2024年06月16日 12:30
ユヴェントスのフィリップ・コスティッチに対し、トルコのフェネルバフチェが興味を示していると『ilBiancoNero』が報じた。 フェネルバフチェといえば、先日ジョゼ・モウリーニョ監督が誕生したばかり。就任決定ののち、すぐに幾人かの選手に興味を示していると噂されていたが、このセルビア人ウィンガーもその内の1人に入っているようだ。モウリーニョ監督はローマを率いていた時期にもコスティッチの獲得を希望した過去があり、その関心が消えていないものと伺える。 そんなコスティッチには昨夏も移籍の噂が持ち上がったが、ユヴェントスで結果が出せていない彼を欲しがるクラブは現れなかった。今回もクリスタル・パレスやウェストハムの名前が上がっているが、どうも動きが鈍い。ユヴェントスとしてはアトレティコ・マドリードのアルバロ・モラタとトレードするプランもあるのだとか。 コスティッチとオールドレディとは2026年までの契約が残っており、チームに残留したとしても積極的に起用される見込みは薄い。テクニックある逸材が存分に発揮できないのは、何とももったいない話である。 ただ彼にも挽回のチャンスがある。このウィンガーはセルビア代表としてEURO2024を戦う予定だ。しかも初戦はイングランドが対戦相手のため、良い結果を残せばプレミアリーグからの関心が高まることが予想される。 彼の未来はこの大舞台にかかっているかもしれない。本来の輝きを取り戻し、左サイドを征服するような活躍を見せてほしい。
2024年06月24日 03:06
アルバニア代表としてEURO2024を戦うFWミルリンド・ダクに、2試合の出場停止処分が下された。23日、アルバニアサッカー連盟(FSHF)が公式サイトで伝えている。
EURO2024予選・グループEを首位で勝ち抜き、2大会ぶり2度目の本大会に臨んでいるアルバニア代表。しかし、今大会期間中は同国代表関係者による問題行動が多発しており、19日に行われたグループB第2節のクロアチア代表とアルバニア代表の一戦では、試合中に両チームのサポーターから「セルビア人を殺せ」といった内容のチャントが歌われていたことが明らかに。さらに、試合後にはダクが拡声器を使用しながらアルバニアサポーターに向けて反北マケドニアのチャントを扇動し、その様子が撮影された映像が拡散されたことで大きな問題となっていた。
ダクは21日に自身のSNSで謝罪したものの、欧州サッカー連盟(UEFA)は同選手に対して2試合の出場停止処分を科すことを決定。また、「スポーツイベントにふさわしくない挑発的なメッセージを発信した」として2万5000ユーロ(約430万円)、ピッチへの侵入とサポーターによる花火の点火に2万2500ユーロ(約390万円)の罰金処分をFSHFに下した。
なお、グループステージ2試合を消化したアルバニア代表は、ここまで勝ち点「1」を積み上げ3位に位置。2位のイタリア代表とは2ポイント差となっており、最終節であるスペイン代表戦と他会場の結果次第では、史上初の決勝トーナメント進出が実現する。
2024年06月24日 00:00
今夏のマーケットで伊藤洋輝が加入することになったバイエルン・ミュンヘン。ドイツ・ブンデスリーガで長年トップを走り続けている世界屈指の名門クラブだ。
『sportmob』から「バイエルン・ミュンヘンの歴史上最高のディフェンダーTOP10」をご紹介する。10位:ユップ・カペルマン
生年月日:1949年12月19日
バイエルン所属:1973〜1979
バイエルンでのリーグ成績:165試合17ゴール
引退後:医師
アレマニア・アーヘンとケルンでプレーしたあと、1973年にバイエルン・ミュンヘンへとやってきたフルバック。1974年から1976年までのヨーロッパカップ3連覇に貢献し、クラブの歴史上最高クラスのディフェンダーとして評価された。
1979年には同じ町の1860ミュンヘンへと移籍して1981年までプレー。現役を引退したあとはバイエルン州で整形外科医になったという。9位:ビセンテ・リザラズ
生年月日:1969年12月9日
バイエルン所属:1997〜2004、2005〜2006
