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2026年02月18日 06:43
「ショウヘイはWBCでDHとして出場する。投手としては登板しない」 ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は17日(日本時間18日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で報道陣の取材に応じ、大谷翔平投手のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での起用法について語った。「ショウヘイはWBCでDHとして出場する。投手としては登板しない」と明言した。 WBCで再び二刀流・大谷が見られるかが注目されていた。フリードマン編成本部長は大谷本人と「しっかり話し合ってきた」という。 「手術明けで昨年は10月まで投げ抜き、その後すぐにまた強度の高い大会(WBC)に出るというのは負荷が大きい。そして我々としては今年も10月まで戦う構想がある。その中でショウヘイは投手として大きな役割を担う必要がある。さらに彼自身も今後8年は投げ続けたいし、我々もそう望んでいる。そうした全てを考慮した上での判断だ」 WBC登板回避となったことについて、大谷は13日(同14日)に言及。「去年も後半からしか投げてないですし、まずは1年間回って投げた後に、タイミングがくれば。僕も含めて違ったんでしょうけど。やっぱり今の段階では難しいのかなと。納得はしてますね」と話していた。フリードマン氏は大谷との話し合いについて、こう明かした。 「彼も理解してくれた。競争心の強い彼としては完全に納得というわけではないでしょうが、理解はしてくれました。今後も投球プログラムは継続しますが、試合では投げない。日本にいる間のオフ日に何ができるかを見ながら、大会後にこちらのローテーションにできるだけ早く組み込む予定だ」 大谷は2023年WBCの決勝・米国戦前、当時エンゼルス側へ連絡。当初は登板予定がなかったものの、クローザーとしてマウンドへ上がり、侍ジャパンの世界一に貢献した。「試合の流れでオオタニが『投げたい』と言い出す可能性は?」。米メディアからの問いかけに、フリードマン氏はきっぱり首を振った。 「それはないと思う。日本代表とも本人とも話しているし、全員が理解している」 大谷は投手として登板しないものの、山本由伸投手を含めて、ドジャースとして制限をかけていないという。「日本代表として試合が始まれば全力で行くのは分かっている。こちらとしては、ベストな状態で送り出す準備をするだけです」と話した。 「3月は投球プログラムでしっかり状態を整え、フリーウェイシリーズでの登板も視野にいれ、その後ローテーションに入れていく。そこから先は状態や回復、負荷を見ながら調整する。シーズン後半へ向けて、昨年よりも少し強度を上げていくことになるだろう」 まずは今世紀初のワールドシリーズ3連覇へ最善の準備を進めていく。(Full-Count編集部)
2026年02月18日 09:00
ロッテの宮崎竜成が17日、巨人との練習試合で2試合連続打点となる適時打を放った。
『9番・ショート』でスタメン出場した宮崎は、松川虎生の適時二塁打で同点に追いつき、なお一死二塁の好機で、巨人・森田駿哉が投じた初球の外角のスライダーをショートとレフト前にポトリと当たる安打を放つ。判断よくスタートを切った二塁走者・松川が、3点目のホームを踏んだ。
宮崎は途中出場した14日のDeNAとの練習試合でも、2点適時三塁打を放っており、2試合連続打点となった。
◆ ストレートの対応
宮崎は「ファームのピッチャーでも150キロ超えてくるピッチャーはいるんですけど、一軍と二軍で同じ150でも違いがあったので、ただ速い球を打つのではなく、質の良い速いまっすぐを一発で捉える技術がないといけないなと感じました」とプロ1年目の昨季、プロの投手と対戦する中で、“一軍投手が投げる質の良いストレート”の対応を課題に挙げた。
「一番良いまっすぐを経験できたので、まっすぐを打ち返すイメージを持ちながら練習したいと思います」と課題克服に向きあうことを誓いオフシーズンに突入。
一冬を超えて、都城一軍春季キャンプでは、右足を上げてバットを寝かせたフォームで打っていた。これは、速いストレートに対応するためなのだろうかーー。
「バットの軌道が僕の場合、ヘッドが立っていると、寝る癖があるので、それをどうにか修正するために寝かせているというか、左肘が入りやすいような形にしています」。
