2024年07月01日 06:40
◆ 「ストッパーで行く場合は……」 ヤクルトは30日、本拠地での阪神戦に6−5で勝利。連勝でカード勝ち越しを決め、4位とのゲーム差を「3」にまで縮めた。 中盤に小刻みに点を奪われ一時は4点差まで広げられたものの、8回に村上宗隆、長岡秀樹、山田哲人から適時打が飛び出し一気に逆転したこの日のヤクルト。ビハインドから一転リードした状態で、9回のマウンドには守護神の田口麗斗ではなく大西広樹が上がった。 大西は先頭に安打を許すものの、無死一塁からこの日本塁打を含む2打点を挙げていた大山悠輔を直球でねじ伏せ注文通りの遊併殺に仕留める。このタイミングで高津監督は大西から田口に投手交代を告げ、前川右京、佐藤輝明ら左打者が並ぶ打順で左投手の田口をぶつけに行った。 その後はあわやサヨナラまでもつれたものの、最後は並木秀尊と長岡の連携で走者植田海を刺し辛勝したヤクルト。同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、大逆転を起こした打者陣の奮闘もさることながら、9回の投手リレーにも話題が及んだ。 守護神の田口ではなくあえて大西をマウンドに送り込んだ理由として、出演した大矢明彦氏は「やはり右バッターが2人いいたから」としつつも、続けて「正直言ってこれは言い訳なんですよね」と左右の相性を加味した上での采配ではなかったと解説。 「ストッパーで行く場合は、もう右左関係無しに出すのが普通なんですけど、田口が今年まだそんなに状態が良く無いんですよね。2アウトの後、左バッターの所で来ましたけど、スライダーが全くストライクに入らずに苦しい(投球だった)」とし、守護神・田口の現状を「まだマウンドを捌けていない」とコメントした。 ヤクルトの守護神として今季もフル稼働が期待された田口だが、今季は故障の影響などでここまで15試合登板で防御率2.08、3ホールド、7セーブの数字に収まっている。 数字を見ると、1軍に帯同していれば安定した投球を続けているようにも読み取れるが、やはり本来の状態と比較するとまだ改善の余地が残されているのかもしれない。 大矢氏は最後に「今日みたいな選手がひっくり返してくれたゲームは、監督はやはりベストなピッチャーを投入して逃げ切る事の方が大事だと思いました」とし、田口の状態次第では9回に様々な投手を起用する方針に理解を示して締めくくった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』 【動画】終盤に集中砲火で4点差ひっくり返す!/6月30日:ヤクルト-阪神戦ハイライト
2024年07月02日 23:04
「広島0−3阪神」(2日、マツダスタジアム)
広島が延長十回の末、敗れて2連敗。2位・DeNAには2ゲーム差に迫られた。
0−0の延長十回、島内が1死から四球を与え、続く島田の右前打を処理した野間が三塁へ悪送球。思わぬ形で先制点を失い、一挙に3点を奪われた。打線は才木の前に7回まで1安打と沈黙。先発・森下は8回4安打無失点。マツダスタジアムでは36イニング連続無失点とした。以下、新井貴浩監督(47)の一問一答。
−延長十回に島内が失点。
「ボール自体はいいボールを投げているので、また明日に備えてもらいたいなと思います」
−四球を与える登板が目立つ。
「本人が一番分かっていると思う。こちらから見ていてボール自体はいいボールが行っていると思うので、自分自身を疑わず、どんどんゾーンに攻めていってもらえたらいいと思います。昨年のようにね。ボール(の質)が落ちているようには見えないから、メンタル的なところだと思うんだけど、メカニック的なところとメンタル的なところを修正して、また備えてもらいたい」
−失点の場面は右翼・野間も必死に刺しに行った結果だと思うが…。
