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2024年07月02日 05:54
元日本代表DFの内田篤人氏が、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、後輩の海外移籍について見解を示した。 右SBとして活躍した名手が言及したのが、古巣である鹿島アントラーズに所属するMF佐野海舟の移籍話だ。番組内で「(ブンデスリーガの)マインツへの完全移籍で、移籍金は6億8000万円。Jリーグから海外へ移籍する選手としては最高クラスと言われている」と紹介されると、内田氏はこう述べる。 「Jリーグからフリーで出て行く選手も多いし、移籍金が少ないと、Jリーグの会議でもどう工夫したら海外から取れるのか話題になっていますけど、6億しっかり残してくれるなら、彼は頑張ってやってくれましたし、(同じポジションの柴崎)岳も獲れてるんで」 【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開! 鹿島のレジェンドは「海舟の場合はもっと前から話はあったから、準備という面では、鹿島は時間はあったから、いいんじゃないですか、行って」と話し、こう続けている。 「彼は、これから代表に絡んでいくには海外でプレーしなきゃいけないというのは頭の中にあると思うんで。もちろんJリーグでプレーしていてもA代表に呼ばれますけど、自分のレベルアップ、次のステップアップと考えたら、この移籍はあっても不思議じゃない」 23歳のボランチは、すでに海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のために、チ―ムを離脱した。間もなく正式発表されるだろう契約は当然だと、内田氏は見ているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 03:40
チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属するプリマス・アーガイルの新指揮官に就任したウェイン・ルーニー氏が、記者会見で爆笑を誘ったようだ。4日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
現役引退後に指導者へと転身したルーニー氏は、これまでダービー・カウンティ、D.C.ユナイテッドで監督を歴任し、1月にバーミンガムの指揮官を解任されてからはフリーの状態に。すると、2023−24シーズンのチャンピオンシップで21位に終わったプリマス・アーガイルが同氏の招へいに動き出し、先月25日にルーニー氏の新監督就任が発表された。
新天地の指揮官として初の記者会見に臨んだルーニー氏は、「私たちは仕事のやり方を賢くする必要がある。1年後のプレミアリーグ昇格を目指すと公言するつもりはないが、現実的になる必要がある」とコメント。「私らがやろうとしているのは、この5年間クラブがやってきたことを積み重ねていくこと。前進し続け、改善し続け、昨シーズンから確実に向上させる必要があると思う。我々に与えられた期間の終わりまでに、もっとプレミアリーグに近づくことができればと思う」と冷静な見方を示している。
また、フリーの間は解説者として活躍していたルーニー氏。記者から監督業に復帰した理由について問われると、「第2のガリー・ネヴィルにはなりたくないね」と人気解説者である元同僚の名前を出しながら爆笑を誘った。なお、本当の理由については、「私はサッカーに対する願望、情熱、そして愛を持っており、それは常に持ち続けてきたことだ。ここ数カ月はとても奇妙な日々だったよ。1月から家にいるのは本当に奇妙な時間だ。テレビの仕事も少しやったことがあるけど、本当の望みはマネジメントの仕事に戻ることだ」と明かした。
2024年07月05日 02:20
アトレティコ・マドリードからバルセロナへレンタル加入していたポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに、アストン・ヴィラが関心を寄せているようだ。4日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在24歳のJ・フェリックスは、ベンフィカの下部組織から2018年8月にトップチームデビューを飾る。そのまま母国ポルトガルで頭角を現すと、2019年7月には1億2600万ユーロ(当時のレートで約153億円)もの移籍金でアトレティコ・マドリードに加入。7年間の契約を締結しながら背番号「7」を託された。しかし、度重なる負傷の影響もあり本来のパフォーマンスを発揮できず、2023年1月にチェルシーへのレンタル移籍を決断。2023−24シーズンはバルセロナにレンタルで加入し、公式戦44試合出場10ゴール6アシストを記録した。
