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2024年07月02日 07:40
ポルトガル代表はスロベニアとのEURO決勝トーナメント1回戦に勝利し、準々決勝進出を決めた。 スコアレスで迎えた延長戦ではPKのチャンスが到来するも、39歳のクリスティアーノ・ロナウドが失敗。相手守護神ヤン・オブラクにPKを阻止されると、思わず号泣していた。 延長戦でも決着がつかずにPK戦となると、ロナウドは1人目として今度は成功! ポルトガルは守護神ジオゴ・コスタが3人連続でPKを阻止し、英雄になった。試合後、ロナウドはこう話していた。 「始まりの悲しみは終わりの喜びさ。サッカーとはそういうものだ。説明できない瞬間さ。 (阻止されたPKは)チームにリードをもたらす直接的なシュート。それを決められなかった。ヤン・オブラクが好セーブを見せた…。あのPKを見なければいけない。自分のシュートがよかったのか悪かったのか分からないけれど、今年は一度も外したことがなかった。一番必要だった時にオブラクにセーブされた。 ポルトガルは優勢だったので、勝利に値したと思う。スロベニアはほぼ試合中ずっと守備に徹していた…それはとても難しいことで、チーム全員、特に3度の好セーブを見せた我がGKを称えるべきだろう」 ロナウドから讃えられたGKコスタは「(ロナウドのPK失敗後)全員が自分たちを信じる必要があった。最後まで信じ続けていたし、とても嬉しい。おそらく人生で最高の試合だね」とコメント。 「なぜかPKの成功率が低い」7名のスーパーストライカーたち 一方、敗退が決まったオブラクは「延長戦では我々にもチャンスがあったが、少しツキがなかった。全力を尽くしたが、準々決勝には進めなかった。ポルトガル、おめでとう」と述べていた。
2024年07月04日 11:48
U−23フランス代表を率いるティエリ・アンリ監督が、今夏移籍が迫っているニースに所属するMFケフラン・テュラムはパリオリンピック2024に参加できないことを明かした。3日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
今大会のホスト国でもあるフランスはグループAに入り、24日にU−23アメリカ代表と、27日にU−23ギニア代表と、30日にU−23ニュージーランド代表と対戦する予定となっている。
先月頭に代表候補メンバー25名を発表していたアンリ監督は、今月3日に本大会メンバーを発表する予定だったが、「ケフラン・テュラムがチームを離れたことは確かだ」と候補メンバーに含まれ、本大会のメンバー入りも予定されていた同選手を急遽外さなければならなくなったことを明かし、次のように不満を露わにした。
「これが最後の瞬間まで私たちが待たなければならない理由だ。なぜなら、何度も伝えていたことを今朝電話で言われたからだ。彼が移籍すると見られているクラブは彼がこのチームに加わることに反対している」
K・トゥラムは今夏の移籍市場でニースからユヴェントスへの加入が決定的になっており、近日中に正式発表される見込みとなっている。このような状況から、五輪はクラブに派遣義務がない大会であるため、移籍先となるユヴェントスが招集を拒否した模様で、アンリ監督は急なメンバー変更を余儀なくされる事態になったようだ。
2024年07月04日 11:42
日本サッカー協会は7月3日、パリ五輪に挑むU-23日本代表のメンバー18人とバックアップメンバー4人を発表した。
韓国では、やはり24歳以上のオーバーエイジ(OA)枠を一人も利用しなかった点が注目を集めている。
『スポーツ京郷』は「日本サッカーの自信か。オーバーエイジなしでパリオリンピックの金メダルに挑戦する」と題した記事を掲載。「オーバーエイジ候補として取り上げられた海外組の選手たちの所属クラブとの借出協議が難しかったのが最大の理由だが、それだけ戦力に対する自信も大きい」と報じた。
【PHOTO】パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介!
