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2024年07月02日 06:49
現地時間7月1日、ドイツで開催されているEURO2024のラウンド16でポルトガル代表はスロベニアと対戦した。 ポルトガルは開始5分に最初のチャンスを迎える。左CKにペペが頭で合わせて、こぼれたボールを拾ったディアスがボレーシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。 押し込む時間が続くなか31分には、右サイドを突破したカンセロのクロスにロナウドが頭で合わせるも、GKオブラクにキャッチされる。その2分後、レオンがボックス手前の左寄りで倒されてFKを獲得。これをロナウドが直接狙ったが、惜しくも枠を捉えられなかった。 さらにアディショナルタイムには、左サイドからのレオンの折り返しにパリーニャがダイレクトで合わせるも、わずかにゴール左に外れた。このままスコアレスで前半を終える。 【画像】ロナウドがまさかのPK失敗! 後半に入っても攻撃の手を緩めないポルトガルは、54分に前線に上がってきたカンセロがペナルティエリア手前の中央でFKを得る。ロナウドの強烈なキックはスロベニア守護神にセーブされた。 74分、右サイドのカンセロが左足でクロスを供給。しかしゴール前のベルナルド・シウバにはわずかに合わない。 89分には、左サイドでボールを奪ったジョッタがそのままドリブルで持ち上がってスルーパス。これに抜け出したロナウドが決定機を迎えるも、GKオブラクに防がれた。このままスコアレスで90分を終えて、延長戦に突入する。 103分、敵陣中央から強引にドリブル突破を図ったジョッタがボックス内で倒されてPKを獲得する。しかしこれをロナウドがまさかの失敗。絶好のチャンスを逃してしまう。 その後も得点は奪えず、120分が終了して迎えたPK戦では、GKコスタが相手のキックを3本連続でストップ。ポルトガルはロナウドら3人が成功させて3−0で制した。 準々決勝では、ベルギーを破って8強入りした強豪フランスと激突する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 08:40
ブライトンは、フェイエノールトに所属するオランダ代表MFマッツ・ウィーファーの獲得に迫っているようだ。4日、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏やイギリス紙『デイリーメール』などが伝えている。
現在24歳のウィーファーはトゥウェンテの下部組織出身選手で、守備的なMFを本職としている。2020年7月にエクセルシオールに移籍した後、2022年7月にフェイエノールトに加入。2023−24シーズンは公式戦42試合出場で6ゴール4アシストを記録した。また、2023年3月にオランダ代表デビューを飾り、これまで通算9試合出場で1ゴール1アシストを記録している。
ウィーファーの現行契約は2027年6月30日までとなっているが、複数クラブから関心が寄せられており、今冬の移籍市場ではアトレティコ・マドリード移籍の可能性も浮上していた。最終的にはクラブ間で破談したため、フェイエノールトに残留したが、今夏の去就にも注目が集まっている。
そんななか、今回の報道によると、ブライトンがウィーファーの獲得でフェイエノールトと合意に達したという。移籍金3000万ユーロ(約52億円)に追加オプションが付随する契約で交渉はまとまった模様で、メディカルチェック後に正式発表される見込みとなっている。また、ブライトンはウィーファーと5年契約を締結することも予想されている。
なお、イギリス紙『テレグラフ』ではリヴァプールもウィーファーの獲得レースに参戦したものの、すでにブライトンとの口頭合意に至った後だったことも伝えられており、同選手のブライトン加入は決定的になっているようだ。
2024年07月05日 08:10
EURO2024ではスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(21)、ドイツ代表MFジャマール・ムシアラ(21)など新時代をリードする若手が躍動しているが、ベテラン選手の頑張りも見逃せない。
近年は30代後半に入ってもトップパフォーマンスを維持する選手が増えており、これまでの年齢の常識は通用しない。
そこで気になるのは、今大会に出場しているベテランのスター選手たちが2年後のワールドカップ北中米大会を目指すかどうかだ。
1.クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表/FW/39歳)