バイエルンでのリーグ成績:182試合7ゴール
引退後:柔術選手、スケルトン選手、サーファー、カーレーサー、解説者
フランス生まれのバスク人選手であるビセンテ・リザラズ。ボルドーの下部組織でウインガーとしてブレイクし、トップチームで左サイドバックにコンバート。EURO1996を終えたあとにアスレティック・ビルバオへ移籍し、その1年後にバイエルンへと加入した。
同じフランス代表のウィリー・サニョルと両サイドのコンビを組んでプレー。6回のブンデスリーガ優勝、チャンピオンズリーグ優勝に貢献し、大きな成功を収めることになった。
2004年にバイエルンを退団したが、マルセイユでしばらくプレーしたあとに復帰。その際には背番号69を着用したことで大きな話題になった。引退後は柔術やサーフィン、スケルトン、カーレースなどのスポーツに挑戦し、解説者としても活動した。8位:ダヴィド・アラバ
生年月日:1992年6月24日
バイエルン所属:2008〜2021
バイエルンでのリーグ成績:281試合22ゴール
現在もレアル・マドリーで現役を続けているが、それでもバイエルンの歴史上最高クラスのディフェンダーとしてレジェンドに値する存在。
セントラルミッドフィルダーやサイドハーフ、センターバック、そして左サイドバックと様々なポジションをこなし、そのあらゆる場所でトップレベルのパフォーマンスを見せた。
バイエルンの下部組織に加入した2008年から13年に渡って所属し、チャンピオンズリーグを2回、ブンデスリーガを9回制覇している。7位:ジェローム・ボアテング
生年月日:1988年9月3日
バイエルン所属:2011〜2021
バイエルンでのリーグ成績:229試合5ゴール
ジェローム・ボアテングは、バイエルン・ミュンヘンにおいて一時代を築いたディフェンダーの一人だ。テニス・ボルシア・ベルリン、ヘルタ・ベルリン、ハンブルガーSV、マンチェスター・シティを経て2011年にバイエルンへと加入した。
1350万ユーロでやってきた彼は、やや怪我が多く不安定さがあるという評価を受けながらも、後方からのビルドアップや激しいタックル、恵まれたフィジカルで活躍。ジョゼップ・グアルディオラ監督にも信頼を受けた。
2021年に退団したあとはリヨン、サレルニターナでプレーし、来季からオーストリアのLASKでプレーすることになっている。6位:フィリップ・ラーム
生年月日:1983年11月11日
バイエルン所属:2002〜2017
バイエルンでのリーグ成績:332試合12ゴール
引退後:EURO2024ディレクター
キャリアの最後はボランチに転向したが、それでもバイエルンの歴代最高クラスのディフェンダーであることに変わりはないフィリップ・ラーム。
初期は左サイドバックでリザラズの後継者となり、その後右サイドバックへと転向。バイエルンのキャプテンとして2013年には国内外三冠にも貢献。2017年にシャビ・アロンソとともに現役を引退した。
引退後はEURO2024を目指すドイツの名誉大使となり、さらにEURO2020のアンバサダーを務めた。後に現在行われているEURO2024の大会ディレクターに就任した。5位:クラウス・アウゲンターラー
生年月日:1957年9月26日
バイエルン所属:1975〜1991
バイエルンでのリーグ成績:404試合52ゴール
引退後:指導者
「アウゲ」の愛称を持つ名ディフェンダー。バイエルンでの15年以上に及ぶプロ生活の中で7回のブンデスリーガ優勝を経験し、西ドイツ代表でも1990年のワールドカップ優勝を果たしている。
センターバックやスイーパーとしてプレーし、1984年から引退する91年まではキャプテンとしてチームの精神的支柱にもなった。
現役を引退したあとはすぐに指導者へと転身し、バイエルンのユースでキャリアをスタート。さらにトップチームでアシスタントコーチや暫定監督を務め、後にニュルンベルクやレヴァークーゼン、ヴォルフスブルクで指揮したが、監督としてはあまり成功を収められていない。4位:ハンス=ゲオルク・シュヴァルツェンベック
生年月日:1948年4月3日
バイエルン所属:1961〜1981
