2024年06月13日 08:55
テニス、リベマ・オープン(Libema Open 2024)は12日、女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-2でスーザン・ラメンス(Suzan Lamens、オランダ)を下し、準々決勝に進出した。 力強いサーブとグラウンドストロークでラメンスを圧倒し、1時間足らずで勝利した。 大坂は試合後、「間違いなく前よりリラックスできている。より落ち着いてプランを遂行できているし、とにかく戻ってきたことに感謝している」と述べた。 先日の全仏オープン(French Open 2024)2回戦で、最終的に大会を制した世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)をマッチポイントまで追い詰めるなど最近の好調の要因については「自信を持ってリターンできていることとミスを受け入れられていること」を挙げた。 過去の四大大会(グランドスラム)4勝はいずれもハードコートの全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープン(US Open Tennis Championships)で獲得したもので、グラス(芝)コートは得意でないと自ら認めているが、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)の開幕を前に世界1位だった頃の調子を取り戻しつつあるように見える。 準々決勝ではビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)と対戦する。アンドレスクは第6シードの袁悦(Yuan Yue、中国)をストレートで下し、8強入りした。 ■関連記事 ・大坂なおみ、世界1位に惜敗で涙も「もっとひどい経験ある」 全仏OP ・大坂に土壇場で逆転勝ち シフィオンテク「勝てると思ってなかった」 ・シフィオンテクが記念撮影 全仏OP3連覇から一夜
2024年06月21日 09:17
男子テニス、シンチ選手権(2024 cinch Championships)は20日、シングルス2回戦が行われ、前回覇者で大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-7(3-7)、3-6でジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)にまさかの敗戦を喫したものの、「これも人生の一部」と語った。
世界ランキング2位のアルカラスは、クレーコート大会の全仏オープン(French Open 2024)を制したばかりの中で、連覇を目指すウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)の前哨戦である今大会に臨んでいた。
グラス(芝)コートでは約2年ぶりの黒星を喫することになったが、ウィンブルドンに向けて「今はただ、もっとうまくなりたい、練習したい、それだけに飢えている」と強調し、「もちろん、こうした敗戦に対処するのは難しいが、これも人生の一部だ」と冷静に受け止めていた。
一方、世界31位のドレイパーは、独シュツットガルト(Stuttgart)で行われた前週のボス・オープン(Boss Open 2024)でツアー初優勝を飾ったのに続き、この日は番狂わせを演じてキャリア最大の金星を手にした。
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2024年06月20日 10:09
テニスのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)、女子シングルスのワイルドカード(主催者推薦)が19日に発表され、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)ら四大大会(グランドスラム)の優勝経験者から4人が選出された。
全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープン(US Open Tennis Championships)を2度ずつ制している大坂は、出産などを経て5年ぶりのウィンブルドン出場となる。
その他では、2018年大会覇者のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と元全豪オープン女王のキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)の元世界ランク1位の2人に加え、2021年の全米を予選から制した地元のエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)らが選ばれた。
今年のウィンブルドンは7月1日に開幕する。
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2024年06月20日 09:30
男子テニス、シンチ選手権(2024 cinch Championships)は19日、シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)はジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)との試合をけがのため途中棄権し、現役最後の大会になる可能性のあるウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)出場が大きく危ぶまれる状況となった。
マレーは第1セット1-4となったところで途中棄権。第3ゲームを終えたタイミングで2019年に手術した右股関節、右膝、腰に治療を受けて試合を続行したが、最終的に5ゲームを戦って棄権した。
2度の優勝を誇るウィンブルドンの開幕まで2週間を切っている中、今後は精密検査を受ける予定だが、出場は諦めていない。
かねて今夏のウィンブルドンかパリ五輪後に引退する意向を表明しているマレーは「試合前のウオーミングアップ中からかなり違和感があった。コートに入る直前に階段を上がる時には右脚に普段の力が入らなかった」「コーディネーション能力がゼロだった。右脚がしっかり動かなかった」と明かした。
「自分にできることは何もない状況で、とりあえずやってみて、治療とかで良くなるかもしれないという思いもどこかであったが、そういうケースではなかった」と述べ、ウィンブルドンを欠場する可能性については「分からない」とした。一方で、これまでのキャリアで痛めてきたのは「主に左側」の体だったとも話し、「ここから右側を改善するのに何かできることがあるかもしれない」と付け加えた。
その他の試合では、セバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)が大会第3シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を6-4、3-6、7-5で破り8強入りした。次戦はマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi、イタリア)を7-6(7-0)、7-6(9-7)で倒した予選勝者のリンキー・ヒジカタ(Rinky Hijikata、オーストラリア)と対戦する。
第4シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)はミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を7-6(7-5)、6-4で退けた。
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2024年06月19日 21:42
全仏オープンを負傷棄権したノバク・ジョコビッチ選手がパリ五輪出場へ/Emmanuel Dunand/AFP/Getty Images