「野間もね、本人がしっかり分かっていると思うので、そういうの(失策)も付き物なので。また明日に備えてもらいたいなと思います」
−阪神先発・才木の印象。
「やっぱりいい投手なので、こちらもいい投手なので、ロースコアになるとは思っていたんですけどね。いい投手にいいピッチングをされたなという感じですかね」
(続けて)
「森下も120球以上投げて頑張っていたので、何とか勝ちを付けてあげたいと思っていたんですけどね。次、彼が投げるときは勝ちを付けてあげられるように、こちらもやっていきたい」
−週頭の火曜日を任せて2戦連続長いイニングを投げて無失点投球。
「期待通り。前回も今回も本当、素晴らしいピッチングです。次回は勝ちを付けてあげたいと思います」
−島内の配置転換の考えは。
「全く考えてない。(今後も八回を任せる?)もちろん。全く考えてない」
2024年07月02日 22:57
「広島0−3阪神」(2日、マツダスタジアム)
阪神が延長戦を制した。0−0の延長十回1死から小幡が四球で出塁。続く島田がヒットエンドランを成功させて右前打を放ち、小幡が三塁へ進塁する間に右翼・野間からの送球が大きくそれて三塁カメラマン席に入った。これで小幡の本塁生還が認められ決勝点に。デイリースポーツ評論家・藤田平氏は島田の仕事ぶりを称賛した。
−島田の一打が均衡を破る形となった。
「島田がいい仕事をしてくれた。彼の中でも今年が勝負のシーズンという強い気持ちがあるだろう。九回の守備でも良いプレーを見せるなど、気持ちの部分も出ていたように映った」
−島田は打撃でもアピールを続けている。
「元々、良い物を持っている選手で花が開きつつある。彼の良さは体が開かないこと。バットが走る打撃だ。森下の状態次第では、スタメンで使い続けるのも面白い」
−島田の一打の前には小幡が四球を選んでいた。
「小幡のチャンスメークも大きかった。八回も、得点にこそ結びつかなかったが、左前打を放つなど存在感を示してくれている」
−先発・才木は5回まで無安打に抑えるなど7回無失点の好投だった。
「勝利投手こそなれなかったが既に8勝。この日も調子の良さを継続できている内容だった。ストレートをはじめ、フォーク、カット、スライダーをうまい具合にちりばめて的を絞らせていなかった。広島打線に対して大事なことは1、2番を乗せないこと。上位が塁に出て中軸が返すパターンが多いチームだけに、1番・秋山と2番・野間に自分の打撃をさせないことがポイントのひとつだった」
2024年07月02日 22:35
「楽天1−4オリックス」(2日、はるか夢球場)
この日、1軍に初昇格した楽天のドラフト6位ルーキー・中島大輔外野手が、プロ初打席で初安打を放った。「めっちゃ緊張してたのであんまりよくわかってないですけど、うれしいです」と白い歯をこぼした。
3点を追う九回、先頭として代打で起用されると、オリックスの抑えマチャドの直球に果敢にスイング。初球はファウルとなったが、4球目を捉えた。打球は一塁手の前で大きく跳ね、右線を抜ける二塁打となった。「初球から振れたのが一番よかった。たまたま跳ねてくれてラッキーだった」と話した。
今江監督も「スタートラインに立ってこうやって結果を出したことは彼にとっても大きかったしチームも盛り上がりました」とたたえた。中島は「また機会をもらえれば勢いよくというか、思い切ってプレーするだけだと思うので頑張ります」と力を込めた。
2024年07月02日 22:35
中日2―1巨人(セ・リーグ=2日)――中日は五回に福永の2ランで逆転した。
2024年07月02日 22:33
「広島0−3阪神」(2日、マツダスタジアム)
阪神・近本光司外野手(29)が1点リードの延長十回に自身18打席ぶりの安打となる適時打を放ち、勝利に貢献した。