バイエルンでのリーグ成績:416試合21ゴール
引退後:文具店経営
「カッツェ」の愛称を持った名ストッパー。リベロのフランツ・ベッケンバウアーのパートナーとして知られ、激しい守備やシンプルな弾き返しで相棒の攻撃参加を支えた。
バイエルンでキャリアのすべてを過ごし、ブンデスリーガを6回制覇。ヨーロッパカップの3連覇にも貢献しており、その最後となった1974年の決勝戦では同点ゴールも決めている。
32歳という若さで現役を引退したあとは叔母が経営していた文具店を受け継ぎ、2008年まで経営していた。バイエルンの文具サプライヤーも務めていたという。3位:パウル・ブライトナー
生年月日:1951年9月5日
バイエルン所属:1970〜1974、1978〜1983
バイエルンでのリーグ成績:255試合83ゴール
引退後:解説者
攻撃的なサイドバックの始祖といえる名ディフェンダー。バイエルン・ミュンヘンで2度のキャリアを過ごし、1974年のワールドカップでは西ドイツ代表の優勝メンバーとなった。
また1982年のワールドカップでも決勝に進出。2大会のワールドカップ決勝でゴールを決めた選手はジダン、ペレ、ババ、エムバペ、そしてこのブライトナーしかいない。
引退後はドイツ代表監督に「17時間だけ」就任したことがあるが、指導者としてはほとんど活動していない。主に解説者やコラムニスト、スカウト、コンサルタント、アンバサダーとして活動している。ちなみに息子のマックス・ブライトナーはバイエルンのクラブ記者である。2位:コンラート・ハイドカンプ🔴 THREAD | Konrad Heidkamp, l’homme qui a sauvé les trophées du Bayern pic.twitter.com/Izxzh6DIxP
— Media Bayern France (@MediaBayernFR) September 14, 2023
生年月日:1905年9月27日
バイエルン所属:1928〜1936
バイエルンでのリーグ成績:不明
引退後:指導者
「コニー」と呼ばれたバイエルン・ミュンヘンの伝説的なキャプテン。アムステルダムオリンピックで西ドイツ選抜の一人として活躍したあと、デュッセルドルフSC99から加入した。
そのパワフルなキックから「擲弾兵」との異名をとったパワフルなフルバックで、タフなタックルや正確なパスで攻守に貢献したという。
1940年にはナチス・ドイツからの金属供出命令に多くのクラブが従う中、ハイドカンプらはそれに反抗し、空襲が始まる中でトロフィーを旧知の農家の倉庫に隠したという。さらにその後のアメリカによる略奪からも守り抜いた。現在それらのトロフィーはバイエルンの記念館に保存されている。
伊藤洋輝は何位?バイエルンが獲得した「歴代最高額のディフェンダー」TOP10 1位:フランツ・ベッケンバウアー
生年月日:1945年9月11日
バイエルン所属:1959〜1977
バイエルンでのリーグ成績:427試合60ゴール
引退後:指導者、会長、名誉会長
「皇帝」と呼ばれたバイエルン・ミュンヘン伝説のリベロ。最終ラインから攻守に渡って貢献するシステムを完成させた唯一無二のディフェンダーであり、類稀なリーダーシップで数多くのタイトルに導いた。
また、選手としても監督としてもワールドカップを制覇したのはディディエ・デシャン、マリオ・ザガロと彼の3名しか存在しない。
バイエルン・ミュンヘンでは監督を務めたほか副会長、会長、監査役、名誉会長も歴任。今年1月に惜しまれながら78歳でこの世を去っている。
2024年06月23日 23:49
新たなストライカーの補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドが、ボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの獲得に動き出すようだ。23日、イギリスメディア『TEAMTALK』が伝えている。
