2024年07月01日 15:19
2日のオリックス戦(弘前)に先発する楽天・内星龍投手が1日、本拠地で最終調整。「前回情けないピッチングをしたので、自分が連勝に持って行けるようにしたい」と意気込んだ。 前回登板の先月25日のロッテ戦(ゾゾマリン)では序盤につまずき6回5失点。自身初のカード頭を任された登板で結果を残すことができなかった。「明日は打たれないように対策するのはもちろんなんですけど、打たれても前回のようにおどおどしないようにしたい」と切り替えをテーマに掲げた。 また相手のオリックスは今季3試合に先発し、0勝2敗で防御率7・07と苦手としている。右腕は「森さんもホームラン打ってますし、杉本さんも状態が上がってきてるので、長打を打たれないように緩急、高さを使って頑張りたい」と話した。 2日は2年ぶりとなる青森県弘前市での一戦。「慣れない球場なので足を取られないようにしっかり確認したい。ホームでファンの方も多く来ていただいていると思うので、しっかり応えたい」と好投を誓った。
2024年07月04日 14:39
4打数1安打1得点。打率.319、OPS1.043
【MLB】Dバックス 12ー4 ドジャース(日本時間4日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場した。初回に中前打を放ち、4打数1安打1得点。打率.319、OPS1.043となった。チームは初回の3点のリードを守れず、12失点で大敗した。
メジャーデビューの右腕メナと対戦した。初回先頭は1ボール1ストライクから外角シンカーを中前へ。2試合連続安打をマークした。2回1死は空振り三振に仕留められ、4回2死一塁は右直。7回1死は中飛に打ち取られた。
打率.319、27本塁打はリーグトップ。64打点はリーグ3位でトップのフィリーズ・ボームと6差となった。リーグトップの70得点、長打率.642、OPS1.043を合わせると、リーグ5冠だ。
チームは先発右腕ストーンが3回7安打4失点と試合を作れなかった。この日はヤーブロー、ラミレスと中継ぎ投手も立て直せず、今季4度目の2桁となる12失点を喫した。打線は2回以降、得点できなかった。(Full-Count編集部)
2024年07月04日 14:34
● ドジャース 4−12 ダイヤモンドバックス ○
<現地時間7月3日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが2桁失点を喫して大敗。大谷翔平選手(29)は「1番・指名打者」でフル出場し、2試合連続安打を放った。
1点先制を許したドジャースは1回裏、大谷の安打とウィル・スミスの四球でチャンスを作り、フレディ・フリーマンの13号3ランで逆転。さらにテオスカー・ヘルナンデスが二者連発の19号ソロで続き、3点のリードを奪った。
しかし3回表、先発ギャビン・ストーンが8番モレノに4号同点2ランを浴びるなど3失点。続く3回裏に一死二、三塁の好機を作り、ミゲル・ロハスが右飛を放つも、右翼手マッカーシーの好返球により三塁走者フリーマンが本塁憤死。併殺打で無得点に終わった。
絶好機を逸して迎えた4回表には、2番手ライアン・ヤーブローが4番ウォーカーに19号勝ち越しソロを被弾。その後も失点を重ね、最終的に16安打、12失点の大敗。同地区4位ダイヤモンドバックスとの3連戦を1勝1敗としている。
この試合の大谷は4打数1安打、1三振という内容。2試合連続安打をマークし、今季成績は.319、OPS1.043となっている。
2024年07月04日 14:17
テオスカー・ヘルナンデスが球宴のスタメンならず…外野部門で4位だった
メジャーリーグ機構(MLB)は、16日(日本時間17日)に行われるオールスターゲーム(アーリントン)の先発出場野手を決める最終ファン投票の結果を3日(同4日)に発表。ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手はナ・リーグ外野手の4番目で、惜しくも涙を飲んだ。ドジャースで先発出場するのは指名打者の大谷翔平投手だけとなった。