また、『イーデイリー』は「韓国サッカーが40年ぶりにオリンピック本選に出られないなか、日本はオーバーエイジなしで挑戦状を出している」と伝えている。
両国間の境遇の違いを嘆いているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 11:41
7月3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のメンバーが発表された。山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)とともに会見上に姿を現した大岩剛監督が、自らの口で本大会を戦う18人の名前を呼び上げていく。怪我人が出た際に入れ替えが可能となるバックアップメンバー4人も発表され、本大会に挑むスカッドが確定した。
今回のメンバー選考において、触れておきたい点がある。バックアップメンバーと予備登録リストの扱いだ。
18人の本登録メンバーに怪我人や体調不良者が出た場合、バックアップメンバーに選出されたGK佐々木雅士(柏)、DF鈴木海音(磐田)、MF佐野航大(NEC)、MF山田楓喜(東京V)の中から代替選手を補充できる。
大会期間中に離脱者が発生したケースにも対応可能で、不測の事態が発生した際には4人の力が必要不可欠。JFAによると、バックアップメンバーの4人はチームに帯同せず、アクシデントがあった際に合流するという。
特に大会中に負傷者が出た際に新たに補充する場合、バックアップメンバーとして名を連ねている佐野は重宝されるはずだ。
大岩ジャパンで活動した期間が短く、本大会前最後となる6月のアメリカ遠征でしかプレーしていない経緯を考えれば、18人のメンバーから漏れた点は仕方ない側面がある。だが、オランダリーグ1部で結果を残した実力は確か。創造性に富んだプレーと正確なパスはチームの力になるはずで、何よりセンターフォワードとCB以外でプレーできる汎用性は、限られたメンバーから選手を補充するとなった場合に計算が立ちやすい。しかも、欧州クラブに所属しているメリットも大きく、時差ボケなく合流できる点もプラスに働く。
【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット!
その一方で、今大会はバックアップメンバーに関して変更点があり、山本NDは会見でこのような話をしている。
「(18人のメンバーに)体調不良や怪我などがあった場合、バックアップメンバーの4人から差し替えができる。ただ、初戦のキックオフ直前までにバックアップメンバーにアクシデントがあった場合は、このメンバー以外のラージリストから(選手を)変えられます」
初戦のキックオフ24時間前までにバックアップメンバー4人が怪我や体調不良で離脱した際は、予備登録リストから補充できるようになった。往来であればいかなる場合でもバックアップメンバーの差し替えは認められていなかったため、この変更は大きな意味を持つ。
加えて、予備登録リストの扱いが大会直前に変更された点も見逃せない。
当初の予定では2月に人数制限が設けられていないラージリストを提出し、その中から5月下旬に50人の予備登録リストを確定させる流れだった。しかし、5月21日にFIFAが変更を決定。50人のリストを100人に増やすことが伝えられた。さらにその後、100人のリストも撤廃。2月に提出したリストから選手を選定すると通達があった。つまり、ラージリストに関する変更を踏まえると、日本にとってプラスになる可能性がある。
例えば、バックアップメンバーで負傷者が出た場合、「100名以上登録している」(山本ND)というリストから選手を追加できるため、土壇場で欧州クラブに所属する選手が招集OKになった場合に呼び寄せることも不可能ではない。
OAの選手がひとりもおらず、またMF久保建英(ソシエダ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)も招集できないなど、思い通りのメンバー構成にできたわけではない。それでも、こうしたルール変更もうまく使えれば、日本の力を最大値に持っていくことはできるはず。