来季以降もバルセロナでのプレー続行を望んでいると報じられるJ・フェリックス。しかし、約900万ユーロ(約16億円)の高額な給与がレンタル延長に向けた足枷となっており、すでに代理人のジョルジュ・メンデス氏が新たなクラブを探すために動き始めたとも噂されている。
そんななか、ディエゴ・シメオネ監督との不仲により、アトレティコ・マドリード復帰の可能性が低いとみられるJ・フェリックスに対し、プレミアリーグのアストン・ヴィラが関心を寄せている模様。昨シーズンのリーグ戦でチャンピオンズリーグ出場権を獲得した同クラブは、今夏にブラジル代表MFドウグラス・ルイスをユヴェントスに売却したことでファイナンシャル・フェアプレー(FFP)をクリアしており、チェルシーやバルセロナと同様にレンタルでの獲得を目指しているという。
また、指揮官を務めるウナイ・エメリ監督もJ・フェリックスのチーム適応に自信を持っている様子。古巣であるベンフィカからの関心も伝えられている同選手だが、どのような決断を下すことになるのか。
2024年07月05日 01:12
4日、2024−25シーズンのセリエAの日程が発表された。
2023−24シーズンは、インテルの3シーズンぶり通算20回目のスクデットで幕を閉じた。およそ2か月半のオフを挟み、新たなシーズンの幕が上がるなか、今回は2024−25シーズンのセリエAのスケジュールが伝えられた。
開幕戦では、王者インテルがジェノアの本拠地に乗り込む。2シーズンぶりの覇権奪還を目指すナポリは、敵地でヴェローナと対戦。ミランはホームにトリノを迎え、ユヴェントスは同じくホームで、22年ぶりにセリエAの舞台に戻ってきたコモと激突する。
なお、現時点で開幕週が8月17日から18日にかけての週末に開催されることは決まっている(※金曜および月曜開催の可能性あり)が、詳細な開催日時は明かされていない。
また、インテルとミランによるミラノ・ダービーは、9月22日の週末に行われる第5節と2025年2月2日の週末に行われる第23節で実現。前者はインテルのホーム扱い、後者はミランのホーム扱いで開催される。インテルとユヴェントスによるイタリア・ダービーは、10月27日の第9節がインテルのホームで、2月16日の第25節がユヴェントスのホームで行われる。ローマとラツィオによる“デルビー・デッラ・カピターレ”(ローマ・ダービー)は、1月5日の第19節がローマのホームで、4月13日の第32節がラツィオのホームで開催予定だ。
最終節は5月25日の週末にかけて開催される。インテルは敵地でコモと、ナポリはホームでカリアリと、ミランはホームでモンツァと、ユヴェントスは敵地でヴェネツィアと、それぞれ対戦予定だ。
2024−25シーズンのセリエAにおける、開幕節と最終節の対戦カードは下記の通り。
■セリエA開幕節・対戦カード
▼2024年8月18日(日)
ボローニャ vs ウディネーゼ
カリアリ vs ローマ
エンポリ vs モンツァ
ジェノア vs インテル
ヴェローナ vs ナポリ
ユヴェントス vs コモ
ラツィオ vs ヴェネツィア
レッチェ vs アタランタ
ミラン vs トリノ
パルマ・カルチョ vs フィオレンティーナ
■セリエA最終節・対戦カード
▼2025年5月25日(日)
アタランタ vs パルマ・カルチョ
ボローニャ vs ジェノア
コモ vs インテル
エンポリ vs ヴェローナ
ラツィオ vs レッチェ
ミラン vs モンツァ
ナポリ vs カリアリ
トリノ vs ローマ
ウディネーゼ vs フィオレンティーナ
ヴェネツィア vs ユヴェントス
2024年07月05日 00:00
EURO2024で準々決勝に進出したスペイン代表。
2024年07月04日 23:30
MF鎌田大地のクリスタル・パレス移籍も決まり、徐々にイングランド・プレミアリーグでプレイする日本人選手が増えてきた。
新シーズンはリヴァプールMF遠藤航、アーセナルDF冨安健洋、ブライトンFW三笘薫、そこに鎌田も加わることになる。すでに攻撃面では三笘が大きなインパクトを残しているが、鎌田もそれに続けるだろうか。クリスタル・パレスを指揮するのは、フランクフルトで鎌田と仕事をこなしたオリヴァー・グラスナーだ。鎌田の特長を理解してくれている人物でもあるため、かかる期待は大きい。
クラブのスティーブ・パリッシュ会長は鎌田のことを「ここ数シーズンの欧州サッカー界で最高の攻撃的MFの1人」と絶賛しており、中盤からクリスタル・パレスの攻撃陣を自由自在にコントロールする姿が期待されている。
『ESPN』も鎌田が重要戦力になれるはずと見ており、プレミアへの適応も問題なく進むはずと期待を寄せる。