(CNN)テニスの全仏オープンで右膝(ひざ)負傷のため準々決勝を棄権したノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、パリ五輪に出場する見通しとなった。
2024年06月19日 11:12
セルビアオリンピック委員会(Olympic Committee of Serbia)は18日、男子テニスの前世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が、今夏のパリ五輪に出場すると発表した。
委員会は公式ウェブサイトで「ノバク・ジョコビッチとドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic)が、ATPランキングによる条件を満たしているため、今夏のパリ五輪に参加することを発表する」と明かした。
ジョコビッチ本人はまだ、出場を公に認めていない。
ジョコビッチは今月の全仏オープン(French Open 2024)で右膝の内側半月板を損傷し、準々決勝を前に大会を途中棄権。その後に手術を受けて成功したことを発表したが、復帰時期は明言しなかった。
それでも、五輪金メダルにいまだ手が届かないジョコビッチは、パリ五輪には優先して出場したいと以前から話している。
過去には五輪に4回出場しているが、メダルは2008年北京五輪の銅メダルだけ。2012年のロンドン五輪では3位決定戦でファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)に敗れると、2016年のリオ五輪もデルポトロに敗れて1回戦敗退。2021年の東京五輪は、3位決定戦でパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)に屈した。
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2024年06月19日 10:29
男子テニス、シンチ選手権(2024 cinch Championships)は18日、シングルス1回戦が行われ、これが今大会最後の出場になるとみられるアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が6‐3、3‐6、6‐3でアレクセイ・ポピリン(Alexei Popyrin、オーストラリア)を下し、ツアーレベル通算1000試合目を白星で飾って2回戦に進出した。
英ロンドンで開催されるこの大会で最多5度の優勝を誇るマレーは、第2セットを落とした後に肉体面が厳しくなった様子で、サーブを打つたびに険しい表情を見せていた。
それでも第3セットは持ち直して得意のクロスコートショットを決めるなどして地元の大歓声を受けると、最後は冷静なバックハンドショットで1時間51分の試合を締めくくった。
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)かパリ五輪後の現役引退が見込まれているマレーは、「どんな勝利も大事だ。だからこそ自分たちはプレーする。ウィンブルドンまであと数週間だから、試合に出て自信をつけたい。ここでまた勝てたのはうれしい」と述べた。
一方、全仏オープンテニス(French Open 2024)を制した大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は、ベストな状態とは言えず中盤に調子を崩したものの、フランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)に6‐1、7‐5で勝利した。
第1セットはアンフォーストエラーを1本に抑えて主導権を握ったものの、第2セットは序盤からプレーレベルが落ちてゲームカウント2‐5とリードを奪われた。それでも、そこから巻き返して3本のセットポイントをしのぐと、グラス(芝)コートでの連勝を13に伸ばした。
昨年のこの大会を制し、ウィンブルドンでも優勝を飾ったアルカラスは、2回戦でジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)と対戦する。
一方、第2シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)は、6‐1、4‐6、2‐6でロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)に番狂わせを喫した。
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2024年06月19日 09:03
女子テニス、エコトランス・オープン(ecotrans Ladies Open 2024)は18日、シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は大会第8シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に4‐6、6‐3、3‐6で敗れた。
第1セットは13本のアンフォーストエラーがあった大坂は、この日唯一のブレークを奪って競り勝った第2セットではその数を7本に抑えた。しかし、第3セットでは第4ゲームにブレークを許し、そのまま鄭に勝利を許した。
大坂は、14日に行われたリベマ・オープン(Libema Open 2024)に続き、この5日間で2度目となるグラス(芝)コートでの黒星を喫した。
大坂はこれまで芝ではベストのプレーをできておらず、過去の四大大会(グランドスラム)4勝はいずれも全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープン(US Open Tennis Championships)でのものだったが、リベマ・オープンでは8強入りを果たしていた。
一方の鄭は、今季女子ツアーで最多となる1試合23本のエースをたたき込み、自身のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)前哨戦初戦を制した。2回戦ではカテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova、チェコ)と対戦する。
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2024年06月18日 12:09
女子テニス、四大大会(グランドスラム)で通算3度の準優勝を誇るオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)が17日、膝のけがのさらなる悪化を避けるために、今夏のパリ五輪出場を見送ると表明した。
2024年06月18日 11:14
女子テニス、世界ランキング3位のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は17日、自身の「健康管理」のためパリ五輪を欠場すると発表した。
今夏の五輪のテニス競技は7月27日から8月4日までクレーコートで行われる予定で、その3週間後には全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2024)が控えている。
全仏オープンテニス(French Open 2024)では準々決勝でミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)に敗れたサバレンカは、「特にこの数か月、さまざまな苦労をしてきたから、健康管理をしなくてはいけないと感じている」とし、「スケジュールが厳しすぎるから、自分の体調を気にかけようと決断した」と述べた。
ベラルーシとロシアの選手は、2022年2月からのロシアによるウクライナ侵攻を受けて、パリ五輪では中立選手としてしか出場できない。
