2024年06月16日 05:01
「ソフトバンク6−2阪神」(15日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクに完敗で4位転落となった中、打線組み替えで今季2度目の4番に入った阪神・佐藤輝明内野手(25)が、六回に1軍復帰後初の長打となる右線二塁打を放った。17イニングぶりの得点につながる一打となったものの、初回、八回の好機では凡退。もっともっと状態を上げて、チームを勝利に導きたい。 久しぶりに佐藤輝らしい打球が飛んでいった。たかが一本、されど一本。「長打だったので、それは良かったです」。今季2度目の4番起用に燃えた。7日に再昇格して以降、初の長打。降格の引き金になった5月14日の中日戦(豊橋)以来、32日ぶりの二塁打を記録した。 6点ビハインドの六回1死一塁。このままズルズルいくわけにはいかなかった。1ストライクから東浜の内角直球を捉えて、右翼線へ強烈な一打。二塁上ではうっぷんを晴らすように、パンパンパンッと力強く3度手をたたいた。 4月14日の中日戦(バンテリン)以来、62日ぶりの4番。「特に気にせずに、はい。打つっていうことだけを集中していきました」。結果的にこのチャンスメークが17イニングぶりの得点に結びついた。 ただ、2打席目までは屈辱を味わっていた。初回2死二塁では高々と舞い上がった右飛。四回1死では空振り三振と8打席連続無安打。ついに打率は2割を切って、・199まで低迷した。3打席目の二塁打で2割以上に戻したが、岡田監督も「1回沈んだけどな。(打率)2割を。持ちこたえたな」と苦笑いを浮かべるしかなかった。 4番で起用されたように佐藤輝が求められるのは好機での一打。八回無死一、二塁では左飛に倒れた。ベンチへ帰る時にはバットを芝生へたたきつけ、悔しさをあらわに。昇格後は24打数4安打で打率・167。まだ打点を挙げられていない。 4番としての自身今季初安打にも当然表情はさえない。「一本ずつ結果を出すことで状態も上がっていく?その通りです」。改めて自分を見つめ直し、目の前の試合にベストを尽くすことが復調への近道になる。 チームは連敗。打線が敗因の大部分を占めていることは明確だ。「先制点を取って、いい流れにしたいと思います」。16日の相手先発は新人時代の21年3月5日のオープン戦で“プロ1号”を打った石川。昇格後初アーチをみんなが待っている。
2024年06月22日 18:33
「日本ハム5−2楽天」(22日、エスコンフィールド)
日本ハムが引き分けを挟んでの連敗を3で止めた。4番に抜てきしたレイエスと、昇格即8番でスタメン出場した福田光の起用が的中した。
福田は昇格即スタメンで2安打2打点。2軍でも打率・170だったが、起用の理由は「勘です。絶不調の福田君を呼びました。(ファームのナイターで)昨日試合出てなかったので、寝不足くらいのほうがちょうどいいかなと。ただそれだけ。彼は気持ちが強い。期待感で出しました」とうなずいた。
六回、適時二塁打の前には「あまり見過ぎたら詰まるから、ポイントを前に打ちなさい」と耳打ちしたという。助言通りに打つ姿に「初球ポイントを前にしてたので、そこまでと思ったけどあの空振りが良かった」とうなずいた。
報道陣の取材ではそう語った新庄監督だったが、その後、自身のインスタグラムでは福田への耳打ちについて、「ここで打ったらマンション買ってあげるって伝えて打席に向かわせた!!」ともつづり、ファンを驚かせた。
第1打席から左前打など期待通りの活躍。勘が的中した形となり、「さすが新庄剛志だな」と冗談まじりに自画自賛していた。
2024年06月22日 18:31
アデルは今季打率.187も…チーム最多タイの12本塁打を記録
エンゼルスの元有望株、ジョー・アデル外野手にトレードの可能性がくすぶっているようだ。チームは21日(日本時間22日)終了時点で30勝45敗。地区4位で、プレーオフ進出は極めて厳しい状況にある。米記者によると、エンゼルスが求める見返りは高いようだが、7月中旬になれば現実的になるとしている。
アデルは今季ここまで67試合に出場して打率.187(203打数38安打)、OPS.649。打率は低いもののチーム最多タイの12本塁打を放っている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の元記者、ロバート・マレー氏は、米ポッドキャスト番組「The Baseball Insiders」に出演し、エンゼルスの今夏の動きについて言及。若くて長期間保有できる選手以外、全ての選手にトレードがあり得る状況と説明し、アデルとテイラー・ウォード外野手が他球団から関心を持たれていると述べた。