ストレートの対応についても、「前は軌道的には緩いボール、変化球が得意な軌道だった。速いボールの軌道に合わせるようなスイングがしたかったので、左肘を入れるであったり、タイミングを早く取ったり試しながらやっている。それが実戦に入ってくる中で、どうなってくるかが楽しみかなと思います」と都城春季キャンプ中に明かしていた。
守備では、本職のセカンドでのレギュラーを目指すが、ここまで出場した練習試合2試合はいずれもショート。都城春季キャンプでも、「思ったより動けているな感じですね。試合の経験があまりないので、どうかわからないですけど、不安というよりかはやってみてどんな感じかなという感じですね」と、シートノックでショートのポジションに入っていた。
競争に勝つために宮崎は「バッティングで打てれば試合に出られるかなと思っているので、守備力強化というよりバッティングでしっかりアピールしていきたいと思います」と力を込めた。「まずは開幕一軍、スタメンを取れるようにキャンプ、オープン戦で頑張って行って、一軍で完走できるようにやっていきたいと思います」。2年目の今季、昨季との違いをしっかりと見せていくつもりだ。
取材・文=岩下雄太
2026年02月18日 08:41
2028年五輪は35歳「五輪に出場できる機会を得られたら」
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が17日(日本時間18日)、スプリングトレーニングが行われている米アリゾナ州グレンデールで取材に応じ、2028年に行われる五輪への思いを語った。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のインタビューで「五輪に出場できる機会を得られたら、間違いなく参戦するよ」と明かした。
3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも当初は出る予定だった。しかし、米配信サービス「KICK」の人気配信者アディン・ロス氏のチャンネルで「(出場が)出来なくなったんだ」と説明。第3子誕生の誕生予定日と重なりそうだとし、「(出産予定日が)WBC期間の真っ最中なんだ。(出産に)立ち会わなかったら、彼女に『離婚する』って言われたよ。パパ最優先。そういうことだ」と説明した。
この日、改めてベッツは出場辞退について説明。「子どもが産まれるタイミングと重なっていなければ、WBCは参戦するつもりだった。いつだって、子どもはめでたいことだからね」と話した。
2028年の五輪は35歳になるが、「Absolutely(間違いない)」という言葉を繰り返し、代表への思いを滲ませた。(Full-Count編集部)
2026年02月18日 08:00
「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座)
阪神のドラフト2位・谷端将伍内野手(21)=日大=が、フリー打撃で今キャンプ自身最多となる4本の柵越えを披露。第4クールで疲れも蓄積する時期だが「体は全然、元気なので。疲労もあるけど、しっかりケアしながら今のところできている」と頼もしい言葉を並べた。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏は「バッティングで光るものを見せている。レギュラーを奪い取るには守備の向上を」と評価した。
◇ ◇
ドラフト2位の新人、谷端のフリー打撃が目を引いた。楽天との練習試合で大飛球を放っていたが、中距離打者という印象。軸を中心にコンパクトに回転するスイングで、インサイドのボールにも差し込まれることなく振り切れていた。
バッティングで光るものを見せているだけに、レギュラーを奪い取るためには守備の向上が不可欠となってくるだろう。
「走攻守」という言葉があるが、試合に出続けるためには「打つ」と「守る」や「打つ」と「走る」といった、少なくとも3つの内で2つがセットでそろうことが必要だ。そうでなければ、試合終盤で守備固めや代走を送られてしまう。
全てを高いレベルでそろえることは容易ではないが、本当の意味でレギュラーとなっていく過程で誰もが通る道。現状の守備でも及第点ではあるが、さらなる向上を目指してほしい。
また、大山は体のキレがすごく良い。そのためバットがきちんと内側から出ている。キャンプ中盤になっても疲れを感じさせないスイングは、状態の良さを雄弁に物語っている。今季はかなり期待できそうだ。
2026年02月18日 08:00
「練習試合、広島10−1楽天」(17日、コザしんきんスタジアム)
