2024年07月02日 07:30
Qolyアンバサダーのコラムニスト、中坊がお届けするレポートをお届けします。 かつては数名に限られていたヨーロッパでプレーする日本人選手:通称「海外組」。それがいまや200人を超える選手数となっています。この激増によって20年前と今でどのようにサッカーをとりまく環境が変化したのか、比較しながら説明していきたいと思います。 2002年のサッカー報道環境 2024年時点、ヨーロッパでプレーする日本人サッカー選手は1部、2部、そして3部以下まで含めれば200人を超えている現状となっています。一方で約20年前の2002年日韓W杯当時はどうだったのか、比較していきながら「海外組8人の時代から200人超えの時代へ」について話していきたいと思います。 2000年代においてはヨーロッパクラブ所属の日本人選手(A代表経験者)は限られていました。2002年日韓W杯直後ならば以下の通り。 ・高原直泰(ドイツ:HSV) ・鈴木隆行(ベルギー:ゲンク) ・中田英寿(イタリア:パルマ) ・中村俊輔(イタリア:レッジーナ) ・稲本潤一(イングランド:フルハム) ・小野伸二(オランダ:フェイエノールト) ・廣山望(ポルトガル:ブラガ) ・川口能活(イングランド:ポーツマス) 2002年日韓W杯直後は完全にサッカーバブルが起きていました。2024年の今、最近サッカーに触れ始めたファンからすると俄には信じられない状況だったことを伝えておきたいと思います。具体的には以下の状況でした。 (1)メディア報道 ・サッカー専門番組以外の民放ニュース番組においても、数秒ながら海外組各選手の活躍が報道されていた。 (2)有料放送視聴 ・スカパーで欧州各国リーグごとに視聴可能な契約が用意され、日本人選手所属に合わせて「イタリアライブ」、「オランダライブ」、さらにはゲンク所属・鈴木隆行のプレーを視聴するための「ベルギーライブ」が用意されていた。 (3)マイナーリーグ ・当時ジーコ監督の日本代表に招集されていなかった廣山ですら、現地ポルトガルでの取材がされた特集記事が不定期にサッカーダイジェスト、サッカーマガジンに掲載されていた。 (4)戦力面・金銭面 ・海外移籍時、戦力面を踏まえ補強として獲得する面よりも、日本でのマスコミ、ファンが押し寄せメディアに取り上げられ、ユニフォーム爆売れが期待される「ジャパンマネー」目当てとヨーロッパ現地で言われていた。 ここ最近のサッカーファンからすると、上記はいずれも信じがたい状況だと思います。そして時は流れ2024年現在だと以下の通り激変しています。2024年のサッカー報道環境 (1)メディア報道 ・一般的な民放ニュース番組においては選手の活躍はまず報道されない。放映権料の高いイングランドプレミアリーグ所属組やUEFAチャンピオンズリーグについては民放の予算の都合上、映像をあまり流せない。 (2)有料放送視聴 ・現時点で20人以上日本人選手が在籍しているベルギーリーグだが、日本国内での放映権を持つDAZNではその他各国のリーグとセットの契約であり、「ベルギーリーグのみ視聴可能」という個別の視聴契約ではない。 ・日本人選手一人だけのために放映権獲得するケースはほぼなく、2022年カタールW杯日本代表メンバーに選出された柴崎岳はスペイン2部レガネスに所属していたが、放映権をどこも獲得せず、日本国内にて柴崎のプレーを視聴はできなかった。 (3)マイナーリーグ ・現状、「日本代表招集外のヨーロッパクラブ所属選手」は無数におり、ファン側の興味関心が低く、過去の廣山のように何度も特集記事は掲載されない。 ・そもそも日本代表招集選手ですら、前述の柴崎の通りチェックできない状況。 (4)戦力面・金銭面 ・この20年で日本の経済力・円の力が大きく低下したため日本人選手獲得によってジャパンマネーを期待するクラブは激減。金銭面では無く純粋に戦力面として評価するある意味皮肉な形に。 ・移籍金も、日本人選手に対し大きな額を払うように(2019年、ポルトガルのポルティモネンセからカタールのアル・ドゥハイルに移籍した中島翔哉、この移籍金額44億円が日本人最高額)。 一体何故サッカーの報道内容や環境が激変したかというと、「ヨーロッパでプレーする日本人選手が爆発的に増えたから」に尽きます。 2002−2003年に8人程度だった「海外組」。20年の時を経て2024年時点で総勢200人を超えました。ここまで増えたら報道も激変します。2002年と2024年の比較 まず「1.メディア報道」だが、これは「4.戦力面・金銭面」とも関連しますが、日本の経済力低下およびヨーロッパの放映権料高騰により民放での放送が難しくなりました。