例えば39歳で参戦しているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。ここまではPK失敗など悔しいシーンもあり、まだ今大会無得点だ。しかし、このままポルトガルがEUROを制するようなことがあれば、ロナウドも手応えを掴むはず。悲願のワールドカップ制覇へ2年後に向けてモチベーションを高めるきっかけとなるのではないか。
一瞬のスピードなど衰えが気になるポイントもあるが、チームの象徴であることは変わらない。『ESPN』はロナウドが8割くらいの確率で2年後のワールドカップへ出てくるのではないかと読んでいる。
2.ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド代表/FW/35歳)
今大会は怪我で出遅れ、チームもグループステージ敗退と悔しい結果に終わったポーランド。レヴァンドフスキにとってもかなり消化不良な大会となったはずだが、『ESPN』はまだレヴァンドフスキの闘志が消えていないと見ている。所属するバルセロナとの契約も2026年夏までとなっており、ちょうどワールドカップがあるタイミングだ。チームが欧州予選を通過できた場合、そこがレヴァンドフスキにとって代表キャリア本当のラストステージとなるか。
3.ケビン・デ・ブライネ(ベルギー代表/MF/35歳)
ベスト16でフランス代表に敗れた際、デ・ブライネはまだ代表キャリアの今後について答えを出していないとコメントしていた。2年後は35歳となっているが、ロナウドやレヴァンドフスキのことを考えればデ・ブライネもプレイ可能な年齢ではある。
しかし、黄金世代と呼ばれた選手たちの中には代表を退いた者も多い。気になるのはモチベーションの部分で、同メディアは今大会もデ・ブライネがチーム状態にフラストレーションを抱えながらプレイしているように見えたと伝えており、これが最後のメジャートーナメントになる可能性が高いと見ている。
4.ルカ・モドリッチ(クロアチア代表?MF/38歳)
近年はモドリッチを中心に好成績を残してきたクロアチアだが、今大会は終盤の失点が続いたこともあってグループステージ敗退に終わった。クロアチアにとっては悪夢のような戦いが連続してしまい、さすがにモドリッチもピークは過ぎている。
所属するレアル・マドリードでもスタメンから外れる機会が増えていて、それが今大会にも悪影響を及ぼしたとの見方もある。40歳で2年後のワールドカップを目指すことも不可能ではないはずだが、モドリッチを中心にチームを構築するのはさすがに厳しいかもしれない。
5.ペペ(ポルトガル代表/DF/41歳)
ポルトガルではロナウドに話題が集まるが、2歳上のペペが今大会もセンターバックとしてフル稼働していることの方が衝撃ではある。ベスト16のスロベニア戦では延長戦で危険なタッチミスがあったが、それを除けばパーフェクトだ。
2年後は43歳となるが、同メディアは2026年でもまだプレイできそうな気配があると驚異の身体能力に驚いている。
6.リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/FW/37歳)
最後はEUROに出ている選手ではないが、同メディアは番外編としてコパ・アメリカ2024に参戦中のメッシにもスポットを当てている。
まだ今大会は得点こそ決めていないが、チャンスメイクの部分ではさすがの活躍を見せている。何より2026年大会はアメリカで開催され、インテル・マイアミでプレイするメッシの参戦はアメリカのサッカーファン全員が望んでいるものだろう。
メッシにとっても目指すモチベーションにはなるはずで、ワールドカップ連覇に挑む姿が期待される。
2024年07月05日 08:10
マンチェスター・シティでプレーしているブラジル代表GKエデルソンが、サウジアラビア1部のアル・ナスルに加入することに合意したという。
『BeIN Sports』によれば、アル・ナスルは昨年夏からエデルソンの獲得に興味を示していたとのこと。
そして今回エデルソンとの個人的な交渉において給与などの条件について合意が図られたという。契約は2年で1年延長のオプション付き、年俸は3000万ポンド(およそ61.1億円)であるという。
ただ、現状ではエデルソンが所属しているマンチェスター・シティとの間では交渉が行われていないそう。
メッシは1位じゃない!コパ・アメリカで「最も年俸が高い10名」
しかしマンチェスター・シティはエデルソンが新しいチャレンジに前向きであることは理解しており、すでに後釜の候補はリストアップしているとのこと。
ステファン・オルテガの残留に向けた交渉を成功させたほか、ミランのマイク・メニャン、ポルトのディオゴ・コスタを獲得することを検討しているという。