1点を先制し、なおも1死二塁で向かった第5打席。カウント1−2からの5球目、島内が投じた直球を左越えにはじき返し、適時二塁打で追加点を奪った。「ヒットになって良かったです」と安ど感をにじませた。
八回無死一、二塁の第4打席は、岡田監督から呼び止められ「打て!!」と声をかけられたという。「監督なんでバントはないでしょと思ってましたけど、呼ばれたんで思い切って打っていいよと言われるやろなと思って。ありがとうございます、頑張りますでした」とやり取りを振り返った。
結果的には中飛だったが、「プレッシャーにはなりますね…。でも、監督の一言はすごい大きいと思います」と言及。「明日が大事だと思うので、明日も頑張ります」と力強い言葉を残し、球場を後にした。
2024年07月02日 22:29
ソフトバンク3―2西武(パ・リーグ=2日)――ソフトバンクが4連勝。
三回に栗原の適時二塁打などで2点を先取し、六回は山川がソロを放った。7回2失点の有原が8勝目。西武は終盤の反撃も及ばず2連敗。
◇
日本ハム8―3ロッテ(パ・リーグ=2日)――日本ハムが1分けを挟んだ連敗を5で止めた。四回に郡司の2ランで逆転し、その後も上川畑の2ランなどで加点。ロッテは六回に1点差としたが救援陣が崩れた。
◇
オリックス4―1楽天(パ・リーグ=2日)――オリックスは五回、杉本の3ランで逆転し、六回はセデーニョの適時打で加点した。曽谷は対楽天4連勝。楽天は内が五回に崩れ、打線も犠飛の1点止まり。
2024年07月02日 22:28
「広島0−3阪神」(2日、マツダスタジアム)
阪神は延長十回、途中出場の島田が決勝点につながる右前打を放った。八回に才木の代打で捕手前への送りバントを決め(記録は犠打野選)、九回の守備では1死一塁で菊池の右翼線に落ちそうな飛球を好捕した。十回は1死一塁でエンドランのサインに応え右前打を放ち、相手の失策を誘って得点した。岡田彰布監督は「なあ。島田がうまいことなあ。残しといてよかったよなあ」と称賛。この日は4試合ぶりにベンチスタートだったが「そりゃお前、こんな仕事しとったら先発で使うよ」とスタメン復帰を約束した。
以下、岡田監督の一問一答。
◇ ◇
−延長十回はエンドランから試合が一気に動いた。
「なあ。島田がうまいことなあ。残しといてよかったよなあ」
−その前(九回)もいい守備があった。
「うん」
−エンドランはカウント1−1から。想定していたか。
「いやいやそら、ヒットが続けへんねんから」
−近本もいい形で続いた。
「いやいやな、その前にな、やっといい感じで打っとったからな」
−八回に近本に声掛け。考えを整理するためにしたのか。
「違うやん。打てやん。そんなもん。ゲッツーなってもええから、バントないから打て、やんか。ありがとうございます、言うとったわ。そういうことやろ。本人はバントと思ってるかもわからんけど、中途半端に打たすんやったら、なあ。そういうことやん」
−才木もピンチを切り抜けた。
「まあなあ、それまで1点でも取ったらよかったけど、火曜日なんかこういう展開なるよ。しゃあないけどな、勝ちつかなかったのは。球数多かったからな、しゃあない」
−火曜日を取った。大きいか。
「そら大きいのは大きいよ。変な負け方した後の週はじめやから」
−才木のバント処理(二塁送球)は審判に
「え?だから守備妨害やんか。手でとった、左手。(二塁送球を受けた小幡の)足はらってたわ」
−球審は違うという答えだった。
「セカンドやろ、(球審の)山本じゃない。判断したって。判断する前にリクエストあるのに、何で判断できるねん、ようわからんわ、そんなの」
−島田は出たところでしっかり仕事している。
「少ないところでって。先発でもな、やったんやから、そりゃお前こんな仕事しとったら先発で使うよ。森下の内容見てみ。いつまでもいつまでもな、ホームランばっかり狙ろて。そんなんお前、バッティング教える以前の問題や」
2024年07月02日 22:14