テオスカー・ヘルナンデスは1次投票で213万4971票を得て、ナ・リーグの外野手部門3位で最終投票に進んだ。しかし、最終投票では4位。クリスチャン・イエリッチ(ブルワーズ)が21%、ジュリクソン・プロファー(パドレス)が19%、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)が15%で上位3つの椅子を占めた。テオスカー・ヘルナンデスも15%を得たが僅差で及ばなかった。
1年2350万ドル(約38億円)でドジャースに今季加入した31歳は、2日(同3日)終了時点で打率.254(323打数82安打)、リーグ4位の18本塁打、58打点をマーク。3日(同4日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦では初回に19号ソロを放つなど躍動している。
ファンもこの結果に落胆。「間違いなく選出されるべきだ!」「間違いなくオールスターに値する」「盗まれた」「なんでやねん。毎日ポチポチしたのにな」「もうちょっとだったもうちょっとだったのに」「投票では選ばれなかったか……」「選ばれずか 悔しい」とSNSにはコメントが寄せられた。
投手と控え野手は選手間投票などで選出され、7日(同8日)に全選手が出揃う予定となっている。そこにテオスカーの名前はあるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年07月04日 13:48
レンヒーフォが負傷交代
【MLB】アスレチックス5ー0 エンゼルス(日本時間4日・オークランド)
エンゼルスのルイス・レンヒーフォ内野手は3日(日本時間4日)、敵地でのアスレチックス戦の9回に負傷交代。
2024年07月04日 13:19
今永昇太「無駄なことを考えずに」…6回3失点で8勝目ならず
【MLB】フィリーズ 5ー3 カブス(日本時間4日・シカゴ)
カブスの今永昇太投手が3日(日本時間4日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発登板し、6回86球6安打3失点の投球で勝ち負けはつかなかった。チームは3-5で敗戦。フィリーズ打線は「素晴らしい選手たちが揃っている。無駄なことを考えずに」と平常心でマウンドに上がっていた。
2被弾が響いた。1点をもらった直後の3回、マルシャンに左中間へ同点ソロを浴びると、再び1点リードで迎えた6回にはボームに一時逆転の2ランを浴びた。
降板後は「やはり流れも何もないところから流れを作り出せるというのがメジャーの打線だなというのは感じている。自分の中でもし良かった点があるとするならホームランの後に点を取られなかったというところ。そこを自分としてはプラスに捉えたいなと思う」と懸命に前を向いた。
6回3失点の投球だったが「よく3点で収まったなという感じですかね。ハードヒットも多かったですし、6、7点取られてもおかしくない展開だった。運もあって、ギリギリのところでこの点数に収まったなという感じです」と反省の言葉を並べた。
メジャー1年目の今季はここまで16試合に登板して7勝2敗、防御率3.16と奮闘しているが「そこそこできたなという意見と、こんなもんじゃないという意見があります」と強い気持ちで振り返る。
「自分自身、いつも答えを2つ持つようにしていて、1つは客観的に見た自分。客観的に見れば(今の)自分の実力からすれば、もしかしたらよくやったと言ってくれる人もいるかもしれない。もう1つの答えは、そうは思いたくない。まだ自分はできるんだと思いたい」
メジャー挑戦1年目での球宴出場について問われると「それを判断するのは自分ではない。もっと内容の良い登板であればよかった。僕が決められることではないので、あまり考えていません」と冷静に回答。「全て含めて野球。相手がいることで自分たちの100%が通じない時もある」と“野球哲学”を口にして、次戦に備えた。(Full-Count編集部)
2024年07月04日 12:58
大谷翔平の痛烈打球にベッツが言及…リード変更に実況「予防策ですね」
【MLB】ドジャース ー Dバックス(日本時間4日・ロサンゼルス)
