2024年06月23日 20:00
EUROのグループステージ2連勝で決勝トーナメント進出を決めたポルトガル代表。 トルコとの第2戦では、39歳のクリスティアーノ・ロナウドが史上最年長アシスト記録を樹立した。 ロナウドは後半にブルーノ・フェルナンデスの3点目をアシストしている(動画2分11秒から)。 ロナウドは自らシュートを狙わずにパスを選択! ロベルト・マルティネス監督は「我々は並外れたものを見た。GKの前で彼はブルーノにあげたのだ。ポルトガルの全ユースチーム、世界中で見せるべきお手本だ。なぜなら、チームが最も大事であることを示すものだったからね」とロナウドのアシストを賞賛している。 そのロナウドは、試合中にスパイクを履きかえていた。 前半に履いていた緑のスパイクはスタッドが固定式。後半に履き替えた白のスパイクは取替式だった。 普段、ロナウドが履いているスパイクは、ハイカットの『Nike マーキュリアル スーパーフライ 9 エリート』。だが、履きかえたのは、ローカットモデルの『Nike マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート』だった。 その白のスパイクはブルーノ・フェルナンデスからの借り物だった可能性がある。 ロナウドが後半から履いていたスパイクを拡大すると「Maltide」という文字が印字されているように見えるが、これはブルーノの娘の名前なのだ。 ブルーノはスパイクに子供たちの名前を刻んでいる(下は2021年のもの)。Bruno Fernandes shows off his new Nike boots for #EURO2020, featuring the names of his children Gonçalo and Matilde 🇵🇹 pic.twitter.com/w7WtdKu0QK — utdreport (@utdreport) June 3, 2021 なお、ブルーノがこの試合で履いていたスパイクは固定式。 試合が行われたBVBスタジアム・ドルトムント(ジグナル・イドゥナ・パルク)のピッチがこの日非常に滑りやすかったため、ロナウドは取替式のスパイクをブルーノから借りたのかもしれない(ロナウドは固定式しか持っていなかった?)。 NIKEの契約選手で「現役最強ベストイレブン」を選んでみた 2人ともNike契約者のため問題ないかもしれないが、試合中に別選手のスパイクを借りるのは相当なレアケースだと言える。
2024年06月28日 13:30
セリエA昇格を決めているコモが、マンチェスター・ユナイテッドを退団した元フランス代表DFラファエル・ヴァランの獲得に動くかもしれない。
現在31歳のヴァランは、2011−12シーズンから計10シーズンプレーしたレアル・マドリードで、3連覇を含む4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や3度のラ・リーガ制覇を経験。2018年にはフランス代表の一員としてFIFAワールドカップロシア2018で優勝も果たした。2021年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ活躍の場を移してからは、負傷に悩まされる期間もあったものの、主力センターバックの1人として3シーズンにわたって活躍。2023年2月に行われたカラバオカップ決勝にもフル出場し、クラブにとって6年ぶりとなるメジャータイトル獲得に貢献した。
今年5月14日には、クラブより契約満了に伴う退団が発表されていた。マンチェスター・ユナイテッドでは、3シーズンで公式戦通算95試合出場2ゴールを記録した。
2024−25シーズンに向けて新天地を探すヴァランに対しては、ヨーロッパだけでなく世界各国のクラブが熱視線を送っているという。イギリスメディア『ミラー』によると、MLS(メジャーリーグ・サッカー)の複数クラブがヴァラン獲得に乗り出しており、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツらを擁するインテル・マイアミも関心を示していると報じられていた。
そして、コモもヴァランに関心を示すクラブのうちの1つだという。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、今夏の移籍市場における“夢のターゲット”としてヴァランの獲得を掲げており、アシスタントコーチを務めるセスク・ファブレガス氏が獲得を熱望しているとのこと。関心を示すクラブは少なくないため、実現は容易ではないが、動向を注視していると伝えられた。
2023−24シーズン、コモはセリエBを21勝10分7敗の成績で終え、勝ち点「73」で2位フィニッシュ。2002−03シーズン以来、22年ぶりのセリエA復帰を決めていた。なお、セスク氏は2022−23シーズン限りで現役を引退したあと、コモのU−19チーム監督に就任し、昨年11月からは暫定監督も経験。現在チームはオシアン・ロバーツ氏が指揮を執っており、セスク氏はアシスタントコーチを務めている。
22シーズンぶりにセリエAを戦うシーズンに向けて、元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティの完全移籍加入が決まるなど、着々と戦力を強化しているコモ。スペインメディア『Relevo』によると、マルセイユに所属する元スペイン代表GKパウ・ロペスの加入も決定的となっているようだが、ヴァランの獲得も実現させることはできるだろうか。
2024年06月28日 12:33
遠藤航が所属するリバプールの公式インスタグラムが6月27日に投稿した動画が、反響を呼んでいる。
『Football Addict』によれば、リバプールアカデミー(U-9)の子どもたちがキックをしてクロスバーに当てる、いわゆるクロスバーチャレンジをし、その様子を遠藤、ルイス・ディアス、コスタス・ツィミカスの3選手が見守っている。
ツィミカスが「大きく息を吸って。ボールを蹴るには集中しないといけない。君ならできるよ」とアドバイスをした子が見事に当てると、子どもたちはもちろん遠藤ら選手たちも大興奮。皆ががその“天才少年”に駆け寄るという内容だ。
【動画】遠藤航が大興奮!リバプールU-9の少年がクロスバーチャレンジに成功!
