2024年06月27日 23:22
「ウエスタン、中日7−11阪神」(27日、ナゴヤ球場) 阪神は初回の先制から勢いそのままに、栄枝の今季ウエスタン2号ソロを含む13安打11得点と打線が奮起して連敗をストップした。 25日からの中日3連戦で「1番」を務めた高寺が3試合連続のマルチ安打でチームの勝利に大きく貢献。連日の活躍を見せる野口は3安打3打点と猛アピールした。これで9試合連続安打、4試合連続打点とした。四回には栄枝が同点ソロ。3月24日のウエスタン・くふうハヤテ戦以来、約3カ月ぶりの一発となった。 5番手で九回に登板したドラフト5位・石黒(JR西日本)は安定した好投で1回無失点3奪三振。これで11試合連続無失点をマークした。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 −栄枝が2号。 「今ファームに捕手が5人いるんで、ずっとは出られない中で調子維持するのは結構大変なことなんだけど、名古屋に来てから初戦と今日スタメンマスクを被って、バッティングの方も上がってきてるし。それよりやっぱり捕手っていうポジションなんでね、守る方で栄枝の肩っていうのは非常に魅力がある中で、バッティングの方も今日みたいなバッティングはできる選手なんでね。ちょっと出場機会は限られてるけどその中でも全力を尽くす姿っていうのはね、これはみんなやっぱね。今、5人いるから競争しながらなんだけど、非常にスタメンで出たときはいい仕事をしてるよね」 −連日にはなるが、野口が3安打3打点。4試合連続の打点もついて状態が上がってきている。 「そうだね。やっと。やっとって言っても、昨日の1打席目ぐらいからちょっと打球が上がり始めて、彼本来のものに近づきつつある。昨日だけで終わってしまってはまた戻ってしまうところなんだけど、今日もしっかり引き続きそういうバッティングができたんで。これをいかに続けていくか。今、ほんとにやっと上向いてるところなんで、すごく大事な時期だと思うんでね。野口にとってもね。もうほんとに1球たりとも、ゲームだけじゃなくて練習から無駄にしないで。バッティングなんかもう一瞬で崩れてしまうんでね。気持ちの入れよう、入れ方、取り組み姿勢っていうのは非常に大事になってくるんで。これはもうほんとに集中力を持って続けてほしいな」 −本来の姿まではまだもう少し。 「いやいや、それに向かいつつある。ただ、やっぱりもう200打席立ってホームラン1本だからね。やっぱり彼の魅力は何かという時にまだ物足りないところもあるし、ただそこに向かいつつある状態になってきてるってのは間違いないんで。本当に今日が良くて、はい、おしまいじゃなくて。毎日ゲームは続くわけなんでね、明日も引き続きっていうところで」 −高寺が3連戦「1番」で先頭で出ていた。3試合連続のマルチ安打。 「まだ打席によってムラはあるんだけど、やっぱり初回、この3連戦初回に3試合ともね、点が取れてる。そこは1、2番の頑張りだと思うんでね。やっぱり先攻なんで最初に点を取るチャンスがあるということになると、1、2番がいかに出塁するかっていうのは非常に大事になってくる中で、この3連戦の高寺の活躍は非常に良かったよ」 −九回の石黒はとても良かった。 「まあまあ、今日は展開的に楽な場面だったんでいつも通りのピッチングっていうところかな」 −特別良かったわけではなく安定している。 「うん。緊迫した場面じゃないんでね。だけど緩むことも抜くこともなく。自分のピッチングを黙々とするっていうね。いつも通りのピッチングはできてるよね。どんな状況でもね」 −明日の先発は。 「マルティネス」
2024年06月30日 14:55
エンゼルスのレンヒーフォが打率.317でリーグ1位、ジャッジの3冠を阻む
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、本塁打と打点の2冠を走っている。打率.313でリーグ2位と3冠王も目前となっているが、阻んでいるのがエンゼルスのルイス・レンヒーフォ内野手。打率.317でリーグトップに立っている。
ジャッジは敵地で行われたブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3打数2安打1四球と絶好調を維持。一方のレンヒーフォも「2番・二塁」で先発出場し、4試合連続マルチとなる5打数2安打で首位打者の座を譲らない。