「詳細なルールを把握したうえで動いていかないといけない。サポーティングスタッフ、メディカルスタッフなど様々な人が動いて、周りの選手の管理もやっていかないといけない」とは山本NDの言葉。2年半の活動で大岩ジャパンに招集された選手は総勢88名。ここから18名+4名が選出された。だが、不測の事態に陥れば、まだほかの選手が呼ばれる可能性は小さくない。総勢88名とスタッフで構成される大岩ジャパンの戦いはここからだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年07月04日 11:40
9月からスタートするワールドカップ2026のアジア三次予選。
2024年07月04日 11:26
現地時間7月3日、ブンデスリーガ1部のマインツは鹿島アントラーズから佐野海舟を完全移籍で獲得したと発表。2028年までの4年契約となっている。
佐野は2019年にFC町田ゼルビアでプロデビューを果たし、2023年には鹿島に移籍。ボランチで定位置を掴み、主力として活躍すると、同年11月には日本代表に初招集された。
そんな23歳をドイツ大手紙『Bild』は、「マインツには(ベンフィカに移籍した)守備的MFのレアンドロ・バレイロの後継者がいる」と紹介。「佐野は冬にブンデスリーガへの移籍を望んでいたが、当時は上手くいかなかった。クラブが彼を手放したくなかったからでもある。今回、彼はおそらく大きな夢を果たしたのだろう」と伝えた。
【動画】マインツのトレーニングウェア姿で挨拶する佐野海舟
また、マインツの地元メディア『Allgemeine Zeitung』は、「この守備的MFは(過去に在籍した)同胞の岡崎慎司や武藤嘉紀の足跡をたどる」とし、以下のように佐野大きな期待を寄せている。
「優れた部分がたくさんある。低い重心や激しいアプローチ、力強いプレースタイルだ。元シュツットガルトの遠藤航にも似ている。ビルドアップにおける冷静さ、ボールを扱う賢明な判断、賢いポジショニングも彼の才能の一部だ。シーズン初めの問題は、ブンデスリーガにどれだけ早く慣れて、約1万キロも離れたピッチでそのクオリティを発揮できるかということだろう」
佐野が新天地でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 11:20
7月末に開幕を迎えるパリ五輪。ホスト国のフランスは早い段階でメンバーを選出していたが、今回大きなトラブルに直面したようだ。
ティエリ・アンリ監督が招集したMFケフラン・テュラムが、今回ニースからユヴェントスに移籍する可能性が高まっている。
そのため、なんとユヴェントス側がパリ五輪への帯同に対して拒否する意向を示し、フランス代表から離脱させることを通告したとのこと。
『L'Equipe』によれば、ティエリ・アンリ監督は水曜日の記者会見で以下のように苛立っていたという。
「ケフラン・テュラムという選手がチームを去ったことは確かだ。なぜかといえば、我々は早朝に何度も電話を受けたからだ。最後まで待っていた電話をね。
彼が加入する予定のクラブは、ケフラン・テュラムがパリ五輪に同行することに反対しているんだ。
彼の不在は非常に大きな打撃だ。選手の名前をリストに乗せて、それが認められないと後にわかるような状況に陥ることは許されない。理想的ではないが、対処しなければならない」
松木玖生、パリ五輪メンバー外の理由が明らかに!山本昌邦ND「移籍の可能性があるため…」
記事によれば、さらにフランス代表ではミカエル・オリーズがクリスタル・パレスからバイエルン・ミュンヘンに移籍する可能性があると伝えられているという。
バイエルン・ミュンヘンはすでにマティス・テルのパリ五輪帯同を拒否しており、もしオリーズも移籍が決定したら離脱する可能性は高いとされている。
2024年07月04日 11:13
バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、スペイン代表との大一番に向けた意気込みを語った。3日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
自国開催のEURO2024で28年ぶりの欧州制覇を目指しているドイツ代表。ユリアン・ナーゲルスマン監督の就任とトニ・クロースの代表復帰が奏功し、FIFAワールドカップカタール2022後の歴史的不振から脱却すると、開幕戦ではスコットランド代表を5−1で一蹴。その後の2試合を1勝1分で終えてグループAを首位通過し、ラウンド16ではデンマーク代表を2−0で退け、2大会ぶりのベスト8進出を決めた。