現在23歳のザークツィーは、2018年にフェイエノールトのユースチームからバイエルンの下部組織に入団し、翌年12月にトップチームデビュー。その後は、パルマとアンデルレヒトへのレンタル移籍を経験すると、2022年8月に完全移籍でボローニャに加入した。初年度は負傷もあり公式戦21試合出場2ゴール2アシストにとどまったものの、2年目となる2023−24シーズンはイタリアの地で躍動。公式戦37試合出場12ゴール6アシストの成績を記録し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。
EURO2024に臨むオランダ代表のメンバーに追加召集されるなど、欧州屈指の注目株へと成長したザークツィー。今月9日には、ミランが同選手獲得に関して選手間およびクラブ間で合意に達したと報じられたが、ザークツィーの代理人がコミッションとして要求する1260万ポンド(約26億円)の支払いにミランが難色を示していると伝えられている。
そんななか同メディアは、ザークツィーの獲得を狙うマンチェスター・ユナイテッドが、代理人コミッションと契約解除金3400万ポンド(約69億円)を満額支払う意向であると主張。一度は同クラブが獲得レースから撤退したとも報じられていたが、「方針を一転させた」とマンチェスター・ユナイテッドの動きを説明した。
2024年06月23日 22:35
ウェブサイト『フットボール・リークス』のルイ・ピント氏は、マンチェスター・シティによる財務規則違反の疑いについて、複数の証拠を公開する意向のようだ。
2024年06月23日 22:10
チェルシーが今夏の移籍市場でも積極的な動きを見せている。
ドイツ『Sky Sports』によると、チェルシーは今夏、ホッフェンハイムに所属する21歳のFWマクシミリアン・バイアーの獲得を検討しているという。
ホッフェンハイムのU-19出身のバイアーは、2020年2月に僅か17歳にして、トップチームデビュー。ストライカーのポジションだけでなく、ウイングとしてもプレイできるユーティリティ性を持つ同選手は、ホッフェンハイムではここまで通算48試合に出場し、18ゴールを記録。特に今季は、ブンデスリーガ33試合に出場し、16ゴール1アシストを記録するなど、目覚ましい活躍を見せており、現在開催中のEURO2024のドイツ代表メンバーにも選出された。
そんなバイアーだが、同メディアによると、契約解除金は約3000万ユーロ程度になるとのこと。また、バイアー自身も移籍には前向きであり、現在はチェルシーだけでなく、他のプレミアリーグのクラブや、レヴァークーゼンも同選手の獲得を狙っているようだ。
現時点では、チェルシーはバイアー獲得の最有力候補ではないとされているが、果たして移籍は実現するのだろうか。今後の動向から目が離せない。
2024年06月23日 22:00
22日に発表された日本代表の新ユニフォーム。
「FIRE(炎)」をテーマに、日本代表が持つ揺るぎない力強さと、日本という国が持つ神秘的な力を象徴してデザインされた炎のグラフィックが特徴だ。
adidasと世界的ファッションデザイナー山本耀司氏(ヨウジヤマモト)の協業ブランド「Y-3」とのコラボで実現したユニフォームは、海外でも高く評価されている。
新ユニを着用しての初陣は、7月13日(土)に金沢で開催される「MS&ADカップ2024 〜能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登」、なでしこジャパン対ガーナの予定。
試合が待ち遠しいが、緑のピッチでは果たしたこのユニフォームがどう見えるのか、気になったので調べてみた。
選手が使用するオーセンティックは手に入らなかったので、レプリカユニのホームとアウェイを入手。芝生の上に置いてみたところ、こんな感じに。
ホームは、いま温度が最も高く、完全燃焼していることを表現する青き炎が思った以上に目を引く仕上がり。内から沸き立つようなエネルギーを感じさせる。
これから段々と熱を帯びていく若い赤き炎が表現されたアウェイは、白と赤のカラーコンビネーションがやはり新鮮。こちらも選手たちがアグレッシブにピッチを駆け回る姿が容易に想像できた。
ホームとアウェイ、比べてみた結果は…どちらも早く選手たちが試合で着ている姿が見たい!