さらに、ペリー・ミナシアンGMの「見返りの要求は高いようです」とした上で、「7月中旬くらいになると、(見返りは)現実的になるでしょう」と占った。今夏のトレード市場でエンゼルスは売り手に回るのか。今後の動向が注目される。(Full-Count編集部)
2024年06月22日 18:13
大谷翔平は古巣エンゼルス戦で22号2ランなど2安打2打点
【MLB】エンゼルス 3ー2 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場。特大22号2ランを放つなど2打数2安打2打点だった。試合後には取材に応じ、自身との対戦直後に左手を痛めて交代したパトリック・サンドバル投手を気遣うと、ファンは「ジェントルマンすぎる」などと大谷の優しさに感銘を受けていた。
サンドバルはエンゼルス時代に中良かった左腕。初回の対戦は四球。3回1死二塁の第2打席では、カウント3-2から7球目は内角高めに大きく外れる143キロのシンカー。ここでアクシデントが発生した。
左手を痛めた様子のサンドバルは苦悶の表情。トレーナーらが駆け付け、2番手のハンター・ストリックランド投手と交代した。大谷はサンドバルとの対戦について「僕の打席はけっこう力んでいる印象があった。最終的に少し残念な結果になってしまったので、まずはあまり酷くない怪我であることを願っています」と心配そうに振り返った。
大谷の発言にファンは「気遣い優しい」「姿勢が素晴らしい」「人格者」と感激した様子だった。さらに「サンドバルも軽症だといいな」との声もあがっていた。(Full-Count編集部)
2024年06月22日 18:05
「巨人−ヤクルト」(22日、東京ドーム)
ヤクルト・高津監督が初回の初球でリクエストの権利を行使した。
2024年06月22日 17:49
「中日1−3広島」(22日、バンテリンドーム)
四回に決勝2ランを放った直後、守備でスライディングキャッチした際に足を痛めて途中交代した末包は「左太もも裏を張った」と説明した。
田中が放った左翼前方への打球に鮮やかなスライディングキャッチを決めたが、直後に自らトレーナーを呼ぶように要請。いったんベンチに引き揚げたが、そのまま交代が告げられた。
新井監督は「大事をとってという形で代えたので、そんなにシリアスなものじゃないと思います」と説明。次戦以降の出場については「明日の状態を見て判断したい」と語った。病院には行かず経過を見る予定だという。
2024年06月22日 17:45
「阪神2−5DeNA」(22日、甲子園球場)
阪神は拙守が響いて連勝が3でストップ。岡田彰布監督は勝負所で初球を打たれたバッテリーに苦言。マスクをかぶった坂本には「リードに酔うてしまうんやろな」と語り、「一番あかんリードになってしまう」と課題を指摘した。
以下、岡田監督との一問一答。
−エラーからだったが、一発は厳しい。
「なあ、3ランは大きいなあ」
−インコースに投げ切れなかった。
「だから、全部初球やんか。点入ってんの。この間の桐敷から。なんで注意せえへんのやろな。毎回や。なんぼいうても一緒や。浜地、なあ」
−早打ちなど、相手が仕掛けを変えてきているわけでもない。
「別に相手は変えてないやろ」
−結果的に伊藤将は先週に続いて一発に沈んだ。
「おお、まあな。3ランはちょっとのお。久しぶりに先に点をとった後やったしのお」
−エラーは語るまでもないか。
「ゴロ飛んだら、全部エラーやな。ええ?記録員も」
−大山はかわいそうだったが、打撃は結果の通り良くなっているか。
「なあ。最初の打席な。だいぶ前でさばいてな。あんだけ前で打ってるの他の選手見たら分かると思うけどな。打ってるやつと打ってないやつの違いがな」
−昨日も差し込まれてもヒットゾーンにいっている。
「ヒットゾーンいうか、ちゃんとスイングできるかどうかやろ。結局は。なあ。今日でもそうやんか。引っ張ってまともなファウルしてんの大山と渡辺2人だけやんか。右バッター三塁線、左バッター一塁線。ボテボテやないで。ボテボテはあかんけどな。そういうことやん。今は打った結果の映像が出るからな。他の選手の見たらええねん。ずっと選手見てても誰も見てないな。人の打席をな。そらベンチにおっても一緒や。打つか打たんだけや。どないして打ってるとかな、ずっと1年間勉強したらええねん。積み重ねなわけやから。そんなん簡単なことと思うよ。プロ野球選手やからな、プロやからな。なんか人のを見て、自分と違うとかな。打ってる人はやっぱええポイントで打ってるなとか」
