2024年06月16日 06:00
「ソフトバンク6−2阪神」(15日、みずほペイペイドーム) 得点力不足の阪神は打線を組み替えた。近本光司外野手(29)を13試合ぶりに1番に戻し、佐藤輝明内野手(25)を今季2度目の4番に据えたが2点を取るのがやっと。連敗で4位に転落し、貯金も再び底をついた。以下、岡田彰布監督の一問一答要旨。 ◇ ◇ −最後までチャンスを作ったが。 「今日は初回はあれや、立ち上がり悪かったな、ビーズリーはな。コントロールがな、はっきりしとったもんな」 −ヒット以外で走者が進まず流れ悪い。 「流れ悪いって、そら(走者が)得点圏いったらタイムリー出んとあかんやろ。そういうことやろ」 −打順を開幕オーダーに近い形に戻した。 「昨日は(相手先発が)左やしな。今日は右やし」 −佐藤輝は少しずつ調子が戻ってきているのか。 「知らん、ないんちゃう、分からへん。この打率でなんで評価するんよ、そんなん。ええとか悪いとかの問題ちゃうやろ、この打率見とったら」 (自ら) 「大山はあれやけどな、(打率)2割を(降格の)基準にしとったんやけどな」
2024年06月22日 17:37
日本ハム5―2楽天(パ・リーグ=22日)――日本ハムの福田光が、主力の負傷を受けた一軍昇格即スタメン起用に応えた。
8番二塁で出場し、二回の好機では低めの変化球をしぶとく左前へ運ぶ適時打を放ち、1点リードの六回一死三塁の打席では右翼線適時二塁打とした。前日の試合で同じ内野手の水野が走塁中に負傷し、同日夜に今季初の一軍昇格が決まった。二軍戦で思うような結果を残せていなかっただけに、最初は「えっ、俺?」と思ったそうだが、すぐに貴重なチャンスと捉えた。神奈川県横須賀市でのイースタン・リーグ戦後に千葉県鎌ヶ谷市の球団施設で荷物を整理し、試合当日の朝に北海道へ移動してデーゲームに臨んだ。「バタバタしたが、僕からしたら超うれしい」という今季初の一軍戦で躍動した。
2024年06月22日 17:34
HR球キャッチのエスピノーザさん、ド軍イベール三塁コーチと「友だちなんです」
【MLB】エンゼルス 3ー2 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で2試合連続となる22号2ランを放った。キング独走の一発を見事にキャッチしたのが28歳のローレンス・エスピノーザさんだ。
バックスクリーン右での観戦中。大谷のホームランボールをダイビングキャッチした。「入口付近にボールが飛んできたのでダイブしました。オオタニのホームランボールだから飛び込んだんです。エンゼルス戦で初めてのホームランですよね? それを知っていたから欲しいと思っていました」。興奮がおさまらない様子だ。
生粋のドジャースファン。「エンゼルスは嫌いです!」と言い切るが、大谷は好きな選手だったようだ。「最高です。だから私たちは契約をしたんです。ドジャースには資金力があります。最低でもシーズン終了までに36本は打って欲しいですね」と期待を込めた。
カリフォルニア州バーストー出身。同地出身のディノ・イーベル三塁コーチとは「友だちなんです」という。テキサス州ミッドランドの油田で働いている28歳は「ショウヘイからサインもらえるかな?」。初のエンゼルス戦アーチという記念すべきHR球のキャッチに大喜びだった。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2024年06月22日 17:31
● オリックス 2 − 4 西武 ○
<11回戦・京セラD大阪>
オリックスは序盤の失点が響き再び借金4。4回4失点で降板した先発の齋藤響介投手(19)はプロ初黒星を喫した。
斎藤は初回、一死三塁のピンチを招くと、3番・栗山に右犠飛を許し先制点を献上。3回は2四球で一死一、二塁のピンチを招き、4番・岸に特大の左越え3ランを浴び計4失点となった。3試合連続完封負け中だった西武打線を相手に4回68球、4安打4失点の内容で降板。3回までに毎回の4四球を与えるなど制球に苦しんだ。
打線は西武先発・隅田の前に3回まで無得点。4点を追う4回は4番・西川、5番・紅林の連打で無死二、三塁の好機を作ったが、内野ゴロの間による1得点に終わった。
3点を追う8回は4番・西川が3号ソロを右翼席へ運ぶも反撃はここまで。2番手の郄島は3イニングを無失点、8回は新加入のペルドモが1イニングを無失点に抑えるなど救援陣は5回以降ゼロを並べたが、序盤の失点が重く齋藤はプロ初黒星(1勝)を喫した。