スーパーサッカーのMCである加藤浩次も「三笘選手の活躍を紹介したいのに、プレミアの放映権料が高すぎてプレー映像を使えない」と日テレの情報番組「スッキリ」で語っていたほどです。 昔はフルハムの稲本が2002年インタートトカップでボローニャ相手にハットトリックしたら、NHKニュース番組で映像が流されて報道されていたほどでした。旧UEFAカップ出場権を争う中位クラブ同士のスモールな大会での活躍が放送されていたのに、世界トップレベルでの活躍が高くて放送できないという変化。また、そもそも海外組の数が多すぎて、放送しきれません。 大活躍の事例で言えば、2018年ベルギーリーグで残留争い直接対決最終節、0-2ビハインドからハットトリックの大活躍で勝利し、クラブの奇跡的な一部残留を成し遂げたオイペン所属・豊川雄太は衝撃的なプレーだったが日本でほぼ報道なし。ひとえに海外でプレーする選手の数が多すぎてニュースバリューが落ちてしまっています。 「2.有料放送視聴」についても、今、オランダリーグ単独のために契約する日本人視聴者がどれだけいるのか? ましてやベルギー単独では? ほとんどいないと思います。DAZNにて他国リーグとまとめてセットになっているからごくたまに視聴はしますが。昔は単独・月数千円で契約パックが用意されるほどだったのが信じられない。数少ない海外組だったから興味関心は引き、契約者数がそれなりにいて放映権料をペイできたということかもしれません。逆に柴崎はW杯選出される選手なのにスペイン2部の放送がどこもなかったのが悲しい。あまりに海外組が多すぎて追い切れないし、柴崎一人いるからといってスペイン二部を視聴したい、契約したい、という層が少なすぎたと思料します。 「3.マイナーリーグ」、これは今だときりがない。ヨーロッパで総勢200人を超える日本人選手が在籍と述べたが、主要国以外でもポーランドで7人、スコットランドで7人、リトアニアで16人…。もはや追えない。一人一人チェックできるはずもない。全員の名前を漏れなく挙げられる人は日本で誰もいません。 ポルトガル在籍者、昔は廣山1人だったが、今は3部まで含めれば総勢11人在籍。圧倒的に増えた。廣山を例に出して特集記事の話をしたが、もっとマイナーな日本代表選出経験ゼロの選手ですら特集記事が載っていたこともあります。 それが今矢直城(現:栃木シティFC監督)。2003年、スイス・スーパーリーグ所属のヌーシャテル・ザマックスに在籍し、2003-04シーズンのUEFAカップにも出場しました。何故こんなほぼ誰も知らない選手を自分が知っているかというと、当時のサッカーマガジンで「UEFAカップに出場した日本人選手がいる」という特集記事が掲載されていたからです。それほどまでに珍しかった時代だったのです。 しかし今やヨーロッパリーグでプレーする選手ですらいちいち特集記事にはならない。レベルが上がりチャンピオンズリーグに出場する日本人選手が何人も出てきたし、ヨーロッパリーグだと目新しさ・珍しさもなくなって日常レベルになったためです。 最後の「4.戦力面・金銭面」。 「ジャパンマネー」…。懐かしすぎてもはや甘美な響きにすら聞こえます。かつては日本人サッカーファンとマスコミが大挙してヨーロッパに押し寄せました。歴史上初の日本人対決となった2002年セリエA、パルマ中田英寿vsレッジーナ中村俊輔の試合はどちらもクラブで背番号10を着け、日本代表の主力ということもあり、相当な日本人観客と日本マスコミの数でした。なのでヨーロッパクラブ側もジャパンマネーを期待して、戦力にはならないけどユニフォームは売れるしアジアの広告塔にもなるしと経済面先行で獲得する事例がありました。キング・三浦知良ですら1994年当時のジェノアでマーケティング目的と言われたし、2003年サンプドリアの柳沢敦も現地で同様に言われていました。 しかし今や日本は経済力が弱くなったし、ヨーロッパ側も金目当てだったら日本ではなくサウジアラビアや中国を頼りにするようになりました。そのため、ジャパンマネーという単語は死語となり、日本人選手は純粋に戦力として評価され移籍することとなりました。日本の国力低下が遠因となってサッカーでは正当な評価に繋がるという皮肉な事例です。 ただ、これも日本の経済状況だけが要因ではなく、あまりに日本人選手が増えたことも大きい。ヨーロッパに僅か数人しかおらず注目を集めていた状況から、興味関心が分散されすぎて特定の選手に注目が集まりすぎる状況ではなくなったからです。 