デビュー戦は前述の通り、なでしこジャパンのガーナ戦とみられるが、この試合はホーム開催のためまず間違いなくホームユニフォームを着用。
日本代表「歴代最高のアウェイユニフォーム」5選
その4日後、7月17日(水)にはパリ五輪を控えたU-23日本代表が現地で地元フランスと親善試合を行う予定であり、アウェイユニフォームはおそらくこの試合で初使用されるのではないかとみられる。
2024年06月23日 21:00
シャビ・エルナンデス監督を解任し、ハンジ・フリック氏を招聘したバルセロナ。
今夏の新戦力の補強に大きな注目が集まっているが、一方で既存戦力の売却もバルセロナが行わなければならない課題の1つだ。依然として財政難のバルセロナは主力選手の売却を強いられる可能性が高いが、スペイン『SPORT』によると、クラブに売却の意思がない「アンタッチャブル」な存在は6人だけだという。
その6人とはラミン・ヤマル、パウ・クバルシ、ペドリ、ガビ、フェルミン・ロペスといったクラブの未来を担う5人と、絶対的守護神であるマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンを含めた6名となっており、ほとんどのメンバーのオファーに耳を傾けるつもりだという。
ディフェンスリーダーであるロナルド・アラウホや中盤の要であるフレンキー・デ・ヨングといったスーパースターでさえも適正価格でのオファーであれば、売却を容認する可能性があるようだ。一方でアラウホに関してはフリック率いる新生バルセロナで欠かせない役割を担うたため、議論の余地がないほどのオファーでない限り移籍を容認する可能性は低いとのこと。デ・ヨングもアラウホ同様の状況にのみ売却のようだが、高い年俸が財政難のバルセロナにとってはネックになっているようだ。
イルカイ・ギュンドアンとロベルト・レヴァンドフスキに関しても来シーズンもチームの中心となることを期待されているようだが、年齢や年俸を考慮して、適正オファーであれば売却も視野に入れているという。しかしこの2人はベテランであるためバルセロナはオファーを期待していないとも綴っている。
シャビからフリックに代わったことで状況が変わった選手もいるようだが、バルセロナは今夏、新鮮戦力の補強と同時に既存戦力の売却を行わなければならない。ジョアン・カンセロとジョアン・フェリックスといったレンタル移籍中の去就も決定させなくてはならず、慌ただしい夏を送ることになりそうだ。
2024年06月23日 21:00
J2第21節モンテディオ山形vsベガルタ仙台戦が22日に天童市内で行われ、両者接戦の末に1-1で引き分けた。
2024年06月23日 20:57
チェルシーに所属するスペイン代表DFマルク・ククレジャが、バルセロナに復帰する可能性を否定した。23日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
現在25歳のククレジャは、2012年からバルセロナのカンテラに在籍し、2017年10月のコパ・デル・レイでトップチームデビュー。しかし、出場機会に恵まれず、トップチームでの出場はその1試合にとどまった。
2018−19シーズンに期限付き移籍したエイバルで活躍し、同シーズン終了後にエイバルがオプションを行使して200万ユーロ(約3億4000万円)でククレジャを買い取った。すると、2019年7月17日にバルセロナが400万ユーロ(約6億8000万円)の買い戻しオプションを発動したが、その翌日に600万ユーロ(約10億円)の買い取りオプションが付いたレンタルでヘタフェ移籍が決まった。ククレジャはヘタフェでも主力として活躍し、そのまま完全移籍に移行。計2シーズンを同クラブで過ごした。
ククレジャは2021年夏に移籍金1800万ユーロ(約31億円)でブライトンに完全移籍し、1年後に移籍金6500万ユーロ(約111億円)でチェルシーへのステップアップを果たした。“ブルーズ”の一員として、これまで公式戦通算59試合に出場している。
現在スペイン代表の一員としてEURO2024に参戦しているククレジャは、『Cadena COPE』の取材で自身の去就に言及。バルセロナに復帰する可能性を問われると、「今のところ、そのことは考えてもいない。頭の片隅にもない。この話はそれで終わりだと思う。将来何が起こるかは誰にもわからないが、僕はそのことについて考えていないんだ」と語り、現時点ではあり得ない話であることを強調した。
