、さらにこう続けた。
「アンカーの脇だったり、セカンドボールの拾い合いになった時に人がいない分、そこに薄さは出る。ウイングも前への意識が強いなかで、サイドバックにリーチを作られたりとか、相手に余裕を持たせる場面がどの試合も多いので、まずは自分たちの守備の形をもう少し構築していかないといけない。
新しいシステムをやったり、去年から積み上げてきたものとはちょっと違った部分にチャレンジをしていて、去年の積み上げがない状態でやっているので、歯痒いけど、何かを成し得るにはこういう痛みの時間だったり、苦しい時期を過ごさなきゃいけない。戻すっていう選択肢も、もちろんあるとは思うけど、新しい形にチャレンジしているなかで、もっと積み上げていかなきゃいけない」
ただ、横浜は7月14日のJ1第23節・鹿島アントラーズ戦まで、中2〜3日で公式戦8連戦が続く。過密日程のなかで、チームとしてどう積み上げていくかが重要になる。
「もっと選手で意見を出し合って擦り合わせていかなきゃいけない部分は間違いなくある。アタッキングフットボールは攻撃重視でやってきたけど、僕自身は去年、守備重視のチームにいたので、守備の部分を比較したら全員の意識がまだまだ足りないと思う。やっぱり守れての攻撃だし、表裏一体なので」
中3日で控える次節、横浜はサンフレッチェ広島をホーム(ニッパツ三ツ沢球技場)で迎え撃つ。総得点32でリーグトップ(6月15日時点)の攻撃力を誇るチームから勝点3を奪うためには、トリコロールの守護神が指摘した守備意識の改善も必須と言えるだろう。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)