ということで各4項目をもとに過去からの激変ぶりを解説していきましたが、どれも激変理由の根底にあるのは繰り返し述べている「ヨーロッパクラブ在籍日本人選手が爆発的に増えたこと」です。 昔は自分も海外所属選手をそらで全員言えたが、今はとても無理。となると到底チェックしきれません。 これが良いのか悪いのかで言ったら、間違いなく良いこと。20年前は想像できなかった時代にきている。日本も選手輸出大国のブラジルやアルゼンチンのようになってきたのだと。 ただ、民放で三笘や遠藤航の活躍映像が流されないことだけは残念である。地上波で映し出されることによって、世間からの関心も高まるし、それに憧れてプロを目指す子供達が増え、ゆくゆくは日本サッカーの更なるレベル向上に繋がるからです。 ライター:中坊 1993年からサッカーのスタジアム観戦を積み重ね、2023年終了時点で962試合観戦。特定のクラブのサポーターではなく、関東圏内中心でのべつまくなしに見たい試合へ足を運んで観戦するスタイル。日本国外の南米・ヨーロッパ・アジアへの現地観戦も行っている。 Note:「中坊コラム」@tyuu_bou https://note.com/tyuu_bou Twitter:@tyuu__bou https://twitter.com/tyuu__bou
2024年07月05日 08:40
ブライトンは、フェイエノールトに所属するオランダ代表MFマッツ・ウィーファーの獲得に迫っているようだ。4日、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏やイギリス紙『デイリーメール』などが伝えている。
現在24歳のウィーファーはトゥウェンテの下部組織出身選手で、守備的なMFを本職としている。2020年7月にエクセルシオールに移籍した後、2022年7月にフェイエノールトに加入。2023−24シーズンは公式戦42試合出場で6ゴール4アシストを記録した。また、2023年3月にオランダ代表デビューを飾り、これまで通算9試合出場で1ゴール1アシストを記録している。
ウィーファーの現行契約は2027年6月30日までとなっているが、複数クラブから関心が寄せられており、今冬の移籍市場ではアトレティコ・マドリード移籍の可能性も浮上していた。最終的にはクラブ間で破談したため、フェイエノールトに残留したが、今夏の去就にも注目が集まっている。
そんななか、今回の報道によると、ブライトンがウィーファーの獲得でフェイエノールトと合意に達したという。移籍金3000万ユーロ(約52億円)に追加オプションが付随する契約で交渉はまとまった模様で、メディカルチェック後に正式発表される見込みとなっている。また、ブライトンはウィーファーと5年契約を締結することも予想されている。
なお、イギリス紙『テレグラフ』ではリヴァプールもウィーファーの獲得レースに参戦したものの、すでにブライトンとの口頭合意に至った後だったことも伝えられており、同選手のブライトン加入は決定的になっているようだ。
2024年07月05日 08:10
EURO2024ではスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(21)、ドイツ代表MFジャマール・ムシアラ(21)など新時代をリードする若手が躍動しているが、ベテラン選手の頑張りも見逃せない。
近年は30代後半に入ってもトップパフォーマンスを維持する選手が増えており、これまでの年齢の常識は通用しない。
そこで気になるのは、今大会に出場しているベテランのスター選手たちが2年後のワールドカップ北中米大会を目指すかどうかだ。
1.クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表/FW/39歳)
例えば39歳で参戦しているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。ここまではPK失敗など悔しいシーンもあり、まだ今大会無得点だ。しかし、このままポルトガルがEUROを制するようなことがあれば、ロナウドも手応えを掴むはず。悲願のワールドカップ制覇へ2年後に向けてモチベーションを高めるきっかけとなるのではないか。
一瞬のスピードなど衰えが気になるポイントもあるが、チームの象徴であることは変わらない。『ESPN』はロナウドが8割くらいの確率で2年後のワールドカップへ出てくるのではないかと読んでいる。
2.ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド代表/FW/35歳)