2024年06月22日 17:28
西武4―2オリックス(パ・リーグ=22日)――渡辺監督代行が「5試合で1点か」と嘆いていた西武が、わずか5球で1点を奪った。
2024年06月22日 17:22
広島3―1中日(セ・リーグ=22日)――広島の末包が先制2ランを放った。
四回一死一塁、メヒアの初球を振り抜き、左越えの6号。「前の打席で凡退していたので何とか仕事ができてよかった」と振り返った。ところが、その裏の左翼守備で飛球を滑り込んで捕球した際に脚を気にするしぐさを見せてベンチへ。無念の途中交代となった。
2024年06月22日 17:21
「阪神2−5DeNA」(22日、甲子園球場)
逆転負けで連勝が3で止まった阪神・岡田彰布監督は「いや、だからぜんぶ初球やんか。点が入ってんの。こないだの桐敷から。なんで注意せえへんのやろうな。ナンボ言うても一緒やろ」とバッテリーに苦言。さらに公式記録員にも注文をつけた。
この日はチームが3失策を喫した。三回には渡辺のトンネルからオースティンに逆転3ランを被弾した。「3ランはちょっとのう。久しぶりに先に点とったあとやったしな」と語ったが、「ゴロ飛んだらぜんぶエラーやな。記録員も」と公式記録員にも苦言を呈した。
昨オフの監督会議で公式記録員の姿勢に改善を求めていた指揮官。イレギュラーバウンドがあっても失策となったことに我慢がならない様子だ。これでチームは44失策となり、リーグワーストとなってしまった。
2024年06月22日 17:19
「日本ハム5−2楽天」(22日、エスコンフィールド)
日本ハムが引き分けを挟んでの連敗を3で止めた。4番に抜てきしたレイエスと、昇格即8番でスタメン出場した福田光の起用が的中した。
2点を追う二回は万波の犠飛と福田光の左前適時打で同点に追いついた。五回は2死一塁からレイエスがこの日3安打目となる右中間適時二塁打で勝ち越し。「何とかチームにリードをもたらしたかった。しっかりと自分のスイングを表現することができたと思う」とコメントした。六回は福田光の右翼線適時二塁打、郡司の適時打で突き放した。
負傷で登録抹消となった水野に代わって1軍緊急昇格となった福田光は、この日午前8時の飛行機で北海道に移動。試合前練習途中に合流した。新庄監督にも挨拶。「グラウンドが変わるだけ。普通のプレーをしたら大丈夫」と声を掛けられた。福田光も「今までやったことしか出ないと思ったので、気負うことなくいつも通り打席に入りました」とコメントした。
先発の伊藤は6回8安打2失点で6勝目。初回は鈴木、浅村の適時打など4安打を浴びて2点の先制を許したが、二回以降は立ち直った。四回は無死からの連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招いたが、粘りの投球で生還を許さなかった。
「初回はバタついてしまいましたが、その後は粘って投げることができたと思います。欲を言えばもう1イニングでも投げたかったですが、最低限の役割を果たせて良かったです」とコメントした。
九回は田中正義が抑え、5月21日以来となる11セーブ目を挙げた。
2024年06月22日 17:18
● オリックス 2 − 4 西武 ○
<11回戦・京セラD大阪>
3試合連続完封負け中の西武は連敗を「5」でストップ。
2024年06月22日 17:17
「巨人 − ヤクルト」(10回戦)
<6月22日 東京ドーム>
試合開始 18:00
先攻:ヤクルト 後攻:巨人
◆ 読売ジャイアンツ
(右)丸
(遊)門脇
(中)ヘルナンデス
(一)岡本和
(捕)岸田
(二)吉川
(三)坂本
(左)萩尾
(投)グリフィン
◆ 東京ヤクルトスワローズ
(中)西川
(右)丸山和
(遊)長岡
(三)村上
(左)サンタナ
(二)山田
(一)オスナ
(捕)松本直
(投)サイスニード
2024年06月22日 17:16
「オリックス2−4西武」(22日、京セラドーム大阪)
西武が連敗を5で止め、12球団で最も遅く20勝に到達した。
打線は初回に犠飛で1点を先制すると、三回に4番・岸が左翼へ貴重な追加点となる3ランをたたきこんだ。先発の隅田は7回を投げ7安打を浴びながらも無四球で1失点にまとめた。左腕は「きょうもたくさんの応援が力になりました。明日は(高橋)光成さんなのでやってくれると思います」と語った。