また、ククレジャは次のようにも語り、チェルシーでの日々に満足していることを明かした。
「チェルシーで難しい数年間を過ごしたけど、僕も僕の家族も幸せだ。とても良い経験ができているし、それ(シーズンの結果)については考えすぎないようにしている。今は代表チームに集中し、自分自身のことを楽しんでいる。ここに来ることはとても難しく、ここにいることができる人はごくわずかだからね」
2024年06月23日 20:30
新たにヴァンサン・コンパニ監督が指揮官を務めることとなったバイエルン・ミュンヘンは、今夏の移籍市場で中盤の強化を図るようだ。
『Bild』紙に所属するクリスティアン・ファルク氏によると、バイエルンは今夏、インテルに所属するトルコ代表MFハカン・チャルハノールの獲得を目指すという。今季、レヴァークーゼンにブンデスリーガのタイトルを奪われ、12年振りに無冠となったバイエルンは王座奪還に向けて、セリエA屈指のMFに白羽の矢を立てたようだ。
現在30歳のチャルハノールは今季セリエAでは32試合に出場し、13ゴール3アシストを記録するなど、インテルのスクデット獲得に大きく貢献。シーズンを通して高いパフォーマンスを発揮し続け、今ではクラブで不動のレジスタとなっている。
そんなチャルハノールに関心寄せるのがバイエルン。同メディアによると、バイエルンはチャルハノールの獲得に5000万ユーロをインテルに支払う準備があり、同選手には年俸800万ユーロの4年契約を提示すると見られている。
しかし、現時点でインテル側はチャルハノールを放出する考えはないとのこと。しかし、6000万ユーロ以上のオファーが届けば売却も視野に入れる可能性があるようだ。
2024年06月23日 20:12
2024明治安田J3リーグ第18節が22日と23日に行われた。
首位を快走する大宮アルディージャは、ホームでFC琉球と対戦。22分に市原吏音が試合の均衡を破ると、61分に追いつかれたものの、直後にアルトゥール・シルバの5試合連続ゴールで勝ち越しに成功する。すると後半アディショナルタイム2分、PKで琉球に再び追いつかれたが、試合終了間際に杉本健勇が値千金の決勝ゴールを挙げ、3−2で打ち合いを制した。
戸田和幸前監督を電撃解任したSC相模原は、高橋健二ヘッドコーチの暫定指揮で好調の松本山雅FCと対戦。前半に樋口大輝の2ゴールを浴びて追いかける展開となったものの、51分に伊藤恵亮、56分に牧山晃政がゴールネットを揺らして試合を振り出しに戻す。そして後半アディショナルタイム3分、伊藤が再びスコアブックに名前を刻み、相模原が逆転勝利を収めた。
カターレ富山もAC長野パルセイロに大逆転勝利。後半開始早々に2点ビハインドとなったものの、怒涛の反撃で3点を奪い返し、3−2で3試合ぶりの白星となった。
テゲバジャーロ宮崎vsカマタマーレ讃岐は土壇場でドロー決着。22分までに宮崎が2点を先行したものの、72分と76分の得点で讃岐が追いつく。後半アディショナルタイム1分に宮崎がPKで勝ち越したものの、その4分後にオウンゴールで讃岐が追いつき、3−3で勝ち点「1」ずつを分け合った。
FC岐阜も打ち合いを制してガイナーレ鳥取を撃破。52分に試合の均衡を破った岐阜は、56分と61分に追加点。81分と85分の連続失点で鳥取に1点差まで詰め寄られたものの、90分に山内寛史がトドメを刺し、4−2で勝利した岐阜が今季2度目の連勝を収めた。
福島ユナイテッドFCは後半序盤の2得点でFC大阪との上位対決を制して3連勝を収め、直近8試合で7勝1敗となった。アスルクラロ沼津は終盤の3得点で奈良クラブを下し、2試合ぶりの白星で2位をキープした。
ツエーゲン金沢vsギラヴァンツ北九州は大雨の影響により、水を大量に含んだ劣悪なピッチコンディションでの開催に。19分に金沢が先制したものの、60分に北九州が追いつき、1−1の痛み分けに終わった。
FC今治は最後まで1点が遠く、いわてグルージャ盛岡を相手にスコアレスドロー。ヴァンラーレ八戸はY.S.C.C.横浜との接戦を1−0で制して5試合ぶりの白星を掴んだ。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第18節