今大会は怪我で出遅れ、チームもグループステージ敗退と悔しい結果に終わったポーランド。レヴァンドフスキにとってもかなり消化不良な大会となったはずだが、『ESPN』はまだレヴァンドフスキの闘志が消えていないと見ている。所属するバルセロナとの契約も2026年夏までとなっており、ちょうどワールドカップがあるタイミングだ。チームが欧州予選を通過できた場合、そこがレヴァンドフスキにとって代表キャリア本当のラストステージとなるか。
3.ケビン・デ・ブライネ(ベルギー代表/MF/35歳)
ベスト16でフランス代表に敗れた際、デ・ブライネはまだ代表キャリアの今後について答えを出していないとコメントしていた。2年後は35歳となっているが、ロナウドやレヴァンドフスキのことを考えればデ・ブライネもプレイ可能な年齢ではある。
しかし、黄金世代と呼ばれた選手たちの中には代表を退いた者も多い。気になるのはモチベーションの部分で、同メディアは今大会もデ・ブライネがチーム状態にフラストレーションを抱えながらプレイしているように見えたと伝えており、これが最後のメジャートーナメントになる可能性が高いと見ている。
4.ルカ・モドリッチ(クロアチア代表?MF/38歳)
近年はモドリッチを中心に好成績を残してきたクロアチアだが、今大会は終盤の失点が続いたこともあってグループステージ敗退に終わった。クロアチアにとっては悪夢のような戦いが連続してしまい、さすがにモドリッチもピークは過ぎている。
所属するレアル・マドリードでもスタメンから外れる機会が増えていて、それが今大会にも悪影響を及ぼしたとの見方もある。40歳で2年後のワールドカップを目指すことも不可能ではないはずだが、モドリッチを中心にチームを構築するのはさすがに厳しいかもしれない。
5.ペペ(ポルトガル代表/DF/41歳)
ポルトガルではロナウドに話題が集まるが、2歳上のペペが今大会もセンターバックとしてフル稼働していることの方が衝撃ではある。ベスト16のスロベニア戦では延長戦で危険なタッチミスがあったが、それを除けばパーフェクトだ。
2年後は43歳となるが、同メディアは2026年でもまだプレイできそうな気配があると驚異の身体能力に驚いている。
6.リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/FW/37歳)
最後はEUROに出ている選手ではないが、同メディアは番外編としてコパ・アメリカ2024に参戦中のメッシにもスポットを当てている。
まだ今大会は得点こそ決めていないが、チャンスメイクの部分ではさすがの活躍を見せている。何より2026年大会はアメリカで開催され、インテル・マイアミでプレイするメッシの参戦はアメリカのサッカーファン全員が望んでいるものだろう。
メッシにとっても目指すモチベーションにはなるはずで、ワールドカップ連覇に挑む姿が期待される。
2024年07月05日 08:10
マンチェスター・シティでプレーしているブラジル代表GKエデルソンが、サウジアラビア1部のアル・ナスルに加入することに合意したという。
『BeIN Sports』によれば、アル・ナスルは昨年夏からエデルソンの獲得に興味を示していたとのこと。
そして今回エデルソンとの個人的な交渉において給与などの条件について合意が図られたという。契約は2年で1年延長のオプション付き、年俸は3000万ポンド(およそ61.1億円)であるという。
ただ、現状ではエデルソンが所属しているマンチェスター・シティとの間では交渉が行われていないそう。
メッシは1位じゃない!コパ・アメリカで「最も年俸が高い10名」
しかしマンチェスター・シティはエデルソンが新しいチャレンジに前向きであることは理解しており、すでに後釜の候補はリストアップしているとのこと。
ステファン・オルテガの残留に向けた交渉を成功させたほか、ミランのマイク・メニャン、ポルトのディオゴ・コスタを獲得することを検討しているという。
2024年07月05日 07:58
今夏でのトッテナム退団が濃厚と報じられていたブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルが、同クラブに残留する可能性が浮上した。
2024年07月05日 07:50
フランス・リーグアンのレンヌに所属している18歳のストライカーが、電動キックボードで女性を轢いて死亡させたとして起訴されているとのこと。
『L'Equipe』によれば、事故は6月18日にレンヌの街の中心部にある「道路ではない場所」で発生したという。