2024年07月05日 07:58
今夏でのトッテナム退団が濃厚と報じられていたブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルが、同クラブに残留する可能性が浮上した。
2024年07月05日 07:50
フランス・リーグアンのレンヌに所属している18歳のストライカーが、電動キックボードで女性を轢いて死亡させたとして起訴されているとのこと。
『L'Equipe』によれば、事故は6月18日にレンヌの街の中心部にある「道路ではない場所」で発生したという。
名前が明かされていない18歳の選手は、16歳の同僚と二人乗りで電動キックボードを走らせていたところ、51歳の女性と衝突したとのこと。
被害者となった女性はその後入院したものの、この事故によって負った怪我が原因となって6月24日に死去したそう。
電動キックボードを運転していた18歳の選手は過失致死罪、故意的な安全義務違反、さらに保険未加入の罪によって水曜日に身柄を拘束されたとのこと。
「飲酒運転者との交通事故」で悲劇の引退。25歳韓国人GKが「諦めない、パラリンピックに出る!」宣言
さらに木曜の朝には検察に送致され、事情聴取を受けたのちに釈放されているそう。今後全ての動力装置付きの乗り物を運転することが禁止されるほか、8月23日に裁判所に出廷するよう命令が下されているようだ。
記事によれば、容疑者は最高で7年の懲役刑が言い渡される可能性があるとのこと。
2024年07月05日 07:30
毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は日本代表選手の相馬勇紀がゲストとして出演し、ポルトガルリーグのカーザ・ピアで過ごした2シーズンを振り返っていた。
その生い立ちについてのトークでは、少年時代に好きだった選手がFC東京時代のルーカスだったことを明かしていた。
内田「出身は名古屋?」
相馬「出身は東京の調布市というところです」
内田「ということはFC東京のファンだったの?」
相馬「試合は良く見に行ってました。ファンではなかったですけど」
内田「好きな選手はいた?」
相馬「好きな選手は…ルーカスとかわかりますか?FC東京か東京ヴェルディの試合しか見に行けなかったので…」
なぜ相馬勇紀は「ドラミちゃん」と言われるようになったのか?「あの時が自己最高体重だった」
好きだった選手はFC東京やガンバ大阪などで長くプレーしたブラジル人FWのルーカスだったという。
なお、早稲田大学を卒業したあとには名古屋グランパスの他、湘南ベルマーレやFC東京からも練習参加のオファーがあったとのことだ。
2024年07月05日 07:30
Qolyアンバサダーのコラムニスト、仙太郎によるレポートをお届けします。
浅野監督は前節と同じスターティングメンバーで臨みました。これは現在の戦術に対する自信の表れです。しかし、試合開始直後から鹿児島は千葉の高い守備強度とロングパスを駆使した攻撃に苦しみ、前半10分過ぎまで千葉に押し込まれました。鹿児島の反撃
その後、鹿児島は千葉の攻撃に徐々に対応し反撃を開始。16分に先制ゴールを奪うことに成功します。前半だけで鹿児島のシュート数は10本、対する千葉は5本と数字上は圧倒。しかし、千葉の守備組織を崩すことはできず、枠内シュートの数は両チーム同じでした。鹿児島はミドルシュートも多く、PA内でブロックされる場面も多かったのです。数字ほど優勢ではなかったと言えるでしょう。
試合は鹿児島のペースで進んでいましたが、37分に岡本選手のトラップミスからボールを奪われ、田口選手の見事なヒールシュートで同点に追いつかれました。この失点は試合の流れを大きく変えました。
さらに、千葉は野嶽選手を意図的に狙っていました。右サイドからの斜めのロングパスが効果的で、千葉の3トップが幅を取り、野嶽選手のスペースを狙って攻撃を展開しました。また、鹿児島の両ウィングも厳しくマークされ、突破が難しい状況が続きました。河辺選手も厳しいマークに遭い、突破を試みるもファウルで止められることが多かったです。千葉の落ちないプレス強度
後半になっても千葉のプレス強度は落ちず、鹿児島は1点リードされてからも有効な攻撃を仕掛けることができませんでした。千葉の選手は体が大きく、プレスを掛ける距離も近く、隙を見つけてはボールにアタックしてきました。ドリブルにも諦めずに追いかけ、体を寄せてボールを奪う場面が多々見られました。
後半の失点シーンではメンデス選手と外山選手のミスマッチが明らかでした。体格差があり、1対1の状況で押し返されてヘディングシュートを決められました。PA内での防ぎようがなく、これも試合の流れを決定づけました。