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2024年06月17日 16:32
男子テニス、ボス・オープン(Boss Open 2024)は16日、シングルス決勝が行われ、大会第6シードのジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)は3-6、7-6(7-5)、6-4でマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)を下し、ツアー初優勝を飾った。
相手のビッグサーバーのベレッティーニはこの大会で過去2回優勝し、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)でも準優勝の経験があったが、1セットダウンからの逆転で勝利した。
キャリア3回目のツアー決勝で初勝利を手にした22歳のドレイパーは「信じられない。本当に厳しい試合だったが、初タイトルを取れてすごくうれしい。個人的に非常に大きな意味のある優勝だ」と喜んだ。
この優勝により、17日に更新されるランキングでは新たに英国勢トップとなり、7月1日から始まるウィンブルドンのシード獲得にも近づいている。
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2024年06月17日 13:21
テニス、リベマ・オープン(Libema Open 2024)は16日、女子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)は4-6、6-3、7-5の逆転で元全米オープン(US Open Tennis Championships)覇者のビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)を下し、キャリア通算5勝目を挙げた。
前日に第2セット終了後に順延となったエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova)との準決勝を先にこなし、この日はダブルヘッダーを強いられていたサムソノワは「正直言って少し疲れた」と明かし、「分からないけれど、自分が行くところはいつも雨が降る気がする。この1か月もうずっと毎日雨」と嘆いた。
大会3連覇を狙った第3シードの同胞アレクサンドロワとの準決勝は、第1セットを先取して迎えた第2セットで複数のマッチポイントをしのがれ、フルセットに持ち込まれていたが、再開後の第3セットはわずか32分でものにして結果的に6-3、6-7(1-7)、6-1で勝利した。
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2024年06月17日 12:31
テニスのケイティ・ボールター(Katie Boulter、英国)とアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)のカップルが16日、同じ日に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)の前哨戦で優勝を果たした。
2024年06月17日 11:34
男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は16日、今夏のパリ五輪に向けた英国代表メンバーに選出されたが、自身5度目の五輪となる今大会に出場するかについては「100パーセントの確信はない」と述べた。
今シーズン中に現役を退く意向を表明しているマレーは、現在シングルス世界ランキングで97位と低迷しているが、四大大会(グランドスラム)と五輪の優勝経験者に国際テニス連盟(ITF)が設けている枠でパリ大会出場が認められた。マレーは2012年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪で連覇を果たしている。
代表のユニホームに身を包み、英ロンドンのクイーンズクラブ(Queen's Club)で取材に応じたマレーは、パリ五輪に出場するかどうか「100パーセントの確信はない」と述べ、「少し体の調子にもよる。今後数週間でどうなるか。現時点では出場する計画だが、単純ではない」と説明した。
また、英代表は男子ダブルスですでに出場が決定しているジョー・ソールズベリー(Joe Salisbury)/ニール・スクプスキ(Neal Skupski)組の他にマレー/ダニエル・エヴァンス(Daniel Evans)組の出場もITF側に推薦しており、同ペアの出場可否は今月25日に判明する予定となっている。
女子では2021年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)を制したエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu)がITF枠で出場する可能性があったが、長期の負傷離脱から復帰したばかりのラドゥカヌは、数週間でサーフェスを複数回変更しなくてはならないことから出場を辞退した。
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2024年06月16日 11:30
元テニス選手のアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏とシュテフィ・グラフ(Steffi Graf)氏の夫妻が15日、ルーマニア・クルジュナポカ(Cluj Napoca)で行われたスポーツイベントでエキシビションマッチに参加した。イベントには同国出身の現役女子選手シモナ・ハレプ(Simona Halep)も登場した。
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2024年06月15日 09:32
イタリアテニス連盟(FITP)は14日、パリ五輪に出場する代表メンバーを発表し、男子の世界ランキングで新たに1位に上り詰めたヤニック・シナー(Jannik Sinner)がシングルスとダブルスの両方でプレーすることになった。
22歳のシナーは今回が五輪初出場で、ダブルスではロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti)とペアを組む。コートが五輪会場として使われる全仏オープン(French Open 2024)では今季、シングルスで4強入りしている。
今シーズンのシナーは全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)で四大大会(グランドスラム)初制覇を果たしたほか、ABNアムロ・オープン(ABN AMRO Open 2024)とマイアミ・オープン(Miami Open 2024)も制して三つのタイトルを獲得している。
男子は他に、世界30位のムゼッティと同34位のマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi)、同41位のルチアーノ・ダルデリ(Luciano Darderi)がシングルス、前週の全仏オープンで準優勝を果たしたシモーネ・ボレッリ(Simone Bolelli)/アンドレア・ババッソーリ(Andrea Vavassori)組がダブルスに出場する。
女子シングルスの代表には、全仏オープンで準優勝を飾ったばかりの世界7位ジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini)を筆頭に、同43位のエリザベッタ・コチャレット(Elisabetta Cocciaretto)と同68位のルシア・ブロンゼッティ(Lucia Bronzetti)が選出された。ダブルスには、全仏オープン準優勝ペアのパオリーニ/サラ・エラーニ(Sara Errani)組が出場する。
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