準々決勝で対戦するのはスペイン代表。今大会はラミン・ヤマルやニコ・ウィリアムズといった若手が輝きを放ち、“死の組”とも形容されたグループBを3戦全勝で首位通過。ラウンド16ではジョージア代表に先制を許したものの、4ゴールを叩き込み鮮やかな逆転勝利を飾った。過去の対戦成績はドイツの9勝9分8敗。直近の対戦は1−1で引き分けたカタールW杯・グループE第2節となっている。
自国開催の大舞台で「10番」を背負い、ここまで3ゴールを記録しているムシアラは「自国開催という事実は、僕たちにさらなる力を与えてくれる。国全体のサポートによって多くのことが可能になると信じているよ。僕にとっては大きな名誉だし、ここにいることができて本当に嬉しい。この国に誇りと喜びをもたらしたいと思っている」と前置きした上で、スペイン戦に向けた意気込みを次のように示した。
「難しい試合になるだろう。両チームともに決勝へ進むクオリティーを持っている。僕たちは互いに支え合い、この試合に勝てるという自信を持たなければならない。彼らにはチームに価値をもたらし得る危険な選手がたくさんいる。N・ウィリアムズ、ヤマル、そしてペドリは試合を決めることができる選手たちだ。しかし、僕たちのチームにもそのような選手はいる。だからこそ、自分たちに自信を持つ必要があるんだ」
今大会屈指の完成度を誇る両チームによる準々決勝は、日本時間5日の25時(6日の1時)にキックオフを迎える。
2024年07月04日 11:00
5日に行われるEURO2024の準々決勝で対戦するドイツとスペイン。
2024年07月04日 10:31
鹿島アントラーズに所属しているFW垣田裕暉が、柏レイソルに完全移籍することが決定した。4日、両クラブが発表している。
現在26歳の垣田は、鹿島アントラーズジュニアユース、ユースを経て、2016年に鹿島アントラーズに加入した。その後、2017年にツエーゲン金沢へ、2020年には徳島ヴォルティスへ、2022年にはサガン鳥栖への期限付き移籍も経験し、2023年に鹿島に復帰した。昨シーズンはリーグ戦29試合出場で4得点を記録していたが、今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグで4試合、2024JリーグYBCルヴァンカップで2試合の出場にとどまり、ノーゴールとなっていた。
完全移籍が決定した垣田は鹿島のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「プロになってからは期限付き移籍で6年間外に出ていましたが、中学1年から14年半、人生の半分以上をアントラーズで過ごしてきました。自分にとって、アントラーズはとても思い入れのあるクラブなので、移籍をするかどうかすごく迷いました。しかし、一度きりのサッカー人生、ピッチで自分の力を示したいという思い、そしてこれからの成長を考えて、この決断をしました。アントラーズに関わるすべての皆様、本当にありがとうございました!」
そして、加入する柏のクラブ公式サイトでは「はじめまして、垣田裕暉です。このたび、柏レイソルに加入することになりました。レイソルの力になれるよう、全力を尽くして戦います。応援よろしくお願いします」とコメントをしている。
2024年07月04日 10:02
ドイツ1部のマインツは現地7月3日、鹿島アントラーズMF佐野海舟の完全移籍での獲得を発表。契約期間は2028年までの4年間となっている。
現在23歳の佐野は米子北高を卒業後、2019年にFC町田ゼルビアに加入。2023年には鹿島に移籍し、ボランチとしてレギュラーの座を掴むと、その活躍が認められ、同年11月にはW杯2次予選に臨む日本代表に初招集されていた。
今季もここまでJ1で20試合に出場。21節終了時点で2位につけるチームの中盤を支えていたが、今月1日に海外クラブ移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱すると発表されていた。
【動画】マインツのトレーニングウェア姿で挨拶する佐野海舟