試合全体を通して、千葉の守備強度が高く、鹿児島の攻撃は苦戦しました。千葉はフィジカル面で優れているだけでなく、技術と戦術理解度も高く、昇格争いをしているチームの実力を見せつけました。浅野監督就任後、初の黒星
浅野監督就任後、初の黒星となりましたが、負けないチームはありません。問題は次の試合にどう対応するかです。高い守備強度の相手を崩していくことが上位チームと戦う上で重要です。負けたからといって全てがダメだったわけではなく、できた部分も多くありました。次の試合に向けて、できなかった部分を修正し、さらなる成長を期待したいです。
ライター:仙太郎
東京都でU12指導者歴12年。C級コーチライセンス、4級審判員保持。
指導者目線の独特なレポートをSNSやQolyで発信中。
X : @FB_sentaroh
note: @papafootball
https://note.com/papafootball
2024年07月05日 07:10
ポルトガル1部のアロウカは「バイエルン・ミュンヘンからMF福井太智を獲得した」と公式発表した。
2024年07月05日 07:05
フランス代表の一員としてEURO2024に参加中のFWキリアン・エンバペが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの対戦について言及した。4日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
今大会の優勝候補と謳われているフランス代表は、初戦でオーストリア代表を下し、続くオランダ代表戦とポーランド代表戦を引き分けグループステージを2位通過。ラウンド16ではベルギー代表を破ってポルトガル代表との準々決勝に駒を進めた。ベスト4進出をかけた一戦を前にエンバペは記者会見へと出席。自身にとって幼い頃からの“アイドル”であるC・ロナウドとの対戦となるが、「僕は常に尊敬の念を抱いてきたんだ」と憧れを強調した。
また、今では連絡を取り合う仲であると明かし、「彼はいつも僕にアドバイスをしてくれるし、何が起きているのか常に把握しようとしてくれる。彼と対戦することは、彼がサッカー界で成し遂げてきたことを考えると名誉なことなんだ」とコメント。一方で、「その前に何が起ころうと、その後に何が起ころうと、彼は常にサッカー界のレジェンドだ」と述べつつ、「でも、もちろん勝って準決勝に進みたいね」と意気込んでいる。
なお、両者による代表での最後の対戦は2021年に開催されたEURO前回大会のグループステージ第3節。当時はC・ロナウドが2ゴールをマークしたが、エンバペは無得点となっており、2−2のドローで終了した。
2024年07月05日 07:04
日本代表MFの相馬勇紀が、内田篤人氏が、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。日本代表戦士について語った。
内田氏から「日本代表で一番サッカーが上手いのは?」というお題を振られた相馬は、キャプテンのMF遠藤航の名前を挙げ、「代表で一緒にやっている時に、(真似をして)実践するようになった」という技術を明かした。
「リバプールでもボールをたくさん奪って、取られずにパスを出してすごいプレーをされてると思うんですけど、ボールを触るというより、身体と身体の肉弾戦をした後にボールを触るんですよ」
【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!
27歳のサイドアタッカーは「1回、自分が持っている時に、ボールをつつきに来るというよりは、身体でぶつかってきて、その後にボールを持って行くみたいな。だからボールを取れるし、次のプレーに行けるんだなって分かって、すごく参考にさせてもらってます。自分のプレーに活きてるなと思います」と続けた。
ボール奪取の達人から、学んだこと少なくなかったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 06:50
毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は日本代表選手の相馬勇紀がゲストとして出演し、ポルトガルリーグのカーザ・ピアで過ごした2シーズンを振り返っていた。
相馬勇紀といえば、鹿島アントラーズ時代から「ドラミちゃん」というあだ名が付けられていたことで有名。それは内田篤人が呼んだものだったが、その理由は「その時が自己最高体重だったから」だったのだそう。
内田「最初会ったときはちょっとふっくらしてたんだよね。それに練習着が黄色かったんだよね。
だから『ドラミちゃんみたいだね』って言ったら、それからドラミちゃんになっちゃった」
相馬「ふっくらしてました。そこからですね」