「フランクフルトでの最後の2シーズンは、鎌田にとっておそらく最高の時間だったはずだ。鎌田はそれぞれ9ゴールと16ゴールをマークした。彼の得点能力は、2023-24シーズンにセントラルMFがわずか1ゴールしか決めていないパレスにとって、有益な補強となるはずだ。プレミア特有のフィジカル面はアジアの選手が適応に苦労する分野だったが、鎌田のこれまでの欧州での経験(ヨーロッパリーグ優勝を含む)を考えると、問題はないはずだ。彼は細身に見えるかもしれないが、その中には闘志あふれる性格と意欲が隠れている。それがなければ、彼がここまでの成功を収めることはなかっただろう」
「もちろんチーム間の競争は激しいため、鎌田が自動的に先発メンバーに入るとは限らない。ジェフェルソン・レルマやウィル・ヒューズといったベテラン選手に加え、イングランド代表の新星でもあるアダム・ウォートンは1月の加入からすぐにインパクトを与えた。それでも、鎌田がグラスナーの下で見せていたフランクフルト時代のパフォーマンスを取り戻すことができれば、彼を外すことは不可能となるのではないか」
2023-24シーズンは怪我に苦しんだ三笘の完全復活にも期待したいところで、新シーズンはプレミアで攻守にわたって躍動する日本人選手の姿に期待だ。
2024年07月04日 23:12
4日、2024−25シーズンのブンデスリーガの日程が発表された。
2023−24シーズンは、開幕から圧倒的な強さを見せたレヴァークーゼンが、クラブ史上初の優勝を飾ると同時に、リーグ史上初の無敗優勝を成し遂げて幕を閉じた。来る2024−25シーズンのオープニングマッチには、その“王者”が登場。日本代表DF板倉滉が所属するボルシアMGとのアウェイゲームに臨む。同試合は現地時間8月23日の20時30分(日本時間で27時30分/24日の3時30分)にキックオフを迎える。
第1節その他8つの試合は、24日から25日にかけて開催される。2022−23シーズンまで前人未到の11連覇を達成しながら、2023−24シーズンはレヴァークーゼンに覇権を譲ったバイエルンは、敵地でのヴォルフスブルク戦でシーズンがスタート。ヴァンサン・コンパニ新監督の下、今夏はDF伊藤洋輝を迎え入れ、覇権奪還を狙う。
また、MF堂安律が所属するフライブルクはシュトゥットガルトと、MF奥川雅也が所属するアウクスブルクはブレーメンと、双方ホームで対戦。クラブ史上初の1部に臨むFW町野修斗所属のホルシュタイン・キールは、ホッフェンハイムの本拠地に乗り込む。今月3日に鹿島アントラーズからMF佐野海舟の完全移籍加入を発表したマインツは、ホームにウニオン・ベルリンを迎える。
オープニングマッチを除く第1節の正確な開催日時は現時点で決まっておらず、7月15〜19日を目処に、第1節から第5節の正確なスケジュールが明かされる。
なお、ブンデスリーガ開幕の約1週間前、現地時間17日には、DFLスーパーカップが開催される。本来は前年度のブンデスリーガ王者とDFBポカール王者が相見える大会だが、レヴァークーゼンが国内2冠を達成したこともあり、ブンデスリーガを2位で終えたシュトゥットガルトが繰り上げで出場する。こちらは現地時間17日の20時30分(日本時間で27時30分/24日の3時30分)にキックオフ。また、同16日から19日にかけては、DFBポカールの1回戦も行われる予定だ。
また、最終節は来年5月17日の15時30分(日本時間で22時30分)に一斉開催される予定。レヴァークーゼンは敵地で佐野所属のマインツと、伊藤所属のバイエルンは敵地でホッフェンハイムと、ドルトムントはホームで町野所属のホルシュタイン・キールと、それぞれ対戦する。
2024−25シーズンのブンデスリーガにおける、開幕節と最終節の対戦カードは下記の通り。
■ブンデスリーガ開幕節・対戦カード
▼2024年8月23日(金)
ボルシアMG vs レヴァークーゼン
▼8月24日(土)〜25日(日)
ライプツィヒ vs ボーフム
ドルトムント vs フランクフルト
ホッフェンハイム vs ホルシュタイン・キール
フライブルク vs シュトゥットガルト
アウクスブルク vs ブレーメン
ヴォルフスブルク vs バイエルン
マインツ vs ウニオン・ベルリン
ザンクト・パウリ vs ハイデンハイム
■ブンデスリーガ最終節・対戦カード
▼2025年5月17日(土)
ライプツィヒ vs シュトゥットガルト
ドルトムント vs ホルシュタイン・キール
ホッフェンハイム vs バイエルン
ハイデンハイム vs ブレーメン
フライブルク vs フランクフルト
アウクスブルク vs ウニオン・ベルリン
マインツ vs レヴァークーゼン
ボルシアMG vs ヴォルフスブルク
ザンクト・パウリ vs ボーフム
【動画】ブンデスMVPに輝いたヴィルツのプレー集
