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2026年04月12日 09:21
98.9マイルのフォーシームを安打にする場面もあったが… 異変なのか、それとも――。ホワイトソックスの村上宗隆内野手は11日(日本時間12日)、敵地でのロイヤルズ戦に「2番・一塁」で先発出場したが、3打数無安打1四球2三振。直近20打数はわずか1安打と苦しみ、打率も.167とらしくない数字が並ぶ。一方で、危惧されていた“弱点”が顕在化したとも言える。 村上は2022年にヤクルトで3冠王を獲得し、日本最強打者としてNPBに君臨した。昨年は故障の影響で56試合出場にとどまったものの、22本塁打をマーク。そのパワーは健在だったが、脆さも同居していた。 三振率は2019年の31.0%から改善傾向にあったとはいえ、2024年は29.5%、昨年も28.6%と依然として高水準。バットに当たらなければ、そのパワーを発揮することはできない。メジャー移籍に際しても米メディアは確実性の低さを繰り返し指摘し、契約は2年3400万ドル(約53億円)と、当初の予想を下回る形での決着となった。 “逆風”の中で迎えた開幕。村上は批判を振り払うかのようにアーチを量産した。メジャーデビュー戦で1号を放つと、そこから3試合連発。メジャー史上4人目の記録を打ち立てた。しかし、開幕から10試合前後を境に、その打棒はぴたりと止まる。何が起きたのか。ここまでの安打内容に、そのヒントが見える。 メジャー初安打となった1号は90.5マイル(約145.6キロ)のカットボール。2号は91.8マイル(約147.7キロ)のフォーシーム、3号は93.2マイル(約149.9キロ)のカットボール、4号は93.9マイル(約151.1キロ)のシンカーだった。本塁打以外はすべて単打。3日(同4日)のパドレス戦では、ディラン・シーズ投手の98.9マイル(約159.1キロ)のフォーシームを逆方向へはじき返す場面もあった。 ただし、「150キロ以上のフォーシーム」に対しては、いまだ長打がない。10日(同11日)時点で、この球速帯のフォーシームに対する打率は.111。三振率17.2%と結果を残せていない。この日のロイヤルズ戦でも、第1、第2打席は変化球でかわされ、第3打席はカウント0-2から94.6マイル(約152.2キロ)のフォーシームに空振り三振を喫した。 ここで見えてくるのは、「打てない」のではなく「打てる球種・球速が限定されている」という構図だ。メジャーの投手たちはその“範囲”を正確に把握し、そこを外さない。結果として、村上は自分の土俵で勝負させてもらえていない。 「村上は150キロ以上が打てない」――渡米前から指摘されていた課題が、開幕ダッシュの後に現実として浮かび上がってきた。データ分析が進むメジャーリーグにおいて、弱点は“突かれる”のではなく徹底的に“突き続けられる”。この環境で求められるのは時間ではなく適応力だ。ここを乗り越えられるかどうかが、日本最強打者の真価を測る分水嶺となる。(新井裕貴 / Yuki Arai)
2026年04月13日 08:00
「中日0−3阪神」(12日、バンテリンドーム)
阪神が中日に3連戦3連勝し、今季初の4連勝とした。高橋遥人投手(30)が5安打に抑え、今季登板3試合で2度目の完封勝利と無双状態。4月までに2完封の左腕は1969年の江夏豊以来、57年ぶりの快挙だ。相手の高橋宏斗投手(23)との“高橋対決”も2戦2勝。チームは対セ・リーグ一回りを終え、11勝4敗で貯金も今季最多更新の7。14日からは甲子園で巨人を迎え撃つ。デイリースポーツ評論家の藤田平氏は「高橋は今の阪神先発陣では最も安定感がある」と称賛した。
◇ ◇
高橋は非の打ちどころのない投球だった。真っすぐは球威もキレも抜群で、打者にすればスピードガンの球速以上の速さを感じていたのではないか。どの打者もタイミングが取れていなかった。振ろうとする準備ができた時には、すでに近くまでボールが来ているから、みんな振り遅れ。バットに当てたとしてもファウルにしかならない。
加えて変化球も素晴らしかった。低めにきっちりと制球されており、空振りやファウルで早めに追い込んで、常に有利なカウントで勝負できていた。右打者の内角へのスライダー、チェンジアップもよく決まり、バットに当てさせなかった。