2点リードの九回はアブレイユが登板するも、先頭の宗に一塁線を破られる二塁打を浴びた。それでも後続をしっかりと打ち取ってリードを守ったまま試合を締めた。
西武は21日の試合で5連敗を喫し、勝率が3割を切る中、100敗ペースという異常事態に陥っていた。それでも投打が噛み合って挙げた1勝で上昇気流をつかめるか、注目だ。
2024年06月22日 17:10
DeNA5―2阪神(セ・リーグ=22日)――前日に一軍復帰を果たした阪神・大山に、5月3日以来の一発が生まれた。
二回、東に追い込まれたが、チェンジアップに体勢を崩されずに捉えた。左翼席へのソロとなり「チームとして先に点を取ることができて良かった」。不振による再調整を経て、前日は2安打を記録。大黒柱に快音が戻ってきた。
2024年06月22日 17:07
MLBネットワークがエ軍入団時の大谷の写真を投稿
ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)の本拠地・エンゼルス戦で、特大の22号2ランを放つなど躍動した。
2024年06月22日 17:07
「中日1−3広島」(22日、バンテリンドーム)
投打がかみ合った広島が連敗を2で止め、貯金を再び「7」とした。
防御率リーグトップの先発・大瀬良がこの日も抜群の安定感を見せた。三回まで中日打線を1安打に封じ、2点リードの四回は1死から四死球でピンチを招くも中田、ディカーソンを打ち取って失点を防いだ。中盤以降も危なげなくアウトを重ねて7回3安打無失点。今季4勝目をつかみ、試合前時点で0・96だった防御率は0・87まで下がった。さらにこれで5月31日・ソフトバンク戦の二回から29イニング連続無失点と、完璧に相手を封じ込めている。
ヒーローインタビューでは「野手陣も点数をとってくれたので、気持ちよくと言うか、自分のペースで投げることができた」と納得の表情。「どういう場面がきても粘り強く投げようと思っていたので。それが抑えられた要因かなと思います」と力を込めた。
打線は四回に末包の6号2ランで先制。だが末包は直後の守備で負傷交代する事態となった。
田中が放った左翼への打球をスライディングキャッチした直後、足を引きずるようなしぐさを見せてトレーナーが駆けつけ、治療のため一度ベンチへと戻り、新井監督は上本への交代を告げた。末包は春季キャンプ前に左膝の内側半月板損傷で離脱。5月8日の1軍復帰以降は中軸の一人として打線をけん引していただけに、今後の状態が心配される。
3点リードの九回は1死一、二塁からディカーソンが放った痛烈な一ゴロを田中がダイビングキャッチ。そのまま二塁へ送球し、併殺を狙った遊撃手からの送球が悪送球となったが、栗林がリードを守って試合を締めた。
2024年06月22日 17:02
ソフトバンク3―1ロッテ(パ・リーグ=22日)――ロッテの佐藤がしぶとく先制適時打を放った。
一回二死一、三塁で、ソフトバンク先発の大津の内角のカットボールを強振すると、打球は右前に落ち、「何が何でも点を取りたかったので、いい形で落ちてくれて良かったです」と振り返った。四回の2打席目でも中前打。5年目の捕手は、バットでもチームに貢献している。
2024年06月22日 16:54
● 阪神 2 − 5 DeNA ○
<10回戦・甲子園>
投打が噛み合ったDeNAは再び貯金1。8回2失点と好投した先発の東は、開幕から無傷の6連勝をマークした。
東は2回、先頭の4番・大山に先制のソロ被弾。3−1と逆転してもらったあとの4回は失策絡みで無死一、三塁のピンチを招き、再び大山に左前適時打を許した。1点差に迫られなおも無死一、二塁のピンチだったが、後続をピシャリと封じ同点打は許さず。5回以降は要所を締め、8回5安打2失点(自責点1)の力投でマウンドを降りた。
打線は1点を追う3回、3番・オースティンが8号3ランを左翼席へ運び逆転に成功。6回は6番・佐野の右前適時打で4点目を奪った。7回は再びオースティンが痛烈な中前適時打を放ち5点目。オースティンはこの日も逆転3ラン含む2安打4打点をマークし、4日のオリックス戦(横浜)から14試合連続安打とした。
3点リードの9回裏は森原がパーフェクト救援で締め16セーブ目(1勝2敗)。8回2失点の東は開幕から無傷の6連勝となった。