Der #Bundesliga-Spieler der Saison 2023/24 ⚽️ Florian #Wirtz!@bayer04fussball #FC24 @easportsfcde #BundesligaPOTM pic.twitter.com/gZA76F0iiV— BUNDESLIGA (@Bundesliga_DE) May 20, 2024
2024年07月04日 22:05
バイエルンのセカンドチームに所属するMF福井太智が、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)のアロウカへレンタル移籍することが決まった。4日、両クラブが発表している。
契約期間は明かされていないものの、ポルトガルメディア『ア・ボーラ』によれば、期間は2024−25シーズン終了時までにあたる2025年6月30日までだという。アロウカ側の発表によると、今回のレンタル移籍契約には買い取りオプションが付随している模様だ。
福井は2004年7月15日生まれの現在19歳。神奈川県出身で、U−12チームから鳥栖の育成組織に在籍している。2021年3月にクラブ史上最年少の16歳でトップチームデビューを飾ると、2022年3月にはプロA契約を締結。鳥栖のトップチームでは2021シーズンから2022シーズンにかけて通算15試合に出場。2022年9月にバイエルンへの完全移籍が発表され、2023年1月よりレギオナルリーガ(4部相当)に身を置く同クラブのセカンドチームに在籍していた。
2022−23シーズンはリーグ戦12試合のピッチに立って4アシストを記録。2023−24シーズン前半戦は15試合出場1得点を記録しただけでなく、昨年9月26日に行われたDFBポカール1回戦のプロイセン・ミュンスター(3部)戦に途中出場し、トップチームデビューも飾った。今年1月にはポルティモネンセにレンタル移籍。プリメイラ・リーガで13試合出場1ゴール1アシストを記録していたが、チームは昇降格プレーオフでフトゥボルに敗れ、8年ぶりの2部降格という憂き目を見ていた。
また、福井は各年代別の日本代表にも名を連ねており、昨年5月にはFIFA U-20ワールドカップ アルゼンチン 2023に出場。全3試合のピッチに立ち、2アシストを記録した。昨年10月と11月には、パリオリンピック2024を目指すU−22日本代表(当時)のメンバーにも選出されていた。
当初、ポルティモネンセ側より、福井のレンタル移籍期間は2025年6月30日までと伝えられていた。しかし、チームの2部降格を受けて、レンタル移籍契約を解消することが決定。来季は再び1部の舞台に身を置き、ポルトガルでの挑戦を続けることとなった。
福井の新天地となるアロウカは、ポルトガル北西部のアヴェイロ県アロウカを本拠地とするクラブ。2013−14シーズンに史上初となる1部での戦いに臨んだ後、2016−17シーズンを17位で終えて降格を経験したが、5年の時を経て2021−22シーズンに1部復帰。2022−23シーズンは5位と躍進し、クラブ史上初となるヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)予選出場権を獲得した。2023−24シーズンは7位でフィニッシュし、惜しくも欧州カップ戦出場権獲得とはならなかったが、2シーズン連続で1桁順位でシーズンを終えることに成功。来季はさらなる飛躍を目指すシーズンとなる。
【画像】アロウカのユニフォームに身を包んだ福井
Same. https://t.co/u7XJzb8kuX pic.twitter.com/ImSRgUFGHJ— FC Arouca (@OficialFCArouca) July 4, 2024
2024年07月04日 22:00
EURO2024でベスト8まで進むも、批判の声も多いイングランド代表。
2024年07月04日 22:00
かつての日本代表選手はそのほとんどが高体連や大学の出身者であったが、現在はJクラブのユース出身者が多くを占めている。
ユースに落ちた選手が高校の名門へ行く。そんな寂しい現状もあるが、逆にそうした状況をうまく生かすことで以前よりも結果を残している高校もある。鳥取県の米子北高校はその一つに挙げられるだろう。
米子北高校は現在14年連続(19回)で全国高校サッカー選手権に出場しており、地方の中でも人口が少ない鳥取という地にありながら近年、非常に優秀な選手を輩出している。
ここではそんな米子北高校の出身で、「世界に飛び出したサッカー選手」たちをご紹介しよう。佐野海舟
【高校以降のキャリア】
米子北高校
町田ゼルビア
鹿島アントラーズ
マインツ(ドイツ)
先日マインツへの移籍が決まった佐野海舟は、米子北高校の名前を広めた一人であろう。
岡山県津山市出身で、高校は隣県のサンフレッチェ広島ユースを目指したが不合格に。次に関西の高校を希望したがこちらも受からず、鳥取県の米子北へ進学した。