120球以上を投げたが、最後まで球威も落ちることなく、スタミナも抜群。むしろ尻上がりに球の走りが良くなり、六回以降の4イニングで7個の三振を奪った。
プロ入り後は肘を痛めて苦しい時期も経験したが、もともと力のある投手。肘の不安もなくなり、本来の力を発揮している。今の阪神先発陣では最も安定感がある。どこまで勝ち星を伸ばしていけるか楽しみだ。
2026年04月13日 08:00
「中日0−3阪神」(12日、バンテリンドーム)
阪神が中日に3連戦3連勝し、今季初の4連勝とした。高橋遥人投手(30)が5安打に抑え、今季登板3試合で2度目の完封勝利と無双状態。4月までに2完封の左腕は1969年の江夏豊以来、57年ぶりの快挙だ。相手の高橋宏斗投手(23)との“高橋対決”も2戦2勝。チームは対セ・リーグ一回りを終え、11勝4敗で貯金も今季最多更新の7。14日からは甲子園で巨人を迎え撃つ。
◇ ◇
今季3登板目で、早くも2度目の完封勝利を成し遂げた高橋。怒濤(どとう)のスタートダッシュを決めている左腕は、昨年から登板前の食事にある工夫を加えていた。
元々は体が重くなることを懸念し、あまり量をとらず、軽食で済ませていた。ただ、試合中にエネルギー切れを起こしていることを実感したという。「おなかが減ってるとダメだなと思ったんです。それからは試合前もご飯をおかわりするようになりました」。もちろん登板日の体調にもよるが、しっかりとパワーを蓄えてからマウンドに上がっている。
この日も「尻上がりに良くなった。疲れている中でも強いボールがいっていた」と終盤になってもエネルギー切れを起こさず。“おなかいっぱい効果”が、好調の要因なのかもしれない。(デイリースポーツ・滋野航太)
2026年04月13日 07:24
日本ハムと中日は12日、日本ハムの杉浦稔大投手が金銭トレードで中日に移籍すると発表した。
杉浦は日本ハム球団を通じて「ファイターズファンのみなさん、約9年間、たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました。地元の球団でプレーできた時間は貴重なものでしたし、マウンドにいる時に聞こえてくるファンの声援が、とても力になりました。チームメートや球団のすべての方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今回のトレードは自分にとってチャンスだと思っています。ドラゴンズで一日でも早くチームの戦力となり勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメント。
杉浦は13年ドラフト1位でヤクルトに入団。17年途中に日本ハムへトレードで移籍し、21年には抑えを務め、56試合に登板して3勝3敗28セーブ、防御率2.96の成績を残した。今季はここまで一軍登板がなく、ファーム・リーグでは5試合に登板して、防御率0.00だった。
2026年04月13日 07:20
西武の滝澤が好守で勝利に貢献
■西武 2ー1 ロッテ(12日・ベルーナドーム)
ダイナミックな美技に球場が騒然となった。
2026年04月13日 06:33
3回にラッシングがABS要求→失敗、キムも要求→失敗
【MLB】ドジャース ー レンジャーズ(日本時間13日・ロサンゼルス)
ドジャースは12日(日本時間13日)、本拠地でのレンジャーズ戦に臨んだ。大谷翔平投手が初回先頭打者アーチを放って先制。しかし逆転を許して迎えた3回。LA実況席が思わず苦言を呈する場面があった。
今季3度目の先発となった佐々木朗希投手が初回先頭から2者連続で走者を許すも、どうにか凌いで無失点に抑えた。その直後、大谷がジェイコブ・デグロム投手から豪快な一発。2試合連続の5号先頭打者弾で幸先良くドジャースが先制した。
しかし3回に佐々木が2失点で逆転を許した。その裏の攻撃だった。無死一塁で打席のキム・ヘソン内野手はカウント2-2からの5球目、ストライク判定に「ABS」チャレンジを要求した。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるスティーブン・ネルソン氏は少し驚きながら「キムがチャレンジをしますね! ドジャースに残るチャレンジの権利はあと1回です」と伝えた。