内田「でも今はシュッとされて。これは筋肉なんだよね。みなさん安心してください。ゴリゴリの筋肉です」
相馬「あの時よりは5kgくらい減りました。あれが自分史上最大体重でした」
内田「モデルみたいに言うな(笑)ふっくらしてたんだ」
相馬「あのときは怪我していて、筋トレをして、寮の食事が美味しいのでたくさん食べていたら太って…」
海外では「自分から言わなきゃ始まらない」…内田篤人と相馬勇紀が体験した、環境に慣れるワザとは
当時期限付き移籍で加入した鹿島アントラーズのトレーニングトップが黄色かったこともあり、ふっくらした体型をしていた相馬勇紀が「ドラミちゃんみたい」に見えたのだそう。
ただそれから徐々に体重が落ち、現在では鹿島時代よりも5kgほど軽くなっているのだとか。
2024年07月05日 06:30
ブライトンは4日、「三菱重工浦和レッズレディースから日本代表FW清家貴子を獲得した」と発表した。
2024年07月05日 06:29
EURO2024でベスト8に進出したものの、厳しい批判に晒されているのが、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督だ。
とりわけアタッカー陣に豊富なタレントを擁しながら、グループステージは1勝2分けでわずか2得点。ラウンド16でも、格下のスロバキアにあと30秒で敗退というところまで追い詰められた。
そんななか、その指揮官にアドバイスを送ったのが、元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン氏だ。今年2月に韓国代表の監督を解任された59歳は、英紙『THE Sun』で次のように語った。
「(準々決勝の)スイス戦ではハリー・ケインとアイバン・トニーを前線に置いた4−4−2を使うべきだ。ガレスが同じように感じているなら監督として自分の直感を信じ、決断をためらってはいけない」
また、世論に揺らぐのではなく、変化を選ばなければならないと強調。「(スイス戦で)大物選手を1人か2人外すことになるかもしれない。しかし、その決断を下す勇気が必要だ。(英国)国内には5600万人の監督がいる。誰もが異なる決断をしたいと思っている。何事にも気を取られてはいけない」と忠告した。
【PHOTO】EURO2024を華やかに彩る各国の美女サポーターを特集!
このクリスマンを痛烈に非難したのが、韓国メディア『OSEN』だ。
アジアカップでベスト4に終わり、解任された指揮官について、「韓国での大失敗を全て忘れたのか。クリンスマンが煩わしい言葉を並べている」とこき下ろした。
「他ならぬクリンスマンだから全く説得力がない。 4−4−2のフォーメーションは彼がカタール・アジアカップで活用した戦術だが、結果的に大失敗だった。ソン・フンミンとチョ・ギュソンの2トップを稼動させたが、大きな効果は見られなかった。世論に振り回されてはいけないという話も批判に全く耳を傾けなかった彼の韓国監督時代を思い浮かべるだけだ」
同メディアは「ワンチームを作ろうとか、スタメンが固定されてはならないというアドバイスもバカバカしい。クリンスマンは選手たちの管理に失敗し、ソン・フンミンとイ・ガンインの衝突を防げす、揺れるパク・ヨンウにこだわり、キム・ジンスを排除した。ベンチメンバーも活用できず、多くの批判を受けた」と糾弾。こう締め括っている。
「皆が知るように結果は4強で脱落。韓国サッカーの黒歴史として残ったクリンスマンが約5か月後に、自分の過去はすべて消してしまい、専門家のように忠告する姿は滑稽なだけだ」
とにかく、韓国での評判はいまだに悪いようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 06:00
アーセナルは4日、ブレントフォードからレンタル移籍加入中だったスペイン代表GKダビド・ラヤについて、2024−25シーズンより同クラブに完全移籍加入することを発表した。
昨年夏、ブレントフォードからのレンタル移籍でアーセナルに加わったラヤ。当時、レンタル料300万ポンド(約6億2000万円)での加入で、買い取りオプションが付随していることも報じられていた。2023−24シーズン、“守護神”としてアーセナルの優勝争いを支えたラヤに対して、アーセナルは買い取りオプション行使を決断。イギリスメディア『スカイスポーツ』や『BBC』によると、買い取りオプションの行使に際し、アーセナルは2700万ポンド(約56億円)をブレントフォードに支払ったようだ。なお、契約期間は明かされておらず、長期契約とのみ伝えられている。