父親はアルペンスキー大回転の選手で、天性の身体能力は息子にも受け継がれていた。1年からレギュラーを獲得すると、3年連続で全国高校サッカー選手権に出場。プロからも注目される存在となり、2019年に当時J2だった町田ゼルビアへ加入した。
昨年、鹿島アントラーズに移籍。次々とこぼれ球を拾う姿が“佐野回収”としてすぐに話題となり、当時の岩政大樹監督から「日本代表に入れる才能」と高く評価された。その言葉通り同年に代表入りを果たすと、今年のアジアカップにも出場している。
なおその出足の速さは数字でも証明されており、Jリーグが公開する今季の『トップスピード』項目において全体の15位となる34.9km/hを計測している。佐野航大
【高校以降のキャリア】
米子北高校
ファジアーノ岡山
NECナイメーヘン(オランダ)
昨シーズン小川航基との日本人コンビでオランダを席巻した佐野航大は、佐野海舟の3歳下の実弟だ。
海舟とは入れ替わりだったため一緒にはプレーしていないが、同じ米子北高校に通い3年連続で全国高校サッカー選手権に出場。2021年のインターハイでは決勝で松木玖生(現FC東京)を擁する青森山田高校に敗れたものの、大会の優秀選手に選ばれている。
卒業後はJ2のファジアーノ岡山へ加入し、地元出身のスターに。海外志向はなかったがU-20日本代表の試合を重ねる中で世界との差を痛感し、昨夏NECへの移籍を決断した。
昨年までU-20代表の活動がメインだったため、U-23代表は今年3月に初招集されている。アピールする時間が短くパリ五輪は惜しくもバックアップメンバーとなったが、A代表への初招集と兄弟での競演は時間の問題だろう。昌子源
【高校以降のキャリア】
米子北高校
鹿島アントラーズ
トゥールーズ(フランス)
鹿島アントラーズ
町田ゼルビア
日本サッカーの最高峰であるJ1リーグで首位に立つ町田ゼルビア。そのクラブでキャプテンを務めているのが米子北高校出身の昌子源だ。
兵庫生まれで中学はガンバ大阪のジュニアユースに所属した。同期には天才・宇佐美貴史がおり、後年「悔しい思いしかしていない。挫折ですよね」と語っているように中3の頃にはチームを離れ、そのままサッカーを辞める予定だったという。
しかし父親の知人の紹介で鳥取の米子北高校へ進学する。昌子の父親はサッカーの指導者でインストラクターも務めており、そのアシスタントだったのが米子北高校の中村真吾コーチ(現在の監督)、さらに父の大学時代の後輩が当時の城市徳之監督だった。
昌子はそれまでFWだったが高校でセンターバックへ転向している。これが大きな転機となり、2年夏のインターハイ準決勝でプロ注目のFW赤崎秀平(佐賀東高)を抑え込み脚光を浴びた。
高校サッカーの帝王!青森山田「歴代ベストイレブン」がえぐい
その後2011年に鹿島アントラーズへ加入し、米子北高校出身初のJリーガーに。さらに昌子は同校出身初の日本代表となり、2018年のロシアワールドカップに出場すると世界的なFWであるコロンビア代表のファルカオを封じ込めた。
2024年07月04日 21:08
浦和レッズは7月6日、J1第22節で湘南ベルマーレと浦和駒場スタジアムで対戦する。この一戦に先立ち、クラブの公式YouTubeがMF伊藤敦樹のインタビューを公開した。
浦和出身で幼少期から駒場に通っていたという伊藤は、同スタジアムの印象を次のように語っている。
「紙吹雪のイメージが強い。たぶん勝った試合だと思うが、一番印象に残っている。よく行っていた場所で、試合を観に行くだけではなく、遊び場所としても行っていた。浦和の街にあるし、自分にとって身近な場所だった」
【動画】浦和MF伊藤敦樹が語った駒場での思い出
地元での試合に向けて、「いま浦和でサッカーをしている子供たちに夢を与えて、浦和をサッカーの街と認識してもらうために、レッズが強いチームでいなければいけないと思うので頑張りたい」と意気込んだ。
対戦相手の湘南にも、浦和出身で古巣戦となる山田直輝や岡本拓也が在籍している。ピッチ上で、様々な想いがぶつかり合うゲームとなりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 21:01
Jリーグは4日、今夏開催される「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」に出場するトッテナムおよびニューカッスルのアカデミーチームと、Jリーグ選抜U−15のエキシビジョンマッチを開催することを発表した。
今回のエキシビションマッチは、サッカーの水準向上と国際社会との親善および交流を目的として実施される。本2試合については、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)との協働の末にチーム編成を行い、Jリーグ選抜U−15にはJクラブのアカデミーから計40名(26クラブ)の選手が選出されている。