古巣を相手に最高の“恩返し”だ。
2026年02月18日 08:00
「練習試合、広島10−1楽天」(17日、コザしんきんスタジアム)
開幕ローテ入りへ猛アピールだ。広島・玉村昇悟投手(24)が楽天戦で3回1安打無失点と好投した。石井投手コーチから指導を受けた新スライダーの手応えは十分。「石原さんにも『良い』と言ってもらえた。良かったと思います」と汗をぬぐった。
四回から出番が来た。先頭・黒川への初球。習得中の一球で見逃しのストライクを奪い、3球目には決め球として投じた。大きく描いた弧に、バットは空を切る。狙い通りだった。
この日、投じた28球中、5、6球が新スライダー。「しっかり曲がってくれる。安心して投げられる」。ドジャース・大谷が得意球にしていることでも有名なスイーパーに近い変化をする。14日のブルペンで握りなどを伝授された。大きく横に変化する球種を自在に操れるようになれば、投球の幅はぐっと広がる。
1安打こそ許したが、四球はなし。ボール先行で苦しむ場面はなかった。「丁寧に丁寧に、低めを突いて、出し入れしながら良い投球だった」と新井監督。速いテンポで攻撃のリズムをつくったマウンドさばきは、長い回を投げ抜くためには欠かせない要素だろう。
右打者に対しての内角直球が、次回登板へのテーマになる。左腕は「もう一つ、投げ切ることができたら、また幅が広がる」と前を向いた。開幕ローテ争いを勝ち抜くため、強く腕を振り抜く。
2026年02月18日 08:00
「練習試合、広島10−1楽天」(17日、コザしんきんスタジアム)
広島が17日、今年2戦目の対外試合となる練習試合・楽天戦(コザ)に臨み、17安打10得点で大勝した。今年から捕手に再挑戦している二俣翔一内野手(23)が3安打3打点の大暴れ。ドラフト1位・平川蓮外野手(21)=仙台大=も3安打をマークした。新井貴浩監督(49)は若手野手のアピール合戦に手応えをにじませた。新井監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−2戦連続で2桁安打。若手のアピールはどう映るか。
「昨年よりもね、高いレベルで競争できていると思います。昨年1軍を経験した若い選手と、また新しく加わったルーキーたちとすごくいい競争ができていると思う」
−辰見は持ち味の足だけでなく、打撃も光った。
「実戦映えする選手だなと思います。走塁はもちろんだけど、打撃に関しても実戦で映える選手かなと思います」
−投手は玉村が3回無失点で光った。
「丁寧に低めを突いて、また出し入れもしながら、いいピッチングだったと思います。(先発の)高にしても先頭初球ホームランはあったけど、直球の力自体はあったと思う。それ以降に投げたピッチャーもみんなよかったと思います」
2026年02月18日 08:00
「広島2軍春季キャンプ」(17日、日南)
今年から育成契約となった広島・河野佳投手(24)が、中崎の教えを胸に春季キャンプで練習に励んでいる。今オフも自主トレを共にし、練習姿勢などを学んだ。投球や考え方の芯を持つことの重要性を説かれた右腕は、支配下登録を目指して腕を振り続けている。
河野が思い切り腕を振る。切れのある直球はミットに乾いた音を響かせる。首脳陣もうなずく速球だ。今オフ、3年連続で中崎に弟子入りし、請うた教え。それを体現するブルペンだった。
「中崎さんから『シーズンが始まったら真っすぐに絶対に困るから、今は真っすぐをどんどん投げたが良い』と言ってもらった。それが一番のアピールになるとも言われたんです」
芯を決める−。河野が今、最も大切にすることだ。入団1年目から、レベルアップするために、いろいろなことに取り組んできた。一方で、それは迷いが生じやすいという側面もあったという。
「(中崎さんは)当たり前のことをずっと継続してできる。芯があるというか。ひとつのことを、信じてやるのも良いと言われた。僕もうすうす感じていたけど、改めてその言葉を聞いて、やってみようと思いました」
リーグ3連覇時の守護神は、昨季、史上113人目の通算500試合登板を果たした。オフもほぼ毎日、ランニングなど自身で決めたルーティンをこなす姿が、グラウンドにあった。
鉄腕リリーバーの言葉で、ひとつのことに注力する重要性を感じ取り、原点回帰。「真っすぐが良くなれば、スライダーやシュートが生きてくる」。進む道が決まった。
昨季は右肩痛を発症するなど1軍登板はなし。シーズン終了後に戦力外通告を受けた。痛めた患部は問題ない。悔しさを胸に、新たに袖を通したのは、背番号127のユニホームだ。