マインツのスポーツディレクター(SD)を務めるクリスティアン・ハイデル氏はクラブの公式サイトを通じて、佐野を「ボールを持った時の落ち着き、技術力、運動量、闘志溢れる精神力で、我々の中盤を強化してくれるだろう」と絶賛。そのうえで、初めて海外挑戦をする場として、マインツは最適なクラブであると強調した。
「彼にとってマインツへの移籍は、キャリアで初めて日本を離れ、国際舞台に立つことになる。マインツはそのための完璧なクラブであり、我々はブンデスリーガで彼が潜在能力を最大限に発揮できるよう、ピッチ内外で海舟をサポートしていく」
新たなチャレンジへ。佐野のこれからの歩みに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月04日 10:00
FC町田ゼルビアは4日、DF三鬼海がSC相模原へ期限付き移籍することを発表した。
なお、期限付き移籍期間は2025年1月31日までとなり、2024シーズン公式戦におけるFC町田ゼルビアとの対戦には出場できない。
現在31歳の三鬼は名古屋グランパスのU−15、同U−18に所属した経歴を持ち、2011年に町田に加入した。2015年にV・ファーレン長崎への期限付き移籍を経験すると、2017年にロアッソ熊本に完全移籍。2018年にはモンテディオ山形に完全移籍し、2021年に町田に期限付き移籍で復帰すると、翌2022年に完全移籍となった。しかし、2022年10月に右大腿二頭筋腱断裂で全治6〜12カ月の離脱を余儀なくされると、昨シーズンに続いて、J1リーグに昇格した今シーズンもここまで出場機会がなかった。
期限付き移籍が決定した三鬼は町田のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「この度、SC相模原に移籍することになりました。今までSNSや練習場、スタジアムなどでたくさん声をかけて頂きありがとうございました。そんなみなさんのためにも、ケガから復帰して必ずピッチに立って恩返しをする。その想いで辛いリハビリを乗り越え、日々練習をしてきましたが、残念ながら叶いませんでした。苦しい時も頑張れたのはみなさんのおかげです。本当に感謝しかありません。町田で出会ったすべての人のおかげで、今の自分があります。たくさんの愛をありがとうございました。町田の『J1優勝』を心から願ってます。長い間ありがとうございました!」
そして、加入する相模原のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「SC相模原に関わる全ての皆様 初めまして、三鬼海です。必要としてくれたクラブのために、覚悟を持って全力で戦います。応援のほどよろしくお願いいたします」
2024年07月04日 09:58
アタランタがガラタサライ所属のイタリア代表MFニコロ・ザニオーロの獲得に近づいているようだ。
2024年07月04日 09:30
5日に行われるEURO2024の準々決勝、ドイツ代表対スペイン代表。開催国であるドイツと、優勝候補の一つであるスペインが対戦する注目の試合だ。
ドイツではこの大会を最後に現役を引退することを宣言しているトニ・クロースがおり、負ければ彼はキャリアの幕を下ろす。
『AS』によれば、レアル・マドリーで彼とチームメイトであったスペイン代表FWホセルは以下のように話していたとのこと。
「(ドイツにはトニ・クロース、スペインにはロドリ。この二人のボランチについて)彼らはあのポジションにおいて象徴的な存在だ。
僕はレアル・マドリーでトニ・クロースと、スペインでロドリとプレーしてそれを体感したよ。彼らはいつだってロッカールームで落ち着きを保っている男たちだ。
こんな形でクロースに引導を渡さなければならないのは残念だね。金曜日には勝てるといいね。
ここを突破するには勝つことだけが重要だ。クロースについてよりも、我々は自分自身のことを信じなければならない。
我々は他のチームのことなど気にしていないよ。金曜日がトニ・クロースにとって最後の試合になるだろう。
クロースの強みについてはよく知っている。ドイツがボールを持つたび、彼の足を通過する。彼の試合を楽しませないように、特別な注意を払う必要があるね。
これがクロースの最後の試合になることを願うよ。金曜日には彼が引退することを期待する。
彼とはたくさん話したし、友人だ。そしてたくさんのアドバイスをもらった。ドイツの心臓であり、レアル・マドリーの心臓だ。注意しなければいけないよ」