なお、監督はJFAユース育成ダイレクターの城和憲氏が務める。また、JリーグOBで特任理事の、かつて浦和レッズ、清水エスパルス、北海道コンサドーレ札幌、FC琉球で活躍した小野伸二氏、川崎フロンターレで活躍した中村憲剛氏もコーチングスタッフを務めることが決まっている。
本試合の観戦チケット、放映情報等は決定次第発表される予定だ。
開催概要は下記の通り。
【Jリーグインターナショナルシリーズ2024 アカデミーマッチ】
■試合日程
▼Jリーグ選抜U−15 vs トッテナムU−15
開催日:7月26日(金)
キックオフ時刻:19:30
スタジアム:味の素フィールド西が丘
▼Jリーグ選抜U−15 vs ニューカッスルU−15
開催日:8月2日(金)
キックオフ時刻:19:00
スタジアム:秩父宮ラグビー場
■Jリーグ選抜U−15メンバー
▼Jリーグ選抜U−15 vs トッテナムU−15
MF 守谷春輝(モリヤ ハルキ) 北海道コンサドーレ札幌U−15
GK 大下幸誠(オオシタ コウセイ) 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
DF 倉橋幸暉(クラハシ コウキ) 鹿島アントラーズジュニアユース
MF 小笠原央(オガサワラ ヒロ) 鹿島アントラーズジュニアユース
FW 滝澤周生(タキサワ シュウ) 鹿島アントラーズジュニアユース
FW 高木瑛人(タカキ エイト) 鹿島アントラーズジュニアユース
MF 和田武士(ワダ タケシ) 浦和レッズジュニアユース
DF 熊田佳斗(クマダ ヨシト) 大宮アルディージャU15
DF 相馬陸人(ソウマ リクト) FC東京U−15むさし
DF 草野陸(クサノ リク) 横浜F・マリノスジュニアユース
MF 笹川峻太郎(ササガワ シュンタロウ) ジェフユナイテッド千葉U−15
MF 田中琉磨(タナカ ルウマ) 松本山雅FCU−15
MF 小枝朔太郎(コエダ サクタロウ) ジュビロ磐田U−15
MF 齋藤太陽(サイトウ タイヨウ) 名古屋グランパスU−15
GK 川中碧音(カワナカ アオト) セレッソ大阪西U−15
DF エゼモクェチメヅェ海(エゼモクェ チメヅェ カイ) セレッソ大阪西U−15
FW 永添功樹(ナガソエ コウキ) セレッソ大阪U−15
FW 高橋成海(タカハシ ナルミ) 徳島ヴォルティスユース
DF 石田慶次(イシダ ケイジ) アビスパ福岡U−15
DF 品川維風(シナガワ イブキ) アビスパ福岡U−15
監督 城和憲(ジョウ カズノリ) JFAユース育成ダイレクター
コーチ 小野伸二(オノ シンジ) Jリーグ特任理事
コーチ 中村憲剛(ナカムラ ケンゴ) Jリーグ特任理事
コーチ 小池直文(コイケ ナオフミ) Jリーグ育成部/JFAエリートユースAチューター
コーチ 黄川田賢司(キカワダ ケンジ) Jリーグ育成部/JFAエリートユースAチューター
GKコーチ 阿部伸行(アベ ノブユキ) FC東京
トレーナー 久保翔太(クボ ショウタ) 日本スポーツ協会アスレティックトレーナー
主務 守田弘史(モリタ コウジ) Jリーグ育成部
▼Jリーグ選抜U−15 vs ニューカッスルU−15
FW 菊池瑠生(キクチ ルイ) 北海道コンサドーレ札幌U−15
GK 佐々木翔大(ササキ ショウダイ) ブラウブリッツ秋田U−15
DF 石野悠翔(イシノ ユウト) ベガルタ仙台ジュニアユース
DF 松坂碧生(マツザカ アオイ) 浦和レッズジュニアユース
DF 奥村翔(オクムラ ショウ) 柏レイソルU−15
MF 仙石新(センゴク アラタ) サガン鳥栖U−15
DF 原田爽潤(ハラダ ソウル) 東京ヴェルディジュニアユース
FW 尾家英元(オカ ヒデモト) 東京ヴェルディジュニアユース
DF 今廣遥碧(イマヒロ ルイ) 川崎フロンターレU−15生田
MF 土井聖也(ドイ マサヤ) 横浜FCジュニアユース
DF 藤谷琉(フジタニ ルイ) ツエーゲン金沢U−15
FW 八色隼人(ヤイロ ハヤト) 名古屋グランパスU−15
DF 岡元侑大(オカモト ウタ) ガンバ大阪ジュニアユース
MF 藤本祥輝(フジモト ヨシキ) ガンバ大阪ジュニアユース
DF 長谷川貴也(ハセガワ タカヤ) セレッソ大阪西U−15
MF 岡崎葵(オカザキ アオイ) セレッソ大阪西U−15
GK 木全皓志郎(キマタ コウシロウ) ヴィッセル神戸U−15
MF 正法地有(ショウホウジ ユウ) サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
FW 友永英汰(トモナガ エイタ) 大分トリニータU−15
MF 川内健(カワウチ タケル) ロアッソ熊本ジュニアユース
監督 城和憲(ジョウ カズノリ) JFAユース育成ダイレクター
コーチ 中村憲剛(ナカムラ ケンゴ) Jリーグ特任理事