名前が明かされていない18歳の選手は、16歳の同僚と二人乗りで電動キックボードを走らせていたところ、51歳の女性と衝突したとのこと。
被害者となった女性はその後入院したものの、この事故によって負った怪我が原因となって6月24日に死去したそう。
電動キックボードを運転していた18歳の選手は過失致死罪、故意的な安全義務違反、さらに保険未加入の罪によって水曜日に身柄を拘束されたとのこと。
「飲酒運転者との交通事故」で悲劇の引退。25歳韓国人GKが「諦めない、パラリンピックに出る!」宣言
さらに木曜の朝には検察に送致され、事情聴取を受けたのちに釈放されているそう。今後全ての動力装置付きの乗り物を運転することが禁止されるほか、8月23日に裁判所に出廷するよう命令が下されているようだ。
記事によれば、容疑者は最高で7年の懲役刑が言い渡される可能性があるとのこと。
2024年07月05日 07:30
毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は日本代表選手の相馬勇紀がゲストとして出演し、ポルトガルリーグのカーザ・ピアで過ごした2シーズンを振り返っていた。
その生い立ちについてのトークでは、少年時代に好きだった選手がFC東京時代のルーカスだったことを明かしていた。
内田「出身は名古屋?」
相馬「出身は東京の調布市というところです」
内田「ということはFC東京のファンだったの?」
相馬「試合は良く見に行ってました。ファンではなかったですけど」
内田「好きな選手はいた?」
相馬「好きな選手は…ルーカスとかわかりますか?FC東京か東京ヴェルディの試合しか見に行けなかったので…」
なぜ相馬勇紀は「ドラミちゃん」と言われるようになったのか?「あの時が自己最高体重だった」
好きだった選手はFC東京やガンバ大阪などで長くプレーしたブラジル人FWのルーカスだったという。
なお、早稲田大学を卒業したあとには名古屋グランパスの他、湘南ベルマーレやFC東京からも練習参加のオファーがあったとのことだ。
2024年07月05日 07:30
Qolyアンバサダーのコラムニスト、仙太郎によるレポートをお届けします。
浅野監督は前節と同じスターティングメンバーで臨みました。これは現在の戦術に対する自信の表れです。しかし、試合開始直後から鹿児島は千葉の高い守備強度とロングパスを駆使した攻撃に苦しみ、前半10分過ぎまで千葉に押し込まれました。鹿児島の反撃
その後、鹿児島は千葉の攻撃に徐々に対応し反撃を開始。16分に先制ゴールを奪うことに成功します。前半だけで鹿児島のシュート数は10本、対する千葉は5本と数字上は圧倒。しかし、千葉の守備組織を崩すことはできず、枠内シュートの数は両チーム同じでした。鹿児島はミドルシュートも多く、PA内でブロックされる場面も多かったのです。数字ほど優勢ではなかったと言えるでしょう。
試合は鹿児島のペースで進んでいましたが、37分に岡本選手のトラップミスからボールを奪われ、田口選手の見事なヒールシュートで同点に追いつかれました。この失点は試合の流れを大きく変えました。
さらに、千葉は野嶽選手を意図的に狙っていました。右サイドからの斜めのロングパスが効果的で、千葉の3トップが幅を取り、野嶽選手のスペースを狙って攻撃を展開しました。また、鹿児島の両ウィングも厳しくマークされ、突破が難しい状況が続きました。河辺選手も厳しいマークに遭い、突破を試みるもファウルで止められることが多かったです。千葉の落ちないプレス強度
後半になっても千葉のプレス強度は落ちず、鹿児島は1点リードされてからも有効な攻撃を仕掛けることができませんでした。千葉の選手は体が大きく、プレスを掛ける距離も近く、隙を見つけてはボールにアタックしてきました。ドリブルにも諦めずに追いかけ、体を寄せてボールを奪う場面が多々見られました。
後半の失点シーンではメンデス選手と外山選手のミスマッチが明らかでした。体格差があり、1対1の状況で押し返されてヘディングシュートを決められました。PA内での防ぎようがなく、これも試合の流れを決定づけました。
試合全体を通して、千葉の守備強度が高く、鹿児島の攻撃は苦戦しました。千葉はフィジカル面で優れているだけでなく、技術と戦術理解度も高く、昇格争いをしているチームの実力を見せつけました。浅野監督就任後、初の黒星
浅野監督就任後、初の黒星となりましたが、負けないチームはありません。問題は次の試合にどう対応するかです。高い守備強度の相手を崩していくことが上位チームと戦う上で重要です。負けたからといって全てがダメだったわけではなく、できた部分も多くありました。次の試合に向けて、できなかった部分を修正し、さらなる成長を期待したいです。