記事によれば、ファンからは次のような声が上がっているという。
「彼はいつかリバプールのワンダーキッドになるだろう」
「このチームには将来のレジェンドになる子供が2、3人いるかもしれない」
「少年がクロスバーに当たった時のコスタス、ディアス、エンドウの純粋な喜び方は素晴らしかった」
「若いタレントと未来の若者たち」
「未来は赤だ」
普段は冷静な遠藤が、大はしゃぎする様子を収めた貴重なムービーだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月28日 12:25
14日に開幕を迎えたEURO2024。グループCに入ったドラガン・ストイコヴィッチ率いるセルビア代表は、2分1敗という成績で4位という結果となった。
初戦でイングランドを相手に0-1と惜敗したあと、スロベニアとデンマークに引き分け。3試合で2失点しか喫していないが、一方でわずか1ゴールしか決められず、接戦を続けた末に大会を去った。
そんな中、『Telegraf』によればピッチ外でもある問題が起こっていたようだ。
それはスロベニア戦(20日)とデンマーク戦(25日)の間に発生したものだそうで、セルビア代表GKのヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチがバーでサポーターと喧嘩をしていたという。
記事によれば、ヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチは休日にミュンヘンを訪れ、セルビア人が集まる音楽バーに足を運んだそう。
そしてセルビアのファンから「君は何をしているんだ、ここから離れるべきだ。そしてなぜ飲酒をしているんだ」と叱責されたことに腹を立て、ミリンコヴィッチ=サヴィッチは反論の上に暴行を加えたとのこと。
ただ、『Telegraf』がバーのオーナーと言われる人物に連絡を取ったところ、若干異なった説明を受けたとも。
「ヴァニャは我々の店にきたが、入口の警備員が彼のことを認識せず、代表チームのパンツを履いていたため中に入れることを拒否した。
すると彼は激怒して喧嘩になった。私がすぐに介入して『一緒に店に入ろう』と声をかけたが彼は拒否した。全ては庭で起こったことで、両者が何を言ったのかは詳しく聞こえなかった。最終的にはすべて解決された」
ともかく何らかのトラブルがあったことは確認されたという。なお、セルビア代表監督を務めたストイコヴィッチ氏は質問に対して「誰もそんなことはしなかった。選手たちを誇りに思う」と答えていたという。
ストイコヴィッチが挑む、セルビア代表「24年越しのEURO初出場」。現地で取材を続けた日本人女性の「今見てほしいこと」とは
ヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチは、あのセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの弟に当たるゴールキーパーで、現在はイタリア・セリエAのトリノでプレーしている。
セルビア代表ではプレトラグ・ライコヴィッチが守護神を務めていることからバックアップとしてEURO2024に参加したが、ピッチ上ではないところで何らかのトラブルに関与してしまったようだ。
2024年06月28日 12:03
1−1で迎えた試合終了間際、ボールを収めたFWドウグラス・ヴィエイラを追い越してMF中島洋太朗が前に走った。
2024年06月28日 12:00
27日に行われた組み合わせ抽選会で、試合のスケジュールがすべて決定したワールドカップアジア3次予選。
日本代表はグループCに入り、サウジアラビア、オーストラリア、中国、バーレーン、インドネシアと同居することになった。
その最初の相手となるのが9月5日に対戦する中国。同じ東アジアで長く切磋琢磨してきたチームだ。中国メディアの『体坛春秋』は以下のように予選の展望を語っている。
「現在のアジアサッカーの覇者である日本代表チームは、優れた技術と戦術システムを備えており、最も勝つのが難しい相手だ。
オーストラリア代表のフィジカル能力やスピードも中国を上回っており、戦うのは難しい相手である。
そしてサウジアラビア代表はワールドカップ本大会でもプレーした西アジアの古豪だ。その技術的優位性は、中国にとって大きな脅威となる。
バーレーンとインドネシアはその上記の3チームほど強くはないものの、サッカーの試合は不確実性が多く、どれも重要な戦いになる。
中国がグループを突破したいのであれば、まずはバーレーンとインドネシア相手に全試合で勝点3を取らなければならない。そして日本、サウジアラビア、オーストラリアを相手に勝点1をとるように努力しなければいけない」