−岩崎がベンチを外れた。コンディションか
「そういうことやろ」
−2軍に落とすほどではない。
「いや、違う違う。昨日も投げへんかったやん。昨日も投げられへんかったやん」
−森下の状態は良くない。
「ようないんちゃう。今日のフリーバッティング見たら分かるやんか。ひどいなあ。(報道陣も練習中に)ベンチまで来たら、そういうとこ見とったらええんやで。そんなん、俺に聞くくらいなら。自分らも、ベンチまで入れるようになったんやから、バッティングケージ見とったらええやん。みんなどんなことやってるかとか。ほな勉強できるやん」
−貯金もあるし3連勝の後の1敗だが、負けがこんでいるような重い雰囲気が。
「内容が悪いからやろ、やっぱり。内容がの、おーん。今日でも1点とかな、俺もお前、伊藤には『ここで踏ん張っとけよ』て六回な、言うたけど、あそこの1点が痛いよな。1点差とかお前、絶対分からへんやん」
−四回も1点取った後もう1点くらいは欲しかった。
「まあなあ、そのために出してるやつやからのう、左用にな。先に1本でも出てたらな、渡辺でも」
−序盤は打ち合いも想像したが。
「ならんよ。毎試合、5本とか6本やのに、それは打ち合い言えへんやん」
−会見の場所を普段と変えた。
「向こう暑いからや、あんな狭いとこでおまえ、こっちの方が涼しいてええやんか。ゆっくりできるしの、座ったら。大丈夫やで、時間早いから1時間くらい」
−初球を打たれることはミーティングでも言っている。
「そんなんずっと言うてる、いまさらの話ちゃうやんか。前の試合でも桐敷が清宮に、前の前かなんか、そんなん見とったらわかるやんか、びっくりしたわ、2ストライクからな、打たれるし。何回バットの届かんところいけって、そんなん去年からの話や。もうそんなん忘れてもうてるんやろな、あないして高めに外すっていうのはな。去年も何回かあったやん。バットの届かんところに投げたらええ話やん。リードに酔うてしまうんやろな。あわよくば、高めで空振りとかな。で、一番あかんリードになってしまうんやろな」
(自ら)
「もうええの? 近本のこととか聞けへんの?」
2024年06月22日 17:37
日本ハム5―2楽天(パ・リーグ=22日)――日本ハムの福田光が、主力の負傷を受けた一軍昇格即スタメン起用に応えた。
8番二塁で出場し、二回の好機では低めの変化球をしぶとく左前へ運ぶ適時打を放ち、1点リードの六回一死三塁の打席では右翼線適時二塁打とした。前日の試合で同じ内野手の水野が走塁中に負傷し、同日夜に今季初の一軍昇格が決まった。二軍戦で思うような結果を残せていなかっただけに、最初は「えっ、俺?」と思ったそうだが、すぐに貴重なチャンスと捉えた。神奈川県横須賀市でのイースタン・リーグ戦後に千葉県鎌ヶ谷市の球団施設で荷物を整理し、試合当日の朝に北海道へ移動してデーゲームに臨んだ。「バタバタしたが、僕からしたら超うれしい」という今季初の一軍戦で躍動した。
2024年06月22日 17:34
HR球キャッチのエスピノーザさん、ド軍イベール三塁コーチと「友だちなんです」
【MLB】エンゼルス 3ー2 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で2試合連続となる22号2ランを放った。
2024年06月22日 17:31
● オリックス 2 − 4 西武 ○
<11回戦・京セラD大阪>
オリックスは序盤の失点が響き再び借金4。4回4失点で降板した先発の齋藤響介投手(19)はプロ初黒星を喫した。
斎藤は初回、一死三塁のピンチを招くと、3番・栗山に右犠飛を許し先制点を献上。3回は2四球で一死一、二塁のピンチを招き、4番・岸に特大の左越え3ランを浴び計4失点となった。3試合連続完封負け中だった西武打線を相手に4回68球、4安打4失点の内容で降板。3回までに毎回の4四球を与えるなど制球に苦しんだ。
打線は西武先発・隅田の前に3回まで無得点。4点を追う4回は4番・西川、5番・紅林の連打で無死二、三塁の好機を作ったが、内野ゴロの間による1得点に終わった。
3点を追う8回は4番・西川が3号ソロを右翼席へ運ぶも反撃はここまで。2番手の郄島は3イニングを無失点、8回は新加入のペルドモが1イニングを無失点に抑えるなど救援陣は5回以降ゼロを並べたが、序盤の失点が重く齋藤はプロ初黒星(1勝)を喫した。