コーチ 小池直文(コイケ ナオフミ) Jリーグ育成部/JFAエリートユースAチューター
コーチ 黄川田賢司(キカワダ ケンジ) Jリーグ育成部/JFAエリートユースAチューター
GKコーチ 木村真(キムラ マコト) 柏レイソル
トレーナー 内田靖之(ウチダ ヤスユキ) 関西医療大学
主務 守田弘史(モリタ コウジ) Jリーグ育成部
2024年07月04日 21:00
5日からいよいよ準々決勝が始まるEURO2024。
2024年07月04日 20:30
イングランドの実質2部であるチャンピオンシップのハル・シティに所属するジェイデン・フィロジェネ(22)はプレミアリーグのクラブへの移籍を希望しているようだ。
23-24シーズンはハルで公式戦33試合に出場し、12ゴール6アシストをマークした同選手はバルセロナとの関係が噂されていた。バルセロナは来夏に買取義務が発生する1年間のローン移籍を検討しており、クラブへ正式なオファーを提出していたと独『Sky Germany』や『FootballTransfers』が報じていた。
しかし移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏は自身のXにて「ジェイデン・フィロジェネのバルセロナ移籍は、プレミアリーグ移籍を優先しているため、現在は複雑で実現の可能性が低い状況となっている」と報道。選手自身はプレミアリーグへの移籍を希望しているようだ。
さらに同氏によると、すでにエヴァートン、クリスタル・パレス、そして22年ぶりのプレミア復帰となるイプスウィッチが同選手にオファーを送っている模様。近日中に決定が下される予定となっているようだ。
ドルトムントやパリ・サンジェルマン(PSG)といったクラブもフィロジェネに興味を持っていたようだが、注目のウインガーは今夏プレミアリーグへのステップアップを果たすのか。
Jaden, that is#hcafc | @McVities pic.twitter.com/tjo5RipQtG— Hull City (@HullCity) February 13, 2024
2024年07月04日 20:19
マンチェスター・ユナイテッドは4日、現在男子トップチームを率いるエリック・テン・ハフ監督との契約を、2026年6月30日まで延長したことを発表した。
2023−24シーズンが終了した段階で、マンチェスター・ユナイテッドの新監督候補には、チェルシーを去ったマウリシオ・ポチェッティーノ氏、バイエルンを去ったトーマス・トゥヘル氏、ブレントフォードの監督を務めるトーマス・フランク氏、かつてマンチェスター・ユナイテッドでアシスタントコーチやスカウトを務め、現在はイプスウィッチで指揮を執るキーラン・マッケンナ氏、そしてEURO2024を戦うイングランド代表のガレス・サウスゲート氏などの名前が挙がっていた。テン・ハフ監督については今夏退任の噂も取り沙汰されていたが、今回の公式発表により、来季も続投することが決定した。
イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、従来のマンチェスター・ユナイテッドとテン・ハフ監督の契約は、2025年6月30日までとなっており、この契約には1年間の延長オプションも付随していたという。公式に明かされているわけではないものの、今回の契約延長は、この延長オプションを行使した形だと見られている。
現在54歳のテン・ハフ監督は、現役時代に母国のトゥウェンテやユトレヒトなどで活躍。現役引退後は指導者に転身し、古巣のトゥウェンテのユースチームでキャリアをスタートさせると、その後はPSVのトップチームでアシスタントコーチを務めただけでなく、バイエルンのセカンドチーム、ユトレヒトのトップチームなどで監督を歴任してきた。
2017年12月からはオランダの名門であるアヤックスの監督に就任。2018−19シーズンは国内2冠とチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を達成するなど、通算3度のエールディヴィジ優勝と2度のKNVBベーカー(カップ戦)優勝へ導き、ヨハン・クライフ・スハール(オランダスーパーカップ)のタイトルももたらした。
2022年夏にはマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任した。就任初年度となった2022−23シーズンはプレミアリーグを3位で終え、クラブに2シーズンぶりのCL出場権をもたらしただけでなく、カラバオ・カップ(EFLカップ)を制し、6シーズンぶりにタイトルも獲得。2年目の2023−24シーズンは、FAカップ決勝で宿敵のマンチェスター・シティを破り、8シーズンぶりにFAカップのトロフィーを掲げたが、プレミアリーグではなかなか上位進出を果たせず、最終的には8位でフィニッシュ。1992−93シーズンのプレミアリーグ創設以降、クラブの最低順位を更新するという屈辱のシーズンを過ごしていた。