果たして結果はストライク。ネルソン氏は「うーん……これは……」と失望した様子。「この状況でキム・ヘソンがチャレンジするのはいい判断ではありません。ドジャースはこの試合、ABSチャレンジの権利を失いました」と話した。実は3回の佐々木投球時、満塁のピンチでデュランの1球を巡ってラッシングがチャレンジを要求していた。これにも失敗しており、ドジャースは2回ある権利を早くも失った格好だ。
地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「チャレンジ権が2回では不十分だ。まだ3回だというのに、ドジャースはすべてのチャレンジを使い果たしてしまった。キムは、あの場面で三振を受け入れるしかなかったのだ」と言及。試合終盤になればなるほど、1球の判定が重くなるだけに、序盤で権利を失ったことに肩を落としていた。(Full-Count編集部)
2026年04月13日 06:30
◆ 「名手がミスをしてしまうとあれだけ言われてしまう」
西武が延長戦を制した。1点を追う9回、仲三優太が四球で出塁すると、代走に滝澤夏央が送られる。さらにロッテ捕手・松川虎生のパスボールで二塁へ進塁すると、源田壮亮の中前打で一気に生還し、土壇場で同点に追いついた。延長戦に突入した10回には、林安可がサヨナラ本塁打を放ち、試合を決めた。
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では源田の劇的同点打を取り上げた。先日の失策を取り返すような一打について、大矢明彦氏は「長い間プレーしているとミスもある」とコメント。これに同調した辻発彦氏は「ずっと言っているが、滅多にエラーをしない選手がミスをしてしまうとあれだけ言われてしまう。昨日はファインプレーの連続で今日もこの一打じゃないですか。やはり持っている選手ですよ」と称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年04月13日 06:20
オリックスは打線が沈黙し、無得点で敗戦を喫した。先発のジェリーは6回1失点と試合をつくったが、8回に登板した古田島成龍が3点を失い、試合の行方を決定づけられた。
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では勝敗を分けた8回の攻撃に焦点が当てられた。先頭の森友哉が出塁して無死一塁としたものの、続く紅林弘太郎は3球目のフォークを引っかけ、二ゴロ併殺打に倒れた。
この場面について、解説の辻発彦氏は「作戦はどうだったのか」と疑問を呈し、「打者としてはランナーを進めなければという意識になる。三振でも併殺でも構わないぐらいの割り切りを持って打席に立てたかどうか。ほんの少しの迷いというか思い切りが足りないような打席に見えた」と振り返った。
一方、坂口智隆氏は打者の視点から「ノーサインのときはなかなか難しい」と語った。これに同調した大矢明彦氏も「監督から三振でも併殺でも良いから打ってこいという指示があると楽になるんですが。色々と考えてしまうんですよね」とコメントし、状況判断の難しさを指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年04月13日 06:10
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説陣が低調の続く巨人打線について言及した。
2026年04月13日 06:00
「広島5−6DeNA」(12日、横浜スタジアム)
広島が痛恨の逆転負けを喫して3連敗となった。これで借金も2に拡大。一時は4点をリードするも七回に先発・床田寛樹投手(31)と2番手・森浦大輔投手(27)が2人合わせて4点を失い、試合をひっくり返された。今季7敗目にして七回以降の逆転負けは早くも4度目。新井貴浩監督(49)は継投の場面について言及し、森浦の起用法などを再考する可能性を語った。