27歳のレンヒーフォは、5月上旬に10日間のIL(負傷者リスト)から復帰。26日(同27日)の試合で規定打席に到達し、27日(同28日)には打率1位に浮上していた。66試合でキャリアハイの21盗塁をマークするなど、大ブレークだ。
ベネズエラ出身で2014年3月にマリナーズと契約。レイズ傘下を経て2018年3月にエンゼルスに加入した。2019年にメジャーデビューし、現ドジャースの大谷翔平投手とも5年間プレー。突然の覚醒に注目している日本のファンも多い。(Full-Count編集部)
2024年06月30日 14:48
10HR、15盗塁、40打点、50得点を全てクリアしているのは大谷ら4人だけ
ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)の敵地・ジャイアンツ戦で2試合ぶりの26号ソロを放った。米記者が記録に関する情報を投稿した時点(日本時間30日5時40分)では、10本塁打、15盗塁、40打点、50得点をクリアしているのは大谷を含めて4選手しかいないという。
大谷はこの試合で4打数1安打1打点2得点。今季成績を打率.321、26本塁打、62打点、67得点、16盗塁、出塁率.405、長打率.645、OPS1.050としている。
MLB公式のメッツ番、アンソニー・ディコモ記者は自身のX(旧ツイッター)で、今季10本塁打、15盗塁、40打点、50得点をクリアしている選手を紹介。大谷、ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)、フランシスコ・リンドーア(メッツ)の4人だ。
ただ、同じ括りの4人でも、成績にはかなりの違いがある。中でもリンドーアは打率.252、13本塁打、15盗塁、40打点、52得点でOPS.763。満遍なく数字を積み重ねているとは言え、OPS.890のラミレス、同.884のウィットJr.と比較しても、やや見劣りする数字だ。
それだけに、2022年から10年総額3億4100万ドル(約549億円)の大型契約を結んでいるリンドーアに対して、地元メッツファンを中心にやや辛辣な声も届いている。「20発版のリストもやってほしい」「リンドーアはあなたが言及したほかの選手たちに匹敵していない」「(リンドーア以外の)他の3選手はなかなかの選手だね」「そして彼(リンドーア)は球宴選手ではないと、彼らが言っている」などとコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年06月30日 14:19
「巨人−広島」(30日、東京ドーム)
巨人の丸佳浩外野手が初回、不運なアクシデントに襲われた。
この回、先頭で打席に立ち、中前打で出塁。吉川の送りバント、ヘルナンデスの中飛で三塁に進んだ。続く岡本和の打席。フルカウントから6球目を打ったが、引っ張ったライナー性の打球が三塁方向に飛んだ。強烈な打球を避けきれず、丸の右太もも付近に直撃。そのまま倒れ込むと、トレーナーが急いで駆けつけた。
あまり見ない光景にスタンドも騒然。亀井三塁コーチャーも心配し、苦悶の表情を浮かべた丸だが、自力で立ち上がるとプレーを続行した。続く7球目も走塁付近に飛ぶと、思わず苦笑いを浮かべた。最後は中前適時打で生還。貴重な先制のホームを踏んだ。
2024年06月30日 14:09
○ エンゼルス 6x − 5 タイガース ●
<現地時間6月29日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスのルイス・レンヒーフォ内野手(27)が29日(日本時間30日)、本拠地でのタイガース戦に「2番・二塁」で先発出場。
2024年06月30日 13:59
12戦9発と絶好調も8戦12四球、タイトル争いの鍵は
【MLB】ドジャース 14ー7 ジャイアンツ(日本時間30日・サンフランシスコ)
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、2試合ぶりの26号ソロを放った。12戦9発と量産態勢でシーズン50発ペースに。リーグの本塁打王争いでは2位のブレーブス・オズナに5本差をつけた。