キャンプでは、直球を磨きながらスライダーやシュートの精度向上を目指している。元来、器用で、どんな球でも自在に投げられる。その上で「どんなカウントでも、もっと自信を持って投げられるようにしたい」と力を込めた。直球と対になる球を見つけ、決め球とする構えだ。
「育成選手なので、やっぱりアピールを続けていかないといけない」
短い言葉に、熱い思いを込めた。力強い直球のように、真っすぐ、支配下登録への道を進んでいく。
◆河野佳(かわの・けい)2001年8月23日生まれ。兵庫県加古川市出身。投手。右投げ右打ち。175センチ、86キロ。小学3年でソフトボールを始める。中学は広島南シニアに所属。広陵に進学し、2年秋からエースとなり、3年春の甲子園に出場。卒業後は大阪ガスに進み、2年目には最多勝、最優秀防御率、社会人ベストナインに輝いた。22年度ドラフト5位で広島入団。昨年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約した。1軍通算成績は21試合0勝1敗、防御率5・28。
2026年02月18日 08:00
16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した館山昌平氏が、WBC日本代表の巨人・大勢について言及した。
2026年02月18日 06:50
元近鉄・太田氏が振り返る「コーちゃんフィーバー」
元近鉄投手の太田幸司氏(野球評論家)は、青森県立三沢高のエースとして、1969年夏の甲子園を大いに沸かせた。快速球で打者を封じていく甘いマスクの右腕に多くの女性ファンが注目しはじめ、1回戦、2回戦、準々決勝、準決勝と勝ち上がっていくごとに人気も急増。決勝の延長18回0-0引き分け再試合の大熱投で「コーちゃんフィーバー」と呼ばれる社会現象まで巻き起こした。太田氏は「旅館に缶詰めで一歩も外に出られなかった」と振り返る。
高校3年最後の夏、太田氏は青森大会からすさまじい投球を連発した。1回戦は板柳に29-0。「チームのモットーは“どんな相手でも全力でぶつかる。絶対手を抜かない”」。その結果でもあった。5回コールドで完全試合(参考記録)、アウトの多くが三振で「後ろから『打たせんかい、暇でしかたないわ』みたいな冗談まで出た。バットに当たってファウルチップになっただけでスタンドがワーと沸いていました」というほどの猛烈スタートだった。
太田氏の勢いは止まらない。3-0で勝利した青森大会準決勝の弘前戦では16奪三振のノーヒットノーランを達成した。盛岡市営球場で行われた青森上位2チームと岩手上位2位チームが争う北奥羽大会準決勝の一関商工戦では11奪三振、1安打完封で5-0。弘前実との青森県同士の対決となった決勝は初回に1点を先行されたが、以降はゼロに封じて3-1で勝ち、1968年夏、1969年春に続いて甲子園出場を成し遂げた。
「北奥羽大会は、青森県で開催するときは青森のチームが勝って、岩手県でやるときは岩手のチームが勝つというのが、ずっと続いていたんですけど、僕らは敵地で代表になった。まぁ決勝が青森同士になりましたからね。当時、弘前実は僕らの最大のライバルだった。先に点を取られて、あれが一番苦しい試合だったかな。周りは甲子園に出て、さあどこまで行くんだ、みたいに見られていたから、自信はあっても絶対勝たなきゃいけないプレッシャーも結構ありましたね」
つかんだ3度目の甲子園。過去2回はいずれも2回戦敗退に終わっており、まずは2回戦突破が目標だったという。1回戦は大会第4日(8月12日)の第2試合、相手は大分商(中九州)だった。「大分商の得能がいい左ピッチャーでね、厳しい試合だった。ウチの打線は右バッターばかりなのに左ピッチャーが苦手だったしね」。6回に2点を先制し8回に追いつかれたが、延長10回の末、3-2でサヨナラ勝ちを収めた。
「あの時は暑かったなぁ。終盤ちょっとバテました。2回戦の壁を破ろうというのがあったから、まず1回戦は絶対勝たなくちゃいけない。そのプレッシャーもありました。逆に言うと1回戦を苦労しながらも勝ったことで、何か吹っ切れたというのがありました」。それが2回戦につながった。大会第6日(8月14日)第3試合で明星(大阪)に2-1で勝利した。勝ち上がるたびに女性ファンが増加「外に出られなかった」
「(春の)選抜は2回戦で浪商に負けたから、また大阪の学校が相手。明星だって過去に(1963年夏の甲子園で)優勝したこともあるし、やばいなぁとか言いながらね。それもまた1点差ですもんね」。大会第8日(8月16日)準々決勝は第2試合で平安(京滋)と激突した。「次の平安には、のちに(1969年ドラフト2位で)広島に入った渋谷(通)がいた。1本足打法のね。彼に屋根に届くほどの、ひとつ間違ったらどこまで飛ばされるんだろうってファウルを打たれてねぇ。すごい迫力だった。その試合もまた2-1だったんですよねぇ」。