ダメージの大きな敗戦が積み重なっている。左翼席を赤く染めた鯉党は沈黙。DeNAファンの歓声を背にカープナインは力なくベンチ裏へと引き揚げていった。勝利への道筋はもろく、瞬く間に打ち砕かれた。勢いづいた相手に対抗する術はなく、厳しい現実をまたしても突きつけられた。
4−2で迎えた七回2死から悪夢が広がった。テンポ良く腕を振っていた先発・床田がドラフト3位・宮下(東洋大)に一発を被弾。1点差に詰め寄られると、続く蝦名に二塁打を浴びたところでベンチは継投を決断した。
新井監督は「球数にはまだ全然余裕があったけど、何かあったらすぐ行けるように、ブルペンにも準備するように言っていたので」と説明。床田は降板時で65球だったが、「序盤から変化球が高かった」という投球内容も考慮して早めに動いた。しかし、2番手・森浦が勝又に左翼線に落ちる同点適時二塁打を食らうと、代打・度会に決勝の勝ち越し2ランを献上。わずか数分で4点を奪われ、のみ込まれていった。
結局、床田は6回2/3を7安打4失点。今季は自身初の開幕投手を務めたものの初星が遠く、「これだけ点をもらって勝てないってなったら、自分のせいかなとは思いますね」と責任を背負った。
森浦は2敗目となり、「準備はいつも通りできていた。その結果、打たれてしまったので…」と肩を落とした。守護神として臨んだ今季だが、2日・ヤクルト戦(神宮)と4日・阪神戦(マツダ)でセーブに失敗し、チームも敗戦。この日も厳しい結果となり、新井監督は「ちょっと本人もしんどいと思うから、そこはいろいろまた考えていきたい」とコメントし、起用法などを再考していく可能性をちらつかせた。
これで七回以降に逆転されての敗戦は今季4度目となった。攻撃面では4番に好調のモンテロを据えるなどの打線組み替えが奏功。四回までに4得点をあげ、快勝ムードも漂っただけに、もどかしさが募る。14日からは敵地で中日との2連戦に臨む。開幕カードで3連勝した相手から、白星を重ねて勢いを取り戻す。
2026年04月13日 05:24
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間12日、本拠地でのレンジャーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で2戦連発となる5号本塁打を放った。
サイ・ヤング賞2度の右腕デグロムをいきなり捉えた。1回裏の第1打席の初球、内角へ投じられた97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームを振り抜くと、打球速度108.3マイル(約174.3キロ)、飛距離374フィート(約114メートル)の大飛球が右翼スタンドに着弾。2試合連続となる先頭打者アーチで貴重な先制点を挙げた。
この本塁打により、日本人最長記録の連続試合出塁を46試合に更新。今季初勝利を目指す先発の佐々木朗希を援護した。
2026年04月13日 05:01
「ファーム・西地区、広島4−3阪神」(12日、佐伯総合スポーツ公園野球場)
ついに飛び出した。阪神・ディベイニーが来日初本塁打となる今季1号。13日が29歳の誕生日の助っ人が自ら“前祝い”の祝砲を放った。
絶好球を逃さず一閃(いっせん)した。二回1死で迎えた第1打席、相手先発右腕・河野と対峙(たいじ)した3球目だった。「甘いボールを良いスイングで捉えることができた」。カーブを引っ張った打球が左翼フェンスを越えたのを確認すると、悠々とダイヤモンドを一周した。ベンチでナインに祝福され、うれしそうに笑顔を見せた。
ようやく出た一撃は誕生日前日に生まれた。「誕生日近くで打てたことが本当にうれしい」と満面の笑みで喜びを表現。記念の一発は29歳に持ち越さなかった。
ただ、反省も忘れない。2打席目以降は凡退。1点を追う八回には2死二、三塁と一打逆転の好機で空振り三振に倒れた。「自分が目指す状態にはまだ遠い」とまだ道半ば。平田2軍監督も「あとは打ち損じをいかに減らせるか」と課題を示した。異国の地で一つ年を重ねた助っ人は、真価を発揮するために状態を上げていく。
2026年04月13日 05:01
阪神の坂本誠志郎捕手(32)が12日、出場選手登録が9年に達して海外FA権の取得条件を満たした。
2026年04月13日 05:01