ライター:仙太郎
東京都でU12指導者歴12年。C級コーチライセンス、4級審判員保持。
指導者目線の独特なレポートをSNSやQolyで発信中。
X : @FB_sentaroh
note: @papafootball
https://note.com/papafootball
2024年07月05日 07:10
ポルトガル1部のアロウカは「バイエルン・ミュンヘンからMF福井太智を獲得した」と公式発表した。
2024年07月05日 07:05
フランス代表の一員としてEURO2024に参加中のFWキリアン・エンバペが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの対戦について言及した。4日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
今大会の優勝候補と謳われているフランス代表は、初戦でオーストリア代表を下し、続くオランダ代表戦とポーランド代表戦を引き分けグループステージを2位通過。ラウンド16ではベルギー代表を破ってポルトガル代表との準々決勝に駒を進めた。ベスト4進出をかけた一戦を前にエンバペは記者会見へと出席。自身にとって幼い頃からの“アイドル”であるC・ロナウドとの対戦となるが、「僕は常に尊敬の念を抱いてきたんだ」と憧れを強調した。
また、今では連絡を取り合う仲であると明かし、「彼はいつも僕にアドバイスをしてくれるし、何が起きているのか常に把握しようとしてくれる。彼と対戦することは、彼がサッカー界で成し遂げてきたことを考えると名誉なことなんだ」とコメント。一方で、「その前に何が起ころうと、その後に何が起ころうと、彼は常にサッカー界のレジェンドだ」と述べつつ、「でも、もちろん勝って準決勝に進みたいね」と意気込んでいる。
なお、両者による代表での最後の対戦は2021年に開催されたEURO前回大会のグループステージ第3節。当時はC・ロナウドが2ゴールをマークしたが、エンバペは無得点となっており、2−2のドローで終了した。
2024年07月05日 07:04
日本代表MFの相馬勇紀が、内田篤人氏が、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。日本代表戦士について語った。
内田氏から「日本代表で一番サッカーが上手いのは?」というお題を振られた相馬は、キャプテンのMF遠藤航の名前を挙げ、「代表で一緒にやっている時に、(真似をして)実践するようになった」という技術を明かした。
「リバプールでもボールをたくさん奪って、取られずにパスを出してすごいプレーをされてると思うんですけど、ボールを触るというより、身体と身体の肉弾戦をした後にボールを触るんですよ」
【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!
27歳のサイドアタッカーは「1回、自分が持っている時に、ボールをつつきに来るというよりは、身体でぶつかってきて、その後にボールを持って行くみたいな。だからボールを取れるし、次のプレーに行けるんだなって分かって、すごく参考にさせてもらってます。自分のプレーに活きてるなと思います」と続けた。
ボール奪取の達人から、学んだこと少なくなかったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 06:50
毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は日本代表選手の相馬勇紀がゲストとして出演し、ポルトガルリーグのカーザ・ピアで過ごした2シーズンを振り返っていた。
相馬勇紀といえば、鹿島アントラーズ時代から「ドラミちゃん」というあだ名が付けられていたことで有名。それは内田篤人が呼んだものだったが、その理由は「その時が自己最高体重だったから」だったのだそう。
内田「最初会ったときはちょっとふっくらしてたんだよね。それに練習着が黄色かったんだよね。
だから『ドラミちゃんみたいだね』って言ったら、それからドラミちゃんになっちゃった」
相馬「ふっくらしてました。そこからですね」
内田「でも今はシュッとされて。これは筋肉なんだよね。みなさん安心してください。ゴリゴリの筋肉です」
相馬「あの時よりは5kgくらい減りました。あれが自分史上最大体重でした」
内田「モデルみたいに言うな(笑)ふっくらしてたんだ」