大会第9日(8月17日)の準決勝は第2試合で玉島商(東中国)と対戦して、3-2とまた1点差の勝利となった。「玉島商に勝って“おいおい、えらいことだな、決勝まで来ちゃったよ、どうしよう”みたいな感じでした。今の子だったら“よっしゃー、優勝だぁ!”とか言うんだろうけど、そういうのは全然なかった。“決勝だから、かっこ悪い試合はできないなぁ”みたいな。そんなに変な力みも全くなかったですね」。
そこまでの4試合はすべて完投。しかも1回戦の後、中1日で2回戦、また中1日で準々決勝、連投で準決勝、そして3連投で決勝、さらには4連投で決勝再試合に向かっていくわけだが……。「自分の調子はどんどんよくなりましたよ。(1回戦の)大分商の時が一番しんどくてバテたかな。(青森大会前の)合宿とかでは1日500球くらい投げていましたしね。決勝の18回のときも後半の9回の方がよかったくらい。さすがに決勝の2日目はバラバラだったけどね」。
同時に、勝ち上がっていくたびに女性ファンが増加していった。「それまでの甲子園では、ちょろちょろ外出もしていたけど、3年の夏は、旅館に缶詰めで、一歩も外に出られなかった。でも新聞とか、そういうのも一切、見せてくれなかったんですよ。だから世の中のことはよくわかっていなかった。甲子園にバスで着いて球場入りするとき、試合ごとにファンの数が多くなって“なんかすごいことになっているな”って、そんな感じで見ていたんですけどね」。
そして伝説の決勝戦で「コーちゃんフィーバー」がさらに過熱する。三沢高のエースから甲子園のアイドル球児へ。太田氏は一気に全国区の超人気者になっていった。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年02月18日 06:43
「ショウヘイはWBCでDHとして出場する。投手としては登板しない」
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は17日(日本時間18日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で報道陣の取材に応じ、大谷翔平投手のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での起用法について語った。「ショウヘイはWBCでDHとして出場する。投手としては登板しない」と明言した。
WBCで再び二刀流・大谷が見られるかが注目されていた。フリードマン編成本部長は大谷本人と「しっかり話し合ってきた」という。
「手術明けで昨年は10月まで投げ抜き、その後すぐにまた強度の高い大会(WBC)に出るというのは負荷が大きい。そして我々としては今年も10月まで戦う構想がある。その中でショウヘイは投手として大きな役割を担う必要がある。さらに彼自身も今後8年は投げ続けたいし、我々もそう望んでいる。そうした全てを考慮した上での判断だ」
WBC登板回避となったことについて、大谷は13日(同14日)に言及。「去年も後半からしか投げてないですし、まずは1年間回って投げた後に、タイミングがくれば。僕も含めて違ったんでしょうけど。やっぱり今の段階では難しいのかなと。納得はしてますね」と話していた。フリードマン氏は大谷との話し合いについて、こう明かした。
「彼も理解してくれた。競争心の強い彼としては完全に納得というわけではないでしょうが、理解はしてくれました。今後も投球プログラムは継続しますが、試合では投げない。日本にいる間のオフ日に何ができるかを見ながら、大会後にこちらのローテーションにできるだけ早く組み込む予定だ」
大谷は2023年WBCの決勝・米国戦前、当時エンゼルス側へ連絡。当初は登板予定がなかったものの、クローザーとしてマウンドへ上がり、侍ジャパンの世界一に貢献した。「試合の流れでオオタニが『投げたい』と言い出す可能性は?」。米メディアからの問いかけに、フリードマン氏はきっぱり首を振った。
「それはないと思う。日本代表とも本人とも話しているし、全員が理解している」
大谷は投手として登板しないものの、山本由伸投手を含めて、ドジャースとして制限をかけていないという。「日本代表として試合が始まれば全力で行くのは分かっている。こちらとしては、ベストな状態で送り出す準備をするだけです」と話した。