クロースだけじゃない「好調期に引退宣言した」7名のスター選手
友人であるクロースに対し、準々決勝が行われる金曜日で「引退させてやる」とイジってみせたホセル。
彼自身も今季でヨーロッパを離れてサウジアラビアに移籍することもあり、キャリアを一区切りする夏。ホセルにとってもクロースにとってもお互いに特別な試合になりそうだ。
2024年07月04日 09:22
名古屋グランパスは4日、FW酒井宣福がレノファ山口FCへ期限付き移籍することを発表した。
期限付き移籍期間は2025年1月31日までとなり、2024シーズン公式戦にて名古屋グランパスと対戦するすべての公式戦に出場することができない。なお、山口での背番号は「51」に決定した。
現在31歳の酒井は帝京長岡高校から2011年にアルビレックス新潟に加入すると、アビスパ福岡やファジアーノ岡山への期限付き移籍も経験し、2018年に大宮アルディージャへと完全移籍。2021年にサガン鳥栖に移籍すると、翌2022年に名古屋に加入した。昨シーズンはリーグ戦20試合に出場したが、今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグで3試合、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で1試合の出場にとどまっていた。
期限付き移籍が決定した酒井は名古屋のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「このたび、レノファ山口FCに期限付き移籍することになりました。シーズン途中での移籍になってしまって申し訳ありません。クラブ関係者やグランパスファミリーの方々の応援にいつも励まされていました。本当にありがとうございます! 自分としっかり向き合ってこのクラブでの経験を糧にさらなる成長ができるように頑張ります! チームを離れてもグランパスを応援しています! ありがとうございました!」
そして、加入する山口のクラブ公式サイトでは以下のように意気込みを語っている。
「初めまして、名古屋グランパスから来ました酒井宣福です! レノファに関わる全ての皆さんとたくさんの喜びを分かち合えるように自分の全てを捧げて頑張ります! J1昇格の為に共に戦いましょう!! よろしくお願いします!!」
2024年07月04日 09:08
マンチェスター・シティからバルセロナへレンタル加入していたポルトガル代表DFジョアン・カンセロの去就は依然として不透明なようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在30歳のカンセロは2019年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍で加入した。攻撃時にインサイドへ絞ってゲームメイクに関与する“偽サイドバック(SB)”としての地位を確立すると、その後の3年半で公式戦通算154試合出場9ゴール21アシストという成績を残し、数々のタイトル獲得に貢献。しかし、2022−23シーズン途中から出番を減らし、バイエルンへの半年間のレンタルを経て、昨年夏にはバルセロナへ1年間の期限付きで加入した。
バルセロナでは左右のSBを主戦場に公式戦通算42試合に出場し4ゴール5アシストをマーク。しかし、昨年夏に締結したレンタル契約には買い取りオプション等が付随しておらず、6月30日をもって一旦はマンチェスター・シティへ復帰することとなった。
この度『マルカ』が報じたところによると、バルセロナはカンセロの残留を望んでいるものの、ウイング(WG)や中盤の補強に向けた資金を確保するため、完全移籍での獲得ではなく再レンタルを希望しているとのこと。しかしながら、マンチェスター・シティ側は同選手をスカッドに留めるつもりはなく、今夏の移籍市場での売却を本格的に検討しているようだ。現時点でサウジアラビアの2クラブがカンセロとの契約に興味を示しており、マンチェスター・シティも完全移籍での放出に向けて交渉を開始しているという。
なお、カンセロ本人はバルセロナでのプレー継続を望んでいる模様だが、マンチェスター・シティが再レンタルに応じるかは現時点で不透明。果たして同選手は2024−25シーズンをどのクラブでプレーすることになるのだろうか。各クラブの動向に注目が集まる。