「初戦はアジアナンバーワンの日本代表とアウェイゲームで対戦するが、相手はブンデスリーガやプレミアリーグでプレーする海外組が多くチームを支えている。
中国との対戦成績から判断すれば、23試合で6勝6分11敗。それほどひどいようには見えないかもしれないが、この6勝はすべて1998年以前のもので、それ以来13試合を戦って1勝もしていない。
第2節ではサウジアラビアと対戦する。この試合はホームで行うほか、勝ち目なしのように見える日本戦とは違って少し希望がある。前回のワールドカップ予選ではホームで1-1と引き分けた。2015年のアジアカップではユー・ハイのフリーキックでゴールを決め、良い大会のスタートを切っている」
ただ、その一方でインドネシアについても『新華社』は「かつてのチームではない」と中国を上回る可能性が高いと示唆している。
「中国にとって4位を確保するのは簡単ではない。インドネシアはポット6のチームで、対戦成績も中国が大きく上回っているが、過去と同じではない。
彼らはオランダから多くの選手を帰化させており、チームの総合力はもはや中国を上回るほどになった。アジアカップでも決勝トーナメントに進んでおり、それは中国にとっていいニュースではない。
そしてバーレーンも無視できない。中国は一度も負けたことはないが、その一方で過去4試合はすべて引き分けており、勝つことができる相手でもない」
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なお、ワールドカップ・アジア3次予選のスケジュールは今年9月5日からスタートし、11月までに1〜6節が開催。数ヶ月の中断を経て2025年3月から再開される予定だ。
出場枠が拡大されたために日本代表にとっては楽な予選になったといわれているが、もし初戦の中国戦に敗れれば3位以下になる可能性が高まってしまう。謙虚な論調を見せる相手にまずは勝利を収めたいところだ。
2024年06月28日 11:30
来季もエリック・テン・ハーグ体制を継続することとなりそうなマンチェスター・ユナイテッド。23-24シーズンのリーグ8位という結果、そしてそれに伴う不評を払拭するためには、来季でなんとしても結果を残さねばならない。
そのための秘策なのか、コーチ陣を一新するというアイデアがあるようだ。英『Daily Mail』によれば、来季に向けて現ゴー・アヘッド・イーグルス監督レネ・ハケと、昨季にPSVをリーグ2位と国内カップ戦制覇に導いたルート・ファン・ニステルローイ氏をシニアコーチとして招聘する動きがあるという。
ハケ監督は23-24シーズンに、決して戦力潤沢ではないゴー・アヘッド・イーグルスをトップハーフの9位に導いた手腕の持ち主。ファン・ニステルローイ氏はPSVのサポート不足を理由に退団していたが、前述のとおりの成績を残しており、エンツォ・マレスカが去った来季のレスター・シティの監督候補にも名前が挙がっていた。
同紙では現コーチ陣の首が危ないとも報じているが、どちらにせよユナイテッドはジム・ラトクリフ共同オーナーのもとで大手術が行われると見られており、スカッドもコーチ陣もまったく新しい陣容で新シーズンに臨む可能性は高いようだ。
2024年06月28日 11:25
27日に行われたワールドカップ・アジア3次予選の組み合わせ抽選。日本代表はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアという慣れ親しんだ相手が多いグループに入った。
今回はワールドカップの規模が拡大されたこともあり、グループ1〜2位が大会にストレートイン、そして3〜4位が4次予選に進むというレギュレーションになっている。
日本にとっては2位以内を確保するためにサウジアラビアかオーストラリアを上回る必要があるという予選になる。そしてオーストラリアの『The Guardian』では「我々は死の組に入ったと評価されている」と論評されていた。
「もしも親しさが軽蔑を生むのだとすれば、オーストラリアと日本はサッカーにおいて最も軽蔑的なライバル関係にあると言っても許されるだろう。
現実的には、両チームのライバル関係は主に相互のリスペクトから成り立っている。オーストラリアと日本が同じ予選グループを戦うのは5回連続であり、AFCに加盟した2006年からずっと続いている因縁である。ワールドカップ2006でオーストラリアが日本を撃破した直後から始まったものだ。
オーストラリアと同様に、日本もアジア2次予選で完璧な成績を収めた。6試合全てに勝利(北朝鮮戦は不戦勝であるが)し、平均で4.2ゴールを決め、無失点だった。