「3月は投球プログラムでしっかり状態を整え、フリーウェイシリーズでの登板も視野にいれ、その後ローテーションに入れていく。そこから先は状態や回復、負荷を見ながら調整する。シーズン後半へ向けて、昨年よりも少し強度を上げていくことになるだろう」
まずは今世紀初のワールドシリーズ3連覇へ最善の準備を進めていく。(Full-Count編集部)
2026年02月18日 06:12
巨人-ロッテの練習試合は3-3の引き分け
巨人とロッテの練習試合が17日、那覇で行われて3-3の引き分けに終わった。両チームのルーキーも活躍するなど見どころの多いゲームだったが、ファンはロッテに“違和感”を覚えたようだ。
この日は巨人が白のホームユニホームを着用。一方のロッテは普段の黒のビジターユニではなく、グレー基調のもので、巨人のビジターユニと酷似していた。
ファンからも「紅白戦かと思った」「ロッテが巨人のビジユニに見えちゃう」「紅白戦やってるのかと」「あれ……巨人はどっちだっけ?」「ロッテのユニが巨人のビジユニに見える笑」「ロッテのユニ!! 変わったね」などと驚きの声が寄せられた。
ロッテは1月に2026年から着用するユニホームを発表した“TRINITY”(三位一体)をデザインコンセプトに、ホームとビジターだけでなく3種類目の「オルタネート」も導入。そして今回着用したのが、まさに新たに生まれた新ユニホームだった。1995年から1999年までのビジター用を彷彿とさせるようなデザインで、偶然にも巨人との対戦だったことで、反響が増えたようだ。(Full-Count編集部)
2026年02月18日 06:00
「練習試合、広島10−1楽天」(17日、コザしんきんスタジアム)
打ちまくりじゃ〜!広島が17日、今年2戦目の対外試合となる練習試合・楽天戦(コザ)に臨み、17安打10得点で大勝した。
2026年02月18日 05:01
「侍ジャパン強化合宿」(17日、宮崎)
阪神・佐藤輝明内野手(26)は18日に行われるライブBPに向け、着々と準備を進めた。フリー打撃では33スイング中、バックスクリーンへの3発を含む5本の柵越えを披露。その後の個別練習では木の花ドームへ向かい、今合宿で初めて特打を行った。「しっかりいい球を見て、慣れていきたいなと思います」とすっかり実戦モードだ。
14日には松井秀喜氏から助言を受け、「元タイガースファンって言ってたので、頑張りたいなっていうそれだけです」。この日は渡辺謙からもエールを送られた。「『頑張れ』って言ってもらったので、頑張りたい」とまた一つ大きな励みとなった。
ロッキーズ・菅野、エンゼルス・菊池も今合宿中のライブBPに登板する可能性がある。佐藤輝は「しっかり与えられるところで頑張りたい」と本番へ向けて実戦を重ねていく。
2026年02月18日 05:01
「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座)
阪神の伏見寅威捕手(35)が17日、藤川球児監督に捕手としての姿勢を絶賛された。新加入ながら前のめりに取り組む扇の要が、指揮官には頼もしく見えていた。
活気がある宜野座のブルペンでひときわ大きな存在感を放っていた。工藤に対して、ひと工夫。ひと声かけてから球を受け始めると、途中に何度も会話をはさみ、確認しながらリードした。大竹に対しても同様だった。投球終了後には約5分間の話し合い。春季キャンプ中に何度も目撃されている光景だった。
指揮官もこの姿に目を細める。「経験から来るものだと思いますよ。3球団目ですから。チームに対するアプローチのかけ方は非常に優れていますよね」とたたえた。捕手というポジションの性質上、コミュニケーション能力は必須。プレーでも姿勢でもチームを引っ張っていく。
2026年02月18日 05:01
「侍ジャパン強化合宿」(17日、宮崎)
阪神の坂本誠志郎捕手(32)が、ブルペンで本番を想定した投球練習の女房役を務めた。ダルビッシュの提案により、第2クール初日からブルペンでは打者を想定した投げ込みがスタート。投手だけではなく、捕手も受けるだけではいけない。
投手によってサインの主導権は変わるが、普段の構えから思いを伝達することは重要。どこまで高めなのか、低めなのかは「試合の時に構え方で伝わることもある」。サインがピッチコムでの伝達になるからこそ、ジェスチャーや細かいしぐさが鍵を握る。
この日は伊藤の球を初めて受けた。投球後には入念なコミュニケーションで意思疎通。「投げる球がすごいのはわかっている。それをどうやって引き出すか、なので」。本格的な実戦が近づく中で、ブルペンも緊張感が高まってきた。