相馬「あのときは怪我していて、筋トレをして、寮の食事が美味しいのでたくさん食べていたら太って…」
海外では「自分から言わなきゃ始まらない」…内田篤人と相馬勇紀が体験した、環境に慣れるワザとは
当時期限付き移籍で加入した鹿島アントラーズのトレーニングトップが黄色かったこともあり、ふっくらした体型をしていた相馬勇紀が「ドラミちゃんみたい」に見えたのだそう。
ただそれから徐々に体重が落ち、現在では鹿島時代よりも5kgほど軽くなっているのだとか。
2024年07月05日 06:30
ブライトンは4日、「三菱重工浦和レッズレディースから日本代表FW清家貴子を獲得した」と発表した。
2024年07月05日 06:29
EURO2024でベスト8に進出したものの、厳しい批判に晒されているのが、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督だ。
とりわけアタッカー陣に豊富なタレントを擁しながら、グループステージは1勝2分けでわずか2得点。ラウンド16でも、格下のスロバキアにあと30秒で敗退というところまで追い詰められた。
そんななか、その指揮官にアドバイスを送ったのが、元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン氏だ。今年2月に韓国代表の監督を解任された59歳は、英紙『THE Sun』で次のように語った。
「(準々決勝の)スイス戦ではハリー・ケインとアイバン・トニーを前線に置いた4−4−2を使うべきだ。ガレスが同じように感じているなら監督として自分の直感を信じ、決断をためらってはいけない」
また、世論に揺らぐのではなく、変化を選ばなければならないと強調。「(スイス戦で)大物選手を1人か2人外すことになるかもしれない。しかし、その決断を下す勇気が必要だ。(英国)国内には5600万人の監督がいる。誰もが異なる決断をしたいと思っている。何事にも気を取られてはいけない」と忠告した。
【PHOTO】EURO2024を華やかに彩る各国の美女サポーターを特集!
このクリスマンを痛烈に非難したのが、韓国メディア『OSEN』だ。
アジアカップでベスト4に終わり、解任された指揮官について、「韓国での大失敗を全て忘れたのか。クリンスマンが煩わしい言葉を並べている」とこき下ろした。
「他ならぬクリンスマンだから全く説得力がない。 4−4−2のフォーメーションは彼がカタール・アジアカップで活用した戦術だが、結果的に大失敗だった。ソン・フンミンとチョ・ギュソンの2トップを稼動させたが、大きな効果は見られなかった。世論に振り回されてはいけないという話も批判に全く耳を傾けなかった彼の韓国監督時代を思い浮かべるだけだ」
同メディアは「ワンチームを作ろうとか、スタメンが固定されてはならないというアドバイスもバカバカしい。クリンスマンは選手たちの管理に失敗し、ソン・フンミンとイ・ガンインの衝突を防げす、揺れるパク・ヨンウにこだわり、キム・ジンスを排除した。ベンチメンバーも活用できず、多くの批判を受けた」と糾弾。こう締め括っている。
「皆が知るように結果は4強で脱落。韓国サッカーの黒歴史として残ったクリンスマンが約5か月後に、自分の過去はすべて消してしまい、専門家のように忠告する姿は滑稽なだけだ」
とにかく、韓国での評判はいまだに悪いようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 06:00
アーセナルは4日、ブレントフォードからレンタル移籍加入中だったスペイン代表GKダビド・ラヤについて、2024−25シーズンより同クラブに完全移籍加入することを発表した。
昨年夏、ブレントフォードからのレンタル移籍でアーセナルに加わったラヤ。当時、レンタル料300万ポンド(約6億2000万円)での加入で、買い取りオプションが付随していることも報じられていた。2023−24シーズン、“守護神”としてアーセナルの優勝争いを支えたラヤに対して、アーセナルは買い取りオプション行使を決断。イギリスメディア『スカイスポーツ』や『BBC』によると、買い取りオプションの行使に際し、アーセナルは2700万ポンド(約56億円)をブレントフォードに支払ったようだ。なお、契約期間は明かされておらず、長期契約とのみ伝えられている。