アジアカップでは準々決勝でイランに敗れるという期待外れの結果になったが、アジアで最もFIFAランクが高い国であり、8大会連続のワールドカップ出場に向けて最有力候補として予選に臨む。
アジアの大会では何も確実なことはないが、ワールドカップの残り一つの自動出場枠はオーストラリアとサウジアラビアで争われることになるだろう。
ワールドカップ2026は48チームに拡大されるため、グループの3位と4位も4次予選に進むことができる。
ロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジアラビアは巨額の投資に支えられており、近年はオーストラリアとも良く対戦している。そして2018年大会の予選も、2022年大会の予選も、サウジアラビアの方が上位で終わっている。
ウズベキスタンやヨルダンよりも、オーストラリアにとってサウジアラビアと対戦することが「死の組」という評価につながったのは不思議ではない」
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オーストラリアは今回のアジア三次予選を9月5日のバーレーン戦でスタート。その後9月10日にインドネシア戦、10月10日に中国戦、そして15日に日本代表とのビッグマッチを迎える。
今回のワールドカップ予選はグループ2位以内が本大会にストレートイン、そして3位から4位が4次予選(プレーオフ)に進む予定だ。
2024年06月28日 11:20
ユヴェントスに所属するイタリア代表FWモイーズ・キーンが、フィオレンティーナへ移籍することに近づいているようだ。
2024年06月28日 11:00
毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回はこのあとの番組にゲスト出演する日本代表選手たちのトークを先出ししていく他、松井大輔と行った「Players Lab」の最新回を放送していた。
その中で、今季リヴァプールで大きな飛躍を遂げた遠藤航は、プレミアリーグで変化させた自身の守備について話していた。
遠藤「(寄せに)行くか行かないかを迷ったときに、行かない方を選択していた。
Jリーグのころなら、安牌に守るとか、あそこに人がいるからちょっと下がろう…という形が多い。ボールを奪えるか奪えないかがわからないときには、チェックに行くのをやめて、一回下がってブロックを引く判断をする。
ただ、それを『一歩行く』という判断に変えてから、ボールを奪える回数が増えました。前向きで相手と一対一になった時には、いかに下がらずにボールを奪いにいけるかという点にトライしていますね。
基本としては、相手がドリブルで向かってきているときに『間合いを保ちながら下がっていく』ような守り方があるじゃないですか。そこは、僕はまず『止まる』んです」
内田「コイツ全然下がらないじゃん…となるね」
遠藤「むしろ一歩寄せに行くくらいです。相手がボールを触ろうとした瞬間に前に行く。すると対面する相手はドリブルで前に進めなくなる。
こういうのはあんまり教えられてこないというか。『対面したら飛び込むな』と教えられるんですけど、不利な状況からでも下がらずに自分の間合いに持っていきます」
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ドリブルで仕掛けられた際に「飛び込まずに遅らせる」というのが一般的なやり方ではあるが、遠藤航はむしろ寄せに行くことで相手の間合いを潰すことを意識しているという。
それをすることによって実際にボールを奪えることは増えているそうで、止まったり寄せたりすることの方に取り組んだ点が今の活躍に繋がっているよう。
2024年06月28日 10:44
チェルシーが、レスターに所属するイングランド人MFキアナン・デューズバリー・ホールに関心を示しているようだ。27日、イギリスメディア『アスレティック』や同『talkSPORT』などが伝えている。
現在25歳のデューズバリー・ホールは、2006年に8歳でレスターの下部組織に入団。2020年1月のFAカップでトップチームデビューを飾り、2019−20シーズン後半はブラックプール、2020−21シーズンはルートン・タウンへの期限付き移籍を経験した。2021年8月にプレミアリーグデビューを飾ると、2021−22シーズン途中からレギュラーに定着。2023−24シーズンはチャンピオンシップ(2部)で44試合出場12ゴール14アシストを記録して、リーグ優勝と1年でのプレミアリーグ復帰に大きく貢献を果たした。