● 広島 0 − 3 阪神 ○
<11回戦・マツダスタジアム>
広島は延長10回までもつれた接戦を落とし2連敗。
2024年07月02日 22:13
「楽天1−4オリックス」(2日、はるか夢球場)
1球に泣いた。楽天・内星龍投手は杉本に痛恨の一発を浴び、5回3失点で6敗目を喫した。
中盤突如崩れた。四回まで無安打投球と上々の立ち上がり、ただ、五回に初安打から連打で1死一、三塁のピンチを招いた。ここで杉本を低めのスプリット2球で追い込んだが、続けた3球目が浮いたところを捉えられた。打球は左翼席に飛び込む逆転3ラン。右腕はマウンドでがっくりと肩を落とした。
右腕は「いい感じで追い込めて、絶対に三振を取りたいところで、ああいう失投になってしまうのが今シーズン多い。追い込んでからのところは実力というか、理解していかないとまた同じことを繰り返すなと思いました」と悔しさをにじませた。今江監督は「粘りながらやっていたけど、大いに反省してもらいたい。追い込むまではいいけど、最終的に甘く入って打たれるパターンがかなりある」と苦言を呈した。
2024年07月02日 22:02
「日本ハム8−3ロッテ」(2日、エスコンフィールド)
日本ハムが逆転勝ち。連敗を5で止め、借金生活突入の危機を回避。貯金を1に戻した。
最大9あった貯金が6月になくなり、再スタートを強調していた新庄監督。本拠地での再発進に、「2度目の開幕戦、開幕勝利。今シーズン72試合ですよね?開幕戦とれて良かったです。ドラマ大航海スタート」と笑みを浮かべた。
今季初めて4番に入った郡司が期待に応える一発。1点を追う四回に左翼ポール際に7号逆転2ランを放った。新庄監督は「つながりましたね。今日は郡司君を4番にして。練習からいいバッティングしているんで、期待を込めて。プレッシャーに彼は強い。明日は4番下げようかな。嬉しかったです」とうなずいた。
昨季51試合に登板し、右肘痛で出遅れていた池田も八回に登板して1回無失点。「八回はどの点差でも池田君に任せようという気持ちで。彼はベンチに帰ってきて、涙を流していた。自分がやらないといけないという気持ちが強いピッチャー。僕もそれを見てうるっときました」と、熱い思いを口にした。
池田は「心動かされた。(新庄監督に)リハビリ中も何度か連絡もらって。しんどいなと思ってる時にやっぱり連絡くれたんで。戻っていい結果出したいと思っていたので」と感謝していた。
2024年07月02日 21:58
「楽天1−4オリックス」(2日、はるか夢球場)
楽天は6試合ぶりに先制するも、その後追加点を奪えず逆転負け。首位・ソフトバンクが勝ったため、今季72試合目にして自力優勝の可能性が消滅した。今江敏晃監督は「目の前の試合をやっていくだけなので、自力優勝とか言ってる場合のチームじゃない。とにかく目の前の試合をしっかり戦っていくだけ」と語った。
また天敵にやられた。オリックス・曽谷に対し、二回にフランコの犠飛で先制。ただ、その後はなかなか得点を奪えず。7回0/3を1点に抑えられ今季4戦4敗となった。指揮官は「全体的に力負けしてると思う。だから崩せてない」と振り返った。
一方、先発の内は4回まで無安打投球と序盤は好投。ただ、五回にこの試合初安打を許しピンチを招くと、杉本に痛恨の3ランを浴びた。六回には2番手の藤平が味方の失策絡みで追加点を献上。リードを広げられた。
2年ぶり開催となった青森・弘前の地ではこれで4連敗。満員に埋まったスタンドからはため息が漏れた。
2024年07月02日 21:53
「DeNA6−4ヤクルト」(2日、横浜スタジアム)
DeNAが競り勝ち、貯金3。
2024年07月02日 21:48
「広島0−3阪神」(2日、マツダスタジアム)
広島が延長戦の末に敗れて2連敗。0−0の十回に4長短打を集中されて失策も絡み、一挙3点を奪われた。