一方で気になるのが四球攻めだ。7-7で迎えた延長11回無死二塁では、申告敬遠で勝負を避けられた。敬遠は2試合連続でリーグ4位タイの4個目。ここ8試合で3敬遠を含む12四球と“四球攻め”が激しくなっているが、相手のジャイアンツはワイルドカード圏内に3ゲーム差。落とせないゲームが続いており、当然の策だった。
ここまでキング独走の26本塁打を放ち、メジャートップの打率.321。62打点はトップのブレーブス・オズナに5差と3冠王へ射程圏内にいる。不動の1番だったベッツが左手骨折で戦線離脱する中、メジャー12年ぶり偉業の鍵を握るのはスミスだ。
ベッツ離脱後、ロバーツ監督は大谷とフリーマンを離し、2番にスミスを置くオーダーで臨んでいる。「ショウヘイの後ろには、とにかく“いい打者を置きたい”と思っている。それに私は左打者2人を切り離したいと考えている」。6月は74打数15安打の打率.203と状態が上がらなかったが、29日(同30日)は延長11回の決勝2点二塁打を含む3安打3打点。大谷が敬遠で歩かされた後だっただけに、より価値のある一打となった。
30日(同7月1日)のジャイアンツ戦、そして7月2日(同3日)からのダイヤモンドバックス、ブルワーズ、フィリーズとの試合でも四球覚悟の配球になることは容易に想像できる。だが、エンゼルス時代の昨年7月に四球攻めにあった際には、大谷本人はこうも語っていた。
「四球よりヒットの方が楽しいし、面白いというのはあると思いますけど、四球は1年間プレーしていく中で1、2を争うぐらい大事な物じゃないかなと思っている」。復活の兆しを見せたスミスの打棒と、この“自制心”がアーチ量産、タイトル争いのポイントとなる。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2024年06月30日 13:42
大谷翔平が26号も3ラン以上はいまだゼロ
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ジャイアンツ戦で2戦ぶり26号ソロを放った。ここまで打率.323、26本塁打でリーグトップ。3冠王も射程圏内だが、打点だけはマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)の67打点と5打点差をつけられている。
今季の大谷の本塁打を見ると、26本中ソロが16本、2ランが10本。3ラン、グランドスラムは1本もない。対してオズナは21本中、ソロが10本、2ランが4本、3ランが7本。本塁打数では5本差をつけている一方で、本塁打で稼いだ打点は大谷が36、オズナが39と逆転されている。
ベッツが左手を骨折してから1番で起用されている大谷と主に3番、5番で起用されているオズナでは走者を貯めての打席数は異なる。一方で、今季の大谷の状況別打撃成績を見てみると、走者を2人貯めている打席では38打数10安打で打率.261、満塁では5打数1安打の打率.200と打てていないのも事実だ。
大谷は16日から26日(同17日〜27日)の間に球団記録となる10試合連続、17打点をマークし、トップを猛追している。逆転で3冠王を獲得するには残すは、走者を貯めての特大な一発か。荒稼ぎで一気に逆転したいところだ。(Full-Count編集部)
2024年06月30日 13:28
● ブリュワーズ 3−5 カブス ○
<現地時間6月29日 アメリカンファミリー・フィールド>
シカゴ・カブスが同地区首位ブリュワーズに勝利。鈴木誠也外野手(29)は「4番・右翼手」でフル出場し、決勝点のホームを踏んだ。
カブスは初回、マイケル・ブッシュの10号2ランで幸先良く先制。開幕11戦勝ち星無しの先発ジャスティン・スティールを援護するも、3回裏に内野陣のミスから2人の走者を出し、スクイズとポテンヒットで不運な2失点。続く4回表に再びリードを奪うも、直後の4回裏に1点を失い、またしても試合は振り出しに。スティールは6回3失点と試合を作ったが、この日も勝ち星はお預けとなった。
同点で迎えた8回表、カブスは先頭打者の鈴木が四球で出塁すると、続くイアン・ハップが11号決勝2ランを放って勝ち越し。8回裏をポーター・ホッジ、9回裏をエクトル・ネリスが無失点で締め、逃げ切り勝利。敵地での同地区対決3連戦を1勝1敗としている。