そんなデューズバリー・ホールの現行契約は2027年6月30日までとなっているものの、複数のクラブから関心が寄せられていることが明らかになっている。中でも、今冬の移籍市場での獲得が失敗に終わっていたブライトンが今夏も関心を維持しており、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)の問題を抱えているレスターは売却の可能性が指摘されている。
しかし、今回の報道によると、レスターからエンツォ・マレスカ監督を引き抜いたチェルシーも移籍金3500万ポンド(約71億円)ほどと見られているデューズバリー・ホールへの関心を示しているという。まだ正式なオファーなどは提示されていないが、レスターと連絡を取り始めた模様で、同選手自身はマレスカ監督との再会を望んでいることから、今後の動向には注目が集まっている。
なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、すでにレスターは、ブライトンとポーランド代表MFヤクブ・モデルに移籍金2500万ポンド(約51億円)を加えた取引でデューズバリー・ホールが移籍することに合意している模様で、メディカルチェックも予定されているという。
そんななかでチェルシーから連絡があったことから、マレスカ監督の後を追ってチェルシーに移籍する可能性が急浮上しているようだ。現時点ではまだオファーは提示されておらず、すべてはチェルシー次第だとも伝えられているが、果たしてデューズバリー・ホールは来シーズンどこでプレーすることになるのだろうか。
2024年06月28日 10:36
謎が謎を呼んでいる。
リバプールで長年活躍し、昨夏からサウジアラビアのアル・アハリでプレーするロベルト・フィルミーノが、6月28日までにインスタグラムのストーリーを更新。ジムでの写真をアップしたなか、多くの人々の関心を集めたのが、その際に着ていた服だ。
なぜか、プレミアリーグはプレミアリーグでもリバプールではなく、バーンリーの2023-24シーズンのアウェーユニホームを身にまとっていたのである。
同クラブに在籍する同胞ヴィチーニョから譲り受けたのか、はたまた移籍の匂わせか――。ボビーの愛称で親しまれるブラジル代表FWの投稿を巡り、様々な憶測が飛び交っている。
【画像】意外と似合ってる?フィルミーノの黄色アウェーユニ姿
「これはどういう意味だ?」
「思いもよらなかった」
「新しい監督?」
「ヴィチーニョがあげたんだろう」
「フィルミーノよバーンリーに来い」
「賢明な答えは明らかに1つしかない」
「つまりクロップがバーンリーへ!ボビーが最初の補強」
「Go on Bobby」
セレソンから遠ざかり、カタール・ワールドカップに続いて今夏のコパ・アメリカでも選外となったフィルミーノ。それでも得点力は健在だ。近い将来の欧州&代表復帰はあるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月28日 10:26
中国にとっては厳しいグループに組み込まれたかもしれない。
2024年06月28日 10:20
サッカー元カメルーン代表MFのランドリー・エングエモ(Landry Nguemo)氏が27日、交通事故に遭い、死亡した。38歳。カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)が発表した。
首都ヤウンデ出身のエングエモ氏は、2006〜14年に代表通算42試合に出場し、3ゴールを記録。2008年のアフリカネーションズカップ(Africa Cup of Nations)では準優勝を経験した。
クラブレベルでは主にフランスでキャリアを過ごし、ナンシー(AS Nancy)やボルドー(FC Girondins de Bordeaux)、サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)でプレーした。
3クラブともX(旧Twitter)で追悼コメントを発表。エングエモ氏がアカデミーに在籍し、引退後にU-16のコーチとして戻ってきたナンシーは「とてつもない悲しみ」を表明し、「彼の知識と経験を子どもたちに伝えていきたい」とした。
フランス以外ではトルコやノルウェーなどのチームにも所属した。
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2024年06月28日 09:55
オビエドは27日、同クラブに所属する元スペイン代表MFサンティ・カソルラとの契約延長で合意に至ったことを発表した。新契約期間は2025年6月30日までの1年間と伝えられている。