左手骨折で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのムーキー・ベッツ内野手は3日(日本時間4日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦でドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の解説席に座った。現役選手が自チームの解説を行い「チームメートについて語るよ。引退後にやることかもしれないからね」とベッツは笑顔を見せた。
初回先頭で同僚の大谷翔平投手が痛烈な中安打を放つと、実況のジョー・デービス氏は「(大谷翔平の前で出塁したとき)第2リードを変えたのは本当ですか?」とベッツに問いかけた。
ベッツは笑いながら「ああ。右に1回シャッフルして、もう1回後ろにシャッフルをするんだ。彼は(打球初速)118マイル(約190キロ)の打球を打ったことがあるんだけど、私の頭をかすめたんだ」と振り返った。
直後には「だから(普通のリードは)もう2度とやらないと誓ったんだ」とペンで頭を指しながら、実況たちとの談笑を楽しんだ。解説のエリック・キャロス氏も「ハハハ」と爆笑すると、ベッツは「だから、私があそこ(一塁ベース)にいるときは自分を守ることにしているんだ」と説明した。
実況のデービス氏も「予防策ですね」と話すなど、大谷の強烈な打球について盛り上がっていた。(Full-Count編集部)
2024年07月04日 12:51
元中日監督の落合博満氏(70)が3日、「落合博満野球記念館」のXを更新。とんかつ定食を食べる写真を投稿した。
白髪の髭が伸び、より風貌に凄みを増した落合氏だが、「とんかつをたべまあす ひろみつ」とユニークに記述。大きなとんかつにご飯、大盛りの千切りキャベツ、みそ汁を前にとんかつソースを小皿に注ぐ落合氏の写真を公開した。
ファンからは「まだこの量が食べられるというのがすごい」、「師匠、立派なとんかつですねー」、「ヨダレもん」などの声が寄せられている。
2024年07月04日 12:42
● マーリンズ 2 − 7 レッドソックス ○
<現地時間7月3日 ローンデポ・パーク>
レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が3日(日本時間4日)、敵地でのマーリンズ戦に「7番・指名打者」で先発出場。
2024年07月04日 12:18
● レンジャーズ 4−6 パドレス ○
<現地時間7月3日 グローブライフ・フィールド>
サンディエゴ・パドレスが逆転勝利で連敗ストップ。2番手として登板した松井裕樹投手(28)は12試合連続無失点をマークした。
パドレスはマニー・マチャドの11号2ランで先制するも、その後逆転を許し、1点ビハインドで迎えた5回裏から松井が登板。2番シーガーから三球三振を奪い、続く3番スミスも三振。4番ガルシアに二塁打を浴び、さらに申告敬遠で一、二塁のピンチを背負うも、6番ローを空振り三振に仕留めて無失点とした。
6回表にパドレスが同点に追いつき、松井は6回裏にも続投。7番ハイムから空振り三振を奪い、続く打順に右打者ヒルが代打に送られたところで松井は降板。4つのアウトを全て空振り三振で奪い、12試合連続の無失点リリーフを果たした。
パドレスは同点で迎えた7回表、デービッド・ペラルタの1号2ランで勝ち越し。ブルペン陣がこのリードを守り切り、8回二死から守護神ロベルト・スアレスが4アウトセーブに成功。昨季王者レンジャーズとの敵地3連戦を1勝1敗としている。
この試合の松井は1回1/3、打者6人に対し1安打、1四球、4奪三振、無失点という投球。チームトップ最速で40試合目の登板を終え、今季成績は3勝2敗、8ホールド、防御率3.38となっている。
2024年07月04日 11:49
● カブス 3 − 5 フィリーズ ○
<現地時間7月3日 リグリー・フィールド>
カブスの今永昇太投手(30)が3日(日本時間4日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発登板。6回3失点と力投したが勝敗はつかず今季8勝目はお預けとなった。「4番・指名打者」で出場した鈴木誠也外野手(29)は4打数無安打。接戦を落としたカブスは3連敗となり、借金は「9」に膨らんだ。