▼6月22日(土)
いわてグルージャ盛岡 0−0 FC今治
SC相模原 3−2 松本山雅FC
AC長野パルセイロ 2−3 カターレ富山
大宮アルディージャ 3−2 FC琉球
ガイナーレ鳥取 2−4 FC岐阜
テゲバジャーロ宮崎 3−3 カマタマーレ讃岐
▼6月23日(日)
ヴァンラーレ八戸 1−0 Y.S.C.C.横浜
福島ユナイテッドFC 2−0 FC大阪
ツエーゲン金沢 1−1 ギラヴァンツ北九州
アスルクラロ沼津 3−0 奈良クラブ
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 大宮(43/+22)
2位 沼津(31/+12)
3位 福島(29/+10)
4位 FC大阪(28/+6)
5位 相模原(28/+5)
6位 金沢(27/+3)
7位 琉球(27/+2)
8位 今治(27/−1)
9位 松本(26/+5)
10位 岐阜(26/+3)
11位 富山(25/+2)
12位 長野(23/0)
13位 北九州(23/+1)
14位 八戸(20/−3)
15位 奈良(19/−6)
16位 YS横浜(17/−11)
17位 鳥取(17/−15)
18位 宮崎(16/−6)
19位 讃岐(15/−7)
20位 岩手(13/−22)
■今後の対戦カード
【第16節延期分】
▼6月26日(水)
19:30 富山 vs 岩手
【第19節】
▼6月29日(土)
16:00 松本 vs 長野
17:00 FC大阪 vs 宮崎
18:00 YS横浜 vs 沼津
18:00 富山 vs 相模原
18:00 奈良 vs 鳥取
18:00 北九州 vs 福島
19:00 大宮 vs 岩手
19:00 岐阜 vs 八戸
▼6月30日(日)
18:00 今治 vs 讃岐
18:00 琉球 vs 金沢
【試合ハイライト動画】杉本健勇が劇的勝ち越し弾! 大宮 3−2 琉球
2024年06月23日 20:03
早くもEURO2024の全グループが2試合を消化し、生き残りをかけた最終節が23日からスタートする。
2024年06月23日 20:00
ニューカッスルはエヴァートンでプレイするFWドミニク・カルヴァート・ルーウィン(27)の獲得に動いているようだ。英『The Telegraph』が報じている。
2016年にエヴァートンへやってきたカルヴァート・ルーウィンはこれまで公式戦247試合に出場し、68ゴール18アシストをマークしている。23-24シーズンもチームのエースとして公式戦38試合に出場して8ゴール3アシストを記録した。
ニューカッスルは2021年から同選手の獲得に興味を持っていたようだが、再び動き出しているようだ。エヴァートンとカルヴァート・ルーウィンの契約は残り1年となり、契約延長へ動いていたものの同選手はニューカッスルへの移籍に前向きであるという。
さらにエヴァートンは財政難の影響で今夏主力選手の売却に動かざるを得なくなる可能性が高く、来夏のフリー移籍を避けるために今夏に現金化を試みる可能性が高いだろう。そのためこの移籍はニューカッスル有利に進むかもしれないと、同メディアは伝えている。
移籍金については現在交渉中であるようだが、確実に移籍に近づいている模様。しかし同メディアは、移籍金が合意に至る前にニューカッスルも既存戦力の売却をしなければならないだろうと主張している。ニューカッスルもまたプレミアリーグの利益と持続可能性のルール(PSR)違反を防ぐために主力選手の売却を迫られているためだ。
カルヴァート・ルーウィン獲得に興味を持っているということで、ニューカッスルは同ポジションのカラム・ウィルソンを売却する計画があるようだが、指揮官のエディ・ハウ監督はウィルソンを残留させたいと語っている。
新戦力の補強だけではなく、既存戦力の売却も強いられる2つのクラブだが、ニューカッスルはカルヴァート・ルーウィンを獲得することができるのか。
2024年06月23日 20:00
EUROのグループステージ2連勝で決勝トーナメント進出を決めたポルトガル代表。
トルコとの第2戦では、39歳のクリスティアーノ・ロナウドが史上最年長アシスト記録を樹立した。
ロナウドは後半にブルーノ・フェルナンデスの3点目をアシストしている(動画2分11秒から)。
ロナウドは自らシュートを狙わずにパスを選択!