カソルラは1984年12月13日生まれの現在39歳。アストゥリアス州出身で、オビエドのカンテラ(育成組織)に入団してから、同クラブで成長を続けていたが、2003年夏にビジャレアルのカンテラへ移籍し、同年12月にトップチームデビューを飾った。途中レンタル移籍を挟みつつ、徐々にマヌエル・ペジェグリーニ監督(現:ベティス)が率いるチームで主力に成長すると、2011年までの約7年間で公式戦244試合に出場し35ゴール35アシストをマークするなど中心選手として活躍。2011年夏には同監督が指揮を執るマラガへ完全移籍。最終的にはわずか1シーズンのみの在籍となったが、ラ・リーガ全38試合に出場して9ゴール6アシストを記録し、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。
シーズン終了後にはアーセナルへ完全移籍し、自身初の国外挑戦を決断。アーセナルではそれまで主戦場としていたサイドの2列目だけでなく、中盤の一角としても活躍し、2013−14シーズンからのFAカップ2連覇に大きく貢献。2015−16シーズン以降は度重なるケガにも悩まされたが、アーセナルでは合計6シーズンプレーし、公式戦通算180試合出場29ゴール45アシストを記録した。
2018年夏に古巣のビジャレアルへ復帰。ケガ明けの状態だったにもかかわらず、再びビジャレアルの“太陽”として輝きを放ち、2年間で公式戦通算86試合出場22ゴール22アシストを記録するなど、主力の1人として活躍を見せた。2020年夏からはアル・サッドへ移籍し、カタールの地で3年間躍動。同クラブでは公式戦通算96試合に出場し36ゴール38アシストをマークした。
契約満了によりアル・サッドを離れると、昨年夏にはカンテラ時代を過ごした古巣のオビエドに復帰。“セグンダ”(スペイン2部)が定めた最低賃金でプレーし、ユニフォームの売り上げの10パーセントがカンテラへの投資に充てられ、全ての肖像権がクラブに譲渡されるという条件で、古巣に帰還を果たした。
2023−24シーズン、オビエドはセグンダを17勝13分12敗の勝ち点「64」で6位フィニッシュし、昇格プレーオフに出場。昇格プレーオフ準決勝では、レギュラーシーズンを3位で終えたエイバルを2戦合計2−0で破ったが、決勝では4位のエスパニョール相手に2戦合計1−2で敗れ、2000−01シーズン以来24年ぶりのプリメーラ復帰は成し遂げられなかった。カソルラ個人としても公式戦26試合のピッチに立ち、コンディションの問題に悩まされながらも、ピッチに立てばそのスキルでチームに貢献していた。
契約延長に際し、オビエドは「サンティ・カソルラは、ピッチ上の旗手であっただけでなく、ピッチの外でも、その影響力を色濃くする行動を示してくれた。ユースチームと密接に関わり、どこに行ってもオビエドの模範となる選手だった」という言葉で、カソルラのピッチ内外における行動を評価。「サンティの活躍をもう1シーズン楽しめることを、何よりも誇りに思い、感謝し、そして幸運だと感じている」と語った。
2024年06月28日 09:45
20日から開幕したコパ・アメリカ2024。今回は北中米カリブ海サッカー連盟のチームを加えてアメリカ合衆国を会場として行われている。
そして27日には開催国のアメリカがグループステージ第2節を戦うことになったが、なんとパナマを相手に1-2と敗北するという驚きの結果に。
キックオフからわずか18分でティモシー・ウェアがレッドカードで退場するという厳しいスタートのなか、22分に数的不利を跳ね除けてフォラリン・バログンが先制点を奪うアメリカ。
ところが26分にはパナマに同点ゴールを許し、さらに83分にはホセ・ファハルドに追加点を決められてしまう。
その後パナマにも退場者が出てお互いに10人となったが、アメリカは同点ゴールを決められず。最終的に1-2と敗北し、勝点を獲得することができなかった。
これによってアメリカとパナマがともに勝点3となり、最終節にグループ突破の望みをかけることになった。
20日開幕!コパ・アメリカで「最も注目すべき天才若手プレーヤー」5名
ただ、アメリカは最終節の相手が強豪ウルグアイ。一方でパナマはボリビアとの対戦となっており、アメリカにとってはまさにホームでのグループステージ敗退の危機となっている。
通常12チームで行われているコパ・アメリカであるが、今回は16チームになっているため、グループ2位以内に入らなければ決勝トーナメントに進むことができない。アメリカにとってはこれも厳しいポイントとなったようだ。