今永は初回、先頭のストットに四球を与えたものの、2番・ターナーを空振り三振に仕留めるなど後続をピシャリ。2回も先頭の5番・ソーサを三塁内野安打で出塁させたが、続くメリフィールドを三ゴロ併殺に仕留めるなどゼロを並べた。
味方打線が1点を先制した直後の3回表、一死一塁で9番・マルシャンに同点のソロ被弾。カウント1−1後のカットボールを左中間席中段に運ばれた。それでも、4回以降は再び要所を締め5回まで最少失点。味方打線が再び2−1と勝ち越し8勝目の権利を得た。
しかし1点リードで迎えた6回、先頭のターナーをボテボテの三塁内野安打で出塁させると、続く3番・ボームに痛恨の逆転2ラン被弾。1ストライク後の89.4マイル(約144キロ)の低め直球を左中間席に運ばれ、痛打された瞬間に天を仰ぎ悔しがった。今永は6回86球、2被弾含む6安打3失点、8奪三振1四球の内容で降板。防御率は3.16となり、これで3戦連続未勝利となった。
鈴木は二死二塁の好機だった5回の第3打席で空振り三振に倒れるなど、フィリーズのエース右腕・ウィラーの前に3打数無安打。イニング先頭だった8回の第4打席は3番手右腕・カーケリングの前に空振り三振に倒れ、4打数無安打2奪三振の打撃結果で打率は.257、OPSは.787にダウンした。
カブスは今永が降板したあとの7回裏、3番・ベリンジャーの中前適時打で試合を振り出しに戻すも、直後の8回表に3番手のミラーが2失点。これが決勝点となり7月は連敗スタートとなった。
2024年07月04日 11:39
ジ・アスレチックのアルダヤ記者は同情、6月MVPは「コインの表裏を決めるようなもの」
メジャーリーグ機構(MLB)は3日(日本時間4日)、6月の月間最優秀選手(MVP)を発表した。ナ・リーグはフィリーズのブライス・ハーパー内野手が2か月連続で選出され、ドジャース・大谷翔平投手の通算5度目の受賞はならなかった。受賞したハーパーと大谷を分けたものとは? 米メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者に解説してもらった。
6月男・大谷の受賞はならなかった。大谷は99打数29安打の打率.293、12本塁打、24打点、OPS1.110。10試合連続打点の球団新記録を樹立した。一方のハーパーは打率.374、7本塁打、16打点、OPS1.166。大谷はハーパーを本塁打、打点で上回ったが、打率とOPSはハーパーより劣る結果だった。
月間MVPはシーズンMVP投票と同じように記者投票で決められる。アルダヤ記者は「(投票には記者の)主観の要素が入る。でも、ハーパーはとてもいい1か月を過ごした。異論することは難しい。オオタニも信じられないような1か月を過ごした。コインの表裏で決めるようなものだ」と苦渋の表情を浮かべた。
やはり出塁率と長打率を足し合わせた「OPS」が明暗を分けたと見ている。「OPSは長打率が含まれているから、すなわちホームランも含まれた指標だからね。間違いなく本塁打も考慮されるが」。大谷はDHで、ハーパーは一塁手。月間MVPについては守備の成績は考慮されないと指摘する。アルダヤ記者は「月間MVPを選ぶ時、守備はあまり影響していないと思う。シーズンのMVPを選ぶ時は影響すると思うけどね。それに、ハーパーは守備で大きな価値を生まないファーストを守っている」と解説した。
仮にアルダヤ記者が投票権を持っていたら……。「オオタニを選ぶね」と短く言い切った。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2024年07月04日 11:26
元DeNA投手コーチで野球解説者の斎藤隆氏(54)が3日、NHK−BS「ワースポMLB」に出演。
2024年07月04日 11:18
西武は4日、「ライオンズフェスティバルズ2024」の最終日となる9月1日の日本ハム戦の試合終了後に、歌手の郷ひろみさんによるスペシャルライブを実施すると発表した。