この試合の鈴木は3打数無安打、1四球、1三振という内容。5試合連続安打がストップし、今季成績は打率.262、OPS.797となっている。
2024年06月30日 13:24
西武・隅田はリーグ2位タイの6勝…チーム勝利数の1/4を稼ぐ
■西武 4ー2 楽天(29日・楽天モバイルパーク)
西武の3年目左腕・隅田知一郎投手が、最下位に沈むチーム状況の中で圧倒的な存在感を示している。
2024年06月30日 13:16
「巨人−広島」
<6月30日 東京ドーム 12回戦>
試合開始 14:00
先攻:広島 後攻:巨人
◆ 読売ジャイアンツ
(右)丸
(二)吉川
(中)ヘルナンデス
(三)岡本和
(一)大城卓
(左)若林
(捕)小林
(遊)門脇
(投)菅野
◆ 広島東洋カープ
(中)秋山
(右)野間
(二)上本
(三)小園
(一)坂倉
(左)宇草
(遊)矢野
(捕)石原
(投)玉村
2024年06月30日 13:09
「日本ハム−ソフトバンク」(30日、エスコンフィールド)
特別エリアで愛犬と一緒に観戦できるなどワンちゃんの祭典「ワンだふるフェスティバル」として開催され、ボール犬が始球式のボールを運び、観客がほっこりする場面があった。
キュートなゴールデンレトリバーが登場。実況も「賢そうですね」と印象を話していたが、順調にマウンドに向かっていこうとしたところで、急に途中で引き返してしまい、スタンドは爆笑。係員に誘導されて、今度はしっかりとマウンドへ向かい、ボールを運ぶ大役を終えた。
SNSでも「ボール犬ミッキーを思い出したよ…エスコン」と、かつて広島で愛されたボール犬ミッキーを思い出す人や、「ボールドッグかわよ」、「ボールドッグ可愛い〜」、「あらぬ方向へ行きそうになるのが可愛かった」との声が上がっていた。
2024年06月30日 13:08
「楽天−西武」
<6月30日 楽天モバイル 12回戦>
試合開始 14:00
先攻:西武 後攻:楽天
◆ 東北楽天ゴールデンイーグルス
(右)小郷
(遊)村林
(中)辰己
(一)鈴木大
(三)浅村
(左)岡島
(指)フランコ
(捕)太田
(二)黒川
P.藤井
◆ 埼玉西武ライオンズ
(右)松原
(三)児玉
(二)外崎
(中)岸
(指)中村剛
(一)山村
(左)長谷川
(捕)古賀
(遊)源田
P.ボー・タカハシ
2024年06月30日 13:01
「ヤクルト−阪神」(30日、神宮球場)
阪神は近本が「1番・中堅」で3試合ぶりにスタメン復帰する。
2024年06月30日 12:55
「ヤクルト−阪神」
<6月30日 神宮 11回戦>
試合開始 13:30
先攻:阪神 後攻:ヤクルト
◆ 東京ヤクルトスワローズ
(中)西川
(右)宮本
(一)オスナ
(三)村上
(左)サンタナ
(遊)長岡
(捕)松本直
(二)武岡
(投)サイスニード
◆ 阪神タイガース
(中)近本
(二)中野
(右)島田
(一)大山
(左)前川
(三)佐藤輝
(捕)梅野
(遊)小幡
(投)西勇
2024年06月30日 12:52
「中日−DeNA」
<6月30日 バンテリンドーム 11回戦>
試合開始 13:30
先攻:DeNA 後攻:中日
◆ 中日ドラゴンズ
(三)福永
(二)田中
(左)細川
(中)カリステ
(右)板山
(一)石川昂
(捕)木下
(遊)ロドリゲス
(投)松葉
◆ 横浜DeNAベイスターズ
(中)桑原
(右)度会
(一)オースティン
(二)牧
(三)宮粼
(左)佐野
(捕)山本
(遊)大和
(投)ケイ
2024年06月30日 12:35
中日は30日、前日のDeNA戦で打球が直撃するアクシデントに見舞われた橋本侑樹投手が「左環指末節骨 骨折」と診断されたと発表した。
七回、橋本の投球に対して先頭の桑原がピッチャー返し。打球はワンバウンドして橋本のもとへ。左腕はグラブで捕球しにいったが、その際に左手の指に当たったとみられる。
いったんベンチに退いて治療を受けた橋本。拍手を背に再びマウンドに戻ったが、投球練習では初球が高めに抜けて捕手が捕球できず。2球目も高く浮いた。
3球目はストライクゾーンにきたが、4球目も外角に抜けたところで大塚投手コーチがベンチに×印。続投に意欲を燃やす橋本のユニホームを引っ張り強制的に降板を告げた。
橋本は今季自己最多にあと1試合に迫る27試合に登板して防御率1・44。貴重な中継ぎ左腕としてブルペンを支えていた。