契約延長に際し、テン・ハフ監督はクラブを通してコメントを発表。就任してからの2年間をポジティブに捉えたものの、名門復活のためにはまだまだやるべきことがあると主張し、来季以降に向けて意気込みを綴った。
「このクラブで仕事を継続することに合意できて、とても嬉しく思っている。この2年間を振り返ると、2つのトロフィーを獲得し、私が就任した時よりも進歩した例を数多く見ることができる。私自身は、誇りを持ってこの2年間を振り返ることができる」
「しかし、マンチェスター・ユナイテッドに期待されるレベル、つまりイングランドとヨーロッパのタイトルに挑戦するレベルに到達するためには、まだ多くのハードワークが必要だということも明確にしなければならない。クラブとの話し合いの中で、我々はその目標に到達するためのビジョンで完全に一致することができた。今は、我々全員がその旅を共にすることで結束している」
また、今夏新たにスポーツ・ディレクター(SD)に就任したダン・アシュワース氏もクラブを通してコメントを発表。テン・ハフ監督との契約延長に至った背景に言及しつつ、来季以降のチームに期待を寄せた。
「過去2シーズンに2つのトロフィーを獲得したことで、エリックは欧州サッカー界で最も安定し、成功を収めた監督の一人としての記録をさらに強固なものにした」
「このクラブの昨シーズンを振り返った結果、改善すべき点が浮き彫りになったが、同時にエリックこそ、基準と結果を向上させるため、チームを託すべき最高のパートナーであるという明確な結論に達した。この選手とスタッフのグループは、すでにトップレベルで戦い、勝利する能力があることを示している。これからは、より一貫した姿勢でその能力を体現する必要がある」
「強化されたフットボール・リーダーシップ・チームが揃った今、我々はエリックと手を取り合い、このクラブに対して、我々が抱いている共通の野望を達成することを楽しみにしている」
【ハイライト動画】FAカップ決勝の振り返りはこちらから!
2024年07月04日 20:05
ラツィオに所属していた鎌田大地のクリスタル・パレス移籍が決まった。
プレミアリーグでプレーする日本人選手はこれまでにも何人かいたが、地元のダービーマッチでの日本人対決は過去になかったはずだ。しかし今回、パレスに加入した鎌田とブライトンでプレーする三笘薫の2人がそれを実現させようとしている。
パレスとブライトンのダービーは、マンチェスターやマージーサイド、ノースロンドンのダービーほど世界的に有名ではないかもしれないが、イングランドのサッカーファンには、両クラブのファンの間に小さくない敵意があることで知られている。
この2チームの対戦は“M23ダービー”あるいは“A23ダービー”として知られており、ロンドンとブライトンを結ぶ高速道路にちなんで名付けられた。このライバル関係は、1970年から80年代にかけて両チームの間で行なわれた物議を醸す試合に遡り、その対立は現在も続いている。
近年のプレミアでは、観客同士のトラブルはあまりない。これは、警備が非常にしっかりしており、クラブがトラブル対策に投資しなければならないからだ。また、CCTVのおかげで、フーリガンも特定できるようになった。それでも、群衆のトラブルが発生した際、それがパレス対ブライトンの試合だったという話は珍しくない。両クラブの試合のキックオフ時間は、トラブルのリスクを減らすために非常に慎重に決められている。
【動画】鎌田がアニメで登場!パレスが公開したウェルカムムービー
両クラブの本拠地は43マイル(約70km)も離れているのだから、ライバル関係を築くには遠すぎると思うだろうが、単に距離の問題ではない。
例年、両チームは同じような成績を残しているため、互いの順位に関わる重要な試合で頻繁に対戦していることも起因していると思う。昇格争いや残留争いは、トップリーグで優勝することよりもはるかにストレスがかかる。彼らの未来が懸かっているのだから。これがファン同士の緊張を生んだ。
昨シーズンの初め頃、私はブライトンのアウェーでのマンチェスター・ユナイテッド戦を取材に行く際に、ロンドンからマンチェスターまで電車で移動していた。電車内はブライトンファンで満員になっていて、彼らはずっと歌っていた。しかし、彼らはブライトンやユナイテッドについて歌うのではなく、パレスに対する嫌悪感を歌にしていたのだ。その光景を見て、いかにパレスが嫌いなのかが伝わってきた。
三笘はすでにこのM23ダービーに出場した経験があるが、もちろん鎌田にとっては初めてだ。ぜひこの日本人対決に注目してほしい。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。