「日本ハム7−11ソフトバンク」(12日、エスコンフィールド)
日本ハムは今季初の2桁失点で、ソフトバンク戦は2002年以来24年ぶりの開幕5連敗。それでも新庄監督は「大丈夫、大丈夫。何の問題もない。紙一重です」と明るく振る舞った。初回に3点を先制されながら、連打で一度は逆転。「打線は悪くない。このまま続けてもらって」とうなずいた。
日本通算100勝目を目指した先発の有原は5回6失点。古巣に2試合連続で黒星を喫した。右腕は「逆転してくれたので、何とか粘って投げなきゃいけない」と反省。指揮官も「初回から三回まで点を取られることが多い。次回から(序盤)はワンテンポ早く投球してもいいかな」と注文を付けた。
五回にはセーフティースクイズで同点とされた。策を講じてくる王者に「意識はしてくれている」と新庄監督。まだまだ序盤。「こっちは(連敗を)意識せずに戦っていきたい」と、長いシーズンを見据えた。
2026年04月13日 05:01
「中日0−3阪神」(12日、バンテリンドーム)
狙い澄ましたように初球を振り抜いた。阪神・中野がゼロ行進の均衡を破る、決勝の先制適時打。「遥人さんが頑張って抑えてくれていたので、何とか先制点をあげたいという気持ちもありました」。二塁上でお決まりのポーズを決め、ベンチ前の高橋を笑顔にさせた。
両軍無得点の五回2死一、二塁。三回の第2打席と全く同じケースだった。「2打席目もチャンスで回ってきて、なかなか積極的にいけなかった部分があった」。前の打席は2球で追い込まれて二ゴロ。反省を生かし、腹をくくった。
マウンドで中日ナインが集まる中、決心はできていた。「あの打席は割り切って、甘い球が来たらいこうという思いでした」。高橋宏の初球カットボールを流し打って、左中間への適時二塁打。初球の成績は5打数3安打で打率・600とデータが示す通り、積極果敢なスイングが好結果を生み出した。
さえ渡っていたのは野球だけではない。この日は趣味の競馬で桜花賞が行われた。本命は「言わなくてもわかるでしょ」とニヤリ。2年前に食事をともにし、親交のある松山騎手が騎乗の1番人気・スターアニスで勝負に出たようだ。結果は快勝。中野の勝負勘は試合前から研ぎ澄まされていた。
チームは今季初の4連勝。日替わりでヒーローが誕生している。絶好調のクリーンアップの前を打つだけに、役割は理解している。「自分がつなぐかつながないかで、全然違うと思う。つなぐ意識はより持ってやっていきたい」。この日も自身の一打を皮切りに森下と佐藤輝が続き、一気に3得点を挙げた。猛虎打線は底知れない。
セ5球団との対戦が一回りし、5カード連続勝ち越しで11勝4敗とロケットスタート。バンテリンドームでシーズン初の同一カード3連戦3連勝は開場以来、初の快挙となった。中軸が注目されがちではあるが、中野も6試合連続安打。「先発投手がいいので、援護があれば気持ち良く投げられると思う」。恐怖の2番が猛虎打線の絶妙なスパイスとなっている。
◆初の全勝発進 阪神がバンテリンドームでのシーズン初の同一カードで3戦全勝したのは、97年の同球場開場以来初。18年にも3連勝スタートはあったが、このときは4月18、19日、5月18日と同一カードではなかった。なお年間を通してバンテリンでの同一カード3連戦3連勝は、17年8月18〜20日以来。
2026年04月13日 05:01
「中日0−3阪神」(12日、バンテリンドーム)
阪神・前川が好調バットで難敵・高橋宏攻略の突破口を開いた。三回、まずは左中間を破る二塁打でチャンスメーク。ここは得点にならなかったが続く五回だった。先頭で打席に立ち内寄り153キロの直球に反応。右前打から先制のホームも踏んだ。
「2本とも2ストライクから打てたので、好投手から打てて良かったと思いますね」。試合後は表情を引き締めたままで語った。「1軍投手の速い球を打てないと意味がない」。開幕を2軍で迎えた中、コツコツと課題に向き合った。努力が実った一打にも「永遠の課題。満足することなく頑張りたい」と前を向いた。
森下、佐藤輝の活躍が目立つ打線だが、限られた出場で猛アピールが続く。「結果的に2本出たので、火曜日からまた頑張りたい」と前川。中川、高寺、福島…日替わり出場で混とんとする左翼バトル。勝ち抜くために結果を積み重ねていくだけだ。