二回、先頭の小園が放ったボテボテの打球は投手前へ。これを阪神・才木が一塁へ悪送球。小園は三塁まで進塁し、無死三塁の好機を迎えた。しかし、後続が続かずこの回無得点。その後も、抑え込まれ、五回まで無安打に封じられる。
六回に先頭の会沢がチーム初安打となる右前打を放つなど、2死一、二塁としたが、上本は三ゴロに打ち取られ、場内はため息に包まれた。
先発の森下は快調に回を重ねた。五回にはNPB史上20人目の3者連続3球三振でイニングを完結させる通称“イマキュレートイニング”を達成。結局、8回まで投げ、125球の熱投。4安打無失点、今季最多の9奪三振を奪い、マツダスタジアムでの無失点イニングを「36」まで伸ばし“本拠地無双”を継続した。
2024年07月02日 21:48
「広島0−3阪神」(2日、マツダスタジアム)
阪神が延長戦を制して連敗を2で止めた。0−0の延長十回1死から小幡が四球で出塁。続く島田がヒットエンドランを成功させて右前打を放ち、小幡が三塁へ進塁する間に右翼・野間からの送球が大きくそれて三塁カメラマン席に入った。これで三塁に到達していた小幡のホームインが認められ、決勝点となった。なおも1死二塁で近本が左越えタイムリー二塁打。捕逸で1死三塁となり、中野の右前適時打で3点目を奪った。
先発の才木は7回1安打無失点の好投。五回まで無安打投球を展開し、六回先頭の会沢に右前へ初安打を許したが冷静に後続を断ち切った。
この日、才木は「マイナビオールスターゲーム2024」(23日・エスコンフィールド、同24日・神宮球場)のファン投票先発部門1位で初選出が決定。「ファン投票で選んでいただいたので、すごくありがたい気持ちです」と喜んだ。今季9勝目とはならなかったが広島で“御礼投球”を披露した。
八回からは石井が登板。1死二塁とピンチを招いたところで、桐敷にスイッチ。秋山を三ゴロに打ち取り、野間に死球。最後は上本を右飛に抑えた。
打線は相手先発の森下に苦戦。四回は2死一、三塁とチャンスを作ったが、佐藤輝が遊ゴロで凡退した。八回は先頭の小幡が森下から左前打で出塁し、続く才木の代打・島田が送りバント。処理した捕手・会沢が二塁に送球したが小幡が好走塁でセーフを勝ち取り、犠打野選となった。その後、2死一、三塁となり、打席には3打席連続三振中だった森下が入った。フルカウントから強振したが、右飛に倒れ、得点はならなかった。
2024年07月02日 21:32
「日本ハム8−3ロッテ」(2日、エスコンフィールド)
日本ハム・新庄監督が、9選手が選出された球宴ファン投票結果について言及した。
指揮官は「ねえ。いやあ、ここまで選ばれるとは本当に思ってない。プロ野球選手になるのも大変。レギュラーになるのも大変。そこから全国のファンの選んだファン投票で選ばれるのは確率が少ないじゃないですか」と驚き。「ここから監督推薦で選んでもらえたら嬉しいなと思うし、初めて出る選手は心の底から楽しんでほしいし、2回目、3回目に出ている選手は5回、6回と出られるようになってもらって、できたらホームスチールをしてほしいな」と、自身の現役時代と重ねて笑いを誘った。
お祭り男だった新庄監督は「何か、爪痕を残してほしいし、一番やってほしくないのは、お祭りなんで、照れながらやるのは僕は嫌で。とにかく、ひとつのゴロでも一生懸命、全力疾走をして選んで貰ったファンにプレーをみせてほしいなと思います」と指示。選出された9選手を監督室に呼んで声をかけたとし、そこでも「照れて野球するな」と伝えたという。
今年の「マイナビオールスターゲーム2024」は23日にエスコンフィールド、同24日に神宮球場で開催。日本ハムからは先発投手・山崎福也、中継投手・河野竜生、抑え投手・田中正義、捕手・田宮裕涼、一塁手・マルティネス、二塁手・上川畑大悟、三塁手・郡司裕也、遊撃手・水野達稀、外野手・万波中正の最多9選手が選出された。