ロベルト・マルティネス監督は「我々は並外れたものを見た。GKの前で彼はブルーノにあげたのだ。ポルトガルの全ユースチーム、世界中で見せるべきお手本だ。なぜなら、チームが最も大事であることを示すものだったからね」とロナウドのアシストを賞賛している。
そのロナウドは、試合中にスパイクを履きかえていた。
前半に履いていた緑のスパイクはスタッドが固定式。後半に履き替えた白のスパイクは取替式だった。
普段、ロナウドが履いているスパイクは、ハイカットの『Nike マーキュリアル スーパーフライ 9 エリート』。だが、履きかえたのは、ローカットモデルの『Nike マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート』だった。
その白のスパイクはブルーノ・フェルナンデスからの借り物だった可能性がある。
ロナウドが後半から履いていたスパイクを拡大すると「Maltide」という文字が印字されているように見えるが、これはブルーノの娘の名前なのだ。
ブルーノはスパイクに子供たちの名前を刻んでいる(下は2021年のもの)。Bruno Fernandes shows off his new Nike boots for #EURO2020, featuring the names of his children Gonçalo and Matilde 🇵🇹 pic.twitter.com/w7WtdKu0QK
— utdreport (@utdreport) June 3, 2021
なお、ブルーノがこの試合で履いていたスパイクは固定式。
試合が行われたBVBスタジアム・ドルトムント(ジグナル・イドゥナ・パルク)のピッチがこの日非常に滑りやすかったため、ロナウドは取替式のスパイクをブルーノから借りたのかもしれない(ロナウドは固定式しか持っていなかった?)。
NIKEの契約選手で「現役最強ベストイレブン」を選んでみた
2人ともNike契約者のため問題ないかもしれないが、試合中に別選手のスパイクを借りるのは相当なレアケースだと言える。
2024年06月23日 19:20
元日本代表FW三浦知良が、6月23日に放送されたフジテレビ系列の「ワイドナショー」にVTR出演。ポルトガルでのサッカー生活を振り返った。
現在57歳のカズは、2023年2月に横浜FCからポルトガル2部のオリベイレンセに期限付き移籍し、2シーズンにわたりプレー。通算で9試合に出場して無得点に終わったなか、成績面での悔しさを味わったという。
「思うような結果は出ませんでした。もっと試合に出たかったし、出られるとも思っていましたし、もっと出られればゴールも挙げられるんじゃないかと思っていましたので。悔しさばっかりでした」
それでも、やりがいのある環境でサッカーができたと語る。
【画像】“11”のトレーニングウェアで練習するカズ
「すごく幸せに感じられるというか。僕なんか、何者でもないですから、向こうでは。こちらではね、横浜FCでもそうですし、ポルトガルに行く前のチームの鈴鹿(ポイントゲッターズ、現・アトレチコ鈴鹿)でもそうですけど、みんな気を遣うじゃないですか、僕に。練習中でも気を遣われているのも分かりますし、コーチ陣も監督もそうですよね。向こうに行ったら、グラウンド上でもそうですけど、監督もコーチも選手も、忖度なしですから、ガチンコ勝負みたいな」
若手選手にも遠慮なく削られ、謝られない環境。むしろそれが、良かったという。
「刺激的だし、自分が精神的に若くいられましたね。本当にみんなと同じなんだ、という感じになるので。監督は『ミウラ!もっと速く走るんだよ!』って。走れるわけないじゃない(笑)。それを日本で言う人いないからさ。これがサッカー、プロの世界だよなって。そういう環境にいられる自分に酔っちゃっていましたから。『俺ってかっこいいな』って思っちゃった」
望んだ結果は出せなかったが、フットボーラーとして充実した日々を送っていたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部