2024年06月22日 17:28
西武4―2オリックス(パ・リーグ=22日)――渡辺監督代行が「5試合で1点か」と嘆いていた西武が、わずか5球で1点を奪った。
一回、先頭の西川が2球目を右翼線二塁打で出塁。滝沢が犠打を初球で決めると、「みんなが作ったチャンス。何とか得点を」という思いで栗山が2球目を右飛。西川が生還した。
流れを変えようとティー打撃以外のバッティング練習を行わない異例の状態で臨んだ試合。三回には岸が3ランを放つなど、小技、大技で得点を重ねた。
2024年06月22日 17:22
広島3―1中日(セ・リーグ=22日)――広島の末包が先制2ランを放った。
四回一死一塁、メヒアの初球を振り抜き、左越えの6号。「前の打席で凡退していたので何とか仕事ができてよかった」と振り返った。ところが、その裏の左翼守備で飛球を滑り込んで捕球した際に脚を気にするしぐさを見せてベンチへ。無念の途中交代となった。
2024年06月22日 17:21
「阪神2−5DeNA」(22日、甲子園球場)
逆転負けで連勝が3で止まった阪神・岡田彰布監督は「いや、だからぜんぶ初球やんか。
2024年06月22日 17:19
「日本ハム5−2楽天」(22日、エスコンフィールド)
日本ハムが引き分けを挟んでの連敗を3で止めた。4番に抜てきしたレイエスと、昇格即8番でスタメン出場した福田光の起用が的中した。
2点を追う二回は万波の犠飛と福田光の左前適時打で同点に追いついた。五回は2死一塁からレイエスがこの日3安打目となる右中間適時二塁打で勝ち越し。「何とかチームにリードをもたらしたかった。しっかりと自分のスイングを表現することができたと思う」とコメントした。六回は福田光の右翼線適時二塁打、郡司の適時打で突き放した。
負傷で登録抹消となった水野に代わって1軍緊急昇格となった福田光は、この日午前8時の飛行機で北海道に移動。試合前練習途中に合流した。新庄監督にも挨拶。「グラウンドが変わるだけ。普通のプレーをしたら大丈夫」と声を掛けられた。福田光も「今までやったことしか出ないと思ったので、気負うことなくいつも通り打席に入りました」とコメントした。
先発の伊藤は6回8安打2失点で6勝目。初回は鈴木、浅村の適時打など4安打を浴びて2点の先制を許したが、二回以降は立ち直った。四回は無死からの連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招いたが、粘りの投球で生還を許さなかった。
「初回はバタついてしまいましたが、その後は粘って投げることができたと思います。欲を言えばもう1イニングでも投げたかったですが、最低限の役割を果たせて良かったです」とコメントした。
九回は田中正義が抑え、5月21日以来となる11セーブ目を挙げた。
2024年06月22日 17:18
● オリックス 2 − 4 西武 ○
<11回戦・京セラD大阪>
3試合連続完封負け中の西武は連敗を「5」でストップ。球団ワースト記録の連続無得点イニングは「32」でストップした。
西武打線は初回、先頭の西川が右翼への二塁打でチャンスメイクすると、続く滝澤の犠打で一死三塁。この好機で3番・栗山が先制の右犠飛を放った。西武の得点は14日のDeNA戦(ベルーナドーム)の4回以来、実に33イニングぶり。球団ワースト記録となっていた連続無得点イニングは「32」で止めた。
3回は2試合連続で4番起用された岸が、左翼5階席に飛び込む特大の5号3ランを放ち4−0。チームの本塁打は11日の広島戦(ベルーナドーム)で佐藤龍が2号ソロを放って以来、7試合ぶりとなった。
先発の隅田は要所を締め3回まで無失点。無死二、三塁のピンチだった4回は内野ゴロによる1失点にとどめた。5回以降は再びゼロを刻み7回7安打1失点の力投でチームトップの5勝目(5敗)。2点リードの9回はアブレイユが12セーブ目(1勝4敗)で締めた。
2024年06月22日 17:17
「巨人 − ヤクルト」(10回戦)
<6月22日 東京ドーム>
試合開始 18:00
先攻:ヤクルト 後攻:巨人
◆ 読売ジャイアンツ
(右)丸
(遊)門脇
(中)ヘルナンデス
(一)岡本和
(捕)岸田
(二)吉川
(三)坂本
(左)萩尾
(投)グリフィン
◆ 東京ヤクルトスワローズ
(中)西川
(右)丸山和
(遊)長岡
(三)村上
(左)サンタナ
(二)山田
(一)オスナ
(捕)松本直
(投)サイスニード