ラヤは1995年9月15日生まれの現在28歳。バルセロナの出身ながら、2012年夏に16歳でイングランドに渡り、ブラックバーンのアカデミーに加入。翌年夏にトップチーム昇格を果たすと、サウスポートへのレンタル移籍を挟み、2019年夏には当時チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)に所属していたブレントフォードへ完全移籍した。すぐさま守護神に定着し、チームのプレミアリーグ昇格に大きく貢献。ブレントフォードでは4年間を過ごし、公式戦通算161試合に出場。イギリスメディア『スカイスポーツ』の統計によると、プレミアリーグ全38試合でゴールマウスを守った2022−23シーズン、リーグ内で最高セーブ率(77%)を記録した。
前記の通り、2023年夏にアーセナルへレンタル移籍加入。シーズン開幕当初はイングランド代表GKアーロン・ラムズデールがゴールマウスを守っていたものの、高いセービング能力と確かな足元の技術を買われ、昨年9月18日に行われたプレミアリーグ第5節のエヴァートン戦(○1−0)より正守護神の座を掴んだ。以降は公式戦通算41試合でゴールマウスを守り、シーズン最終盤まで優勝争いを演じたアーセナルを最後尾から支える活躍を披露。プレミアリーグでは最少失点のGKに贈られるゴールデングローブ賞を受賞した。加えて、クラブとして7シーズンぶりに参戦したチャンピオンズリーグ(CL)でも、ラウンド16セカンドレグのポルト戦でPKを2本止めるなど存在感を放った。
また、ブレントフォード在籍時の2022年6月にはスペイン代表デビューも飾った。その後もコンスタントに招集を受け、FIFAワールドカップカタール2022でもメンバー入り。現在開催されているEURO2024でも、“ラ・ロハ”の一員として大会に参戦。これまでに国際Aマッチ通算6試合に出場している。
完全移籍加入に際し、ラヤはアーセナルを通してコメントを発表。来る2024−2025シーズンに向けて意気込みを明かした。
「グーナーとして1年間のレンタル移籍を終え、ようやくこれからの数年間は堂々とアーセナルの選手だと言える。未来がどうなるのかは常に楽しみなもの。だけど、僕は常に今を生き、ここでの日々を楽しんでいるところさ」
「ここに来ることができて夢が叶った。この1年を通して、僕に多くを与えてくれたすべてのサポートに感謝したい」
同時に、クラブを率いるミケル・アルテタ監督も、クラブを通してコメントを発表している。
「ダビドは昨シーズン、我々にとって重要な選手であることを証明してくれた。彼が正式に我々の選手となったことを嬉しく思う。彼は我々のドレッシングルームにおいても重要な存在なんだ。彼と仕事を続けられることを本当に嬉しく思っている」
「彼は昨シーズンにここで築いた強固な基盤を、これからの数年間でさらに盤石なものとしてくれるはずだ。そして、我々とともにさらなる成功を収めて、それを楽しんでくれるだろう。我々のチームには非常に才能豊かなGKが揃っている。GKチームのような、固い絆のつながりを見るのが私は大好きだ」
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2024年07月05日 05:56
レアル・ソシエダの久保建英は7月4日、古巣であるFC東京のトレーニングに参加した。
この様子は、スペインでも注目され、複数のメディアが報道している。
ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は「クボがFC東京でトレーニング」と見出しを打ち、「日本人はソシエダのプレシーズンが始まる7月11日を待たずに、Jリーグで現在8位のチームで準備を始めるのを決めた」と伝えた。
「タケ・クボは次のシーズンを稲妻のように始めたいと考えている。レアル・ソシエダのウインガーはプレシーズン開始予定日である7月11日まで待ちきれず、すでに日本の首都のクラブである東京FCでトレーニングを行なっている」
【画像】FC東京の練習に参加した久保建英が長友佑都らと豪華6ショット
また、大手紙『Mundo Deportivo』は「休暇中でもクボは止まらない」と題した記事を掲載。「ラ・レアルの日本人ストライカーは、厳しいシーズンを終えて母国で数日間の休息を楽しんでいる。実際のところ、タケは来週の木曜日、素晴らしいリズムでプレシーズンを始めるために、休息と身体の準備を組み合わせているのだ」と綴っている。
「ソシエダの選手が練習するチームは21試合を消化して8位だ。彼が行なっているトレーニングセッションは強度が高く、来週のスビエタでの最初のトレーニングに備えるのに良いものとなるだろう」
日本代表MFのやる気に、驚嘆しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部