ラヤは1995年9月15日生まれの現在28歳。バルセロナの出身ながら、2012年夏に16歳でイングランドに渡り、ブラックバーンのアカデミーに加入。翌年夏にトップチーム昇格を果たすと、サウスポートへのレンタル移籍を挟み、2019年夏には当時チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)に所属していたブレントフォードへ完全移籍した。すぐさま守護神に定着し、チームのプレミアリーグ昇格に大きく貢献。ブレントフォードでは4年間を過ごし、公式戦通算161試合に出場。イギリスメディア『スカイスポーツ』の統計によると、プレミアリーグ全38試合でゴールマウスを守った2022−23シーズン、リーグ内で最高セーブ率(77%)を記録した。
前記の通り、2023年夏にアーセナルへレンタル移籍加入。シーズン開幕当初はイングランド代表GKアーロン・ラムズデールがゴールマウスを守っていたものの、高いセービング能力と確かな足元の技術を買われ、昨年9月18日に行われたプレミアリーグ第5節のエヴァートン戦(○1−0)より正守護神の座を掴んだ。以降は公式戦通算41試合でゴールマウスを守り、シーズン最終盤まで優勝争いを演じたアーセナルを最後尾から支える活躍を披露。プレミアリーグでは最少失点のGKに贈られるゴールデングローブ賞を受賞した。加えて、クラブとして7シーズンぶりに参戦したチャンピオンズリーグ(CL)でも、ラウンド16セカンドレグのポルト戦でPKを2本止めるなど存在感を放った。
また、ブレントフォード在籍時の2022年6月にはスペイン代表デビューも飾った。その後もコンスタントに招集を受け、FIFAワールドカップカタール2022でもメンバー入り。現在開催されているEURO2024でも、“ラ・ロハ”の一員として大会に参戦。これまでに国際Aマッチ通算6試合に出場している。
完全移籍加入に際し、ラヤはアーセナルを通してコメントを発表。来る2024−2025シーズンに向けて意気込みを明かした。
「グーナーとして1年間のレンタル移籍を終え、ようやくこれからの数年間は堂々とアーセナルの選手だと言える。未来がどうなるのかは常に楽しみなもの。だけど、僕は常に今を生き、ここでの日々を楽しんでいるところさ」
「ここに来ることができて夢が叶った。この1年を通して、僕に多くを与えてくれたすべてのサポートに感謝したい」
同時に、クラブを率いるミケル・アルテタ監督も、クラブを通してコメントを発表している。
「ダビドは昨シーズン、我々にとって重要な選手であることを証明してくれた。彼が正式に我々の選手となったことを嬉しく思う。彼は我々のドレッシングルームにおいても重要な存在なんだ。彼と仕事を続けられることを本当に嬉しく思っている」
「彼は昨シーズンにここで築いた強固な基盤を、これからの数年間でさらに盤石なものとしてくれるはずだ。そして、我々とともにさらなる成功を収めて、それを楽しんでくれるだろう。我々のチームには非常に才能豊かなGKが揃っている。GKチームのような、固い絆のつながりを見るのが私は大好きだ」
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2024年07月05日 05:56
レアル・ソシエダの久保建英は7月4日、古巣であるFC東京のトレーニングに参加した。
この様子は、スペインでも注目され、複数のメディアが報道している。
ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は「クボがFC東京でトレーニング」と見出しを打ち、「日本人はソシエダのプレシーズンが始まる7月11日を待たずに、Jリーグで現在8位のチームで準備を始めるのを決めた」と伝えた。
「タケ・クボは次のシーズンを稲妻のように始めたいと考えている。レアル・ソシエダのウインガーはプレシーズン開始予定日である7月11日まで待ちきれず、すでに日本の首都のクラブである東京FCでトレーニングを行なっている」
【画像】FC東京の練習に参加した久保建英が長友佑都らと豪華6ショット
また、大手紙『Mundo Deportivo』は「休暇中でもクボは止まらない」と題した記事を掲載。「ラ・レアルの日本人ストライカーは、厳しいシーズンを終えて母国で数日間の休息を楽しんでいる。実際のところ、タケは来週の木曜日、素晴らしいリズムでプレシーズンを始めるために、休息と身体の準備を組み合わせているのだ」と綴っている。
「ソシエダの選手が練習するチームは21試合を消化して8位だ。彼が行なっているトレーニングセッションは強度が高く、来週のスビエタでの最初のトレーニングに備えるのに良いものとなるだろう」
日本代表MFのやる気に、驚嘆しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部