郷ひろみさんは、かつてはプロ野球選手を目指していたと語るほど、学生時代に野球に打ち込んでいた大の野球好きで、1979年に開催した球団結成披露パーティーにも出演している。昨年4月18日に東京ドームで開催したソフトバンク戦に出演して以来の出演で、郷さんがベルーナドームでライブを実施するのは初めて。
試合終了後のスペシャルライブでは、郷さんの大ヒット曲のひとつであり、当球団の蛭間拓哉選手が登場曲に使用している「二億四千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」などを披露いただき、今年のライオンズフェスティバルズを締めくくる。
▼ 郷ひろみさん コメント
「ライオンズファンの皆さま、郷ひろみです。昨年4月に東京ドームで開催された西武ライオンズ創設45周年の試合に続いて、9月1日にベルーナドームでの「ライオンズフェスティバルズ2024 獅子音祭(ししおんさい)」のゲストとしてお声がけをいただきました。試合終了後にはスペシャルライブを開催します。ライオンズファン・ファイターズファン・僕のファンのみんなも、この夏の思い出を一緒に作りましょう! 僕の曲を登場曲にしてくれている「ライオンズの郷ひろみ」こと、蛭間くんとお会いできることも楽しみにしてます。9月1日はベルーナドームへGO!!!!!」
2024年07月04日 11:15
大谷は自打球を受け、悶絶した後の打席で132m弾を放った
【MLB】ドジャース 6ー5 Dバックス(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で27号を放った。2位以下に差を広げ、異なるリーグでの2年連続本塁打王へばく進する29歳を、MLB公式サイトも称賛。「フライが上がった時、大谷を超える歓声を受ける選手は想像し難い」などと伝えている。
大谷はこの試合の第2打席で、自打球を右足に受けて悶絶。記事は「痛みで叫び、数秒間ダウンしていた。球場全体に心配する雰囲気が漂った」と伝え、第4打席で放った132メートル弾について言及。「ドジャースのユニホームを着たなかで最も忘れられない瞬間の1つを(ファンに)届けた」と伝えた。
打った瞬間、右翼のコービン・キャロル外野手は「フェンスに向かって、軽く2歩ジョギングをしたあと完全停止した」とし、「打席ではオオタニが自身の成し遂げた仕事を数秒間噛み締めたあと、控えめなバットフリップを披露し、ベースを小走りした」と、その瞬間を表現している。
さらに「フライが上がった時、オオタニを超える歓声を受ける野球選手は想像し難い」とも。「ホームでも敵地でも、特大の本塁打を打って欲しいという期待感は毎試合のように感じられる」と述べている。(Full-Count編集部)
2024年07月04日 11:04
◆ 鈴木誠也は5回の第3打席まで3打数無安打
カブスの今永昇太投手(30)が3日(日本時間4日)、本拠地リグリー・フィールドでのフィリーズ戦に先発登板。6回3失点の力投も1点ビハインドの7回から救援陣にマウンドを譲り、今季8勝目はお預けとなった。
初回は先頭のストットに四球を与えたものの、続く2番・ターナーを空振り三振に仕留めるなど後続をピシャリ。2回も先頭の5番・ソーサを三塁内野安打で出塁させたが、続くメリフィールドを三ゴロ併殺に仕留めるなどゼロを並べた。
味方打線が1点を先制した直後の3回表、一死一塁で9番・マルシャンに同点のソロ被弾。カウント1−1後のカットボールを左中間席中段に運ばれた。それでも、4回以降は再び要所を締め5回まで最少失点。味方打線が再び2−1と勝ち越し8勝目の権利を得た。
しかし1点リードで迎えた6回、先頭のターナーをボテボテの三塁内野安打で出塁させると、続く3番・ボームに痛恨の逆転2ラン被弾。1ストライク後の89.4マイル(約144キロ)の低め直球を左中間席に運ばれ、痛打された瞬間に天を仰ぎ悔しがった。
今永は6回86球、2被弾含む6安打3失点、8奪三振1四球の内容で降板。防御率は3.16となり、これで3戦連続未勝利となった。
「4番・指名打者」でスタメン出場している鈴木誠也は、フィリーズのエース右腕・ウィラーの前に5回の第3打席まで3打数無安打。二死二塁の好機だった5回の第3打席は空振り三振に倒れ、力投する今永を援護できなかった。